JP3500521B2 - 替刃式鋸 - Google Patents

替刃式鋸

Info

Publication number
JP3500521B2
JP3500521B2 JP2001248739A JP2001248739A JP3500521B2 JP 3500521 B2 JP3500521 B2 JP 3500521B2 JP 2001248739 A JP2001248739 A JP 2001248739A JP 2001248739 A JP2001248739 A JP 2001248739A JP 3500521 B2 JP3500521 B2 JP 3500521B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
saw body
plate
saw
groove
rocking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001248739A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003053701A (ja
Inventor
好春 丸岡
Original Assignee
株式会社マーベル
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社マーベル filed Critical 株式会社マーベル
Priority to JP2001248739A priority Critical patent/JP3500521B2/ja
Publication of JP2003053701A publication Critical patent/JP2003053701A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3500521B2 publication Critical patent/JP3500521B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sawing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋸本体が把手本体
に対して着脱自在に取り付けられた替刃式鋸に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、把手本体に対し鋸本体が着脱自在
に取り付けられた替刃式鋸は種々のものが知られてい
る。これら従来手段ではラッチや爪片で鋸本体の抜脱を
阻止する構造のものが多く、鋸本体の左右方向のガタツ
キはビスや蝶ナット等で締め付けて隙間をなくする等の
手法が採られていた。しかしビスや蝶ナットによる締め
付け手段は操作が面倒であると共にビス頭等が把手本体
外部に露出して意匠観を損なうといった欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は鋸本体
の把手本体への着脱がワンタッチで行うことができるも
のでありながら、上下、左右をガタツキを完全になくし
て安定した状態で確実に鋸本体を把手本体に取り付ける
ことのできる新規な機構を備えた替刃式鋸を提供するこ
とを主たる目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
本発明では次のような技術的手段を講じた。即ち、本発
明にかかる替刃式鋸にあっては、挿入部1を備えた鋸本
体Aと、前記挿入部1を着脱自在に受け入れる保持手段
Bを備えた把手本体Cとからなり、前記保持手段Bは、
鋸本体の挿入部1を左右両面から挟み込む固定板2並び
に揺動板3を含み、前記固定板2は把手本体Cに固定さ
れ且つ上下何れかの一縁部に鋸本体挿入部1と揺動板3
とを挟み込む溝部2aを備え、前記揺動板3は前記固定
板2の溝部2aと相対する一縁部に鋸本体挿入部1と固
定板2とを挟み込む溝部3aを備え、且つ枢軸5を支点
として前記上下の溝部2a,3aによって鋸本体挿入部
1が圧着される鋸本体ロック位置とロック解除位置とに
揺動可能に形成され、スプリング6によって前記揺動板
3が常時鋸本体ロック位置に向かって付勢されており、
前記固定板2並びに揺動板3の各溝部2a,3aがその
開放端に至るほど巾広くなるように形成され、更に前記
揺動板3には鋸本体ロック位置で鋸本体Aの係合段部1
aに係合して鋸本体の抜脱を阻止する係合爪3dと前記
スプリング6に抗して揺動板3をロック解除位置に揺動
させるための操作部3cが形成されている構造とした。
【0005】前記操作部3cは指先等で操作し易いよう
に把手本体Cから外部に突出しないように形成するのが
好ましいが、外方に露出して形成されていてもよい。
【0006】 また把手本体Cに、取り外した鋸本体A
の歯先部分を挿入することのできる鋸歯挿入部4を形成
するのが好ましい。これによって、取り外した鋸本体A
の歯先部分を前記鋸歯挿入部4に挿入することにより、
鋸本体の歯先を把手本体Cによってカバーした状態でコ
ンパクトにすることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の詳細を図に示した実
施例に基づき説明する。本発明に係る替刃式鋸は、図1
