JPWO2007123055A1 - 試験装置、試験方法、ジッタフィルタ回路、及びジッタフィルタ方法 - Google Patents

試験装置、試験方法、ジッタフィルタ回路、及びジッタフィルタ方法 Download PDF

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Abstract

被試験デバイスを評価する試験装置であって、被試験デバイスが出力する出力信号からジッタ成分を抽出する抽出部と、ジッタ成分における所定の周波数成分を通過させるフィルタと、フィルタが出力するジッタ成分に基づいて、出力信号の位相を制御する位相制御部と、位相制御部が出力する信号に基づいて、被試験デバイスを評価する評価部とを備える試験装置を提供する。

Description

本発明は、試験装置、試験方法、ジッタフィルタ回路、及びジッタフィルタ方法に関する。特に本発明は、半導体回路等の被試験デバイスを試験する試験装置に関する。本出願は、下記の米国出願に関連する。文献の参照による組み込みが認められる指定国については、下記の出願に記載された内容を参照により本出願に組み込み、本出願の一部とする。
1.米国特許出願 第11/407,136号 出願日2006年4月20日
従来、半導体回路等の電子デバイスについて、所定のアイ開口度を有する信号に対して正しく動作できるか否かを試験する場合がある。例えば、送信器出力の信号品質、又は外乱の影響を受けた入力信号に対する受信器の耐性を保証するべく、シリアルI/Oインターフェイスの電子デバイスが有するべき特性として、アイマスクと呼ばれる最小のアイ開口度が規定されている。送信器の出力信号が満たすべきアイ開口度、及び受信器が正常に動作することを保証すべき入力信号のアイ開口度として、例えばPCI Expressにより規定されるアイマスクが挙げられる。
一般に、当該アイ開口度は、受信器のクロック再生回路の特性を考慮して測定する必要がある。これは、例えばシリアルI/Oインターフェイスの受信器が、送信器から送信されたデータ信号からクロックを再生し、当該再生クロックを用いてデータ信号をリサンプリングするからである。
図15は、従来の受信器400の構成を示す図である。受信器400は、送信側の被試験デバイス200が送信したデータ信号を受け取る。クロック再生回路410は、当該データ信号に基づいて再生クロックを生成する。データリサンプラ420は、当該再生クロックに応じて、データ信号をリサンプリングし、再生データを生成する。
図16は、クロック再生回路410のフィルタ特性の一例を示す図である。クロック再生回路410に被測定信号が入力された場合、当該フィルタ特性に応じたジッタ伝達特性を有する再生クロックが生成される。そして、当該再生クロックを用いて被測定信号をリサンプリングすることにより、被測定信号に含まれるジッタ成分の周波数特性から再生クロックの周波数特性を差し引いた周波数特性を有するジッタ成分が、再生データに含まれることになる。
このように、受信器400が当該データ信号を正しくリサンプリングできるかは、再生クロックの影響を受けるので、データ信号のアイ開口度は、クロック再生回路410の特性を考慮して測定する必要がある。
例えば、PCI Expressでは、カットオフ周波数が1.5MHzの一次高域通過フィルタ特性を有するクロック再生関数(式(1)参照)を用いてデータ信号のアイ開口度を測定することが規定されている。
Figure 2007123055
従来、PCI Express等のシリアルI/Oインターフェイスのアイ開口度の試験は、リアルタイムのサンプリングオシロスコープ、クロック再生機能を有する試験装置で行われていた。例えば、リアルタイムオシロスコープは、被試験データ信号を高速にサンプリングし、デジタル信号処理を用いて被試験データ信号のジッタを測定する。そして、上述したクロック再生関数を測定結果に適用し、アイダイアグラムの解析を行っている。
また、試験装置は、クロック再生回路を用いて被試験データ信号からクロックを再生し、再生クロックエッジをタイミングリファレンスとして被測定データ信号の論理比較を行うことにより、アイダイアグラムの試験を行っている。
なお、現時点で先行技術文献の存在を認識していないので、先行技術文献に関する記載を省略する。
しかし、リアルタイムオシロスコープは、被試験データ信号のエッジタイミングを精確に測定する必要があり、高いサンプリングレートで被試験データ信号をサンプリングする必要がある。このため、装置コストが高くなるという問題がある。また、多チャンネル化が困難であるので、数十から数百程度の並列に配置された信号経路を有するマルチレーンデバイスの試験を行うことができない。更に、アイダイアグラムの解析を行うので、デジタル信号処理の時間が長くなり、デバイスの量産試験に用いることが困難である。
また、クロック再生回路を用いる試験装置においても、再生クロックエッジのタイミング精度を確保することと、クロック再生によるタイミング変動への追従とを両立する必要があり、回路構成が複雑となってしまう。このため、装置コストが高くなるとともに、クロック再生回路の機能の柔軟性が低くなってしまう。
このため、高速かつマルチレーンのシリアルI/Oインターフェイスを有するデバイスを、低コストで試験・評価できる装置が望まれている。
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできる試験装置、試験方法、ジッタフィルタ回路、及びジッタフィルタ方法を提供することを目的とする。この目的は請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
即ち、本発明の第1の形態によると、被試験デバイスを評価する試験装置であって、被試験デバイスが出力する出力信号からジッタ成分を抽出する抽出部と、ジッタ成分における所定の周波数成分を通過させるフィルタと、フィルタが出力するジッタ成分に基づいて、出力信号の位相を制御する位相制御部と、位相制御部が出力する信号に基づいて、被試験デバイスを評価する評価部とを備える試験装置を提供する。
位相制御部は、出力信号を、フィルタが通過させたジッタ成分に基づく遅延量で遅延させて出力する可変遅延回路を有してよい。
フィルタは、被試験デバイスからの出力信号を受信するために用いられるべきクロック再生回路について規定されるフィルタ特性と略同一のフィルタ特性を有し、クロック再生回路を用いて出力信号の再生クロックを生成した場合に、再生クロックに含まれるジッタ成分に応じた信号を生成し、可変遅延回路は、フィルタが出力するジッタ成分を、出力信号から除去するべく、出力信号を遅延させてよい。
