JPH0430875Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0430875Y2 JPH0430875Y2 JP1986007664U JP766486U JPH0430875Y2 JP H0430875 Y2 JPH0430875 Y2 JP H0430875Y2 JP 1986007664 U JP1986007664 U JP 1986007664U JP 766486 U JP766486 U JP 766486U JP H0430875 Y2 JPH0430875 Y2 JP H0430875Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speaker
- rod
- screw member
- shaped screw
- speaker frame
- Prior art date
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- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000011505 plaster Substances 0.000 description 1
- 239000007779 soft material Substances 0.000 description 1
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- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は平らな壁面などに容易に取付けること
のできるスピーカーユニツトに係り、とりわけ全
面駆動型平面スピーカーを壁面と略面位置に取付
けることのできるスピーカーユニツトに関する。
のできるスピーカーユニツトに係り、とりわけ全
面駆動型平面スピーカーを壁面と略面位置に取付
けることのできるスピーカーユニツトに関する。
第7図は本考案の適用される全面駆動型平面ス
ピーカーの一例を示す断面図である。このような
全面駆動型平面スピーカー70は、特公昭58−
1600号公報、特公昭58−11158号公報あるいは実
公昭57−50871号公報などにより知られており、
平板71上に複数個のマグネツト72を所定の間
隔で並設し、このマグネツト72をそれぞれ覆う
複数の略かまぼこ状の突条73aにより形成され
た振動体73を振動させることにより再生音を得
る構造となつている。
ピーカーの一例を示す断面図である。このような
全面駆動型平面スピーカー70は、特公昭58−
1600号公報、特公昭58−11158号公報あるいは実
公昭57−50871号公報などにより知られており、
平板71上に複数個のマグネツト72を所定の間
隔で並設し、このマグネツト72をそれぞれ覆う
複数の略かまぼこ状の突条73aにより形成され
た振動体73を振動させることにより再生音を得
る構造となつている。
全面駆動型平面スピーカーは、一般に使用され
ている1つのボイスコイルを有する、いわゆる集
中駆動型のスピーカーに比べ、その厚さを大幅に
薄くすることができるという特徴を有しており、
この特徴を利用して種々の設置態様、使用方法が
検討されている。例えば平面スピーカーを壁面に
埋込み、壁面の一部として使用するようにすれ
ば、スピーカーが壁面から突出しない美観に優れ
た音響ルームを構成でき、また多数個の平面スピ
ーカーを壁面に埋込み使用することにより、変化
に富んだ音響効果を得ることができる。このよう
なスピーカーの使用態様は、従来型のスピーカー
ではその奥行き寸法が大きすぎ、壁面に大きな空
洞を設けなければならないなどきわめて困難であ
る。
ている1つのボイスコイルを有する、いわゆる集
中駆動型のスピーカーに比べ、その厚さを大幅に
薄くすることができるという特徴を有しており、
この特徴を利用して種々の設置態様、使用方法が
検討されている。例えば平面スピーカーを壁面に
埋込み、壁面の一部として使用するようにすれ
ば、スピーカーが壁面から突出しない美観に優れ
た音響ルームを構成でき、また多数個の平面スピ
ーカーを壁面に埋込み使用することにより、変化
に富んだ音響効果を得ることができる。このよう
なスピーカーの使用態様は、従来型のスピーカー
ではその奥行き寸法が大きすぎ、壁面に大きな空
