JP2000084729A - 往復切断工具の刃具クランプ装置 - Google Patents

往復切断工具の刃具クランプ装置

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JP2000084729A
JP2000084729A JP10260260A JP26026098A JP2000084729A JP 2000084729 A JP2000084729 A JP 2000084729A JP 10260260 A JP10260260 A JP 10260260A JP 26026098 A JP26026098 A JP 26026098A JP 2000084729 A JP2000084729 A JP 2000084729A
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blade
slider
clamp body
cutting tool
lock
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JP10260260A
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English (en)
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Michio Okumura
道男 奥村
Shinsuke Mori
真介 森
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Original Assignee
Makita Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D51/00Sawing machines or sawing devices working with straight blades, characterised only by constructional features of particular parts; Carrying or attaching means for tools, covered by this subclass, which are connected to a carrier at both ends
    • B23D51/08Sawing machines or sawing devices working with straight blades, characterised only by constructional features of particular parts; Carrying or attaching means for tools, covered by this subclass, which are connected to a carrier at both ends of devices for mounting straight saw blades or other tools
    • B23D51/10Sawing machines or sawing devices working with straight blades, characterised only by constructional features of particular parts; Carrying or attaching means for tools, covered by this subclass, which are connected to a carrier at both ends of devices for mounting straight saw blades or other tools for hand-held or hand-operated devices

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 刃具クランプ装置の操作ボタンのワンタッチ
操作によって、刃具のロックおよびロック解除を容易に
行えるようにする。 【解決手段】 往復切断工具のスライダ1に固定されか
つブレード2を挿脱可能とするクランプ本体11と、ス
ライダ1に対するほぼ径方向へのスライドによってブレ
ード2をロックおよびロック解除するロックピストン2
6と、ロックピストン26を常にはロック方向に付勢す
る付勢スプリングと、斜面21f、26cによるほぼ直
角方向への変向機構を介してロックピストン26と当接
しかつ付勢スプリングの付勢に抗してロックピストン2
6をロック解除させるプッシュ式の操作ボタン21とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、刃具を往復運動
させるレシプロソー、ジグソー等の往復切断工具の刃具
クランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の往復切断工具の刃具クランプ装置
には、刃具のロックおよびロック解除を操作スリーブの
回転操作すなわち螺合を緩める操作によって行うように
している(例えば、実開平4−109101号公報参
照)。なお、刃具のロックに際しては、予め操作スリー
ブを緩めるときと反対方向に回転操作すなわち螺合を締