可変遅延回路が出力する信号の電圧値を、与えられるタイミング信号に応じて、所定の参照電圧と比較する比較器を更に備え、評価部は、比較器における比較結果に基づいて、被試験デバイスを評価してよい。
試験装置は、比較器に対して、一定周期でタイミング信号を与えるタイミング発生部を更に備えてよい。
出力信号と、タイミング信号との位相差を検出するスキュー検出器を更に備えてよい。
試験装置は、抽出部、フィルタ、可変遅延回路、及び比較器を、並列に複数備え、スキュー検出器は、それぞれの比較器における位相差を検出してよい。
抽出部は、出力信号からジッタ成分を復調するジッタ復調器を有してよい。
ジッタ復調器は、出力信号を所定の時間遅延させた遅延信号を出力する遅延回路と、出力信号と遅延信号との位相差を検出し、位相差に基づいてジッタ成分を出力する位相検出器とを有してよい。
ジッタ復調器は、出力信号のエッジに応じて予め定められたパルス幅のパルス信号を出力するパルス発生器と、パルス信号から、出力信号のキャリア周波数成分を除去することにより、出力信号のジッタ成分を復調する低域通過フィルタとを有してよい。
ジッタ復調器は、出力信号のエッジに応じて予め定められたパルス幅のパルス信号を出力するパルス発生器と、パルス信号を積分することにより、出力信号のジッタ成分を復調する積分器とを有してよい。
出力信号はデータ信号であり、ジッタ復調器は、データ信号のデータ値が遷移しないビット境界でデータ値が遷移する相補データ信号を生成する相補データ生成器と、データ信号及び相補データ信号の排他的論理和を出力する排他的論理和回路と、排他的論理和回路が出力する信号のジッタを復調する復調回路とを有してよい。
フィルタは、フィルタ特性が可変であってよい。
可変遅延回路は、フィルタが出力するジッタ成分に対する、出力信号の遅延量のゲインが可変であってよい。
ジッタ復調器は、入力されるジッタ成分に対する、出力するジッタ成分のゲインが可変であってよい。
本発明の第2の形態においては、被試験デバイスを評価する試験方法であって、被試験デバイスが出力する出力信号からジッタ成分を抽出する抽出段階と、ジッタ成分における所定の周波数成分を通過させるフィルタ段階と、フィルタ段階において出力するジッタ成分に基づいて、出力信号の位相を制御する位相制御段階と、位相制御段階において出力する信号に基づいて、被試験デバイスを評価する評価段階とを備える試験方法を提供する。
本発明の第3の形態においては、入力信号の位相を、入力信号に含まれるジッタ成分に基づいて制御するジッタフィルタ回路であって、入力信号からジッタ成分を抽出する抽出部と、ジッタ成分における所定の周波数成分を通過させるフィルタと、フィルタが出力するジッタ成分に基づいて、入力信号の位相を制御する位相制御部とを備えるジッタフィルタ回路を提供する。
本発明の第4の形態においては、入力信号の位相を、入力信号に含まれるジッタ成分に基づいて制御するジッタフィルタ方法であって、入力信号からジッタ成分を抽出する抽出段階と、ジッタ成分における所定の周波数成分を通過させるフィルタ段階と、フィルタ段階において出力するジッタ成分に基づいて、入力信号の位相を制御する位相制御段階とを備えるジッタフィルタ方法を提供する。
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションも又発明となりうる。
図1は、本発明の実施形態に係る試験装置300の構成の一例を示す図である。 図2は、抽出部20に入力される入力信号の波形、及び可変遅延回路12が出力する出力信号の波形の一例を示す図である。 図3は、ジッタ復調器22の構成の一例を示す図である。 図4は、図3において説明したパルス発生器30の動作の一例を示す図である。 図5は、ジッタ復調器22の構成の他の例を示す図である。 図6は、ジッタ復調器22の詳細な構成の一例を示す図である。 図7は、図6において説明した積分器70が出力する制御信号の波形の一例を示す図である。 図8は、ジッタ復調器22の構成の他の例を示す図である。 図9は、相補データ生成器40の動作の一例を示すタイミングチャートである。 図10は、相補データ生成器40の構成の一例を示す図である。 図11は、ジッタ復調器22の構成の他の例を示す図である。 図12は、ジッタフィルタ回路100の構成の他の例を示す図である。 図13は、試験装置300の構成の他の例を示す図である。 図14は、試験装置300の構成の他の例を示す図である。 図15は、従来の受信器400の構成を示す図である。 図16は、クロック再生回路410のフィルタ特性の一例を示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の実施形態に係る試験装置300の構成の一例を示す図である。試験装置300は、半導体回路等の被試験デバイス200を試験する装置である。また、本例における試験装置300は、クロック再生回路を用いずに、被試験デバイス200の出力信号のアイ開口度に基づく試験を行う。
図16において説明したように、クロック再生回路410を用いて被測定信号をリサンプリングした場合、被測定信号に含まれるジッタ成分のうち、再生クロックに含まれるジッタ成分が除去される。従って、クロック再生回路410を用いた場合に再生クロックに含まれるべきジッタ成分を求め、当該ジッタ成分を、被測定信号に含まれるジッタ成分から差し引くことにより、クロック再生回路410を用いた場合に生成されるべき再生データに含まれるジッタ成分を求めることができる。
このため、当該ジッタ成分に基づいて、例えばPCI Express等に規定される出力信号のアイ開口度に基づく試験を、クロック再生回路410を用いずに行うことができる。
本例における試験装置300は、ジッタフィルタ回路100、比較器310、評価部320、及びタイミング発生部330を備える。ジッタフィルタ回路100は、被試験デバイス200が出力する出力信号の位相を、当該出力信号に含まれるジッタ成分に基づいて制御する。例えば、ジッタフィルタ回路100は、当該出力信号に含まれるジッタ成分の所定の周波数成分に基づいて、当該出力信号の位相を制御する。
ジッタフィルタ回路100は、抽出部20、フィルタ10、及び可変遅延回路12を備える。可変遅延回路12は、本発明に係る位相制御部の一例である。
抽出部20は、ジッタ復調器22を有し、被試験デバイス200の出力信号に含まれるジッタ成分を抽出する。例えば、抽出部20には、当該出力信号が分岐して与えられる。また、ジッタ復調器22は、当該出力信号から、当該ジッタ成分を復調する。例えばジッタ復調器22は、入力信号のタイミングジッタを復調してよく、周期ジッタを復調してもよい。ジッタ復調器22の構成及び動作は、図3から図10において後述する。
