JP4418923B2 - 軸装着部材固定構造、リクライニングレバー固定構造および固定部材 - Google Patents

軸装着部材固定構造、リクライニングレバー固定構造および固定部材 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軸装着部材固定構造、リクライニングレバー固定構造および固定部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車のシートのリクライニング操作を行うリクライニングレバーには、固定される円柱状のシャフトの端部と略等断面の凹部が形成され、この凹部にシャフトの端部が挿入されるようになっている。リクライニングレバーをシャフトの端部に固定する際にはねじ止めを行うため、シャフトの端部の側面には溝が設けられ、リクライニングレバーには外部から凹部に貫通するねじ穴が設けられている。そして、ねじ回し工具を使用してねじを同ねじ穴に螺合させてシャフトの溝に係合させると、リクライニングレバーはねじによりシャフトの端部に固定され、シャフトを軸線周りに回動させることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の構造においては、リクライニングレバーをシャフトから取り外す際、ねじを取り除く必要があり、時間がかかるという課題があった。また、ねじ回し工具を使用するため、ねじ穴の位置によってはねじを取り除くことが困難な場合もある。この他、ねじ止め作業に時間がかかるという課題もある。本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、リクライニングレバーのような軸装着部材の固定作業の時間を短縮させるとともに、軸装着部材を容易にかつ確実に取り外すことが可能な軸装着部材固定構造、リクライニングレバー固定構造および固定部材の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1にかかる発明は、軸の端部を軸装着部材の凹部に挿入して同軸装着部材を固定する軸装着部材固定構造であって、上記軸装着部材には、上記凹部から上記軸の中心を基準として外方向に貫通した貫通穴が形成され、この貫通穴に傾動可能に取り付けられ、傾動して上記凹部に上記軸の端部の挿入を許容した後に同端部と係合する係合機構を形成可能であり、押圧操作により傾動して同端部との係合を解除可能である固定部材が設けられている構成としてある。
【0005】
上記のように構成した請求項1にかかる発明においては、軸装着部材は軸の端部を挿入可能な凹部から軸の中心を基準として外方向に貫通した貫通穴を有し、この貫通穴に固定部材が傾動可能に取り付けられている。軸の端部を軸装着部材の凹部に挿入していくと、固定部材は傾動して同凹部に軸の端部の挿入を許容し、その後、軸の端部と係合する係合機構を形成する。すると、軸の端部が挿入された軸装着部材は、固定部材を介して係合機構により軸の端部に固定され、同端部から外れない。このとき、固定部材を押圧操作すると、固定部材は傾動して軸の端部との係合を解除する。すると、軸の端部を軸装着部材の凹部から抜くことが可能となり、軸装着部材を軸の端部から取り外すことができる。
【0006】
すなわち、軸の端部に軸装着部材を固定する際には、軸の端部を軸装着部材の凹部に挿入していく作業を行うだけでよい。また、軸の端部から軸装着部材を取り外す際には、固定部材を押圧操作して軸装着部材の凹部から軸の端部を引き抜く作業を行うだけでよい。その際、ねじ回し工具を必要としないので、固定部材の位置によらず押圧操作を行うことが可能である。したがって、軸装着部材の固定作業の時間を短縮させるとともに、軸装着部材を容易にかつ確実に取り外すことが可能となる。
【0007】
ここで、上記係合機構の構成は様々可能である。その一例として、請求項1にかかる発明は、上記請求項1に記載の軸装着部材固定構造において、上記係合機構は、上記軸の端部の側面に形成された係合溝と、上記固定部材から同端部に向かって突出した突起とを備える構成としてある。すなわち、軸の端部を軸装着部材の凹部に挿入していくと、固定部材が傾動して同凹部に軸の端部の挿入を許容した後、この固定部材から突出した突起は同端部の側面に形成された係合溝に挿入し、同係合溝と突起とが係合する。したがって、簡易な構造で係合機構が形成される。むろん、上記係合溝と突起とから係合機構を構成するのは一例に過ぎず、例えば、軸の端部の側面に係合穴を形成して同係合穴と突起とから係合機構を構成してもよい。
【0008】
