JPWO2009084624A1 - ブラインド - Google Patents

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JPWO2009084624A1
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Abstract

ブラインドのスラットの清掃及び交換を容易に行えるようにし、スラットの折れを防止し、かつ、閉鎖時におけるスラット間の隙間を解消できるようにする。各スラット11の端部に幅狭部22を設け、その両側に入隅部21を形成する。幅狭部11に固定部材70を取り付け、固定部材70の長孔34に昇降コード14を挿通させ、この長孔34の長手方向の端部近傍に当該固定部材70の表裏を貫通する一対の横条材挿通部71が形成され、ラダーコード15の縦条材15Aと横条材15Bのうち、固定部材70の下面側に配置される横条材15Bの両端が、横条材挿通部71を通って固定部材70の上面側へ出て縦条材15Aに結合される。

Description

本発明は、細長い長方形の薄板状に形成された複数のスラットと、梯子状に形成されたラダーコードとを備え、この複数のスラットをそのラダーコードで吊り下げ支持した構造のブラインドに関する。
従来から、細長い長方形に形成された薄板状のスラットが長手方向を水平にした状態で上下方向に複数配列されたベネシアンブラインドが利用されている。
ベネシアンブラインドには、長手方向がほぼ水平となるように平行配置された複数のスラットと、これらのスラットよりも上方に設けられて、当該ブラインドの最上位置に配置されるヘッドボックスと、スラットよりも下方に設けられて、当該ブラインドの最下位置に配置されるボトムレールとが設けられている。
ここで、ヘッドボックス及びボトムレールの間には、スラットを貫通して下方へ延びる昇降コードと、スラットの両方の側縁近傍を通って下方へ延びるラダーコードとが設けられている。
スラットの各々には、その両端から所定距離だけ離れた位置に、当該スラットの長手方向と略直交する方向に延びる複数の長孔が設けられている。
昇降コードは、ヘッドボックスからその下方に複数配列されたスラットの長孔を通って、ボトムレールに達している。
ラダーコードは、上下方向に延びる一対の縦紐と、これらの縦紐を連結する複数の横紐と梯子状に形成されている。換言すると、ラダーコードでは、縦紐の垂下方向に沿って複数の横紐が等間隔に配列され、これらの横紐で一対の縦紐が複数箇所で相互に連結している。
このラダーコードは、縦紐の垂下方向に沿って配列された複数の横紐で、スラットのそれぞれを支持している。そして、ラダーコードの縦紐の下端は、ボトムレールに結合されている。
そして、スラットがほぼ水平でスラット間が空いている状態で、ラダーコードの一対の縦紐のうち一方を上昇させると、その一方側に位置するスラットの側縁が上がるとともに反対側の側縁が下がり、スラットが回動を開始するようになっている。
そして、スラットがほぼ垂直となるまで、その一方側の縦紐を上昇させると、スラット間を閉鎖することができる。
一方、スラットがほぼ垂直でスラット間が閉鎖している状態で、ラダーコード一対の縦紐のうち、スラットの低い位置にある側縁に近い方を上昇させると、スラットの高い位置の側縁が下がるとともにその反対側の側縁が上がり、スラットが前述の方向とは逆方向に回動を開始するようになっている。そして、スラットがほぼ水平となるまでその縦紐を上昇させると、スラット間を開放することができる。
このブラインドでは、昇降コードをヘッドボックスの内部に取り込んで、スラットとボトムレールとを上昇させることにより、ヘッドボックスの直下に複数のスラットを重ね合わせることができる。
この状態で、昇降コードをヘッドボックスの内部から繰り出せば、スラットとボトムレールとが下降していき、窓全体にブラインドを展開することができるようになっている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2005−30084号(図1)
前述のブラインドでは、昇降コードがスラットの長孔を通っていてさらにラダーコードの横紐がスラットを下方から支持しているので、昇降コード及びラダーコードの横紐が掃除の邪魔になる。また、空中に吊り下げられた状態の薄板状のスラットに対して力を加えると簡単に変形してしまうこともスラットの清掃を困難にしている。そのため、掃除の際にはブラインドを窓から外したり、あるいは、スラットをブラインドから外したりすることも考えられる。しかし、それらの作業は著しく煩雑である。
また、スラット間を閉鎖するために、スラットを回動させていくと、ある回動角度位置に達すると、スラットの下側の端縁が昇降コードに干渉され、当該回動角度以上に、スラットを回動させることができなくなる。これにより、スラット間にわずかな隙間が生じてしまう。
このため、スラット間を完全に閉鎖できず、最大限に閉鎖した状態でもスラット間に隙間が生じてしまう、という問題がある。
そして、これにより、日光を遮るためにスラットを閉鎖しても、場合によっては、スラットの隙間から直射日光が差し込んでしまう、という問題を生じさせる。
なお、昇降コードがスラットの長孔を通っているので、スラットが変形してしまうと、その交換作業が困難である。また、スラットの変形により、ブラインドの外観が損なわれその解消も困難である。
そこで、本件出願における各発明は、上記した問題点に鑑みてなされたものであり、ブラインドのスラットの清掃を容易に行えるようにすること、スラットの中途部分に孔を設けることによるスラットの折れやすさを解消すること、スラットの交換を容易にすること、閉鎖時におけるスラット間の隙間を解消できるようにすることを課題とする。また、これらの課題に加え、スラットを開放したときでも視界を遮ることを可能にすることも課題とする。
(第1の発明)
上記の課題に鑑み、本件出願の第1の発明は、細長い長方形の薄板状に形成されるとともに、長手方向を略水平にした状態で互いに略平行に配列される複数のスラットと、これらのスラットを整列状態で吊り下げ支持するために、上下方向に延びる一対の縦条材、及び、これらの縦条材同士を連結する複数の横条材を含んで形成された梯子状のラダーコードと、前記複数のスラットを昇降させるための昇降コードと、この昇降コードを内部に導入させること及び外部へ導出することの両方が可能となったヘッドボックスと、前記複数のスラットよりも下方に配置され、前記ラダーコード及び前記昇降コードのそれぞれの端部が結合されているボトムレールとを備えたブラインドであって、
前記スラットは、長手方向における端部両側の角隅を階段状に切り欠いた形状にされた入隅部と、この入隅部の形成により、前記スラットの幅寸法から短縮されて当該スラットの幅寸法よりも小さい幅寸法を有する幅狭部とを備えたものとされ、前記スラットの幅狭部の各々には、当該幅狭部の幅寸法に対応した幅寸法を有する固定部材がそれぞれ取り付けられ、
