JPH079504Y2 - スナップインタイプスピーカ - Google Patents

スナップインタイプスピーカ

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JPH079504Y2
JPH079504Y2 JP1466391U JP1466391U JPH079504Y2 JP H079504 Y2 JPH079504 Y2 JP H079504Y2 JP 1466391 U JP1466391 U JP 1466391U JP 1466391 U JP1466391 U JP 1466391U JP H079504 Y2 JPH079504 Y2 JP H079504Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
locking
metal fitting
speaker
insertion hole
mounting plate
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP1466391U
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JPH0511685U (ja
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伸夫 高橋
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Onkyo Corp
Original Assignee
Onkyo Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車用スピーカ等を
着脱するのに、 係止金具を利用してワンシヨットで取り
付け、 取り外し得るスナップインタイプスピーカに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】スピーカは、 一般にマグネット中心とす
る円環状磁気空隙を形成する磁気回路を、 鉄板製フレー
ムに載置して取り付けてあるので大変重量が重く、 紙製
の振動板を張り付けてあるので取り扱い難い。従来この
種のスピーカを取り付け部に取り付ける際、 フレームの
外縁部に穿設した取り付け穴に取り付けねじを挿通し
て、 取り付け板に捩込むか、 あるいは内側からナットで
締め付けて固定していた。 したがって、 スピーカの取り
付け作業において、 重くかつ扱い難いスピーカを片手で
保持して穴にあてがった姿勢で、別の手でねじを締め付
けるというような煩瑣な手数をかけて行っていた。 ま
た、取り外し時には、 逆にねじを一々緩めて外すという
煩瑣な手数を要していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従って、従来のこの種
のスピーカの取り付けには、 過度の注意と多くの手数と
時間を要するので、 容易にコストが低減しないという問
題があった。
【0004】そこで、本考案はかかる従来の課題を解決
するために、フレームの形状に改良を加えるとともに、
弾力を利用してスピーカ取り付け板にワンシヨットで係
止して取り付け、 また、スピーカ取り付け板から取り外
し得る止め金具を装着したスナップインタイプスピーカ
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】該目的を達成するための
本考案の構成を、実施例に対応する図1乃至図4を用い
て説明すると、本考案は、外縁部(1d)の一端に外方へ挿
入係止部(1c)を突設したフレーム(1)の他端に、同様に
外方へ係止金具挿入受け部(1a)を突設し、 弾力性薄金属
板で成形した係止金具(2)の基部(2d)を外方へ直角に折
り曲げて、 前記の挿入受け部(1a)に挿入して、 それを上
下から挟持して保持するように形成した挟持片a(2a)及
び挟持片b(2b)によって前記係止金具(2)を保持すると
ともに、前記基部(2d)の他端縁を折り曲げ成形した先端
部(2e)の、またその先端に係止用の係止部(2f)を折り曲
げ成形し、さらにその先端に押圧部(2g)を形成した係止
金具(2)の挟持片b(2b)に形成した抜き起こし突状部(2
c)を、 前記挿入受け部(1a)に穿設した嵌入穴(1b)に嵌入
して固定し、 フレーム(1)の挿入係止部(1c)をスピーカ
取り付け板(3)の挿入穴c(3c)に挿入し、 前記係止金具
(2)を挿入穴b(3b)に挿入して係止部(2f)で挿入穴の縁
に係止することにより、 スピーカ取り付け穴(3a)の外縁
部に、 押圧力を保持して取り付け得るようにしたスナッ
プインタイプスピーカ(S)である。
【0006】
【作用】本考案は、このような構造としたものであるか
ら、挟持部(2a),(2b)によってフレーム(1)の外縁部(1d)
に固定され、 挟持片b(2b)に形成した抜き起こし突状部
(2c)が、 前記挿入受け部(1a)に穿設した嵌入穴(1b)に嵌
入して固定度を増加された係止金具(2)の先端部(2e)が
挿入穴b(3b)に挿入される際、 係止部(2f)がすぼまっ
て、 穴(3b)を通過し易くし、 通過し終わるとその弾性に
よって再び起き上がって、 その係止部(2f)が挿入穴b(3
b)の縁に係止して、 強固にスピーカ(S)を取り付け板(3)
に固定することができるとともに、同様に取り外しも押
圧部(2g)を押すだけでワンショットで係止部(2f)の取り
付け板(3)との係止が解除できる。
【0007】
【実施例】以下本考案の実施例について図面に基づいて
説明する。図中、図1乃至図4は、本考案の1実施例を
示す図で、該実施例は、スピーカ(S)のフレーム(1)の外
縁部(1d)の適宜箇所の平面部を延長して突出挿入部(1c)
を設け、 他端に同様に挿入受け部(1a)を突設してある。
(2)は弾力性薄金属板で成形した係止金具で、 その基部
(2d)を外方へ直角に折り曲げて、 前記フレーム(1)の挿
入受け部(1a)を嵌入して、 挟持して保持するように挟持
片a(2a)及び挟持片b(2b)が形成してあり、 さらに挟持
片b(2b)に形成した抜き起こし突状部(2c)を、 挿入受け
部(1a)に穿設した嵌入穴(1b)に嵌入して係止金具(2)の
固定度を増大できる。 前記係止金具(2)の基部(2d)の他
端縁を折り曲げ成形した先端部(2e)の、またその先端に
係止用の係止部(2f)を折り曲げ成形し、さらにその先端
に押圧部(2g)を形成して、 弾力を保持して係止部(2f)が
弾力をもって屈伸できる。
【0008】そして、 スピーカ(S)を取り付け板(3)に取
り付け時は、 フレーム(1)に突設した前記突出挿入部(1