洞を設けなければならないなどきわめて困難であ
る。
本考案はこのような点を考慮してなされたもの
であり、全面駆動型平面スピーカーを壁面に簡単
容易に取付けることのできるスピーカーユニツト
を提供することを目的とする。
であり、全面駆動型平面スピーカーを壁面に簡単
容易に取付けることのできるスピーカーユニツト
を提供することを目的とする。
本考案は壁面などに容易に取付けることのでき
るスピーカーユニツトであつて、平面上に並設さ
れた複数のマグネツトと、この複数のマグネツト
をそれぞれ覆う複数の突条により形成された振動
体とを備えた全面駆動型平面スピーカーと、この
平面スピーカーに対しその外周囲を取囲むように
取付けられた取付けフランジ部を有するスピーカ
ー枠と、スピーカー枠を表側から裏側に向けて貫
通して取付けられた棒状ねじ部材と、スピーカー
枠の裏側に一端部を棒状ねじ部材に螺合させて棒
状ねじ部材と直交する方向に配設された細長い平
板状の揺動羽根と、からなり、揺動羽根の棒状ね
じ部材との螺合部は、内径が棒状ねじ部材の外径
より小さく形成され、外縁から内径部まで貫通す
るスロツトを有しているとともに、スピーカー枠
の裏側の棒状ねじ部材の貫通位置付近には、それ
ぞれ揺動羽根の揺動位置を決めるストツパが設け
られている、ことを特徴としている。
るスピーカーユニツトであつて、平面上に並設さ
れた複数のマグネツトと、この複数のマグネツト
をそれぞれ覆う複数の突条により形成された振動
体とを備えた全面駆動型平面スピーカーと、この
平面スピーカーに対しその外周囲を取囲むように
取付けられた取付けフランジ部を有するスピーカ
ー枠と、スピーカー枠を表側から裏側に向けて貫
通して取付けられた棒状ねじ部材と、スピーカー
枠の裏側に一端部を棒状ねじ部材に螺合させて棒
状ねじ部材と直交する方向に配設された細長い平
板状の揺動羽根と、からなり、揺動羽根の棒状ね
じ部材との螺合部は、内径が棒状ねじ部材の外径
より小さく形成され、外縁から内径部まで貫通す
るスロツトを有しているとともに、スピーカー枠
の裏側の棒状ねじ部材の貫通位置付近には、それ
ぞれ揺動羽根の揺動位置を決めるストツパが設け
られている、ことを特徴としている。
本考案によれば、スピーカー枠をその取付けフ
ランジ部を壁面の表側に当接させ、その他を壁面
に形成された取付孔に嵌め込み、棒状ねじ部材を
回動して揺動羽根を壁面の裏側で拡大方向に揺動
させた後、棒状ねじ部材を用いて揺動羽根を壁面
の裏側に強固に当接させ、取付けフランジ部と揺
動羽根とにより壁面を挟持することによりスピー
カーユニツトを壁面に固着することができる。
ランジ部を壁面の表側に当接させ、その他を壁面
に形成された取付孔に嵌め込み、棒状ねじ部材を
回動して揺動羽根を壁面の裏側で拡大方向に揺動
させた後、棒状ねじ部材を用いて揺動羽根を壁面
の裏側に強固に当接させ、取付けフランジ部と揺
動羽根とにより壁面を挟持することによりスピー
カーユニツトを壁面に固着することができる。
以下、第1図乃至第5図を参照して本考案の一
実施例について説明する。
実施例について説明する。
図において符号70は全面駆動型平面スピーカ
ーであり、平板上に並設された複数のマグネツト
と、この複数のマグネツトをそれぞれ覆う複数の
突状により形成された振動体とを備えている(第
7図参照)。符号70aは高温用ツイータである。
この平面スピーカー70は略正方形状をしてお
り、その外周囲を取囲むようにスピーカー枠12
が取付けられている。スピーカー枠12は、壁面
に当接する取付けフランジ部12aとその内側に
形成された平面スピーカー70のフランジ部が接
合される接合部12b(第5図参照)とを備え、
これらを略正方形の枠体に構成することにより作
られている。このスピーカー枠12の取付けフラ
ンジ部12aと接合部12bとの間の四隅部には
ボルトが挿通するボス12cが設けられている。
ーであり、平板上に並設された複数のマグネツト
と、この複数のマグネツトをそれぞれ覆う複数の
突状により形成された振動体とを備えている(第
7図参照)。符号70aは高温用ツイータである。
この平面スピーカー70は略正方形状をしてお
り、その外周囲を取囲むようにスピーカー枠12
が取付けられている。スピーカー枠12は、壁面
に当接する取付けフランジ部12aとその内側に
形成された平面スピーカー70のフランジ部が接
合される接合部12b(第5図参照)とを備え、