これらの固定部材の各々は、前記スラットの長手方向と略直交する方向に延出するとともに、当該固定部材の表裏を貫通する長孔と、この長孔の長手方向の端部近傍に当該固定部材の表裏を貫通する一対の横条材挿通部とが形成されたものであり、
前記昇降コードは、前記ヘッドボックスから上下方向に配列された前記複数のスラットの各端部に取り付けられた前記固定部材の前記長孔を通って前記ボトムレールに達し、
前記ラダーコードは、前記横条材の長さ寸法が前記スラットの幅寸法よりも小さく、かつ、前記固定部材の幅寸法よりも大きくされ、 前記ラダーコードの縦条材は、前記ヘッドボックスから上下方向に配列された前記複数のスラットの各端部に形成された前記入隅部を通って前記ボトムレールに達し、
前記ラダーコードの横条材は、その途中部分で前記固定部材を支持するために、当該途中部分が前記固定部材の下面側に配置され、その端部近傍部分が前記横条材挿通部を通って前記固定部材の上面側に達して当該縦条材に結合されていることを特徴とする。
ここで、ラダーコードとしては、線状に延びる縦紐が縦条材として設けられた一般的なラダーコードに限らず、帯状に延びる縦テープ材が縦条材として設けられた、いわゆるラダーテープも採用できる。
また、ラダーコードの横条材としては、スラットの被支持部一箇所当たりに1本又は2本の横紐が設けられるものに限らず、ラダーコードとしてラダーテープを採用する場合等、線状に延びる横紐が複数束ねられた横紐、たとえば、5,6本の横紐が束ねられた横条材も採用できる。
(第2の発明)
一方、上記の課題に鑑み、本件出願の第2の発明は、細長い長方形の薄板状に形成されるとともに、長手方向を略水平にした状態で互いに略平行に配列される複数のスラットと、これらのスラットを整列状態で吊り下げ支持するために、上下方向に延びる一対の縦条材、及び、これらの縦条材同士を連結する複数の横条材を含んで形成された梯子状のラダーコードと、前記複数のスラットを昇降させるための昇降コードと、この昇降コードを内部に導入させること及び外部へ導出することの両方が可能となったヘッドボックスと、前記複数のスラットよりも下方に配置され、前記ラダーコード及び前記昇降コードのそれぞれの端部が結合されているボトムレールとを備えたブラインドであって、
前記スラットの両端部には、前記スラットの幅寸法より小さい幅寸法を有する継手部材が装着され、それによって該スラットの端縁と該継手部材の側縁との間で長手方向における端部両側の角隅を階段状に切り欠いた形状として形成される入隅部とされるとともに、この入隅部の形成により、該継手部材が該スラットの両端より突出する部分が該スラットの幅寸法よりも小さい幅寸法を有する幅狭部とされ、
前記幅狭部の各々には、当該幅狭部の幅寸法に対応した幅寸法を有する固定部材がそれぞれ取り付けられ、
これらの固定部材の各々は、前記スラットの長手方向と略直交する方向に延出するとともに当該固定部材の表裏を貫通する長孔と、この長孔の長手方向の端部近傍に当該固定部材の表裏を貫通する一対の横条材挿通部とが形成されたものであり、
前記昇降コードは、前記ヘッドボックスから上下方向に配列された前記複数のスラットの各端部に前記継手部材を介して取り付けられた前記固定部材の前記長孔を通って前記ボトムレールに達し、
前記ラダーコードは、前記横条材の長さ寸法が前記スラットの幅寸法よりも小さく、かつ、前記固定部材の幅寸法よりも大きくされ、
前記ラダーコードの縦条材は、前記ヘッドボックスから上下方向に配列された前記複数のスラットの各端部に形成された前記入隅部を通って前記ボトムレールに達し、
前記ラダーコードの横条材は、その途中部分で前記固定部材を支持するために、当該途中部分が前記固定部材の下面側に配置され、その端部近傍部分が前記横条材挿通部を通って前記固定部材の上面側に達して当該縦条材に結合されていることを特徴とするブラインド。
すなわち、この第2の発明では、第1の発明における幅狭部をスラットとは別部材である継手部材として形成している。そして、この継手部材をスラットの両端に装着し、さらにこの継手部材に固定部材を装着することによっても、第1の発明と同様の構成が実現されることとなっている。
ここで、ラダーコードとしては、線状に延びる縦紐が縦条材として設けられた一般的なラダーコードに限らず、帯状に延びる縦テープ材が縦条材として設けられた、いわゆるラダーテープも採用できることは第1の発明と同様である。
また、ラダーコードの横条材としては、スラットの被支持部一箇所当たりに1本又は2本の横紐が設けられるものに限らず、ラダーコードとしてラダーテープを採用する場合等、線状に延びる横紐が複数束ねられた横紐、たとえば、5,6本の横紐が束ねられた横条材も採用できることもまた第1の発明と同様である。
(第3の発明)
本件出願の第3の発明は、前述した第1又は第2の発明の特徴に加え、前記横条材挿通部は、前記固定部材の端縁を凹ませたノッチ状のものとされ、この横条材挿通部の入口部分には、前記ラダーコードの横条材を前記横条材挿通部の内部から抜けにくくする逸脱抑制部が設けられていることを特徴とする。
(第4の発明)
本件出願の第4の発明は、前述した第3の発明の特徴に加え、前記ラダーコードの横条材は、縦条材よりも細いものとされ、前記横条材挿通部の内部には、前記ラダーコードの横条材及び縦条材のうち、横条材のみが挿通可能となっていることを特徴とすることを特徴とする。
(第5の発明)
本件出願の第5の発明は、前述した第1又は第2の発明の特徴に加え、前記複数のスラットの各々には、長手方向における剛性を確保するために、その長手方向のほぼ全長に渡って延びる補強リブが形成されていることを特徴とする。
(第6の発明)
本件出願の第6の発明は、前述した第5の発明の特徴に加え、前記補強リブは、平面視で前記複数のスラットの略同一位置に配置されるとともに、山形に折れ曲がった断面形状に形成されることにより、前記複数のスラットを重ね合わせた際に、隣接する一方が他方の内部に差し込まれるものとなっていることを特徴とする。
(第7の発明)
本件出願の第7の発明は、前述した第5の発明の特徴に加え、前記補強リブは、スラットの長手方向に沿った突条として形成されていることを特徴とする。
(第8の発明)
本件出願の第8の発明は、前述した第1又は第2の発明の特徴に加え、前記スラットの長手方向に沿った側縁の一方には、スラットが略水平状態にある際にこれに対して下方へ折れ曲がる角度をなす目隠し補強部材が形成されていることを特徴とする。
以上のように構成されている本発明は、以下に記載されるような効果を奏する。
(第1の発明の効果)
第1の発明によれば、各スラットの端部に、その両側の角隅を切り欠いた形状の入隅部を設けることで、幅が狭くなった幅狭部を設けた。そして、この幅狭部に対応し、かつ、スラットの長手方向と直交する方向に延びる長孔を有する固定部材を当該幅狭部に取り付けた。さらに、昇降コードを固定部材の長孔に挿通させ、かつ、ラダーコードの横条材を固定部材の両側に形成されている入隅部に挿通させるようにした。よって、スラットと、ラダーコード及び昇降コードとが直接係合することがなくなり、固定部材をスラットから取り外し可能に形成すれば、スラットをブラインドから容易に取り外せるようになる。
