JP6695733B2 - 案内部材 - Google Patents
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Description
上記案内部材において、前記前面側案内部は、前記前面壁に対して突出し、前記後面側案内部は、前記後面壁に対して突出する構成としてもよい。
上記案内部材において、前記前面側案内部および前記後面側案内部は、前記第1昇降部および前記第2昇降部の前記ヘッドボックスに対する出入りを案内する案内支持部を備える構成としてもよい。
上記案内部材において、前記前面側当接部と前記後面側当接部と前記連結部とは、一体成型された構成としてもよい。
図1および図2に示すように、横型ブラインド10は、天井、窓枠、カーテンボックス等の取付部に取り付けられるヘッドボックス11と、日射を遮蔽する遮蔽部材としての複数のスラット12とを備えている。また、横型ブラインド10は、複数のスラット12をチルト調整可能に支持する3本のラダーコード13と、最下段の前記スラット12の下側に位置するボトムレール14と、一端部がボトムレール14に接続される第1昇降部材としての第1昇降コード15aと第2昇降部材としての第2昇降コード15bとを備えている。そして、スラット12の長手方向の両端部の各々に、第1昇降コード15aとラダーコード13とが配置され、スラット12の長手方向の中間部に、第2昇降コード15bとラダーコード13が配置されている。
ボトムレール14には、3本のラダーコード13が垂下される位置にホルダ16が取り付けられている。ラダーコード13の縦糸13aも、一本の紐状部材であり、中間部15xがボトムレール14において転回されることで、中間部15xの両側に位置する第1昇降部15yと第2昇降部15zとが部屋内側の前縁部と部屋外側の後縁部に延在される。ボトムレール14の中間位置に配置されるホルダ16は、第2昇降コード15bと第2昇降コード15bに沿うように位置するラダーコード13を保持する。
図4および図7に示すように、ヘッドボックス11は、底板11aと、部屋内側に臨む前面壁11bと部屋外側に臨む後面壁11cとを備え、底板11aと対向する上面に開口部11dが構成されており、断面形状がU字形状に形成されている。前面壁11bや後面壁11cは垂下壁であり、前面壁11bや後面壁11cの間の間隔である第1間隔は、開口部11dから底板11aに至るまで一定である。ヘッドボックス11の底板11aと前面壁11bと後面壁11cとで構成された内部空間には、長手方向の両端部に、第1案内部としてのサポート部材17a、17bが配置され、長手方向の中間部に、第2案内部としてのコード案内部材17cが配置される。また、サポート部材17bとコード案内部材17cとの間には、昇降制御部としてのストッパ19が配置される。ストッパ19のサポート部材17b側には、サポート部材17bからの第1昇降コード15aを後面壁11cに沿うように案内する第3案内部としての案内部材20が配置されている。ストッパ19のコード案内部材17c側には、後面壁11cに沿った第1昇降コード15aを転回させてストッパ19へと導く転回部としての転回部材17dが配置されている。なお、ヘッドボックス11の前後方向の幅は、ここではスラット12の前後方向の幅と同程度、若しくは若干広い程度にまで狭められ、小型化が実現されている。
図8に示すように、コード案内部材17cは、前面壁11bに対向する前面側当接部31と、後面壁11cに対向する後面側当接部32と備えている。
前面側当接部31は、長手方向のほぼ中央部において、前面側当接部31に対して一体的に突出した前面側案内部33を備えている。また、後面側当接部32は、長手方向のほぼ中央部において、後面側当接部32に対して一体的に突出した後面側案内部34を備えている。
前面側当接部31は、前面壁11bとの対向面が前面壁11bの内面形状に対応して平坦面で構成されている。後面側当接部32もまた、後面壁11cとの対向面が後面壁11cの内面形状に対応して平坦面で構成されている。
前面側案内部33は、前面側当接部31に対して突出することで、前面壁11bに形成された開口部36に嵌合し、前面壁11bの外面から突出する。後面側案内部34もまた、後面側当接部32に対して突出することで、後面壁11cに形成された開口部36に嵌合し、後面壁11cの外面から突出する。