フィルタ10は、抽出部20が抽出したジッタ成分における所定の周波数成分を通過させる。例えばフィルタ10は、被試験デバイス200からの出力信号を受信するために用いられるべきクロック再生回路について規定されるフィルタ特性と略同一のフィルタ特性を有してよい。例えば、フィルタ10は、当該クロック再生回路の伝達関数を示すフィルタ特性を有してよい。当該クロック再生回路は、例えば図15において説明したクロック再生回路410である。
つまり、フィルタ10は、被試験デバイス200の出力信号のアイ開口度を測定する場合において、所定の規格により当該測定に用いるべきと規定されるクロック再生回路のフィルタ特性と略同一のフィルタ特性を有してよい。当該規格は、例えばPCI Express、XAUI等の規格であってよい。また、当該規格は、従来用いられていた規格であってよく、また将来用いられる規格であってもよい。つまり、被試験デバイス200の出力信号のアイ開口度の測定において、用いるべきクロック再生回路の特性を規定する規格であればよい。
例えば当該規格がPCI Expressである場合、フィルタ10は、式(6)において後述する伝達関数を示すフィルタ特性を有してよい。
可変遅延回路12は、フィルタ10が出力するジッタ成分に基づいて、出力信号の位相を制御する。例えば可変遅延回路12は、当該ジッタ成分に基づく遅延量で、被試験デバイス200の出力信号を遅延させて出力してよい。本例において可変遅延回路12は、出力信号の位相を制御することにより、出力信号のジッタ成分から、フィルタ10が出力するジッタ成分を除去する。可変遅延回路12の動作の詳細は、図2において後述する。
このような構成により、クロック再生回路を用いた場合に生成されるべき再生データを生成することができる。即ち、可変遅延回路12が出力する出力信号のアイ開口度を求めることにより、クロック再生回路を用いた場合に生成される再生データのアイ開口度を求めることができる。
比較器310は、所定のタイミングで与えられるタイミング信号に応じて、可変遅延回路12が出力する出力信号のレベルを、所定の参照レベルと比較する。タイミング発生部330は、当該タイミング信号を生成し、比較器310に供給する。タイミング発生部330は、比較器310に対して、一定周期でタイミング信号を与えてよい。
評価部320は、可変遅延回路12が出力する信号に基づいて、被試験デバイス200を評価する。本例における評価部320は、比較器310における比較結果に基づいて、被試験デバイス200の出力信号のアイ開口度を検出する。
例えば、比較器310は、被試験デバイス200の出力信号に対して異なる相対位相のタイミングで、出力信号のレベルと所定の参照レベルとを比較してよい。そして、評価部320は、比較器310におけるそれぞれの相対位相における比較結果が、所定の期待結果と一致するかを判定し、出力信号のアイ開口度を検出してよい。
図2は、抽出部20に入力される入力信号の波形、及び可変遅延回路12が出力する出力信号の波形の一例を示す図である。図2において、時刻T、2T、3T、・・・は、入力信号がエッジを有するべき理想的なタイミングを示す。つまり、Tは入力信号の周期を示す。また、Tは、入力信号のデータレートであってよい。
入力信号に含まれるジッタ成分により、入力信号の各エッジの位相は、理想的なタイミングに対してずれを有している。例えば、入力信号の第1のエッジ(時刻Tに対応するエッジ)は、理想的なタイミングに対してTJ1のずれを有し、第2のエッジ(時刻2Tに対応するエッジ)は、理想的なタイミングに対してTJ2のずれを有する。抽出部20は、理想的なタイミングに対する各エッジの位相ずれを検出する。抽出部20は、入力信号のそれぞれの周期において、当該位相ずれを検出してよい。
また、本例において抽出部20は、入力信号の各パルスの立ち上がりエッジの位相ずれを検出したが、他の例においては、各パルスの立ち下がりエッジの位相ずれを検出してよく、また立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジの位相ずれを検出してもよい。また、抽出部20は、入力信号の理想周期Tに対する各周期の周期ずれを、それぞれの周期毎に検出してもよい。
抽出部20が抽出したジッタ成分に基づいて可変遅延回路12における遅延量を制御した場合、可変遅延回路12の出力信号に含まれるジッタ成分は、被試験デバイス200の出力信号に含まれるジッタ成分を増幅又は減衰したものとなる。
例えば、第2のエッジのように、エッジの位相が理想的なタイミング2Tより遅れている場合において、当該エッジに対する遅延量を、ジッタ量TJ2に応じて増大させることにより、当該エッジの位相は更に遅れ、ジッタ量TJ2は増幅される。
また、第1のエッジのように、エッジの位相が理想的なタイミングTより進んでいる場合において、当該エッジに対する遅延量を、ジッタ量TJ1に応じて減少させることにより、当該エッジの位相は更に進み、ジッタ量TJ1は増幅される。
図2に示すように、可変遅延回路12におけるジッタ成分の増幅率は、1+αにより示される。ここでαは、ジッタ復調器22及び可変遅延回路12におけるゲインにより定まる。つまり、ジッタ復調器22に入力されるジッタ成分のジッタ量に対する、ジッタ復調器22が出力する制御信号のレベルのゲインをKJD、制御信号のレベルに対する可変遅延回路12における遅延量のゲインをKVDとすると、α=KJD×KVDとなる。但し、ここではフィルタ10におけるゲインは考慮しない。
αが正であれば、入力信号のジッタ成分が増幅され、αが負であれば、入力信号のジッタ成分は減衰される。特に、αが−1であるとき、入力信号のジッタ成分はキャンセルされる。
本例におけるジッタフィルタ回路100は、ジッタ復調器22及び可変遅延回路12のゲインの積が−1となるように設定される。そして、フィルタ10が、所定の周波数のジッタ成分を通過させることにより、可変遅延回路12の出力信号のジッタ成分から、フィルタ10が出力するジッタ成分を除去することができる。
フィルタ10は、クロック再生回路の特性に応じたフィルタ特性を有するので、可変遅延回路12の出力信号を測定することにより、クロック再生回路を用いた場合に生成される再生データの測定結果を推定することができる。
また、可変遅延回路12は、入力信号の各周期において異なる遅延量が設定されてよい。抽出部20及びフィルタ10は、入力信号の各周期において検出した所定の周波数成分のジッタ量に応じて、入力信号の対応する周期における可変遅延回路12の遅延量を制御してよい。
