JP6152325B2 - 携帯型動力作業機における締付用ナットの落ち止め構造及び締付用ナット係留部材 - Google Patents

携帯型動力作業機における締付用ナットの落ち止め構造及び締付用ナット係留部材 Download PDF

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Description

本発明は、携帯型動力作業機における締付用ナットの落ち止め構造に係り、例えば、動力源であるエンジンあるいは電動モータ及び動力伝達機構等を内蔵する機体部とカバーとの間にソーチェーンが掛け回されるガイドバーを挟圧保持すべく、機体部に植え込まれたボルトに螺合せしめられる締付用ナットを備えた携帯型動力作業機における締付用ナットの落ち止め構造及び締付用ナット係留部材に関する。
例えば、携帯型動力作業機の一つであるチェーンソーは、通常、動力源であるエンジンあるいは電動モータ及び動力伝達機構等を内蔵する機体部と、この機体部の所定部位(駆動用スプロケットを有する動力伝達機構部分等)を覆うように取り付けられるカバーと、機体部とカバーとの間に挟持される、ソーチェーンが掛け回されるガイドバーと、このガイドバーに設けられた長穴ないし長溝及びカバーに設けられた挿通穴に通される、機体部に植え込み固定されたボルトと、機体部とカバーとの間にガイドバーを挟圧保持すべく前記ボルトに螺合せしめられる締付用ナットと、を備えている。
かかるチェーンソーを使用すると、ソーチェーンが熱で延びて緩みが生じることがあるため、ソーチェーンを時々張り直すことが必要である。また、ソーチェーンやガイドバーの交換時にも、ソーチェーンを駆動用スプロケット及びガイドバーに掛け回した後、該ソーチェーンの張り具合を調節することが要求される。
ソーチェーンの張り具合の調節、ガイドバーの交換、摺動部分の保守点検等を行うには、機体部からカバーを取り外す必要があり、この際には、ナットを弛めてボルトから外すことが要求される。
ボルトから外されたナットは、機体部やカバーからは分離された状態にあり、特に山林での伐木作業時等には、ナットを紛失してしまうことがしばしばある。ナットを紛失すると、カバーを機体部に取り付けることができず、機体部とカバーとの間にガイドバーを挟圧保持できなくなる。
そこで、従来、特許文献1、2に見られるように、締付用ナットの落ち止め構造が提案されている。
特許文献1に所載の締付用ナットの落ち止め構造は、ナットをカバーに係留するためのナット係留部材を備え、ナット係留部材は、ナットの下部外周にカシメにより外嵌保持される円環状部と、この円環状部から立ち下がる3本の立ち下がり脚状片部と、この脚状片部の下端部に設けられた二股状掛止爪部とを備える。また、カバーには、ボルトからナットが外された際にナット及びナット係留部材がカバーから脱落しないようにするための、前記二股状掛止爪部を係止する係止孔が設けられている。
一方、特許文献2に所載の締付用ナットの落ち止め構造は、ナットをカバーに係留するためのナット係留部材を備え、ナット係留部材は、各部が同一平面上に位置する弾性変形可能なシート状ないし薄板状とされ、ナットの下部外周に設けられた円環状溝部に外嵌される円環状ないし切欠円環状の外嵌部と、この外嵌部に連設されたU字状脚部と、このU字状脚部に連設された、カバーにねじ止めされる基端部とを備える。
特表2011−500338号公報 米国特許公開2010−232904号公報
特許文献1に所載の締付用ナットの落ち止め構造では、ナット係留部材をナットの下部外周に外嵌保持させるためにカシメ加工が必要であり、また、二股状掛止爪部が金型成形時におけるアンダーカット部分となるので、組み付けコスト、製造コスト、部品コストが高くなる傾向があり、さらに、掛止二股状掛止爪部(の突起状爪部分)が破損しやすいという問題もある。
加えて、カバーに設けられた係止孔にナット係留部材の二股状掛止爪部を通してナットを係留させた状態では、その構造上、係止孔と脚状片部との間には必然的に隙間が形成されるので、ナット及びナット係留部材がボルトの中心線に対して傾きやすくなり、ナットの締付弛緩作業を迅速には行い難いという問題もある。
