JP4617091B2 - 切断機におけるライビングナイフの取り付け具 - Google Patents

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Description

この発明は、例えばテーブルソーと称される切断機において、切断刃の切断進行方向後ろ側に配置されるライビングナイフの取り付け具に関する。なお、「切断進行方向」は、切断によって切り口が延びていく方向の意味で用いる。
図1は、一般的な構成を備えたテーブルソー1を示している。このテーブルソー1は、切断材Wを載置するためのテーブル2を備えている。このテーブル2の上面から切断刃3の上部とライビングナイフ4の上部が突き出されている。
テーブル2の下面側には、取り付け台5が支持柱6〜6を介して上下に昇降可能に設けられている。この取り付け台5の中央に、切断刃3およびこれを回転させる電動モータ7が取り付けられている。また、取り付け台5は図示左側に延長されており、この延長部分5aにライビングナイフ4が取り付けブラケット9を介して取り付けられている。
従来、ライビングナイフ4は、取り付けブラケット9に固定ボルト8,8により固定されていた。このため、この固定ボルト8,8を締め付け、緩めることによりライビングナイフ4を取り付け台5から脱着可能であり、また上下に一定の範囲で位置調整できるようになっていた。
米国特許第6170370号公報
このように従来は、ライビングナイフ4を取り付け台5に対してボルト止めする構成であったため、これを脱着する場合にはスパナ等の締め付け工具を用いて固定ボルト8,8を緩め、また締め付ける必要があり、この点で脱着作業が面倒であった。
そこで、本発明は、スパナ等の締め付け工具を用いることなく、ライビングナイフを簡単に脱着することができる取り付け具を提供することを目的とする。
このため、本発明は、特許請求の範囲の各請求項に記載した構成の取り付け具とした。
請求項1記載の取り付け具によれば、ライビングナイフの取り付け基部を、取り付け具の取り付け凹部に挿入し、然る後ロックピンをばね付勢力によりロック位置に戻すことによりライビングナイフが取り付け具に固定され、従って取り付け台に取り付けられる。
この取り付け状態において、ロックピンをばね付勢力に抗してアンロック位置に移動させると、当該ロックピンの傾斜部のライビングナイフの取り付け基部に対する係合が解除されて、取り付け基部が取り付け凹部から抜け出し可能となり、これによりライビングナイフを取り付け具から外すことができる。
このように取り付け基部を取り付け凹部に挿入してロックピンをロック位置とアンロック位置との間で移動させることにより、ライビングナイフが取り付け具に対して脱着されるので、従来のボルト止めによる場合よりも簡単にライビングナイフを脱着することができ、これにより切断加工作業の効率化を図ることができる。
請求項2記載の取り付け具によれば、アンロック操作によりライビングナイフが取り付け凹部の底部に配置したばねにより抜け出し方向に移動するため、ライビングナイフの取り外しの便宜を図ることができる。
特許請求の範囲に記載した上記の発明には含まれないが、下記の関連発明によっても同様の作用効果を得ることができる。
第1関連発明は、「切断材を載置するためのテーブルの下方に取り付け台を備え、該取り付け台に、鋸刃と該鋸刃を回転させる駆動モータと、平板形状をなし、前記切断刃の切断進行方向後ろ側に該切断刃と面一に配置されるライビングナイフとを取り付けて、前記切断刃の上部と前記ライビングナイフの上部を前記テーブルの上面側に突き出して配置した切断機において、前記ライビングナイフを前記取り付け台に取り付けるための取り付け具であって、前記取り付け台に固定した取り付けベースに対して操作ロッドを介して押さえ板を接近、離間可能かつ接近する方向にばね付勢して設けるとともに、該押さえ板と前記ライビングナイフの取り付け基部との間に、該ライビングナイフの幅方向について左右一対若しくは該幅方向に長く延びる範囲で、前記押さえ板若しくは前記取り付けベースと、前記ライビングナイフの取り付け基部を板厚方向に凹凸係合させて、該取り付け基部の前記押さえ板と前記取り付けベースとの間からの抜け出しを規制する一方、前記操作ロッドの前記ばね付勢力に抗した押し操作により前記押さえ板を前記取り付けベースから離間させて前記取り付け基部を前記取り付け凹部から抜け出し可能となる構成とした取り付け具」とすることができる。
第1関連発明の取り付け具によれば、ライビングナイフの取り付け基部を、取り付けベースと押さえ板との間に挿入すれば、押さえ板のばね付勢力によりライビングナイフの取り付け基部が取り付けベースと押さえ板の間に挟み込まれる。また、この挟み込み状態では、ライビングナイフに対して取り付けベース若しくは押さえ板が板厚方向に凹凸係合されてその抜け出しが規制される。
このように第1関連発明の取り付け具によっても、ライビングナイフの取り付け基部を、取り付けベースと押さえ板との間に挿入すればライビングナイフが取り付け具を介して取り付け台に取り付けられる。逆に、押さえ板の付勢力に抗して取り付け基部を取り付けベースと押さえ板との間から抜き出せば、ライビングナイフを取り付け具から取り外すことができる。このため、従来のボルト止めによる場合よりも、ライビングナイフを簡単に脱着することができ、従って切断加工作業の効率化を図ることができる。
第2関連発明は、「切断材を載置するためのテーブルの下方に取り付け台を備え、該取り付け台に、鋸刃と該鋸刃を回転させる駆動モータと、平板形状をなし、前記切断刃の切断進行方向後ろ側に該切断刃と面一に配置されるライビングナイフとを取り付けて、前記切断刃の上部と前記ライビングナイフの上部を前記テーブルの上面側に突き出して配置した切断機において、前記ライビングナイフを前記取り付け台に取り付けるための取り付け具であって、前記取り付け台に固定した取り付けベースに対して押さえ板をその板厚方向に変位可能に設け、該押さえ板を前記取り付け台に対して離間する方向にばね付勢するとともに、前記押さえ板にねじ軸を設け、該ねじ軸を前記取り付けベースに挿通させて、該ねじ軸の先端に操作レバーを備えたナットを装着し、該ナットと前記取り付けベースとの間に前記ねじ軸をその軸方向に移動させるカム部を設けて、前記操作レバーのロック側への回転操作に伴う前記カム部の作用により前記ねじ軸を介して前記押さえ板を前記ばね付勢力に抗して前記取り付けベースとの間に前記ライビングナイフを挟み込む方向に移動させるとともに、該挟み込み状態を前記操作レバーのロック側への回転操作に伴う前記ナットの前記ねじ軸に対する締め込みによりロックする構成とした取り付け具」とすることができる。