また、可変遅延回路12には、初期遅延量として所定の遅延量が設定されていることが好ましい。つまり、可変遅延回路12は、ジッタが無いエッジを当該初期遅延量に基づいて遅延させる。これにより、エッジの位相が理想的なタイミングより進んでいる場合においても、遅延量を減少させることにより、当該エッジの位相を更に進めることができる。
また、可変遅延回路12における遅延量は、与えられる制御信号のレベルに応じて線形に変化することが好ましい。つまり、可変遅延回路12における遅延量τは、式(2)であらわされることが好ましい。
Figure 2007123055
但し、τは上述した初期遅延量、KVDは可変遅延回路12におけるゲイン、VCTRLは、制御信号のレベルを示す。
以上において説明したジッタフィルタ回路100の動作を、数式を用いて説明する。ジッタ復調器22は、与えられる信号からジッタを復調して出力する回路であり、例えば当該信号のキャリア周波数近傍におけるジッタ成分をベースバンドに復調する。ジッタ復調器22が出力するジッタ成分VJDは、式(3)により示される。
Figure 2007123055
但し、KJDは、ジッタ復調器22におけるゲインを示し、ΔφINは被試験デバイス200の出力信号に含まれるジッタ成分を示す。
ジッタ復調器22が出力するジッタ成分VJDは、フィルタ10に入力される。フィルタ10は、規定されるクロック再生回路の伝達関数HCR(s)に応じた特性を有するので、フィルタ10が出力する制御信号VCTRLは、式(4)で示される。
Figure 2007123055
式(2)及び式(4)から、可変遅延回路12の出力信号のタイミングΔφIN+τは、式(5)で与えられる。
Figure 2007123055
また、クロック再生回路の伝達関数は、式(6)で示される。
Figure 2007123055
但し、H(s)はクロック再生回路のクロック再生関数を示す。
従って、可変遅延回路12の出力信号に含まれるジッタ成分ΔφOUTは、式(7)となる。
Figure 2007123055
式(7)において、KVD・KJD=−1と設定することにより、可変遅延回路12の出力信号に含まれるジッタ成分はH(s)・ΔφINとなり、入力されるジッタ成分にクロック再生関数を乗じたジッタ成分を得ることができる。
係る信号を、タイミング変動のない、即ち一定周期の、タイミング信号に応じて測定することにより、クロック再生関数を用いたアイダイアグラム測定を行うことができる。
また、ジッタフィルタ回路100は、入力される信号のk番目のデータ遷移のタイミングジッタを検出し、当該ジッタ成分に基づいて入力信号のk番目のデータ遷移のタイミングを制御する。このため、ジッタ復調器22及びフィルタ10は、可変遅延回路12がk番目のデータ遷移を出力するまでに、k番目のデータ遷移におけるジッタ成分の所定の周波数成分を検出し、可変遅延回路12における遅延量を制御する必要がある。
このため、ジッタフィルタ回路100は、ジッタ復調器22及びフィルタ10におけるジッタ成分の検出に必要な時間に応じて、可変遅延回路12に入力信号を入力するタイミングを遅らせる手段を更に備えてよい。例えば、可変遅延回路12の前段に、所定の遅延量の遅延回路を更に備えてよい。
また、可変遅延回路12が複数の遅延要素を直列に接続させる構成である場合、可変遅延回路12は、前段の所定の数の遅延要素の遅延量を可変させず、後段の遅延要素の遅延量を可変させることにより、入力信号に対する遅延量を変化させてもよい。当該前段の所定の数の遅延要素の固定遅延量は、ジッタ復調器22及びフィルタ10がジッタ成分の所定の周波数成分を復調するのに必要な時間より大きいことが好ましい。
これらの構成により、入力信号のk番目のデータ遷移におけるジッタ成分に応じて、入力信号のk番目のデータ遷移の位相を制御することができる。
また、フィルタ10のフィルタ特性は可変であってよい。例えば、フィルタ10のフィルタ特性は、所定の規格により規定されるクロック再生回路の特性に応じて設定可能であってよい。
また、可変遅延回路12における、ジッタ成分に対する遅延量のゲインは可変であってよい。また、ジッタ復調器22は、入力されるジッタ成分に対する、出力するジッタ成分のゲインが可変であってよい。例えば、可変遅延回路12及びジッタ復調器22のゲインの積が−1となる条件において、可変遅延回路12及びジッタ復調器22のそれぞれのゲインは任意に設定可能であってよい。
図3は、ジッタ復調器22の構成の一例を示す図である。本例におけるジッタ復調器22は、入力される信号の周期ジッタを復調する回路であり、パルス発生器30及び低域通過フィルタ50を有する。
パルス発生器30は、入力信号のエッジに応じて予め定められたパルス幅のパルス信号を出力する。低域通過フィルタ50は、パルス信号から、入力信号のキャリア周波数成分を除去することにより、入力信号の周期ジッタを復調する。
図4は、図3において説明したパルス発生器30の動作の一例を示す図である。本例においてパルス発生器30は、入力信号の立ち上がりエッジに応じて予め定められたパルス幅Wのパルス信号を出力する。
係るパルス信号から、入力信号のキャリア周波数成分を除去することにより、入力信号の周期ジッタに応じた制御信号を生成することができる。また、ジッタ復調器22は、低域通過フィルタ50が出力する制御信号のレベルを、入力信号の理想周期に応じた周期でサンプル・ホールドし、可変遅延回路12に供給するサンプル・ホールド回路を更に有してもよい。これにより、より精度よく周期ジッタを増幅又は減衰することができる。
図5は、ジッタ復調器22の構成の他の例を示す図である。本例におけるジッタ復調器22は、入力信号のタイミングジッタを復調する回路であって、図3に関連して説明したジッタ復調器22の構成に加え、積分器70を更に備える。パルス発生器30及び低域通過フィルタ50は、図3に示したパルス発生器30及び低域通過フィルタ50と同一である。
積分器70は、低域通過フィルタ50が出力する周期ジッタを積分することにより、入力信号のタイミングジッタを復調する。
図5に示したジッタ復調器22は、低域通過フィルタ50を有する構成であるが、ジッタ復調器22は低域通過フィルタ50を有さない構成でもよい。例えば積分器70は、パルス発生器30が出力したパルス信号を入力とし、図4に示したパルス信号がH論理を示す間、所定の増加率で信号レベルが増加し、当該パルス信号がL論理を示す間、所定の減少率で信号レベルが減少する制御信号を出力する。このような動作により、積分器70は、入力信号のタイミングジッタを復調することができる。但し、積分器70の動作は当該動作例には限定されない。積分器70の動作は、入力信号のタイミングジッタを復調できる動作であればよい。また、低域通過フィルタ50は積分器70の後段に配置してもよい。