そして、スラットをブラインドから取り外せば、スラットを床やテーブル等の上に置いた状態で清掃が行うことができる。よって、薄板状のスラットの変形を気にせずに、容易に拭き掃除が可能となる。
また、固定部材の両側に入隅部を形成したので、スラットを閉鎖するために、スラットの表面をほぼ垂直に立てると、昇降コードが入隅部に収納され、スラットの側縁が昇降コードに干渉されることがなくなる。よって、スラット間に隙間を生じさせることもなくなる。これにより、閉鎖時におけるスラット間の隙間を解消することができる。
さらに、固定部材に横条材挿通部を設け、この横条材挿通部にラダーコードの横条材を挿通し、これにより、固定部材をラダーコードの横条材に係止するようにした。よって、固定部材がスラットの長手方向に対して移動不可能となった。また、固定部材が取り付けられたスラットの端部を、当該スラットの長手方向に沿って押圧しても、固定部材がラダーコードの横条材から容易に外れることがなくなる。これにより、スラットが下方へ不意に落下することを防止することができる。
また、固定部材に昇降コード及びラダーコードを係合させ、昇降コード及びラダーコードとスラットとが直接係合しないようにした。よって、清掃具でスラットを清掃する際に、昇降コード及びラダーコードが清掃具の動きを妨げることがなくなり、スラットの清掃を容易にすることができる。
さらに、昇降コードを挿通させる長孔を固定部材に設けた。よって、長孔によってスラットの強度が低下することがない。さらに、スラットの回動に必要な寸法の長孔が確保でき、スラットの円滑な開閉操作を行うことができる。その上、スラットの強度を充分確保することができる。
そして、ラダーコードの横条材の固定位置(接点)がスラットの幅より内側に位置すること、言い換えると、ラダーコード縦条材の間隔より外側にスラット幅があることで、スラットを閉鎖したときにラダーコードがスラットに干渉することなく、スラット間の隙間を解消することができる。
(第2の発明の効果)
第2の発明によれば、たとえば木製のスラットのように、両端に幅狭部を設けることは強度の点で問題があるような場合、あるいは、スラットの厚みが大きくなるため固定部材の取り付けが困難となるような場合でも、継手部材を介して第1の発明と同様に固定部材を設けることができる。それによって、上述した第1の発明の効果のそれぞれを同様に奏することが可能となる。
(第3の発明の効果)
第3の発明によれば、上記した第1又は第2の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、第3の発明によれば、端縁を凹ませたノッチ状の横条材挿通部を固定部材に設け、横条材挿通部が固定部材の端縁部分で開口するようにした。よって、横条材挿通部にラダーコードの横条材を挿通させる際、横条材の長手方向の途中部分を固定部材の端縁部分に形成された開口に押し込むことで、横条材挿通部の内部に横条材を挿通させることができる。よって、ラダーコードの横条材を、当該横条材の先端から横条材挿通部の内部に通していくといった面倒な作業が不要となる。また、横条材挿通部にラダーコードの横条材を容易に挿通させることができる。このため、横条材挿通部にラダーコードの横条材を挿通させて固定部材をラダーコードの横条材に係止させても、ブラインドの組立作業が煩雑になることがない。さらに、逸脱抑制部によって、横条材挿通部に挿入した横条材が外れにくくなる。
(第4の発明の効果)
第4の発明によれば、上記した第3の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、第4の発明によれば、ラダーコードの横条材を縦条材よりも細くし、横条材挿通部の内部にラダーコードの縦条材及び横条材のうち横条材のみを挿通可能とした。よって、ブラインドの組立作業において、誤って横条材挿通部の内部にラダーコードの縦条材を挿通させることがなくなり、製造ミスによる欠陥の発生が未然に防止される。また、日常の使用の際にも縦条材が誤って横条材挿通部に挿入されることもなくなる。
(第5の発明)
第5の発明によれば、上記した第1又は第2の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、第5の発明によれば、スラットの各々に、その長手方向のほぼ全長に渡って延びる補強リブを形成し、スラットの長手方向における剛性を確保した。よって、ラダーコードで支持されていない部分の撓みが防止され、スラットを長くしても、スラットの開閉操作に何ら支障をきたすことがない。
したがって、スラットの長手方向における剛性が充分確保できるので、スラットの長さを長くしても、その両端と係合するラダーコードだけでスラットを支持できる。これによりスラットの中間をラダーコードで支持する必要がなくなる。
(第6の発明)
第6の発明によれば、上記した第5の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、第6の発明によれば、補強リブの断面形状を山形に折れ曲がった形状とし、スラットの上に別のスラットを重ね合わせた際に、その補強リブの一方が他方の内部に差し込まれるようにした。よって、複数のスラットを重ねると、これらが互いに密着するようになる。
したがって、スラットに補強リブを形成しても、複数のスラットを密着状態で重ね合わせることができる。よって、すべてのスラットをヘッドボックスの近傍まで上昇させれば、ブラインド全体がコンパクトにまとめることができる。
(第7の発明)
第7の発明によれば、上記した第5の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、第7の発明によれば、補強リブをスラットの長手方向に沿った突条として形成した。よって、スラットを押し出し成形にて容易かつ安価に形成することができる。
(第8の発明)
第8の発明によれば、上記した第1又は第2の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、第8の発明によれば、スラットが剛性に乏しい材質で形成される場合であっても、長手方向に沿った目隠し補強部材によって補強され撓むようなことがなくなる。加えて、スラットを開放状態にしても、スラットの間が目隠し補強部材で塞がれるようになる。これにより、スラットを開放状態にしても、当該ブラインドが取り付けられた窓を通して屋外から室内を見ることができないように、当該窓の目隠しを行うことができる。