前面側案内部33は、第2昇降コード15bのうち前面壁11b側に位置する第1昇降部15yの出入りを案内する。そして、前面側案内部33は、前面壁11bの外面から垂下している第2昇降コード15bの経路をヘッドボックス11の内部に延びる経路に変更する前面側経路変更部として機能する。また、後面側案内部34は、後面壁11c側に位置する第2昇降部15zの出入りを案内する。そして、後面側案内部34は、後面壁11cの外面から垂下している第2昇降コード15bの経路をヘッドボックス11の内部に延びる経路に変更する後面側経路変更部として機能する。
前面側案内部33および後面側案内部34は、前面壁11bの外面および後面壁11cの外面に対して突出部となる。第2昇降コード15bの組み付け時や交換時においては、スラット12などが障害とならず、前面側案内部33および後面側案内部34の下面から第2昇降コード15bの先端部が容易に挿入される。
そこで、コード案内部材17cは、ヘッドボックス11の内部に配置するとき、外力によって連結部37を前面側当接部31と後面側当接部32とを互いに近接する方向に変位させて、前面側案内部33と後面側案内部34との間隔が第1間隔30aより狭い第2間隔30bとされる。勿論、前面側案内部33の外面と後面側案内部34の外面との間隔が第1間隔30aより狭くなってもよい。
この状態で、コード案内部材17cは、開口部11dよりヘッドボックス11の内部に挿入される。この後、連結部37は、連結部37の弾性復帰力によって弾性復帰し、前面側案内部33と後面側案内部34とは、第2間隔30bが拡大する方向に変位する。コード案内部材17cは、前面側当接部31の対向面は、前面壁11bの内面に弾性付勢された状態で当接され、後面側当接部32の対向面は、後面壁11cの内面に弾性付勢された状態で当接される状態に遷移する。これにより、前面側案内部33は、前面壁11bの開口部36に嵌合され、後面側案内部34は、後面壁11cの開口部36に嵌合される。そして、コード案内部材17cは、ヘッドボックス11内部に、位置決めされ固定された状態で配置される。
滑車39と第1出入り口41aとの間には、第2昇降コード15bの先端部を滑車39から第1出入り口41aへと案内する案内壁42が立設されている。
なお、コード案内部材17cは一体成型品で構成されている。すなわち、前面側当接部31、後面側当接部32、前面側案内部33、後面側案内部34、連結部37は、一体的に構成され、コード案内部材17cに対しては、カバー46や滑車39や案内ローラ43が別部材となる。
図4および図16に示すように、転回部材17dは、ストッパ19のコード案内部材17c側に隣接して配置されている。転回部材17dは、上支持部63と、下支持部64と、上支持部63と下支持部64とを連結する側方支持部65とを備えている。上支持部63と下支持部64とは互いに平行であり、間に、ローラ62が回転可能に配置される。上支持部63と下支持部64の間には、2つのローラ62を回転可能に支持する空間部が構成されている。上支持部63と下支持部64の互いに対向する位置には、ローラ62の回転軸を回転可能に支持する2対の軸孔63a,64aが配置されている。軸孔63a,64aには、ローラ62の支軸が軸支される。転回部材17dにおいては、後面壁11cに近い側にローラ62が1つ配置される。
なお、ストッパ19は、転回部材17d側の端部が昇降コード15a,15bの挿入端19aとなり、次に説明する案内部材20側の端部が送出端19bとなる。
図4および図16に示すように、ストッパ19のサポート部材17b側には、サポート部材17bからの第1昇降コード15aを後面壁11cに沿うように案内する案内部材20が配置されている。案内部材20は、転回部材17dと同じ構成を有した部材である。案内部材20は、転回部材17dとローラ62の取付位置を変更することなく、上下を逆にしてストッパ19の送出端19bに隣接して隣接して取り付けられる。すなわち、転回部材17dの上支持部63を下側にし、下支持部64を上側にしてヘッドボックスに取り付けられる。また、転回部材17dとのローラ62の位置を変えたときには、案内部材20としてそのまま利用することができる。案内支持部としてのローラ62は、後面壁11c側に位置される。これにより、サポート部材17bからの第1昇降コード15aは、案内部材20のローラ62によって後面壁11cに沿わされ、転回部材17dのローラ62によって転回されてストッパ19の挿入端19aに挿入される。すなわち、第2昇降コード15bは、案内部材20と転回部材17dとの間において、ストッパ19に対して後面壁11c側に回避される。勿論、2対の軸孔63a,64aの各々にローラ62を配置しておき、上下左右の何れの向きにしても、転回部材17dを案内部材20に使用できるようにしてもよい。