また、軸装着部材の凹部に軸の端部の挿入を許容した後に上記係合溝と突起とを係合させる構成の一例として、請求項1にかかる発明は、上記固定部材は、上記軸の端部の側面に当接するとともに、上記突起を同端部に向かって付勢する付勢機構を備える構成としてある。すなわち、付勢機構は軸の端部の側面に当接して突起を同端部に向かって付勢するので、簡易な構造で係合溝と突起とを係合させることができる。また、突起が付勢される方向とは反対方向に固定部材を押圧操作すると、係合溝と突起との係合を解除することができる。むろん、このような付勢機構の構成は一例に過ぎず、例えば、軸装着部材の一部に当接して突起を同端部に向かって付勢するようにしてもよい。また、突起を軸の端部に向かって付勢するような別部材を固定部材と軸装着部材とに取り付ける構成としてもよい。
【0009】
さらに、軸装着部材の凹部に軸の端部の挿入を許容する構成の一例として、請求項1にかかる発明は、上記突起は、上記凹部における開口側の面が上記軸の中心方向に向かって同開口から遠ざかるような傾斜面とされている構成としてある。すなわち、軸の端部を軸装着部材の凹部に挿入していくと、突起における上記傾斜面に軸の先端が当接するので、突起は軸の中心から外方向に押されて同凹部から退避し、軸の端部の挿入を許容する。したがって、突起が形成された固定部材は、容易に傾動して軸の端部の挿入を許容する。
【0010】
軸装着部材の凹部に挿入された軸の端部は、同凹部から容易に抜けないほうがよい。そこで、請求項2にかかる発明は、上記請求項1に記載の軸装着部材固定構造において、上記固定部材は、上記軸の端部と係合しているときに上記貫通穴の内側面に当接して上記凹部から同端部が抜ける方向への傾動を防止させる当接部が形成されている構成としてある。すなわち、固定部材が軸の端部と係合しているとき、軸の端部を軸装着部材の凹部から抜き取ろうとしても当該固定部材に形成された当接部が貫通穴の内側面に当接して同凹部から同端部が抜ける方向への傾動を防止させるので、固定部材は傾動しない。したがって、固定部材と軸の端部との係合が解除されず、軸の端部は軸装着部材の凹部から容易に抜けない。
【0011】
ところで、固定部材を軸装着部材の貫通穴に取り付ける構造の一例として、請求項3にかかる発明は、上記請求項2に記載の軸装着部材固定構造において、上記貫通穴は、当該貫通穴に対して略垂直方向かつ上記軸に対して略垂直方向に形成された挿入穴を備え、上記固定部材は、上記軸の端部方向に突出するとともに、撓み動作を経て上記挿入穴に係合するフックを備える構成としてある。すなわち、貫通穴に形成された挿入穴は同貫通穴に対して略垂直方向かつ軸に対して略垂直方向とされており、固定部材から突出したフックは撓み動作を経て同挿入穴に係合可能である。したがって、挿入穴とフックとを係合させることにより固定部材を貫通穴に取り付けることができ、固定部材を軸装着部材の貫通穴に取り付ける作業が容易となる。むろん、このようにして固定部材を貫通穴に取り付ける構造は様々可能であり、例えば、棒状の別部材を固定部材と軸装着部材の両方に貫通させて取り付けてもよい。
【0012】
上記フックを有する固定部材の構造の一例として、請求項4にかかる発明は、上記請求項3に記載の軸装着部材固定構造において、上記突起は、上記フックよりも上記軸における先端側に形成され、上記当接部は、上記先端側かつ上記軸の中心を基準として上記挿入穴よりも外側に形成され、上記固定部材は、上記軸における先端とは反対側の方向に突出するとともに、先端が同軸の端部側に折り返されて同端部の側面に当接する弾性片を備える構成としてある。すなわち、固定部材には、フックに対し軸における先端側に突起と当接部とが形成され、同突起と当接部とは反対側の方向に弾性片が突出している。この弾性片は、先端が軸の端部側に折り返されて軸の端部の側面に当接しているので、軸装着部材の挿入穴に係合したフックを回転中心として突起を軸の端部に向かって付勢する付勢機構を形成する。また、固定部材の突起と軸の係合溝とが係合しているときに軸の端部を軸装着部材の凹部から抜き取ろうとしても、フックに対し軸における先端側かつ軸装着部材の挿入穴よりも外側に形成された当接部が貫通穴の内側面に当接して同凹部から同端部が抜ける方向への傾動を防止させる。したがって、簡易な構造で軸の係合溝と固定部材の突起とを係合させることができるとともに、軸の端部と固定部材とが係合しているときには軸の端部が軸装着部材の凹部から容易に抜けない。むろん、固定部材には、上述したもの以外にも様々な形状を採用することが可能である。例えば、突起をフックよりも軸における先端とは反対側に形成し、弾性片を軸における先端方向に突出させてもよい。
【0013】
【0014】
