JP6725252B2 - 横型ブラインド、および、仕切り装置 - Google Patents
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Description
上記横型ブラインドにおいて、前記貫通孔は、前記横型ブラインドの取付対象において日射が透光する透光領域の外側に位置してもよい。
上記横型ブラインドにおいて、前記透光領域には、互いに対向する透光板が配置され、前記透光板の各々は、前記透光領域の周囲に配置される遮光性の支持枠に支持され、上記記載の横型ブラインドが前記透光板と平行となるように前記透光板の間に配置され、少なくとも一方の前記支持枠において、前記スラットの昇降方向に沿った縦枠部分の遮光領域内に、前記貫通孔が位置するようにしてもよい。
図1に示すように、横型ブラインド10は、天井、窓枠、カーテンボックス等の取付部に取り付けられるヘッドボックス11と、日射を遮蔽する複数枚のスラット12とを備えている。また、横型ブラインド10は、スラット12をチルト調整可能に支持するラダーコード13と、最下段の前記スラット12の下側に位置するボトムレール14と、一端部がボトムレール14に固定されるリフティングテープ15とを備えている。
スラット12が全閉状態にあるとき、ボトムレール14およびスラット12は、降下した状態にあり、全てのスラット12が一方向に傾動し、日射を遮った状態にある。この場合、部屋外側において、各スラット12の部屋外側の第2長辺部21bは、下側を向く。一般に、日射は、窓を介して上方から照射される。この際、互いに隣接するスラット12とスラット12の間の隙間は、部屋外側から部屋内側にかけて下から上に傾斜したものとなる。したがって、隙間の部屋外側の開口端は、下側を向き、日射が進入しにくいものとなっており、遮光性を高める構成となっている。
(1)第1貫通孔22の間に第2リフティングテープ15bを挿通する貫通孔が形成された構成と比べて、遮光性が特に求められる領域の全体において遮光性が高められる。
(2)全閉状態において長辺部同士が重なるため、第1貫通孔22が隣接するスラット12cの第2長辺部21bに閉塞され、第1貫通孔22からの漏光が抑制される。
(3)最上段のスラット12aにおける長手方向の中央部には、第2長辺部21bに偏倚した第2貫通孔23が形成されるが、こうした第2貫通孔23から漏光したときであっても、その光量は少なく、全体としての遮光性を大幅に低下させることはない。
(4)第2リフティングテープ15bが最上段のスラット12aにおける第2貫通孔23を通ることによって、第2リフティングテープ15bがドラム17の巻取面に即した状態に整えられる。そのため、第2リフティングテープ15bが捩じれることなく、ドラム17は第2リフティングテープ15bを巻回することができる。
(5)第1リフティングテープ15aについても、3段目のスラット12cまで第1貫通孔22を通ることによって、第1リフティングテープ15aがドラム17の巻取面に即した状態に整えられる。そのため、第1リフティングテープ15aも捩じれることなく巻回される。
(6)最上段のスラット12aは、第2貫通孔23に第2リフティングテープ15bが挿通されているだけで、第1リフティングテープ15aが挿通する第1貫通孔22は形成されていない。したがって、最上段のスラット12aを、円滑に傾動することができる。
(7)第2リフティングテープ15bは、最上段のスラット12aの第2貫通孔23に挿通されるだけで、それより下段は、スラット12bやスラット12cの外側を通っている。したがって、第2リフティングテープ15bは、全閉状態のときに、各スラット12の湾曲した凸面に接触し余分な負荷を加えることが無くなり、円滑にスラット12を傾動することができる。
(8)最上段のスラット12aは、第2貫通孔23に第2リフティングテープ15bが挿通しているので、スラット12aの横ずれを防止することができる。
(9)3段目以降のスラット12cについても、第1貫通孔22に第1リフティングテープ15aが挿通しているので、スラット12cの横ずれを防止することができる。