また、特許文献2に所載の締付用ナットの落ち止め構造では、ナット係留部材の各部の形状保持性が低いので、ナットの締付弛緩作業時に、連れ回り、巻き込み、垂れ下がり、傾き等が発生しやすく、作業性、耐久性が悪くなる傾向がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ナットの紛失を確実に防止できることに加えて、組み付けコスト、製造コスト、部品コストを低く抑えることができるとともに、破損、故障等が生じにくく、ナットの締付弛緩作業性、耐久性を向上させることのできる携帯型動力作業機における締付用ナットの落ち止め構造及び締付用ナット係留部材を提供することにある。
前記目的を達成すべく、本発明に係る締付用ナットの落ち止め構造は、機体部と、該機体部の所定部位を覆うように取り付けられるカバーと、前記機体部とカバーとの間に挟持されるガイドバーと、該ガイドバーに設けられた長穴ないし長溝及び前記カバーに設けられた挿通穴に通される、前記機体部に植え込み固定されたボルトと、前記機体部とカバーとの間に前記ガイドバーを挟圧保持すべく前記ボルトに螺合せしめられる締付用ナットと、を備えた携帯型動力作業機に適用されるもので、基本的には、1本の線状体、棒状体、もしくは板状体からなる弾性変形可能なナット係留部材を有し、該ナット係留部材は、前記ナットとの相対回転は許容するが前記ナットから抜け落ちないように前記ナットの外周に外嵌保持される切欠リング状部と、該切欠リング状部の両端に連設された左右一対の立ち下がり脚状片部と、該脚状片部の下部に連設されたフック片部とからなり、前記カバーに、前記ボルトから前記ナットが取り外された際に前記ナット及びナット係留部材が前記カバーから脱落しないようにするための、前記フック片部を係止する係止部が設けられていることを特徴としている。
前記ナット係留部材は、好ましくは、側面視L字状を呈する。
前記カバーの係止部は、好ましくは、前記フック片部を係止するだけでなく、前記ナット係留部材の回り止めとしても機能するようにされる。
前記フック片部は、好ましくは、L字状ないしレ字状を呈する。
前記カバーにおける係止部の外面は、好ましくは、曲面状ないし左右に傾斜面を持つ山形状を呈する案内面とされる。
前記カバーにおける前記係止部の左右には、好ましくは、前記左右一対のフック片部付き脚状片部がハ字状に拡開した状態でもそれを挿通し得るとともに、前記脚状片部の前後方向の動きを規制する挿通案内孔が形成される。
前記左右一対の脚状片部は、好ましくは、前記カバーの係止部の左右側面に弾発的に圧接するようにされる。
前記カバーの係止部は、好ましくは、前記ナット係留部材と協同して、前記ナットの回転軸線が前記ボルトの中心線に対して傾くのを抑制するように構成される。
一方、本発明に係る締付用ナット係留部材は、弾性変形可能な1本の線材、棒材、もしくは板材から曲成され、平面視C字状の切欠リング状部と、該切欠リング状部の両端から該切欠リング状部と同一平面上の外方に向けて突出する横辺部及び該横辺部から垂直に立ち下がる縦辺部からなる側面視逆L字状を呈する左右一対の立ち下がり脚状片部と、該脚状片部の下部に連設されたL字状ないしレ字状を呈するフック片部とを持つことを特徴としている。
本発明に係る締付用ナットの落ち止め構造では、ナットの紛失を確実に防止できることに加えて、ナット係留部材が1本の線状体、棒状体、もしくは板状体からなる弾性変形可能なものとされ、その弾性変形を利用してナットへの組み付け、及び、カバーへの組み付けを行うようにされるので、組み付けコスト、製造コスト、部品コストを低く抑えることができるとともに、破損、故障等を生じにくくでき、また、ナット及びナット係留部材のボルトの中心線に対する傾きを抑制することができるので、ナットの締付弛緩作業を容易かつ迅速に行うことができ、さらに、ナット係留部材の形状保持性を高くすることができるので、ナットの締付弛緩作業時における連れ回り、巻き込み、垂れ下がり、傾き等を生じにくくでき、その結果、作業性、耐久性等を向上させることができる。