ところで、上述した軸装着部材固定構造を適用した具体例として、請求項5のように構成してもよい。すなわち、本発明は、上記構成を有するリクライニングレバー固定構造としても有効である。
【0015】
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、軸装着部材の固定作業の時間を短縮させるとともに、軸装着部材を容易にかつ確実に取り外すことが可能な軸装着部材固定構造を提供することができる。また、請求項1にかかる発明によれば、簡易な構造で係合機構を形成することができる。さらに、請求項1にかかる発明によれば、簡易な構造で軸の係合溝と固定部材の突起とを係合させることができる。
【0017】
さらに、請求項1にかかる発明によれば、容易に傾動して、軸装着部材の凹部に軸の端部の挿入を許容することができる。さらに、請求項2にかかる発明によれば、軸の端部は軸装着部材の凹部から容易に抜けなくなる。さらに、請求項3にかかる発明によれば、固定部材を軸装着部材の貫通穴に取り付ける作業を容易にさせることができる。さらに、請求項4にかかる発明によれば、軸の係合溝と固定部材の突起とを係合させることができるとともに、軸の端部と固定部材とが係合しているときには軸の端部が軸装着部材の凹部から容易に抜けないようにさせる固定部材の簡易な構造を提供することができる。
【0018】
さらに、請求項5にかかる発明によれば、リクライニングレバーの固定作業の時間を短縮させるとともに、リクライニングレバーを容易にかつ確実に取り外すことが可能なリクライニングレバー固定構造を提供することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、下記の順序に従って本発明の実施形態を説明する。
(1)第一の実施形態にかかるリクライニングレバー固定構造の構成:(2)リクライニングレバーを固定するときの作用:(3)第二の実施形態:(4)第三の実施形態:(5)第四〜第六の実施形態:
【0020】
(1)第一の実施形態にかかるリクライニングレバー固定構造の構成:図1は、本発明の第一の実施形態にかかる軸装着部材固定構造を適用したリクライニングレバー固定構造の概略を分解斜視図により示している。また、図2はリクライニングレバー20を上側から見て示しており、図3はリクライニングレバー20をシャフト10側から見て示している。なお、本実施形態は、自動車のシートバックを所望の傾斜角度で維持させる操作を行うための金属製のリクライニングレバー20を金属製のシャフト10の端部11に固定するものである。ここで、リクライニングレバー20は本発明にいう軸装着部材であり、シャフト10は本発明にいう軸である。リクライニングレバー20をシャフトの端部11に固定する手順の概略は、以下の通りである。すなわち、リクライニングレバー20に形成された貫通穴22に本発明にいう固定部材30を挿入し、リクライニングレバー20に固定部材30を取り付ける。次に、リクライニングレバー20に設けられた凹部21にシャフトの端部11を挿入することにより、リクライニングレバー20をシャフトの端部11に固定する。
【0021】
シャフト10におけるリクライニングレバー20側の端部11は、軸線方向と略平行なスプラインが形成されており、リクライニングレバーの凹部21に挿入可能となっている。また、スプラインが形成された端部11には、シャフトの中心12を囲む係合溝13が形成されている。この係合溝13は、シャフト10における先端14側が中心12に対して略垂直な面とされるとともに、先端14とは反対側が中心12から離れるに従って先端14から遠ざかるような傾斜面とされている。シャフト10における同端部11とは反対側の端部は、図示しないロック機構を介して連結ロッドに同軸となるように接続されている。この連結ロッドは、シート内で左右に設けられたリクライニング機構を接続する棒状部材であり、シートバックの傾動と連動して軸線周りに回転する。ロック機構は、シャフト10の回転位置に応じて連結ロッドの回転を抑止したり許容したりする。したがって、シャフトの端部11に固定されたリクライニングレバー20の回転操作により、連結ロッドの回転の抑止/許容が切り替えられ、シートバックを傾動させたり固定させたりすることが可能である。
【0022】