また、ジッタ復調器22は、入力信号の周期ジッタ又はタイミングジッタのいずれを出力するかを切り替えるスイッチ80を更に有してもよい。スイッチ80は、低域通過フィルタ50が出力する周期ジッタ、又は積分器70が出力するタイミングジッタのいずれかを選択して可変遅延回路12に供給する。
図6は、ジッタ復調器22の詳細な構成の一例を示す図である。本例におけるパルス発生器30は、可変遅延回路32及び排他的論理和回路34を有する。可変遅延回路32は、パルス発生器30が出力するパルス信号が有するべきパルス幅Wに応じた遅延量で、入力信号を遅延させる。排他的論理和回路34は、入力信号と、可変遅延回路32が出力する信号との排他的論理和を出力する。このような構成により、図7に示したパルス信号を生成することができる。但し、パルス発生器30の構成は、当該構成に限定されない。例えばパルス発生器30は、論理積回路等を用いた構成をとることもできる。
本例における積分器70は、ソース電流源72、シンク電流源76、キャパシタ78、及び充放電制御部74を有する。ソース電流源72は、制御信号の上述した増加率を規定するソース電流を生成し、シンク電流源76は、制御信号の上述した減少率を規定するシンク電流を生成する。
キャパシタ78は、ソース電流源72及びシンク電流源76によって充放電されることにより、制御信号の電圧レベルを生成する。また、充放電制御部74は、パルス信号がH論理を示す間、ソース電流に基づいてキャパシタを充電し、パルス信号がL論理を示す間、ソース電流からシンク電流を減じた電流に基づいてキャパシタを放電する。
このような構成により、入力信号のタイミングジッタを復調した制御信号を生成することができる。
図7は、図6において説明した積分器70が出力する制御信号の波形の一例を示す図である。また、本例におけるパルス発生器30は、入力信号の立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジに応じてパルス信号を出力する。
上述したように、積分器70は、パルス信号がH論理を示す間、所定の増加率で信号レベルが増加し、パルス信号がL論理を示す間、所定の減少率で信号レベルが減少する制御信号を出力する。図7においては、当該制御信号を点線で示す。入力信号にジッタがない場合、点線で示される制御信号の極値は所定のレベルとなる。例えば、極小値は略零のレベルとなり、極大値は一定のレベルとなる。しかし、入力信号にタイミングジッタがある場合、図7に示すようにそれぞれの極値は、当該所定のレベルに対してジッタ量に応じた差分ΔVを有する。
係る制御信号に基づいて可変遅延回路12における遅延量を制御することにより、タイミングジッタ成分を増幅又は減衰することができる。また、積分器70は、当該制御信号を、入力信号のエッジに応じてサンプル・ホールドして可変遅延回路12に供給するサンプル・ホールド回路を更に有してよい。サンプル・ホールド回路は、パルス発生器30が出力する信号がH論理を示す間、制御信号を通過して可変遅延回路12に入力し、パルス発生器30が出力する信号がL論理を示す間、制御信号の信号レベルをホールドして可変遅延回路12に入力してよい。
また、積分器70は、当該制御信号を平均化して可変遅延回路12に供給する平均化回路を更に有してもよい。平均化回路が出力する波形は、図7において実線で示す制御信号の波形となる。
平均化回路は、制御信号の予め定められた高帯域成分を除去してよい。例えば、平均化回路は、制御信号を時間平均することにより、入力信号のタイミングジッタの移動平均値を出力してよい。また平均化回路は、積分器70が出力する制御信号から、入力信号にタイミングジッタが無い場合に積分器70が出力する信号の成分を除去することにより、タイミングジッタの移動平均値を出力してもよい。平均化回路は、例えばローパスフィルタを用いることにより、上述した機能を実現してよい。
図8は、ジッタ復調器22の構成の他の例を示す図である。本例において入力信号はデータ信号であり、ジッタ復調器22は、当該データ信号のジッタを復調する。本例におけるジッタ復調器22は、相補データ生成器40、排他的論理和回路60、及び復調回路90を有する。
相補データ生成器40は、データ信号のデータ値が遷移しないビット境界で、データ値が遷移する相補データ信号を生成する。
排他的論理和回路60は、データ信号と相補データ信号との排他的論理和を出力する。
復調回路90は、排他的論理和回路60が出力する信号のジッタを復調する。復調回路90は、図3に関連して説明したジッタ復調器22と同一の構成を有してよく、図5に関連して説明したジッタ復調器22と同一の構成を有してもよい。
図9は、相補データ生成器40の動作の一例を示すタイミングチャートである。相補データ生成器40は、入力データ信号を受け取り、入力データ信号の相補データ信号(complementary data signal)を生成する。相補データ信号とは、入力データ信号のデータ区間の境界毎に、当該データ区間の境界において入力データ信号のデータ値の遷移が無いことを条件としてエッジが設けられる信号である。例えば、相補データ信号は、入力データ信号のエッジと、相補データ信号のエッジとを同一の時間軸に並べた場合に、これらのエッジが略同一の時間間隔で配列される信号であってよい。また、入力データ信号のデータ区間とは、例えばシリアル伝送される入力データ信号において連続しない一つのデータが保持される時間を指す。また、多値化して伝送される入力データ信号においては、シンボルのデータが保持される時間を指してもよい。つまり、データ区間とは、入力データ信号のビット間隔であってよく、またシンボル間隔であってもよい。例えば、図9においては、入力データ信号のデータ区間はTであり、時間(0−6T)におけるデータパターンは、110001である。
図9に示した例においては、区間(0−T、T−2T、3T−4T、・・・)が、データ区間(D1、D2、D3、・・・)に対応する。また、それぞれのデータ区間の境界は、(0、T、2T、3T、・・・)である。本例において、データ区間の境界(0、2T、5T)で、入力データ信号のデータ値が遷移し、データ区間の境界(T、3T、4T)において、入力データ信号のデータ値が遷移しない。このため、相補データ生成器40は、入力データ信号のエッジが存在しないデータ区間の境界(T、3T、4T)においてエッジを有する相補データ信号を生成する。