本発明に係る携帯型動力作業機における締付用ナットの落ち止め構造の一実施例が適用されたチェーンソーの主要部を示す部分側面図。 図1に示されるチェーンソーの主要部の説明に供される図であり、(A)は右側面斜視図、(B)はカバーの裏面側を部分的に示す斜視図。 (A)はナット係留部材、(B)はナットにナット係留部材を組み付けた状態を示す斜視図。 (A)は図1のX−X矢視線に従う断面図、(B)は(A)の状態からナットを弛めた状態の説明に供される図。 カバーへのナット係留部材の組み付けの説明に供される、図1のY−Y矢視線に従う断面図であり、(A)は、ナット係留部材のフック片部を係止部の外面に押し当てナット40及びナット係留部材を機体部側に押圧した状態、(B)は、(A)の状態から左右一対のフック片部付き脚状片部がそれ自体の弾性復元力により元の平行状態に戻った状態を示す図。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る携帯型動力作業機における締付用ナットの落ち止め構造の一実施例が適用されたチェーンソーの主要部を示す部分側面図、図2は、図1に示されるチェーンソーの主要部の説明に供される図であり、(A)は右側面斜視図、(B)はカバーの裏面側を部分的に示す斜視図である。
図示例のチェーンソーは、動力源であるエンジンあるいは電動モータ及び動力伝達機構等を内蔵する機体部12(図4に右側部の一部のみが示されている)と、この機体部12の所定部位(駆動用スプロケットを有する動力伝達機構部分等)を覆うように取り付けられるカバー(スプロケットガード等)20と、機体部12とカバー20との間に挟持される、ソーチェーン16が掛け回されるガイドバー15と、このガイドバー15に設けられた長穴17(図4(A)参照)及びカバー20に設けられた二つのボルト挿通穴28に通される、機体部12の右側部の前後に所定間隔をあけて植え込み固定された2本のボルト30と、機体部12(の右側部)とカバー20との間にガイドバー15を挟圧保持すべくボルト30に螺合せしめられる2個の締付用ナット40と、ソーチェーンの張り具合を調節するための調節用ねじ18を備えている。
ボルト30は、図4(A)に示される如くに、機体部12に圧入等で植え込まれて固定されており、下から順に、矩形鍔状部32、大径部33、中径部34、雄ねじ部35を有し、大径部33−中径部34−雄ねじ部35間及び最先端部は円錐台状部で形成されている。
締付用ナット40は、図3(B)に示される如くに、座金(大径鍔状部)42及び小径鍔状部43付きの六角ナットで、内周部に前記ボルト30の雄ねじ部35に螺合する雌ねじ部45が形成され、外周部における座金(大径鍔状部)42と小径鍔状部43との間には、半径方向内方に凹む環状溝44が形成されている。また、ナット40の内周側上下端部は、円錐状開口面46、47となっている(図4(A)参照)。
本実施例では、2本のボルト30が機体部12の右側部に、前後に所定間隔をあけて植え込み固定されており、それぞれに締付用ナット40が螺合せしめられるようにされているので、本発明の「締付用ナットの落ち止め構造」は、当該チェーンソーに2カ所適用されている。
以下においては、図1において左側(機体部12の後方側)に位置するボルト30に螺合せしめられる締付用ナット40の落ち止め構造を説明し、右側(機体部12の前方側)のものについての重複説明を省略する。
上記構成に加え、本実施例においては、締付用ナット40をカバー20に係留するための、側面視L字状を呈するナット係留部材50を備える。ナット係留部材50は、図3(A)に示される如くに、ステンレス材等からなる弾性変形可能な1本の金属線材ないし棒材から曲成されたもので、平面視C字状の切欠リング状部52と、この切欠リング状部52の両端から該切欠リング状部52と同一平面上の外方に向けて突出する横辺部53a及び該横辺部53aから垂直に立ち下がる縦辺部53bからなる側面視逆L字状を呈する左右一対の立ち下がり脚状片部53と、該脚状片部53の下部に連設されたレ字状を呈するフック片部55とを有する。左右一対の脚状片部53の縦辺部53bは相互に平行である。なお、レ字状を呈する本実施例のフック片部55は、L字状を呈するフック片部よりもその掛止端が上側に、例えば10度程度折り上げられている。