シャフトの端部11を挿入可能なリクライニングレバーの凹部21は、内側面21aにシャフトの端部11の挿入方向と略平行なスプラインが形成されている。同凹部21の内側面と同端部11とに形成されたスプラインは略等断面となっており、凹部21に端部11を挿入したときにガタが生じない。このため、リクライニングレバー20の操作により確実にシャフト10を軸線周りに回転させることができる。リクライニングレバー20には、凹部21からシャフト10の中心12を基準として外方向に貫通した貫通穴22が形成されている。この貫通穴22には、固定部材30を挿入して取り付けることが可能である。本実施形態では、図1に示したようにシートバックの背面側に貫通穴22を形成しているが、貫通穴はリクライニングレバー20の様々な位置に形成可能である。例えば、リクライニングレバー20の床面側に貫通穴を形成してもよく、この場合には貫通穴に取り付けられる固定部材30をより目立たせないようにすることができる。また、取り付けた固定部材30を係止させて抜けないようにさせるために、貫通穴22には、凹部21寄りの内側面において相対向する一対の挿入穴22a,22bが設けられている。挿入穴22a,22bは、貫通穴22に対して略垂直方向、かつ、凹部21にシャフトの端部11を挿入したときの同シャフト10に対して略垂直方向に形成されている。なお、加工しやすくする観点から、挿入穴22aは下方から貫通穴22まで貫通しており、挿入穴22bは貫通穴22の内側面から窪んだ形状とされている。むろん、挿入穴22bも上方まで貫通していてもよいし、挿入穴22a,22bともに貫通穴22の内側面から窪んだ形状としてもよい。
【0023】
図4は上記貫通穴22に取り付けられる固定部材30を図2と同じ上面から見て示しており、図5は図3と同じシャフト10側から見て示している。固定部材30は、熱可塑性を有する樹脂製とされており、所定の型にて成形される。固定部材30が貫通穴22に取り付けられるとともに凹部21にシャフトの端部11が挿入されている状態において、固定部材30は、同端部11方向に突出した一対のフック31,32と、同一対のフック31,32よりもシャフト10の先端14側において同端部11に向かって突出した突起33と、同じくシャフト10の先端側において形成された本発明にいう当接部である当接面34と、シャフト10における先端とは反対側の方向に突出した弾性片35とを有している。また、手で押圧操作を行う押圧面36が、弾性片35よりも外側においてシャフト10における先端14とは反対側の方向に突出している。
【0024】
両フック31,32の先端部には、互いに外側に張り出した凸部31a,32aが設けられている。固定部材30は樹脂製であるので、固定部材30をリクライニングレバーの貫通穴22に挿入していくとき、図6に示すように、フック31,32は互いに内側に撓む。撓み動作を経た後、図7に示すように、凸部31a,32aが挿入穴22a,22bに挿入し、フック31,32は挿入穴22a,22bのそれぞれに係合して同挿入穴22a,22bから外れなくなる。なお、図6と図7は、図2のA−Aの位置から見て示す断面図である。その結果、固定部材30は、貫通穴22に取り付けられるとともに、凸部31a,32aを中心として傾動可能となる。すなわち、貫通穴22に挿入してフック31,32を挿入穴22a,22bに係合させるだけで固定部材30を取り付けることができ、固定部材30をリクライニングレバーの貫通穴22に取り付ける作業が容易である。
【0025】
図8〜図11は、リクライニングレバーの凹部21にシャフトの端部11を挿入していくときの固定部材30の動作を示している。ここで、これらの図は、シャフト10とリクライニングレバーを図2と同じ上側からシャフトの中心12を通る断面にて断面視するとともに、固定部材30については断面視せずに示している。以下、これらの図を適宜用いて固定部材30の構造を説明する。シャフトの端部11に向かって突出した突起33は、シャフトの端部11を凹部21に挿入したときに同端部11に設けられた形成された係合溝13に挿入可能な位置に形成されている。この突起33は、凹部21における開口21b側の面がシャフトの中心12方向に向かって開口21bから遠ざかるような傾斜面33aとされ、同開口21bとは反対側の面33bはシャフトの中心12に対して略垂直な面とされている。そして、凹部21にシャフトの端部11を挿入していくと、図9に示すように、同端部11の先端14が傾斜面33aに当接することになる。
【0026】
