JPH0731667Y2 - 天井用スピーカの取付け装置 - Google Patents

天井用スピーカの取付け装置

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JPH0731667Y2
JPH0731667Y2 JP1988108442U JP10844288U JPH0731667Y2 JP H0731667 Y2 JPH0731667 Y2 JP H0731667Y2 JP 1988108442 U JP1988108442 U JP 1988108442U JP 10844288 U JP10844288 U JP 10844288U JP H0731667 Y2 JPH0731667 Y2 JP H0731667Y2
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JP
Japan
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speaker
stopper
mounting
ceiling
cabinet body
Prior art date
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Application number
JP1988108442U
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English (en)
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JPH0230690U (ja
Inventor
甫 丹野
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R2201/00Details of transducers, loudspeakers or microphones covered by H04R1/00 but not provided for in any of its subgroups
    • H04R2201/02Details casings, cabinets or mounting therein for transducers covered by H04R1/02 but not provided for in any of its subgroups
    • H04R2201/021Transducers or their casings adapted for mounting in or to a wall or ceiling

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はスピーカを天井に取り付けるための装置に係
り、特にスピーカの取付け、取外しを容易にした天井用
スピーカの取付け装置に関するものである。
(従来の技術) 一般に、ホテルや病院など人が大勢集まる場所では、ア
ナウンスやBGMなどを放送するためにホールなどの天井
にはスピーカ{パブリック・アドレス・スピーカ(PAス
ピーカ)}が取り付けられているものである。
この種PAスピーカの設置方法としては、音源となるスピ
ーカを1カ所に集中配置して、大音響で遠くまで伝達す
る集中音源方式に対して、複数個のスピーカを分散配置
し、小音量で明瞭な音で発音させる分散配置方式があ
り、天井用スピーカはこの分散配置方式の最も代表的な
ものである。
第4図は従来の天井用スピーカの構成を示す外観斜視図
であり、同図(a)に示すように、図示せぬスピーカユ
ニットを内蔵した円筒状のキャビネット本体1の外側面
側に形成した凹部3,3内には、スピーカ取付け部2,2がそ
れぞれされている。
このスピーカ取付け部2は、一端部がキャビネット本体
1の上面1aに固定された取付け板4に支持され、他端頭
頂部がキャビネット1のフランジ部1b側下面に臨ませて
ある取付けねじ5と、これと螺合しているストッパ6と
を組合わせてなる。
そして、このストッパ6は通常凹部3内の上部の段部2a
上に位置して、キャビネット1の外側面より露出するこ
となく収納されている。
ここで、この天井用スピーカAをホールなどの天井に取
り付けるには、天井板7に形成された取付け孔7aの下か
らキャビネット1を挿入してそのフランジ部1bを天井板
7に当接させる。そして、この状態でトライバ8などの
工具を用いて取付けねじ5を時計方向に回転操作する
と、ストッパ6が凹部3より回動する如く突出して端部
3bに当接して回動位置が規制され、この状態で取付けね
じ5を多数回回してゆくとストッパ6がねじのリードに
沿って下降し、最終的には第4図(b)に示すように天
井板7がストッパ6と上記フランジ部1bとの間に圧接さ
れるので、天井用スピーカAを天井にしっかりと取り付
けることができる。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上記した従来構成の天井用スピーカAはその
取付け作業の際、作業者は脚立などに乗ってキャビネッ
ト本体1を下から押し上げた状態で、各取付けねじ5,5
を回転操作し、それぞれのストッパ6,6を順次螺進・下
降させなければならないため、取付け作業が複雑である
ばかりか作業能率が非常に悪いなどの問題点があった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記した従来の課題に鑑みてなされたものであ
り、内部にスピーカユニットを収納し、フランジ部を備
えたキャビネット本体の外周面側に前記フランジ部と所
定の高さ位置に段部を形成した凹部と、 一端部を前記段部に当接させ、他端部を前記キャビネッ
ト本体との間に配置した圧縮したコイルばねに臨ませて
前記凹部内に弾性的に収納したストッパと、 前記フランジ部側より挿通されており、前記ストッパを
前記凹部より回動突出させる回転操作部とよりなり、 前記キャビネット本体を天井板に形成した取付け孔に挿
通し、前記回転操作部を回動することにより前記ストッ
パの一端部が前記コイルばねの弾発力により前記段部よ
り脱し、この一端部と前記フランジ部とで前記天井板を
弾性的に狭持してなる天井用スピーカの取付け装置を提
供するものである。
(実施例) 第1図は本考案の天井用スピーカの取付け装置の好適な
一実施例を示す外観斜視図、第2図はストッパと取付け
ねじとの関係を示す斜視図、第3図は第1図(b)中II