ナット係留部材50の切欠リング状部52は、ナット40との相対回転は許容するがナット40から抜け落ちないようにナット40の外周に設けられた環状溝44に外嵌保持され(組み付けられ)ている。ナット40へのナット係留部材50の組み付けは、例えば、左右一対の脚状片部53間を押し広げるようにして切欠リング状部52を弾性変形(拡開)させて、ナット40の上から六角部分及び小径鍔状部43を乗り越えさせ、拡開状態を解くことによって環状溝44に落とし込むように装着することによりなされる。
一方、カバー20には、ボルト30からナット40を取り外した際に、ナット40及びナット係留部材50がカバー20から脱落しないようにするための、前記フック片部55を係止する係止部25が設けられている。図1における左側の締付用ナットの落ち止め構造における係止部25と図1における右側の締付用ナットの落ち止め構造における係止部25とは、鏡面対称的に設けられ、それらは凹状部29で繋がれている。
前記係止部25は、図5(A)を参照すればよくわかるように、緩い円筒面状を呈する外面(上面)25a及び内面(下面)25b並びにボルト30の中心線Oと平行な左右の矩形状の側面25c、25cを有し、係止部25の左右方向の幅(側面25c-25c間距離)は、左右一対の脚状片部53の縦辺部53b間の離隔距離より若干長くされている。
また、カバー20における係止部25の左右には、左右一対の脚状片部53(の縦辺部53b)がハ字状に拡開した状態(図5(A)の一点鎖線)でもそれを挿通し得るとともに、脚状片部53の前後方向の動きを規制する挿通案内孔24が形成されている(図1、図2(A)、(B)も参照)。
ナット40をナット係留部材50でカバー20に係留させる(ナット係留部材50のカバー20への組み付け)にあたっては、図5(A)に実線で示される如くに、ナット40の環状溝44にナット係留部材50(の切欠リング状部52)を装着した状態で、ナット係留部材50のフック片部55を係止部25の外面25aに押し当て、この状態でナット40及びナット係留部材50を機体部12側に押圧する。
押圧すると、図5(A)において一点鎖線で示される如くに、左右一対のフック片部55付き脚状片部53が係止部25の外面(円筒状案内面)25aに案内されてハ字状に拡開し、フック片部55が係止部25の左右側面25c、25cに摺接しながらそれを乗り越え、乗り越えると、図5(B)に示される如くに、左右一対のフック片部55付き脚状片部53(の縦辺部53b)はそれ自体の弾性復元力により元の平行状態に戻り、これにより、フック片部55(の掛止端)は係止部25の下側に位置するとともに、左右一対の脚状片部53の縦辺部53bは、カバー20の係止部25の左右側面25c、25c全体に密着するように弾発的に圧接する。これによって、ナット係留部材50がカバー20から抜け落ちないように係止部25に係止され、ナット40はナット係留部材50でカバー20に係留された状態となる。なお、図5(B)において2点鎖線で示されているのは、ナット係留部材50が最も押し下げられたとき(ナット40の締付状態)のフック片部55の位置である。
次に、機体部12へのカバー20の取り付け、ナット40の締付弛緩作業について説明する。機体部12にカバー20を取り付ける際には、上記のようにしてナット係留部材50でカバー20に係留されているナット40の雌ねじ部45の下端をボルト30の雄ねじ部35の上端に押し当ててナット40を締付方向(例えば時計回り)に回す。これにより、ナット40の雌ねじ部45がボルト30の雄ねじ部35に螺合し、ナット40はねじ送りにより回転しながら下降し、やがてナット40の下端面がカバー20の押圧面23に接当する。この状態から、さらにナット40を回してきつく締付けると、機体部12とカバー20との間にガイドバー15が挟圧保持される(図4(A)に示される状態)。なお、このナット40の締付作業時には、ナット40と共にナット係留部材50がその脚状片部53(の縦辺部53b)を係止部25の左右両側面25c、25c並びに挿通案内孔24内壁面に摺接させながら下降せしめられる。