シャフト10の先端側において形成された当接面34は、シャフトの中心12を基準としてフック31,32と係合する挿入穴22a,22bよりも外側において形成されている。そして、図11に示すように、当接面34は、突起33とシャフトの係合溝13とが係合しているときにリクライニングレバーの貫通穴22におけるシャフトの先端14側の内側面に当接し、凹部21から端部11が抜ける方向への傾動を防止させる。シャフト10における先端14とは反対側の方向に突出した弾性片35は、先端35aがシャフトの端部11側に折り返されて同端部11の側面に当接するようになっている。ここで、固定部材30は樹脂製であるので、弾性片35は弾性を示す。したがって、リクライニングレバーの凹部21にシャフトの端部11を挿入して固定したとき、図11に示すように、先端35aが図において左方向に押された状態であるので、弾性片35には左方向の付勢力F2が生じており、固定部材30には点P1を中心として左回りの力が加えられる。その結果、突起33はシャフトの端部11に向かって付勢され、当接面34が貫通穴22におけるシャフトの先端14側の内側面に当接する。すなわち、弾性片35は、シャフトの端部11の側面に当接するとともに突起33を同端部11に向かって付勢する付勢機構を構成する。
【0027】
(2)リクライニングレバーを固定するときの作用:以下、リクライニングレバーを固定するときの作用を説明する。シャフトの端部11をリクライニングレバーの凹部21に挿入していくと、図8に示すように、同端部11が弾性片の先端35aに当接する。すると、この先端35aが同図において左方向に押され、挿入穴22a,22bと係合した凸部31a,32aも左方向に押されるので、固定部材30にはシャフトの中心12を基準として凸部31a,32aにおける外側の点(同図では点P1)を中心として左回りの力が加えられる。その結果、固定部材30は、当接面34が貫通穴22におけるシャフトの先端14側の内側面に当接した状態となる。
【0028】
この状態で、シャフトの端部11を凹部21に挿入していくと、図9に示すように、同端部11の先端14が傾斜面33aに当接する。ここで、傾斜面33aは凹部21における開口21b側の面がシャフトの中心12方向に向かって開口21bから遠ざかるような面とされているので、突起33は同図の左方向に押される。すると、固定部材30には上記点P1を中心として右回りの力が加えられ、図10に示すように、突起33は中心12から外方向に押されて凹部21から退避し、シャフトの端部11の挿入を許容する。このとき、固定部材30が右回り方向に傾動し、弾性片35は右方向に押されて左方向の付勢力F1が生じている。
【0029】
さらに、シャフトの端部11を凹部21に挿入していくと係合溝13の位置と突起33の位置とが一致するので、左方向の付勢力F1により、固定部材30には上記点P1を中心として左回りの力が加えられる。その結果、図11に示すように、突起33はシャフトの端部11に向かって付勢されて係合溝13に挿入され、当接面34が貫通穴22におけるシャフトの先端14側の内側面に当接する。そして、弾性片35に残存する付勢力F2により、突起33は係合溝13に挿入されたままとなり、同係合溝13と係合した状態となる。なお、突起33は凹部21における開口21bとは反対側の面33bがシャフトの中心12に対して略垂直な面とされ、係合溝13もシャフト10における先端14側が中心12に対して略垂直な面とされているので、凹部21からシャフトの端部11を抜き取ろうとしても突起33は係合溝13から抜けない。また、当接面34が貫通穴22におけるシャフトの先端14側の内側面に当接しているので、固定部材30は凹部21からシャフトの端部11が抜ける方向には傾動しない。したがって、固定部材30とシャフトの端部11との係合が解除されず、同端部11はリクライニングレバーの凹部21から容易に抜けない。なお、シャフトの端部11とリクライニングレバーの凹部21とは略等断面のスプラインが形成されているため、リクライニングレバー20を操作してシャフト10を軸線周りに回転させる際、ガタが生じない。
【0030】
このように、シャフトの端部11を凹部21に挿入していく際、固定部材30は傾動して凹部21にシャフトの端部11の挿入を許容した後に同端部11と係合する係合機構を形成する。そして、シャフトの端部11が挿入されたリクライニングレバー20は、固定部材30を介して係合機構によりシャフトの端部11に固定され、同端部11から外れない。
【0031】
図11の状態で、固定部材の押圧面36を徒手にて押圧操作すると、図12に示すように、弾性片35が同図の右方向に押され、挿入穴22a,22bと係合した凸部31a,32aも右方向に押されるので、固定部材30にはフック31,32におけるシャフトの中心12に最も近い点(同図では点P2)を中心として右回りの力が加えられる。その結果、突起33は左方向に移動して係合溝13から抜け、同係合溝13との係合が解除される。このように、固定部材30は、押圧操作により傾動してシャフトの端部11との係合を解除可能である。そして、シャフトの端部11を凹部21から抜くことが可能となり、リクライニングレバー20を同端部11から取り外すことが可能となる。