なお、この目隠し補強部材を透光性を有する材料で形成したときには、目隠し補強部材で窓の目隠しを行っても、窓の採光性を充分確保することができる。さらに、スラットと目隠し補強部材とを樹脂の押し出し成形などによって一体に成形することもできる。この場合、スラット部分を非透光性の樹脂で、及び、目隠し補強部材を透光性の樹脂で二色成型することで異なる材質でも一体成形が可能となる。
本発明の第1の実施の形態に係るブラインドの全体を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態の要部を示す拡大平面図である。 前記実施形態の要部を示す拡大断面図である。 前記実施形態に係る逸脱抑制部の一例を示す拡大平面図である。 前記実施形態に係る逸脱抑制部の異なる例を示す拡大平面図である。 前記実施形態に係る逸脱抑制部の更に異なる例を示す拡大平面図である。 前記実施形態に係る逸脱抑制部の別の例を示す拡大平面図である。 前記実施形態に係る逸脱抑制部の更に別の例を示す拡大平面図である。 前記実施形態の変形例の要部を示す拡大平面図である。 継手部材の斜視図である。 本発明の第2の実施の形態の要部を示す拡大平面図である。 本発明の第3の実施の形態におけるスラットを小口面で示したものである。 前記実施形態に係るスラットの開閉状態を示す断面図である。 前期実施形態の変形例におけるスラットを小口面で示したものである。 本発明の第4の実施の形態を断面図(A)及び目隠し補強部材の斜視図(B)で示したものである。 前記実施形態の変形例における目隠し補強部材を斜視図で示したものである。 前記実施形態の動作を模式的に示したものである。 本発明の変形例を示す拡大平面図である。 本発明の異なる変形例を示す拡大平面図である。 図19のXX−XX線における断面図である。 本発明の別の変形例を示す拡大平面図である。 本発明の更に別の変形例を示す拡大平面図である。 比較例に係るブラインドの動作を説明するための模式図である。
以下に、本発明を実施するための最良の形態である実施形態について、図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1〜図10は、本発明の第1実施形態を示すものである。図1は、本実施形態に係るブラインドの全体を示す斜視図である。図2は、本実施形態の要部を示す拡大平面図である。図3は、本実施形態の要部を示す拡大断面図である。図4は、本実施形態に係る逸脱抑制部の一例を示す拡大平面図である。図5は、本実施形態に係る逸脱抑制部の異なる例を示す拡大平面図である。図6は、本実施形態に係る逸脱抑制部の更に異なる例を示す拡大平面図である。図7は、本実施形態に係る逸脱抑制部の別の例を示す拡大平面図である。図8は、本実施形態に係る逸脱抑制部の更に別の例を示す拡大平面図である。図9は、本実施形態に係るスラットの異なる状態を示す断面図である。図10は、図9における継手部材の斜視図である。
本実施形態に係るブラインド1は、いわゆるベネシアンブラインドの一種であり、窓から室内に差し込む直射日光を遮断したり、屋外から室内が見えないように窓を目隠ししたりする際に利用できる。
すなわち、ブラインド1は、図1に示すように、長手方向がほぼ水平にされた複数のスラット11が上下方向に整列状態で配列されたものとなっている。換言すると、ブラインド1は、細長い長方形の薄板状に形成されるとともに、長手方向を略水平にした状態で互いに略平行に配列されている複数のスラット11を備えたものとなっている。
このようなブラインド1は、その最上位置にヘッドボックス12が設けられ、このヘッドボックス12が窓枠やカーテンボックスに取り付けられるようになっている。
そして、ブラインド1の最下位置には、ボトムレール13が設けられている。このボトムレール13は、ヘッドボックス12から垂れ下がった昇降コード14及びラダーコード15により、最上位置に配置されているヘッドボックス12と端部同士が相互に連結されている。
ヘッドボックス12の内部には、昇降コード14の巻き取り及び繰り出しを行って、ボトムレール13及びスラット11を昇降させる図示しない昇降機構が設けられている。
この昇降機構を作動させるために、ヘッドボックス12の図1中右方の端部近傍には、操作コード16が設けられている。
さらに詳しく説明すると、昇降機構は、ユーザーが操作コード16に対して所定の巻き取り操作を行うと、昇降コード14をヘッドボックス12の内部に導入し、ボトムレール13及びスラット11を上昇させるものである。
逆に、スラット11全部が巻き上げられた状態で、ユーザーが操作コード16に対して所定の繰り出し操作を行うと、昇降機構は、昇降コード14をヘッドボックス12の外部へ繰り出し、ボトムレール13及びスラット11を下降させるようになっている。
また、ヘッドボックス12の内部には、ラダーコード15を介してスラット11を回動させる図示しない回動機構が設けられている。
この回動機構を作動させるために、ヘッドボックス12の図1中右方の端部近傍には、操作コード16に隣接してチルトポール17が設けられている。
さらに詳しく説明すると、回動機構は、ユーザーが指先でチルトポール17を摘んで所定の方向に回転操作すると、すべてのスラット11をその場で回動させて、スラット11の間の隙間を閉じていくように動作するものとなっている。
そして、ブラインド1は、スラット11の表面がほぼ垂直となると、スラット11の間の隙間を閉鎖させるようになっている。
逆に、スラット11の間が閉鎖された状態で、ユーザーがチルトポール17を先程とは逆の方向に回転操作すると、回動機構がすべてのスラット11をその場で逆方向に回動させて、スラット11の間の隙間を開いていくように動作するものとなっている。
そして、ブラインド1は、スラット11の表面がほぼ水平となると、スラット11の間の隙間を開放させるようになっている。
本第1実施形態は、固定部材70を、ラダーコード15の横紐15Bに係止されるように形成したものである。
図2には、スラット11の端部が示されている。スラット11には、長手方向における端部両側の角隅を階段状に切り欠いた形状にされた入隅部21と、スラット11の幅寸法よりも小さい幅寸法を有する幅狭部22とが設けられたものとなっている。
スラット11の幅狭部22には、当該幅狭部22の幅寸法に対応した幅寸法を有する固定部材70が取り付けられる。幅狭部22の中央部分には、固定部材70を固定するための嵌合孔23が設けられている。
固定部材70は、図2及び図3に示すように、スラット11よりも厚く、かつ、スラット11に対応した断面形状を有する板状部材である。固定部材70には、スラット11を嵌め込むために、その表面を部分的に凹ませた凹部31が形成されている。この凹部31の側壁31Aには、幅狭部22の側縁が挿入される溝32が形成されている。
また、凹部31の底面には、幅狭部22の中央部分に形成された嵌合孔23が嵌合する嵌合突起33が設けられている。
ここで、凹部31の端縁にスラット11の幅狭部22をあてがい、長手方向に沿って移動させると、溝32に幅狭部22の側縁が円滑に挿入される。さらに、嵌合突起33が嵌合孔23に嵌合する。