一方、機体部12からカバー20を取り外す際には、図4(A)に示される締付状態から、ナット40を弛緩方向(例えば反時計回り)に回す。これにより、ナット40はねじ送りにより回転しながら上昇する。この弛緩作業途中の状態が図4(B)に示されている。図4(B)に示される状態からナット40を弛緩方向にさらに何回転かさせると、ボルト30の雄ねじ部35とナット40の雌ねじ部45との螺合が解かれ、ナット40をボルト30から外すことができ、同様にして他方(右側)のボルト30とナット40の螺合を解けば、カバー20を機体部12から取り外すことができる。
この場合、本実施例の締付用ナットの落ち止め構造では、左右一対の脚状片部53の縦辺部53bがカバー20の係止部25の左右側面25c、25c全体に密着するように弾発的に圧接しているので、ナット係留部材50の回転方向の動き並びに左右方向の動き(ボルト30の中心線Oに対する傾き)が規制される。これにより、ナット40の締付弛緩作業時に、ナット係留部材50がナット40に連れ回されることはなくなるとともに、ナット40の回転軸線がボルト30の中心線Oに対して左右方向に傾くことが抑制される。すなわち、カバーの係止部25は、ナット係留部材50の抜け止めだけでなく、ナット係留部材50の回り止めの役目を果たすとともに、ナット係留部材50と協同して、ナット40の傾き抑制の役目も果たす。
さらに、挿通案内孔24によって脚状片部53の前後方向の動きも規制するようにされているので、ナット40及びナット係留部材50のボルト30の中心線Oに対する傾きを抑制することができ、そのため、ナット40の締付弛緩作業時にナット40及びナット係留部材50がぐらつかず、加えて、ナット係留部材50が側面視L字状を呈するようにされていることから、カバー20を機体部12に取り付けるべく、ナット40の雌ねじ部45をボルト30の雄ねじ部35に螺合させる際、ナット40の回転軸線を容易にボルト30の中心線Oに一致させることができ、これにより、いわゆるナットの斜めがかりが防止され、カバー20取り付け時の螺合初期だけでなく、ナット40の締付弛緩作業を容易かつ迅速に行うことができる。
上記のような構成の締付用ナットの落ち止め構造のもとでは、カバー20を機体部12から取り外した状態においても、ナット40はナット係留部材50でカバー20に係留されているので、紛失することはない。
以上のように、本実施例の締付用ナットの落ち止め構造では、ナット40の紛失を確実に防止できることに加えて、ナット係留部材50が弾性変形可能な1本の線材ないし棒材から曲成されたシンプルな構成とされ、その弾性変形を利用してナット40への組み付け、及び、カバー20への組み付けを行うようにされるので、組み付けコスト、製造コスト、部品コストを低く抑えることができるとともに、破損、故障等を生じにくくでき、また、ナット40及びナット係留部材50のボルト30の中心線Oに対する傾きを抑制することができるので、ナット40の締付弛緩作業を容易かつ迅速に行うことができ、さらに、ナット係留部材50の形状保持性を高くすることができるので、ナットの締付弛緩作業時における連れ回り、巻き込み、垂れ下がり、傾き等を生じにくくでき、その結果、作業性、耐久性等を向上させることができる。
なお、上記実施例では、ナット係留部材50として、弾性変形可能な1本の金属線材ないし棒材から曲成されたものが用いられているが、それに限られることはなく、素材として合成樹脂材料を用いて金型成形により同形状のものを製造するようにしてもよい。
また、上記実施例では、ナット40に環状溝44を設け、ここにナット係留部材50の切欠リング状部52を装着するようにされているが、環状溝に代えて、ナットの外周から半径方向外方に突出する上下一対の、例えば6個ずつの突出片部を設け、この上下一対の突出片部間に切欠リング状部を装着するようにしてもよい。
