JPH0310581Y2 - - Google Patents

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JPH0310581Y2
JPH0310581Y2 JP1984067271U JP6727184U JPH0310581Y2 JP H0310581 Y2 JPH0310581 Y2 JP H0310581Y2 JP 1984067271 U JP1984067271 U JP 1984067271U JP 6727184 U JP6727184 U JP 6727184U JP H0310581 Y2 JPH0310581 Y2 JP H0310581Y2
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JP1984067271U
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動復帰されるスイツチ釦を備えて電
気かみそり等に使用されるプツシユスイツチ装置
に関する。
〔従来の技術〕
プツシユスイツチ装置において、このスイツチ
が誤つて不用意に押されないようにするためのロ
ツク部材を備え、この部材によるロツクのかけ忘
れを防止できるようにした技術は、実公昭54−
4105号公報で知られている。
この技術は、底部に開口部を有する凹部の裏面
側に作動部材および上下動部材を収納したホルダ
ーを設け、前記上下動部材を押し上げバネにより
常時上方へ付勢して、下端をスイツチに対向させ
ると共に上端を前記作動部材に当接させ、操作用
の釦を固定した前記作動部材を前後動可能にする
と共に後退位置でのみ押し下げ可能に保持し、且
前記釦を前記開口部から前記凹部に突出させ、作
動部材と上下動部材との間に施した横バネにより
釦を常に前進位置に付勢している。
この技術によれば、作動部材に設けた釦が、開
口部の縁の上面に引掛かるように横バネの力で常
時付勢されている。そのため、上記横バネの力に
抗して作動部材および釦を一体に移動させたとき
に、これらの押込みが可能になり、その押込みに
より上下動部材を介してスイツチ操作ができる。
また、押込みを解除すると、押し上げバネで押し
上げられた作動部材および釦が上記横バネに押さ
れて、釦が開口部の縁の上面に引掛かつてスイツ
チをロツク状態とできる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来の構成では、釦をロツク位置
に保持するために設けられた横バネは、釦および
上下動部材とは別体のものであるから、スイツチ
の構成部品が多く、したがつて構成および組立て
が複雑であり、安価に実施できないという問題が
あつた。
本考案の目的は、スイツチ釦を自動的にロツク
位置に配置できるものにおいて、構成および組立
てが簡単で安価に実施できるプツシユスイツチ装
置を得ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本考案のプツシユス
イツチ装置は、スイツチ取付部材に形成した窓孔
を筒状部によつて形成し、押込力の解除毎に自動
復帰されるスイツチ釦を、上記窓孔内面に沿つて
往復動可能に案内され、かつ、この移動により上
記スイツチ取付部材内に設けたスイツチ本体に接
離してこの本体をON、OFFさせる合成樹脂製の
操作台と、この操作台の前面を覆つて設けられ、
かつ窓孔より小さくこの窓孔と略相似形をなす合
成樹脂製の操作摘みとから構成し、上記操作摘み
には連結部を設け、かつ上記操作台には上記連結
部が移動可能に係合保持されて上記操作摘みを上
記窓孔に丁度対向する押込位置から上記操作摘み
の一部が上記窓孔の孔縁に引掛かるロツク位置に
わたつて移動させる大きさの案内部を設けるとと
もに、上記操作台又は上記操作摘みのいずれか一
方に、上記操作摘みを常に上記ロツク位置に配置
させる弾性力を有した付勢突部を一体に突出成形
するとともに、他方に上記付勢突部の先端部が係
合する係合部を設けたものである。
〔作用〕
本考案によれば、スイツチ釦の操作摘みへ移動
力を加えながら同時に押込み力を加えて、スイツ
チ釦のロツク解除とスイツチ本体のON、OFF切
換えのための押込みとをワンタツチで行うことが
できるとともに、この押込みの解除により自動復
帰されるスイツチ釦は、付勢突部の弾性力によつ
てロツク位置に自動的に移動されるから、操作を
簡単にできるとともに、ロツクのし忘れがない。
さらに、付勢突部はスイツチ釦をなす合成樹脂製
の操作摘みまたは操作台と一体に突出成形された
ものであるから、ロツクのし忘れを防止するため
に、操作摘みまたは操作台とは別体のばね部材を
必要とすることがない。また、スイツチ釦を操作
