JPWO2008149907A1 - 洗浄溶剤および洗浄方法 - Google Patents

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Abstract

フラックスまたはフラックス含有物等に対する洗浄性が高く、しかも引火点を有さない洗浄溶剤を提供する。また、フラックスまたはフラックス含有物等を洗浄溶剤の引火を懸念することなく洗浄できる洗浄方法を提供することを目的とする。本発明の洗浄溶剤は、(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,1,2,2−テトラフルオロエタンの87〜94質量%と、アセトンの6〜13質量%とを含有する。本発明の洗浄方法は、第1洗浄溶剤に物品を接触させる溶剤接触工程と、該溶剤接触工程後に、第2洗浄溶剤を蒸発させて発生させた蒸気に前記物品を曝す蒸気接触工程とを有し、第1洗浄溶剤および第2洗浄溶剤が、前記洗浄溶剤である。

Description

本発明は、例えば、物品に付着したフラックスまたはフラックス含有物を除去するための洗浄溶剤および洗浄方法に関する。
電子部品の実装の分野では、回路基板やスクリーン印刷版等の物品に付着した不要なフラックスあるいは半田ペーストを除去するために、洗浄溶剤を用いた洗浄が行われる。洗浄溶剤としては、ハイドロクロロフルオロカーボン類が使用されてきたが、環境への影響から、他の溶剤への転換が要求されている。
その要求に対し、例えば、特許文献1には、1,3−ジオキソランとアルコールとの混合物が、特許文献2には、グリコールエーテルと水との混合物が提案されている。また、特許文献3には、1,1,2,2−テトラフルオロエチル−2,2,2−トリフルオロエチルテーテルとtrans−1,2−ジクロロエチレンと炭素数1〜3のアルコールとの混合物が提案されている。
しかしながら、特許文献1、3に記載の洗浄溶剤は、フラックスや半田ペーストに対する洗浄性を有しているものの、引火点を有していた。そのため、洗浄の際に使用する洗浄機を防爆仕様にする必要があり、設備費が高くなる等の問題を有していた。また、特許文献2に記載の洗浄溶剤は、沸点の高いグリコールエーテルの水溶液であるため、乾燥性が悪いという欠点を有していた。
ところで、特許文献4には、環境への影響が小さい潜熱輸送装置用作動液として、(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,1,2,2−テトラフルオロエタンの74.4質量%とアセトンの25.6質量%とからなる共沸組成物が開示されている。該共沸組成物は、引火点を有しているが、作動液は密閉容器内に充填されるため、防爆を考慮せずに使用することが可能であった。
特開2006−193568号公報 特許第3399601号公報 再公表WO2004/005445号公報 特開2006−307170号公報
本発明は、前記事情を鑑みてなされたものであり、フラックスまたはフラックス含有物等に対する洗浄性が高く、しかも引火点を有さない洗浄溶剤を提供することを目的とする。また、フラックスまたはフラックス含有物等を洗浄溶剤の引火を懸念することなく洗浄できる洗浄方法を提供することを目的とする。
本発明は、以下の構成を包含する。
[1] 物品を洗浄する洗浄溶剤において、(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,1,2,2−テトラフルオロエタンの87〜94質量%と、アセトンの6〜13質量%とを含有することを特徴とする洗浄溶剤。
[2] 物品を洗浄する洗浄溶剤において、(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,1,2,2−テトラフルオロエタンの87〜94質量%と、アセトンの6〜13質量%と、その他の有機溶剤0.1〜5質量%とを含有することを特徴とする洗浄溶剤。
[3] 物品に付着したフラックスまたはフラックス含有物を除去するために用いられる[1]または[2]に記載の洗浄溶剤。
[4] 物品が、電子部品整列用トレイまたはスクリーン印刷版である[3]に記載の洗浄溶剤。
[5] フラックスまたはフラックス含有物が非加熱のものである[3]または[4]に記載の洗浄溶剤。