また、上記実施例では、携帯型動力作業機としてチェーンソーを例にとって説明したが、これに限られる訳ではなく、刈払機用操作棹の先端にチェーンソー部が取り付けられたポールプルーナや電動カッター等の、機体部とカバーとの間にガイドバーが挟圧保持されるタイプの携帯型動力作業機であれば、本発明を適用できるものである。
12 機体部
15 ガイドバー
16 ソーチェーン
20 カバー
23 押圧面
24 挿通案内孔
25 係止部
30 ボルト
35 雄ねじ部
40 ナット
44 環状溝
45 雌ねじ部
50 ナット係留部材
52 切欠リング状部
53 立ち下がり脚状片部
53a 横辺部
53b 縦辺部
55 フック片部

Claims (8)

  1. 機体部と、該機体部の所定部位を覆うように取り付けられるカバーと、前記機体部とカバーとの間に挟持されるガイドバーと、該ガイドバーに設けられた長穴ないし長溝及び前記カバーに設けられた挿通穴に通される、前記機体部に植え込み固定されたボルトと、前記機体部とカバーとの間に前記ガイドバーを挟圧保持すべく前記ボルトに螺合せしめられる締付用ナットと、を備えた携帯型動力作業機における締付用ナットの落ち止め構造であって、
    1本の線状体、棒状体、もしくは板状体からなる弾性変形可能なナット係留部材を有し、該ナット係留部材は、前記ナットとの相対回転は許容するが前記ナットから抜け落ちないように前記ナットの外周に外嵌保持される切欠リング状部と、該切欠リング状部の両端に連設された左右一対の立ち下がり脚状片部と、該脚状片部の下部に連設されたフック片部とからなり、前記カバーに、前記ボルトから前記ナットが取り外された際に前記ナット及びナット係留部材が前記カバーから脱落しないようにするための、前記フック片部を係止する係止部が設けられ
    前記カバーにおける前記係止部の左右には、前記左右一対のフック片部付き脚状片部がハ字状に拡開した状態でもそれを挿通し得るとともに、前記脚状片部の前後方向の動きを規制する挿通案内孔が形成されていることを特徴とする締付用ナットの落ち止め構造。
  2. 前記ナット係留部材は、側面視L字状を呈していることを特徴とする請求項1に記載の締付用ナットの落ち止め構造。
  3. 前記カバーの前記係止部は、前記フック片部を係止するだけでなく、前記ナット係留部材の回り止めとしても機能するようにされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の締付用ナットの落ち止め構造。
  4. 前記フック片部は、L字状ないしレ字状を呈していることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の締付用ナットの落ち止め構造。
  5. 前記カバーにおける前記係止部の外面は、曲面状ないし左右に傾斜面を持つ山形状を呈する案内面となっていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の締付用ナットの落ち止め構造。
  6. 前記左右一対の脚状片部は、前記カバーの前記係止部の左右側面に弾発的に圧接するようにされていることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の締付用ナットの落ち止め構造。
  7. 前記カバーの前記係止部は、前記ナット係留部材と協同して、前記ナットの回転軸線が前記ボルトの中心線に対して傾くのを抑制するように構成されていることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の締付用ナットの落ち止め構造。
  8. 弾性変形可能な1本の線材、棒材、もしくは板材から曲成され、平面視C字状の切欠リング状部と、該切欠リング状部の両端から該切欠リング状部と同一平面上の外方に向けて突出する横辺部及び該横辺部から垂直に立ち下がる縦辺部からなる側面視逆L字状を呈する左右一対の立ち下がり脚状片部と、該脚状片部の下部に連設されたL字状ないしレ字状を呈するフック片部とを持ち、前記左右一対の脚状片部に連設された前記フック片部が互いに向かい合っている締付用ナット係留部材。
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