第2関連発明の取り付け具によれば、取り付けベースと押さえ板との間に取り付け基部を挿入し、この挿入状態でレバーを締め付け方向に回転操作すると、カム部の作用によりねじ軸を介して押さえ板が取り付け基部を挟み込む方向に変位し、これによりライビングナイフの取り付け基部が取り付けベースと押さえ板との間に挟み込まれる。この挟み込み状態は、レバーの締め付け方向への回転操作によりナットがねじ軸に締め込まれることによりロックされ、これによりライビングナイフが取り付け具を介して取り付け台に取り付けられる。
逆に、この取り付け状態において、レバーを緩め方向に回転操作すると、ナットがねじ軸に対して緩められて押さえ板の取り付けベースに対する押圧状態が解除されるとともに、ねじ軸を介して押さえ板が取り付けベースから離間する方向に変位して取り付け基部を取り付けベースと押さえ板との間から抜き出し可能となり、これによりライビングナイフを取り付け具から取り外すことができる。
このように、取り付け基部を取り付けベースと押さえ板との間に挿入し、然る後レバーを締め付け方向に回転すると、ライビングナイフが取り付け具に固定され、従って取り付け台に取り付けられる。逆に、レバーを緩め方向に回転操作すると、押さえ板が取り付けベースから離間して取り付け基部を取り付けベースと押さえ板との間から抜き出すことができ、これによりライビングナイフを取り付け台から取り外すことができる。従って、従来ボルト止めによりライビングナイフを取り付ける構成に比して、ライビングナイフを簡単に脱着することができ、ひいては切断加工作業の効率化を図ることができる。
第3関連発明は、「切断材を載置するためのテーブルの下方に取り付け台を備え、該取り付け台に、鋸刃と該鋸刃を回転させる駆動モータと、平板形状をなし、前記切断刃の切断進行方向後ろ側に該切断刃と面一に配置されるライビングナイフとを取り付けて、前記切断刃の上部と前記ライビングナイフの上部を前記テーブルの上面側に突き出して配置した切断機において、前記ライビングナイフを前記取り付け台に取り付けるための取り付け具であって、前記ライビングナイフの取り付け基部を挿入するための取り付け凹部と、該取り付け凹部を板厚方向に貫通した状態でロック位置とアンロック位置の間を移動可能に設けられ、前記ロック方向にばね付勢されたロックピンを備え、
前記ロックピンを前記ロック位置に移動させると、該ロックピンの先端部が前記取り付け基部の取り付け孔に挿入されて該取り付け基部の前記取り付け凹部からの抜け出しが規制され、該ロックピンの後端部に上下に傾動操作可能に支持した操作板をその下端部を支点にしてアンロック側に傾動操作すると、前記ロックピンの先端部が前記取り付け孔から抜き出されて前記ライビングナイフの取り付け基部を前記取り付け凹部から抜き出し可能となる構成とした取り付け具」とすることができる。
第3関連発明の取り付け具によれば、操作板の操作のみでライビングナイフを簡単に脱着することができるので、上記と同様の作用効果を得ることができる。
第4関連発明は、「切断材を載置するためのテーブルの下方に取り付け台を備え、該取り付け台に、鋸刃と該鋸刃を回転させる駆動モータと、平板形状をなし、前記切断刃の切断進行方向後ろ側に該切断刃と面一に配置されるライビングナイフとを取り付けて、前記切断刃の上部と前記ライビングナイフの上部を前記テーブルの上面側に突き出して配置した切断機において、前記ライビングナイフを前記取り付け台に取り付けるための取り付け具であって、前記ライビングナイフの取り付け基部を挿入するための取り付け凹部と、該取り付け凹部を板厚方向に貫通した状態でロック位置とアンロック位置の間を移動可能かつアンロック側にばね付勢されたロックピンと、該ロックピンの先端に一体に設けた押さえ板と、該ロックピンの後端に上下に傾動操作可能に設けた操作レバーを備え、前記操作レバーをロック位置に傾動操作すると、前記ロックピンを介して前記押さえ板を前記取り付け台に固定した取り付けベースに接近させて前記ライビングナイフの取り付け基部を挟み込んで前記取り付け凹部から抜け出し不能に固定可能である一方、前記操作レバーをアンロック位置に傾動操作すると、前記ロックピンを介して前記押さえ板を前記付勢力により前記取り付けベースから離間させて前記ライビングナイフの取り付け基部を前記取り付け凹部から抜き出し可能となる構成とした取り付け具」とすることができる。
第4関連発明の取り付け具によれば、操作レバーの回動操作のみでライビングナイフを取り付け、取り外しすることができるので、従来のボルト止めによる場合に比して簡単にライビングナイフの脱着を行うことができる。
次に、本発明の実施形態を図2〜図6に基づいて説明する。以下説明する実施形態は、前記取り付け台5に対してライビングナイフL(L1)を取り付けるための取り付け具に特徴を有するものであり、テーブルソーと称される切断機1におけるその他の構成については従来と同様で足り、本発明において特に変更を要しないので、以下の説明では同位の符号を用いてそれらの説明を省略する。
図2および図3は本実施形態の取り付け具10を示している。この取り付け具10は、取り付けベース11と押さえ板12を備えている。取り付けベース11の立ち上がり部11aに対して押さえ板12がボルト15,15によって固定されている。取り付けベース11の立ち上がり部11aと押さえ板12との間には、ライビングナイフL1の取り付け基部L1aを挿入するための取り付け凹部13が形成されている。取り付けベース11は、切断機1の取り付け台5(延長部分5a)にボルト14,14により固定されている。
取り付け凹部13の長さTおよび幅tは、ライビングナイフL1の取り付け基部L1aをガタツキなく挿入可能な寸法に設定されている。取り付けベース11の立ち上がり部11aおよび押さえ板12には、これらの板厚方向に沿ってロックピン16が挿通されている。このロックピン16は、大径部16aとこれよりも小径の小径部16bを備えている。大径部16aの、小径部16b側の端部は、その全周にわたって傾斜面16cが形成されている。このロックピン16の大径部16aは、押さえ板12に形成した大径の挿通孔12aに挿通されている。ロックピン16の小径部16bは、取り付けベース11の立ち上がり部11aに形成した小径の挿通孔11bに軸方向移動可能に挿通されている。挿通孔11bの、押さえ板12側の口元には、上記大径の挿通孔12aと同径の逃がし部11cが一定の深さで形成されている。
ロックピン16の小径部16bは、挿通孔11bを経て立ち上がり部11aの図示左側に突き出されている。この突き出し側の端部にはフランジ部16dが取り付けられている。このフランジ部16dと取り付けベース11の立ち上がり部11aとの間に圧縮ばね17が介装されている。この圧縮ばね17により、ロックピン16は図示左方(ロック方向)に付勢されている。