図17および図18に示すように、サポート部材17a,17bは、ヘッドボックス11の長手方向に対向して位置する2つの側壁71を有する。対向する側壁71は、ラダーコード13の2本の縦糸13aが固定されるドラム52を回転可能に支持する凹部で構成された軸受部72を有している。軸受部72には、軸部52bが回転可能に支持される。側壁71の先端部は、切欠部73を備える。切欠部73は、前面壁11bと後面壁11cの先端部に形成された係合突部57aに係合される。
なお、ここで用いられるドラム52は、上述したサポート部材51に用いるドラム52と同様な構成を有しているため詳細は省略する。
また、各スラット12は、サポート部材17a、17b,51が備えたドラム52が回転されることで回動される。
(1)コード案内部材17cは、外力によって連結部37を前面側案内部33と後面側案内部34とを互いに近接する方向に変位させて、前面側案内部33と後面側案内部34との間隔が前面壁11bと後面壁11cとの間隔より狭い間隔とされ、この状態で、ヘッドボックス11の開口部11dより挿入される。その後、前面側当接部31が前面壁11bに当接され、後面側当接部32が後面壁11cに当接される。したがって、コード案内部材17cは、ヘッドボックス11の内部に容易に取り付けることができる。
(2)連結部37は、弾性変位するので、容易に、前面側当接部31と後面側当接部32との間隔を狭め、ヘッドボックス11の開口部11dより挿入し、更に挿入後、外力を解除するだけで、前面側当接部31と後面側当接部32との間隔を拡幅することができる。このように、コード案内部材17cは、連結部37が弾性を有することで、一層ヘッドボックス11の内部に容易に取り付けることができる。
(3)前面側案内部33と後面側案内部34との間には、サポート部材51が配置される。したがって、前面側案内部33が前面壁11bから離れる方向に変位することを制限するとともに、後面側案内部34が後面壁11cから離れる方向に変位することを制限することができる。
(5)コード案内部材17cは、前面側と後面側に延在する第2昇降コード15bを前面側案内部33および後面側案内部34で案内する。したがって、コード案内部材17cは、前面側案内部33で第2昇降コード15bの第1昇降部15yを確実に案内することができ、後面側案内部34で第2昇降部15zを確実に案内することができる。
(6)第2昇降コード15bは、1本の紐状部材で構成されるため、部品点数を削減することができる。
(7)前面側案内部33と後面側案内部34とは、滑車39を備え、滑車39に第2昇降コード15bが係合することでボトムレール14の荷重を支持することができる。
(8)コード案内部材17cは一体成型品で構成することができる。すなわち、前面側当接部31、後面側当接部32、前面側案内部33、後面側案内部34、連結部37などは、一体的に構成できる。コード案内部材17cに対しては、カバー46や滑車39のみが別部材となるだけとなり、部品点数を削減することができる。
〔コード案内部材17cの変形例〕
・図21に示すように、コード案内部材17cにおいて、通路41の第2出入り口41bに設けられる案内部としては、案内ローラ43に代えて、案内面43aとしてもよい。これにより、案内ローラ43が不要となり部品点数を削減することができる。
・また、コード案内部材17cは、第2出入り口41bの案内部を割愛する構成としてもよい。
・案内支持部である滑車39を割愛してもよい。この場合、滑車に代えて、一体成形された案内ピンなどで構成された案内部を設けるようにし、案内部の外周面に構成される案内面で第2昇降コード15bを案内する。このような場合には、滑車39を割愛することから、部品点数を減らすことができる。
・前面側案内部33と後面側案内部34とは、前面壁11bと後面壁11cから突出していなくてもよい。この場合、第2昇降コード15bは、ヘッドボックス11の底板11aから垂下される。
