JPWO2009019778A1 - スピーカ固定具及びスピーカ - Google Patents

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Abstract

本発明は、工具を用いなければ取外作業が行えず、かつ、工具を用いれば取外作業が容易に行えるスピーカ固定具を提供することを目的としている。本発明にかかるスピーカ固定具1は、スピーカ側に配設されるスピーカ側部品2と、壁側に配設される壁側部品3とを備えている。スピーカ側部品2が壁側部品3に対して第1方向にスライドすることで壁側部品3に取り付けられ、スピーカ側部品2が壁側部品3に対して第2方向にスライドすることで壁側部品3から取り外される。スピーカ側部品1は移動防止部材5と移動防止部材5に連結する軸部材6とをさらに有している。移動防止部材5は軸部材6を回すことにより軸部材6を回転軸として回転する。また、軸部材6の外端がねじ頭状またはボルト頭状である。さらに、スピーカ側部品2が壁側部品3に取り付けられたとき、移動防止部材5の回転軌道の第2方向に壁側部品3が位置する。

Description

本発明は、スピーカを壁などに固定するスピーカ固定具及びスピーカ固定具を備えたスピーカに関する。
スピーカを壁などに固定するためのスピーカ固定具は、従来から種々提案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。このうち、取り付け及び取り外しが容易なスピーカ固定具として、ロック機構を有するものがある。このロック機構を有するスピーカ固定具は、壁側部品とスピーカ側部品とから構成されており、壁に固定された壁側部品にスピーカの背面に配設されたスピーカ側部品を取り付けることを基本的な構造としている。そして、壁側部品は、側面から突出する固定片を有しており、この固定片はスピーカ側部品に向かって付勢されている。また、スピーカ側部品は、固定片に対応する位置に固定孔を有している。そのため、スピーカ側部品が壁側部品の所定位置にくると、固定片が固定孔に入り込んで、スピーカ側部品が壁側部品から抜けなくなる。つまり、スピーカ側部品はロックされる。逆に、固定片に連結された解除レバーを内側へスライドさせて固定片を固定孔から抜き、その状態でスピーカ側部品を壁側部品から取り外せば、スピーカを壁から取り外すことができる。
特開昭59−215195号公報 特開昭60−200697号公報
上記のような構成を有するスピーカ固定具は、解除レバーをスライドさせることで容易にロックを解除すことができる。ところがこのような構成の場合、スピーカがある程度高い位置に固定されていても、棒などを利用することで簡単に取り外すことができることになり、スピーカを取り外すといったいたずらや、スピーカの盗難も簡単に行われてしまうことになる。
一方、いたずらや盗難を防止するには、抜け防止用の金具を用いる等して、スピーカ全体をしっかりと壁に固定する方法も考えられるが、この場合は取付作業および取外作業に大きな負担がかかることになる。
そこで本発明は、工具を用いなければ取外作業が行えず、かつ、工具を用いれば取外作業が容易に行えるスピーカ固定具を提供することを目的としている。
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたものであり、本発明にかかるスピーカ固定具は、スピーカ側に配設されるスピーカ側部品と、壁側に配設される壁側部品とを備え、前記スピーカ側部品が前記壁側部品に対して第1方向にスライドすることで前記壁側部品に取り付けられ、前記スピーカ側部品が前記壁側部品に対して第2方向にスライドすることで前記壁側部品から取り外されるスピーカ固定具であって、前記スピーカ側部品は移動防止部材と該移動防止部材に連結する軸部材とをさらに有し、前記移動防止部材は前記軸部材を回すことにより前記軸部材を回転軸として回転し、前記軸部材の外端がねじ頭状またはボルト頭状であって、前記スピーカ側部品が前記壁側部品に取り付けられたとき、前記移動防止部材の回転軌道の前記第2方向に前記壁側部品が位置することを特徴とする。
