JP2006247784A - 替刃式鋸 - Google Patents

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JP2006247784A JP2005067497A JP2005067497A JP2006247784A JP 2006247784 A JP2006247784 A JP 2006247784A JP 2005067497 A JP2005067497 A JP 2005067497A JP 2005067497 A JP2005067497 A JP 2005067497A JP 2006247784 A JP2006247784 A JP 2006247784A
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篤一 樺沢
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Abstract

【課題】鋸板体に掛合凹部を形成し、一方の折曲片に差入間隙に位置して掛合凹部に掛合可能な支持軸部を形成してなるから、鋸板体を回動しつつ支持軸部に鋸板体の掛合凹部を掛合し、又は取り外すことができ、かつ、支持軸部は筒状に突出形成され、支持軸部の筒穴に締付ボルトを挿通配置し、上記他方の折曲片に係合部を切欠形成し、係合部に締付ボルトが螺着されることにより一方の折曲片の内面とで鋸板体を挟圧可能なナット部材を係合しているから、鋸板体をナット部材と一方の折曲片の内面とで鋸板体を挟圧することができる。
【解決手段】鋸柄体1に逆U状に折曲して対向する両折曲片2a・2bの間に鋸板体3を差入可能な差入間隙Hを形成した背金2を設け、鋸板体に掛合凹部3aを形成し、一方の折曲片に差入間隙に位置して掛合凹部に掛合可能な支持軸部4を形成してなる。
【選択図】図1