入力データ信号は、略一定のデータ区間を有するので、入力データ信号のエッジのタイミングは、タイミング(0、T、2T、・・・)のいずれかと略同一となる。このような場合、相補データ生成器40は、入力データ信号のエッジが存在しないデータ区間の境界で、エッジを有する相補データ信号を生成することが好ましい。これにより、入力データ信号及び相補データ信号の双方のエッジを考慮すると、略一定間隔にエッジが配列される。このような動作により、ジッタ復調器22は、略一定間隔で動作することができ、動作間隔等の差異による出力のバラツキを低減し、精度よくジッタを復調することができる。
排他的論理和回路60は、入力データ信号及び相補データ信号の排他的論理和を出力する。これにより、略一定間隔にエッジが配列された信号を生成することができる。そして、当該信号には、入力データ信号のジッタ成分が保存される。
復調回路90は、当該信号のエッジに応じたパルス信号を出力し、当該パルス信号に基づいてジッタ成分を復調する。相補データ信号のジッタに依存した制御信号が可変遅延回路12に出力されている場合、可変遅延回路12に入力されるデータ信号はデータ遷移しない。このため、相補データ信号のジッタに応じて可変遅延回路12の遅延時間が変化した場合であっても、可変遅延回路12の出力信号波形には影響を与えない。即ち、相補データ信号にジッタが含まれた場合であっても、当該ジッタの影響を排除し、入力データ信号に含まれるジッタのみを増幅又は減衰した出力信号を生成することができる。
図10は、相補データ生成器40の構成の一例を示す図である。本例における相補データ生成器40は、クロック再生器41、第1のDフリップフロップ42、第2のDフリップフロップ43、一致検出器44、第3のDフリップフロップ45、及び分周器46を有する。
クロック再生器41は、入力データ信号に基づいて、入力データ信号のデータ区間と略同一の周期を有するクロック信号を生成する。第1のDフリップフロップ42は、入力データ信号を、当該クロック信号に応じて取り込み、出力する。
第2のDフリップフロップ43は、第1のDフリップフロップ42が出力する信号を、当該クロック信号に応じて取り込み、出力する。つまり、第2のDフリップフロップ43は、第1のDフリップフロップ42が出力する信号を、入力データ信号のデータ区間の1周期分遅延させて出力する。
一致検出器44は、第1のDフリップフロップ42が出力する信号の値と、第2のDフリップフロップ43が出力する信号の値とが一致した場合にH論理を示す一致信号を出力する。
第3のDフリップフロップ45は、一致検出器44が出力する信号を、当該クロック信号に応じて取り込んで出力し、当該出力信号により内部データがリセットされる。つまり、第3のDフリップフロップ45は、当該クロック信号の立ち上がりエッジを受け取ったときに、一致検出器44から受け取る信号が論理値Hを示す場合に、入力データ信号のデータ区間より短い微少パルス幅のパルスを出力する。
分周器46は、第3のDフリップフロップ45が出力する信号を2分周し、相補データ信号を生成する。ここで2分周とは、第3のDフリップフロップ45が出力する信号の立ち上がりエッジ、又は立ち下がりエッジのいずれかに応じて論理値が遷移する信号を生成することをいう。
このような構成により、入力データ信号の相補データ信号を容易に生成することができる。また、相補データ生成器40の構成は、当該構成例には限定されない。相補データ生成器40は、多様な構成を有することができる。
図11は、ジッタ復調器22の構成の他の例を示す図である。本例におけるジッタ復調器22は、遅延回路92及び位相検出器94を有する。遅延回路92は、入力信号を分岐して受け取り、受け取った入力信号を所定の時間遅延させて出力する。位相検出器94は、被試験デバイス200からの入力信号と、遅延回路92が出力する信号との位相差を検出し、当該位相差に基づいてジッタ成分を出力する。
例えば位相検出器94は、与えられる2信号の位相差に応じたパルス幅を有するパルス信号を出力してよい。
ここで、入力信号が一定周期のクロック信号である場合において、遅延回路92が当該入力信号を1周期遅延した場合について説明する。係る場合においてクロック信号にジッタがない場合には、位相検出器94は位相差を検出しないので、位相検出器94はパルス信号を出力しない。しかし、クロック信号にジッタがある場合、位相検出器94は、例えば、当該クロック信号のn番目の立ち上がりエッジにおけるタイミングジッタと、n+1番目の立ち上がりエッジにおけるタイミングジッタとの差分に応じたパルス幅のパルス信号を出力する。即ち、位相検出器94は、クロック信号の周期ジッタに応じたパルス信号を出力する。また、周期ジッタを累算したものがタイミングジッタであるので、位相検出器94は、周期ジッタを累積加算する手段を有することにより、タイミングジッタを出力してもよい。
また、位相検出器94は、与えられる第1の信号の位相が、与えられる第2の信号の位相に対して進んでいる場合、及び遅れている場合の双方に対応する二つのパルス信号を出力してよい。この場合位相検出器94は、図11に示すように、フリップフロップ82、フリップフロップ84、及び論理積回路86を有してよい。
フリップフロップ82は、入力信号を動作クロックとして受け取り、データ入力端子に論理値1を受け取る。また、フリップフロップ84は、遅延回路92が出力する信号を動作クロックとして受け取り、データ入力端子に論理値1を受け取る。論理積回路86は、フリップフロップ82及びフリップフロップ84の出力の論理積を、フリップフロップ82及びフリップフロップ84のクリア端子に入力する。
まず、入力信号(以下、第1の信号と称する)の位相が、遅延回路92が出力する信号(以下、第2の信号と称する)の位相より進んでいる場合について説明する。この場合、第1の信号の立ち上がりエッジに応じてフリップフロップ82が論理値1を出力する。そして、第2の信号の立ち上がりエッジに応じてフリップフロップ84が論理値1を出力する。ここで、双方のフリップフロップの出力が論理値1となるので、論理積回路86により双方のフリップフロップの出力がクリアされる。このため、フリップフロップ82は、第1の信号の立ち上がりエッジから、第2の信号の立ち上がりエッジまでの期間、論理値1を出力する。
また同様に、第1の信号の位相が、第2の信号の位相より遅れている場合、フリップフロップ84が、第2の信号の立ち上がりエッジから、第1の信号の立ち上がりエッジまでの期間、論理値1を出力する。
フリップフロップ82及びフリップフロップ84が出力する信号に基づいて、可変遅延回路12は遅延量を調整してよい。つまり、可変遅延回路12は、フリップフロップ82が出力する信号のパルス幅に応じて遅延量を増大又は減少させ、フリップフロップ84が出力する信号のパルス幅に応じて遅延量を減少又は増大させてよい。