め付けることにより、刃具の挿入操作によりロックされ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の往復切断工具の
刃具クランプ装置によると、刃具の交換に際し、操作ス
リーブを回転させて緩めたり締め付けたりしなければな
らないため、刃具のロックおよびロック解除が煩雑であ
り非常に不便であるといった問題があった。
【0004】本発明は上記した問題点を解決するために
なされたものであって、本発明が解決しようとする課題
は、操作ボタンあるいは操作スリーブのワンタッチ操作
によって、刃具のロックおよびロック解除を容易に行う
ことのできる往復切断工具の刃具クランプ装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1記載の発明は、往復切断工具の
往復運動するスライダに固定されかつ刃具をスライダ軸
方向に挿脱可能とするクランプ本体と、前記クランプ本
体に挿入した刃具を前記スライダに対するほぼ径方向へ
のスライドによってロックおよびロック解除するロック
ピストンと、前記ロックピストンを常にはロック方向に
付勢する付勢スプリングと、斜面によるほぼ直角方向へ
の変向機構を介して前記ロックピストンと当接しかつ前
記付勢スプリングの付勢に抗して前記ロックピストンを
ロック解除させるプッシュ式の操作ボタンとを備え、前
記操作ボタンのプッシュ方向を前記スライダに対するほ
ぼ径方向に設定した往復切断工具の刃具クランプ装置で
ある。
【0006】このように構成すると、往復切断工具のス
ライダに刃具をクランプするときには、操作ボタンを付
勢スプリングの付勢に抗してプッシュ操作する。この操
作ボタンのプッシュ操作にともない、斜面によるほぼ直
角方向への変向機構を介してロックピストンがスライド
してロック解除される。この状態で、刃具をクランプ本
体に挿入した後、前記操作ボタンに対するプッシュ操作
を解放する。すると、付勢スプリングの付勢によって操
作ボタンが原状に復帰されるにともない、前記変向機構
を介してロックピストンがスライドして刃具をロックす
ることにより、スライダに刃具をクランプすることがで
きる。また、スライダにクランプした刃具を取り外すと
きには、操作ボタンを付勢スプリングの付勢に抗してプ
ッシュ操作し、前に述べたようにロックピストンをロッ
ク解除させて、刃具をクランプ本体から抜き外せばよ
い。
【0007】上記したように、本発明の往復切断工具の
刃具クランプ装置によれば、操作ボタンのプッシュ操作
いわゆるワンタッチ操作によって、刃具のロックおよび
ロック解除を容易に行うことができる。
【0008】また、例えば、実開昭52−783号公報
に見られる構造では、プランジャ(スライダに相当す
る。)に嵌合したセットリングを軸方向に移動させる操
作に加えて、そのセットリングを回動する操作が必要と
なるため、セットリングの操作性が良くない。このよう
な実開昭52−783号公報の構造と比べて、本発明の
往復切断工具の刃具クランプ装置は、操作ボタンのプッ
シュ操作のみのワンタッチ操作であるため操作ボタンの
操作性が良い。
【0009】請求項2記載の発明は、往復切断工具の往
復運動するスライダに固定されかつ刃具をスライダ軸方
向に挿脱可能とするクランプ本体と、前記クランプ本体
に挿入した刃具を回動によってロックおよびロック解除
するロックカムと、前記スライダにスライド可能に外嵌
されかつ前記ロックカムをその回動軸に平行する直線運
動機構を介してロックおよびロック解除させる操作スリ
ーブと、前記操作スリーブを常にはロック方向に付勢す
る付勢スプリングとを備えた往復切断工具の刃具クラン
プ装置である。
【0010】このように構成すると、往復切断工具のス
ライダに刃具をクランプするときには、操作ボタンを付
勢スプリングの付勢に抗してプッシュ操作する。この操
作ボタンのプッシュ操作にともない、ロックカムの回動
軸に平行する直線運動機構を介してロックカムが回動し
てロック解除される。この状態で、刃具をクランプ本体
に挿入した後、前記操作ボタンに対するプッシュ操作を
解放する。すると、付勢スプリングの付勢によって操作
ボタンが原状に復帰されるにともない、前記直線運動機
構を介してロックカムが回動して刃具をロックすること
により、スライダに刃具をクランプすることができる。
また、スライダにクランプした刃具を取り外すときに
は、操作ボタンを付勢スプリングの付勢に抗してプッシ
ュ操作し、前に述べたようにロックカムをロック解除さ
せて、刃具をクランプ本体から抜き外せばよい。
【0011】上記したように、本発明の往復切断工具の
刃具クランプ装置によれば、操作スリーブのプッシュ操
作いわゆるワンタッチ操作によって、刃具のロックおよ
びロック解除を容易に行うことができる。
【0012】また、例えば、実開昭52−783号公報
に見られる構造では、プランジャ(スライダに相当す
る。)に嵌合したセットリングを軸方向に移動させる操
作に加えて、そのセットリングを回動する操作が必要と
なるため、セットリングの操作性が良くない。このよう
な実開昭52−783号公報の構造と比べて、本発明の
往復切断工具の刃具クランプ装置は、操作スリーブのプ
ッシュ操作のみのワンタッチ操作であるため操作スリー
ブの操作性が良い。
【0013】
【発明の実施の形態】〔実施の形態1〕実施の形態1に
ついて図1〜図16を参照して説明する。実施の形態1