図2は、取り付け凹部13にライビングナイフL1の取り付け基部L1aが挿入されていない状態を示している。このため、図2では、ロックピン16の上記圧縮ばね17による付勢力によって、上記逃がし部11cにロックピン16の大径部16aが進入した状態が示されている。
以上のように構成した本実施形態の取り付け具10には、図6に示すライビングナイフL1が取り付けられる。本実施形態の取り付け具10に適応されたライビングナイフL1の取り付け基部L1aには、取り付け溝L1bがその端部から切り込み形成されている。この取り付け溝L1bの切り込み方向中途位置には、円形のロック孔L1cが形成されている。このロック孔L1cの径は、上記ロックピン16の大径部16aよりも若干小さな径に設定されている。取り付け溝L1bの幅は、ロックピン16の小径部16bおよびボルト15の軸径よりも若干大きな幅に設定されている。
このライビングナイフL1は、以下の操作により取り付け具10に対して簡単に脱着することができる。取り付け具10の図2に示す状態は、ライビングナイフL1が取り外された状態を示している。先ず、図2中白抜きの矢印で示すように使用者が圧縮ばね17に抗してロックピン16をフランジ部16d側から押し操作して、取り付け凹部13内にロックピン16の小径部16bを位置させた状態とする。図2中、ロックピン16の位置について、押し操作していない位置が実線で示され、押し操作した位置(アンロック位置)が二点鎖線で示されている。
使用者がロックピン16をアンロック位置に位置させた状態を保持しつつ、ライビングナイフL1の取り付け基部L1aを取り付け具10の取り付け凹部13に挿入する。この時、取り付け基部L1aはその取り付け溝L1b内に、取り付け具10のボルト15,15およびロックピン16の小径部16bを進入させながら取り付け凹部13に挿入される。
取り付け基部L1aを挿入してそのロック孔L1cにロックピン16が位置する状態となった時に、ロックピン16の押し操作を止めると、ロックピン16は圧縮ばね17により図2において左方へ移動する。ロックピン16が図示左方へ移動してロック位置に至ると、図4に示すようにロックピン16の傾斜部16cが取り付け基部L1aのロック孔L1cに嵌り込む。これにより、取り付け基部L1aが取り付け凹部13から抜け出し不能に係合されてライビングナイフL1が取り付け具10に取り付けられ、従って取り付け台5の延長部5aに取り付けられる。
ライビングナイフL1を取り付け具10から取り外すには、上記取り付け状態において、使用者がロックピン16を圧縮ばね17に抗してアンロック方向(図2中白抜きの矢印で示す方向)に押し操作する。ロックピン16をアンロック方向に押し操作すると、その傾斜面16cとロック孔L1cとの係合状態が解除されて、ロック孔L1c内に小径部16bが位置するため、取り付け基部L1aが取り付け凹部13から抜け出し可能な状態となる。このため、ロックピン16をアンロック位置に保持しておくことにより、取り付け基部L1aを取り付け凹部13から抜き出して、ライビングナイフL1を取り付け具10ひいては取り付け台5から取り外すことができる。
このように、ロックピン16を押し操作すれば、ライビングナイフL1の取り付け基部L1aを取り付け具10の取り付け凹部13に対して挿入、抜け出し可能となり、取り付け基部L1aを取り付け凹部13に挿入してロックピン16の押し操作を止めれば、ライビングナイフL1を取り付けることができ、ロックピン16を押し操作して取り付け基部L1aを取り付け凹部13から抜き出せばライビングナイフL1を取り外すことができる。このため、従来ライビングナイフ4をボルト8,8により固定していた場合に比して、簡単にライビングナイフL1を取り付け台5に対して脱着することができる。
また、ここまでロックピン16に設けたフランジ部16dの押し操作を前提に説明したが、ロックピン16のフランジ部16dとは反対側に操作つまみを設け、この操作つまみを引っ張ることによりロックピン16を移動させる構成としても同様の作用効果を得ることができる。
以上説明した実施形態では、ライビングナイフL1の取り付け溝L1bに一つのロック孔L1cを設ける構成を例示したが、例えばこの取り付け溝L1bに複数のロック孔を適宜間隔をおいて設けることにより、ライビングナイフL1の高さ調整を簡単に行うことができるようになる。
また、図7〜図10には、上記実施形態に関連する技術が示されている。この関連技術は、上記取り付け具10に、図8に示すライビングナイフL2を取り付けた構成を備えている。この取り付け構造の場合、取り付け具10をそのまま用いることができる。一方、この取り付け構造に適用されるライビングナイフL2は、図8に示すようにその取り付け基部L2aに円弧に沿って湾曲した取り付け溝L2bを備えている。取り付け溝L2bは、切断刃3の回転中心を中心とする円弧に沿って形成されている。この取り付け溝L2bは、前記取り付け溝L1bとは異なって端部から切り込み形成されたものではなく、両端部が閉じている。
このライビングナイフL2を取り付け具10に取り付けるには、ボルト15,15を外して押さえ板12を取り付けベース11から取り外した状態で、両ボルト15,15およびロックピン16の小径部16bを取り付け溝L2bに挿通させ、この挿通状態でボルト15,15を締め込んで再度押さえ板12を取り付けベース11の立ち上がり部11aに取り付ける。これにより、ライビングナイフL2の取り付け基部L2aを取り付け凹部13にセットすることができる。
この取り付け状態において、使用者がロックピン16をアンロック方向(図2の白抜き矢印の方向)に押し操作すると、その小径部16bが取り付け溝L2b内に位置するので、ライビングナイフL2を上下に位置変更することができる。その後、ロックピン16の押し操作を止めれば、ロックピン16は圧縮ばね17によりロック位置に戻されて、その傾斜部16cがロック孔L2cまたはロック孔L2dに嵌り込むことにより、ライビングナイフL2の高さ方向の位置を変更することができる。ロックピン16が圧縮ばね17によりロック方向に付勢されており、これによりロックピン16の傾斜面16cがロック孔L2cまたはロック孔L2dに押し付けられることによりライビングナイフL2が取り付け具10にガタツキなく取り付けられる。
また、この関連技術の場合、ライビングナイフL2の取り付け溝L2bが、切断刃3の回転中心を中心とする円弧に沿った円弧形状に形成されている。このため、図9および図10に示すようにライビングナイフL2を上下に位置調整してもその進入側端部L2eと切断刃3とのすき間を常時一定に保持しておくことができ、これによりライビングナイフL2を切断口に対して常時スムーズに進入させることができる。