に示すように挿入部1を備えた鋸本体Aと、前記挿入部
1を着脱自在に受け入れる保持手段Bを備えた棒状の把
手本体Cとからなる。
【0008】 前記保持手段Bは、鋸本体の挿入部1を
左右両面から挟み込む固定板2並びに揺動板3とを含
む。前記固定板2は把手本体Cに固定され、上縁部に折
返し片2bを形成することによって鋸本体挿入部1と
動板3とを挟み込む溝部2aを形成している。また前記
揺動板3には前記固定板2の溝部2aと相対する下縁部
に折返し片3bを設けることによって前記鋸本体の挿入
部1と固定板2とを挟み込む溝部3aが形成されてい
る。更に該揺動板3は図3に示すように枢軸5を支点と
して前記上下の溝部2a,3aによって鋸本体の挿入部
1が上下から圧着される鋸本体ロック位置と、図2に示
すように前記上下の溝部2a,3aが鋸本体の挿入部1
から遊離するロック解除位置とに揺動可能に形成されて
おり、且つスプリング6によって常時鋸本体ロック位置
に向かって付勢されている。また前記折返し片2b,3
bを外方向に少し傾斜させることによって前記溝部2
a,3aがその開放端に至るほど巾広くなるように形成
されている。更に前記揺動板3には鋸本体ロック位置で
鋸本体Aの係合段部1aに係合して鋸本体の抜脱を阻止
する係合爪3dと前記スプリング6に抗して揺動板3を
ロック解除位置に揺動させるための操作部3cが形成さ
れている。この操作部3cは指先等で操作し易いように
把手本体Cから外部に露出して形成されている。また、
前記鋸本体Aには鋸本体Aの挿入部1を把手本体Cに挿
入したときに固定板2の先端縁に当たって挿入量を規制
するストッパー1bが設けられている。
【0009】図1は鋸本体挿入前の保持手段Bの状態を
示す。この状態から図2に示すように揺動板3の操作部
3cを押し上げて鋸本体Aの挿入部1を固定板2と揺動
板3との間に差し込み、完全に押し込んだ状態で操作部
3cから手を離すと、揺動板3はスプリング6によって
図3に示すロック位置に復帰する。このとき、鋸本体の
挿入部1は固定板2並びに揺動板3の溝2a,3aによ
って上下から圧着され、しかも傾斜した折返し片2b,
3bによって溝2a,3aの狭くなった奥部に押し込ま
れるので左右の隙間が完全に埋められてガタツキ無く安
定した状態で保持することができる。また図3のロック
位置において、鋸本体の挿入部1の先端部の係合段部1
aが揺動板3の係合爪3dに係合し、鋸本体Aのストッ
パー1bが固定板2の先端部に当接して鋸本体Aの前後
方向のガタツキを埋めた状態で鋸本体Aの抜脱を確実に
防止している。
【0010】また前記ロック位置において、鋸本体の挿
入部1は傾斜した折返し片2b,3bによって溝2a,
3aの狭くなった奥部に押し込まれるようにして左右の
隙間を埋めるものであるから、鋸本体Aの厚みが許容で
きる範囲内で異なっていても、例えば0.4mm、0.6
mm、0.8mmのように厚みが異なっていても左右の隙間
を確実に埋めてガタツキ無く、しかも容易に把手本体に
取り付けることができる。
【0011】鋸本体Aを取り外すときは図3のロック位
置から操作部3cを押し上げて図2のロック解除位置に
することによりワンタッチで鋸本体Aを抜き取ることが
できる。
【0012】図に示した実施例では取り外した鋸本体A
の歯先部分を挿入することができる鋸歯挿入部4が把手
本体Cに形成されている。これによって、取り外した鋸
本体Aの歯先部分を前記鋸歯挿入部4に挿入することに
より、鋸本体の歯先を把手本体Cによってカバーした状
態でコンパクトに収納しておくことができる。
【0013】以上本発明の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものでなく、本発明の構成要件を備
え、かつ前記の目的を達成し、下記の効果を有する限り
においては適宜に改変して実施することができるもので
ある。
【0014】
【発明の効果】本発明の替刃式鋸本体は上記の如く構成
されたものであるから、鋸本体の把手本体への着脱がワ
ンタッチで行うことができるものでありながら、上下、
左右のガタツキを完全になくして安定した状態で確実に
鋸本体を把手本体に取り付けることができる。殊に鋸本
体の挿入部は固定板並びに揺動板の溝によって上下から
圧着され、しかも溝部がその開放端に至るほど巾広くな
るように形成されているので、上下からの圧着によって
溝の狭くなった奥部に押し込まれて左右の隙間が自動的
に完全に埋められ、ガタツキ無く安定した状態で鋸本体
を保持することができるといった顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る替刃式鋸の一部断面図で、鋸本体
が把手本体から取り外された状態を示す。
【図2】揺動板をロック解除位置に揺動させた状態を示
す図1同様の一部断面図。
【図3】鋸本体を把手本体に取り付けたロック状態を示
す一部断面図。
【図4】鋸本体を把手本体に取り付けたロック状態の横
断面図。
【図5】本発明における保持手段の要部を示す斜視図。
【図6】図1におけるD−D線断面図。
【図7】図1におけるE−E線断面図。
【符号の説明】
1 挿入部 1a 係合段部 2 固定板 2a 溝部 3 揺動板 3a 溝部 3c 操作部 3d 係合爪 4 鋸歯挿入部 5 枢軸 6 スプリング A 鋸本体 B 保持手段 C 把手本体