台およびこの台の前面を覆つて設けられる操作摘
みにより形成したので、これら操作台と操作摘み
を別々の位置に配設する必要がなく、したがつて
スイツチ釦の取付けスペースを小さくできること
は勿論である。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を第1図から第6図を参
照して説明する。
図中1は例えば電気かみそりの本体ケースをな
す合成樹脂製のスイツチ取付部材である。このス
イツチ取付部材1には、内側に突出する略方形状
の筒状部によつて形成される窓孔2が設けられ、
この窓孔2の内面には、上記窓孔2を通す方向に
沿つて一対の凸条3,3(凹溝でもよい。)が設
けられている。
4はスイツチ釦で、このスイツチ釦4は操作台
5と操作摘み6とから構成されている。
操作台5は弾性を有する合成樹脂製で、かつ、
上記凸条3,3に係合する溝7,7(上記凸条3
に代えて凹溝であれば、凸条とする。)を有し、
上記窓孔2内面に沿つて往復動可能に設けられて
いる。この操作台5の後部には、その前面が上記
窓孔2の前側孔縁に対し略同じか又はわずかに出
つ張る程度の位置以上には前方向に移動させない
ための位置決め部8が設けられている。さらに、
上記操作台5には、その前面から後面にわたつて
孔状の案内部9,9が設けられている。
そして、操作台5にはその案内部9,9間に位
置して前面略中央部に開口する穴24が設けられ
ているとともに、この穴24の底面から一体に突
出する弾性変形自在な付勢突部25が設けられて
いる。この突部25の先端部は上記操作台5の前
面よりも突出されている。
上記操作摘み6は、合成樹脂製で、上記操作台
5の前面を覆つて設けられている。これととも
に、この摘み6は上記窓孔2よりも小さくかつ上
記窓孔2と略相似形をなし、上記窓孔2の凸条
3,3に係合する溝10,10(上記凸条3に代
えて凹溝であれば、凸条とする。)を有している。
さらに、操作摘み6には、上記操作台5の案内部
9,9に移動可能に係合保持される例えば先端が
爪状の連結部11,11が設けられている。そし
て、この連結部11と案内部9とにより、上記操
作摘み6を上記窓孔2に丁度対向する押込位置か
ら上記操作摘み6の一部が上記窓孔2の前側孔縁
に引掛かるロツク位置にわたつて移動可能として
ある。
この操作摘み6の裏面には、上記操作台5の付
勢突部25に対向してこの突部25の先端部を収
納する受穴26が設けられている。この受穴26
への付勢突部25の係合により、上記操作台5は
付勢突部25の弾性力で常に上記ロツク位置に配
置されるように付勢されている。
一方、13はスイツチ本体で、このスイツチ本
体13は、押込力の解除毎に自特復帰されるスイ
ツチ作動部材14を有し、この部材14を上記ス
イツチ釦4の操作台5の後面(裏面)に近接させ
て、電気かみそりの本体ケース(スイツチ取付部
材1)内の基板15に取付けられている。この本
体13は上記部材14が押込まれる度にON、
OFFを繰返すいわゆるダブルプツシユ式のもの
である。さらに、上記スイツチ本体13と上記ス
イツチ釦4の操作台5との間にはばね16が設け
られ、このばね16により上記操作台5をホーム
ポジシヨンへ復帰させるようになつている。
この構成において、スイツチ釦6のロツク状態
は第3図に示されていて、スイツチ釦4の操作摘
み6は、その下部がスイツチ取付部材1の窓孔2
の下側孔縁に引掛かつている。この状態でスイツ
チ釦4に押込力を与えても、上記操作摘み6が押
込まれることがなく、上記スイツチ本体13のス
イツチ作動部材14を押込み作動させることが防
止される。したがつて、スイツチ本体13をON
状態又はOFF状態のままに保持できる。
そして、第3図の状態から上記スイツチ本体1
3をON又はOFFさせる場合には、上記スイツチ
釦4の操作摘み6を、窓孔2に丁度対向する押込
み位置に移動させながら(この時付勢突部25は
さらに弾性変形する。)、指で押込力を加えれば良
い。そうすると、第4図の状態に到達した際に、
上記操作摘み6の溝10,10が上記窓孔2の凸
条3,3に係合し、この後、連続して第5図のよ
うに上記スイツチ釦4を上記窓孔2に沿つて内方
に押込むことができる。このため、上記スイツチ
本体13はON又はOFF作動される。この状態
で、押込力を解除すると、第4図に示すように上
記スイツチ釦4はばね16の付勢力で前方へ押さ
れて復帰され、その操作摘み6は窓孔2外に配置
される。そうすると、付勢突部25の元に戻ろう
とする弾性力により、再び第3図のように上記操
作摘み6が自動的にロツク位置に移動され、スイ
ツチ釦4をロツクできる。また、上記のようにス
イツチ釦4を操作台5およびこの台5の前面を覆
い重なるようにして設けられる操作摘み6により