また、本実施形態では取り付け溝L2bの端部が閉じている機構を例示したが、図6に示した溝部L1bと同様端部に切り込みを入れておくことにより、締め付け工具を用いることなく取り付け、取り外し可能な構成とすることもできる。
次に、図11以降には、特許請求の範囲に記載した発明には含まれない第1〜第4関連発明の具体的形態が示されている。先ず、図11〜図14には、第1関連発明の二つの具体的形態のうちの第1の具体的形態に係る取り付け具20およびこれに適用されるライビングナイフL3が示されている。この第1の具体的形態に係る取り付け具20は、切断機1の取り付け台5に取り付けられた取り付けベース21と、この取り付けベース21の立ち上がり部21aに対向する押さえ板22と、この押さえ板22に取り付けられた操作ロッド23を備えている。取り付けベース21は、4本のボルト25〜25により切断機1の取り付け台5の延長部5a上に固定されている。
押さえ板22の下部は、取り付けベース21の立ち上がり部21aに取り付けた支持ピン24を介して、立ち上がり部21aに対して接近、離間する方向(図11において左右方向)に平行移動可能に支持されている。
操作ロッド23は、取り付けベース21の立ち上がり部21aの中央に貫通して設けた挿通孔21bに軸方向移動可能に挿通されている。操作ロッド23の一端側はナット26により押さえ板22の中央に固定されている。押さえ板22は、この操作ロッド23と支持ピン24によりその板厚方向に平行移動可能かつ回り止めされた状態で立ち上がり部21aに取り付けられている。
操作ロッド23の他端側は、取り付けベース21の立ち上がり部21aから突き出されている。この突き出し部分の端部(図11,12において左端部)にフランジ部23aが形成されている。このフランジ部23aと立ち上がり部21aとの間に圧縮ばね27が装着されている。使用者がこのフランジ部23aを介して操作ロッド23を図11,12において右方(アンロック方向)へ押し操作すると、これと一体で押さえ板22が図示右方へ平行移動する。操作ロッド23のアンロック方向への移動操作は、圧縮ばね27に抗してなされる。
操作ロッド23のアンロック方向への移動操作により押さえ板22が平行移動すると、この押さえ板22と取り付けベース21の立ち上がり部21aとの間に、ライビングナイフL3の取り付け基部L3aを挿入することができる。押さえ板22の、立ち上がり部21aに対向する側面には、左右一対の係合凸部22a,22bが形成されている。
これに対して図14に示すようにライビングナイフL3の取り付け基部L3aには、取り付け溝L3bが端部から切り込み形成されている。また、この取り付け溝L3bの両側方には、押さえ板22の係合凸部22a,22aに対応して、左右一対の係合穴部L3c,L3dが形成されている。
以上のように構成した第1の具体的形態に係る取り付け具20によれば、使用者が操作ロッド23を圧縮ばね27に抗してアンロック方向に押し操作して押さえ板22を平行移動させ、これにより発生する取り付けベース21の立ち上がり部21aと間のすき間にライビングナイフL3の取り付け基部L3aを挿入する。取り付け基部L3aを挿入した後、操作ロッド23の押し操作を止めると、この操作ロッド23が圧縮ばね27の付勢力によりロック方向(図11,12において左方)に移動し、これによりライビングナイフL3の取り付け基部L3aが取り付けベース21の立ち上がり部21aと押さえ板22との間に挟み込まれる。すなわち、ライビングナイフL3の取り付け基部L3aが押さえ板22を介して圧縮ばね27の付勢力により取り付けベース21の立ち上がり部21aに押さえ付けられて固定される。
しかも、押さえ板22の両係合凸部22a,22bが、それぞれ取り付け基部L3aの係合穴部L3c,L3dに嵌め込まれることにより、ライビングナイフL3の取り付け基部L3aが、取り付けベース21の立ち上がり部21aと押さえ板22との間から抜け出し不能に取り付けられる。このように、操作ロッド23を押し操作した状態で、ライビングナイフL3の取り付け基部L3aを取り付けベース21の立ち上がり部21aと押さえ板22との間に挿入し、然る後操作ロッド23の押し操作を止めることにより当該ライビングナイフL3を取り付け具20ひいては切断機1の取り付け台5に取り付けることができる。
ライビングナイフL3を取り外すには、操作ロッド23を押し操作した状態で、取り付け基部L3aを、取り付けベース21の立ち上がり部21aと押さえ板22との間から抜き出せばよい。
このように第1の具体的形態に係るの取り付け具20によっても、操作ロッド23の操作によりライビングナイフL3を簡単に脱着することができる。
次に、上記例示した第1の具体的形態に係る取り付け具20にさらに変更を加えた第2の具体的形態に係る取り付け具30が図15および図16に示されている。第1の具体的形態と同様である点については同位の符号を用いてその説明を省略する。
上記例示した第1の具体的形態に係る取り付け具20では、押さえ板22に左右一対の係合凸部22a,22bを設け、これに対応してライビングナイフL3の取り付け基部L3aに係合穴部L3c,L3dを設けて両者を凹凸嵌合させることにより、ライビングナイフL3の取り付け基部L3aを取り付けベース21の立ち上がり部21aと押さえ板22との間から抜け出し不能に固定する構成を例示したが、第2の具体的形態に係る取り付け具30によって取り付けられるライビングナイフL4は、図17に示すように上記係合穴部L3c,L3dに代えて係合凸部L4bを備えている。この係合凸部L4bは、取り付け基部L4aのほぼ全幅にわたって、押さえ板31側に突き出す向きで形成されている。
この係合凸部L4bに対応して、押さえ板31の上端には、ライビングナイフL4側に屈曲する係合縁部31aが形成されている。また、押さえ板31の下端にも同様の係合縁部31bが形成されている。図15に示すようにライビングナイフL4の取り付け状態において、上側の係合縁部31aは、ライビングナイフL4の係合凸部L4bの上側に位置し、これによりライビングナイフL4の、取り付けベース21の立ち上がり部21aと押さえ板31との間からの抜け出し方向の移動が規制されている。
また、図17に示すようにライビングナイフL4の取り付け基部L4aには、幅方向中央の取り付け溝L4cと左右一対の補助溝L4d,L4eがそれぞれ下端部から切り込み形成されている。図16に示すようにライビングナイフL4の取り付け状態では、幅方向中央の取り付け溝L4cに操作ロッド23と支持ロッド24が挿通される。