ここで、上記の「回転軌道」とは、移動防止部材全体が回転時に描く厚みのある扇状の軌道をいう。
上記構成によれば、移動防止部材の第2方向に壁側部品が位置するように移動防止部材を回転させることで、スピーカ側部品が壁側部品に対して移動するのを防止(ロック)することができ、また、この移動防止部材を回転させるには工具が必要となる。
また、上記のスピーカ固定具において、前記スピーカ側部品は、前記移動防止部材を収容するための収容部をさらに有し、前記スピーカ側部品が前記壁側部品に取り付けられたとき、前記軸部材を一の方向に回して前記移動防止部材を前記収容部の内面に当接させると前記移動防止部材の前記第2方向に前記壁側部品が位置し、前記軸部材を他の方向に回して前記移動防止部材を前記収容部の内面に当接させると前記移動防止部材の前記第2方向に前記壁側部品が位置しない構成にしてもよい。
かかる構成によれば、角度を気にせずに軸部材をいずれかの方向に回すことによって、スピーカ側部品の移動防止および解除の操作を行うことができる。
また、上記のスピーカ固定具において、前記軸部材は前記移動防止部材を貫くように前記移動防止部材と連結し、前記軸部材及び前記移動防止部材は雄ねじと雌ねじの関係であり、前記移動防止部材に対して前記軸部材を前記一の方向に回すと、前記移動防止部材は前記軸部材に対して前記第2方向へ移動するようにしてもよい。
かかる構成によれば、軸部材を一の方向に回して移動防止部材を収容部の内面に当接させた状態でさらに軸部材を一の方向に回すと、移動防止部材が軸部材に対して第2方向側へ移動して壁側部品に当接する。これにより、壁側部品は移動防止部材によって狭持されるため、スピーカ側部品と壁側部品とを強固に連結することができる。
また、上記のスピーカ固定具において、前記スピーカ側部品は前記収容部の周囲に位置する外周部をさらに有し、前記外周部の先端位置は、前記移動防止部材の立上がり時の先端位置よりも高く、前記一の方向は左方向としてもよい。
かかる構成によれば、スピーカ部品の移動を防止するための軸部材を回す方向と、通常のねじを締める方向とが異なることになり、さらに、外部からでは移動防止部材の動きを見ることができない。よって、いたずらや盗難を目的とする者がスピーカを外す際に錯覚し、これにより、スピーカが外されるのを防止することができる。
さらに、本発明にかかるスピーカ固定具は、スピーカ側に配設されるスピーカ側部品と、壁側に配設される壁側部品とを備え、前記スピーカ側部品が前記壁側部品に対して第1方向にスライドすることで前記壁側部品に取り付けられ、前記スピーカ側部品が前記壁側部品に対して第2方向にスライドすることで前記壁側部品から取り外されるスピーカ固定具であって、前記壁側部品は移動防止部材と該移動防止部材に連結する軸部材とをさらに有し、前記移動防止部材は前記軸部材を回すことにより前記軸部材を回転軸として回転し、前記軸部材の外端がねじ頭状またはボルト頭状であって、前記スピーカ側部品が前記壁側部品に取り付けられたとき、前記移動防止部材の回転軌道の前記第1方向に前記スピーカ側部品が位置することを特徴とする。
かかる構成のように、壁側部品が移動防止部材や軸部材を有する場合であっても、上記と同様の効果を得ることができる。
さらに、本発明にかかるスピーカは、上記のスピーカ固定具を備えたことを特徴とする。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、移動防止部材の第2方向に壁側部品が位置するように移動防止部材を回転させることで、スピーカ側部品が壁側部品に対して移動するのを防止(ロック)することができ、また、この移動防止部材を回転させるには工具が必要となる。よって、本発明によれば、工具を用いなければ取外作業が行えず、かつ、工具を用いれば取外作業が容易に行えるスピーカ固定具を提供することができる。
本願発明に係るスピーカ固定具の斜視図である。 本願発明に係る収容部の内部を下方から見た模式図である。 本願発明に係る壁側部品を斜め前方から見た図である。 本願発明に係るスピーカ側部材と壁側部品を重ねた状態の図である。 本願発明に係る他の実施形態を示した図である。
