JPS6151163B2 - - Google Patents

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JPS6151163B2
JPS6151163B2 JP16313978A JP16313978A JPS6151163B2 JP S6151163 B2 JPS6151163 B2 JP S6151163B2 JP 16313978 A JP16313978 A JP 16313978A JP 16313978 A JP16313978 A JP 16313978A JP S6151163 B2 JPS6151163 B2 JP S6151163B2
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JP
Japan
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mounting
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attached
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JP16313978A
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English (en)
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JPS5586913A (en
Inventor
Mitsunori Ito
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Inoac Corp
Original Assignee
Inoue MTP KK
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Publication date
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  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)

Description

されてなる基板31とからなるクリツプ30 とからなることを特徴とする二物体の取付構造。
【発明の詳細な説明】
この発明は二物体の取付構造に関し、特に被取
付部材に取付部材を合成樹脂等のクリツプによつ
て嵌合係着する取付構造に関する。
従来被取付部材に取付部材を装着するに際して
は、ビスまたはボルト等で直接螺着するのが一般
的であつたが、例えば金属板に合成樹脂製品を取
り付ける場合のように各々の熱膨張率が相違する
ものの装着にあたつては、熱膨張の差異による二
物体間の膨張、収縮の差を吸収するために合成樹
脂製のクリツプ等を用いて嵌合係着することが行
なわれている。この種クリツプは通常合成樹脂等
の弾性を利用して取付部材と被取付部材とを嵌合
係止しているのであるが、一旦係着してしまうと
その取り外しが極めて困難であるものが多い。し
かしながら、取付部材と被取付部材とは、修理、
交換等のために着脱自在であることが要請される
場合が多く、かつその取り外しは被取付部材の外
側からできることが望ましい。けだし、被取付部
材は通常固定側となることが多く、係止したクリ
ツプを被取付部材の内側から取り外すことは物理
的に不可能な場合が多いからである。そこで近来
この取り外し機能の要請から、この種の取付機造
を2ないし数点の分解できる部品から構成するも
のが提案されているが、組み付けの部品点数が多
いことはすなわちコストもかかり、また組み付
け、取り外しの作業が煩雑となる嫌いがある。
この発明は、このような点に鑑みて考案された
のであつて、被取付部材、取付部材およびクリツ
プ単体によつて二物体の取り付け、取り外しが可
能であり、かつその取り付け、取り外し作業も極
めて簡単容易に行なうことができ、同時に取り付
け時における固定も十分である取付構造を提供し
ようとするものである。すなわち、この考案は、
被取付部材の被取付窓に取付部材の取付口よりク
リツプを嵌入して両者を係着する取付構造であつ
て、 長部と短部を有する矩形の被取付窓が設けられ
た被取付部材と、 前記被取付部材の被取付窓に対応する位置に取
付口が設けられていて、クリツプ嵌入方向に対し
て後面側となる取付口周囲には前記被取付窓の長
部側に対応する側が低部となり短部側が高部とな
りかつ該低部および高部がテーパ部によつて連接
されてなる取付枠が形成されてなるとともに、ク
リツプ嵌入方向に対して前面側となる取付口周囲
にはストツパ係着面が形成されてなる取付部材
と、 前記被取付部材の被取付窓の長部側に対しては
挿入抜去が自在であるとともに該被取付窓の短部
側に対してはその窓縁に嵌着する嵌合溝を有して
おり、かつ前記取付部材の取付口に挿入回動が可
能であるとともに該取付口のストツパ係着面に係
着するストツパ段部を有する脚と、前記ストツパ
段部と協働して前記取付枠の高部を挟着するよう
に構成されているとともにその背面側に回動用治
具のための差込溝が形成されてなる基板とからな
るクリツプ とからなることを特徴とする二物体の取付構造に
係るものである。以下添付の図面に従つてこの発
明の詳細を説明する。
添付の図面は、自動車の合成樹脂製ラジエータ
グリルを取付部材20として、被取付部材10で
ある金属製ラジエータブラケツトに接着する場合