・スラット12の長手方向の両端部にある第1貫通孔22は部屋外側に形成されてもよい。スラット12の長手方向の中央部にある第2貫通孔23は部屋内側に形成されてもよいし、スラット12から割愛されてもよい。
・第1貫通孔22は、最上段のスラット12aや2段目のスラット12bにも形成され、全てのスラット12から1つのスラット群が構成されてもよい。
・第2貫通孔23は、上段を構成する複数枚のスラット12に設けられていてもよい。
・第2リフティングテープ15bの位置は、2つのリフティングテープ15aの間であればよく、例えば、スラット12における長手方向の中央部に対して何れか一方の端部側にずれていてもよい。
なお、図12に示すように、第1貫通孔22は、スラット12cの部屋内側に位置する第1長辺部21a側に偏倚して設けるようにしてもよい。こうした第1貫通孔22の位置であれば、全てのスラット12が一方向にチルトされ、日射を遮った全閉状態になったとき、長辺部同士が重なることによって、第1貫通孔22からの漏光が抑制されやすくなる。なお、第1貫通孔22は、第2長辺部21b側に偏倚していてもよい。また、第1リフティングテープ15aに代わる第1昇降部材及び第2リフティングテープ15bに代わる第2昇降部材の何れか一方がテープ状の部材で、それ以外の昇降部材がコード状の部材であってもよい。
・図16に示すように、手動式の横型ブラインド40もまた、ヘッドボックス11と、日射を遮蔽する複数のスラット12とを備えている。また、横型ブラインド40は、複数のスラット12をチルト調整可能に支持する3本のラダーコード13と、最下段の前記スラット12の下側に位置するボトムレール14と、一端部がボトムレール14に支持される第1昇降部材の一例である第1昇降コード41aと第2昇降部材の一例である第2昇降コード41bとを備えている。そして、スラット12の長手方向の両端部のそれぞれに、第1昇降コード41aとラダーコード13とが配置され、スラット12の長手方向の中央部に、第2昇降コード41bとラダーコード13が配置されている。図17に示すように、そして、第1昇降コード41aは、スラット12の両端部に形成された貫通孔42に挿通されている。また、スラット12には、第2昇降コード41bの挿通に必要な貫通孔は形成されていない。スラット12の長手方向における中央部においては、上述した貫通孔が形成されていないことで、高い遮光性が確保されている。
・図19に示すように、手動式の横型ブラインド40において、スラット12の長手方向における中央部に位置する第2昇降コード41bは、1本でもよい。この場合、1本の昇降コード41bは、スラット12の部屋内側の側縁部または部屋外側の側縁部の何れか一方に延在する。
・手動式の横型ブラインドの操作部としては、ワンポール式の他、ポールとコードが別々に付き、スラット12の開閉はポールを回して行い、ボトムレール14の昇降は昇降コードを引いて操作するポール式であってもよい。また、このような操作部は、スラット12の両端部の貫通孔より端部側に位置していてもよい。
・図20に示すように、横型ブラインド40は、屋外と屋内とを仕切る仕切り装置としての窓装置50に適用することもできる。具体的に、窓装置50は、外窓51や内窓53を備え、互いに離間する外窓51と内窓53との間に、外窓51や内窓53と平行に横型ブラインド40を配置することもできる。外窓51は、ガラス、プラスチック板等の透光板51aと、透光板51aを支持する支持枠としての外窓用サッシ52とを備えている。また、内窓53は、ガラス、プラスチック板等の透光板53aと、透光板53aを支持する支持枠としての内窓用サッシ54とを備えている。窓を設ける壁などの開口部の周囲には、壁などとの見切り材となる額縁50aが配置され、額縁50aには、外窓用サッシ52と内窓用サッシ54とが離間して配置される。外窓用サッシ52と内窓用サッシ54は、遮光性であり、外窓用サッシ52と内窓用サッシ54の内側は、日射を透光する透光領域となり、透光板51a,53aが配置される。