また、取り付け溝L4cの両側に切り込み形成された補助溝L4d,L4eには、取り付けベース21の立ち上がり部21aと押さえ板31との間に掛け渡された回り止めピン32,32が挿通される。この両回り止めピン32,32は、その一端側が取り付けベース21の立ち上がり部21aに固定されている。両回り止めピン32,32は、取り付けベース21の立ち上がり部21aから相互に平行に突き出されて、押さえ板31に挿通されている。押さえ板31は、操作ロッド23、中央の支持ピン24および両回り止めピン32,32によって、取り付けベース21の立ち上がり部21aに対して平行移動可能に支持されている。
以上のように構成した第1関連発明の第2の具体的形態に係る取り付け具30によれば、使用者が圧縮ばね27に抗して操作ロッド23をアンロック方向(図15において右方)に押し操作すると、これと一体で押さえ板31がアンロック方向に平行移動し、これにより取り付けベース21の立ち上がり部21aと押さえ板31との間にライビングナイフL4の取り付け基部L4aを挿入するためのすき間が発生する。
操作ロッド23をアンロック方向に押し操作した状態のまま、取り付けベース21の立ち上がり部21aと押さえ板31との間に取り付け基部L4aを挿入し、然る後、操作ロッド23の押し操作を止めると、操作ロッド23が圧縮ばね27の付勢力によりロック方向(図15において左方)に戻される。
操作ロッド23がロック方向に戻されると、これと一体で押さえ板31がライビングナイフL4を立ち上がり部21aとの間で挟み込む方向(ロック方向、図15において左方)に平行移動する。押さえ板31がロック方向に移動すると、その上下に設けた係合縁部31a,31bが取り付け基部L4aに押圧される。しかも、上側の係合縁部31aが取り付け基部L4a側の係合凸部L4bの上側に位置する。このため、ライビングナイフL4の取り付け基部L4aが、取り付けベース21の立ち上がり部21aと押さえ板31との間から抜け出し不能に取り付けられ、かつ2本の回り止めピン32,32がそれぞれ補助溝L4d,L4eに挿入されることにより、操作ロッド23を中心とする当該ライビングナイフL4の回り止め(図16において主として左右方向のガタツキ防止)がなされる。
以上説明したように第2の具体的形態に係る取り付け具30によっても、従来のボルト止めによる場合に比してライビングナイフL4を簡単に脱着することができる。特に、この第2の具体的形態に係る取り付け具30によれば、取り付けたライビングナイフL4の幅方向のガタツキをより確実に防止することができる。
次に、上記第2の具体的形態に係る取り付け具30にさらに変更を加えた具体的形態であって第2関連発明の具体的形態(第3の具体的形態)に係る取り付け具40について説明する。この第3の具体的形態に係る取り付け具40が図18〜図21に示されている。第3の具体的形態に係る取り付け具40は、第2の具体的形態に係る取り付け具30では操作ロッド23の押し操作によりライビングナイフL4を脱着する構成としたのに対して、操作レバー43の回転操作によりライビングナイフL5を脱着する構成とした点で異なっている。その他の点については第2の具体的形態と同様であるので同位の符号を用いてその説明を省略する。
取り付けベース21の立ち上がり部21aに対向して配置された押さえ板31の中央にねじ軸41が取り付けられている。このねじ軸41は、立ち上がり部21aの中央に設けた挿通孔21bに軸方向移動可能に挿通されて、押さえ板31とは反対側に突き出されている。このねじ軸41には、右ねじの六角ボルトが用いられている。六角ボルトの頭部41aは、押さえ板31の表面側(図18において右側面)に対して回り止めされた状態で当接されている。押さえ板31は支持ピン24によって回り止めされているので、結果的にねじ軸41は回転しない。
ねじ軸41の外周側であって、取り付けベース21の立ち上がり部21aと押さえ板31との間には、圧縮ばね42が介装されている。この圧縮ばね42によって押さえ板31は、取り付けベース21の立ち上がり部21aから離間する方向(図18において右側)に付勢されている。
ねじ軸41の先端側であって、取り付けベース21の立ち上がり部21aから突き出された部分には、操作レバー43が取り付けられている。この操作レバー43の取り付け基端側にはフランジ部43aが形成されている。このフランジ部43aの中心に形成したねじ孔43bにねじ軸41がねじ込まれている。回転しないねじ軸41に対して操作レバー43を回転操作することにより当該操作レバー43およびそのフランジ部43aがねじ軸41に対して軸方向に変位する。
操作レバー43のフランジ部43aの、取り付けベース21の立ち上がり部21aに対向する面には三つのカム部43c〜43cが周方向三等分位置に設けられている。このカム部43c〜43cに対向して、取り付けベース21の立ち上がり部21aであってねじ軸41を中心とする周方向の三等分位置にもカム部43d〜43dが設けられている。
図21において白抜きの矢印で示すように操作レバー43を右回り(ロック側)に回転操作すると、フランジ部43a側のカム部43c〜43cが、立ち上がり部21a側のカム部43d〜43dに対して乗り上がるため、フランジ部43aが立ち上がり部21aから離間する方向(図18において左方)へ移動する。フランジ部43aが立ち上がり部21aから離間する方向に移動すると、これと一体でねじ軸41が図18において左方(ロック側)に移動する。ねじ軸41がロック側に移動するとこれと一体で押さえ板31が立ち上がり部21aに接近する方向に移動し、これによりライビングナイフL5の取り付け基部L5aが取り付けベース21の立ち上がり部21aと押さえ板31との間に挟み込まれて抜け出し不能に固定される。なお、この押さえ板31のロック方向への平行移動は、圧縮ばね42に抗してなされる。
また、操作レバー43をロック側に回転操作すると、ねじ孔43bに対してねじ軸41がねじ込まれることにより、ねじ孔43bに対するねじ軸41のねじ込み位置がロックされ、これにより取り付けベース21の立ち上がり部21aと押さえ板31とによる取り付け基部L5aの挟み込み状態、すなわちライビングナイフL5の取り付け状態がロックされる。
逆に、上記取り付け状態において、操作レバー43をアンロック方向(図21において左回り)に回転操作すると、ねじ孔43bに対してねじ軸41が緩められるとともに、フランジ部43a側のカム部43c〜43cが取り付けベース21側のカム部43d〜43dに対して周方向にずれて両カム部43c,43dの相互の係合状態が解除されるので、フランジ部43aおよびねじ軸41が図18において右方へ変位可能となり、従って押さえ板31が圧縮ばね42の付勢力によって立ち上がり部21aから離間する方向(アンロック方向)に移動する。押さえ板31がアンロック方向に移動することにより、取り付け基部L5aの挟み込み状態が解除され、従ってライビングナイフL5を取り付け具40から取り外すことができる。