は、本発明の請求項1記載の発明に係るものである。ま
た実施の形態1は、例えば、同一出願人が提案した特開
平6−79701号公報に記載した往復切断工具すなわ
ちレシプロソーに適用されるもので、レシプロソーの往
復運動するスライダ(本発明でいうスライダに相当す
る。)にブレード(本発明でいう刃具に相当する。)を
クランプするものである。なおレシプロソーは、電動モ
ータ等を駆動源としてスライダをブレードとともに往復
運動させることにより、ワークの切断作業を行うもので
ある。
【0014】図1に刃具クランプ装置のロック解除状態
の側断面図、図2に図1のII−II線断面図が示され
ている。また図3に刃具クランプ装置のロック状態の側
断面図、図4に図3のIV−IV線断面図が示されてい
る。図1〜図4に示すように、刃具クランプ装置10
は、前に述べたレシプロソーのスライダ1の取り付け端
部すなわち先端部に取り付けられており、刃具であるブ
レード2を保持するものである。なお、図5に刃具クラ
ンプ装置の分解斜視図が示されている。
【0015】前記レシプロソーのスライダ1は、図5に
示すように、丸形ロッド形状をなしている。また、スラ
イダ1の先端部は断面ほぼ半円形状に形成されており、
ブレード2と面する平坦面1aが形成されている(図1
参照)。また、スライダ1の先端部には、前記平坦面1
aと直交するねじ孔1bが形成されている。
【0016】またブレード2は、図5に示すように、ほ
ぼ帯板形状をなしており、その一側縁に鋸刃2aが形成
されている。図5において、ブレード2は基端部分のみ
が示されており、その基端部には円形の係止孔2bが形
成されている。
【0017】刃具クランプ装置10は、大別すると、図
5において、クランプ本体11、操作ボタン21、付勢
スプリング25およびロックピストン26を主要構成部
品として構成されている。以下、各構成部品を順に詳述
する。
【0018】まず、スライダ1に取り付けるクランプ本
体11から説明する。クランプ本体11は、図6に正面
図、図7に左側面図、図8に右側面図で示されている。
また、図9に図8のIX−IX線断面図、図10に図6
のX−X線断面図で示されている。図9および図10に
おいて、クランプ本体11は、上壁11a、下壁11
b、前壁11c、後壁11d、左壁11eおよび右壁1
1fを有するほぼ中空箱形状に形成されている。
【0019】クランプ本体11の上壁11aのほぼ中央
部には、図9に示すように、上下方向に貫通するねじ挿
通孔12が形成されている。なお上壁11aは、前記ス
ライダ1の上面形状に倣う断面ほぼ円弧形状に形成され
ている。
【0020】クランプ本体11の下壁11bは、図9お
よび図10に示すように、ほぼ平板形状に形成されてい
る。なお、下壁11bと右壁11fとを接続する部分は
なだらかな円弧状に連続されている(図6参照)。
【0021】クランプ本体11の前壁11cは、図10
に示すように、ほぼ平板形状に形成されており、前記上
壁11a、下壁11b、左壁11eおよび右壁11fの
前端縁と連設されている(図7および図8参照)。前壁
11cのほぼ中央部には、図6および図10に示すよう
に、前後方向に貫通するほぼ四角形状をなす前側の開口
孔14が形成されている。また、前壁11cの前面中央
部には、前記開口孔14を間に左右に位置する左右の指
示溝13が形成されている(図7および図8参照)。そ
の指示溝13はブレード2(図5参照)の挿入位置を指
示する。なお、前側の開口孔14における左右の側縁
は、左壁11eおよび右壁11fの内側面とそれぞれ同
一平面をなしている。
【0022】クランプ本体11の後壁11dは、図9お
よび図10に示すように、前記クランプ本体の後側面の
ほぼ下半部を塞ぐほぼ平板形状に形成されている。その
後壁11dは、前記下壁11b、左壁11eおよび右壁
11fの後端縁と連設しているとともに、前記クランプ
本体11の後側面のほぼ上半部に前後方向に貫通するほ
ぼアーチ形状をなす後側の開口孔15を形成している。
なお、後側の開口孔15の下縁左半部は、前側の開口孔
14の下縁とほぼ等しい高さにある。さらに、後側の開
口孔15の下縁右半部には、左端がその下縁の左半部と
連続しかつ右端に向かって次第に高くする傾斜面16が
形成されている。なお、傾斜面16の形成によって、後
側の開口孔15が後述するロックピストン26を挿入可
能でかつ逆向きといった不適切な挿入を防止する形状と
されている。
【0023】クランプ本体11の左壁11eは、図7お
よび図9に示すように、前記クランプ本体11の左側面
のほぼ上半部を塞ぐほぼ平板形状に形成されている。そ
の左壁11eは、前記上壁11a、前壁11cおよび後
壁11dの左端縁と連設しているとともに、前記クラン
プ本体11の左側面の下端部に左右方向に貫通するほぼ
横長四角形状をなす左側の開口孔17を形成している。
左側の開口孔17の下縁は下壁11bの上面と同一平面
をなしており、かつその上縁は前記前側の開口孔14の
下縁とほぼ等しい高さにある。また、左側の開口孔17
の前後端縁は、前壁11cおよび後壁11dの内側面と
それぞれ同一平面をなしている。
【0024】クランプ本体11の右壁11fは、図8お
よび図9に示すように、前記クランプ本体11の右側面
のほぼ上半部を塞ぐほぼ平板形状に形成されている。そ
の右壁11fは、前記上壁11aおよび前壁11cの右
端縁と連設しているとともに、前記クランプ本体11の
