JPH0641842Y2 - キャスター取付用工具 - Google Patents

キャスター取付用工具

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Publication number
JPH0641842Y2
JPH0641842Y2 JP1990082871U JP8287190U JPH0641842Y2 JP H0641842 Y2 JPH0641842 Y2 JP H0641842Y2 JP 1990082871 U JP1990082871 U JP 1990082871U JP 8287190 U JP8287190 U JP 8287190U JP H0641842 Y2 JPH0641842 Y2 JP H0641842Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
caster
mounting
main body
plate
upper plate
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990082871U
Other languages
English (en)
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JPH0439905U (ja
Inventor
満念 古田
Original Assignee
関共栄金属株式会社
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Publication date
Application filed by 関共栄金属株式会社 filed Critical 関共栄金属株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は各種のキャスターを所定の場所に取付ける際の
キャスター取付用工具に関するものである。
(従来の技術) 家具類や机、椅子等の事務用品更には陳列ケース等にお
いて、その底面部或いは脚部にキャスターを設けている
が、その取付けにはキャスターの取付軸を相手側取付箇
所に当てキャスターを保持しながらスパナを手で回して
取付軸を締付け取付けているのが現状である。
(考案が解決しようとする問題点) しかしこのような取付方法では、手回しのため何回も回
さなくてはならず締付けに時間が掛かると共に、締付け
て行くことによって六角フランジ部の厚みが薄いため保
持している指が相手方に当たって押えがきかなくなって
空転し締付作業がしにくい状態となり能率を低下させて
しまい取付作業上非常に不都合を感じていた。
(問題点を解決するための手段) 本考案はこのような不都合を解消し簡単な工具で能率良
くキャスターの取付作業が出来るようにしたものであ
る。
即ち、一面を上板とし対応する他面を底板とした本体の
上板に、キャスターの取付軸六角フランジが入る巾の切
欠溝を一端中央に切欠いて設け、底板に切欠溝の奥部に
おいて中心と同一線上となるようピットを突設し、キャ
スターの取付軸下端部を支持する位置に上板と平行に本
体の後側板内に穿設したキャスター取付ぐにおいて、本
体を箱状とした左側板に上板に近づくに従い深くなるよ
う円弧状の切欠を設け、板バネを底板内側中央に設け弾
性体からなる帯状の押え材を右側板外側に水平に突設し
たものである。
(作用) 切欠溝にキャスターの取付軸六角フランジを嵌着し、車
輪を本体内に板バネを押して入れてキャスターを本体内
に設置すると、支持板にて取付軸下端を支持し取付軸が
取付けられても上板が机や椅子等の取付箇所に当らない
よう取付が出来るよう上板の外面より六角フランジが突
出している状態を保ち、且つ、板バネにて車輪を上方に
押して本体よりの脱落を防止している。
そして、取付軸を取付箇所に当て取付工具Aにて締付け
てキャスターを取付けてからキャスターより本体を取付
工具を持って引く抜く。この締付の時、取付工具による
回転は、取付軸の軸線と車輪の軸線が同一軸線上でなく
任意距離ずれている(第2図X参照)ため本体内よりキ
ャスターを車輪の遠心力で飛脱させるため、押え材が反
動で瞬間的に車輪部分を押さえて飛脱を防いでいる。
このようにして次々と本体内にキャスターをセットし、
取付後、本体をはずして行く作業を繰返し続けて取付作
業を行う。
(実施例) 以下本考案の一実施例を図面について説明する。
図中1は公知のキャスターであって、車輪2を挾持状に
折曲げて支える挾持板3に、車輪2より適寸法のずれX,
ベアリング4を介して六角フランジ5を有する取付軸6
を直交させて空転自在に設けている。
7は箱状の本体であって、一面を切取って上板8としキ
ャスターの取付軸六角フランジが入る巾の切欠溝9を上
板8端部の中央に切欠いて設け、他面を底板10としてピ
ット11を切欠溝9奥部における中心と同一線上となるよ
う突設し、左側板12aを円弧状に上板8付近に近づくに
従い深くなるよう切欠13を設けている。
14は支持板であって、前記上板8と平行に上板8とキャ
スター1の取付軸6下端部を上方に押し受けることが出
来る位置に本体7の後側板15内側に突設している。
16は板バネであって、本体7の底板10内側中央に内方に
向かって作用するよう設けている。
17は屈曲自在なゴム等の弾性体からなる帯状の押え材で
あって、前記切欠13の反対側の右側板12b外側に水平に