[6] 第1洗浄溶剤に物品を接触させる溶剤接触工程と、該溶剤接触工程後に、第2洗浄溶剤を蒸発させて発生させた蒸気に前記物品を曝す蒸気接触工程とを有する洗浄方法であって、
第1洗浄溶剤および第2洗浄溶剤が、[1]〜[5]のいずれかに記載の洗浄溶剤であることを特徴とする洗浄方法。
[7] 溶剤接触工程において、浸漬槽に収容された第1洗浄溶剤に物品を浸漬させる[6]に記載の洗浄方法。
[8] 前記浸漬槽において、超音波を発生させる、[7]に記載の洗浄方法。
本発明の洗浄溶剤は、フラックスまたはフラックス含有物等に対する洗浄性が高く、しかも引火点を有さない。
本発明の洗浄方法は、フラックスまたはフラックス含有物等を洗浄溶剤の引火を懸念することなく洗浄できる。
本発明の洗浄方法を行う洗浄機の一例を模式的に示す図である。
符号の説明
1 洗浄機
10 第1浸漬槽
11 超音波発振器
20 第2浸漬槽
30 蒸気槽
31 加熱器
40 冷却コイル
50 液受け
60 水分離器
61,62 配管
A,B,C 洗浄溶剤
(洗浄溶剤)
本発明の洗浄溶剤は、物品を洗浄するものであり、洗浄溶剤を100質量%とした際に、(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,1,2,2−テトラフルオロエタン(以下、HFE−347という。)の87〜94質量%と、アセトンの6〜13質量%を含有する。
HFE−347の含有量が87質量%以上であることにより、引火点を有さず、94質量%以下であることにより、高い洗浄性が得られる。
アセトンの含有量が6質量%以上であることにより、高い洗浄性が得られ、13質量%以下であることにより、引火点を有さない。
また、該洗浄溶剤は、HFE−347の91〜93質量%と、アセトンの7〜9質量%と含有することが好ましい。洗浄溶剤を蒸気洗浄機で使う場合、初期組成が該範囲であれば、洗浄溶剤の組成をHFE−347の87〜94質量%と、アセトンの6〜13質量%に保ちやすい。
[他の有機溶剤]
本発明の洗浄溶剤は、HFE−347とアセトンとを含有するが、実質的に、本発明の効果を阻害しない範囲で、HFE−347およびアセトン以外の他の有機溶剤を含んでもよい。
他の有機溶剤の含有量は、洗浄溶剤100質量%中、5質量%以下であり、1質量%以下であることが好ましい。他の有機溶剤の含有量が5質量%以下であることにより、洗浄性を保持することができる。
他の有機溶剤の含有量の下限値は0.1質量%である。他の有機溶剤を少なくとも0.1質量%含むことで、他の有機溶剤を含有させる効果を発揮させることができる。
他の有機溶剤としては、炭化水素類、アルコール類、ケトン類、ハロゲン化炭化水素類、エーテル類、エステル類、およびグリコールエーテル類からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物が挙げられる。
炭化水素類としては、炭素数5〜15の鎖状または環状の飽和または不飽和炭化水素類が好ましく、n−ペンタン、2−メチルブタン、n−ヘキサン、2−メチルペンタン、2,2−ジメチルブタン、2,3−ジメチルブタン、n−ヘプタン、2−メチルヘキサン、3−メチルヘキサン、2,4−ジメチルペンタン、n−オクタン、2−メチルヘプタン、3−メチルヘプタン、4−メチルヘプタン、2,2−ジメチルヘキサン、2,5−ジメチルヘキサン、3,3−ジメチルヘキサン、2−メチル−3−エチルペンタン、3−メチル−3−エチルペンタン、2,3,3−トリメチルペンタン、2,3,4−トリメチルペンタン、2,2,3−トリメチルペンタン、2−メチルヘプタン、2,2,4−トリメチルペンタン、n−ノナン、2,2,5−トリメチルヘキサン、n−デカン、n−ドデカン、シクロペンタン、メチルシクロペンタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサン、ビシクロヘキサン等が挙げられる。