右側面の下端部に左右方向に貫通するほぼ横長四角形状
をなす右側の開口孔18を形成している。右側の開口孔
18は、前記左側の開口孔17と対応しており、その下
縁は下壁11bの上面と同一平面をなしており、かつそ
の上縁は前記前側の開口孔14の下縁とほぼ等しい高さ
にある。また、右側の開口孔18の前後端縁は、前壁1
1cおよび後壁11dの内側面とそれぞれ同一平面をな
している。しかして、前記右側の開口孔18の上縁に
は、吊下状に突出する前後のスプリング受止片19が形
成されている。各スプリング受止片19の内側面には、
ピン形状の突起19aが突出されている(図10参
照)。
【0025】次に、前記クランプ本体11に組み込まれ
る操作ボタン21を説明する。操作ボタン21は、図1
1に正面図、図12に右側面図、図13に平面図で示さ
れている。図11〜図13において、操作ボタン21
は、ほぼ四角形板状の主板部21aと、その主板部21
aの左端部に立ち上がる操作部21bと、その操作部2
1bと主板部21aとの隅角部に形成された階段状のス
プリング座部21cと、前記主板部21aの右端部上に
突出された前後方向に平行状をなす3枚の作動片21e
とを有している(図13参照)。
【0026】前記スプリング座部21cの右側面には、
図13に示すように、ピン形状をなす前後の突起21d
が突出されている。また各作動片21eの左側には、図
11に示すように、左端から右端に向けて次第に高くな
る斜面21fが形成されている。
【0027】上記操作ボタン21は、図4に示すよう
に、作動片21eからクランプ本体11の左側の開口孔
17に挿入されることにより、クランプ本体11に対し
左右方向にスライド可能に組み付けられる。なお、操作
ボタン21は、図2に示すように、最も深く挿入したと
きにスプリング座部21cが前記左側の開口孔17を塞
ぎ、操作部21bがクランプ本体11の左壁11eと当
接する。このとき、操作ボタン21の作動片21eはク
ランプ本体11の右側の開口孔18に嵌入し、その作動
片21eの先端面がクランプ本体11の当該外側面とほ
ぼ同一の曲面を形成する。
【0028】次に、前記操作ボタン21上に配置される
付勢スプリング25を説明する。付勢スプリング25
は、図5に示すようにコイルスプリングからなり、前後
2本使用される。各付勢スプリング25は、前記クラン
プ本体11への操作ボタン21の組み付けに際して、操
作ボタン21の作動片21eの相互間にそれぞれ置かれ
る(図3参照)。付勢スプリング25の一端は、クラン
プ本体11の当該スプリング受止片19の突起19aと
嵌合した状態で当接する(図9中、二点鎖線25参
照)。また、付勢スプリング25の他端は、操作ボタン
21のスプリング座部21cの突起21dと嵌合した状
態で当接する(図13中、二点鎖線25参照)。この付
勢スプリング25は、前記スプリング受止片19とスプ
リング座部21cとの間に対し所定量圧縮した状態で配
置され、常には操作ボタン21を反挿入方向(図2にお
いて左方)へ付勢する。なお、操作ボタン21は後述す
るロックピストン26により抜け止めされる。
【0029】次に、前記操作ボタン21上に配置される
ロックピストン26を説明する。ロックピストン26
は、図14に正面図、図15に右側面図、図16に平面
図で示されている。図14〜図16において、ロックピ
ストン26は、ほぼ四角形板状の主板部26aと、その
主板部26aの下面に突出された前後方向に平行状をな
す3枚のカム片26bと、前記主板部26aの上面中央
部に突出された円錐台形状の係合ピン部26dとを有し
ている。なお、主板部26aの前端部は、前側のカム片
26bより前方へ突出している(図15参照)。
【0030】図14に示すように、前記各カム片26b
の右部下面には、左端から右端に向けて次第に高くなる
斜面26cが形成されている。また前記係合ピン部26
dは、前記ブレード2の係止孔2b(図5参照)と係合
するもので、前記係止孔2dの口径に応じて係合可能で
ある。
【0031】上記ロックピストン26は、クランプ本体
11内に後側の開口孔15(図10参照)から挿入さ
れ、前記操作ボタン21上に組み込まれる。このとき、
図2に示すように、各カム片26bの斜面26cと操作
ボタン21の各作動片21eの斜面21fとが面接触状
に摺動可能に当接される。また、ロックピストン26の
主板部26aの前端部は、図1に示すように、クランプ
本体11の前側の開口孔14に摺動可能に係入される。
また、ロックピストン26の左右端面は、クランプ本体
11の左壁11eおよび右壁11fの内側面によって上
下方向にスライド可能に案内される(図2および図4参
照)。なお、相互に摺動可能に当接する操作ボタン21
の斜面21fと、ロックピストン26の斜面26cとに
よって、斜面によるほぼ直角方向への変向機構が構成さ
れている。
【0032】前記ロックピストン26は、クランプ本体
11に対する操作ボタン21のプッシュ時(図1および
図2参照)にロック解除位置となる。また、前記プッシ
ュ解放時すなわち前記操作ボタン21が付勢スプリング
25によって原状位置に復帰している時(図3および図
4参照)にはロック位置となる。なお、ロックピストン
26の主板部26aの前端部は、ロック解除位置におい
て前記クランプ本体11における前側の開口孔14の下
縁上に当接する(図1参照)。
【0033】上記したクランプ本体11に操作ボタン2