以上説明したように、第3の具体的形態に係る取り付け具40によれば、操作レバー43を回転操作することによりライビングナイフL5を取り付け具40に対して取り付け、また取り外すことができるので、従来のボルト止めに比して簡単にライビングナイフL5の脱着を行うことができる。
以上説明した第3の具体的形態に係る取り付け具40にも種々変更を加えて実施することができる。例えば、カム部43c〜43c、43d〜43dをそれぞれ周方向三等分位置に設ける構成を例示したが、周方向二等分位置に設ける構成、あるいは四等分位置に設ける構成としてもよい。
また、ねじ軸41に六角ボルトを用いて、その頭部41aを押さえ板31に対して回転不能に当接させる構成を例示したが、押さえ板31に対していわゆるスタッドボルトを溶接等により直接固定する構成としてもよい。この場合、ねじ軸はいわゆる全ねじである必要はなく、フランジ部43aのねじ孔43bに噛み合う必要箇所のみ雄ねじ部が形成されていればよい。
さらに、押さえ板31には第2の具体的形態と同様のものを用いる構成を例示したが、第1の具体的形態に用いた押さえ板22に変更してもよい。従って、適用可能なライビングナイフの取り付け基部の形態については第2の具体的形態のもの(図17参照)に限らず第1の具体的形態のもの(図14参照)を適用させることができる。
次に、図22〜図25にはさらに別形態の第4の具体的形態(第3関連発明の具体的形態)に係る取り付け具50が示されている。前記各具体的形態と同様の構成および部材については同位の符号を用いてその説明を省略する。
この第4の具体的形態に係る取り付け具50によって、取り付け基部L6aに円形の取り付け孔L6bを設けたライビングナイフL6を取り付けることができる。
この第4の具体的形態に係る取り付け具50は、取り付けベース51押さえ板52を備えている。取り付けベース51の立ち上がり部51aに対して押さえ板52が4本のボルト53〜53によって固定されている。取り付けベース51の立ち上がり部51aと押さえ板52との間には、ライビングナイフL6の取り付け基部L6aを挿入するための取り付け凹部54が形成されている。取り付けベース51は切断機1の取り付け台5の延長部分5a(図1参照)にボルト59〜59により固定されている。また、取り付け凹部54は、ライビングナイフL6の取り付け基部L6aをガタツキなくスムーズに挿入、抜け出し可能に設けられている。
取り付けベース51の立ち上がり部51aには、ロックピン55が支持されている。このロックピン55は、立ち上がり部51aのほぼ中央をその板厚方向に貫通した状態で軸方向に移動可能に支持されている。このロックピン55は立ち上がり部51aとの間に介装した圧縮ばね58によってその先端部55b(図22において右端部)を取り付け凹部54内に突き出して、押さえ板52に突き当てる方向(ロック側)に付勢されている。
ロックピン55の後端側は、立ち上がり部51aの背面(図22において左側面)から突き出されている。この突き出し部分には支軸56を介して平板形状の操作板57が上下に傾動操作可能に支持されている。操作板57の中央には、挿通孔57bが形成されており、この挿通孔57bの側方には左右一対の支持縁57a,57aが面直方向に張り出す状態で設けられている。上記ロックピン55の後端部側は、上記挿通孔57bを経て操作板57を貫通し、両支持縁57a,57a間に掛け渡した支軸56を介して操作板57のほぼ中央に連結されている。このため、図25に示すように使用者が操作板57の上部を手前(図25において左方)に引き操作すると、この操作板57がその下端部を中心にして傾動する。こうして操作板57が傾動すると、ロックピン55がアンロック方向(図25において左方)へ移動し、これによりその先端部55bが取り付け凹部54内から退出する。
ロックピン55の先端部55bには、傾斜面55aが形成されている。ライビングナイフL6の取り付け基部L6aを取り付け凹部54に挿入すると、この傾斜面55aにライビングナイフL6の挿入側先端部(図において下端面)が当接し、この当接状態のままさらにライビングナイフL6を取り付け凹部54内に挿入すると、傾斜面55aの作用によりロックピン55がアンロック方向へ移動する。このようにライビングナイフL6の取り付け基部L6aを取り付け凹部54に挿入すると、ロックピン55が圧縮ばね58に抗して自動的にアンロック方向に移動する。
取り付け凹部54の底部には、圧縮ばね60が配置されている。この圧縮ばね60は、切断機1の取り付け台5の上面に設けたボス部61によって取り付け凹部54の底部から位置ずれしないようになっている。図24に示すようにこの圧縮ばね60は、ライビングナイフL6の取り付け基部L6aが取り付け凹部54に挿入されて、取り付け孔L6b内にロックピン55が挿入された状態では、取り付け基部L6aの先端が押し付けられることにより圧縮方向に変形する。このため、ライビングナイフL6の取り付け基部L6aは取り付け凹部54から抜け出す方向に付勢されている。その結果、取り付け孔L6bの下縁部がロックピン55の先端部55bの周面に押し付けられ、これにより取り付け基部L6aの取り付け凹部54内でのガタツキが抑制される。
以上のように構成した第4の具体的形態に係るの取り付け具50によれば、ライビングナイフL6を取り付けない状態では、ロックピン55が圧縮ばね58によりその先端部55bを取り付け凹部54内に突き出す位置に位置している。この時、ロックピン55の先端部55bは押さえ板52に突き当てられている。この状態のまま、ライビングナイフL6の取り付け基部L6aを取り付け凹部54に挿入する。上記したように取り付け基部L6aの先端がロックピン55の傾斜面55aに当接し、この当接状態のまま取り付け基部L6aがさらに挿入されることにより、ロックピン55がアンロック方向に移動する。
ロックピン55をアンロック方向に移動させつつ取り付け基部L6aが取り付け凹部54に挿入され、さらに取り付け基部L6aの先端によって圧縮ばね60が圧縮されるまで取り付け基部L6aが取り付け凹部54内に挿入されると、取り付け基部L6aの取り付け孔L6bに対してロックピン55が同軸となる位置に相対移動し、その結果ロックピン55が圧縮ばね58によってロック方向に移動してその先端部55bが取り付け孔L6bに挿入される。図24はこの段階の状態を示している。
ロックピン55の先端部55bが取り付け孔L6bに挿入されることにより、ライビングナイフL6の取り付け基部L6aが取り付け凹部54から抜け出し不能にロックされ、従ってライビングナイフL6が当該取り付け具50に強固に取り付けられる。