一方、嵌合突起33を押圧して嵌合孔23との嵌合を解除した状態で固定部材70をスラット11から引っ張ると、スラット11の幅狭部22から容易に取り外すことができる。
そして、固定部材70をスラット11の幅狭部22に固定すると、幅狭部22の両側に形成されている入隅部21は、固定部材70の先端まで延長されることになる。
また、固定部材70は、図2に示すように、スラット11の長手方向と略直交する方向に延出すると長孔34を備えている。そして、この固定部材70には、その長孔34の両端部近傍に、当該固定部材70を貫通する一対の横紐挿通部71が形成されている。
昇降コード14は、ヘッドボックス12から、上下方向に配列された複数のスラット11の各端部に取り付けられた固定部材70の長孔34を通ってボトムレール13(図示略)に達している。
ラダーコード15の横紐15Bは、図2及び図3の如く、縦紐15Aよりも細い。また、横紐挿通部71は、ラダーコード15の横紐15Bのみが挿通可能な内径を有している。
ラダーコード15の横紐15Bは、スラット11の幅寸法より短く、かつ、固定部材70の幅寸法よりも長い。
ラダーコード15の縦紐15Aは、ヘッドボックス12から上下方向に配列された複数のスラット11の各端部に形成された入隅部21を通ってボトムレール13に達するものとなっている。
ラダーコード15の横紐15Bは、図3の如く、その途中部分15Cが固定部材70の下面側に配置されてこれを支持している。
一方、横紐15Bの端部近傍部分15Dは、固定部材70の横紐挿通部71を通って当該固定部材70の上面側に達して縦紐15Aに結合されている。
以下に、本実施形態における横紐挿通部71について、複数種類の具体例を挙げて詳しく説明する。
図4に、本実施形態における横紐挿通部71の最もシンプルな例を横紐挿通部71Aとして示す。図4において、横紐挿通部71Aは、固定部材70の端縁を凹ませたノッチ状となっている。
この横紐挿通部71Aは、図4に示すように、ラダーコード15の横紐15Bを内部に収めるために、横紐15Bの太さに応じた内径を有する略円形の収納部72Aを有している。横紐挿通部71Aの収納部72Aの入口部分には、幅寸法を狭くした逸脱抑制部73Aが設けられている。この逸脱抑制部73Aは、ラダーコード15の横紐15Bが収納部72Aから抜けにくくするための隘路として形成されたものである。
そして、横紐挿通部71Aの逸脱抑制部73Aさらに入口側は、外側に開いたガイド部74Aが形成されている。
ラダーコード15の横紐15Bを横紐挿通部71Aの収納部72Aに入れる際に、横紐挿通部71Aに向かって横紐15Bを押し込めば、ガイド部74Aが横紐15Bを案内するとともに、横紐15Bを押し込む力が逸脱抑制部73Aに向かって集中するようになる。これにより、横紐15Bを収納部72Aに容易に入れることができる。
図5に、本実施形態における横紐挿通部71の異なる例を横紐挿通部71Bとして示す。図5において、横紐挿通部71Bは、固定部材70の端縁を凹ますとともに、途中部分が折れ曲がった略L字形に形成されたノッチ状となっている。
この略L字形の横紐挿通部71Bでは、そのL字の一辺の先端に、横紐15Bを収めるために略円形に形成された収納部72Bが配置されている。
また、そのL字の他辺の先端側は外側に開いたガイド部74Bとなっている。
横紐挿通部71Bの収納部72B及びガイド部74Bとの間には、幅を狭くした逸脱抑制部73Bが設けられている。この逸脱抑制部73Bは、前述の逸脱抑制部73Aと同様に、横紐15Bの抜けを抑制するための隘路として形成されたものである。
ラダーコード15の横紐15Bを横紐挿通部71Bの収納部72Bに入れる際には、ガイド部74Bに横紐15Bを押し込み、さらに押し込む力の向きを転換して収納部72Bへ横紐15Bを押し込むことで、横紐15Bを収納部72Bに容易に入れることができる。
この図5に示した例では、L字に曲がった横紐挿通部71Bの奥に収納部72Bを設けたので、収納部72Bから見て固定部材70の側縁方向が閉塞されている。よって、固定部材70の側縁方向へ横紐15Bを引っ張っても、収納部72Bから横紐15Bは抜けない。
図6には、本実施形態における横紐挿通部71のさらに異なる例を横紐挿通部71Cとして示す。図6において、横紐挿通部71Cは、固定部材70の端縁を凹ましたノッチ状となっている。
この横紐挿通部71Cでは、固定部材70の側縁方向が開口し、この部分が外側に開いたガイド部74Cとなっている。
この横紐挿通部71Cには、ラダーコード15の横紐15Bを当該横紐挿通部71Aの収納部72Cから抜けにくくする逸脱抑制部としてのピン状部材73Cと、このピン状部材73Cの一端を固定する固定部75と、このピン状部材73Cの他端を係止させる溝77を備えた係止部76とが設けられている。
そして、ラダーコード15の横紐15Bを横紐挿通部71Cの収納部72Cに入れる際には、係止部76からピン状部材73Cを外し、ガイド部74Cを開放する。この状態でガイド部74Cに横紐15Bを押圧すれば、横紐15Bを収納部72Cに容易に入れることができるようになっている。
ここで、係止部76の溝77にピン状部材73Cを嵌め込んで係止部76に係止させれば、収納部72Cは、固定部材70の側縁方向が閉塞されているので、固定部材70の側縁方向に横紐15Bを引っ張っても、収納部72Cから横紐15Bは抜けない。
図7には、本実施形態における横紐挿通部71の別の例を横紐挿通部71Dとして示す。横紐挿通部71Dは、図4に示すように、図4における略円形の収納部72Aを、略正方形の収納部72Dとしたものである。
また、横紐挿通部71Dのガイド部74Dは、円弧状に形成されるとともに、収納部72Dに向かって次第に近づくように形成された一対の辺78を有する。
そして、横紐挿通部71Dの収納部72D及びガイド部74Dとの間には、前述の横紐挿通部71Aと同様に、幅寸法が狭くなった逸脱抑制部73Dが設けられている。
図8には、本実施形態における横紐挿通部71のさらに別の例である横紐挿通部71Eが示されている。横紐挿通部71Eは、図8に示すように、図5における横紐挿通部71Bと同様に、途中部分が折れ曲がった略L字形に形成されている。
そして、横紐挿通部71Eは、前述の横紐挿通部71Bと同様に、入口側が外側に開いたガイド部74Eを備えている。
しかし、横紐挿通部71Eには、ガイド部74Eから、その奥に向かって延びる直線状スリット部75Eが設けられている点で、前述の横紐挿通部71Bとは相違している。直線状スリット部75Eは、同じ幅寸法で直線状に延びるとともに、L字の一辺を形成するものとなっている。
そして、横紐挿通部71EのL字の他辺は、略長方形状に形成された収納部72Eに向かって延びるとともに、収納部72Eに向かって先細りとなった先細りスリット部76Eとなっており、この先細りスリット部76Eと収納部72Eとの境界部分が幅寸法が狭い逸脱抑制部73Eとなっている。
