JP3341035B2 - 截断機 - Google Patents
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- B26D7/00—Details of apparatus for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
- B26D7/22—Safety devices specially adapted for cutting machines
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26D—CUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
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- B26D1/01—Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor involving a cutting member which does not travel with the work
- B26D1/12—Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor involving a cutting member which does not travel with the work having a cutting member moving about an axis
- B26D1/14—Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor involving a cutting member which does not travel with the work having a cutting member moving about an axis with a circular cutting member, e.g. disc cutter
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- B26D1/205—Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor involving a cutting member which does not travel with the work having a cutting member moving about an axis with a circular cutting member, e.g. disc cutter coacting with a fixed member for thin material, e.g. for sheets, strips or the like
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- Details Of Cutting Devices (AREA)
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、紙などを截断するため
の截断機の改良に関するものである。
の截断機の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の紙截断機を図20に示して説明する
と、基盤１の一端側にレール３の保持部２を設けてレー
ル３を回動可能に保持し、このレール３にはスライダ５
が装着されている。また、このスライダ５がレール３か
ら離れないように、レール３の両端にはストッパが設け
られている。そして、紙を截断する時には、基盤１の上
に紙を載せてレール３を傾倒し、レール３の先端に設け
た係止爪６を基盤１に設けた係止部７に係止して、紙を
基盤１の上面とレール３の下面に設けた押え板４との間
に挟むようにして固定する。そして、スライダ５をレー
ル３に沿って移動することにより、スライダ５に装着さ
れている回転刃が回転しながら紙を截断する。
と、基盤１の一端側にレール３の保持部２を設けてレー
ル３を回動可能に保持し、このレール３にはスライダ５
が装着されている。また、このスライダ５がレール３か
ら離れないように、レール３の両端にはストッパが設け
られている。そして、紙を截断する時には、基盤１の上
に紙を載せてレール３を傾倒し、レール３の先端に設け
た係止爪６を基盤１に設けた係止部７に係止して、紙を
基盤１の上面とレール３の下面に設けた押え板４との間
に挟むようにして固定する。そして、スライダ５をレー
ル３に沿って移動することにより、スライダ５に装着さ
れている回転刃が回転しながら紙を截断する。
【０００３】また、スライダ５は図18に示すように、保
持板 504に回転刃８を保持した状態で、つまみ 506を持
って保持板 504に開けられた通し孔 505に螺子棒 503を
挿通し、保持板 504の面を回転刃摺接面 501に密着さ
せ、通し孔 505から突出している螺子棒 503にナット 5
07を締結して、回転刃８をスライダ５に装着するように
している。
持板 504に回転刃８を保持した状態で、つまみ 506を持
って保持板 504に開けられた通し孔 505に螺子棒 503を
挿通し、保持板 504の面を回転刃摺接面 501に密着さ
せ、通し孔 505から突出している螺子棒 503にナット 5
07を締結して、回転刃８をスライダ５に装着するように
している。
【０００４】また特開平８−２２９８９１号公報には、
回転刃８を取り替える時に、回転刃８に直接手が触れな
いようにするための回転刃ホルダが開示されている。そ
れを図19に示して説明すると、蓋13を開いた状態におい
て回転刃８は、その一部が隙間15に差し込まれ、かつ、
回転刃保持面16にはめ込まれた状態で固定保持されてお
り、回転刃８の中央に明けられた六角孔17がＵ字状凹部
18内に位置した状態になっている。そして、図18に示す
保持板 504に設けられている六角軸を回転刃８の六角孔
17に嵌合するようにして、保持板 504を回転刃８に押し
当てることにより、回転刃８は保持板 504に設けられて
いるマグネットに吸着される。
回転刃８を取り替える時に、回転刃８に直接手が触れな
いようにするための回転刃ホルダが開示されている。そ
れを図19に示して説明すると、蓋13を開いた状態におい
て回転刃８は、その一部が隙間15に差し込まれ、かつ、
回転刃保持面16にはめ込まれた状態で固定保持されてお
り、回転刃８の中央に明けられた六角孔17がＵ字状凹部
18内に位置した状態になっている。そして、図18に示す
保持板 504に設けられている六角軸を回転刃８の六角孔
17に嵌合するようにして、保持板 504を回転刃８に押し
当てることにより、回転刃８は保持板 504に設けられて
いるマグネットに吸着される。
【０００５】このように保持板 504に回転刃８を吸着し
たまま、つまみ 506をつまんで回転刃８の一部が隙間15
から抜けるまで引き上げることにより、回転刃８に手を
触れることなく新しい回転刃８を保持板 504に保持した
状態で、ホルダ本体９から取り出すようにしている。そ
して、図18で説明したように、回転刃８を吸着している
保持板 504をスライダ５に取りつけることにより、回転
刃８に手をふれることなく、スライダ５に回転刃８を装
着するようにしている。
たまま、つまみ 506をつまんで回転刃８の一部が隙間15
から抜けるまで引き上げることにより、回転刃８に手を
触れることなく新しい回転刃８を保持板 504に保持した
状態で、ホルダ本体９から取り出すようにしている。そ
して、図18で説明したように、回転刃８を吸着している
保持板 504をスライダ５に取りつけることにより、回転
刃８に手をふれることなく、スライダ５に回転刃８を装
着するようにしている。
【０００６】次に、古い回転刃８をホルダ本体９に収容
する場合は、図18において、保持板504のつまみ 506を
つまんで保持板 504を取り外すことにより、回転刃８は
保持板 504に設けられたマグネットにより吸着された状
態で、スライダ５から取り外され、保持板 504に回転刃
８を吸着した状態でつまみ 506をつまんで、Ｕ字状凹部
18に沿わせて、回転刃８の一部を隙間15に差し込んで、
回転刃５をホルダに収容するようにしている。
する場合は、図18において、保持板504のつまみ 506を
つまんで保持板 504を取り外すことにより、回転刃８は
保持板 504に設けられたマグネットにより吸着された状
態で、スライダ５から取り外され、保持板 504に回転刃
８を吸着した状態でつまみ 506をつまんで、Ｕ字状凹部
18に沿わせて、回転刃８の一部を隙間15に差し込んで、
回転刃５をホルダに収容するようにしている。
【０００７】また、図17に示す他の従来例は、通常の定
規９にレール10を固着して実質的に定規９（紙押え）と
レール10とを一体にし、このレール10にスライダ11を嵌
合したものである。また、このスライダ11の嵌合は、断
面形状がＴ字型になっているレール10に嵌合していお
り、かつ、レール10の両端にストッパ 101と 102が一体
に固定されていて、スライダ11がレール10から抜けない
ようになっている。そして、截断紙を截断するときには
截断紙を例えばカッターシートの上に載せてこの截断紙
を左手で定規９により強く押えて固定し、右手で突起12
を押えてカッター刃ケース13からカッター刃（回転刃で
はない）を突出させながらスライダ11を移動して截断す
るものである。また、カッター刃は突起12の押えを離す
ことにより、カッター刃ケース13に没し、外部から直接
カッター刃に手が触れないようになっている。
規９にレール10を固着して実質的に定規９（紙押え）と
レール10とを一体にし、このレール10にスライダ11を嵌
合したものである。また、このスライダ11の嵌合は、断
面形状がＴ字型になっているレール10に嵌合していお
り、かつ、レール10の両端にストッパ 101と 102が一体
に固定されていて、スライダ11がレール10から抜けない
ようになっている。そして、截断紙を截断するときには
截断紙を例えばカッターシートの上に載せてこの截断紙
を左手で定規９により強く押えて固定し、右手で突起12
を押えてカッター刃ケース13からカッター刃（回転刃で
はない）を突出させながらスライダ11を移動して截断す
るものである。また、カッター刃は突起12の押えを離す
ことにより、カッター刃ケース13に没し、外部から直接
カッター刃に手が触れないようになっている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の截断機はい
ずれも、スライダがレールから離れないようになってい
るので、次のような改良すべき問題がある。図20に示す
従来例において、回転刃を取り替える時には、ホルダに
収容されている回転刃を保持板に吸着させた状態で新た
な回転刃を取り出し、この保持板をスライダに装着しな
ければならないので、回転刃の取り替えが面倒であり、
また回転刃に手が触れないように気をつけながら作業を
しなければならないので、取扱の点で改良すべき問題が
ある。
ずれも、スライダがレールから離れないようになってい
るので、次のような改良すべき問題がある。図20に示す
従来例において、回転刃を取り替える時には、ホルダに
収容されている回転刃を保持板に吸着させた状態で新た
な回転刃を取り出し、この保持板をスライダに装着しな
ければならないので、回転刃の取り替えが面倒であり、
また回転刃に手が触れないように気をつけながら作業を
しなければならないので、取扱の点で改良すべき問題が
ある。
【０００９】また、スライダ５は、マグネットを設けた
保持板 504、螺子棒 503、ナット 507、および回転刃８
を軸支するための六角軸など多くの部品が必要であり、
かつ、マグネットと保持板は異種材料であって、この異
種材料を結合した単一材料からなる物品でないことか
ら、保持板の本体は樹脂成形加工ができても、マグネッ
トの加工と結合は別工程で行わなければならないこと、
また螺子棒も同様にスライダ本体は樹脂成形加工ができ
ても、螺子棒は別の工程で加工し、かつ、別の工程で植
設し結合しなければならない単一材料からなる物品では
ないこと、また、六角軸はスライダ本体に回転可能に設
けなければならないことから、多くの加工工程が必要に
なって高価なものとなり、スライダを消耗品として回転
刃を取り替えることができない。
保持板 504、螺子棒 503、ナット 507、および回転刃８
を軸支するための六角軸など多くの部品が必要であり、
かつ、マグネットと保持板は異種材料であって、この異
種材料を結合した単一材料からなる物品でないことか
ら、保持板の本体は樹脂成形加工ができても、マグネッ
トの加工と結合は別工程で行わなければならないこと、
また螺子棒も同様にスライダ本体は樹脂成形加工ができ
ても、螺子棒は別の工程で加工し、かつ、別の工程で植
設し結合しなければならない単一材料からなる物品では
ないこと、また、六角軸はスライダ本体に回転可能に設
けなければならないことから、多くの加工工程が必要に
なって高価なものとなり、スライダを消耗品として回転
刃を取り替えることができない。
【００１０】次に、図17に示した従来例にあっては、カ
ッター刃そのものの交換ができず、かつ、スライダはレ
ールから外すことができないので、カッター刃の切れ味
が悪くなったり、また折損したような場合には、截断機
そのものを廃棄しなければならない。そのために、経済
的な損失が大きくなって問題である。
ッター刃そのものの交換ができず、かつ、スライダはレ
ールから外すことができないので、カッター刃の切れ味
が悪くなったり、また折損したような場合には、截断機
そのものを廃棄しなければならない。そのために、経済
的な損失が大きくなって問題である。
【００１１】本発明は、スライダを単一材料からなる物
品で構成できるようにして安価なスライダにすると共
に、スライダ自体に安全部材を設けることにより、回転
刃を一体化したスライダを取り替えるようにして、回転
刃の取り替えを容易にすると共に、回転刃を一体にした
状態のスライダのみの取り替えを可能にして、経済的な
損失を少なくした截断機を提供するものである。
品で構成できるようにして安価なスライダにすると共
に、スライダ自体に安全部材を設けることにより、回転
刃を一体化したスライダを取り替えるようにして、回転
刃の取り替えを容易にすると共に、回転刃を一体にした
状態のスライダのみの取り替えを可能にして、経済的な
損失を少なくした截断機を提供するものである。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明に係る請求項１の記載から把握される手段は、
ガイドレールに沿ってスライダを移動し、スライダに保
持した回転刃を回転しながら截断する截断機において、
前記スライダを、前記ガイドレールに移動自在に設けた
ガイド部材と、該ガイド部材にスプリング部材を介して
離反方向に付勢して嵌合させた回転刃保持ケースとで構
成し、該回転刃保持ケースに回転刃軸受部を設けると共
に軸を設置し、該軸に回転刃および円盤状の安全板を挿
通し、該安全板は、円盤の半円の半径を回転刃の半径よ
りも大きく形成すると共に、他の半円の半径を回転刃の
半径よりも小さく形成されていることを特徴とする。
の本発明に係る請求項１の記載から把握される手段は、
ガイドレールに沿ってスライダを移動し、スライダに保
持した回転刃を回転しながら截断する截断機において、
前記スライダを、前記ガイドレールに移動自在に設けた
ガイド部材と、該ガイド部材にスプリング部材を介して
離反方向に付勢して嵌合させた回転刃保持ケースとで構
成し、該回転刃保持ケースに回転刃軸受部を設けると共
に軸を設置し、該軸に回転刃および円盤状の安全板を挿
通し、該安全板は、円盤の半円の半径を回転刃の半径よ
りも大きく形成すると共に、他の半円の半径を回転刃の
半径よりも小さく形成されていることを特徴とする。
【００１３】次に、請求項２の記載から把握される手段
は、円盤状の安全板に、該安全板を回動操作するレバー
を一体に設けたことを特徴とする。
は、円盤状の安全板に、該安全板を回動操作するレバー
を一体に設けたことを特徴とする。
【００１４】
【００１５】次に、各請求項に記載した発明から、課題
がどのように解決されるかについて説明する。まず、請
求項１の発明では、スライダを回転刃保持ケースとガイ
ド部材とに分割構成することによって、樹脂成形による
加工が容易になると共に、回転刃を装着した回転刃保持
ケースとガイド部材とをスプリング部材を介して付勢し
て嵌合させることにより、截断時に回転刃保持ケースを
付勢力に抗して把持することで、回転刃の出入り量を調
整することができる。また、回転刃保持ケース、ガイド
部材、軸受部材および安全板を単一の材料で成形加工す
ることができる。
がどのように解決されるかについて説明する。まず、請
求項１の発明では、スライダを回転刃保持ケースとガイ
ド部材とに分割構成することによって、樹脂成形による
加工が容易になると共に、回転刃を装着した回転刃保持
ケースとガイド部材とをスプリング部材を介して付勢し
て嵌合させることにより、截断時に回転刃保持ケースを
付勢力に抗して把持することで、回転刃の出入り量を調
整することができる。また、回転刃保持ケース、ガイド
部材、軸受部材および安全板を単一の材料で成形加工す
ることができる。
【００１６】次に、回転刃保持ケースに回転刃と安全板
とを同じ軸に挿通するので、安全板を円盤にしてこの円
盤の半円の半径を回転刃の半径よりも大きくすると共
に、他の半円の半径を回転刃の半径よりも小さくするこ
とにより、回転刃保持ケースから突出した回転刃は安全
板の半径が大きい側の半円を回転刃保持ケースから突出
させることにより、回転刃はこの半円内に隠れる。ま
た、安全板を回転して半径が小さい側の半円を回転刃保
持ケースから突出させることにより、回転刃は安全板か
ら露出して截断できる状態になる。
とを同じ軸に挿通するので、安全板を円盤にしてこの円
盤の半円の半径を回転刃の半径よりも大きくすると共
に、他の半円の半径を回転刃の半径よりも小さくするこ
とにより、回転刃保持ケースから突出した回転刃は安全
板の半径が大きい側の半円を回転刃保持ケースから突出
させることにより、回転刃はこの半円内に隠れる。ま
た、安全板を回転して半径が小さい側の半円を回転刃保
持ケースから突出させることにより、回転刃は安全板か
ら露出して截断できる状態になる。
【００１７】次に、請求項２の本発明では、安全板に一
体に設けたレバーにより、回転刃を露出させたり覆った
りさせる安全板の操作が容易になるとともに、安全板を
回す指が回転刃から離れたレバーを持つので、回転刃に
指が触れることはない。
体に設けたレバーにより、回転刃を露出させたり覆った
りさせる安全板の操作が容易になるとともに、安全板を
回す指が回転刃から離れたレバーを持つので、回転刃に
指が触れることはない。
【００１８】
【発明の実施の形態】次に、各請求項の記載から把握さ
れる本発明の実施の形態について説明する。まず、請求
項１の記載から把握される本発明の実施の形態は、図２
において、ガイドレール26に沿ってスライダ27を移動
し、スライダ27に保持した回転刃を回転しながら截断す
る截断機であって、図１に示すように、スライダ27を回
転刃保持ケース20とガイド部材21に分割し、この回転刃
保持ケース20に回転刃軸受部28を設ける。そして回転刃
25を軸受部材22と安全板23で挟むようにして軸24を挿通
し、この軸24を回転刃保持ケース20に設けた軸受部28に
嵌入し、回転刃保持ケース20にガイド部材21をスプリン
グ部材29を介して弾性的に嵌合させる。
れる本発明の実施の形態について説明する。まず、請求
項１の記載から把握される本発明の実施の形態は、図２
において、ガイドレール26に沿ってスライダ27を移動
し、スライダ27に保持した回転刃を回転しながら截断す
る截断機であって、図１に示すように、スライダ27を回
転刃保持ケース20とガイド部材21に分割し、この回転刃
保持ケース20に回転刃軸受部28を設ける。そして回転刃
25を軸受部材22と安全板23で挟むようにして軸24を挿通
し、この軸24を回転刃保持ケース20に設けた軸受部28に
嵌入し、回転刃保持ケース20にガイド部材21をスプリン
グ部材29を介して弾性的に嵌合させる。
【００１９】次に、請求項２の記載から把握される本発
明の実施の形態は、図１において、安全板23を円盤にし
てこの円盤の半円の半径を回転刃の半径よりも大きな半
径R1にすると共に、他の半円の半径を回転刃の半径より
も小さな半径R2にする。
明の実施の形態は、図１において、安全板23を円盤にし
てこの円盤の半円の半径を回転刃の半径よりも大きな半
径R1にすると共に、他の半円の半径を回転刃の半径より
も小さな半径R2にする。
【００２０】次に、請求項３の記載から把握される本発
明の実施の形態は、図１において、安全板23にレバー30
を一体に設ける。
明の実施の形態は、図１において、安全板23にレバー30
を一体に設ける。
【００２１】以下本発明の実施の形態を更に詳しく説明
する。先ず、図１を用いて図２に示したスライダ27の概
略を説明する。スライダ27は図１に示すように回転刃保
持ケース20とガイド部材21に分割されている。回転刃保
持ケース20には回転刃軸受部28が設けられており、この
回転刃軸受部28の内側には、安全板23が挿入可能なスリ
ット31が設けられている。
する。先ず、図１を用いて図２に示したスライダ27の概
略を説明する。スライダ27は図１に示すように回転刃保
持ケース20とガイド部材21に分割されている。回転刃保
持ケース20には回転刃軸受部28が設けられており、この
回転刃軸受部28の内側には、安全板23が挿入可能なスリ
ット31が設けられている。
【００２２】また、回転刃保持ケース20には、開口幅W3
になるように壁面34と35が設けられていて、それぞれの
壁面34と35の頂部に爪32が設けられている。そして、壁
面35には開口幅W2の段部36が形成されると共に、開口幅
W1の切欠部が設けられていて、この切欠部に安全板23と
回転刃25が入るようになっている。また、底部33には高
さH2の壁面が設けられた箱形になっている。
になるように壁面34と35が設けられていて、それぞれの
壁面34と35の頂部に爪32が設けられている。そして、壁
面35には開口幅W2の段部36が形成されると共に、開口幅
W1の切欠部が設けられていて、この切欠部に安全板23と
回転刃25が入るようになっている。また、底部33には高
さH2の壁面が設けられた箱形になっている。
【００２３】ガイド部材21の両側面には、ガイド面39と
ガイド溝38が設けられていて、ガイド面39の外側側面に
は爪32に係合する爪37が形成されている。この爪37間の
間隔は、回転刃保持ケース20の壁面34と35の内側の開口
幅W3にほぼ等しくなっている。そして、ガイド部材21を
回転刃保持ケース20の壁面34と35を外側に押し広げなが
ら、爪37が爪32を通過するように押し込んで嵌合させた
状態において、爪37の先端が壁面34と35の内面に摺接
し、ガイド部材21と回転刃保持ケース20とが相対的に移
動するのをガイドしている。また、このように爪37の先
端を壁面34と35に摺接させることにより、接触面積を少
なくしてその抵抗を低くし、ガイド部材21と回転刃保持
ケース20の相対的な移動が円滑になるようにしている。
ガイド溝38が設けられていて、ガイド面39の外側側面に
は爪32に係合する爪37が形成されている。この爪37間の
間隔は、回転刃保持ケース20の壁面34と35の内側の開口
幅W3にほぼ等しくなっている。そして、ガイド部材21を
回転刃保持ケース20の壁面34と35を外側に押し広げなが
ら、爪37が爪32を通過するように押し込んで嵌合させた
状態において、爪37の先端が壁面34と35の内面に摺接
し、ガイド部材21と回転刃保持ケース20とが相対的に移
動するのをガイドしている。また、このように爪37の先
端を壁面34と35に摺接させることにより、接触面積を少
なくしてその抵抗を低くし、ガイド部材21と回転刃保持
ケース20の相対的な移動が円滑になるようにしている。
【００２４】このガイド部材21を回転刃ケース20に嵌合
するに際して、樹脂製のスプリング部材29をガイド部材
21の裏面に取りつける。そして、このスプリング部材29
の弾性力により、ガイド部材21と回転刃保持ケース20と
が相対的に移動した状態で、爪37が爪32に係合し、ガイ
ド部材21と回転刃保持ケース20との間の相対的な移動が
規制されるようになっている。このように相対的な移動
が規制された状態において、回転刃保持ケース20の底部
に形成した高さH2の箱から、ガイド部材21の底部が外れ
ないように、爪37の上面からガイド部材21の裏面までの
高さH1が決められている。これにより、回転刃保持ケー
ス20とガイド部材21とは外れることなく一体になる。
するに際して、樹脂製のスプリング部材29をガイド部材
21の裏面に取りつける。そして、このスプリング部材29
の弾性力により、ガイド部材21と回転刃保持ケース20と
が相対的に移動した状態で、爪37が爪32に係合し、ガイ
ド部材21と回転刃保持ケース20との間の相対的な移動が
規制されるようになっている。このように相対的な移動
が規制された状態において、回転刃保持ケース20の底部
に形成した高さH2の箱から、ガイド部材21の底部が外れ
ないように、爪37の上面からガイド部材21の裏面までの
高さH1が決められている。これにより、回転刃保持ケー
ス20とガイド部材21とは外れることなく一体になる。
【００２５】軸受部材22の肉厚Ｔは回転刃保持ケース20
に設けた段部36の高さにほぼ等しくなっており、軸受部
材22を段部36の部分に装着し、フランジ部42を密着させ
た状態で、フランジ部42の裏面が回転刃保持ケース20の
壁面35の内面と面一になり、回転刃保持ケース20に嵌合
されたガイド部材21の爪37にて、軸受部材22が押えられ
るようになっている。また、組付時において、フランジ
部42を接着剤などで壁面35に固定するようにしてもよ
い。また、軸受部材22にはフランジ部42から突出した回
転刃接触面40が形成されており、この回転刃接触面40に
は軸24を挿通するための軸孔41があけられている。
に設けた段部36の高さにほぼ等しくなっており、軸受部
材22を段部36の部分に装着し、フランジ部42を密着させ
た状態で、フランジ部42の裏面が回転刃保持ケース20の
壁面35の内面と面一になり、回転刃保持ケース20に嵌合
されたガイド部材21の爪37にて、軸受部材22が押えられ
るようになっている。また、組付時において、フランジ
部42を接着剤などで壁面35に固定するようにしてもよ
い。また、軸受部材22にはフランジ部42から突出した回
転刃接触面40が形成されており、この回転刃接触面40に
は軸24を挿通するための軸孔41があけられている。
【００２６】安全板23は半径R1とR2の円盤状になってお
り、半径R1は回転刃25の半径よりも大きく、半径R2は回
転刃25の半径よりも小さくなっている。そして、この半
径R1とR2の円盤は丁度二分された半円盤になっており、
この半円盤のところに、レバー30が設けられている。ま
た、このレバー30の先端につまみ44が設けられている。
半径R1とR2の円盤の中心には軸24を挿通するための軸孔
43があけられている。この安全板23の肉圧は、回転刃保
持ケース20に設けたスリット31に挿入可能な厚さになっ
ている。
り、半径R1は回転刃25の半径よりも大きく、半径R2は回
転刃25の半径よりも小さくなっている。そして、この半
径R1とR2の円盤は丁度二分された半円盤になっており、
この半円盤のところに、レバー30が設けられている。ま
た、このレバー30の先端につまみ44が設けられている。
半径R1とR2の円盤の中心には軸24を挿通するための軸孔
43があけられている。この安全板23の肉圧は、回転刃保
持ケース20に設けたスリット31に挿入可能な厚さになっ
ている。
【００２７】また、回転刃25は図18および図19で説明し
た回転刃８のように、六角孔17ではなく丸孔になってお
り、六角孔の場合には軸が回転するのに対して、丸孔の
場合には軸が固定されていて回転刃25が回転するように
なっている。したがって、回転刃保持ケース20に設けた
回転刃軸受部28に軸24を圧入して、回転刃25および安全
板23を、軸受部材22にて軸24を両端支持しなくても、軸
24のみで回転刃保持ケース20に固定支持することができ
るようになっている。そしてこのように軸24を固定し、
回転刃25を回転するようにした場合に、回転刃25にふら
つきを生じるが、この回転刃25のふらつきは、軸受部材
22の回転刃接触面40と安全板23との間で回転刃25を挟む
ことによりなくすようにしている。
た回転刃８のように、六角孔17ではなく丸孔になってお
り、六角孔の場合には軸が回転するのに対して、丸孔の
場合には軸が固定されていて回転刃25が回転するように
なっている。したがって、回転刃保持ケース20に設けた
回転刃軸受部28に軸24を圧入して、回転刃25および安全
板23を、軸受部材22にて軸24を両端支持しなくても、軸
24のみで回転刃保持ケース20に固定支持することができ
るようになっている。そしてこのように軸24を固定し、
回転刃25を回転するようにした場合に、回転刃25にふら
つきを生じるが、この回転刃25のふらつきは、軸受部材
22の回転刃接触面40と安全板23との間で回転刃25を挟む
ことによりなくすようにしている。
【００２８】次に、図３から図８を用いて組み立てた状
態について説明する。図３および図４において、半径R1
の安全板23が回動可能なようにカバー45が設けられてい
る。また、スプリング部材29の弾性力により爪32と37と
が係止した状態で、回転刃保持ケース20からH3の高さだ
けガイド部材21が突出しており、ガイドレール26にガイ
ド部材21を嵌合した状態で、ストロークH3の範囲で回転
刃保持ケース20を押し下げて、回転刃25の出入りが調整
できるようになっていると共に、図７において明らかな
通り、回転刃保持ケース20がH3下がって、その下端が基
盤48に当接してそれ以上下がらないので、回転刃25もそ
れ以上下がることはない。これにより、回転刃25の切り
込み量を規制し、回転刃25の折損およびカッターシート
の切り込み量を浅くして、カッターシートの寿命を長く
するようにしている。
態について説明する。図３および図４において、半径R1
の安全板23が回動可能なようにカバー45が設けられてい
る。また、スプリング部材29の弾性力により爪32と37と
が係止した状態で、回転刃保持ケース20からH3の高さだ
けガイド部材21が突出しており、ガイドレール26にガイ
ド部材21を嵌合した状態で、ストロークH3の範囲で回転
刃保持ケース20を押し下げて、回転刃25の出入りが調整
できるようになっていると共に、図７において明らかな
通り、回転刃保持ケース20がH3下がって、その下端が基
盤48に当接してそれ以上下がらないので、回転刃25もそ
れ以上下がることはない。これにより、回転刃25の切り
込み量を規制し、回転刃25の折損およびカッターシート
の切り込み量を浅くして、カッターシートの寿命を長く
するようにしている。
【００２９】図５において、回転刃25は軸受部材22の回
転刃接触面40とスリット31内に挿入される安全板23との
間に挟まれた状態で、軸24が軸受部28の軸孔に圧入され
ている。また、図５から図７に示すように、ガイド部材
21の裏面にはスプリング嵌着部46およびスプリング嵌着
突起47が一体に成形されており、図１に示すスプリング
部材29の孔 291をスプリング嵌着突起47に挿入し、スプ
リング嵌着部46の間に嵌着することにより、スプリング
部材29がガイド部材21に取りつけられる。また、スプリ
ング部材29の端部には滑り部 292が設けられていて、ガ
イド部材20の底面 201との間の滑りをよくするようにし
ている。図８において、爪32と37にはそれぞれ傾斜面が
形成されていて、壁面34と35を押し広げながら回転刃保
持ケース20にガイド部材21を挿入する時に、爪34と37と
が互いに滑るようにして、回転刃保持ケース20へのガイ
ド部材21の嵌入を容易にしている。
転刃接触面40とスリット31内に挿入される安全板23との
間に挟まれた状態で、軸24が軸受部28の軸孔に圧入され
ている。また、図５から図７に示すように、ガイド部材
21の裏面にはスプリング嵌着部46およびスプリング嵌着
突起47が一体に成形されており、図１に示すスプリング
部材29の孔 291をスプリング嵌着突起47に挿入し、スプ
リング嵌着部46の間に嵌着することにより、スプリング
部材29がガイド部材21に取りつけられる。また、スプリ
ング部材29の端部には滑り部 292が設けられていて、ガ
イド部材20の底面 201との間の滑りをよくするようにし
ている。図８において、爪32と37にはそれぞれ傾斜面が
形成されていて、壁面34と35を押し広げながら回転刃保
持ケース20にガイド部材21を挿入する時に、爪34と37と
が互いに滑るようにして、回転刃保持ケース20へのガイ
ド部材21の嵌入を容易にしている。
【００３０】図２に示すようにガイドレール26の両端に
はストッパ49と50が設けられている。また、ストッパ49
側のガイドレール26の端部にフランジ欠除部51が設けら
れている。図９および図10はストッパ49の部分を拡大し
て示した図であり、ストッパ49は基盤48にピン52を介し
て回動可能に設けられている。そして、レール26の端部
は、フランジ53を欠除したフランジ欠除部51が形成され
ていて、ストッパ49を回動しスライダ51をフランジ欠除
部51に移動することにより、スライダ27をガイドレール
26から外せるようになっている。
はストッパ49と50が設けられている。また、ストッパ49
側のガイドレール26の端部にフランジ欠除部51が設けら
れている。図９および図10はストッパ49の部分を拡大し
て示した図であり、ストッパ49は基盤48にピン52を介し
て回動可能に設けられている。そして、レール26の端部
は、フランジ53を欠除したフランジ欠除部51が形成され
ていて、ストッパ49を回動しスライダ51をフランジ欠除
部51に移動することにより、スライダ27をガイドレール
26から外せるようになっている。
【００３１】図11および図12はストッパ49の他の実施の
形態であり、ストッパ49を回動して図の状態にした時
に、ストッパ49が反対の方向に回動しないように係止す
る、係止部材54を基盤48に設けたものである。その他の
部分については、図９および図10に示したものと同一で
あるので、その説明は省略する。図13および図14はスト
ッパ50側を拡大して示した図であり、ガイドレール26の
端部にストッパ50を固定している。そして、ストッパ49
側のようにフランジ53を欠除したフランジ欠除部51は形
成されていない。
形態であり、ストッパ49を回動して図の状態にした時
に、ストッパ49が反対の方向に回動しないように係止す
る、係止部材54を基盤48に設けたものである。その他の
部分については、図９および図10に示したものと同一で
あるので、その説明は省略する。図13および図14はスト
ッパ50側を拡大して示した図であり、ガイドレール26の
端部にストッパ50を固定している。そして、ストッパ49
側のようにフランジ53を欠除したフランジ欠除部51は形
成されていない。
【００３２】図15および図16はガイドレール26の他の実
施の形態であり、図２に示したガイドレール26のよう
に、フランジ部53を設けた断面形状がＴ字ではなく、Ｉ
形のガイドレール26′になっている。このガイドレール
26′の場合には図２に示したようなストッパ49および50
は設けない。また、図１におけるガイド部材21に設けた
ガイド溝38も設けない。そして、図２に示したスライダ
27はガイドレール26′の任意の位置で取りはずしができ
るようになる。
施の形態であり、図２に示したガイドレール26のよう
に、フランジ部53を設けた断面形状がＴ字ではなく、Ｉ
形のガイドレール26′になっている。このガイドレール
26′の場合には図２に示したようなストッパ49および50
は設けない。また、図１におけるガイド部材21に設けた
ガイド溝38も設けない。そして、図２に示したスライダ
27はガイドレール26′の任意の位置で取りはずしができ
るようになる。
【００３３】次に、作用について説明する。図１におい
て、このスライダ27（図２）は回転刃保持ケース20とガ
イド部材21に二分割にしたので、回転刃25の取り付けを
軸受部材22と安全板23とで挟むようにして軸24を挿通
し、この軸24を回転刃保持ケース20の軸受部28に圧入
し、ガイド部材21を回転刃保持ケース20に嵌着すること
により、回転刃25を取りつけることができる。このよう
に、個々の部品の組付によりスライダ27を形成するの
で、回転刃保持ケース20、ガイド部材21、軸受部材22お
よび安全板23を単一材料で成形加工することができる。
また、スプリング部材29および軸24も単一材料で加工す
ることができる。この場合にスプリング部材29も樹脂成
形加工により製造してもよく、金属材料である軸24以外
の部品を単一材料にして、一つの金型で軸24以外の部品
を成形加工するいわゆるキット成形加工をすることがで
きる。
て、このスライダ27（図２）は回転刃保持ケース20とガ
イド部材21に二分割にしたので、回転刃25の取り付けを
軸受部材22と安全板23とで挟むようにして軸24を挿通
し、この軸24を回転刃保持ケース20の軸受部28に圧入
し、ガイド部材21を回転刃保持ケース20に嵌着すること
により、回転刃25を取りつけることができる。このよう
に、個々の部品の組付によりスライダ27を形成するの
で、回転刃保持ケース20、ガイド部材21、軸受部材22お
よび安全板23を単一材料で成形加工することができる。
また、スプリング部材29および軸24も単一材料で加工す
ることができる。この場合にスプリング部材29も樹脂成
形加工により製造してもよく、金属材料である軸24以外
の部品を単一材料にして、一つの金型で軸24以外の部品
を成形加工するいわゆるキット成形加工をすることがで
きる。
【００３４】また、安全板23は回動可能なように軸24に
軸支し、安全板23を円盤状にしてその半円を回転刃25の
半径よりも大きい半径R1にすると共に、他の半円を回転
刃25の半径よりも小さい半径R2にしたので、図４に示す
ように半径R2が回転刃保持ケース20から突出するように
した場合には、回転刃25が露出して截断することが可能
になり、安全板23を矢印（イ）の方向に回転して、R1側
を回転刃保持ケース20から突出させた場合には、回転刃
25は安全板23内に隠れるようになるので、回転刃25に指
などが触れることはない。また、安全板23にレバー30を
設けることにより、安全板23を図４の矢印（イ）の方向
またはその逆の方向に回動する時に、レバー30の先端に
設けたつまみ44を指でつまんで回動すればよいことか
ら、指が回転刃25から遠くに離れた位置になり、指が回
転刃25に触ることはない。
軸支し、安全板23を円盤状にしてその半円を回転刃25の
半径よりも大きい半径R1にすると共に、他の半円を回転
刃25の半径よりも小さい半径R2にしたので、図４に示す
ように半径R2が回転刃保持ケース20から突出するように
した場合には、回転刃25が露出して截断することが可能
になり、安全板23を矢印（イ）の方向に回転して、R1側
を回転刃保持ケース20から突出させた場合には、回転刃
25は安全板23内に隠れるようになるので、回転刃25に指
などが触れることはない。また、安全板23にレバー30を
設けることにより、安全板23を図４の矢印（イ）の方向
またはその逆の方向に回動する時に、レバー30の先端に
設けたつまみ44を指でつまんで回動すればよいことか
ら、指が回転刃25から遠くに離れた位置になり、指が回
転刃25に触ることはない。
【００３５】このように、スライダ27自体に安全板23を
設けたので、回転刃25をスライダ27に一体にして、回転
刃25をスライダ27から取りはずしができないようにして
も、回転刃25に触ることはなくスライダ27と共に回転刃
25を取り替えることができる。
設けたので、回転刃25をスライダ27に一体にして、回転
刃25をスライダ27から取りはずしができないようにして
も、回転刃25に触ることはなくスライダ27と共に回転刃
25を取り替えることができる。
【００３６】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項１の記載に基
づく発明は、スライダを回転刃保持ケースとガイド部材
との分割構成にすることで、回転刃保持ケース、ガイド
部材、軸受部材および安全板を単一の材料で成形加工す
ることができ、樹脂成形による加工を容易にし、スライ
ダの製造工程を少なくして、安価なスライダにすること
ができる。また、この回転刃保持ケースとガイド部材と
をスプリング部材を介して嵌合させたので、截断時にお
ける回転刃保持ケースの把持状態により回転刃の出入り
量を調節することができ、截断を容易にすることができ
る。
づく発明は、スライダを回転刃保持ケースとガイド部材
との分割構成にすることで、回転刃保持ケース、ガイド
部材、軸受部材および安全板を単一の材料で成形加工す
ることができ、樹脂成形による加工を容易にし、スライ
ダの製造工程を少なくして、安価なスライダにすること
ができる。また、この回転刃保持ケースとガイド部材と
をスプリング部材を介して嵌合させたので、截断時にお
ける回転刃保持ケースの把持状態により回転刃の出入り
量を調節することができ、截断を容易にすることができ
る。
【００３７】また、安全板を円盤状に形成してこの半円
の半径を回転刃の半径よりも大きくすると共に、他の半
円の半径を回転刃の半径よりも小さくする。この安全板
を回転刃と同じ軸に取付け、安全板を回動して、半径が
大きい側の半円を回転刃保持ケースから突出させること
により、回転刃はこの半円内に隠れることになる。ま
た、安全板を回転して半径が小さい側を回転刃保持ケー
スから突出させることにより、回転刃を安全板から露出
させ、截断できる状態にすることができ、安全板を回動
するという簡単な動作で、安全機能と截断機能を持たせ
ることができる。 また、半径が大きい側の半円を回転刃
保持ケースから突出させて回転刃と一体にした状態で、
ガイドレールからスライダを取り外しても回転刃に指が
触ることはなく、回転刃を取付けたままのスライダの取
り外しが可能になり、回転刃の取り替えを容易に行なう
ことができる。
の半径を回転刃の半径よりも大きくすると共に、他の半
円の半径を回転刃の半径よりも小さくする。この安全板
を回転刃と同じ軸に取付け、安全板を回動して、半径が
大きい側の半円を回転刃保持ケースから突出させること
により、回転刃はこの半円内に隠れることになる。ま
た、安全板を回転して半径が小さい側を回転刃保持ケー
スから突出させることにより、回転刃を安全板から露出
させ、截断できる状態にすることができ、安全板を回動
するという簡単な動作で、安全機能と截断機能を持たせ
ることができる。 また、半径が大きい側の半円を回転刃
保持ケースから突出させて回転刃と一体にした状態で、
ガイドレールからスライダを取り外しても回転刃に指が
触ることはなく、回転刃を取付けたままのスライダの取
り外しが可能になり、回転刃の取り替えを容易に行なう
ことができる。
【００３８】また、請求項２の記載に基づく発明は、安
全板にレバーを一体に設けたので、安全板を回す時に指
が回転刃から離れたレバーを持つので、回転刃に指が触
れることはないことから、安全性をより高めており、回
転刃を安全板の半円部分で覆いスライダと共に回転刃を
取り替えることができる。
全板にレバーを一体に設けたので、安全板を回す時に指
が回転刃から離れたレバーを持つので、回転刃に指が触
れることはないことから、安全性をより高めており、回
転刃を安全板の半円部分で覆いスライダと共に回転刃を
取り替えることができる。
【図１】本発明の一実施の形態の分解組み立て斜視図で
ある。
ある。
【図２】図１におけるスライダを用いた截断機の斜視図
である。
である。
【図３】図１におけるスライダの正面図である。
【図４】図３におけるカバー部分のみを断面して示した
一部縦断面図である。
一部縦断面図である。
【図５】一部横断面して示した図３の底面図である。
【図６】図５のＡ−Ａ線において、回転刃保持ケースを
縦断面して示した図である。
縦断面して示した図である。
【図７】図３のＢ−Ｂ線における縦断面図である。
【図８】ガイドレールに装着した状態における図３の右
側面図である。
側面図である。
【図９】図２におけるストッパ部の部分拡大図である。
【図１０】図９の平面図である。
【図１１】図２におけるストッパ部の他の実施の形態を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図１２】図11の平面図である。
【図１３】図２におけるストッパ部分を拡大して示した
平面図である。
平面図である。
【図１４】図13の正面図である。
【図１５】ガイドレールの他の実施の形態の斜視図であ
る。
る。
【図１６】ガイドレールの更に他の実施の形態の斜視図
である。
である。
【図１７】従来のスライダの斜視図である。
【図１８】従来の回転刃ホルダの斜視図である。
【図１９】従来の截断機の斜視図である。
【図２０】従来の截断機の斜視図である。
20 回転刃保持ケース 21 ガイド部材 22 軸受部材 23 安全板 24 軸 25 回転刃 26 ガイドレール 27 スライダ 28 回転刃軸受部 29 スプリング部材 30 レバー
Claims (2)
- 【請求項１】 ガイドレールに沿ってスライダを移動
し、スライダに保持した回転刃を回転しながら截断する
截断機において、前記スライダを、前記ガイドレールに
移動自在に設けたガイド部材と、該ガイド部材にスプリ
ング部材を介して離反方向に付勢して嵌合させた回転刃
保持ケースとで構成し、該回転刃保持ケースに回転刃軸
受部を設けると共に軸を設置し、該軸に回転刃および円
盤状の安全板を挿通し、該安全板は、円盤の半円の半径
を回転刃の半径よりも大きく形成すると共に、他の半円
の半径を回転刃の半径よりも小さく形成されていること
を特徴とする截断機。 - 【請求項２】 円盤状の安全板に、該安全板を回動操作
するレバーを一体に設けたことを特徴とする請求項１に
記載の截断機。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18992497A JP3341035B2 (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | 截断機 |
| TW087110474A TW369464B (en) | 1997-07-15 | 1998-06-29 | Cutting machine |
| US09/111,478 US6035755A (en) | 1997-07-15 | 1998-07-08 | Paper cutter |
| KR1019980028102A KR100309122B1 (ko) | 1997-07-15 | 1998-07-13 | 절단기 |
| EP98113060A EP0893212B1 (en) | 1997-07-15 | 1998-07-14 | Paper cutter |
| DE69808566T DE69808566T2 (de) | 1997-07-15 | 1998-07-14 | Papierschneider |
| CN98116050A CN1102484C (zh) | 1997-07-15 | 1998-07-14 | 切断机 |
| HK99102343A HK1017305A1 (en) | 1997-07-15 | 1999-05-25 | Paper cutter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18992497A JP3341035B2 (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | 截断機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1133978A JPH1133978A (ja) | 1999-02-09 |
| JP3341035B2 true JP3341035B2 (ja) | 2002-11-05 |
Family
ID=16249496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18992497A Expired - Fee Related JP3341035B2 (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | 截断機 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
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