・第2昇降コード15bは、前面壁11bと後面壁11cの外面から導出される構成であってもよく、例えば前面側案内部33と後面側案内部34とが外面と面一であったり、若干窪んでいてもよく、このような前面側案内部33と後面側案内部34から第2昇降コード15bが導出されてもよい。
・コード案内部材17cの連結部37は、弾性変位可能な構成でなくてもよい。図22に示すように、例えば、前面側案内部33と後面側案内部34との間には、連結部37として、リンク機構を設ける。このリンク機構は、一例として、互いに交差するように配置される第1アーム37aと第2アーム37bとを備え、交差点がピンなどで互いに回動可能に支持され、全体がX形状を有している。そして、第1アーム37aおよび第2アーム37bの前面側当接部31に位置する2つの端部は、前面側当接部31において長孔で構成された案内孔37cに回動可能に軸支され、後面側当接部32に位置する2つの端部は、後面側当接部32において長孔で構成された案内孔37cに回動可能に軸支される。これにより、前面側当接部31と後面側当接部32とは、連結され、また、ヘッドボックス11に挿入するときには、前面側当接部31と後面側当接部32とが第2間隔30bまで狭められた状態でヘッドボックス11の開口部11dより挿入される。勿論、前面側案内部33の外面と後面側案内部34の外面との間隔が第1間隔30aより狭くなってもよい。そして、ヘッドボックス11に挿入された後は、手動で、前面側当接部31と後面側当接部32とが前面壁11bと後面壁11cに当接される。この後、サポート部材51や突っ張りピンや弾性体などの規制部材が前面側当接部31と後面側当接部32との間に配置される。これにより、前面側案内部33が前面壁11bから離れる方向に変位することが制限されるとともに、後面側案内部34が後面壁11cから離れる方向に変位することが制限される。
リンク機構としては、図22の構成に限定されるものではなく、例えば、全体形状が菱形や平行四辺形で収縮するパンタグラフのような機構であってもよい。
・連結部37は、前面側当接部31が前面壁11bに対して近接離間する方向に変位可能な構成とし、後面側当接部32が変位しない構成としてもよい。これとは逆に、連結部37は、後面側当接部32が後面壁11cに対して近接離間する方向に変位可能な構成とし、前面側当接部31が変位しない構成としてもよい。すなわち、前面側当接部31と後面側当接部32との間隔が相対的に変化すればよい。
・カバー46は、誘導壁47を割愛する構成としてもよい。
・カバー46を割愛する構成としてもよい。
カバー46の誘導壁47は、第2昇降コード15bの一方の先端部が滑車39の横から挿入される場合に機能するものである。以上のように第2昇降コード15bを引き回す場合、第2昇降コード15bの一方の先端部が滑車39の横から挿入されるのは、前面側案内部33または後面側案内部34の何れか1つである。したがって、カバー46は、第2昇降コード15bの一方の先端部が滑車39の横から挿入される案内部のみに配置するようにしてもよい。
・前面側案内部33と後面側案内部34とが互いに近接する方向に変位することを制限するための規制部材としてのサポート部材51は、ラダーコード13を吊り下げ支持する機能を備えない構成としてもよい。この場合、別部材で、ラダーコード13を吊り下げ支持する。
・前面側案内部33と後面側案内部34との間には、サポート部材51を配置しなくてもよい。この場合、前面側案内部33と後面側案内部34とが互いに近接する方向に変位することを制限するための規制部材として、突っ張りピンなどのピン部材を前面側案内部33と後面側案内部34との間に架け渡す構成とすればよい。
・第2昇降コード15bは、前面側と後面側とで2本で構成されていてもよい。この場合、それぞれの昇降コード15bの一端部は、ボトムレール14に固定される。
・第1昇降コード15aについても、第2昇降コード15bと同様な構成としてもよい。すなわち、スラット12の貫通孔22に挿通させるのではく、スラット12の部屋内側の前縁部と部屋外側の後縁部に昇降方向に沿って延在する構成としてもよい。この場合、貫通孔22が不要となるので、横型ブラインド10の遮光性を高めることができる。
・スラット12の前縁部と後縁部には、第2昇降コード15bが係合する切り欠き凹部を設けるようにしてもよい。