以下、本発明に係るスピーカ固定具の実施形態について図を参照して説明する。
はじめに本実施形態に係る固定具1の構成について説明する。図1は、本実施形態に係るスピーカ固定具1の斜視図である。図1に示すように、本実施形態に係るスピーカ固定具1は、スピーカ側部品2と、壁側部品3とから主に構成されている。以下、両部品について順に説明する。なお、説明中に使用する上下左右は、スピーカSの背面側から見た上下左右である。
スピーカ側部品2は、スピーカ側に配設される部品である。本実施形態では、スピーカ側部品2は、スピーカSの背面と一体になっている。また、図1に示すように、スピーカ側部品2は、被挿入部4と、移動防止部材5と、軸部材6と、収容部7と、外周部8とを有している。これらの構成4〜8の詳細については次の通りである。
被挿入部4は、壁側部品3の挿入部9が挿入される部分である。図1に示すように、被挿入部4は、スピーカS背面のほぼ中央に位置しており、大きく窪んでいる部分である。被挿入部4は、その底面10が傾斜しており、上方に向かうに従って窪みが大きくなっている。被挿入部4からは、底面10に平行な同一平面上に3本の金属板11〜13が突出している。これらの金属板11〜13は、スピーカSの入力端子であって、スピーカSから出力する音に関する信号を取得する部分である。
移動防止部材5は、壁側部品3がスピーカ側部品2に対して移動する(スピーカ側部品2が壁側部品3に対して移動する)のを防止する部材である。図1に示すように、移動防止部材5は被挿入部4よりも下方に位置しており、後述の軸部材6と連結している。移動防止部材5は、軸部材6を回転軸として回転する。そして、防止部材5が回転することにより描く回転軌道は、軸部材6を要(中心)とする扇状の軌道になる。図1は、移動防止部材5が立ち上がった状態を示している。移動防止部材5が立ち上がると、移動防止部材5の先端は被挿入部4の開口面よりも後方(背面方向)に突き出た状態となる。なお、移動防止部材5と軸部材6とは、雄ねじと雌ねじの関係になっている。そして、両者はねじ部分において隙間なく結合しており、軸部材6を回転させると回転摩擦により移動防止部材5も回転する。
軸部材6は、移動防止部材5を操作するための部材である。図1に示すように、軸部材6は、上下方向に伸延しており、移動防止部材5と連結している。軸部材6は移動防止部材5の上下方向両側において軸支されているため回転することができ、この回転に伴って移動防止部材5も回転する。さらに、軸部材6の下端(外端)14はねじ頭状になっており、上端(内端)15は中央付近より径の大きい大径部となっている。これらは全体がかたく固定されており、ねじ頭(下端)14を回すことで大径部15を含む全体が一体として回転する。なお、上述のように、軸部材6の移動防止部材5との連結部分は、雄ねじとなっている。このねじは、雄ねじ(軸部材6)を右に回すと、雄ねじ(軸部材6)が雌ねじ(移動防止部材5)に対して前進する「右ねじ」となっている。言い換えれば、雄ねじ(軸部材6)を右に回すと、雌ねじ(移動防止部材5)が雄ねじ(軸部材6)に対して後退する。また、軸部材6の下端14はねじ頭であるため、軸部材6を回すにはドライバー等の工具が必要となり、ひいては移動防止部材5を回転させるためには工具が必要となる。なお、軸部材6の下端14は、ねじ頭状でなくボルト頭状としてもよい。このような構成であっても、工具を用いなければ移動防止部材5を回転させることができない。また、ねじ頭は一般的なプラス(+)の形状でなく、六角や特殊な形状としても良い。そうすることにより、一般的な工具では、移動防止部材5を回転させることができないような構成とすることができる。