1、付勢スプリング25およびロックピストン26を組
み込んだ刃具クランプ装置10は、次に述べるようにし
て前記スライダ1に取り付けられる。すなわち、図1に
示すように、スライダ1の先端部をクランプ本体11の
後側の開口孔15から挿入した後、固定ねじ28をスプ
リングワッシャ29およびクランプ本体11のねじ挿通
孔12を通してスライダ1のねじ孔1bに締着すること
によって、刃具クランプ装置10がスライダ1に取り付
けられている。なお、操作ボタン21のプッシュ方向
は、スライダ1のほぼ径方向すなわち図4において右方
である。
【0034】刃具クランプ装置10をスライダ1に取り
付けた状態において、図1および図2に示すように、ロ
ックピストン26の上面はスライダ1の平坦面1aと対
面する。さらに、ロックピストン26の係合ピン部26
dは、スライダ1のねじ孔1bと同一軸線上に位置さ
れ、そのねじ孔1b内に介入可能である。また、通常
は、図3および図4に示すように、操作ボタン21が付
勢スプリング25の付勢によって原状位置に保持されて
いる。このとき、ロックピストン26は斜面21f、2
6cによるほぼ直角方向への変向機構を介してロック位
置にある。なお、スライダ1に対する刃具クランプ装置
10の取り付けによって、ロックピストン26の移動が
制限されることにより、クランプ本体11からのロック
ピストン26の分解とそれにともなう操作ボタン21お
よび付勢スプリング25の分解が阻止される。
【0035】上記した刃具クランプ装置10において、
往復切断工具のスライダ1にブレード2をクランプする
場合を説明する。まず、図3および図4に示すように、
付勢スプリング25の付勢によって原状位置に保持され
ている操作ボタン21を、前記付勢スプリング25の付
勢に抗してプッシュ操作する。この操作ボタン21のプ
ッシュ操作にともない、斜面21f、26cによるほぼ
直角方向への変向機構を介してロックピストン26がロ
ック解除される(図1および図2参照)。前記ロックピ
ストン26のロック解除時において、ロックピストン2
6はスライダ1と離隔するとともに、前記係合ピン部2
6dも前記スライダ1のねじ孔1bから離隔する。な
お、ロックピストン26をロック解除方向へ付勢するス
プリングを備えることにより、そのスプリングによって
ロックピストン26をロック解除させることもできる。
【0036】前記ロック解除状態で、ブレード2をクラ
ンプ本体11の前側の開口孔14よりそのクランプ本体
11に挿入し、ロックピストン26とスライダ1との間
に位置させる(図1および図2参照)。このとき、ブレ
ード2がクランプ本体11の左壁11eと右壁11fと
の間に位置決めされるとともに、ブレード2の段部(図
5に符号、2cを付す。)が指示溝13と当接すること
により、そのブレード2の挿入位置が決定付けられる。
【0037】前記ブレード2の挿入後、前記操作ボタン
21に対するプッシュ操作を解放する。すると、付勢ス
プリング25の付勢によって操作ボタン21が押し出さ
れて原状に復帰されるにともない、前記変向機構を介し
てロックピストン26がスライドしてブレード2をロッ
クすることにより、スライダ1にブレード2をクランプ
することができる(図3および図4参照)。このとき、
ロックピストン26の係合ピン部26dがブレード2の
係止孔2b(図5参照)に係入するため、ブレード2の
抜け外れを確実に防止することができる。なお、係合ピ
ン部26dの突出高さを大きくし、スライダ1のねじ孔
1bに係入させることにより、ブレード2の抜け外れを
一層確実に防止することができる。
【0038】また、図3および図4に示すように、スラ
イダ1にクランプしたブレード2を取り外すときには、
操作ボタン21を付勢スプリング25の付勢に抗してプ
ッシュ操作し、前に述べたようにロックピストン26を
ロック解除させる(図1および図2参照)。前記ロック
解除後、ブレード2をクランプ本体11から抜き外せば
よい。前記ロック解除の際、ロックピストン26の移動
にともなって、係合ピン部26dがブレード2の係止孔
2bから抜け出るため、ブレード2の抜き外しがし易く
なる。
【0039】上記した刃具クランプ装置10によれば、
操作ボタン21のプッシュ操作いわゆるワンタッチ操作
によって、ブレード2のロックおよびロック解除を容易
に行うことができる。
【0040】また、例えば、実開昭52−783号公報
に見られる構造では、プランジャ(スライダに相当す
る。)に嵌合したセットリングを軸方向に移動させる操
作に加えて、そのセットリングを回動する操作が必要と
なるため、セットリングの操作性が良くない。このよう
な実開昭52−783号公報の構造と比べて、刃具クラ
ンプ装置10は、操作ボタン21のプッシュ操作のみの
ワンタッチ操作であるため操作ボタン21の操作性が良
い。
【0041】〔実施の形態2〕実施の形態2について図
17〜図30を参照して説明する。実施の形態2は、本
発明の請求項2記載の発明に係るものである。また実施
の形態2は、実施の形態1と同様のレシプロソーに適用
されるもので、レシプロソーの往復運動するスライダ1
およびブレード2についてはほぼ同一構成であるから、
同一部位に同一符号を付してその説明は省略する。
【0042】前記レシプロソーのスライダ1において、
図19および図21に示すように、実施の形態1と同様
に、平坦面1aおよびねじ孔1bが形成されている。こ
