JP5022359B2 - ジッタ増幅器、ジッタ増幅方法、電子デバイス、試験装置、及び試験方法 - Google Patents

ジッタ増幅器、ジッタ増幅方法、電子デバイス、試験装置、及び試験方法 Download PDF

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Description

本発明は、ジッタ増幅器、ジッタ増幅方法、電子デバイス、試験装置、及び試験方法に関する。特に本発明は、入力信号に含まれるジッタ成分を増幅又は減衰するジッタ増幅器、並びに当該ジッタ増幅器を備える電子デバイス及び試験装置に関する。本出願は、下記の米国出願に関連する。文献の参照による組み込みが認められる指定国については、下記の出願に記載された内容を参照により本出願に組み込み、本出願の一部とする。
1.米国特許出願 第11/390340号 出願日 2006年3月28日
従来、入力信号に含まれるジッタ成分を所定のゲインGで変化させて出力する回路として、PLL(Phase Locked Loop)が知られている。但し、PLLの本来の使用目的は、リファレンス信号に同期した発振信号を生成するものであり、ジッタ成分を変化させて出力する目的の回路ではない。
PLLは、位相検出器、ループフィルタ、電圧制御発振器、及び分周器を備える。位相検出器は、所定のリファレンス信号(入力信号)と発振信号との位相を比較し、位相差に応じた制御信号を出力する。
ループフィルタは、当該制御信号の所定の周波数成分を通過させる。電圧制御発振器は、ループフィルタが通過させた制御信号の電圧レベルに応じた周波数の発振信号を生成する。当該発振信号は、分周器を介して位相検出器にフィードバックされる。PLLはこのような構成により、リファレンス信号に同期した発振信号を生成する。
ここで、位相検出器の伝達関数をKd、ループフィルタの伝達関数をF(s)、電圧制御発振器の伝達関数をK/sとし、分周器の分周比を1とする。この場合、当該PLLの開ループ伝達関数HOPEN(s)は式(1)であらわされる。
Figure 0005022359
また、当該PLLの閉ループ伝達関数HCLOSED(s)は、開ループ伝達関数を用いると、式(2)であらわされる。
Figure 0005022359
以上から、PLLのゲインG(ω)は、制御帯域において式(3)であらわされる。
Figure 0005022359
ここで、ωは角周波数である。
従って、PLLのゲインG(ω)は、1以下、且つ−1以上の範囲となる。
一般にPLLは、発振信号のジッタを低減するべく、ゲインG(ω)がほぼ零となるように設計される。しかし、発振信号をリファレンス信号に位相同期させるべく、低いオフセット周波数領域ではゲインG(ω)をほぼ1とする必要がある。このため、ジッタ減衰器としてPLLを用いても、低いオフセット周波数のジッタを減衰できない。
また上述したように、PLLのゲインG(ω)は、1以下且つ−1以上の範囲であるので、リファレンス信号のジッタ成分を増幅することはできない。つまり、PLLはジッタ増幅器として機能することはできない。
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできるジッタ増幅器、ジッタ増幅方法、電子デバイス、試験装置、及び試験方法を提供することを目的とする。この目的は請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
即ち、本発明の第1の形態によると、入力信号に含まれるジッタ成分を増幅又は減衰するジッタ増幅器であって、入力信号からジッタ成分を復調するジッタ復調器と、ジッタ成分に基づいて、入力信号の位相を制御することにより、ジッタ成分を増幅又は減衰する増幅回路とを備えるジッタ増幅器を提供する。
増幅回路は、入力信号を、ジッタ成分に基づく遅延量で遅延させて出力する可変遅延回路を有してよい。
ジッタ復調器は、ジッタ成分に応じた電圧を出力し、可変遅延回路は、ジッタ復調器が出力する電圧値に応じた遅延量で、入力信号を遅延させてよい。
ジッタ復調器は、ジッタ成分に応じた電流を出力し、可変遅延回路は、ジッタ復調器が出力する電流値に応じた遅延量で、入力信号を遅延させてよい。
ジッタ復調器は、入力信号の周期ジッタを復調してよい。
ジッタ復調器は、入力信号のエッジに応じて予め定められたパルス幅のパルス信号を出力するパルス発生器と、パルス信号から、入力信号のキャリア周波数成分を除去することにより、周期ジッタを復調する低域通過フィルタとを有してよい。
ジッタ復調器は、入力信号のタイミングジッタを復調してよい。
ジッタ復調器は、入力信号のエッジに応じて予め定められたパルス幅のパルス信号を出力するパルス発生器と、パルス信号から、入力信号のキャリア周波数成分を除去することにより、周期ジッタを復調する低域通過フィルタと、低域通過フィルタが出力する周期ジッタを積分することにより、入力信号のタイミングジッタを復調する積分器とを有してよい。
入力信号はデータ信号であり、ジッタ復調器は、データ信号のジッタを復調してよい。
ジッタ復調器は、データ信号のデータ値が遷移しないビット境界でデータ値が遷移する相補データ信号を生成する相補データ生成器と、データ信号及び相補データ信号の排他的論理和を出力する排他的論理和回路と、排他的論理和回路が出力する信号のジッタを復調する復調回路とを有してよい。