収容部7は、移動防止部材5を収容するための部分である。図1に示すように、収容部7は被挿入部4の下方に位置しており、凹状の形状を有している。収容部7の内部では、上下方向に軸部材6が伸延しており、移動防止部材5はこの軸部材6を回転軸として、収容部7の内部で回転する。図2は、収容部7の内部を下方から見た模式図である。図2に示すように、収容部7は左右方向の幅が移動防止部材5の長手方向の長さよりも大きい。また、軸部材6は収容部7の中央よりも左側に位置している。そのため、図2(a)に示すように、移動防止部材5が右方向に倒れているときは、移動防止部材5は全体が収容部7に収まる。ところが、図2(b)に示すように、移動防止部材5が左側に倒れたときは、収容部7に収まらず、収容部7から大きくはみ出る。
外周部8は、収容部7の周囲に位置する部分である。図1に示すように、外周部8のうち、右方8a、および左方8bの高さ位置は、移動防止部材5の立上がり時の先端位置よりも十分高い。そして、外周部8のうち下方8cは、収容部7から続く斜面によって徐々に高くなっており、その先端位置は移動防止部材5の立上がり時の先端位置よりもわずかに高くなっている。つまり、収容部7を右方、左方、及び下方から見た場合には、移動防止部材5の動きを見ることができない。なお、収容部7の上方には壁側部品3が位置することになるため、上方からも移動防止部材5の動きは見ることができない。以上が、スピーカ側部品2の各構成4〜8の説明である。
壁側部品3は、壁に配設される(固定される)部材である。図3は、壁側部品3を斜め前方から見た図である。図3に示すように、壁側部品3は、挿入部9を有している。挿入部9は、スピーカ側部品2の被挿入部4に挿入される部材であって、その幅は被挿入部4の幅よりもわずかに小さくなっている。また、挿入部9は、前方に突出した形状を有しており、前面15が傾斜しているため、上方に向かうに従って前方に大きく突出している。なお、挿入部9の前面15の傾斜角度と、被挿入部4の底面10の傾斜角度は同一である。さらに、挿入部9の上面には、3つの金属板挿入穴16〜18が形成されており、各金属板挿入穴16〜18の位置は、被挿入部4の金属板11〜13の位置に対応している。各金属板挿入穴16〜18には、壁側から信号ライン(図示せず)が連結される。また、壁側部品3は、壁に固定する際に使用する固定ねじ用のねじ孔19を複数有している。
以上が、スピーカ側部品2および壁側部品3の構成についての説明であるが、両部品2、3を重ねた場合は図4のような位置関係となる。図4は、スピーカ側部品2と壁側部品3を重ねた状態の図である。図4に示すように、スピーカ側部品2と壁側部品3を重ねた状態では、収容部7は壁側部品3の下方に位置し、収容部7と壁側部品3とが一部重なっている。また、移動防止部材5が立ち上がった状態では、その先端が壁側部品3の前面よりも外側(後方側)に位置している。さらに、壁側部品3にスピーカ部品2が取り付けられた状態において、移動防止部材5の回転軌道の前方斜め上方(第2方向)に壁側部品3が位置している。
次に、本実施形態にかかるスピーカ固定具1の使用方法を説明する。
はじめに、壁側部品3を壁に固定する。具体的には、壁の内側まで延びる信号ライン(図示せず)を壁側部品3の背面の結合部分20に結合し、その状態で固定ねじ(図示せず)を用いて壁側部品3を壁に固定する。
その後、スピーカ側部品2を壁側部品3に取り付ける。具体的には、壁側部品3の挿入部9をスピーカ側部品2の被挿入部4へ挿入する。このとき、移動防止部材5を右側に倒して収容部7に収容された状態にする。この状態で、スピーカ側部品2を壁側部品3に対して後方斜め下方(第1方向)にスライドさせる。挿入部9の前面15と被挿入部9の底面10とが接するようにスライドすれば、同時に被挿入部4から突出する金属部材11〜13が、挿入部9の金属部材挿入穴16〜18に挿入される。
最後に、移動防止部材5を用いてスピーカ側部品2が壁側部品から抜けないようにロックする。具体的には、スピーカ側部品2の下方からドライバーを用いて軸部材6を左へ約90度回す。これにより、移動防止部材6の前方斜め上方(第2方向)に壁側部品3が位置することになり、スピーカ側部品3が前方斜め上方(第2方向)に移動するのを防止し、スピーカSを壁から取り外すことができなくなる。また、必要により、軸部材6をさらに左へ回す。上述のように、移動防止部材5と軸部材6とは、右ねじの関係になっているため、移動防止部材5を収容部7の内面に接した状態でさらに軸部材6を左に回すと、移動防止部材5は軸部材6に対して上方に(前方斜め上方側)進む。これにより、移動防止部材5を壁側部品3の下端部に強く当接させることができる。よって、スピーカ側部品2を壁側部品3にしっかりと固定することができ、スピーカに「びびり」が発生するのを抑えることができる。