・第2昇降コード15bは、ヘッドボックス11の第1昇降コード15aの間における長手方向において、複数箇所に垂下されていてもよい。また、第2昇降コード15bは、ヘッドボックス11の長手方向の中央部に配置されていなくてもよく、長手方向の中央部から何れか一方にずれた中間位置に配置されていてもよい。
・第2昇降コード15bは、前面側だけに配置してもよいし、後面側だけに配置してもよい。この場合、前面側案内部33および後面側案内部34のうち何れか一方に昇降コードが挿通される。
・第1昇降コード15aや第2昇降コードは、紐状部材ではなくテープ状部材であってもよい。
・操作部としては、チルトポール18aの先端部にイコライザ18を設けたワンポール式の他、ポールとコードが別々に付き、スラット12の開閉はポールを回して行い、ボトムレール14の昇降は昇降コードを引いて操作するポール式であってもよい。また、このような操作部は、スラット12の貫通孔22より端部側に位置していてもよい。
・横型ブラインド10は、電動モータでボトムレール14を昇降する電動ブライドであってもよい。
・横型ブラインドは、内窓と外窓との間に配置するものであってもよい。また、透光性の間仕切りの内部に配置されるものであってもよい。
・日射遮蔽装置としては、横型ブラインドの他に、プリーツスクリーンにも適用することができる。
Claims (8)
- ヘッドボックスから垂下される昇降部材が遮蔽部材を昇降する日射遮蔽装置に用いられ、前記昇降部材の移動を前記ヘッドボックスにて案内する案内部材において、
前記ヘッドボックスは、相対して配置される前面壁および後面壁を備え、
前記案内部材は、前面側当接部と、後面側当接部と、前記前面側当接部と前記後面側当接部とを連結する連結部とを備え、
前記連結部は、
前記案内部材が前記ヘッドボックス外に位置するとき、前記前面側当接部と前記後面側当接部との間隔を狭くする外力を受けて、前記前面側当接部と前記後面側当接部との間隔が前記前面壁と前記後面壁との第1間隔よりも狭い第2間隔となるように、前記前面側当接部と前記後面側当接部との位置が相対的に変位可能に構成され、
前記案内部材が前記ヘッドボックス内に位置するとき、前記外力が解除された状態で、前記前面側当接部と前記後面側当接部との間隔を前記第2間隔から前記第1間隔に戻る方向に復帰させ、前記前面壁の内面に前記前面側当接部を当接させ、かつ、前記後面壁の内面に前記後面側当接部を当接させるように、前記前面側当接部と前記後面側当接部との位置が相対的に変位可能に構成される
案内部材。 - 前記連結部は、前記前面側当接部と前記後面側当接部とを弾性変位可能に連結し、弾性復帰力で前記前面側当接部と前記後面側当接部との間隔を前記第2間隔から前記第1間隔に戻る方向に復帰させ、前記前面壁の内面に前記前面側当接部を当接させ、かつ、前記後面壁の内面に前記後面側当接部を当接させる
請求項1に記載の案内部材。 - 前記前面側当接部と前記後面側当接部との間には、規制部材が配置され、
前記前面側当接部と前記後面側当接部とは、前記規制部材によって、前記前面側当接部と前記後面側当接部との間隔が前記第1間隔よりも狭くなる方向へ変位することが制限される
請求項1または2に記載の案内部材。 - 前記昇降部材は、前記前面壁側から垂下される第1昇降部と、前記後面壁側から垂下される第2昇降部とを備え、
前記前面側当接部は、前面側案内部を備え、
前記後面側当接部は、後面側案内部を備え、
前記前面側案内部は、前記第1昇降部の前記ヘッドボックスに対する出入りを案内し、
前記後面側案内部は、前記第2昇降部の前記ヘッドボックスに対する出入りを案内する
請求項1ないし3のうち、何れか1項に記載の案内部材。 - 前記前面側案内部は、前記前面壁に対して突出し、
前記後面側案内部は、前記後面壁に対して突出する
請求項4に記載の案内部材。 - 前記第1昇降部と前記第2昇降部とは、連続した1本の部材で構成されている
請求項4に記載の案内部材。 - 前記前面側案内部および前記後面側案内部は、前記第1昇降部および前記第2昇降部の前記ヘッドボックスに対する出入りを案内する案内支持部を備える
請求項4または5に記載の案内部材。 - 前記前面側当接部と前記後面側当接部と前記連結部とは、一体成型されている
請求項1ないし6のうち、何れか1項に記載の案内部材。
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