【0032】
以上説明したように、シャフトの端部11にリクライニングレバー20を固定する際には、同端部11をリクライニングレバーの凹部21に挿入していく作業を行うだけでよい。また、シャフトの端部11からリクライニングレバー20を取り外す際には、固定部材30を押圧操作して凹部21から同端部11を引き抜く作業を行うだけでよい。その際、ねじ回し工具を必要としないので、固定部材30の取り付け位置によらず押圧操作を行うことが可能である。したがって、リクライニングレバーの固定作業の時間を短縮させるとともに、リクライニングレバーを容易にかつ確実に取り外すことが可能となる。また、固定部材30は、リクライニングレバー20に取り付けられることにより、リクライニングレバー20の固定作業の時間を短縮させるとともに同リクライニングレバー20を容易にかつ確実に取り外すことを可能にさせるので、単体であっても有効に機能する。
【0033】
(3)第二の実施形態:なお、本発明の軸装着部材固定構造は、上述したシャフトの端部にリクライニングレバーを固定する構造以外にも、軸の端部に固定される様々な軸装着部材を固定する構造に適用することができる。例えば、トランクのキーを解除するレバーを固定する構造に適用してもよいし、給油口のキーを解除するレバーを固定する構造に適用してもよい。むろん、軸自体は固定されたものであってもよいし、固定されていないものであってもよい。
【0034】
固定部材の材質は、上述した樹脂以外にも可能であり、例えば、弾性片35が弾性を示すような金属を採用してもよい。固定部材の形状も様々可能であり、例えば、図13に示す固定部材40のように、シャフトの中心12を基準として弾性片45における最も外側となる面を押圧面46としてもよい。なお、図は第二の実施形態にかかるリクライニングレバー固定構造を上側からシャフトの中心12を通る断面にて断面視するとともに、固定部材40については断面視せずに示している。この場合でも、弾性片45の付勢力により突起43がシャフトの係合溝13に挿入して同係合溝13と係合可能であり、押圧面46を押圧操作することにより固定部材40は同図の右回りに傾動してシャフトの端部11との係合を解除可能である。
【0035】
(4)第三の実施形態:また、固定部材における突起とフックの位置関係を逆にすることも可能である。例えば、図14に示す固定部材130のように、フック131よりもシャフト110の先端114とは反対側において突起133をシャフトの端部111に向かって突出させてもよい。本実施形態では、突起133の先端を若干シャフトの先端114方向に向けている。また、シャフトの端部111の側面には係合溝の代わりに係合穴113が設けられ、この係合穴113は中心112に近づくにつれて若干シャフトの先端114方向に向かうように形成されている。本実施形態の場合、当接部134はリクライニングレバーの貫通穴122におけるシャフトの先端114とは反対側の内側面に当接しているので、リクライニングレバーの凹部121からシャフトの端部111を抜き取ろうとするときに当接部134は固定部材130が傾動するのを防止する機能を有していない。そこで、突起133の先端と係合穴113の向きを中心112に近づくにつれて若干先端114方向とすることにより、凹部121からシャフトの端部111を抜き取る力が加わっても固定部材130が同図の左回りに傾動しないようにしている。
【0036】
図において、弾性片135は、シャフト110における先端114側の方向に突出した先端がシャフトの端部111側に折り返されて同端部111の側面に当接するようになっている。また、押圧面136は、弾性片135よりも外側においてシャフト110における先端114側の方向に突出している。すなわち、押圧面136を押圧操作すると、弾性片135が同図の右方向に押され、固定部材130には左回りの力が加えられる。その結果、突起133は左方向に移動して係合穴113から抜け、同係合穴113との係合が解除される。すると、シャフトの端部111を凹部121から抜くことが可能となる。
【0037】
むろん、固定部材の形状は上述したもの以外にも様々可能である。固定部材を傾動させる方向も様々可能であり、図11や図14で示したように貫通穴に対して略垂直方向かつ軸に対して略垂直方向を中心軸として傾動可能な形状としてもよいし、貫通穴に対して略垂直方向かつ軸に対して略平行な中心軸に対して傾動可能な形状としてもよい。また、上述した第一〜第三の実施形態では、弾性片をシャフトの端部に当接させて付勢力を生じさせているが、貫通穴の一部に当接させて付勢力を生じさせてもよい。