一方、スピーカSを壁から取り外すには、固定する場合とは逆に、軸部材6を右へ回して移動防止部材5を収容部7に収容する。これによってロックが解除される。そして、固定時とは逆方向である前方斜め上方(第2方向)にスピーカ側部品2を壁側部品3に対してスライドさせれば、スピーカSを壁から取り外すことができる。
以上が本実施形態に係るスピーカ固定具1の構成とスピーカ固定具1の使用方法である。このように、本実施形態に係るスピーカ固定具1によれば、ドライバーを用いることで、非常に簡単な作業でスピーカSの壁への固定および取り外しを行うことができる。また、スピーカSの取り外しにはドライバーが必要であるため、いたずら目的でスピーカSを取り外すのを防止することができる。また、本実施形態によれば、ロックを解除するには軸部材6を右に回すことになるが、これは通常のねじをゆるめる方向とは逆である。これに加え、外周部8により移動防止部材5がどのような動きをするのか外部からでは見えない。そのため、スピーカSの取り外しについて、いたずら目的の者に錯覚を起こさせ、スピーカSが取り外されるのを防止することができる。
なお、以上では、スピーカ側部品2と壁側部品3を重ねたとき、収容部7が壁側部品3と重なる場合について説明したが(図4参照)、収容部7が壁側部品3と重ならないような構成にしてもよい。かかる構成によれば、スピーカ側部品2と壁側部品3を重ねたとき、壁側部品3と移動防止部材5の間に隙間が生じる。そのため、壁側部品3の挿入部9がスピーカ側部品2の被挿入部4へ十分奥まで挿入していない場合であっても、移動防止部材5は壁側部品3に引っ掛かることなく回転する(立ち上がる)ことができる。このような構成は、挿入部9と被挿入部4のはめあいがきつい場合には大変有利である。
また、以上では、スピーカ側部品2と壁側部品3を重ねたとき、移動防止部材5が壁側部品3の下方に位置する場合について説明したが、移動防止部材5が壁側部品3の内部に位置するようにしてもよい。この場合、壁側部品3は移動防止部材5に対応する位置に移動防止部材5が入り込むような部分を設ける。かかる構成によれば、外周部8の先端をあまり高くせずとも移動防止部材5を外部から見えないようにすることができる。
また、以上では、壁側部品3が挿入部9を有し、スピーカ側部品2が被挿入部4を有する場合について説明したが、壁側部品3が被挿入部4を有し、スピーカ側部品2が挿入部9を有するようにしてもよい。同様に、スピーカ側部品2が移動防止部材5を有する場合について説明したが、壁側部品3が移動防止部材5を有するようにしてもよい。いずれの場合であっても、上記の実施形態で得られた効果を得ることができる。
また、以上では、スピーカ側部品2が壁側部品3に対して後方斜め下方にスライドすることで壁側部品3に取り付けられ、前方斜め上方にスライドすることで壁側部品3から取り外される場合について説明したが、スピーカ側部品2を後方へ(正面から)スライドすすることで壁側部品3に取り付けられ、前方へ(正面へ)スライドさせることで壁側部品3から取り外されるような構成としてもよい。この場合、移動防止部材5aを図5に示すような構成にすることで実施することができる。ここで、図5は、移動防止部材5aを下方から見た模式図であって、(a)が右側に倒れた状態であり、(b)が立ち上がった状態である。図5に示すように、移動防止部材5aの先端は伸延方向に対して直角に突出する部分を有する。こうすることにより、スピーカ側部品2aを壁側部品3bに対して前方にスライドしたとき、この突出する部分が壁側部品3aに引っ掛かることになる。よって、移動防止部材5aは、スピーカ側部品2aが壁側部品3aから取り外されるのを防止する役目を果たすことができる。なお、この場合において、スピーカ側部品2aを壁側部品3aから取り外すためにスライドさせる方向は前方であって、スピーカ側部品2aが壁側部品3aに取り付けられたとき、移動防止部材5aの回転軌道の前方に壁側部材3aが位置することになる。