このような横紐挿通部71Eでも、ラダーコード15の横紐15Bを横紐挿通部71Eの収納部72Eに入れる際に、ガイド部74Eへ横紐15Bを押し込み、さらに、直線状スリット部75Eの内部を通しさらに押し込む力の向きを転換して収納部72Eへ横紐15Bを押し込むことで、横紐15Bが先細りスリット部76Eを通って収納部72Eに容易に入れることができる。
ここで、前述の横紐挿通部71Bと同様に、L字に曲がった横紐挿通部71Eの奥に収納部72Eを設けたので、収納部72Eは、固定部材70の側縁方向が閉塞されている。よって、固定部材70の側縁方向へ横紐15Bを引っ張っても、収納部72Eから横紐15Bは抜けない。
本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、固定部材70に横紐挿通部71を設け、この横紐挿通部71にラダーコード15の横紐15Bを挿通し、固定部材70をラダーコード15の横紐15Bに係止するようにした。よって、固定部材70がスラット11の長手方向に対して移動不能となる。また、固定部材70が取り付けられたスラット11の端部を長手方向に沿って押圧しても、固定部材70がラダーコード15の横紐15Bから容易に外れることがなく、スラット11が下方へ不意に落下することを防止することができる。
また、横紐挿通部71にラダーコード15の横紐15Bを挿通することで、固定部材70がラダーコード15の横紐15Bに係止される。よって、従来のブラインドにおいて一番上のスラットをラダーコードに固定するスラットクリップが不要となり、ブラインドの部品の数を減らすことができ、製造コストを低減できる。
また、固定部材70の端縁部分が常に開いている横紐挿通部71A,71Bを採用すれば、横紐挿通部71A,71Bにラダーコード15の横紐15Bを挿通させる際、横紐15Bの途中部分を固定部材70の端縁部分の開口に押し込めば横紐挿通部71の内部に横紐15Bを挿通させることができる。よって、横紐15Bの先端を横紐挿通部71の内部に通していくといった面倒な作業は必要ない。このため、ブラインド1の組立作業が煩雑になることがない。
さらに、ラダーコード15の横紐15Bを縦紐15Aよりも細くして、横紐挿通部71の内部には横紐15Bのみを挿通可能としたので、ブラインド1の組立作業において、誤って横紐挿通部71の内部にラダーコード15の縦紐15Aを挿通させることがなくなる。加えて、日常の使用状態においても誤って縦紐15Aを横紐層通部71に挿入してしまうことがない。
なお、スラット11の材質の関係上、端部に幅狭部22を形成するとそこが折れやすくなるなど強度に問題がある場合、及びスラット11の厚みにより固定部材70の装着が困難となる場合には、図9に示す変形例のように、継手部材100をスラット11の端部に装着することができる。すなわち、図9(A)に示すように、スラット11の端部に取り付け孔11Aを設け、ここに図9(B)に示すように、継手部材100をリベット130で取り付ける。なお、継手部材100は、図10に示すように、スラット11の端部を挟み込む挟持部110と、固定部材70が取り付けられる突出部120とで構成される。挟持部110は、スラット11の下面に接する第1水平部111と、この第1水平部111より短く、スラット11の上面に接する第2水平部112と、これら第1水平部111と第2水平部112とを連結する垂直部113とで構成される。この垂直部113に、前記突出部120が突設されている。突出部120の中央部分には、図2に示すと同様、固定部材70を固定するための嵌合孔121が設けられている。そして、第1水平部111と第2水平部112とを同一平面位置で貫通するリベット孔114も設けられ、ここで前記スラット11の取付孔11Aとの位置合わせを行い、リベット130を通して継手部材11が取り付けられる。こうすることで、図9(B)に示すように、継手部材100の側縁とスラット11の端部との間で入隅部21が形成される。さらに、継手部材100がスラット11の端部より突出している部分を幅狭部22として、図9(C)に示すように、ここに前記第1の実施の形態と同様に固定部材70が取り付けられる。
[第2実施形態]
図11は、本発明の第2実施形態の要部を示す拡大平面図である。
本第2実施形態は、前記第1実施形態におけるラダーコード15を、いわゆるラダーテープ18としたものである。
本実施形態におけるラダーコードであるラダーテープ18は、図11に示すように、線状に延びる縦紐15Aの代わりに、帯状に延びる縦テープ材18Aが縦条材として設けられたものである。
そして、このようなラダーテープ18の横条材としては、1本ずつ個々に設けられる横紐15Bも採用できるが、本実施形態では、線状に延びる複数の横紐15Bがそれぞれ束ねられた2組の横紐束18Bが採用されている。これらの横紐束18Bは、対応する昇降コード14の両側に配置されている。
一方、スラット11の端部に設けられる固定部材90は、前述のようなラダーテープ18に対応して、ラダーテープ18に設けられている縦テープ材18Aの幅方向に沿って細長く形成された収納部92Bを有する横紐挿通部91が設けられている。このように細長い収納部92Bの内部には、昇降コード14の両側に配置された2組の横紐束18Bが両方とも挿通されている。
前述のような本実施形態によれば、ラダーコード15の代わりにラダーテープ18が採用されても、前記第1実施形態と同様の作用、効果を達成することができる。
[第3実施形態]
本発明の第3の実施の形態では、図12に示すように、スラット11には、長手方向における剛性を確保するために、幅狭部22を除いて、その長手方向のほぼ全長に渡って延びる一対の補強リブ40が形成されている。
これらの補強リブ40の各々は、スラット11の側縁近傍の部位を山形に折り曲げられたものとなっている。換言すると、補強リブ40は、山形に折れ曲がった断面形状に形成されるとともに、スラット11の両側の側縁に沿ってそれぞれ設けられたものとなっている。
これにより、ブラインド1に設けられている複数のスラット11の各々において、補強リブ40は、平面視で、他のスラット11の補強リブ40と略同一位置に配置されたものとなっている。これにより、複数のスラット11を重ね合わせる際に、下側の補強リブ40を上側の補強リブ40の内部に差し込むことができるので、補強リブ40が表面から突出していても、複数のスラット11がほぼ密着状態で重ね合わすことが可能となっている。これにより、ブラインド2は、補強リブ40が形成されたスラット11を巻き上げれば、ヘッドボックス12の近傍にすべてのスラット11をコンパクトにまとめることができるようになっている。
なお、本実施の形態においても、前記第1の実施の形態と同様、横紐15Bの端部近傍部分15Dは、固定部材70の横紐挿通部71を通って当該固定部材70の上面側に達して縦紐15Aに結合されている。