こうして取り付けられたライビングナイフL6を取り外すには、図25中矢印で示すように使用者が操作板57の上部を把持して手前側(図示左方)に引き操作し、これにより操作板57をその下端部を支点にして図示反時計回り方向(アンロック方向)に回動させる。操作板57がアンロック方向に回動されると、ロックピン55がアンロック方向に移動し、これによりその先端部55bがライビングナイフL6の取り付け孔L6bから抜き出される。ロックピン55の先端部55bが取り付け孔L6bから抜き出されると、ライビングナイフL6の取り付け基部L6aを取り付け凹部54から抜き出すことができ、従ってライビングナイフL6を取り付け具50から取り外すことができる。なお、取り付け孔L6からロックピン55の先端部55bが抜き出された時点で、圧縮ばね61の付勢力によりライビングナイフL6の取り付け基部L6aが取り付け凹部54から抜け出す方向に僅かに移動する。
ライビングナイフL6の取り付け基部L6aを取り付け凹部54から抜き出した後、操作板57の傾動操作を止めれば、操作板57はロックピン55が圧縮ばね58の付勢力によってロック位置に戻されることにより図22,23に示すロック位置(立ち上がり部51aの背面に沿った位置)に戻される。
以上説明したように第4の具体的形態に係る取り付け具50によっても、従来のように固定ボルトを締め付けたり、緩めたりしてライビングナイフを脱着する構成ではなく、操作板57の操作のみでライビングナイフL6を簡単に脱着することができる。このことから、第4の具体的形態に係る取り付け具50によっても、ライビングナイフL6の脱着作業を迅速に行うことができ、これにより切断加工の効率化を図ることができる。
また、第4の具体的形態のようにライビングナイフL6を取り付け凹部54に対して上から挿入する以外の操作を必要としない機構は、前記例示した本願発明の実施形態にも応用が可能である。ロックピン16の傾斜面16cを適切な角度に設定すればライビングナイフLの取り付け基部L1aの下端部をロックピン16の傾斜面16cに当接させ、さらに傾斜面16cの作用によりロックピン16をアンロック位置の方向へ摺動させることにより、自動的にライビングナイフLを固定できるようになる。
次に、前記第3の具体的形態にさらに変更を加えた第5の具体的形態(第4関連発明の具体的形態)について説明する。図26は、この第5の具体的形態に係る取り付け具70を示している。この第5の具体的形態は、前記例示した第3の具体的形態に係る取り付け具40に変更を加えた構成を有しており、第3の具体的形態とはねじ軸41および操作レバー43の構成が異なっている。その他の構成については同様であるので、同位の符号を用いてその説明を省略する。
第5の具体的形態に係る取り付け具70は、前記ねじ軸41に代えてロックピン71を備えている。このロックピン71は、取り付けベース21の立ち上がり部21aおよびこれに対向して配置された押さえ板31のそれぞれの中央を貫通した状態で軸方向に移動可能に配置されている。このロックピン71の図示右端にはフランジ部71aが設けられている。第3の具体的形態と同様、押さえ板31と立ち上がり部21aとの間には、圧縮ばね42が介装されている。このため、フランジ部71aには押さえ板31が圧縮ばね42の付勢力によって押圧されている。また、圧縮ばね42によって押さえ板31がフランジ部71aに押圧されることによってロックピン71は図において右方(アンロック方向)に付勢されている。
ロックピン71の図示左端側は、立ち上がり部21aから突き出されている。この突き出し部分には、操作レバー72が取り付けられている。この操作レバー72の一端側には、二股形状の支持縁部72a,72aが形成されている。両支持縁部72a,72a間に、ロックピン71の端部が挿入されており、この挿入された部分が径方向に貫通して設けた支軸73を介して両支持縁部72a,72aに回転自在に連結されている。前記第3の具体的形態における操作レバー43がねじ軸41の軸回りに回転操作する形態であったのに対して、第5の具体的形態に係る操作レバー72は、ロックピン71の軸方向に傾動操作する形態を有している。
操作レバー72の両支持縁部72a,72aには、それぞれカム部72bが支軸73の軸回りの一定範囲に形成されている。このカム部72b,72bは、支軸73の軸回り方向についてその他の部分(小径部)よりも径方向に突き出した状態に設けられている。
このように構成された第5の具体的形態に係る取り付け具70によれば、操作レバー72を図中実線で示すロック位置に回動操作すると、両カム部72b,72bが前記圧縮ばね42の間接作用によって立ち上がり部21aに押圧される。このため、ロックピン71が図において左方(ロック方向)に移動して、ライビングナイフL5の取り付け基部L5aが立ち上がり部21aと押さえ板31との間に挟み込まれて固定される。
これに対して、操作レバー72を実線で示したロック位置から反時計回り方向に回動操作して図中二点鎖線で示したアンロック位置に移動させると、両カム部72b,72bが立ち上がり部21aから外れて、支持縁部72a,72aの小径部が立ち上がり部21aに押圧される。このためロックピン71は、圧縮ばね42の間接作用によってアンロック方向に移動可能となり、結果的に押さえ板31が圧縮ばね42によって立ち上がり部21から離間し、これによりライビングナイフL5を当該取り付け具70から取り外すことができる。
このように第5の具体的形態に係る取り付け具70によっても操作レバー72の回動操作のみでライビングナイフL5を取り付け、取り外しすることができるので、従来のボルト止めによる場合に比して簡単にライビングナイフL5の脱着を行うことができる。
従来の取り付け構造によりライビングナイフを取り付けたテーブルソーの正面図である。 本発明の実施形態に係る取り付け具の縦断面図である。本図は、ライビングナイフを取り付けていない状態を示している。また、本図において押し操作した位置の操作ロッドが二点鎖線で示されている。 本発明の実施形態に係る取り付け具の平面図である。 本発明の実施形態に係る取り付け具の縦断面図である。本図は、ライビングナイフを取り付けた状態を示している。 ライビングナイフを取り付けた本発明の実施形態に係る取り付け具を、図4中矢印(5)方向から見た図である。 ライビングナイフの取り付け基部の側面図である。 本願発明に関連する技術を示す図であって、ライビングナイフを取り付けた高さ調整式の取り付け具の縦断面図である。 本願発明に関連する技術を示す図であって、ライビングナイフの全体側面図である。 本願発明に関連する技術を示す図であって、ライビングナイフを取り付けた取り付け具を図7において矢印(9)方向から見た図である。 本願発明に関連する技術を示す図であって、ライビングナイフを取り付けた取り付け具の側面図である。本図は、図9に示す高さよりもライビングナイフを低い位置に位置調整した状態を示している。 第1関連発明の第1の具体的形態に係る取り付け具の縦断面図である。 