アルコール類としては、炭素数1〜16の鎖状または環状のアルコール類が好ましく、メタノール、エタノール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、sec−ブチルアルコール、イソブチルアルコール、tert−ブチルアルコール、1−ペンチルアルコール、2−ペンチルアルコール、1−エチル−1−プロピルアルコール、2−メチル−1−ブチルアルコール、3−メチル−1−ブチルアルコール、3−メチル−2−ブチルアルコール、ネオペンチルアルコール、1−ヘキシルアルコール、2−メチル−1−ペンチルアルコール、4−メチル−2−ペンチルアルコール、2−エチル−1−ブチルアルコール、1−ヘプチルアルコール、2−ヘプチルアルコール、3−ヘプチルアルコール、1−オクチルアルコール、2−オクチルアルコール、2−エチル−1−ヘキシルアルコール、1−ノニルアルコール、3,5,5−トリメチル−1−ヘキシルアルコール、1−デキルアルコール、1−ウンデキルアルコール、1−ドデキルアルコール、シクロヘキシルアルコール、1−メチルシクロヘキシルアルコール、2−メチルシクロヘキシルアルコール、3−メチルシクロヘキシルアルコール、4−メチルシクロヘキシルアルコール、α−テルピネオール、2,6−ジメチル−4−ヘプチルアルコール、テトラデシルアルコール等が挙げられる。これらアルコール類は1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
ケトン類としては、炭素数3〜9の鎖状または環状のケトン類が好ましく、具体的には、メチルエチルケトン、2−ペンタノン、3−ペンタノン、2−ヘキサノン、メチルイソブチルケトン、2−ヘプタノン、3−ヘプタノン、4−ヘプタノン、ジイソブチルケトン、シクロヘキサノン、メチルシクロヘキサノン、アセトフェノン等が挙げられる。
ハロゲン化炭化水素類としては、炭素数1〜6の飽和または不飽和のハロゲン化炭化水素類が好ましく、ジクロロメタン、1,1−ジクロロエタン、1,2−ジクロロエタン、1,1,2−トリクロロエタン、1,1,1,2−テトラクロロエタン、1,1,2,2−テトラクロロエタン、ペンタクロロエタン、1,1−ジクロロエチレン、cis−1,2−ジクロロエチレン、trans−1,2−ジクロロエチレン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、1,2−ジクロロプロパン、ジクロロペンタフルオロプロパン、ジクロロフルオロエタン、デカフルオロペンタン、ペンタフルオロブタン、ヘプタフルオロシクロペンタン等が挙げられる。
エーテル類としては、炭素数2〜8の鎖状または環状のエーテル類が好ましく、ジエチルエーテル、ジプロピルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、エチルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル、アニソール、フェネトール、メチルアニソール、ジオキサン、フラン、メチルフラン、テトラヒドロフラン、(パーフルオロブトキシ)メタン、(パーフルオロブトキシ)エタン等が挙げられる。
エステル類としては、炭素数2〜19の鎖状または環状のエステル類が好ましく、具体的には、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸イソプロピル、酢酸ブチル、酢酸イソブチル、酢酸sec−ブチル、酢酸ペンチル、酢酸メトキシブチル、酢酸sec−ヘキシル、酢酸2−エチルブチル、酢酸2−エチルヘキシル、酢酸シクロヘキシル、酢酸ベンジル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチル、プロピオン酸ブチル、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオン酸エチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル等が挙げられる。
グリコールエーテル類としては、炭素数2〜4である2価アルコールの2〜4量体の一方または両方の水酸基の水素原子が炭素数1〜6のアルキル基で置換されたグリコールエーテル類が好ましく、具体的には、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノイソプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテル、エチレングリコールモノメトキシメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールエチルメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル等が挙げられる。