また、ジッタ復調器22は、位相検出器94が出力する信号に基づいて、入力信号の周期ジッタ又はタイミングジッタを算出する算出器96を更に有してもよい。例えば算出器96は、フリップフロップ82が出力する信号が論理値1を示す間、所定の電流でコンデンサを充電し、フリップフロップ84が出力する信号が論理値1を示す間、当該所定の電流でコンデンサを放電することにより、入力信号の周期ジッタを示す信号を生成してよい。また、当該周期ジッタを累積加算することにより、入力信号のタイミングジッタを示す信号を生成してもよい。算出器96は、周期ジッタ又はタイミングジッタを示す信号により、可変遅延回路12における遅延量を制御してよい。
以上においては、遅延回路92における遅延量が、入力信号の周期と一致している場合を説明した。以下では、遅延回路92における遅延量が、入力信号の周期と一致しない場合を説明する。
ここで、遅延回路92における遅延量をD、入力信号の周期をTとする。係る場合、位相検出器94が出力するパルス信号のそれぞれのパルス幅は、上述した遅延回路92における遅延量が入力信号の1周期である場合に位相検出器94が出力するパルス信号のそれぞれのパルス幅に対し、差分T−Dを有する。
この場合、算出器96が出力する信号は、入力信号のジッタ成分に応じた雑音成分と、当該差分T−Dに応じた線形成分を含むことになる。算出器96は、当該線形成分を除去し、雑音成分を抽出することにより、入力信号のジッタ成分を出力してよい。
また、ジッタ復調器22は、算出器96が出力する信号のレベルを、入力信号の理想周期に応じた周期でサンプル・ホールドし、可変遅延回路12に供給するサンプル・ホールド回路を更に有してもよい。これにより、より精度よく入力信号のジッタを増幅又は減衰することができる。
図12は、ジッタフィルタ回路100の構成の他の例を示す図である。本例におけるジッタフィルタ回路100は、図1に関連して説明したジッタフィルタ回路100に対し、抽出部20の構成が異なる。可変遅延回路12は、図1に関連して説明した可変遅延回路12と同一である。
本例における抽出部20は、図1に関連して説明した抽出部20の構成に加え、ゲイン制御部24を更に有する。ジッタ復調器22は、図1に関連して説明したジッタ復調器22と同一である。
ゲイン制御部24は、ジッタ復調器22のゲイン、又は可変遅延回路12のゲインの少なくとも一方を制御することにより、ジッタ復調器22と可変遅延回路12とのゲインの積が−1とする。
本例におけるゲイン制御部24は、ジッタ復調器22のゲインを制御する。上述したように、ジッタ復調器22のゲインとは、入力信号に含まれるジッタ成分に対する、ジッタ復調器22が出力するジッタ成分の増幅率である。
ゲイン制御部24は、ジッタ復調器22の回路のパラメータを制御することによりゲインを制御してよい。この場合、ゲイン制御部24は、例えば図6において説明したソース電流源72、シンク電流源76における電流量を制御することにより、当該ゲインを制御してよい。
またゲイン制御部24は、ジッタ復調器22が出力する信号を増幅又は減衰する手段を有してよく、その他の手段によりジッタ成分に対するゲインを制御してもよい。
図13は、試験装置300の構成の他の例を示す図である。本例における試験装置300は、図1に関連して説明した試験装置300の構成に加え、スキュー検出器340を更に備える。他の構成要素は、図1において同一の符号を付した構成要素と同一である。
スキュー検出器340は、被試験デバイス200の出力信号と、タイミング発生部330が出力するタイミング信号との位相差を検出する。例えばスキュー検出器340は、当該タイミング信号のエッジをスタートトリガとし、当該出力信号のエッジをストップトリガとして、スタートトリガからストップトリガまでの時間間隔を測定する。例えば、スキュー検出器340は、カウンタを用いて当該時間間隔を測定してよい。
スキュー検出器340は、検出したスキューに基づいて、比較器310における比較タイミングを制御してよい。例えば、マルチレーンの被試験デバイス200を試験する場合、試験装置300は、被試験デバイス200のそれぞれの出力信号を略同時に測定する。この場合、試験装置300は、複数の出力信号に対応して複数のジッタフィルタ回路100及び比較器310を備える。
スキュー検出器340は、複数の比較器310に対応して設けられ、対応する出力信号と、対応する比較器310に与えられるべきタイミング信号とのスキューを検出する。そして、それぞれのスキューの差分を補償したタイミング信号を、対応する比較器310に供給する。
このような構成によりマルチレーンの被試験デバイス200を精度よく試験することができる。
図14は、試験装置300の構成の他の例を示す図である。本例における試験装置300は、マルチレーンの被試験デバイス200を試験する。試験装置300は、上述したように、複数のジッタフィルタ回路(100−1、100−2、以下100と総称する)、複数の比較器(310−1、310−2、以下310と総称する)、評価部320、スキュー検出器340、及びタイミング発生部330を備える。
複数のジッタフィルタ回路100及び複数の比較器310は、被試験デバイス200が出力する複数の出力信号に対応して並列に設けられる。スキュー検出器340は、それぞれの出力信号とタイミング信号とのスキューを検出する。そして、スキューのばらつきを低減するように、それぞれの比較器310−1に与えるタイミング信号の位相を調整する。スキュー検出器340は、それぞれの比較器310−1に対応して設けられてよい。
このような構成によりマルチレーンの被試験デバイス200を精度よく試験することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、請求の範囲の記載から明らかである。
例えば、図1から図14においては、ジッタフィルタ回路100が試験装置300に設けられている例を説明したが、ジッタフィルタ回路100は、被試験デバイス200に設けられていてもよい。例えば、被試験デバイス200は、出力信号を生成する動作回路と、当該出力信号を受け取るジッタフィルタ回路100とを備えてよい。被試験デバイス200の試験時に、ジッタフィルタ回路100を用いて、出力信号から所定の周波数のジッタ成分を除去することにより、クロック再生回路を備えない試験装置により、被試験デバイス200の試験を行うことができる。また、被試験デバイス200の実使用時には、ジッタフィルタ回路100は、当該出力信号を通過させてよい。つまりこの場合、ジッタフィルタ回路100におけるジッタ復調器22及び可変遅延回路12のゲインの積が零となるように設定される。