これらを略正方形の枠体に構成することにより作
られている。このスピーカー枠12の取付けフラ
ンジ部12aと接合部12bとの間の四隅部には
ボルトが挿通するボス12cが設けられている。
ボス12cには、それぞれスピーカー枠12の
表側から裏側に貫通する貫通孔が設けられ、この
貫通孔を通して棒状ねじ部材、例えばボルト13
が頭部13aをスピーカー枠12の表側に、ねじ
部13bをスピーカー枠12の裏側に位置させる
ようにして挿入されている。
表側から裏側に貫通する貫通孔が設けられ、この
貫通孔を通して棒状ねじ部材、例えばボルト13
が頭部13aをスピーカー枠12の表側に、ねじ
部13bをスピーカー枠12の裏側に位置させる
ようにして挿入されている。
それぞれのボルト13のねじ部13bには、細
長い板状の揺動羽根14が、その一端部に形成さ
れたメスねじ部15を螺合させることにより、ボ
ルト13と直交する方向に取付けられている。
長い板状の揺動羽根14が、その一端部に形成さ
れたメスねじ部15を螺合させることにより、ボ
ルト13と直交する方向に取付けられている。
第4図に示すように、揺動羽根14のメスねじ
部15は、肉厚に形成されるとともに、スロツト
15aが設けられている。また、メスねじ部15
の内径はボルト13のねじ部13bの外径よりや
や小さく形成されている。これによりねじ部13
bをメスねじ部15で弾性把持することができ、
揺動羽根14をボルト13に対し空回りすること
なく確実に取付けることができる。
部15は、肉厚に形成されるとともに、スロツト
15aが設けられている。また、メスねじ部15
の内径はボルト13のねじ部13bの外径よりや
や小さく形成されている。これによりねじ部13
bをメスねじ部15で弾性把持することができ、
揺動羽根14をボルト13に対し空回りすること
なく確実に取付けることができる。
揺動羽根14は、スピーカー枠12の対角線外
方向に向けて揺動した際、所定の長さ、例えば揺
動羽根14の半分の長さがスピーカー枠12から
外方へ突出するだけの長さを有している。また揺
動羽根14は、未使用時にはスピーカー枠12の
内方に折りたたまれており、その先端部をスピー
カー枠12の裏面に設けられた突部12dに当接
させた状態で固定されている。この固定は、ボル
ト13を回動し揺動羽根14をスピーカー枠12
の突部12dまで移動させることにより行うこと
ができる。スピーカー枠12のボス12cの近く
には、揺動羽根14の揺動位置を決めるストツパ
16が設けられている。
方向に向けて揺動した際、所定の長さ、例えば揺
動羽根14の半分の長さがスピーカー枠12から
外方へ突出するだけの長さを有している。また揺
動羽根14は、未使用時にはスピーカー枠12の
内方に折りたたまれており、その先端部をスピー
カー枠12の裏面に設けられた突部12dに当接
させた状態で固定されている。この固定は、ボル
ト13を回動し揺動羽根14をスピーカー枠12
の突部12dまで移動させることにより行うこと
ができる。スピーカー枠12のボス12cの近く
には、揺動羽根14の揺動位置を決めるストツパ
16が設けられている。
次にこのような構成からなる本実施例の作用に
ついて説明する。
ついて説明する。
スピーカーユニツトの壁面への取付けは、所定
の厚味(例えば10〜20mm)を有する壁面ボード
を、あらかじめコンクリート壁のような厚肉壁の
表面から揺動羽根14の挿入し得る間隔をあけて
固着しておき、この壁面ボードを利用して行なわ
れる。すなわち、壁面ボードに、スピーカー枠1
2の4つのボス12cにより囲まれる四角形状よ
りやや大きい略四角形状の貫通孔(取付孔)をあ
け、この貫通孔に対しスピーカー枠12をはめ込
む。この場合揺動羽根14は、スピーカー枠12
の内方に折りたたまれ、その先端がボルト13の
締付け力により突部12d上に当接させた状態で
固定されている(第3図参照)。スピーカー枠1
2の取付けフランジ部12aを壁面ボードB(第
5図参照)に当接させた状態でボルト13を緩め
る方向に回動し、ボルト13の頭部13aと揺動
羽根14との間隔を拡大させる。この間隔が壁面
ボードBの厚さ以上に拡大した後、ボルト13を
スピーカー枠12のボス12cに設けられた貫通
孔に沿つて押し込むと、揺動羽根14は突部12
dを離れ壁面ボードBの裏側位置まで後退移動さ
せられる。次にボルト13を締付け方向に回動し