[添加剤]
また、該洗浄溶剤には、必要に応じて、安定化剤、界面活性剤等の添加剤を添加しても構わない。添加剤の含有量は、該洗浄溶剤を100質量%とした際の0.001〜5質量%であることが好ましい。添加剤の含有量が0.001質量%以上であれば、該添加剤の持つ効果を発揮でき、5質量%以下であれば、洗浄性を損ねにくい。
[物品]
該洗浄溶剤により洗浄される物品としては、フラックスまたはフラックス含有物が付着するものが挙げられる。そのような物品としては、例えば、電子部品整列用トレイ、スクリーン印刷版、スクリーン印刷時に使用するスキージなどの治具、回路基板、電子部品等が挙げられる。このような物品に付着する汚れとしては、フラックスまたはフラックス含有物が例示できる。
ここで、電子部品整列用トレイは、電子部品を整列させた状態で収納する金属製または樹脂製のトレイである。
スクリーン印刷版は、回路基板にフラックスまたは半田ペーストをパターン印刷するための版であり、金属製の板やメッシュおよび金属製のフレームを備える版である。
本発明の洗浄溶剤は金属製の物品や各種樹脂製の物品を損なうことなく洗浄できる。ただし、本発明の洗浄溶剤は、アクリル樹脂の溶解性が高いため、アクリル樹脂製の物品の洗浄には適さないことがある。また、ABS樹脂製またはポリカーボネート樹脂製の物品の洗浄にも適さないことがある。
フラックスとしては、ロジンフラックスが挙げられる。通常、ロジンフラックスは、ロジン、変性ロジン等のフラックス主成分であるロジン類の他に、アルコール、エーテル、ケトン、エステル、グリコール、グリコールエーテル等の極性溶媒等の分散溶剤、有機酸、有機アミン化合物、有機アミンハロゲン化合物等の活性剤、硬化ヒマシ油、ステアリン酸アミド等のチクソ剤、増粘剤等を含有する。
フラックス含有物としては、例えば、フラックスと半田粒子とが混練されて得られたクリーム半田等が挙げられる。
フラックスまたはフラックス含有物は、本発明の洗浄溶剤の洗浄効果がとりわけ発揮されることから、非加熱のものであることが好ましい。
本発明において、非加熱とは、80℃以上、好ましくは70℃以上の加熱処理が行われていないことをいう。フラックスまたはフラックス含有物は通常溶媒に溶解または分散されている。80℃以上の加熱が施されていなければ、溶媒の揮発が抑制され、フラックスまたはフラックス含有物の組成変化が防止されている。
(洗浄方法)
本発明の洗浄方法の一実施形態について説明する。
図1に、本発明の洗浄方法を実施するための洗浄機の一例を示す。該洗浄機1は、第1浸漬槽10と、第2浸漬槽20と、蒸気槽30と、洗浄機1の上部に設置された冷却コイル40と、該冷却コイル40の下方に隣接して設けられた液受け50と、液受け50に配管61を介して接続された水分離器60とを具備している。
第1浸漬槽10には洗浄溶剤Aが収容され、第2浸漬槽20には洗浄溶剤Bが収容される。洗浄溶剤A,Bは、第1洗浄溶剤であり、本発明の洗浄溶剤である。
第1浸漬槽10の底面には、洗浄溶剤Aに超音波振動を与えるための超音波発振器11が設けられている。
第1浸漬槽10と第2浸漬槽20とは、第2浸漬槽20の洗浄溶剤Bの液面が第1浸漬槽10の洗浄溶剤Aの液面よりも高くなるように配置されている。そのため、第2浸漬槽20にてオーバーフローした洗浄溶剤Bは、第1浸漬槽10に流入するようになっている。
また、第1浸漬槽10の液面を一定にするために、第1浸漬槽10おける余分な洗浄溶剤Aは、排出管12を介して排出され、蒸気槽30に流入するようになっている。
蒸気槽30には、洗浄溶剤Cが収容される。洗浄溶剤Cは、第2洗浄溶剤であり、本発明の洗浄溶剤である。
蒸気槽30の底面には、蒸気槽30内に収容された洗浄溶剤Cの蒸気Vを発生させるための加熱器31が設けられている。
冷却コイル40は、蒸気槽30より高い場所に配置されている。冷却コイル40の内部には冷却水等の冷却媒体が流れており、該冷却コイル40の周囲を冷却して、洗浄溶剤Aの蒸気Vを液化させるようになっている。したがって、冷却コイル40は、洗浄機1外に蒸気Vを散逸させないようにしている。