図21に示すように、外窓用サッシ52と内窓用サッシ54は、額縁50aより内側に張り出しており、外窓用サッシ52と内窓用サッシ54との間には、凹部55が構成されている。具体的に、外窓用サッシ52の縦枠としての外窓用縦サッシ52aと内窓用サッシ54の縦枠としての内窓用縦サッシ54aとの間には、横型ブラインド40のスラット12の両端部が進入する。この際、スラット12の両端部の貫通孔42は、内窓用サッシ54の内窓用縦サッシ54aとの間の凹部55内に位置する。すなわち、部屋内側から見て、貫通孔42は、透光板53aの外側であって、内窓用縦サッシ54aと重なる内窓用縦サッシ54aに隠れた場所に位置する。また、貫通孔42は、透光板51aの外側であって、外窓用縦サッシ52aと重なる外窓用縦サッシ52aに隠れた場所に位置する。したがって、窓装置50においても、貫通孔42からは漏光することがなくなり、遮光性を高くすることができる。
なお、外窓用サッシ52と内窓用サッシ54の高さは、一致していなくてもよい。そして、貫通孔42は、何れか一方の縦サッシにより形成される遮光領域内に位置すればよい。
Claims (11)
- ヘッドボックスと、
昇降方向に沿って並ぶ複数枚のスラットと、
前記ヘッドボックスから吊下げられ、前記複数枚のスラットを昇降するための2つの第1昇降部材であって、前記スラットの長手方向の両端部側に位置する前記第1昇降部材と、
前記ヘッドボックスから吊下げられ、前記複数枚のスラットを昇降するための1以上の第2昇降部材であって、2つの前記第1昇降部材の間に位置する前記第2昇降部材と
を備え、
前記複数枚のスラットにおいて、前記スラットの長手方向における両端部側に位置し、前記第1昇降部材が挿通される第1貫通孔と、2つの前記第1昇降部材の間に位置し、前記第2昇降部材が挿通される第2貫通孔とが、異なる前記スラットに形成され、
前記第1昇降部材は、前記複数枚のスラットの各々において前記第1貫通孔に挿通され、
前記第2昇降部材は、前記第2貫通孔に挿通される
横型ブラインド。 - 前記第2昇降部材は、複数本である
請求項1に記載の横型ブラインド。 - 前記第2昇降部材は、前記スラットにおける短手方向の縁部に位置する
請求項1に記載の横型ブラインド。 - 前記第2昇降部材は、前記第1昇降部材より数が多い
請求項1から3のいずれか1項に記載の横型ブラインド。 - 前記第2貫通孔が形成された前記スラットは、前記第1貫通孔が形成された前記スラットよりも上方に位置する
請求項1に記載の横型ブラインド。 - 前記第2貫通孔が形成された前記スラットは、前記第1貫通孔が形成された前記スラットよりも下方に位置する
請求項1に記載の横型ブラインド。 - 前記第1貫通孔は、前記スラットにおける短手方向の一端側に偏倚している
請求項1から4のいずれか1項に記載の横型ブラインド。 - 前記第2昇降部材は、前記第1昇降部材が配置された長辺部と対向する長辺部に配置される
請求項1から4のいずれか1項に記載の横型ブラインド。 - 前記第1貫通孔は、前記横型ブラインドの取付対象において日射が透光する透光領域の外側に位置する
請求項1から4のいずれか1項に記載の横型ブラインド。 - 前記透光領域には、
互いに対向する透光板が配置され、
前記透光板の各々は、前記透光領域の周囲に配置される遮光性の支持枠に支持され、
請求項1から8のいずれか1項に記載の横型ブラインドが前記透光板と平行となるように前記透光板の間に配置され、
少なくとも一方の前記支持枠において、前記スラットの昇降方向に沿った縦枠部分の遮光領域内に、前記第1貫通孔が位置する
請求項9に記載の横型ブラインド。 - 互いに対向する透光板と、
前記透光板の各々を支持する遮光性の支持枠と、
請求項1から8のいずれか1項に記載の横型ブラインドを備え、
前記横型ブラインドは、前記透光板と平行となるように前記透光板の間に配置され、
少なくとも一方の前記支持枠において、前記スラットの昇降方向に沿った縦枠部分の遮光領域内に、前記第1貫通孔が位置する
仕切り装置。
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