れに加えて、前記平坦面1aより後方位置におけるスラ
イダ1の外周面には、後述する大径のスナップリング4
6を嵌着するための環状溝1dが形成されている。さら
に、前記平坦面1aには、前記ねじ孔1bの後方に隣接
するほぼ円柱形状の係合ピン部1e(図19参照)が形
成されている。係合ピン部1eは、前記ブレード2の係
止孔2b(図21参照)と係合するもので、前記ブレー
ド2の厚さとほぼ等しい突出量をもって突出されてい
る。
【0043】図17に刃具クランプ装置のロック解除状
態の側断面図、図18に図17のXVIII−XVII
I線断面図が示されている。また図19に刃具クランプ
装置のロック状態の側断面図、図20に図19のXX−
XX線断面図が示されている。図17〜図20に示すよ
うに、刃具クランプ装置30は、実施の形態1と同様
に、レシプロソーのスライダ1の先端部に取り付けら
れ、刃具であるブレード2を保持するものである。図2
1に刃具クランプ装置30の分解斜視図が示されてい
る。なお図21において、ブレード2は基端部分のみが
示されている。
【0044】刃具クランプ装置30は、大別すると、図
21において、クランプ本体31、操作スリーブ42、
付勢スプリング44およびロックカム48を主要構成部
品として構成されている。以下、レシプロソーのスライ
ダ1に嵌挿される順で各構成部品を詳述する。なお、ス
ライダ1の環状溝1dにスナップリング46がその弾性
を利用して嵌着され後、そのスライダ1にワッシャ45
が嵌挿されている。
【0045】まず、付勢スプリング44から説明する。
付勢スプリング44は、図21に示すように、コイルス
プリングからなる。付勢スプリング44は、図19に示
すように、前記スライダ1に嵌挿されている。付勢スプ
リング44の嵌挿先端面(後端面)は前記ワッシャ45
と当接される。なお、付勢スプリング44は、後述する
操作スリーブ42によって圧縮状態におかれ、常には、
操作スリーブ42を前方へ付勢する。
【0046】次に、前記スライダ1に嵌挿される操作ス
リーブ42を説明する。操作スリーブ42は、図26に
正面図、図27に右側面図、図28に平面図で示されて
いる。図26〜図28において、操作スリーブ42は、
ほぼ円環状の主筒部42aと、その主筒部42aの背面
に段付き形成されたスプリング座部42bと、前記主筒
部42aの前面左下端部から前方に向けて突出するほぼ
角棒形状のガイド片42cと、そのガイド片42cのほ
ぼ中央部に植設されかつ先端部が内方に向けて突出され
たカムピン43とを有している。
【0047】上記操作スリーブ42は、図17に示すよ
うに、主筒部42aをスライダ1に嵌挿することにより
スライダ1の軸方向にスライド可能に組み付けられる。
操作スリーブ42の主筒部42aのスプリング座部42
bは、前記付勢スプリング44の前端部と嵌合した状態
で当接されている。また、操作スリーブ42は、付勢ス
プリング44を所定量に圧縮した状態で、後述するクラ
ンプ本体31によって抜け止めされる。これにより、操
作スリーブ42は、前にも述べたように、付勢スプリン
グ44の付勢によって常に前方へ付勢されている。
【0048】次に、前記スライダ1に取り付けられるク
ランプ本体31を説明する。クランプ本体31は、図2
2に正面図、図23に右側面図、図24に背面図、図2
5に底面図で示されている。図22〜図25において、
クランプ本体31は、上壁31a、左壁31e、前壁3
1c、後壁31dおよび上下の右壁31fを有するほぼ
中空箱形状に形成されている。
【0049】クランプ本体31の上壁31aの前端部に
は、図25に示すように、上下方向に貫通するねじ挿通
孔32が形成されている(図21参照)。なお上壁31
aは、図22および図24に示すように、前記スライダ
1の上面形状に倣う断面ほぼ円弧形状に形成され、その
上端に水平な平坦面(符号省略)が形成されている。
【0050】クランプ本体31の左壁31eは、図22
および図24に示すように、ほぼ平板形状に形成されて
おり、前記上壁31aの左縁部と連設されている。
【0051】クランプ本体31の前壁31cは、図22
および図23に示すように、ほぼ平板形状に形成されて
おり、前記左壁31eおよび後述する上下の右壁31f
の前端縁と連設しているとともに、前記クランプ本体の
前側面のほぼ上半部に前後方向に貫通するほぼアーチ形
状をなす前側の開口孔34を形成している。前壁31c
のほぼ中央部には、図22に示すように、前後方向に貫
通する前側の軸受孔37が形成されている。また、前壁
31cの右側縁には、前側の凹み溝36が形成されてい
る。なお、前記上壁31aの前端面における左右端部に
は、前壁31c上に位置する左右の指示溝33が形成さ
れている(図23参照)。指示溝33は、ブレード2の
挿入位置を指示する。
【0052】クランプ本体31の後壁31dは、図24
に示すように、前記クランプ本体の後側面のほぼ下半部
を塞ぐほぼ平板形状に形成されている。その後壁31d
は、前記左壁31eおよび後述する上下の右壁31fの
後端縁と連設しているとともに、前記クランプ本体31
の後側面のほぼ上半部に前後方向に貫通するほぼアーチ
形状をなす後側の開口孔35を形成している。後壁31
dは、前記前壁31cとほぼ前後対称形状をなしてお
り、前記前側の軸受孔37と対応する後側の軸受孔39
と、前記前側の凹み溝36と対応する後側の凹み溝40