I-III線に沿う縦断側面図である。
第1図に示す円筒状のキャビネット本体10は下部が開口
部とされ、その内部には第3図に示すようなスピーカユ
ニット11が下部のフランジ10aに取り付けられているも
のである。このキャビネット本体10の外周面には凹部1
2,12(実施例では3個所)が形成されており、それぞれ
の凹部12,12には本考案の要部の一部を構成するスピー
カ取付け部14が配置されている。
上記凹部12は上面10aよりフランジ部10bからの高さhの
位置に至るまで形成されることにより段部12aを形成し
ており、その深さtおよび幅wは後述するストッパ13を
収納し得るよう適宜設定してある。
スピーカ取付け部14はストッパ13、このストッパ13と螺
合する回転操作部となる取付けねじ15、およびコイルば
ね16とより大略構成されている。
ストッパ13は第2図に示すように板金加工によって形成
されており、起立部13aを境に互いに逆方向に直角に屈
曲形成した上部の支持部13bおよび下部の押圧部13cとよ
り一体形成されており、支持部13bには所定長の取付け
ねじ15の適宜位置で螺合すると共に、このねじに螺合し
ているナット17によって位置決めがなされている。な
お、起立部13aの長さlは後述する取付け操作によって
ストッパ13にコイルばね16の附勢力が適切に作用するよ
う、段部12aの高さhおよび天井板7の板厚を考慮して
設定してある。
そして、スピーカ取付け部14の組立ては、ストッパ13を
固定した取付けねじ15の頭部15aを段部12aに穿設した透
孔18内に挿通し、押圧部13cを段部12a上に載置した状態
で、取付けねじ15に嵌挿されたコイルばね16を凹部12内
で固定されている取付板19と支持部13bとの間にて圧縮
することにより行なわれ、その結果ストッパ13は第1図
(a)に示すように凹部12内に弾性的に収納される。こ
の収納状態では取付けねじ15は透孔18および取付板19に
て上下が案内される。
ここで、上記構成の天井用スピーカBの取付け操作を説
明するに、第1図(a)に示す状態のものを、天井板7
に形成した取付け孔7a内にキャビネット本体の筒状部よ
り挿入してフランジ部10bを天井板7に当接させ、この
状態でドライバ20などの工具を用いて取付けねじ15を時
計方向に回動すると、その回動力によってストッパ13の
支持部13cが段部12aより脱落すると同時に、ストッパ13
がコイルばね16の弾性復帰力によって勢よく下降し、第
1図(b)および第3図に示す如く支持部13cとフラン
ジ部10bとの間で天井板7を弾発的に挟持する。従っ
て、各スピーカ取付け部14の操作は工具を所定角度だけ
回転するのみの簡単な操作で行ない得るために、天井用
スピーカBの取付け作業が簡単であるばかりか作業能率
がよく、安全に作業できる。
また、上記スピーカ装置を天井板より取り外す場合に
は、ドライバ20にて取付けねじ15をコイルばね16の力に
抗して上昇させ、所定位置で反時計方向に回動してスト
ッパ13を凹部12内に収納すれば良い。
(考案の効果) 以上の如く、本考案の天井用スピーカの取付け装置によ
れば、取付けねじのような回転操作部を所定角度だけ回
転するだけで、ストッパが凹部内より弾発的に突出して
天井板をキャビネット本体との間で挟持するため、従来
のものに比べて取付け操作が簡単であるばかりか、その
作業が安全で、しかも作業能率がよいなどの特長があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)は本考案になる天井用スピーカの取
付け装置の好適な一実施例を示す外観斜視図、第2図は
ストッパと取付けねじとの関係を示す斜視図、第3図は
第1図(b)中III-III線に沿う縦断側面図、第4図
(a)(b)は従来の天井用スピーカの取付け装置を示
す外観斜視図である。 7……天井板、7a……取付け孔、10……キャビネット本
体、11……スピーカユニット、12……凹部、13……スト
ッパ、14……スピーカ取付け部、15……取付けねじ(回
転操作部)、16……コイルばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部にスピーカユニットを収納し、フラン
    ジ部を備えたキャビネット本体の外周面側に前記フラン
    ジ部と所定の高さ位置に段部を形成した凹部と、 一端部を前記段部に当接させ、他端部を前記キャビネッ
    ト本体との間に配置した圧縮したコイルばねに臨ませて
    前記凹部内に弾性的に収納したストッパと、 前記フランジ部側より挿通されており、前記ストッパを
    前記凹部より回動突出させる回転操作部とよりなり、 前記キャビネット本体を天井板に形成した取付け孔に挿
    通し、前記回転操作部を回動することにより前記ストッ
    パの一端部が前記コイルばねの弾発力により前記段部よ
    り脱し、この一端部と前記フランジ部とで前記天井板を
    狭持してなる天井用スピーカの取付け装置。
JP1988108442U 1988-08-18 1988-08-18 天井用スピーカの取付け装置 Expired - Lifetime JPH0731667Y2 (ja)

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JP1988108442U JPH0731667Y2 (ja) 1988-08-18 1988-08-18 天井用スピーカの取付け装置

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JPH0230690U JPH0230690U (ja) 1990-02-27
JPH0731667Y2 true JPH0731667Y2 (ja) 1995-07-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015095359A (ja) * 2013-11-12 2015-05-18 株式会社Lixil 取付器具と浴室

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EP2184928B1 (en) * 2007-08-09 2018-09-26 Toa Corporation Speaker mounting device and speaker

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