液受け50は、洗浄溶剤Aの蒸気Vの液化によって生じた凝縮液を受け止めるようになっている。
水分離器60では、液受け50から導入された凝縮液を静置して、水分を多く含む上層液D1と、水分をほとんど含有しない下層液D2とに比重分離するようになっている。上層液D1は廃棄され、下層液D2は配管62を介して第2浸漬槽20に送られて再利用されるようになっている。
本実施形態では、洗浄機1の運転開始直後における第1浸漬槽10、第2浸漬槽20、蒸気槽30内の洗浄溶剤A、B,Cの組成は、HFE−347の87〜94質量%とアセトンの6〜13質量%の範囲で、各々、略同一とする。しかし、洗浄機1の運転を継続すると、第1浸漬槽10、第2浸漬槽20および蒸気槽30内の洗浄溶剤A,B,Cの組成は変化し、やがて一定になる。すなわち、アセトンよりもHFE−347が揮発しやすいため、蒸気槽30における洗浄溶剤Cの蒸気Vでは、仕込み時の洗浄溶剤の組成よりもアセトンの割合が小さくなる。該洗浄方法では、洗浄溶剤Cの蒸気Vから回収した洗浄溶剤を第2浸漬槽20に送っており、さらに第2浸漬槽20から第1浸漬槽10に洗浄溶剤Bが流れているから、第1浸漬槽10および第2浸漬槽20内の洗浄溶剤A,Bの組成は、運転開始前の洗浄溶剤の組成よりアセトンの割合が小さくなる。一方、蒸気槽30内の洗浄溶剤Cの組成は、運転開始前よりアセトンの割合が大きくなる。
本実施形態の洗浄方法では、物品をS1の位置からS2の位置に移動させて、第1浸漬槽10に収容された洗浄溶剤Aに浸漬させる。その際、超音波発振器11より超音波を発生させ、物品表面の汚れを溶解・分散させ、洗浄する。
次いで、第1浸漬槽10にて洗浄した物品を引き上げ、S3の位置に移動させて、第2浸漬槽20中の洗浄溶剤Bに浸漬させて洗浄する。
第1浸漬槽10および第2浸漬槽20中の洗浄では、洗浄性をより高くするために、物品を上下左右に揺動させたり、洗浄溶剤A,Bをポンプ等で噴射して、物品表面に衝突させたりしてもよい。
次いで、第2浸漬槽20にて洗浄した物品を引き上げ、蒸気槽30内の洗浄溶剤Cの上方であるS4の位置に移動させる。S4の位置にて、物品を、蒸気槽30から発生した洗浄溶剤Cの蒸気Vに曝して、蒸気洗浄する。
蒸気洗浄では、洗浄溶剤の沸点よりも低温の物品を洗浄溶剤Cの蒸気Vに接触させるため、物品表面で洗浄溶剤Cが凝縮し、液滴となって落下する。これにより、物品表面をすすぐことができる。
また、蒸気洗浄により、物品が温められるため、蒸気洗浄後に物品を乾燥させる際、物品表面の洗浄溶剤が容易に蒸発し、短時間で乾燥することができる。
蒸気槽30にてすすいだ後、物品をS4の位置からS5の位置に移動して、洗浄を終える。
本実施形態の洗浄方法では、第1浸漬槽10内の洗浄溶剤Aの温度を30〜55℃とすることが好ましい。第1浸漬槽10の温度を30℃以上とすれば、フラックスまたはフラックス含有物を容易に洗浄することができるが、55℃を超えると、超音波による洗浄効果が弱まり、洗浄性が低下する傾向にある。
また、第2浸漬槽20内の洗浄溶剤Bの温度を10〜45℃とすることが好ましい。第2浸漬槽20の温度を10℃以上とすれば、すすぎ洗浄効果が損なわれにくいが、45℃を超えると、続いて蒸気洗浄を行う際に物品の温度が直ぐに沸点に達し、凝縮する量が少なくなり、すすぎ効果が低下する傾向にある。
洗浄性の点からは、第2浸漬槽20内の洗浄溶剤Bの温度より第1浸漬槽10内の洗浄溶剤Aの温度を高くすることが好ましい。
また、蒸気槽30では、沸騰が継続するように洗浄溶剤Cを加熱する。洗浄溶剤の1013hPaにおける蒸気槽液温度は、例えば、HFE−347が89質量%、アセトンが11質量%の場合、62℃である。
本発明の洗浄方法では、洗浄溶剤として、HFE−347の87〜94質量%とアセトンの6〜13質量%とを含有する洗浄溶剤を用いるため、フラックスまたはフラックス含有物等を洗浄溶剤の引火を懸念することなく洗浄できる。
なお、本発明の洗浄方法は、上述した実施形態に限定されない。
本発明の洗浄方法は、第1洗浄溶剤に物品を接触させる溶剤接触工程と、該溶剤接触工程後に、第2洗浄溶剤を蒸発させて発生させた蒸気に前記物品を曝す蒸気接触工程とを有する洗浄方法であって、第1洗浄溶剤および第2洗浄溶剤が、HFE−347の87〜94質量%と、アセトンの6〜13質量%とを含有する。なかでも第1洗浄溶剤が、HFE−347の91〜94質量%と、アセトンの6〜9質量%を含み、かつ第2洗浄溶剤がHFE−347の87〜90質量%と、アセトンの10〜13質量%とを含有するのがより好ましい。