て揺動羽根14を第3図矢印方向に揺動させる。
揺動羽根14はストツパ16により停止させられ
るまで揺動し、スピーカー枠12の取付けフラン
ジ部12aを越えて外方に広がつた状態となる
(第1図乃至第3図に2点鎖線で示す)。
の厚味(例えば10〜20mm)を有する壁面ボード
を、あらかじめコンクリート壁のような厚肉壁の
表面から揺動羽根14の挿入し得る間隔をあけて
固着しておき、この壁面ボードを利用して行なわ
れる。すなわち、壁面ボードに、スピーカー枠1
2の4つのボス12cにより囲まれる四角形状よ
りやや大きい略四角形状の貫通孔(取付孔)をあ
け、この貫通孔に対しスピーカー枠12をはめ込
む。この場合揺動羽根14は、スピーカー枠12
の内方に折りたたまれ、その先端がボルト13の
締付け力により突部12d上に当接させた状態で
固定されている(第3図参照)。スピーカー枠1
2の取付けフランジ部12aを壁面ボードB(第
5図参照)に当接させた状態でボルト13を緩め
る方向に回動し、ボルト13の頭部13aと揺動
羽根14との間隔を拡大させる。この間隔が壁面
ボードBの厚さ以上に拡大した後、ボルト13を
スピーカー枠12のボス12cに設けられた貫通
孔に沿つて押し込むと、揺動羽根14は突部12
dを離れ壁面ボードBの裏側位置まで後退移動さ
せられる。次にボルト13を締付け方向に回動し
て揺動羽根14を第3図矢印方向に揺動させる。
揺動羽根14はストツパ16により停止させられ
るまで揺動し、スピーカー枠12の取付けフラン
ジ部12aを越えて外方に広がつた状態となる
(第1図乃至第3図に2点鎖線で示す)。
さらにボルト13を締付け方向に回動すると、
揺動羽根14は拡張状態を維持しつつボルト頭部
13aに接近する方向に移動し、壁面ボードBの
裏面に当接する。続いてボルト13を締付ける
と、スピーカー枠12の取付けフランジ部12a
と揺動羽根14により壁面ボードBが強く挟みつ
けられスピーカー枠12が壁面ボードBに固着さ
れる。
揺動羽根14は拡張状態を維持しつつボルト頭部
13aに接近する方向に移動し、壁面ボードBの
裏面に当接する。続いてボルト13を締付ける
と、スピーカー枠12の取付けフランジ部12a
と揺動羽根14により壁面ボードBが強く挟みつ
けられスピーカー枠12が壁面ボードBに固着さ
れる。
このように本実施例によれば、壁面ボードBに
対しねじ穴など設けることなく簡単、容易にスピ
ーカー枠12を取付け固定することができる。ま
たスピーカーユニツトを、特別の取付け装置を用
いることなく取付けることができ、取付けスペー
スを最小限とすることができる。壁面ボードBに
ねじ穴を設けることなく取付けることができるの
で、壁面ボードBがねじ穴加工の難しい比較的柔
かい材質、あるいは石膏のようにねじ穴加工の不
可能な材質であつても、スピーカーユニツトを固
着することができる。
対しねじ穴など設けることなく簡単、容易にスピ
ーカー枠12を取付け固定することができる。ま
たスピーカーユニツトを、特別の取付け装置を用
いることなく取付けることができ、取付けスペー
スを最小限とすることができる。壁面ボードBに
ねじ穴を設けることなく取付けることができるの
で、壁面ボードBがねじ穴加工の難しい比較的柔
かい材質、あるいは石膏のようにねじ穴加工の不
可能な材質であつても、スピーカーユニツトを固
着することができる。
このようにして壁面ボードBに取付けられたス
ピーカーユニツトは、壁面ボードBの表面からわ
ずかに突出しているのみであり、設置スペースを
小さくできるなど平面スピーカーの特徴を十分に
生かすことができる。また、壁面ボードBをスピ
ーカーのバツフル板として利用することができ、
スピーカーの性能、特に低音領域の性能を大幅に
向上させることができる。また、スピーカーユニ
ツトを壁面の一部として利用することができ、美
観に優れた音響ルームを得ることができる。
ピーカーユニツトは、壁面ボードBの表面からわ
ずかに突出しているのみであり、設置スペースを
小さくできるなど平面スピーカーの特徴を十分に
生かすことができる。また、壁面ボードBをスピ
ーカーのバツフル板として利用することができ、
スピーカーの性能、特に低音領域の性能を大幅に
向上させることができる。また、スピーカーユニ
ツトを壁面の一部として利用することができ、美
観に優れた音響ルームを得ることができる。
第6図は本考案の他の実施例を示す部分断面図