Description

本発明は例えば切れ味の低下した鋸板体を取り替え可能な替刃式鋸に関するものである。
従来、この種の替刃式鋸として、鋸柄体に逆U状に折曲して対向する両折曲片の間に鋸板体を差入可能な差入間隙を形成した背金を設け、該鋸板体に掛合凹部を形成し、該一方の折曲片に該差入間隙に位置して該掛合凹部に掛合可能な支持軸部を形成し、背金の両折曲片の先端部に上記鋸板体を挟着可能な挟着部を対向形成してなる構造のものが知られている。
特開2003−220521
しかしながらこれら従来構造の場合、上記鋸板体を背金から取り外したり、新たな鋸板体を背金の差入間隙に差し入れるに際し、鋸板体は挟着部により強固に挟着されているため、鋸柄体を持って鋸板体の背側又は鋸刃側の先端部を作業台等に叩き付けなければならず、鋸板体の飛散などの危険性を伴うことがあるというという不都合を有している。
本発明はこれらの不都合を解決することを目的とするもので、本発明のうちで、請求項1記載の発明は、鋸柄体に逆U状に折曲して対向する両折曲片の間に鋸板体を差入可能な差入間隙を形成した背金を設け、該鋸板体に掛合凹部を形成し、該一方の折曲片に該差入間隙に位置して該掛合凹部に掛合可能な支持軸部を形成してなり、上記支持軸部は筒状に突出形成され、該支持軸部の筒穴に締付ボルトを挿通配置し、上記他方の折曲片に係合部を切欠形成し、該係合部に該締付ボルトが螺着されることにより該一方の折曲片の内面とで該鋸板体を挟圧可能なナット部材を係合してなることを特徴とする替刃式鋸にある。
又、請求項2記載の発明は、上記掛合凹部の内面に規制端面を形成し、上記ナット部材に該規制端面に当接可能な規制凸部を形成してなることを特徴とするものであり、又、請求項3記載の発明は、上記支持軸部を上記背金の折曲前におけるバーリング加工により形成してなることを特徴とするものであり、又、請求項4記載の発明は、上記背金の両折曲片の先端部に鋸板体の両側面に当接可能な当接部を対向形成してなることを特徴とするものであり、又、請求項5記載の発明は、上記背金の両折曲片の先端部に上記鋸板体を当接部間に導入可能な相互にハ状をなす導入口部を形成してなることを特徴とするものである。
本発明は上述の如く、請求項1記載の発明にあっては、鋸板体に掛合凹部を形成し、一方の折曲片に差入間隙に位置して掛合凹部に掛合可能な支持軸部を形成してなるから、鋸板体を回動しつつ支持軸部に鋸板体の掛合凹部を掛合し、又は取り外すことができ、かつ、支持軸部は筒状に突出形成され、支持軸部の筒穴に締付ボルトを挿通配置し、上記他方の折曲片に係合部を切欠形成し、係合部に締付ボルトが螺着されることにより一方の折曲片の内面とで鋸板体を挟圧可能なナット部材を係合しているから、鋸板体を差入間隙に差し入れ、鋸板体の掛合凹部を支持軸部に掛合し、締付ボルトを締付螺着回動することによりナット部材は係合部により回り止めされているので、鋸板体をナット部材と一方の折曲片の内面とで鋸板体を挟圧することができ、又、締付ボルトを弛緩回動することにより、ナット部材と一方の折曲片の内面とによる鋸板体の挟圧が解除され、鋸板体を差入間隙から抜き取ることができ、従って、上記鋸板体を背金から取り外したり、鋸板体を背金の差入間隙に差し入れるに際し、締付ボルトの締付回動又は弛緩回動により鋸板体を挟圧固定又は離反解除することができ、鋸板体の着脱を容易に行うことができ、鋸柄体を持って鋸板体の背側又は鋸刃側の先端部を作業台等に叩き付けなくとも容易に着脱することができ、使用の安全性を高めることができる。
又、請求項2記載の発明にあっては、上記掛合凹部の内面に規制端面を形成し、上記ナット部材に規制端面に当接可能な規制凸部を形成してなるから、ナット部材は係合部に係合し、かつ、規制端面と規制凸部の当接端面とが係止しているから、鋸板体を背金に確実に係止固定することができ、又、請求項3記載の発明にあっては、上記支持軸部を上記背金の折曲前におけるバーリング加工により形成してなるから、上記支持軸部を容易に形成することができ、又、請求項4記載の発明にあっては、上記背金の両折曲片の先端部に鋸板体の両側面に当接可能な当接部を対向形成してなるから、当接部により鋸板体をがたつき無く確実に背金に配置することができると共に差入間隙を鋸板体の厚みより幅広にすることにより鋸板体の差入及び取り外しを容易に行うことができ、又、請求項5記載の発明にあっては、上記背金の両折曲片の先端部に上記鋸板体を当接部間に導入可能な相互にハ状をなす導入口部を形成してなるから、鋸板体の当接部間への差し入れを容易に行うことができる。
図1乃至図11は本発明の実施の形態例を示し、1は鋸柄体、2は背金であって、鋸柄体1は木製又は合成樹脂により製作され、この鋸柄体1に金属製の背金2が取り付けられ、この背金2は逆U状に折曲して対向する両折曲片2a・2bの間に鋸板体3を差入可能な差入間隙Hを形成し、鋸板体3に掛合凹部3aを形成し、一方の折曲片2aに差入間隙Hに位置して掛合凹部3aに掛合可能な筒状の支持軸部4を形成している。
この場合、鋸板体3は金属製にして、基部に上記掛合凹部3aを形成し、その鋸身部3bの辺縁に複数個の山形状の鋸刃部3cが形成されてなる。
更に、この場合、図5、図6、8の如く、上記支持軸部4は上記両折曲片2a・2bのうちの一方の折曲片2aに背金2の逆U状の折曲加工の前におけるバーリング加工により形成して構成している。即ち、折曲加工前の平板状の背金2に開けた下穴にバーリング加工を施して筒状の支持軸部4を形成し、その後に背金2を逆U状に折曲するように構成している。
5は締付ボルトであって、上記支持軸部4の筒穴4a内に挿通配置され、他方の折曲片2bに係合部6を切欠形成し、係合部6に締付ボルト5がネジ穴7cに螺着されることにより一方の折曲片2aの内面とで鋸板体3を挟圧可能なナット部材7を係合して構成している。
又、この場合、図6の如く、鋸柄体1に締付ボルト5の頭部が嵌入可能な嵌入穴1aを形成すると共に上記ナット部材7の逃げ部1bを形成している。
又、この場合、上記掛合凹部3aの内面に相互に交差面をなす規制端面3d・3dを形成し、上記ナット部材7に規制端面3d・3dに当接可能な当接端面7a・7aを有する規制凸部7bを形成している。
又、この場合、上記背金2の両折曲片2a・2bの先端部に鋸板体3の両側面に当接可能な部分的に内方に向く折曲凸部とした当接部8・8を対向形成し、かつ、上記背金2の両折曲片2a・2bの先端部に上記鋸板体3を当接部8・8間に導入可能な相互にハ状をなす導入口部9を形成している。
この実施の形態例は上記構成のとおり、鋸板体3に掛合凹部3aを形成し、一方の折曲片2aに差入間隙Hに位置して掛合凹部3aに掛合可能な支持軸部4を形成してなるから、図3、図4の如く、鋸板体3を回動しつつ支持軸部4に鋸板体3の掛合凹部3aを掛合し、又は取り外すことができ、かつ、支持軸部4は筒状に突出形成され、支持軸部4の筒穴4aに締付ボルト5を挿通配置し、上記他方の折曲片2bに係合部6を切欠形成し、係合部6に締付ボルト5が螺着されることにより一方の折曲片2aの内面とで鋸板体1を挟圧可能なナット部材7を係合しているから、図3の如く、鋸板体3を差入間隙Hに差し入れ、鋸板体3の掛合凹部3aを支持軸部4に掛合し、鋸板体3の背を背金2の折曲部内面に当接した状態で締付ボルト5を締付螺着回動することによりナット部材7は係合部6により回り止めされているので、図5、図7の如く、鋸板体3をナット部材7と一方の折曲片2aの内面とで鋸板体3を挟圧することができ、又、締付ボルト5を弛緩回動することにより、図6の如く、ナット部材7と一方の折曲片2aの内面とによる鋸板体3の挟圧が解除され、鋸板体3を差入間隙Hから抜き取ることができる。
従って、上記鋸板体3を背金2から取り外したり、鋸板体3を背金2の差入間隙Hに差し入れるに際し、締付ボルト5の締付回動又は弛緩回動により鋸板体3を挟圧固定又は離反解除することができ、鋸板体3の着脱を容易に行うことができ、鋸柄体を持って鋸板体3の背側又は鋸刃側の先端部を作業台等に叩き付けなくとも容易に着脱することができ、使用の安全性を高めることができる。
この場合、上記掛合凹部3aの内面に規制端面3d・3dを形成し、上記ナット部材7に規制端面3d・3dに当接可能な規制凸部7bを形成してなるから、ナット部材7は係合部6に係合し、かつ、規制端面3d・3dと規制凸部7bの当接端面7a・7aとが係止しているから、鋸板体3を背金2に確実に係止固定することができ、又、この場合、上記支持軸部4を上記背金2の折曲前におけるバーリング加工により形成してなるから、上記支持軸部4bを容易に形成することができ、又、この場合、上記背金2の両折曲片2a・2bの先端部に鋸板体3の両側面に当接可能な当接部8・8を対向形成してなるから、当接部8・8により鋸板体3をがたつき無く確実に背金2に配置することができると共に差入間隙Hを鋸板体3の厚みより幅広にすることにより鋸板体3の差入及び取り外しを容易に行うことができ、又、この場合、上記背金2の両折曲片2a・2bの先端部に上記鋸板体3を当接部8・8間に導入可能な相互にハ状をなす導入口部9・9を形成してなるから、鋸板体3の当接部8・8間への差し入れを容易に行うことができる。
尚、本発明は上記実施の形態例に限られるものではなく、鋸柄体1、背金2、鋸板体3、支持軸部4、当接部5、導入部6の構造や形態等は適宜設計して変更される。
以上、所期の目的を充分達成することができる。
本発明の実施の形態例の全体正面図である。 本発明の実施の形態例の部分側面図である。 本発明の実施の形態例の部分側断面図である。 本発明の実施の形態例の部分側断面図である。 本発明の実施の形態例の部分平断面図である。 本発明の実施の形態例の部分平断面図である。 本発明の実施の形態例の部分縦断面図である。 本発明の実施の形態例の部分分離斜視図である。 本発明の実施の形態例の部分分離斜視図である。 本発明の実施の形態例の部分分離斜視図である。 本発明の実施の形態例の部分横断面図である。
符号の説明
1 鋸柄体
2 背金
2a 折曲片
2b 折曲片
3 鋸板体
3a 掛合凹部
4 支持軸部
5 締付ボルト
6 係合部
7 ナット部材
7a 当接端面
7b 規制凸部
8 当接部
9 導入口部