c)をスピーカ取り付け板(3)の挿入穴c(3c)に挿入して、
スピーカ(S)を押し付けると、 スピーカ(S)は取り付け板
(3)に一端を押し付けられて固定され、 さらにその他端
の止め金具挿入受け部(1a)に固定した係止金具(2)を、ス
ピーカ取り付け板(3)の挿入穴b(3b)に挿入してスピー
カ(S)をスピーカ取り付け板(3)に押し付けると、 フレー
ム(1)の外縁部(1d)に取り付けた係止金具(2)の係止部(2
f)が、 挿入穴b(3b)に挿入される際、 その弾性によって
すぼまって、 挿入穴b(3b)を通過し易くし、 通過し終わ
るとその弾性によって再び起き上がって、 その係止部(2
f)が取り付け穴(3a)の外縁部に係止するので、 手を離し
てもスピーカ(S)は強固に固定し得る。
【0009】以上本考案の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、本考案は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものではなく、本考案にいう構成要件
を備え、かつ本考案にいう目的を達成し、以下にいう効
果を有する範囲内において適宜改変して実施することが
できるものである。
【0010】
【考案の効果】以上の説明から既に明らかなように本考
案は、スピーカ(S)を取り付ける時、フレーム(1)の外縁
部(1d)に弾力を保持して取り付けた係止金具(2)の係止
部(2f)によって、 スピーカ(S)を強固に取り付け板(3)に
取り付けることができ、 従来のような両手を使って行う
ような煩瑣な手数を要しないで、 重いスピーカ(S)を手
で保持して、 取り付け板(3)の挿入穴b(3b), 挿入穴c
(3c)に挿入して、 スピーカ(S)を押し付けるだけで取り
付け、また、押圧部(2g)を押すだけで取り外し作業を完
了することができ、 流れ作業内でのスピーカの着脱作業
のコスト低減に著しく貢献するという実用上の顕著な効
果を期待することができるに至ったのである。
【0011】また、スピーカ取り付け板(3)の取り付け
穴(3a)の形状が単純になり、フレーム(1)背面の外縁部
(1d)が全周にわたって取り付け板(3)に密着するので、
気密を保ち易く、必要に応じて、 フレーム(1)と取り付
け板(3)との間にクッション材として、 弾褥性の通常形
状のガスケットを挟んで更に密着度と気密性を増加する
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の分解斜視図である。
【図2】本考案の係止金具とフレームの一部の分解拡大
側面図である。
【図3】挿入穴に取り付けた状態を示す一部拡大側面図
である。
【図4】実施例の完成側面図である。
【符号の説明】
1 フレーム 1a 係止金具挿入受け部 1b 嵌入穴 1c 挿入係止部 1d 外縁部 2 係止金具 2a 挟持片a 2b 挟持片b 2c 抜き起こし突状部 2d 基部 2e 先端 2f 突出係止部 2g 押圧部 3 スピーカ取り付け板 3a 取り付け穴 3b 挿入穴b 3c 挿入穴c S スピーカ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム(1)の外縁部(1d)の一端に、 外
    方へ突設した係止金具挿入受け部(1a)に、 弾力性薄金属
    板で成形した係止金具(2)の基部(2d)の一端縁を外方へ
    直角に折り曲げて、 前記の挿入受け部(1a)に挿入して、
    それを上下から挟持して保持するように形成した挟持片
    a(2a)及び挟持片b(2b)によって前記係止金具(2)を保
    持するとともに、 前記基部(2d)の他端縁を折り曲げ成形
    した先端部(2e)の、またその先端に係止用の係止部(2f)
    を折り曲げ成形し、さらにその先端に押圧部(2g)を形成
    した係止金具(2)の挟持片b(2b)に形成した抜き起こし
    突状部(2c)を、 前記挿入受け部(1a)に穿設した嵌入穴(1
    b)に嵌入して固定し、 フレーム(1)の外縁部(1d)の他端
    に外方へ突設した挿入係止部(1c)を、 スピーカ取り付け
    板(3)の挿入穴c(3c)に挿入するとともに、 前記係止金
    具(2)をスピーカ取り付け板(3)の挿入穴b(3b)に挿入し
    て係止部(2f)で前記挿入穴c(3b)の縁に係止することに
    より、 スピーカ取り付け板(3)に、 押圧力を保持して取
    り付け得るようにしたスナップインタイプスピーカ
    (S)。
JP1466391U 1991-02-20 1991-02-20 スナップインタイプスピーカ Expired - Lifetime JPH079504Y2 (ja)

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JP1466391U JPH079504Y2 (ja) 1991-02-20 1991-02-20 スナップインタイプスピーカ

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JP1466391U JPH079504Y2 (ja) 1991-02-20 1991-02-20 スナップインタイプスピーカ

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JPH0511685U JPH0511685U (ja) 1993-02-12
JPH079504Y2 true JPH079504Y2 (ja) 1995-03-06

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JP1466391U Expired - Lifetime JPH079504Y2 (ja) 1991-02-20 1991-02-20 スナップインタイプスピーカ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5085782B1 (ja) * 2011-12-19 2012-11-28 フォスター電機株式会社 スピーカの着脱機構
EP4057638A4 (en) * 2019-11-05 2024-04-10 Suzhou Sonavox Electronics Co., Ltd. SPEAKER BOWL, SPEAKER AND ASSOCIATED MOUNTING SIMULATION ANALYSIS METHOD

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