本発明の第1洗浄溶剤に物品を接触させる溶剤接触工程は、1回だけの工程でもよいが、該溶剤接触工程を2回以上繰り返すことが好ましく、2〜3回繰り返すのがより好ましい。
本発明の洗浄方法において、溶剤接触工程のための第1洗浄溶剤の温度が10〜55℃であるのが好ましい。第1洗浄溶剤に物品を接触させる溶剤接触工程を2回以上繰り返す場合、1回目の第1洗浄溶剤の温度を30〜55℃とし、2回目の第1洗浄溶剤の温度を10〜45℃とするのが好ましい。さらに、2回目の第1洗浄溶剤の温度は1回目の第1洗浄溶剤の温度より5〜45℃低くするのが更に好ましい
また、本発明は、第1浸漬槽10において、超音波を発生させない態様も包含する。ただし、洗浄効果を高めるためには、超音波を発生させて洗浄を行うことが好ましい。
本発明では、第1浸漬槽10において超音波を発生させなくてもよい。しかし、洗浄効果を高めるためには、超音波を発生させることが好ましい。
また、本発明の洗浄方法では、冷却コイル40により洗浄溶剤Cの蒸気Vを凝縮し、得られた凝縮液を水分離器60に送り、水分離器60にて分離した下層液D2を蒸気槽30に戻してもよい。また、凝縮液を再利用しなくてもよい。
また、本発明の洗浄方法では、1槽の浸漬槽に物品を浸漬させるだけでもよいし、3槽以上の浸漬槽に物品を浸漬させてもよい。
また、本発明の洗浄方法では、物品を浸漬槽中の洗浄溶剤A,Bに浸漬する代わりに、物品に洗浄溶剤を吹き付けてもよい。
(実施例1〜4、比較例1〜2)
25mm×30mm×2mmのSUS304製試験片上に、千住金属工業社製半田ペースト(スパークルプリントSPT−600−OF−295)を、約1mmφの大きさで点状に塗布して試験片を作成した。この試験片を、表1に示す組成からなる洗浄溶剤に5分間浸漬して洗浄した。その際、温度50℃で35kHz、200Wの超音波を発生させた。
そして、洗浄後の半田ペーストの除去性(洗浄性)を目視で観察し評価した。評価結果を表1に示す。表1では、ペーストが充分に除去されていたものを○、ペーストが少し残留していたものを△、ペーストが多量に残留していたものを×、として示す。
また、クリーブランド開放式引火点装置を用いて、表1に記載の洗浄溶剤の引火点を測定した。結果を表1に示す。表1では、引火点を有していなかったものを○、引火点を有していたものを×、として示す。
Figure 2008149907
HFE−347の87〜94質量%とアセトンの6〜13質量%とからなる実施例1〜4の洗浄溶剤は、半田ペーストの洗浄性に優れ、また、引火点を有していなかった。
これに対し、HFE−347が94質量%を超える(すなわち、アセトンが6質量%未満)の比較例1の洗浄溶剤は、洗浄性が低かった。
HFE−347が87質量%未満(すなわち、アセトンが13質量%を超える。)の比較例2の洗浄溶剤は、引火点を有していた。
(実施例5〜6、比較例3〜12)
図1に示す洗浄機の第1浸漬槽10(容量:5.2リットル)、第2浸漬層20(容量:5.0リットル)および蒸気槽30(容量:2.8リットル)に、いずれも、HFE−347と表2に示す添加溶剤とからなり、表2に示す組成の洗浄溶剤を用いた洗浄溶剤A,B,Cを仕込んだ。その後、洗浄を行わずに6〜8時間の連続運転して、洗浄機1内の溶剤組成を安定させて定常状態にした。
その後、実施例1で使用したものと同様の試験片の洗浄を行った。その際、第1浸漬槽10内の洗浄溶剤Aの温度を50℃とし、第1浸漬槽10での洗浄では、周波数40kHz、出力200Wの超音波を5分間発生させた。また、第2浸漬槽20内の洗浄溶剤Bの温度を30℃とし、蒸気槽30内の洗浄溶剤Cは常に沸騰状態になるように加熱した。洗浄中、蒸気槽30には洗浄溶剤Cを適宜補充した。
そして、洗浄後の半田ペーストの除去性(洗浄性)を目視で観察し評価した。評価結果を表2に示す。表2では、ペーストが充分に除去されていたものを○、ペーストが少し残留していたものを△、ペーストが多量に残留していたものを×、として示す。