ここで、本実施形態に対する比較例としての図23(A)に示すように、固定部材70をラダーコード15の縦紐15Aに固定してしまうと、図23(B)に示すように、片側の縦紐15Aのみを上昇させ、固定部材70を傾斜させると、縦紐15Aの固定部材70に固定されている固定部15Eの近傍部分が折り曲げられる。換言すると、スラット11を閉鎖するには、縦紐15Aの固定部材70に固定されている固定部15Eの近傍部分で、縦紐15Aを鋭角となるまで折り曲げる必要がある。このため、スラット11を閉鎖する際に、縦紐15Aが曲げに対して反発して大きな抵抗となって、固定部材70の間で突っ張ってしまい、固定部材70が閉鎖位置まで回動せず、スラット11を閉鎖状態にすることが困難となる。
これに対し、図13(A)に示すように、スラット11の表面がほぼ水平とされ、スラット11同士の間が開口している状態で、ラダーコード15に設けられている一対の縦紐15Aのうち、たとえば、図13(A)中の左側の縦紐15Aのみを上昇させると、スラット11の左方側縁が上がるとともに右方側縁が下がり、これにより、スラット11が回動を開始するようになっている。
そして、スラット11の表面がほぼ垂直となるまで、左側の縦紐15Aのみを上昇させると、図13(B)に示すように、スラット11同士の間が閉鎖されるようになっている。このとき、縦紐15Aは固定部材70とは直接係合していないので、図23(B)のように縦紐15Aの固定部材70に固定されている固定部15Eの近傍部分が折り曲げられることがない。
逆に、図13(B)の如く、スラット11の表面がほぼ垂直とされ、スラット11同士の間が閉鎖されている状態で、ラダーコード15に設けられている一対の縦紐15Aのうち、たとえば、図13(B)中の右側の縦紐15Aのみを上昇させると、スラット11の左方側縁が下がるとともに右方側縁が上がり、これにより、スラット11が前述の方向とは逆方向に回動を開始するようになっている。そして、スラット11の表面がほぼ水平となるまで、他方の縦紐15Aのみを上昇させると、図13(A)の如く、スラット11同士の間が開放されるようになっている。
なお、この補強リブ40は、図14に示すように、スラット11の長手方向に沿って一体に形成されている突条としてもよい。
[第4実施形態]
本発明の第4の実施の形態では、スラット11の長手方向に沿った側縁の一方には、スラット11が略水平状態にある際にこれに対して下方へ折れ曲がる角度をなすように、目隠し補強部材200が装着されている。この目隠し補強部材200は、図15に示すように、スラット11と別体に形成したものを装着してもよいし、図16に示すように、スラット11と一体に成型してもよい。なお、図15に示す場合においては、目隠し補強部材200をたとえば透光性の部材で形成することで、スラット11を水平にした場合における採光性が確保できる。一方、図16に示す場合においても、スラット11部分には遮光性の樹脂を用い、目隠し補強部材200部分には透光性の樹脂を用いて二色成型することで透光性の異なる部分を一体に形成することが可能である。
本実施形態におけるスラット11の開閉状態を図17に示す。なお、図17では図中の左側が室内側で、右側が室外側であることとする。
図17(A)はスラット11が略平行状態で、開放した状態を示す。この状態では、目隠し補強部材200はスラット11間の隙間の上半分を被ってはいるものの、その透光性により十分採光性は確保できている。この状態から、図示しない室外側の縦紐を上昇させると、スラット11の室外側の上昇回動に連動して目隠し補強部材200も上昇し(図17(B))、図17(C)に示す閉鎖状態に至った際にはスラット11の上端側に位置することとなり、閉鎖状態を阻害することはない。
一方、図17(A)に示す状態から、図示しない室内側の縦紐を上昇させると、スラットの11の室外側の下降回動に連動して目隠し補強部材200も下降するが、図17(D)に示すように、目隠し補強部材200の下端縁がスラット11の上面に当接して半閉鎖状態となる。この状態でも上方からの光線や視線は十分遮断できるとともに、下方からの間接光により、ある程度の明るさも確保できることとなる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲における変形及び改良などをも含むものである。
たとえば、スラット11としては、ブラインドの幅方向に延びる一枚の薄板材からなるものに限らず、複数の薄板材を連結したものでもよい。
具体的には、複数のスラット11をその長手方向に配列し、図18に示すように、スラット11の端部に形成された幅狭部22同士を横紐挿通部71を付加した連結部材80で連結するようにしてもよい。
ここで、連結部材80としては、前記実施形態における固定部材70と同様の凹部31及び長孔34を備えたものが採用できる。
さらに詳しく説明すると、連結部材80は、スラット11よりも厚く、かつ、スラット11に対応した断面形状を有する板状部材である。連結部材80には、両側に配置されたスラット11の幅狭部22を嵌め込むために、図18に示すように、その両側の表面を部分的に凹ませた凹部31が形成されている。
この凹部31のスラット11の長手方向に延びる側壁31Aには、固定部材70と同様に、幅狭部22の側縁が挿入される溝32が形成されている。
また、凹部31の底面には、幅狭部22側の嵌合孔23に嵌合させる嵌合突起33が設けられている。そして、連結部材80の端縁部分となる凹部31の端縁には、側壁が形成されず、当該側縁は開口となっている。
このような連結部材80を利用すれば、スラット11同士を容易に連結できる。
すなわち、連結部材80の凹部31の開かれた端縁に片側のスラット11の幅狭部22をあてがい、連結部材80を当該スラット11に向かって移動させると、連結部材80の溝32に当該スラット11の幅狭部22の側縁が円滑に挿入される。さらに連結部材80を、移動させると、連結部材80の嵌合突起33が当該幅狭部22の嵌合孔23に嵌合し、片側のスラット11の幅狭部22に連結部材80が取り付けられる。この後、他方のスラット11についても同様の作業を行えば、スラット11同士の連結を容易に行うことができる。
しかも、複数のスラット11を連結することで、ブラインドの幅を著しく長くした際に、複数のスラット11からなるスラット11の連結体も著しく長くなるが、連結部材80の部分でラダーコード15に支持されるので、スラット11の中間部分が撓むことがない。
また、固定部材をスラットに連結する嵌合突起としては、前記実施形態に示した四角柱状の嵌合突起33に限らず、図19及び図20に示すように、楔状に形成された嵌合突起33Aでもよい。このような楔状の嵌合突起33Aを採用すれば、固定部材70にスラット11を連結する際に、楔状の斜面がスラット11の先端縁を案内するので、スラット11の幅狭部22に形成された嵌合孔23に嵌合突起33Aをスムースに嵌合させることができる。