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入部(1)を備えた鋸本体(A)と、該鋸本
    体(A)の挿入部(1)を着脱自在に受け入れる保持手段(B)
    を備えた把手本体(C)とからなり、前記保持手段(B)は鋸
    本体の挿入部(1)を左右両面から挟み込む固定板(2)並び
    に揺動板(3)を含み、前記固定板(2)は把手本体(C)に固
    定され且つ上下何れかの一縁部に鋸本体挿入部(1)と
    動板 (3)とを挟み込む溝部(2a)を備え、前記揺動板(3)は
    前記固定板(2)の溝部(2a)と相対する一縁部に鋸本体挿
    入部(1)と固定板(2)とを挟み込む溝部(3a)を備え、且つ
    枢軸(5)を支点として前記上下の溝部(2a),(3a)によっ
    て鋸本体挿入部(1)が上下から圧着される鋸本体ロック
    位置とロック解除位置とに揺動可能に形成され、更にス
    プリング(6)によって前記揺動板(3)が常時鋸本体ロック
    位置に向かって付勢されており、前記固定板(2)並びに
    揺動板(3)の各溝部(2a),(3a)がその開放端に至るほど
    巾広くなるように形成され、更に前記揺動板(3)には鋸
    本体ロック位置で鋸本体(A)の係合段部(1a)に係合して
    鋸本体の抜脱を阻止する係合爪(3d)と前記スプリング
    (6)に抗して揺動板(3)をロック解除位置に揺動させるた
    めの操作部(3c)が形成されている替刃式鋸。
  2. 【請求項2】 把手本体(C)に、取り外した鋸本体(A)の
    歯先部分を挿入保護する鋸歯挿入部(4)が形成されてい
    る請求項1に記載の替刃式鋸。
JP2001248739A 2001-08-20 2001-08-20 替刃式鋸 Expired - Fee Related JP3500521B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001248739A JP3500521B2 (ja) 2001-08-20 2001-08-20 替刃式鋸

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001248739A JP3500521B2 (ja) 2001-08-20 2001-08-20 替刃式鋸

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003053701A JP2003053701A (ja) 2003-02-26
JP3500521B2 true JP3500521B2 (ja) 2004-02-23

Family

ID=19077855

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001248739A Expired - Fee Related JP3500521B2 (ja) 2001-08-20 2001-08-20 替刃式鋸

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3500521B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4689445B2 (ja) * 2005-11-24 2011-05-25 新日本工機株式会社 バンドソー型切断装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003053701A (ja) 2003-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5513910B2 (ja) 首振り式剃刀
JP2001062627A (ja) 往復動ノコギリ用のブレードクランプ
JPH0266308A (ja) 組立具
BE1000835A5 (fr) Support de montage adaptable sur une arme a main.
JP4617091B2 (ja) 切断機におけるライビングナイフの取り付け具
JP3500521B2 (ja) 替刃式鋸
JP5439868B2 (ja) 携帯用切断機
EP0567050A1 (fr) Support à l'épaule pour violon
EP1637676B1 (fr) Poignée de portière et procédé pour la monter
WO2010053076A1 (ja) ドアハンドル装置
JP2895447B2 (ja) 締付錠装置
JPH09158924A (ja) 結合金具
JP4065626B2 (ja) スローアウェイ式バイトのクランプ構造
JP2001328480A (ja) アシストグリップの取付構造
JP4418923B2 (ja) 軸装着部材固定構造、リクライニングレバー固定構造および固定部材
JP2000084729A (ja) 往復切断工具の刃具クランプ装置
JP2563117Y2 (ja) 電気ルータのチャックロック機構
JPH0628241Y2 (ja) 替刃式鋸
JP2003071803A (ja) 丸 鋸
JP3799730B2 (ja) 自動変速機付き車両のキーインターロック装置
JP2006247784A (ja) 替刃式鋸
JP2005016093A (ja) 錠の受け装置
JP2002096303A (ja) 折り畳み鋸
JPH0341654Y2 (ja)
JP2864380B2 (ja) スクータ型自動二輪車のヘッドランプ取付け構造

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees