JPH0316616Y2 - - Google Patents
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- JPH0316616Y2 JPH0316616Y2 JP12670385U JP12670385U JPH0316616Y2 JP H0316616 Y2 JPH0316616 Y2 JP H0316616Y2 JP 12670385 U JP12670385 U JP 12670385U JP 12670385 U JP12670385 U JP 12670385U JP H0316616 Y2 JPH0316616 Y2 JP H0316616Y2
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- JP
- Japan
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- switch
- knob
- lock knob
- razor
- stopper part
- Prior art date
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Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 6
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 229930182556 Polyacetal Natural products 0.000 description 1
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、補助電池を備えて、使用中に主電池
が電池切れになつた場合に補助電池に切換えてひ
げそりを継続できる電気かみそりに関する。
が電池切れになつた場合に補助電池に切換えてひ
げそりを継続できる電気かみそりに関する。
補助電池を内蔵した電気かみそりにおいて、主
電池を選択使用する時のON−OFF操作と補助電
池を使用する時のON操作とは、一つの3段式の
切り換えスイツチでなされている。そして、この
スイツチは主電池の電力があるうちは補助電池を
選択使用しないように、そのスライド式のスイツ
チ摘みのスライド範囲は、スイツチ摘みより離れ
て設けたロツク摘みにより規制されている。ロツ
ク摘みはその一部をかみそり本体の外に突出させ
てかみそり本体の内面側に取付けられている。こ
の摘みの取付けは、かみそり本体の内面に設けた
突起にロツク摘みの通孔を嵌合させてから、この
突起の先端部を熱で溶かしながら突起の根元側に
押し広げる、いわゆる熱かしめ止めによつてなさ
れている。そして、補助電池を選択使用するに
は、ロツク摘みの突出部をかみそり本体に一方の
片手を用いて押込むことによつて、このロツク摘
みを取付け部を中心に弾性変形させて切り換えス
イツチのスライド範囲の規制を解除し、この解除
状態を上記一方の片手で保持したままで、他方の
片手でスイツチ摘みを補助電池選択位置に移動さ
せて行うようになつている。
電池を選択使用する時のON−OFF操作と補助電
池を使用する時のON操作とは、一つの3段式の
切り換えスイツチでなされている。そして、この
スイツチは主電池の電力があるうちは補助電池を
選択使用しないように、そのスライド式のスイツ
チ摘みのスライド範囲は、スイツチ摘みより離れ
て設けたロツク摘みにより規制されている。ロツ
ク摘みはその一部をかみそり本体の外に突出させ
てかみそり本体の内面側に取付けられている。こ
の摘みの取付けは、かみそり本体の内面に設けた
突起にロツク摘みの通孔を嵌合させてから、この
突起の先端部を熱で溶かしながら突起の根元側に
押し広げる、いわゆる熱かしめ止めによつてなさ
れている。そして、補助電池を選択使用するに
は、ロツク摘みの突出部をかみそり本体に一方の
片手を用いて押込むことによつて、このロツク摘
みを取付け部を中心に弾性変形させて切り換えス
イツチのスライド範囲の規制を解除し、この解除
状態を上記一方の片手で保持したままで、他方の
片手でスイツチ摘みを補助電池選択位置に移動さ
せて行うようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
以上のように従来においては、主電池から補助
電池に切換えて使用する場合に、両手で各摘みを
操作しなければならず、不便であつた。
電池に切換えて使用する場合に、両手で各摘みを
操作しなければならず、不便であつた。
本考案は、かみそり本体に内蔵された主電池お
よび補助電池のいずれか一方を選択使用させるス
ライド式の3段切り換えスイツチが備えたスイツ
チ摘みのスライド範囲を、通常は主電池を選択し
てON−OFFさせるように規制し、かつこの規制
を補助電池選択の際に解除する押圧式ロツク摘み
に、スイツチ摘みが備えた当接部が接離されると
ともに可撓変形可能な突片からなるストツパ部を
一体に設けるとともに、このストツパ部の先端部
に接離される上記当接部の当接面には、ロツク摘
みのかみそり本体内方への押込みに伴つてストツ
パ部が乗越えるとともに掛合保持される凸部を設
けるという構成によつて、従来の問題点を解決し
たものである。
よび補助電池のいずれか一方を選択使用させるス
ライド式の3段切り換えスイツチが備えたスイツ
チ摘みのスライド範囲を、通常は主電池を選択し
てON−OFFさせるように規制し、かつこの規制
を補助電池選択の際に解除する押圧式ロツク摘み
に、スイツチ摘みが備えた当接部が接離されると
ともに可撓変形可能な突片からなるストツパ部を
一体に設けるとともに、このストツパ部の先端部
に接離される上記当接部の当接面には、ロツク摘
みのかみそり本体内方への押込みに伴つてストツ
パ部が乗越えるとともに掛合保持される凸部を設
けるという構成によつて、従来の問題点を解決し
たものである。
上記の構成を備えた電気かみそりのロツク摘み
は、スイツチ摘みのスライド範囲を規制する位置
に常時保持されているから、この規制下において
ロツク摘みのストツパ部に片手でスライド操作さ
れるスイツチ摘みの当接部があたる。このように
して通常は、主電池を選択してON−OFFでき
る。そして、切り換えスイツチがON状態におい
てかみそり本体を握つた上記片手でロツク摘みが
押圧されると、そのストツパ部が可撓変形しなが
ら凸部を乗越えて当接部先端に掛合するため、ロ
ツク摘みのストツパ部が上記規制位置から外れた
ままの状態に保持される。したがつて、ロツク摘
みを押し続けることなく、補助電池を選択するス
イツチ摘みのON操作を上記片手で行うことが可
能となり、このON操作により主電池から補助電
池に切換えてひげそりを継続できる。
は、スイツチ摘みのスライド範囲を規制する位置
に常時保持されているから、この規制下において
ロツク摘みのストツパ部に片手でスライド操作さ
れるスイツチ摘みの当接部があたる。このように
して通常は、主電池を選択してON−OFFでき
る。そして、切り換えスイツチがON状態におい
てかみそり本体を握つた上記片手でロツク摘みが
押圧されると、そのストツパ部が可撓変形しなが
ら凸部を乗越えて当接部先端に掛合するため、ロ
ツク摘みのストツパ部が上記規制位置から外れた
ままの状態に保持される。したがつて、ロツク摘
みを押し続けることなく、補助電池を選択するス
イツチ摘みのON操作を上記片手で行うことが可
能となり、このON操作により主電池から補助電
池に切換えてひげそりを継続できる。
以下図面に示す一実施例について説明する。
図中1はいずれも合成樹脂製の前後一対のケー
ス2,3の開放面同志を突き合せて、これら両ケ
ース2,3を図示しないねじ等で連結してなるか
みそり本体である。かみそり本体1の上部一側に
は固定の外刃係止爪4が設けられ、かつ上部他側
にはばね5により外向きに付勢された外刃係止爪
6が取付けられている。そして、これらの係止爪
4,6に着脱自在に係合してかみそり本体1の上
部に外刃7が取付けられている。
ス2,3の開放面同志を突き合せて、これら両ケ
ース2,3を図示しないねじ等で連結してなるか
みそり本体である。かみそり本体1の上部一側に
は固定の外刃係止爪4が設けられ、かつ上部他側
にはばね5により外向きに付勢された外刃係止爪
6が取付けられている。そして、これらの係止爪
4,6に着脱自在に係合してかみそり本体1の上
部に外刃7が取付けられている。
そして、かみそり本体1には、モータ8、およ
び駆動部材9が内蔵されている。駆動部材9はポ
リアセタール等のような弾性のある合成樹脂の一
体成形品であつて、左右両側に可撓変形自在な略
U字形状部を有しているとともに、これら略U字
形状部間はモータ8により回転される偏心回転軸
10と係合して左右方向に沿つて往復動されるよ
うになつている。なお、第1図中11は駆動部材
9の細長い軸係合溝である。しかも、この駆動部
材9はかみそり本体1の上面から突出する駆動軸
12を一体に有しており、この軸12の端部には
上記外刃7の刃板に摺接する内刃13が取付けら
れている。なお、第3図中14はスポンジ状の毛
侵入防止板である。
び駆動部材9が内蔵されている。駆動部材9はポ
リアセタール等のような弾性のある合成樹脂の一
体成形品であつて、左右両側に可撓変形自在な略
U字形状部を有しているとともに、これら略U字
形状部間はモータ8により回転される偏心回転軸
10と係合して左右方向に沿つて往復動されるよ
うになつている。なお、第1図中11は駆動部材
9の細長い軸係合溝である。しかも、この駆動部
材9はかみそり本体1の上面から突出する駆動軸
12を一体に有しており、この軸12の端部には
上記外刃7の刃板に摺接する内刃13が取付けら
れている。なお、第3図中14はスポンジ状の毛
侵入防止板である。
さらに、かみそり本体1には、図示しない回路
基板に取付られた蓄電池式の主電池15、蓄電池
式の補助電池16、トランス17、およびスライ
ド式の3段切り換えスイツチのスイツチ本体18
が内蔵されているとともに、かみそり本体1の通
孔1aから突没自在なプラグ刃を有した充電用プ
ラグ19が内蔵されている。なお、第1図および
第3図中20はプラグ案内壁部を示している。ま
た、上記モータ8と主電池15とはかみそり本体
1内の左右両側に配設されているとともに、これ
らは後側ケース3からの突出寸法Lが第7図およ
び第8図に示すように略同じとなるようにしてか
みそり本体1に内蔵されている。
基板に取付られた蓄電池式の主電池15、蓄電池
式の補助電池16、トランス17、およびスライ
ド式の3段切り換えスイツチのスイツチ本体18
が内蔵されているとともに、かみそり本体1の通
孔1aから突没自在なプラグ刃を有した充電用プ
ラグ19が内蔵されている。なお、第1図および
第3図中20はプラグ案内壁部を示している。ま
た、上記モータ8と主電池15とはかみそり本体
1内の左右両側に配設されているとともに、これ
らは後側ケース3からの突出寸法Lが第7図およ
び第8図に示すように略同じとなるようにしてか
みそり本体1に内蔵されている。
上記スライド式3段切り換えスイツチは、上記
スイツチ本体18と、かみそり本体1の前側ケー
ス2に例えば上下方向に沿つてスライド自在に設
けたスイツチ摘み21とから形成されている。ス
イツチ摘み21は、合成樹脂製であつて、その裏
面に一体に突設した摺動係止爪を兼ねる当接部2
2および3個の摺動係止爪23を、前側のケース
2に設けた縦長の案内係合孔24に摺動自在に係
合させて取付けられている。さらに、スイツチ摘
み21の裏面には連結部25が一体に突設されて
おり、この連結部25はケース2に設けた縦長な
通孔26を挿通している。また、上記スイツチ本
体18は前側のケース2方向に突出する動作軸2
7を備えており、この軸27は上記連結軸25と
嵌合して連結されている。そして、スイツチ本体
18は、その動作軸27がスイツチ摘み21とと
もに最も下がつた位置ではOFFとなり、かつ中
間の高さ位置ではONとなつて上記主電池15を
選択し、この電池15の電力をモータ8に印加さ
せるとともに、動作軸27が最も上がつた位置で
はONとなつて上記補助電池16を選択し、この
電池16の電力をモータ8に印加させるようにな
つている。
スイツチ本体18と、かみそり本体1の前側ケー
ス2に例えば上下方向に沿つてスライド自在に設
けたスイツチ摘み21とから形成されている。ス
イツチ摘み21は、合成樹脂製であつて、その裏
面に一体に突設した摺動係止爪を兼ねる当接部2
2および3個の摺動係止爪23を、前側のケース
2に設けた縦長の案内係合孔24に摺動自在に係
合させて取付けられている。さらに、スイツチ摘
み21の裏面には連結部25が一体に突設されて
おり、この連結部25はケース2に設けた縦長な
通孔26を挿通している。また、上記スイツチ本
体18は前側のケース2方向に突出する動作軸2
7を備えており、この軸27は上記連結軸25と
嵌合して連結されている。そして、スイツチ本体
18は、その動作軸27がスイツチ摘み21とと
もに最も下がつた位置ではOFFとなり、かつ中
間の高さ位置ではONとなつて上記主電池15を
選択し、この電池15の電力をモータ8に印加さ
せるとともに、動作軸27が最も上がつた位置で
はONとなつて上記補助電池16を選択し、この
電池16の電力をモータ8に印加させるようにな
つている。
上記かみそり本体1には、上記スイツチ摘み2
1のスライド範囲を通常は主電池15を選択して
ON−OFFさせるように規制し、かつ補助電池1
6を選択して使用する際に上記の規制を解除する
押圧式ロツク摘み28が内蔵されている。ロツク
摘み28は弾性のある合成樹脂の一体成形品であ
つて、例えば横長形状の押圧部29の周囲に張出
しフランジ30を設け、かつこの張出しフランジ
30の下側縁にストツパ部31を突設するととも
に、張出しフランジ30の左右両側縁にばね部3
2を夫々突設して形成されている。そして、スト
ツパ部31およびばね部32はいずれも可撓変形
可能な突片により形成されている。さらに、一対
のばね部32はロツク摘み29の中心線X(つま
り、押圧部29の高さの1/2のところを通るロツ
ク摘み29の長手方向に沿う線)を境にしてスト
ツパ部31を突設した側縁とは反対側に設けらて
いる(第4図参照)。
1のスライド範囲を通常は主電池15を選択して
ON−OFFさせるように規制し、かつ補助電池1
6を選択して使用する際に上記の規制を解除する
押圧式ロツク摘み28が内蔵されている。ロツク
摘み28は弾性のある合成樹脂の一体成形品であ
つて、例えば横長形状の押圧部29の周囲に張出
しフランジ30を設け、かつこの張出しフランジ
30の下側縁にストツパ部31を突設するととも
に、張出しフランジ30の左右両側縁にばね部3
2を夫々突設して形成されている。そして、スト
ツパ部31およびばね部32はいずれも可撓変形
可能な突片により形成されている。さらに、一対
のばね部32はロツク摘み29の中心線X(つま
り、押圧部29の高さの1/2のところを通るロツ
ク摘み29の長手方向に沿う線)を境にしてスト
ツパ部31を突設した側縁とは反対側に設けらて
いる(第4図参照)。
上記構造のロツク摘み28は、ケース3からの
突出寸法が略等しい上記モータ8および主電池1
5に一対のばね部32を当接させて、これらかみ
そり本体内蔵部品とケース2とに挟まれて取付け
られている。そして、このようなロツク摘み28
の挟み込みによつて、その押圧部29は上記ケー
ス2においてスイツチ摘み21の上側に設けた開
口33よりかみそり本体1外に突出されている。
なお、図中2aは開口33に沿つてケース2内面
に突設されたリブで、これらによりロツク摘み2
9が定位置から外れることがないように保持され
ている。
突出寸法が略等しい上記モータ8および主電池1
5に一対のばね部32を当接させて、これらかみ
そり本体内蔵部品とケース2とに挟まれて取付け
られている。そして、このようなロツク摘み28
の挟み込みによつて、その押圧部29は上記ケー
ス2においてスイツチ摘み21の上側に設けた開
口33よりかみそり本体1外に突出されている。
なお、図中2aは開口33に沿つてケース2内面
に突設されたリブで、これらによりロツク摘み2
9が定位置から外れることがないように保持され
ている。
そして、以上のようなロツク摘み28の取付け
状態では、ばね部32によりロツク摘み28自体
が上記スイツチ摘み21のスライド範囲を規制す
る位置に保持されるとともに、そのストツパ部3
1は上記当接部22の真上に対向位置されてお
り、主電池15を選択して切り換えスイツチが
ONした直後に当接部22の当接面22aがスト
ツパ部31の先端部に当たり止めされるようにな
つている。そして、上記当接面22aにはロツク
摘み28の押込みに伴つてストツパ部31が乗越
える凸部34が一体に形成されているとともに、
この凸部34を乗越えた直後にストツパ部31は
当接部22の先端面に掛合保持されるようになつ
ている。
状態では、ばね部32によりロツク摘み28自体
が上記スイツチ摘み21のスライド範囲を規制す
る位置に保持されるとともに、そのストツパ部3
1は上記当接部22の真上に対向位置されてお
り、主電池15を選択して切り換えスイツチが
ONした直後に当接部22の当接面22aがスト
ツパ部31の先端部に当たり止めされるようにな
つている。そして、上記当接面22aにはロツク
摘み28の押込みに伴つてストツパ部31が乗越
える凸部34が一体に形成されているとともに、
この凸部34を乗越えた直後にストツパ部31は
当接部22の先端面に掛合保持されるようになつ
ている。
以上の構造の電気かみそりは、通常、プラグ1
9のプラグ刃をかみそり本体1に引込めた状態に
おいて、かみそり本体1を握つた片手の指で、ス
イツチ摘み21をOFF位置から止まるまで押し
上げてスイツチ本体18をONさせることによ
り、モータ8に主電池15の電力を印加して使用
(ひげそり)し、使用後には上記片手のスイツチ
摘み21を引き下げてスイツチ本体18をOFF
することにより動作を停止させるものである。
9のプラグ刃をかみそり本体1に引込めた状態に
おいて、かみそり本体1を握つた片手の指で、ス
イツチ摘み21をOFF位置から止まるまで押し
上げてスイツチ本体18をONさせることによ
り、モータ8に主電池15の電力を印加して使用
(ひげそり)し、使用後には上記片手のスイツチ
摘み21を引き下げてスイツチ本体18をOFF
することにより動作を停止させるものである。
このON−OFF操作においてスイツチ摘み21
の押し上げ時には、ロツク摘み28は規制位置に
ばね部32によつて保持されているから、第4図
に示す状態からスイツチ摘み21が所定ストロー
ク押し上げられてスイツチ本体18がONし、主
電池15が選択された直後に、第5図に示したよ
うにスイツチ摘み21とともに上昇する当接部2
2の当接面22aが、ロツク摘み21のストツパ
部31の先端部に下側からあたつて、それ以上の
上方向へのスイツチ摘み21のスライドが阻止さ
れる。
の押し上げ時には、ロツク摘み28は規制位置に
ばね部32によつて保持されているから、第4図
に示す状態からスイツチ摘み21が所定ストロー
ク押し上げられてスイツチ本体18がONし、主
電池15が選択された直後に、第5図に示したよ
うにスイツチ摘み21とともに上昇する当接部2
2の当接面22aが、ロツク摘み21のストツパ
部31の先端部に下側からあたつて、それ以上の
上方向へのスイツチ摘み21のスライドが阻止さ
れる。
そして、以上ような通常の使用態様において主
電池15の電池切れを生じた場合には、スイツチ
摘み21をそのままの状態にして置いて、かみそ
り本体1を握つた片手の指でロツク摘み28の押
圧部29をかみそり本体1の内方に押圧する。そ
うすると、ロツク摘み28全体がばね部32を弾
性変形させながらかみそり本体1内に押込まれる
と同時に、ストツパ部31が上記規制位置から外
れる。つまり、ストツパ部31が可撓変形しなが
ら当接部22の凸部34を乗越えて上記規制位置
から外れるものであり、ストツパ部31は、この
乗越え直後に第6図に示すように当接部22の先
端面に掛合する。この場合、ストツパ部31が以
上のように可撓変形しながら凸部34を乗越える
から、その際にスイツチ摘み21が押し下げられ
ることはない。そして、上記の掛合によつてスト
ツパ部31は上記規制位置から外れた位置に保持
される。このようにしてから、かみそり本体1を
握つた片手の指でスイツチ摘み21を最も高い位
置に押し上げて、補助電池16を選択するように
スイツチ本体18を切換えることができる。この
ため、補助電池16の電力がモータ8に印加され
て、ひげそりを継続させることができる。
電池15の電池切れを生じた場合には、スイツチ
摘み21をそのままの状態にして置いて、かみそ
り本体1を握つた片手の指でロツク摘み28の押
圧部29をかみそり本体1の内方に押圧する。そ
うすると、ロツク摘み28全体がばね部32を弾
性変形させながらかみそり本体1内に押込まれる
と同時に、ストツパ部31が上記規制位置から外
れる。つまり、ストツパ部31が可撓変形しなが
ら当接部22の凸部34を乗越えて上記規制位置
から外れるものであり、ストツパ部31は、この
乗越え直後に第6図に示すように当接部22の先
端面に掛合する。この場合、ストツパ部31が以
上のように可撓変形しながら凸部34を乗越える
から、その際にスイツチ摘み21が押し下げられ
ることはない。そして、上記の掛合によつてスト
ツパ部31は上記規制位置から外れた位置に保持
される。このようにしてから、かみそり本体1を
握つた片手の指でスイツチ摘み21を最も高い位
置に押し上げて、補助電池16を選択するように
スイツチ本体18を切換えることができる。この
ため、補助電池16の電力がモータ8に印加され
て、ひげそりを継続させることができる。
以上のように当接部22とストツパ部31との
掛合によつて、ロツク摘み29の操作部31を上
記規制位置から外した状態に保持できるので、ス
トツパ部31を上記規制位置から外した状態に片
手で保持しながら、他方の片手でスイツチ摘み2
1を補助電池16を選択しONする位置に操作さ
せるという取扱い上の面倒がなく、かみそり本体
1を握つた片手の指だけでスイツチ摘み21およ
びロツク摘み28の操作を行うことができる。
掛合によつて、ロツク摘み29の操作部31を上
記規制位置から外した状態に保持できるので、ス
トツパ部31を上記規制位置から外した状態に片
手で保持しながら、他方の片手でスイツチ摘み2
1を補助電池16を選択しONする位置に操作さ
せるという取扱い上の面倒がなく、かみそり本体
1を握つた片手の指だけでスイツチ摘み21およ
びロツク摘み28の操作を行うことができる。
また、以上のひげそりの後にスイツチ摘み21
をOFF位置まで引下げると、これに伴つてモー
タ8が停止されることは勿論のこと、ロツク摘み
28全体は、そのばね部32の弾性力によつて前
方に向けて押し戻されて、上記記規制位置に保持
されるものである。
をOFF位置まで引下げると、これに伴つてモー
タ8が停止されることは勿論のこと、ロツク摘み
28全体は、そのばね部32の弾性力によつて前
方に向けて押し戻されて、上記記規制位置に保持
されるものである。
しかも、本実施例の構造によれば、一対のばね
部32をロツク摘み29の中心線Xを境にしてス
トツパ部31を突設した側縁とは反対側に設けた
から、ロツク摘み28を押込む際に、この摘み2
8はばね部32を中心にして第6図中矢印方向に
転ぶようにして押込まれる。これにより、少しの
押込みでストツパ部31を大きく動かして、凸部
34を確実に乗越えさせることができる。したが
つて、かみそり本体1の厚みを薄くする場合のよ
うに、ロツク摘み28の押し込み寸法を大きく確
保することが困難な設計仕様の場合にも適するも
のである。
部32をロツク摘み29の中心線Xを境にしてス
トツパ部31を突設した側縁とは反対側に設けた
から、ロツク摘み28を押込む際に、この摘み2
8はばね部32を中心にして第6図中矢印方向に
転ぶようにして押込まれる。これにより、少しの
押込みでストツパ部31を大きく動かして、凸部
34を確実に乗越えさせることができる。したが
つて、かみそり本体1の厚みを薄くする場合のよ
うに、ロツク摘み28の押し込み寸法を大きく確
保することが困難な設計仕様の場合にも適するも
のである。
なお、上記一実施例は以上のように構成した
が、本考案は非充電式の電気かみそりおよび回転
式の電気かみそりにも実施できることは言うまで
もなく、また、本考案においてばね部にはロツク
摘みとは別体の部品を使用してもよい。その他、
本考案の実施にあたつては、考案の要旨に反しな
い限り、かみそり本体、主電池、補助電池、スイ
ツチ本体、スイツチ摘み、当接部、当接面、凸
部、ロツク摘み、ストツパ部、ばね部等の具体的
な構造、形状、位置、材質等は、上記一実施例に
制約されることなく、種々の態様に構成して実施
できることは勿論である。
が、本考案は非充電式の電気かみそりおよび回転
式の電気かみそりにも実施できることは言うまで
もなく、また、本考案においてばね部にはロツク
摘みとは別体の部品を使用してもよい。その他、
本考案の実施にあたつては、考案の要旨に反しな
い限り、かみそり本体、主電池、補助電池、スイ
ツチ本体、スイツチ摘み、当接部、当接面、凸
部、ロツク摘み、ストツパ部、ばね部等の具体的
な構造、形状、位置、材質等は、上記一実施例に
制約されることなく、種々の態様に構成して実施
できることは勿論である。
上記実用新案登録請求の範囲に記載の構成を要
旨とする本考案によれば、主電池から補助電池に
切換えて使用を継続する場合におけるスイツチ摘
みおよびロツク摘みの操作を、かみそり本体を握
つた片手で行うことができ、両手を使用する不便
がないという効果がある。
旨とする本考案によれば、主電池から補助電池に
切換えて使用を継続する場合におけるスイツチ摘
みおよびロツク摘みの操作を、かみそり本体を握
つた片手で行うことができ、両手を使用する不便
がないという効果がある。
図面は本考案の一実施例に係る往復動形の充電
式電気かみそりを示し、第1図は分解斜視図、第
2図は正面図、第3図は前側のケースを取外すと
ともに一部を断面して示す正面図、第4図から第
6図は当接部とロツク摘みと関係を示す夫々異な
る状態の斜視図、第7図および第8図は第2図中
A−A線に沿う夫々異なる状態の一部省略断面図
である。 1……かみそり本体、15……主電池、16…
…補助電池、18……スイツチ本体、21……ス
イツチ摘み、22……当接部、22a……当接
面、28……ロツク摘み、31……ストツパ部、
32……ばね部、34……凸部。
式電気かみそりを示し、第1図は分解斜視図、第
2図は正面図、第3図は前側のケースを取外すと
ともに一部を断面して示す正面図、第4図から第
6図は当接部とロツク摘みと関係を示す夫々異な
る状態の斜視図、第7図および第8図は第2図中
A−A線に沿う夫々異なる状態の一部省略断面図
である。 1……かみそり本体、15……主電池、16…
…補助電池、18……スイツチ本体、21……ス
イツチ摘み、22……当接部、22a……当接
面、28……ロツク摘み、31……ストツパ部、
32……ばね部、34……凸部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) かみそり本体に主電池および補助電池を内蔵
するとともに、これら電池のいずれか一方を選
択使用させるスライド式3段切り換えスイツチ
のスイツチ本体を上記かみそり本体に内蔵し、
かつ上記切り換えスイツチのスイツチ摘みのス
ライド範囲を、通常は上記主電池を選択して
ON−OFFさせるように規制し、かつこの規制
を上記補助電池選択の際に解除する押圧式ロツ
ク摘みを備えた電気かみそりにおいて、 上記ロツク摘みに上記スイツチ摘みが備えた
当接部が接離されるとともに可撓変形可能な突
片からなるストツパ部を一体に設けるととも
に、このストツパ部の先端部に接離される上記
当接部の当接面には、上記ロツク摘みのかみそ
り本体内方への押込みに伴つて上記ストツパ部
が乗越えるとともに掛合保持される凸部を設け
たことを特徴とする電気かみそり。 (2) 実用新案登録請求の範囲第(1)項の記載におい
て、上記ロツク摘みは、上記スイツチ摘みを規
制する位置にロツク摘み自身を保持させる一対
のばね部を一体に有しているとともに、これら
ばね部がロツク摘みの中心線を境にして上記ス
トツパ部を突設した側縁とは反対側に設けられ
ていることを特徴とする電気かみそり。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12670385U JPH0316616Y2 (ja) | 1985-08-20 | 1985-08-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12670385U JPH0316616Y2 (ja) | 1985-08-20 | 1985-08-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6233776U JPS6233776U (ja) | 1987-02-27 |
JPH0316616Y2 true JPH0316616Y2 (ja) | 1991-04-09 |
Family
ID=31020760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12670385U Expired JPH0316616Y2 (ja) | 1985-08-20 | 1985-08-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0316616Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-08-20 JP JP12670385U patent/JPH0316616Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6233776U (ja) | 1987-02-27 |
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