突設している。
使用に当たっては、六角フランジ5を切欠溝9内に挿入
しながら板バネ16を車輪2で押し支持板14で取付軸6下
端を支持するよう本体7内にキャスター1を設置する。
このようにしてキャスター1を本体7内に設置すると板
バネ16にてキャスター1が上方に軽く押されて本体7内
よりの脱落を防ぐと共に、支持板14にて取付軸6を受け
ているため上板8の外面より六角フランジ5が常に突出
した状態となっている。
そして家具や机又は椅子類の事務用品等の取付箇所Bに
取付軸6を当てピット11を取付工具Aにて挾持し回転さ
せて取付軸6を螺合させキャスター1を取付ける。
この時、ずれXによって回転すると車輪2は遠心力で外
方へ飛び出してしまうので回転させた時に押え材17が回
転の反動で瞬間的にキャスター1を押さえて脱落を防止
する。このようにしてキャスター1の取付が終わると取
付工具Aと本体7を板バネ16と逆方向に引張ると、板バ
ネ16の押圧力に打勝って簡単にキャスター1より本体7
を引く抜いて取り除くことが出来る。
なお切欠13はキャスター1の係止金具18が当たらないよ
うにしたもので、係止金具18がついていない場合でも取
付作業には支障が起こらない。
(考案の効果) 上述の如く本考案は、キャスターの本体への嵌着が簡単
に行なえ、板バネにて本体よりキャスターの脱落を防
ぎ、回転時による脱落も押え材による簡単な構造で瞬間
的に防ぎ、且つ取付に際しても上板が取付箇所に当たら
ないため最後まで取付軸を締付けることが出来、又、キ
ャスター取付後はキャスターより本体を簡単に除去出
来、特別な技術を必要とせず誰にでも容易に取付作業が
出来ると共に、取付時間を短縮し生産コストを低減して
経済的である等多くの特長を有し、実用上非常に優れた
考案である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は本考案の斜視
図、第2図は本考案使用状態の正面図、第3図は本考案
使用状態の平面図である。 1……キャスター 2……車輪 3……挾持板 4……ベアリング 5……六角フランジ 6……取付軸 7……本体 8……上板 9……切欠溝 10……底板 11……ピット 12a……左側板 12b……右側板 13……切欠 14……支持板 15……後側板 16……板バネ 17……押え材 A……取付工具 B……取付箇所 X……ずれ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一面を上板8とし対応する他面を底板10と
    した本体7の上板8に、キャスターの取付軸六角フラン
    ジが入る巾の切欠溝9を一端中央に切欠いて設け、底板
    10に切欠溝9の奥部において中心と同一線上となるよう
    ピット11を突設し、キャスター1の取付軸6下端部を支
    持する位置に上板8と平行に本体7の後側板15内に穿設
    したキャスター取付具において、本体7を箱状とした左
    側板12aに上板8に近づくに従い深くなるよう円弧状の
    切欠13を設け、板バネ16を底板10内側中央に設け弾性体
    からなる帯状の押え材17を右側板12b外側に水平に突設
    したことを特徴とするキャスター取付用工具。
JP1990082871U 1990-08-03 1990-08-03 キャスター取付用工具 Expired - Lifetime JPH0641842Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990082871U JPH0641842Y2 (ja) 1990-08-03 1990-08-03 キャスター取付用工具

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JP1990082871U JPH0641842Y2 (ja) 1990-08-03 1990-08-03 キャスター取付用工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0439905U JPH0439905U (ja) 1992-04-06
JPH0641842Y2 true JPH0641842Y2 (ja) 1994-11-02

Family

ID=31630062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990082871U Expired - Lifetime JPH0641842Y2 (ja) 1990-08-03 1990-08-03 キャスター取付用工具

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JP (1) JPH0641842Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5147157U (ja) * 1974-10-04 1976-04-07
JPS599903U (ja) * 1982-07-13 1984-01-21 平野 明男 キヤスタ−装着具

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0439905U (ja) 1992-04-06

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