である。この実施例のおいてはコイルばね21が
スピーカー枠12の裏側と揺動羽根14との間に
配設され、その両端部がそれぞれスピーカー枠1
2の裏側面および揺動羽根14の基端部に接続さ
れている。コイルばね21は、スピーカー枠12
のボス12cの外周囲を取囲むように配設するこ
とが望ましい。
である。この実施例のおいてはコイルばね21が
スピーカー枠12の裏側と揺動羽根14との間に
配設され、その両端部がそれぞれスピーカー枠1
2の裏側面および揺動羽根14の基端部に接続さ
れている。コイルばね21は、スピーカー枠12
のボス12cの外周囲を取囲むように配設するこ
とが望ましい。
このコイルばね21を配設したことにより、揺
動羽根14がボルト13の軸線方向に常にばね力
により付勢され、揺動羽根14のボルト13の軸
線方向移動をスムーズに行うことができる。ま
た、揺動羽根14をコイルばね21のねじり力に
より常に折りたたまれた状態に維持することがで
き、スピーカー枠12の壁面ボードBへの装着が
不用意に拡張された揺動羽根14により邪魔され
ることなくスムーズに行なわれる。さらに揺動羽
根14が誤つてボルト13のねじ部13bから外
れても落下することがなく、揺動羽根14の紛失
を防止することができる。
動羽根14がボルト13の軸線方向に常にばね力
により付勢され、揺動羽根14のボルト13の軸
線方向移動をスムーズに行うことができる。ま
た、揺動羽根14をコイルばね21のねじり力に
より常に折りたたまれた状態に維持することがで
き、スピーカー枠12の壁面ボードBへの装着が
不用意に拡張された揺動羽根14により邪魔され
ることなくスムーズに行なわれる。さらに揺動羽
根14が誤つてボルト13のねじ部13bから外
れても落下することがなく、揺動羽根14の紛失
を防止することができる。
なお、上述した実施例においては、壁面ボード
Bにスピーカー枠12を取付けた例を示したが、
この他に壁以外の板材(プレート)あるいはC型
チヤンネルを用いて組立てられた壁面などにも簡
単に取付けることができる。また、スピーカーユ
ニツトを互いに密接して取付けることができるの
で、多数個のスピーカーユニツトを壁面に密接配
置することにより、1つのスピーカーでは得られ
ない特徴ある音響効果を得ることができる。
Bにスピーカー枠12を取付けた例を示したが、
この他に壁以外の板材(プレート)あるいはC型
チヤンネルを用いて組立てられた壁面などにも簡
単に取付けることができる。また、スピーカーユ
ニツトを互いに密接して取付けることができるの
で、多数個のスピーカーユニツトを壁面に密接配
置することにより、1つのスピーカーでは得られ
ない特徴ある音響効果を得ることができる。
また第6図に示した実施例において、コイルば
ね21の両端部をそれぞれスピーカー枠12の裏
側面および揺動羽根14の基端部に接続せず、単
に両者間に配設しただけでも、揺動羽根14の軸
線方向移動および回転移動をスムーズに行う上で
効果がある。
ね21の両端部をそれぞれスピーカー枠12の裏
側面および揺動羽根14の基端部に接続せず、単
に両者間に配設しただけでも、揺動羽根14の軸
線方向移動および回転移動をスムーズに行う上で
効果がある。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、全面駆動
型平面スピーカーを壁面に簡単、容易に取付ける
ことができ、平面スピーカーの特徴を良好に発揮
させることができる。
型平面スピーカーを壁面に簡単、容易に取付ける
ことができ、平面スピーカーの特徴を良好に発揮
させることができる。
第1図は本考案によるスピーカーユニツトの一
実施例を示す外観斜視図、第2図はその側面図、
第3図は一部切欠部を含む裏面図、第4図は揺動
羽根の一例を示す正面図、第5図は揺動羽根によ
りスピーカー枠を取付け固定した状態を示す部分
断面図、第6図は本考案の他の実施例を示す第5
図相当図、第7図は全面駆動型平面スピーカーの
一例を示す断面図である。 12……スピーカー枠、12a……取付けフラ
ンジ部、12c……ボス、13……ボルト、14
……揺動羽根、15……メスねじ部、16……ス
トツパ、21……コイルばね、70……全面駆動
型平面スピーカー、B……壁面ボード。
実施例を示す外観斜視図、第2図はその側面図、
第3図は一部切欠部を含む裏面図、第4図は揺動