【0038】
(5)第四〜第六の実施形態:なお、軸の端部と軸装着部材の凹部の形状も様々可能であり、例えば、軸装着部材の凹部と軸の端部とを略等断面の多角柱状に形成してもよい。図15は、第四の実施形態にかかる軸装着部材固定構造において、軸の端部211と軸装着部材の凹部221を軸側から見た斜視図により示している。図において、軸の端部211と軸装着部材の凹部221とは略等断面の四角柱状に形成されている。本実施形態の軸の端部211には、凹部221に挿入したときに貫通穴222側となる側面にのみ係合溝213を形成している。この場合でも、貫通穴222に図示しない固定部材を取り付け、係合溝213を貫通穴222側として端部211を凹部221に挿入することにより、着脱可能に軸装着部材を軸の端部に固定することができる。
【0039】
また、図16に示す円柱状の軸310におけるスプラインが形成された端部311のように、軸310の中心312と平行、かつ、中心312を挟んで相対向して平行となるように削られた平面311a,311bを有していてもよい。なお、図は第五の実施形態にかかる軸装着部材固定構造における軸310を軸装着部材側から斜視図により示している。図において、係合溝313は、スプラインが形成された部分に設けられている。図示していないが、軸装着部材の凹部は軸の端部311と略等断面に形成すればよい。すると、固定部材が取り付けられた軸装着部材の凹部に端部311を挿入することにより、着脱可能に軸装着部材を軸の端部に固定することができる。なお、軸の端部311にスプラインを形成するのは一例に過ぎず、図17に示す軸360のように、軸の端部361にスプラインを設けない形状としてもよい。この場合も、軸装着部材の凹部を軸の端部361と略等断面に形成することにより、軸の端部361に着脱可能に軸装着部材を固定することができる。
【0040】
さらに、図18に示す円柱状の軸410のように、端部411が先端に近付くほど細くなるように形成してもよい。なお、図は第六の実施形態にかかる軸装着部材固定構造における軸410を軸装着部材側から斜視図により示している。軸装着部材の凹部は軸の端部411と略等断面に形成すればよい。この場合でも、着脱可能に軸装着部材を軸の端部に固定することが可能である。むろん、図15〜図18は例示であり、軸の端部と軸装着部材の凹部の形状はこの他にも様々考えられる。多少ガタが生じてもよい場合には、略等断面でない形状に形成してもよい。また、軸の端部に係合溝の代わりに係合穴を形成する場合には、軸装着部材の凹部と軸の端部とを略等断面の円柱状に形成することも可能である。なお、軸や軸装着部材を金属製とするのも一例に過ぎず、使用場面に応じて樹脂製等とすることも可能である。
【0041】
以上説明したように、本発明によると、種々の態様によりリクライニングレバーのような軸装着部材の固定作業の時間を短縮させるとともに、軸装着部材を容易にかつ確実に取り外すことが可能な軸装着部材固定構造、リクライニングレバー固定構造および固定部材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態にかかるリクライニングレバー固定構造の概略を分解斜視図である。
【図2】リクライニングレバーを上側から見て示す上面図である。
【図3】リクライニングレバーをシャフト側から見て示す背面図である。
【図4】貫通穴に取り付けられる固定部材を図2と同じ上面から見て示す上面図である。
【図5】貫通穴に取り付けられる固定部材を図3と同じシャフト側から見て示す背面図である。
【図6】固定部材を貫通穴に取り付ける様子を図2のA−Aの位置から見て示す断面図である。
【図7】固定部材を貫通穴に取り付けた様子を図2のA−Aの位置から見て示す断面図である。
【図8】上側からシャフトの中心を通る断面にてシャフトとリクライニングレバーを断面視して、固定部材の動作を示す上面図である。
【図9】上側からシャフトの中心を通る断面にてシャフトとリクライニングレバーを断面視して、固定部材の動作を示す上面図である。
【図10】上側からシャフトの中心を通る断面にてシャフトとリクライニングレバーを断面視して、固定部材の動作を示す上面図である。
【図11】上側からシャフトの中心を通る断面にてシャフトとリクライニングレバーを断面視して、シャフトの端部と係合した固定部材を示す上面図である。
【図12】上側からシャフトの中心を通る断面にてシャフトとリクライニングレバーを断面視して、固定部材の動作を示す上面図である。
【図13】第二の実施形態にかかるリクライニングレバー固定構造における固定部材を上面視した上面図である。