上記説明から明らかなように、本発明によれば、高コスト且つ試験時間の長いリアルタイムオシロスコープを用いることなく、被試験デバイスのアイダイアグラムを測定し、被試験デバイスを試験することができる。このため、試験コストを低減することができる。
また、クロック再生回路を用いることなく、被試験デバイスのアイダイアグラムを測定することができるので、試験装置の回路構成が複雑になることを防ぐことができる。このため、試験コストを低減することができる。また、マルチレーンの被試験デバイスを低コストで試験することができる。
また、マルチレーンの被試験デバイスを試験する場合に、それぞれの被測定信号と、タイミング信号とのスキューのばらつきを低減することができる。このため、単一の基準タイミングを用いて、伝搬遅延の異なるマルチレーンのシリアルI/Oインターフェイスを同時に試験でき、試験時間及びコストを低減することができる。

Claims (18)

  1. 被試験デバイスを評価する試験装置であって、
    前記被試験デバイスが出力する出力信号からジッタ成分を抽出する抽出部と、
    前記ジッタ成分における所定の周波数成分を通過させるフィルタと、
    前記フィルタが出力する前記ジッタ成分に基づいて、前記出力信号の位相を制御する位相制御部と、
    前記位相制御部が出力する信号に基づいて、前記被試験デバイスを評価する評価部と
    を備える試験装置。
  2. 前記位相制御部は、前記出力信号を、前記フィルタが通過させた前記ジッタ成分に基づく遅延量で遅延させて出力する可変遅延回路を有する
    請求項1に記載の試験装置。
  3. 前記フィルタは、前記被試験デバイスからの出力信号を受信するために用いられるべきクロック再生回路について規定されるフィルタ特性と略同一のフィルタ特性を有し、前記クロック再生回路を用いて前記出力信号の再生クロックを生成した場合に、前記再生クロックに含まれるジッタ成分に応じた信号を生成し、
    前記可変遅延回路は、前記フィルタが出力する前記ジッタ成分を、前記出力信号から除去するべく、前記出力信号を遅延させる
    請求項2に記載の試験装置。
  4. 前記可変遅延回路が出力する信号の電圧値を、与えられるタイミング信号に応じて、所定の参照電圧と比較する比較器を更に備え、
    前記評価部は、前記比較器における比較結果に基づいて、前記被試験デバイスを評価する
    請求項2に記載の試験装置。
  5. 前記比較器に対して、一定周期で前記タイミング信号を与えるタイミング発生部を更に備える
    請求項4に記載の試験装置。
  6. 前記出力信号と、前記タイミング信号との位相差を検出するスキュー検出器を更に備える
    請求項5に記載の試験装置。
  7. 前記試験装置は、前記抽出部、前記フィルタ、前記可変遅延回路、及び前記比較器を、並列に複数備え、
    前記スキュー検出器は、それぞれの前記比較器における前記位相差を検出する
    請求項6に記載の試験装置。
  8. 前記抽出部は、前記出力信号から前記ジッタ成分を復調するジッタ復調器を有する
    請求項1に記載の試験装置。
  9. 前記ジッタ復調器は、
    前記出力信号を所定の時間遅延させた遅延信号を出力する遅延回路と、
    前記出力信号と前記遅延信号との位相差を検出し、前記位相差に基づいて前記ジッタ成分を出力する位相検出器と
    を有する請求項8に記載の試験装置。
  10. 前記ジッタ復調器は、
    前記出力信号のエッジに応じて予め定められたパルス幅のパルス信号を出力するパルス発生器と、
    前記パルス信号から、前記出力信号のキャリア周波数成分を除去することにより、前記出力信号の前記ジッタ成分を復調する低域通過フィルタと
    を有する請求項8に記載の試験装置。
  11. 前期ジッタ復調器は、
    前記出力信号のエッジに応じて予め定められたパルス幅のパルス信号を出力するパルス発生器と、
    前記パルス信号を積分することにより、前記出力信号の前記ジッタ成分を復調する積分器と
    を有する請求項8に記載の試験装置。
  12. 前記出力信号はデータ信号であり、
    前記ジッタ復調器は、
    前記データ信号のデータ値が遷移しないビット境界でデータ値が遷移する相補データ信号を生成する相補データ生成器と、
    前記データ信号及び前記相補データ信号の排他的論理和を出力する排他的論理和回路と、
    前記排他的論理和回路が出力する信号のジッタを復調する復調回路と
    を有する請求項8に記載の試験装置。
  13. 前記フィルタは、前記フィルタ特性が可変である
    請求項1に記載の試験装置。
  14. 前記可変遅延回路は、前記フィルタが出力する前記ジッタ成分に対する、前記出力信号の遅延量のゲインが可変である
    請求項2に記載の試験装置。
  15. 前記ジッタ復調器は、入力される前記ジッタ成分に対する、出力する前記ジッタ成分のゲインが可変である
    請求項1に記載の試験装置。
  16. 被試験デバイスを評価する試験方法であって、
    前記被試験デバイスが出力する出力信号からジッタ成分を抽出する抽出段階と、
    前記ジッタ成分における所定の周波数成分を通過させるフィルタ段階と、
    前記フィルタ段階において出力する前記ジッタ成分に基づいて、前記出力信号の位相を制御する位相制御段階と、
    前記位相制御段階において出力する信号に基づいて、前記被試験デバイスを評価する評価段階と
    を備える試験方法。
  17. 入力信号の位相を、前記入力信号に含まれるジッタ成分に基づいて制御するジッタフィルタ回路であって、
    入力信号からジッタ成分を抽出する抽出部と、
    前記ジッタ成分における所定の周波数成分を通過させるフィルタと、
    前記フィルタが出力する前記ジッタ成分に基づいて、前記入力信号の位相を制御する位相制御部と
    を備えるジッタフィルタ回路。
  18. 入力信号の位相を、前記入力信号に含まれるジッタ成分に基づいて制御するジッタフィルタ方法であって、
    入力信号からジッタ成分を抽出する抽出段階と、
    前記ジッタ成分における所定の周波数成分を通過させるフィルタ段階と、
    前記フィルタ段階において出力する前記ジッタ成分に基づいて、前記入力信号の位相を制御する位相制御段階と
    を備えるジッタフィルタ方法。
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