また、以上では、軸部材6を回すと回転摩擦によって移動防止部材5が立ち上がる場合について説明したが、移動防止部材5がガイドに沿って立ち上がるようにしても良い。具体的には、軸部材6と移動防止部材5の結合部分にある程度の隙間を設け、軸部材6を回すと移動防止部材5が回転することなく上方(回転軸前方)に進むようにする。そして、移動防止部材5が上方(回転軸前方)に進むにつれて立ち上がるような形状のガイドを設ける。かかる構成であっても、上記で説明した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
以上のように、本発明に係るスピーカ固定具は、工具を用いなければ取外作業が行えず、かつ、工具を用いれば取外作業が容易に行えるスピーカ固定具を提供することができる。よって、スピーカの技術分野において有益である。

Claims (6)

  1. スピーカ側に配設されるスピーカ側部品と、壁側に配設される壁側部品とを備え、前記スピーカ側部品が前記壁側部品に対して第1方向にスライドすることで前記壁側部品に取り付けられ、前記スピーカ側部品が前記壁側部品に対して第2方向にスライドすることで前記壁側部品から取り外されるスピーカ固定具であって、
    前記スピーカ側部品は移動防止部材と該移動防止部材に連結する軸部材とをさらに有し、前記移動防止部材は前記軸部材を回すことにより前記軸部材を回転軸として回転し、前記軸部材の外端がねじ頭状またはボルト頭状であって、前記スピーカ側部品が前記壁側部品に取り付けられたとき、前記移動防止部材の回転軌道の前記第2方向に前記壁側部品が位置することを特徴とする、スピーカ固定具。
  2. 前記スピーカ側部品は、前記移動防止部材を収容するための収容部をさらに有し、前記スピーカ側部品が前記壁側部品に取り付けられたとき、前記軸部材を一の方向に回して前記移動防止部材を前記収容部の内面に当接させると前記移動防止部材の前記第2方向に前記壁側部品が位置し、前記軸部材を他の方向に回して前記移動防止部材を前記収容部の内面に当接させると前記移動防止部材の前記第2方向に前記壁側部品が位置しないことを特徴とする請求項1に記載のスピーカ固定具。
  3. 前記軸部材は前記移動防止部材を貫くように前記移動防止部材と連結し、前記軸部材及び前記移動防止部材は雄ねじと雌ねじの関係であり、前記移動防止部材に対して前記軸部材を前記一の方向に回すと、前記移動防止部材は前記軸部材に対して前記第2方向側へ移動することを特徴とする、請求項2に記載のスピーカ固定具。
  4. 前記スピーカ側部品は前記収容部の周囲に位置する外周部をさらに有し、前記外周部の先端位置は、前記移動防止部材の立上がり時の先端位置よりも高く、前記一の方向は左方向であることを特徴とする、請求項2又は3に記載のスピーカ固定具。
  5. スピーカ側に配設されるスピーカ側部品と、壁側に配設される壁側部品とを備え、前記スピーカ側部品が前記壁側部品に対して第1方向にスライドすることで前記壁側部品に取り付けられ、前記スピーカ側部品が前記壁側部品に対して第2方向にスライドすることで前記壁側部品から取り外されるスピーカ固定具であって、
    前記壁側部品は移動防止部材と該移動防止部材に連結する軸部材とをさらに有し、前記移動防止部材は前記軸部材を回すことにより前記軸部材を回転軸として回転し、前記軸部材の外端がねじ頭状またはボルト頭状であって、前記スピーカ側部品が前記壁側部品に取り付けられたとき、前記移動防止部材の回転軌道の前記第1方向に前記スピーカ側部品が位置することを特徴とする、スピーカ固定具。
  6. 請求項1乃至5のうちいずれか一の項に記載のスピーカ固定具を備えたことを特徴とするスピーカ。
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