が形成されている。
【0053】クランプ本体31の上側の右壁31fは、
図22および図24に示すように、前記上壁31aの右
縁部より垂下状に連続しかつ前記前壁31cと後壁31
dの両右側上端部を相互に連設している。また、下側の
右壁31fは、前記前壁31cと後壁31dの両右側下
端部を連設している。両右壁31fの相互間に前後方向
に延びるガイド溝38が形成されている。
【0054】上記クランプ本体31内には次に述べるロ
ックカム48が組み込まれている。ロックカム48は、
図29に右側面図、図30に断面図で示されている。図
29および図30において、ロックカム48は、ほぼ円
柱状をなしており、その軸心部に軸孔48aが偏心状に
形成されている。ロックカム48の外周面には、断面ほ
ぼ半円形状をなしかつ他の面より半径を大きくする大径
面48bと、断面ほぼL字形状をなしかつ前記大径面4
8bより半径を小さくする小径面48cとがなだらかに
連続して形成されている。さらに、前記大径面48bに
は、その前端部から後端部に向けて左回り方向になだら
かに傾斜するカム溝48dが形成されている。
【0055】上記ロックカム48は、図19および図2
0に示すように、クランプ本体31内にその解放下面か
ら内部空間部に配置されている。さらに、頭付きピン5
0がクランプ本体31の前側の軸受孔37からロックカ
ム48の軸孔48aを通して後側の軸受孔39に貫通さ
れている。その頭付きピン50の先端部の環状溝(図示
省略)にスナップリング51がその弾性を利用して嵌着
されることにより、クランプ本体31にロックカム48
が回動可能に軸支されている。
【0056】上記ロックカム48を組み込んだクランプ
本体31は、次に述べるようにして前記スライダ1に取
り付けられる。すなわち、図19および図20に示すよ
うに、スライダ1の先端部を後側の開口孔35から挿入
した後、固定ねじ53をスプリングワッシャ54および
クランプ本体31のねじ挿通孔32を通してスライダ1
のねじ孔1bに締着することによって、クランプ本体3
1がスライダ1の先端部に取り付けられている(図19
参照)。なお、操作スリーブ42のガイド片42cのプ
ッシュ方向はスライダ1の軸方向である。
【0057】前記クランプ本体31の取り付けととも
に、クランプ本体31のガイド溝38に操作スリーブ4
2のガイド片42cが軸方向にスライド可能に係合さ
れ、かつロックカム48のカム溝48dに前記操作スリ
ーブ42のカムピン43が摺動可能に係入されている。
また、通常は、図19および図20に示すように、操作
スリーブ42が付勢スプリング44によって原状位置に
保持されている。このとき、カムピン43がロックカム
48のカム溝48dの前端部に位置し、ロックカム48
の大径面48bがブレード2の平坦面1aと面し、両面
48b、1aとの間の隙間を小さくするロック状態とな
る。また、操作スリーブ42のガイド片42cの軸方向
へのプッシュ時には、図17および図18に示すよう
に、カムピン43がロックカム48のカム溝48dの後
端部に摺動し、ロックカム48の小径面48cがブレー
ド2の平坦面1aと面し、両面48b、1aとの間の隙
間を大きくするロック解除状態となる。なお、上記カム
溝48dとカムピン43によりロックカム48の回動軸
に平行する直線運動機構が構成されている。
【0058】上記した刃具クランプ装置30において、
往復切断工具のスライダ1にブレード2をクランプする
場合を説明する。まず、図19に示すように、付勢スプ
リング44の付勢によって原状位置に保持されている操
作スリーブ42ガイド片42cを、前記付勢スプリング
44の付勢に抗してプッシュ操作する(図17参照)。
このガイド片42cのプッシュ操作にともない、ロック
カム48の回動軸に平行する直線運動機構を介してロッ
クカム48が右回り方向に回動してロック解除される。
なお、ロックカム48のロック解除時において、ロック
カム48の小径面48cはスライダ1の平坦面1aと離
隔する。
【0059】前記ロック解除状態で、図17に示すよう
に、ブレード2をクランプ本体31の前側の開口孔34
よりそのクランプ本体31に挿入し、ロックカム48と
スライダ1との間に位置させる。このとき、図18に示
すようにブレード2がクランプ本体31の左壁31eと
右壁31fとの間に位置決めされるとともに、図21に
示すブレード2の段部2cがスライダ1の指示溝33と
当接することにより、そのブレード2の挿入位置が決定
付けられる。また、前記ブレード2はスライダ1の平坦
面1aと面接触状に近接され、係止孔2bとスライダ1
の係合ピン部1eとが係合される。
【0060】前記ブレード2の挿入後、前記ガイド片4
2cに対するプッシュ操作を解放する。すると、図19
および図20に示すように、付勢スプリング44の付勢
によって操作スリーブ42が押し出されて原状に復帰さ
れるにともない、前記直線運動機構を介してロックカム
48が左回り方向に回動してブレード2をロックするこ
とにより、スライダ1にブレード2をクランプすること
ができる。このとき、スライダ1の係合ピン部1eがブ
レード2の係止孔2bと係合した状態に保持されるた
め、ブレード2の抜け外れを確実に防止することができ
る。
【0061】また、図19および図20に示すように、
スライダ1にクランプしたブレード2を取り外すときに
は、操作スリーブ42のガイド片42cを付勢スプリン