第1関連発明の第1の具体的形態に係る取り付け具の平面図である。 第1関連発明の第1の具体的形態に係る取り付け具を図11において矢印(13)方向から見た図である。 第1関連発明の第1の具体的形態に係る取り付け具に適応されたライビングナイフの取り付け基部の側面図である。 第1関連発明の第2の具体的形態を示す縦断面図である。 第1関連発明の第2の具体的形態に係る取り付け具を図15において矢印(16)方向から見た図である。 第1関連発明の第2の具体的形態に係る取り付け具に適応したライビングナイフの取り付け基部の側面図である。 第2関連発明の第3の具体的形態に係る取り付け具の縦断面図である。 第2関連発明の第3の具体的形態に係る取り付け具の平面図である。本図は、押さえ板がアンロック位置に位置する状態を示している。 第2関連発明の第3の具体的形態に係る取り付け具の平面図である。本図は、押さえ板がロック位置に位置する状態を示している。 第2関連発明の第3の具体的形態に係る取り付け具を図19において矢印(21)方向から見た図である。本図は、主としてカム部相互の位置関係を示している。 第3関連発明の第4の具体的形態に係る取り付け具の縦断面図である。本図は、ライビングナイフを取り付けていない状態の取り付け具を示している。 第3関連発明の第4の具体的形態に係る取り付け具を図22中矢印(23)方向から見た図である。 第3関連発明の第4の具体的形態に係る取り付け具の縦断面図である。本図は、ライビングナイフを取り付けた状態を示している。 第3関連発明の第4の具体的形態に係る取り付け具の縦断面図である。本図は、ライビングナイフを取り外すために操作板をアンロック方向に傾動操作した状態を示している。 第4関連発明の第5の具体的形態に係る取り付け具の縦断面図である。
W…切断材
1…テーブルソー(切断機)
2…テーブル
3…切断刃
4…ライビングナイフ
5…取り付け台、5a…延長部分
6…支持柱
7…電動モータ
8…固定ボルト
9…取り付けブラケット
L1…ライビングナイフ(本発明の実施形態
L1a…取り付け基部、L1b…取り付け溝、L1c…ロック孔
10…取り付け具(本発明の実施形態
11…取り付けベース、11a…立ち上がり部、11b…挿通孔、11c…逃がし部
12…押さえ板、12a…挿通孔
13…取り付け凹部、T…取り付け凹部の長さ、t…取り付け凹部の幅
14,15…ボルト
16…ロックピン
16a…大径部、16b…小径部、16c…傾斜面、16d…フランジ部
17…圧縮ばね
L2…ライビングナイフ(関連技術)
L2a…取り付け基部、L2b…取り付け溝、L2c,L2d…ロック孔
L2e…進入側端部
L3…ライビングナイフ(第1の具体的形態
L3a…取り付け基部、L3b…取り付け溝、L3c,L3d…係合穴部
20…取り付け具(第1の具体的形態
21…取り付けベース、21a…立ち上がり部、21b…挿通孔
22…押さえ板、22a,22b…係合凸部
23…操作ロッド、23a…フランジ部
24…支持ピン
25…ボルト
26…ナット
27…圧縮ばね
L4…ライビングナイフ(第2の具体的形態
L4a…取り付け基部、L4b…係合凸部、L4c…取り付け溝
L4d,L4e…補助溝
30…取り付け具(第2の具体的形態
31…押さえ板、31a,31b…係合縁部
32…回り止めピン
L5…ライビングナイフ(第3の具体的形態
L5a…取り付け基部
40…取り付け具(第3の具体的形態
41…ねじ軸、41a…頭部
42…圧縮ばね
43…操作レバー
43a…フランジ部、43b…ねじ孔、43c,43d…カム部
L6…ライビングナイフ(第4の具体的形態)、L6a…取り付け基部、L6b…取り付け孔
50…取り付け具(第4の具体的形態
51…取り付けベース、51a…立ち上がり部
52…押さえ板
53…ボルト
54…取り付け凹部
55…ロックピン、55a…傾斜面、55b…先端部
56…支軸
57…操作板、57a…支持縁、57b…挿通孔
58…圧縮ばね
59…ボルト
60…圧縮ばね
61…ボス部(取り付け台)
70…取り付け具(第5の具体的形態
71…ロックピン
72…操作レバー

Claims (2)

  1. 切断材を載置するためのテーブルの下方に取り付け台を備え、該取り付け台に、鋸刃と該鋸刃を回転させる駆動モータと、平板形状をなし、前記切断刃の切断進行方向後ろ側に該切断刃と面一に配置されるライビングナイフとを取り付けて、前記切断刃の上部と前記ライビングナイフの上部を前記テーブルの上面側に突き出して配置した切断機において、前記ライビングナイフを前記取り付け台に取り付けるための取り付け具であって、
    前記取り付け台に取り付けた取り付けベースと、該取り付けベースの立ち上がり部に2本のボルトで固定されて、該立ち上がり部との間に前記ライビングナイフの取り付け基部を挿入するための取り付け凹部を形成する押さえ板と、該押え板と前記立ち上がり部との間に跨って支持されて、前記取り付け凹部を板厚方向に貫通した状態で軸方向のロック位置とアンロック位置の間を移動可能に設けられ、前記ロック位置側にばね付勢され、前記アンロック位置側への移動は該ばね付勢に抗した使用者の軸方向の押し操作若しくは引き操作によりなされるロックピンを備え、
    前記2本のボルトは前記ライビングナイフの取り付け基部の挿入方向に沿って配置され、該2本のボルトの間に前記ロックピンが支持されており、該ロックピンは、大径部とこれよりも小径の小径部を備え、該大径部と該小径部との間に全周にわたる傾斜面を備えており、
    前記ライビングナイフの取り付け基部には、一つの取り付け溝がその端部から挿入方向に沿って切り込み形成され、該取り付け溝の切り込み方向中途位置には円形のロック孔が形成されており、前記取り付け溝は前記ボルトと前記ロックピンの小径部を挿入可能な幅寸法で形成され、前記ロック孔は前記ロックピンの大径部よりも小さな径で形成されており、
    前記ロックピンの小径部と前記2本のボルトを前記取り付け溝に挿入して前記取り付け基部を前記取り付け凹部に挿入した状態で、前記ロックピンを前記ばね付勢力により前記軸方向のロック位置に移動させると、該ロックピンの前記傾斜面が前記取り付け基部のロック孔に嵌り込んで、該取り付け基部の前記取り付け凹部からの抜け出しが規制される一方、前記ロックピンを前記ばね付勢力に抗して前記軸方向のアンロック位置に押し操作若しくは引き操作すると、前記傾斜面が前記ロック孔から外れて前記取り付け基部を前記取り付け凹部から抜け出し可能となる構成とした取り付け具。
  2. 請求項1記載の取り付け具であって、取り付け凹部の底部に、ライビングナイフの取り付け基部を抜け出し方向に付勢するためのばねを備えた取り付け具。
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