形成したので、これら操作台5と操作摘み6を
別々の位置に配設する必要がなく、したがつてス
イツチ釦4の取付けスペースを小さくできる。
なお、本考案は上記一実施例には制約されな
い。例えば、上記一実施例では付勢突部25を操
作台5に、また受穴26を操作摘み6に夫々設け
たが、この逆に付勢突部25および受穴26を設
けてもよい。また、窓孔2は円形などに形成して
もよい。また、窓孔2内に凸条3,3を設けた
が、これは必ずしも必要ではない。さらに、操作
台5の案内部9,9は、一方の案内部9と他方の
案内部9とをつないで一つの孔としてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案の構成によれば、ス
イツチ釦を自動的にロツク位置に配置させるため
の付勢突部を、スイツチ釦をなす合成樹脂製の操
作摘みまたは操作台と一体に突出成形したので、
ロツクのし忘れを防止するために、操作摘みまた
は操作台とは別体のばね部材を必要とすることが
なく、したがつて、部品点数を削減できるととも
に、構成および組立てが簡単となるから、安価に
得ることができるプツシユスイツチ装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第6図は本考案の一実施例を示し、
第1図は斜視図、第2図は分解斜視図、第3図か
ら第5図は夫々異なる状態を示す断面図、第6図
は第3図中−線に沿う断面図である。 1……スイツチ取付部材、2……窓孔、4……
スイツチ釦、5……操作台、6……操作摘み、9
……案内部、11……連結部、13……スイツチ
本体、25……付勢突部、26……受孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スイツチ取付部材に形成した窓孔を通つて設け
    られ、押込力の解除毎に自動復帰されるスイツチ
    釦を備え、この釦の押込みにより上記スイツチ取
    付部材内に設けたスイツチ本体をON、OFFさせ
    るプツシユスイツチ装置において、上記窓孔を筒
    状部によつて形成し、上記スイツチ釦を、上記窓
    孔内面に沿つて往復動可能に案内され、かつ、こ
    の移動により上記スイツチ本体に接離する合成樹
    脂製の操作台と、この操作台の前面を覆つて設け
    られ、かつ窓孔より小さくこの窓孔と略相似形を
    なす合成樹脂製の操作摘みとから構成し、上記操
    作摘みには連結部を設け、かつ上記操作台には上
    記連結部が移動可能に係合保持されて上記操作摘
    みを上記窓孔に丁度対向する押込位置から上記操
    作摘みの一部が上記窓孔の孔縁に引掛かるロツク
    位置にわたつて移動させる大きさの案内部を設け
    るとともに、上記操作台又は上記操作摘みのいず
    れか一方に、上記操作摘みを常に上記ロツク位置
    に配置させる弾性力を有した付勢突部を一体に突
    出成形するとともに、他方に上記付勢突部の先端
    部が係合する係合部を設けたことを特徴とするプ
    ツシユスイツチ装置。
JP6727184U 1984-05-09 1984-05-09 プツシユスイツチ装置 Granted JPS60178927U (ja)

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JP6727184U JPS60178927U (ja) 1984-05-09 1984-05-09 プツシユスイツチ装置

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JPS60178927U JPS60178927U (ja) 1985-11-28
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS544105U (ja) * 1977-06-07 1979-01-11
JPS599429B2 (ja) * 1980-07-17 1984-03-02 グレン・エツチ・モ−リス 容器用の押ボタン式幼児開放防止閉鎖キヤツプ

Family Cites Families (1)

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JPS599429U (ja) * 1982-07-08 1984-01-21 九州日立マクセル株式会社 小型電気機器

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JPS60178927U (ja) 1985-11-28

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