グ44の付勢に抗してプッシュ操作し、前に述べたよう
にロックカム48をロック解除させる(図17および図
18参照)。前記ロック解除後、ブレード2をクランプ
本体31から抜き外せばよい。
【0062】上記した刃具クランプ装置30によれば、
操作スリーブ42のガイド片42cのプッシュ操作いわ
ゆるワンタッチ操作によって、ブレード2のロックおよ
びロック解除を容易に行うことができる。
【0063】また、例えば、実開昭52−783号公報
に見られる構造では、プランジャ(スライダに相当す
る。)に嵌合したセットリングを軸方向に移動させる操
作に加えて、そのセットリングを回動する操作が必要と
なるため、セットリングの操作性が良くない。このよう
な実開昭52−783号公報の構造と比べて、刃具クラ
ンプ装置30は、操作スリーブ42のプッシュ操作のみ
のワンタッチ操作であるため操作スリーブ42の操作性
が良い。
【0064】また、クランプ本体31に回動可能に組み
込んだロックカム48によってブレード2をロックする
ため、そのブレード2に外力が加わったとしても、その
外力によってロックカム48が回動されにくい。このた
め、不用なロック解除を防止することができる。
【0065】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
が可能である。
【0066】
【発明の効果】この発明の往復切断工具の刃具クランプ
装置によれば、操作ボタンあるいは操作スリーブのワン
タッチ操作によって、刃具のロックおよびロック解除を
容易に行うことができる。さらに、操作ボタンあるいは
操作スリーブの操作性の良いものが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1を示す刃具クランプ装置のロック
解除状態の側断面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】刃具クランプ装置のロック状態の側断面図であ
る。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】刃具クランプ装置の分解斜視図である。
【図6】クランプ本体の正面図である。
【図7】クランプ本体の左側面図である。
【図8】クランプ本体の右側面図である。
【図9】図8のIX−IX線断面図である。
【図10】図6のX−X線断面図である。
【図11】操作ボタンの正面図である。
【図12】操作ボタンの右側面図である。
【図13】操作ボタンの平面図である。
【図14】ロックピストンの正面図である。
【図15】操作ボタンの右側面図である。
【図16】操作ボタンの平面図である。
【図17】実施の形態2を示す刃具クランプ装置のロッ
ク解除状態の側断面図である。
【図18】図17のXVIII−XVIII線断面図で
ある。
【図19】刃具クランプ装置のロック状態の側断面図で
ある。
【図20】図19のXX−XX線断面図である。
【図21】刃具クランプ装置の分解斜視図である。
【図22】クランプ本体の正面図である。
【図23】クランプ本体の右側面図である。
【図24】クランプ本体の背面図である。
【図25】クランプ本体の底面図である。
【図26】操作スリーブの正面図である。
【図27】操作スリーブの右側面図である。
【図28】操作ボタンの一部破断平面図である。
【図29】ロックカムの右側面図である。
【図30】図29のXXX−XXX線断面図である。
【符号の説明】
1 スライダ 2 ブレード 11 クランプ本体 21 操作ボタン 25 付勢スプリング 26 ロックピストン 31 クランプ本体 42 操作スリーブ 44 付勢スプリング 48 ロックカム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 往復切断工具の往復運動するスライダに
    固定されかつ刃具をスライダ軸方向に挿脱可能とするク
    ランプ本体と、前記クランプ本体に挿入した刃具を前記
    スライダに対するほぼ径方向へのスライドによってロッ
    クおよびロック解除するロックピストンと、前記ロック
    ピストンを常にはロック方向に付勢する付勢スプリング
    と、斜面によるほぼ直角方向への変向機構を介して前記
    ロックピストンと当接しかつ前記付勢スプリングの付勢
    に抗して前記ロックピストンをロック解除させるプッシ
    ュ式の操作ボタンとを備え、前記操作ボタンのプッシュ
    方向を前記スライダに対するほぼ径方向に設定した往復
    切断工具の刃具クランプ装置。
  2. 【請求項2】 往復切断工具の往復運動するスライダに
    固定されかつ刃具をスライダ軸方向に挿脱可能とするク
    ランプ本体と、前記クランプ本体に挿入した刃具を回動
    によってロックおよびロック解除するロックカムと、前
    記スライダにスライド可能に外嵌されかつ前記ロックカ
    ムをその回動軸に平行する直線運動機構を介してロック
    およびロック解除させる操作スリーブと、前記操作スリ
    ーブを常にはロック方向に付勢する付勢スプリングとを
    備えた往復切断工具の刃具クランプ装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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