また、洗浄終了後に、蒸気槽30中の洗浄溶剤Cと、水分離器60(容量:1リットル)により得た下層液D2とを採取し、その採取した液の引火性を実施例1と同様に評価した。また、定常状態時の蒸気槽30中の洗浄溶剤Cの組成、水分離器60により得た下層液D2の組成(洗浄溶剤A,Bの組成にほぼ等しい。)を計算により求めた。その計算結果を表2に示す。
なお、表2中、添加溶剤濃度とは、[(添加溶剤の質量)/(HFE−347の質量+添加溶剤の質量)]×100(%)のことである。
Figure 2008149907
洗浄溶剤A,B,Cの仕込み時のアセトン濃度が7質量%、9質量の実施例5,6では、定常状態における洗浄溶剤A,B,Cの組成もHFE−347の87〜94質量%とアセトンの6〜13質量%の範囲内であり、半田ペーストの洗浄性に優れていた。また、定常状態時の、水分離器60により得た下層液D2および蒸気槽30中の洗浄溶剤は、引火点を有していなかった。
これに対し、洗浄溶剤A,B,Cの仕込み時のアセトン濃度が5質量%の洗浄溶剤を用いた比較例3の洗浄方法は、定常状態におけるアセトン濃度が4.3質量%と低く、洗浄性が低かった。
洗浄溶剤A,B,Cの仕込み時のアセトン濃度が14質量%の洗浄溶剤を用いた比較例4の洗浄方法では、定常状態時における蒸気槽30中のアセトン濃度が16.8質量%と高く、引火点を有していた。
HFE−347に組み合わせた溶剤がアセトン以外のものである洗浄溶剤を用いた比較例5〜12の洗浄方法では、洗浄性が低い、あるいは、定常状態において蒸気槽30中の洗浄溶剤が引火点を有していた。また、アセトン以外の添加溶剤を用いた場合には、洗浄溶剤の引火を懸念することなく洗浄できる組成は見出せなかった。
本発明の洗浄溶剤はフラックスなどの洗浄に広範に使用される。

なお、2007年6月8日に出願された日本特許出願2007−152625号の明細書、特許請求の範囲、図面及び要約書の全内容をここに引用し、本発明の明細書の開示として、取り入れるものである。

Claims (10)

  1. 物品を洗浄する洗浄溶剤において、(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,1,2,2−テトラフルオロエタンの87〜94質量%と、アセトンの6〜13質量%とを含有することを特徴とする洗浄溶剤。
  2. 物品を洗浄する洗浄溶剤において、(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,1,2,2−テトラフルオロエタンの87〜94質量%と、アセトンの6〜13質量%と、その他の有機溶剤0.1〜5質量%とを含有することを特徴とする洗浄溶剤。
  3. 物品に付着したフラックスまたはフラックス含有物を除去するために用いられる請求項1または2に記載の洗浄溶剤。
  4. 物品が、電子部品整列用トレイまたはスクリーン印刷版である請求項3に記載の洗浄溶剤。
  5. フラックスまたはフラックス含有物が非加熱のものである請求項3または4に記載の洗浄溶剤。
  6. 第1洗浄溶剤に物品を接触させる溶剤接触工程と、該溶剤接触工程後に、第2洗浄溶剤を蒸発させて発生させた蒸気に前記物品を曝す蒸気接触工程とを有する洗浄方法であって、
    第1洗浄溶剤および第2洗浄溶剤が、請求項1〜5のいずれかに記載の洗浄溶剤であることを特徴とする洗浄方法。
  7. 溶剤接触工程において、浸漬槽に収容された第1洗浄溶剤に物品を浸漬させる請求項6に記載の洗浄方法。
  8. 前記浸漬槽において、超音波を発生させる、請求項7に記載の洗浄方法。
  9. 前記第1洗浄溶剤が(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,1,2,2−テトラフルオロエタンの91〜94質量%と、アセトンの6〜9質量%とを含み、かつ前記第2洗浄溶剤が(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,1,2,2−テトラフルオロエタンの87〜90質量%と、アセトンの10〜13質量%とを含む、請求項6〜8のいずれかに記載の洗浄方法。
  10. 前記第1洗浄溶剤の温度が、10〜55℃である、請求項6〜9のいずれかに記載の洗浄方法。
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