における実施例である。既述したように、この発
明における取付機造は、実施例のような熱膨張率
が相違する異質の物体を取り付けるのに最も適す
るものであるが、取り付けおよび取り外しの容易
なこの発明にあつては一般的な二物体の取り付け
にも十分適用されるものであることは言をまたな
い。
添付の図面において第1図は取付部材20の取
付口21および被取付部材10の被取付窓11な
らびにクリツプ30を示す分解斜視図であり、第
2図各図は取付部材20の取付口21に関し、第
3図はクリツプ30の平面図、第4図以下は各部
の組み付け状態を示す図面である。まず第1図に
おいて、金属製の被取付部材10の所定位置に被
取付窓11が形成される。この被取付窓11は図
示のように長部A−Aと短部B−Bとを有するほ
ぼ長方形の窓部である。
取付部材20は、実施例ではABS樹脂等から
なるラジエータグリルであるが、上記被取付部材
10の被取付窓11に相対応する位置に取付口2
1が形成される。取付口21は第2図各図に示し
たように、取付部材20のクリツプ嵌入方向Iに
対して後面側となる取付口21周囲に取付枠22
とクリツプ嵌入方向Iに対して前面側となる取付
口21周囲にストツパ係着面23が設けられてい
る。取付枠22は第2図、なかでも第2C図によ
つてより明らかにされるように前記被取付部材1
0の長部A−A側が低部22a,短部B−B側が
高部22bとして構成されており、該低部22a
と高部22bとがテーパー部22cによつて連接
されている。実施例では取付枠22はほぼ矩形に
形成されているが、後述するように該取付枠22
に後記クリツプ30の基板31が当接して回動す
るものであるから、該取付枠22の形状は円形ま
たは楕円形であつてもよい(なお第2d図参
照)。取付口21の前面にはストツパ係着面23
が形成されている。上記の構成からなる取付口2
1は、取付部材20の成形加工と一体に成形され
るか、または取付口21を有する取付部を別体に
て形成して取付部材20の所定位置に接着または
溶着される。なお、取付口21は、クリツプ装着
時にクリツプの背面が取付部材20の表面に突出
しないように、図示したようにクリツプ嵌入方向
Iへ突出させて形成するのが好ましい。
クリツプ30は、第1図および第3図に示すよ
うに基板31と脚33とからなり、例えばポリア
セタールまたはナイロンのようなクリープ特性に
優れた樹脂から構成されている。基板31は、左
右に回動される関係上略正方形または円形の板状
体であつて、その背面には例えばマイナスドライ
バーのような回動用治具を差し込むことができ、
かつクリツプ10自体を回動せしめるにたる差込
溝32が設けられている。基板31の前面には先
端部33aが狭小となつた閉環状の脚33が突設
されている。脚33は前記被取付部材10の被取
付窓11の長部側A−Aに挿入抜去が可能でかつ
該脚33を90度回動したときに該窓11の短部B
−B側に嵌着可能に構成される。従つて脚33に
は該窓11の短部B−Bに嵌合する嵌合溝35,
35が設けられている。また脚33は前記取付部
材20の取付口21に挿入回動が可能で、かつ該
取付口21のストツパ係着面23に係着するスト
ツパ段部34,34を前記嵌合溝35,35と基
板31との間に有している。従つて、脚33と取
付部材20とは、該ストツパ段部34,34とス
トツパ係着面23とが、そして基板31と取付枠
22とが各々当接して係着することとなる(第4
図参照)。これから明らかなように、前述の取付
枠22の高さはクリツプ30の脚33のストツパ
段部34と基板31間の距離と略一致しており、
前記取付枠の高部22bとはより緊密に嵌合する
関係にある。
次に被取付部材10、取付部材20およびクリ
ツプ30の取付機造について説明すると、まずク
リツプ30の脚33がそのストツパ段部34と取
付枠22の低部22aとが対応するようにして取
付部材20の取付口21内に挿入される。そして
はじめクリツプ30の脚33のストッパ段部34
が取付枠22の低部22aに装着される。なお、
このとき上述したように、クリツプ30のストツ
パ段部34,34とストツパ係着面23、基板3
1と取付枠22aとが各々当接して係着する。し
かる後、クリツプ30の基板31の背面の差込溝
32にマイナスドライバー40等を差し込み、該
クリツプ30を左右いずれかの方向に90度回動す
る。すると基板31は、はじめ取付枠22の低部
22aに位置していたのが、該枠22のテーパー
部22cを介して高部22bに移動して、クリツ
プ30は取付部材20の取付口21によりしつか
りと嵌合固定される(第5図)。なおこの実施例
における取付枠22の低部22aと高部22bの
高さの差は約0.5mmである。クリツプ30が取付
部材20の取付口21に嵌合固定された後、取付
部材20とともにクリツプ30の脚33は被取付
部材10の被取付窓11に挿入される。この際ク
リツプ30の脚33は取付部材20の取付枠22
の高部22b、すなわち被取付部材10の被取付
窓11との関係では短部B−B側に位置している
ことになるので、そのまま該窓11内にクリツプ
30の脚33を押入すれば、脚33の嵌合溝3
5,35に窓11の短部B−Bが嵌着されて、取
付部材20と被取付部材10とが固着される(第
6図参照)。
逆に取付部材20を被取付部材10から取り外
す場合には、クリツプ背面の差込溝32にマイナ
スドライバー40を差し込み、左右いずれかへ90
度回動すれば、クリツプ30のみが90度回動し
て、クリツプの脚33は被取付部材10の窓11