Claims (5)

  1. 鋸柄体に逆U状に折曲して対向する両折曲片の間に鋸板体を差入可能な差入間隙を形成した背金を設け、該鋸板体に掛合凹部を形成し、該一方の折曲片に該差入間隙に位置して該掛合凹部に掛合可能な支持軸部を形成してなり、上記支持軸部は筒状に突出形成され、該支持軸部の筒穴に締付ボルトを挿通配置し、上記他方の折曲片に係合部を切欠形成し、該係合部に該締付ボルトが螺着されることにより該一方の折曲片の内面とで該鋸板体を挟圧可能なナット部材を係合してなることを特徴とする替刃式鋸。
  2. 上記掛合凹部の内面に規制端面を形成し、上記ナット部材に該規制端面に当接可能な規制凸部を形成してなることを特徴とする請求項1記載の替刃式鋸。
  3. 上記支持軸部を上記背金の折曲前におけるバーリング加工により形成してなることを特徴とする請求項1又は2記載の替刃式鋸。
  4. 上記背金の両折曲片の先端部に鋸板体の両側面に当接可能な当接部を対向形成してなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の替刃式鋸。
  5. 上記背金の両折曲片の先端部に上記鋸板体を当接部間に導入可能な相互にハ状をなす導入口部を形成してなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の替刃式鋸。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019123651A1 (ja) * 2017-12-22 2019-06-27 株式会社ユーエム工業 替え刃式手鋸
JP7099878B2 (ja) 2018-06-04 2022-07-12 朋之 近藤 手引き鋸

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