さらに、連結部材に設けられる横紐挿通部としては、図21に示すように、途中部分が折れ曲がった略L字形の横紐挿通部71Eを採用してもよく、あるいは、ラダーテープ18を利用する場合には、図22に示すように、ラダーテープ18に対応して幅方向に沿って細長く形成された収納部92Bを有する横紐挿通部91でもよい。
また、目隠し部材52としては、不透明であるが透光性を有するものに限らず、リブ部54で目隠し性能が充分確保できれば、顔料が未混入の透明な合成樹脂からなるものでもよい。また、目隠し部材52としては、押出成形品に限らず、射出成型品でもよい。
産業上の利用分野
本発明は、ブラインドに利用可能である。

Claims (8)

  1. 細長い長方形の薄板状に形成されるとともに、長手方向を略水平にした状態で互いに略平行に配列される複数のスラットと、これらのスラットを整列状態で吊り下げ支持するために、上下方向に延びる一対の縦条材、及び、これらの縦条材同士を連結する複数の横条材を含んで形成された梯子状のラダーコードと、前記複数のスラットを昇降させるための昇降コードと、この昇降コードを内部に導入させること及び外部へ導出することの両方が可能となったヘッドボックスと、前記複数のスラットよりも下方に配置され、前記ラダーコード及び前記昇降コードのそれぞれの端部が結合されているボトムレールとを備えたブラインドであって、
    前記スラットは、長手方向における端部両側の角隅を階段状に切り欠いた形状にされた入隅部と、この入隅部の形成により、前記スラットの幅寸法から短縮されて当該スラットの幅寸法よりも小さい幅寸法を有する幅狭部とを備えたものとされ、
    前記スラットの幅狭部の各々には、当該幅狭部の幅寸法に対応した幅寸法を有する固定部材がそれぞれ取り付けられ、
    これらの固定部材の各々は、前記スラットの長手方向と略直交する方向に延出するとともに当該固定部材の表裏を貫通する長孔と、この長孔の長手方向の端部近傍に当該固定部材の表裏を貫通する一対の横条材挿通部とが形成されたものであり、
    前記昇降コードは、前記ヘッドボックスから上下方向に配列された前記複数のスラットの各端部に取り付けられた前記固定部材の前記長孔を通って前記ボトムレールに達し、
    前記ラダーコードは、前記横条材の長さ寸法が前記スラットの幅寸法よりも小さく、かつ、前記固定部材の幅寸法よりも大きくされ、
    前記ラダーコードの縦条材は、前記ヘッドボックスから上下方向に配列された前記複数のスラットの各端部に形成された前記入隅部を通って前記ボトムレールに達し、
    前記ラダーコードの横条材は、その途中部分で前記固定部材を支持するために、当該途中部分が前記固定部材の下面側に配置され、その端部近傍部分が前記横条材挿通部を通って前記固定部材の上面側に達して当該縦条材に結合されていることを特徴とするブラインド。
  2. 細長い長方形の薄板状に形成されるとともに、長手方向を略水平にした状態で互いに略平行に配列される複数のスラットと、これらのスラットを整列状態で吊り下げ支持するために、上下方向に延びる一対の縦条材、及び、これらの縦条材同士を連結する複数の横条材を含んで形成された梯子状のラダーコードと、前記複数のスラットを昇降させるための昇降コードと、この昇降コードを内部に導入させること及び外部へ導出することの両方が可能となったヘッドボックスと、前記複数のスラットよりも下方に配置され、前記ラダーコード及び前記昇降コードのそれぞれの端部が結合されているボトムレールとを備えたブラインドであって、
    前記スラットの両端部には、前記スラットの幅寸法より小さい幅寸法を有する継手部材が装着され、それによって該スラットの端縁と該継手部材の側縁との間で長手方向における端部両側の角隅を階段状に切り欠いた形状として形成される入隅部とされるとともに、この入隅部の形成により、該継手部材が該スラットの両端より突出する部分が該スラットの幅寸法よりも小さい幅寸法を有する幅狭部とされ、
    前記幅狭部の各々には、当該幅狭部の幅寸法に対応した幅寸法を有する固定部材がそれぞれ取り付けられ、
    これらの固定部材の各々は、前記スラットの長手方向と略直交する方向に延出するとともに当該固定部材の表裏を貫通する長孔と、この長孔の長手方向の端部近傍に当該固定部材の表裏を貫通する一対の横条材挿通部とが形成されたものであり、
    前記昇降コードは、前記ヘッドボックスから上下方向に配列された前記複数のスラットの各端部に前記継手部材を介して取り付けられた前記固定部材の前記長孔を通って前記ボトムレールに達し、
    前記ラダーコードは、前記横条材の長さ寸法が前記スラットの幅寸法よりも小さく、かつ、前記固定部材の幅寸法よりも大きくされ、
    前記ラダーコードの縦条材は、前記ヘッドボックスから上下方向に配列された前記複数のスラットの各端部に形成された前記入隅部を通って前記ボトムレールに達し、
    前記ラダーコードの横条材は、その途中部分で前記固定部材を支持するために、当該途中部分が前記固定部材の下面側に配置され、その端部近傍部分が前記横条材挿通部を通って前記固定部材の上面側に達して当該縦条材に結合されていることを特徴とするブラインド。
  3. 前記横条材挿通部は、前記固定部材の端縁を凹ませたノッチ状のものとされ、
    この横条材挿通部の入口部分には、前記ラダーコードの横条材を前記横条材挿通部の内部から抜けにくくする逸脱抑制部が設けられていることを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項記載のブラインド。
  4. 前記ラダーコードの横条材は、縦条材よりも細いものとされ、前記横条材挿通部の内部には、前記ラダーコードの横条材及び縦条材のうち、横条材のみが挿通可能となっていることを特徴とすることを特徴とする請求の範囲第3項記載のブラインド。
  5. 前記複数のスラットの各々には、長手方向における剛性を確保するために、その長手方向のほぼ全長に渡って延びる補強リブが形成されていることを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項記載のブラインド。
  6. 前記補強リブは、平面視で前記複数のスラットの略同一位置に配置されるとともに、山形に折れ曲がった断面形状に形成されることにより、前記複数のスラットを重ね合わせた際に、隣接する一方が他方の内部に差し込まれるものとなっていることを特徴とする請求の範囲第5項記載のブラインド。
  7. 前記補強リブは、スラットの長手方向に沿った突条として形成されていることを特徴とする請求の範囲第5項記載のブラインド。
  8. 前記スラットの長手方向に沿った側縁の一方には、スラットが略水平状態にある際にこれに対して下方へ折れ曲がる角度をなす目隠し補強部材が形成されていることを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項記載のブラインド。
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