【図14】第三の実施形態にかかるリクライニングレバー固定構造における固定部材を上面視した上面図である。
【図15】第四の実施形態にかかる軸装着部材固定構造において、軸の端部と軸装着部材の凹部を軸側から見て示す斜視図である。
【図16】第五の実施形態にかかる軸装着部材固定構造において、軸を軸装着部材側から見て示す斜視図である。
【図17】変形例にかかる軸装着部材固定構造において、軸を軸装着部材側から見て示す斜視図である。
【図18】第六の実施形態にかかる軸装着部材固定構造において、軸を軸装着部材側から見て示す斜視図である。
【符号の説明】
10…シャフト
11…端部
13…係合溝
14…先端
20…リクライニングレバー
21…凹部
21a…内側面
21b…開口
22…貫通穴
22a,22b…挿入穴
30…固定部材
31,32…フック
31a,32a…凸部
33…突起
33a…傾斜面
34…当接面
35…弾性片
35a…先端
36…押圧面

Claims (5)

  1. 軸の端部を軸装着部材の凹部に挿入して同軸装着部材を固定する軸装着部材固定構造であって、
    上記軸装着部材には、上記凹部から上記軸の中心を基準として外方向に貫通した貫通穴が形成され、この貫通穴に傾動可能に取り付けられ、傾動して上記凹部に上記軸の端部の挿入を許容した後に同端部と係合する係合機構を形成可能であり、押圧操作により傾動して同端部との係合を解除可能である固定部材が設けられ、上記固定部材は、上記軸の端部の側面に当接するとともに、上記突起を同端部に向かって付勢する付勢機構を備えることを特徴とする軸装着部材固定構造において、
    上記突起は、上記凹部における開口側の面が上記軸の中心方向に向かって同開口から遠ざかるような傾斜面とされていることを特徴とする軸装着部材固定構造。
  2. 上記請求項1に記載の軸装着部材固定構造において
    上記固定部材は、上記軸の端部と係合しているときに上記貫通穴の内側面に当接して上記凹部から同端部が抜ける方向への傾動を防止させる当接部が形成されていることを特徴とする軸装着部材固定構造。
  3. 上記請求項2に記載の軸装着部材固定構造において
    上記貫通穴は、当該貫通穴に対して略垂直方向かつ上記軸に対して略垂直方向に形成された挿入穴を備え、
    上記固定部材は、上記軸の端部方向に突出するとともに、撓み動作を経て上記挿入穴に係合するフックを備えることを特徴とする軸装着部材固定構造。
  4. 上記請求項3に記載の軸装着部材固定構造において、
    上記突起は、上記フックよりも上記軸における先端側に形成され、上記当接部は、上記先端側かつ上記軸の中心を基準として上記挿入穴よりも外側に形成され、
    上記固定部材は、上記軸における先端とは反対側の方向に突出するとともに、先端が同軸の端部側に折り返されて同端部の側面に当接する弾性片を備えることを特徴とする軸装着部材固定構造。
  5. シャフトの端部をリクライニングレバーの凹部に挿入して同リクライニングレバーを固定するリクライニングレバー固定構造であって、
    上記シャフトの端部およびリクライニングレバーの凹部の内側面には、略等断面のスプラインが形成されており、
    上記リクライニングレバーには、上記凹部から上記シャフトの中心を基準として外方向に貫通するとともに、同シャフトに対して略垂直方向に形成されて内側面において相対向する一対の挿入穴を有する貫通穴が形成され、上記シャフトの端部の側面には、同シャフトの中心を囲む係合溝が形成され、
    上記シャフトの端部方向に突出するとともに撓み動作を経て上記一対の挿入穴のそれぞれに係合する一対のフックと、同一対のフックよりも同シャフトの先端側において同端部に向かって突出するとともに上記凹部における開口側の面が同シャフトの中心方向に向かって同開口から遠ざかるような傾斜面とされた突起と、同先端側かつ同シャフトの中心を基準として上記挿入穴よりも外側において形成されるとともに同突起と上記係合溝とが係合しているときに上記貫通穴の内側面に当接して上記凹部から同端部が抜ける方向への傾動を防止させる当接面と、同シャフトにおける先端とは反対側の方向に突出するとともに先端が同端部側に折り返されて同端部の側面に当接する弾性片とを有し、上記貫通穴に傾動可能に取り付けられ、傾動して上記凹部に上記シャフトの端部の挿入を許容した後に上記係合溝に同突起を係合させ、押圧操作により傾動して同係合溝と同突起との係合を解除可能である樹脂製の固定部材が設けられていることを特徴とするリクライニングレバー固定構造。
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