羽根の一例を示す正面図、第5図は揺動羽根によ
りスピーカー枠を取付け固定した状態を示す部分
断面図、第6図は本考案の他の実施例を示す第5
図相当図、第7図は全面駆動型平面スピーカーの
一例を示す断面図である。 12……スピーカー枠、12a……取付けフラ
ンジ部、12c……ボス、13……ボルト、14
……揺動羽根、15……メスねじ部、16……ス
トツパ、21……コイルばね、70……全面駆動
型平面スピーカー、B……壁面ボード。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 平面上に並設された複数のマグネツトと、この
複数のマグネツトをそれぞれ覆う複数の突条によ
り形成された振動体とを備えた全面駆動型平面ス
ピーカーと、 この平面スピーカーに対しその外周囲を取囲む
ように取付けられた取付けフランジ部を有するス
ピーカー枠と、 スピーカー枠を表側から裏側に向けて貫通して
取付けられた棒状ねじ部材と、 スピーカー枠の裏側に一端部を前記棒状ねじ部
材に螺合させて棒状ねじ部材と直交する方向に配
設された細長い平板状の揺動羽根と、からなり、 前記揺動羽根の前記棒状ねじ部材との螺合部
は、内径が前記棒状ねじ部材の外径より小さく形
成され、外縁から内径部まで貫通するスロツトを
有しているとともに、 前記スピーカー枠の裏側の前記棒状ねじ部材の
貫通位置付近には、それぞれ前記揺動羽根の揺動
位置を決めるストツパが設けられている、ことを
特徴とするスピーカーユニツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986007664U JPH0430875Y2 (ja) | 1986-01-22 | 1986-01-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986007664U JPH0430875Y2 (ja) | 1986-01-22 | 1986-01-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62119084U JPS62119084U (ja) | 1987-07-28 |
JPH0430875Y2 true JPH0430875Y2 (ja) | 1992-07-24 |
Family
ID=30791327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986007664U Expired JPH0430875Y2 (ja) | 1986-01-22 | 1986-01-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0430875Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0731667Y2 (ja) * | 1988-08-18 | 1995-07-19 | 日本ビクター株式会社 | 天井用スピーカの取付け装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2917267A (en) * | 1956-12-07 | 1959-12-15 | Librascope Inc | Clamp |
JPS5811158A (ja) * | 1981-07-14 | 1983-01-21 | Komori Printing Mach Co Ltd | 輪転印刷機の捻り見当検出装置 |
JPS5852777U (ja) * | 1981-09-24 | 1983-04-09 | 有限会社エ−ル開発工業 | イヤホンジヤツクのア−ス端子機構 |
US4672675A (en) * | 1985-08-19 | 1987-06-09 | International Jensen Incorporated | Multiple speaker loudspeaker with conductive bridge |
-
1986
- 1986-01-22 JP JP1986007664U patent/JPH0430875Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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