の長部A−A側に移動する。ところが該クリツプ
30の脚33は被取付窓11の長部A−A側には
抜去可能に構成されているので難なく取付部材2
0は被取付部材10から取り外されることができ
る(第7図)。この際グリツプ30は取付部材2
0の取付口21に装着されたままで取り外すこと
ができるので、クリツプ30を粉失するおそれは
全くない。取付部材20からクリツプを取り外す
には、クリツプ30の脚側面を押圧して狭めてや
ればストツパ段部34,34とストツパ係着面2
3との係止が解かれて容易に取り外すことができ
る。なおこの際クリツプ30の基板31は取付枠
22の低部22aに移動しているので、この間に
わずかな隙が生じ、クリツプ30の脱離がより容
易となるのである。
以上のようにこの発明によればクリツプの回動
によりクリツプと取付部材との嵌合固定が緊密自
在になると同時にクリツプと被取付部材との脱着
が極めて簡単容易に行なうことができるのであ
る。またクリツプの回動はクリツプ背面側から、
通常のマイナスドライバーその他の物により行う
ことができ、作業も簡単であるので、例えば多数
のクリツプを使用する重量物の取付け、取り外し
にも極めて便宜である。さらに取付部材を被取付
部材から取り外すに際して、クリツプは未だ取付
部材側に装着されたままであるので、従来現場に
てしばしば生じていた取り外し時のクリツプ部品
の粉失事故等が回避され、取り付け、取り外し作
業の能率を大幅に向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の取付構造の一実施例を示
す分解斜視図、第2a図は取付部材の取付口の正
面図、第2b図および第2c図は第2a図の−
線および−線における各断面図、第2d図
は取付口の他の実施例を示す正面図、第3図はク
リツプの平面図、第4図は取付口にクリツプを装
着した状態を表わす横断面図、第5図は第4図に
おけるクリツプを90度回動した状態を表わす横断
面図、第6図は取付部材と被取付部材をクリツプ
によつて取り付けた状態を表わす縦断面図、第7
図は被取付部材の内側からみた状態を表わす背面
図である。 10……被取付部材、11……被取付窓、A−
A……長部、B−B……短部、20……取付部
材、21……取付口、22……係着枠、22a…
…低部、22b……高部、22c……テーパー
部、23……ストツパ係着面、30……クリツ
プ、31……基板、32……着込溝、33……
脚、34……ストツパ段部、35……嵌合溝。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被取付部材10の被取付窓11に取付部材2
    0の取付口21よりクリツプ30を嵌入して両者
    を係着する取付構造であつて、 長部A−Aと短部B−Bを有する矩形の被取付
    窓11が設けられた被取付部材10と、 前記被取付部材の被取付窓に対応する位置に取
    付口21が設けられていて、クリツプ嵌入方向I
    に対して後面側となる取付口21周囲には前記被
    取付窓の長部A−A側に対応する側が低部22a
    となり短部B−B側が高部22bとなりかつ該低
    部および高部がテーパ部22cによつて連接され
    てなる取付枠22が形成されてなるとともに、ク
    リツプ嵌入方向Iに対して前面側となる取付口2
    0周囲にはストツパ係着面23が形成されてなる
    取付部材20と、 前記被取付部材10の被取付窓11の長部A−
    A側に対しては挿入抜去が自在であるとともに該
    被取付窓11の短部B−B側に対してはその窓縁
    に嵌着する嵌合溝35を有しており、かつ前記取
    付部材20の取付口21に挿入回動が可能である
    とともに該取付口のストツパ係着面23に係着す
    るストツパ段部34を有する脚33と、前記スト
    ツパ段部34と協働して前記取付枠22の高部2
    2bを挟着するように構成されているとともにそ
    の背面側に回動用治具のための差込溝32が形成
JP16313978A 1978-12-22 1978-12-22 Fitting structure for two members Granted JPS5586913A (en)

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JPS5586913A JPS5586913A (en) 1980-07-01
JPS6151163B2 true JPS6151163B2 (ja) 1986-11-07

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ID=15767941

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0527692Y2 (ja) * 1988-03-15 1993-07-15
FR2968366B1 (fr) * 2010-12-02 2013-12-27 Peugeot Citroen Automobiles Sa Clip de fixation elastique.

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JPS5586913A (en) 1980-07-01

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