入力信号に含まれるジッタ成分に対する、ジッタ復調器が出力するジッタ成分の増幅率を制御するゲイン制御部を更に備えてよい。
ゲイン制御部は、可変遅延回路においてジッタ成分がキャンセルされるように、ジッタ復調器における増幅率を制御してよい。
可変遅延回路は、ジッタ復調器が出力する電圧値又は電流値に対して遅延量が略線形に変化してよい。
ジッタ増幅器は、第1及び第2のジッタ復調器と、第1及び第2の増幅回路とを備え、第1のジッタ復調器は、入力信号からジッタ成分を抽出し、第1の増幅回路は、第1のジッタ復調器が抽出したジッタ成分に基づいて、入力信号の位相を制御することにより、入力信号におけるジッタ成分を増幅又は減衰し、第2のジッタ復調器は、第1の増幅回路が出力する信号に含まれるジッタ成分を抽出し、第2の増幅回路は、第2のジッタ復調器が抽出したジッタ成分に基づいて、第1の増幅回路が出力する信号の位相を制御することにより、当該信号におけるジッタ成分を増幅又は減衰してよい。
本発明の第2の形態においては、入力信号に含まれるジッタ成分を増幅するジッタ増幅方法であって、入力信号からジッタ成分を復調するジッタ復調段階と、ジッタ成分に基づいて、入力信号の位相を制御することにより、ジッタ成分を増幅又は減衰する増幅段階とを備えるジッタ増幅方法を提供する。
本発明の第3の形態においては、出力信号を出力する電子デバイスであって、出力信号を生成する動作回路と、出力信号に含まれるジッタ成分を増幅又は減衰して出力するジッタ増幅器とを備え、ジッタ増幅器は、出力信号からジッタ成分を復調するジッタ復調器と、ジッタ成分に基づいて、出力信号の位相を制御することにより、ジッタ成分を増幅又は減衰する増幅回路とを有する電子デバイスを提供する。
本発明の第4の形態においては、入力信号が入力される電子デバイスであって、入力信号に含まれるジッタ成分を増幅又は減衰して出力するジッタ増幅器と、ジッタ増幅器が出力する信号に基づいて動作する動作回路とを備え、ジッタ増幅器は、入力信号からジッタ成分を復調するジッタ復調器と、ジッタ成分に基づいて、入力信号の位相を制御することにより、ジッタ成分を増幅又は減衰する増幅回路とを有する電子デバイスを提供する。
本発明の第5の形態においては、電子デバイスを試験する試験装置であって、電子デバイスに入力すべき試験信号を生成するパターン発生部と、試験信号にジッタ成分を印加するジッタ印加部と、試験信号に印加されたジッタ成分を増幅又は減衰するジッタ増幅器と、増幅器が出力する信号を電子デバイスに入力するドライバとを備え、ジッタ増幅器は、試験信号からジッタ成分を復調するジッタ復調器と、ジッタ成分に基づいて、試験信号の位相を制御することにより、ジッタ成分を増幅する増幅回路とを有する試験装置を提供する。
本発明の第6の形態においては、電子デバイスを試験する試験装置であって、電子デバイスの出力信号のジッタ成分を増幅又は減衰するジッタ増幅器と、ジッタ増幅器が出力する出力信号の測定するコンパレータと、コンパレータにおける測定結果に基づいて、電子デバイスの良否を判定する判定部とを備え、ジッタ増幅器は、試験信号からジッタ成分を復調するジッタ復調器と、ジッタ成分に基づいて、試験信号の位相を制御することにより、ジッタ成分を増幅する増幅回路とを有する試験装置を提供する。
本発明の第7の形態においては、電子デバイスを試験する試験方法であって、電子デバイスに入力すべき試験信号を生成するパターン発生段階と、試験信号にジッタ成分を印加するジッタ印加段階と、試験信号に印加されたジッタ成分を増幅又は減衰するジッタ増幅段階と、増幅段階において出力する信号を電子デバイスに入力するドライバ段階とを備え、ジッタ増幅段階は、試験信号からジッタ成分を復調するジッタ復調段階と、ジッタ成分に基づいて、試験信号の位相を制御することにより、ジッタ成分を増幅する増幅段階とを有する試験方法を提供する。
本発明の第8の形態においては、電子デバイスを試験する試験方法であって、電子デバイスの出力信号のジッタ成分を増幅又は減衰するジッタ増幅段階と、ジッタ増幅段階において出力する出力信号の測定するコンパレータ段階と、コンパレータ段階における測定結果に基づいて、電子デバイスの良否を判定する判定段階とを備え、ジッタ増幅段階は、試験信号からジッタ成分を復調するジッタ復調段階と、ジッタ成分に基づいて、試験信号の位相を制御することにより、ジッタ成分を増幅又は減衰する増幅段階とを有する試験方法を提供する。
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションも又発明となりうる。
上記説明から明らかなように、本発明によれば、入力信号に含まれるジッタ成分を増幅又は減衰することができる。
図1は、本発明の実施形態に係るジッタ増幅器100の構成の一例を示す図である。 図2は、抽出部20に入力される入力信号の波形、及び増幅回路10が出力する出力信号の波形の一例を示す図である。 図3は、ジッタ復調器22の構成の一例を示す図である。 図4は、図3において説明したパルス発生器30の動作の一例を示す図である。 図5は、ジッタ復調器22の構成の他の例を示す図である。 図6は、ジッタ復調器22の詳細な構成の一例を示す図である。 図7は、図6において説明した積分器70が出力する制御信号の波形の一例を示す図である。 図8は、ジッタ復調器22の構成の他の例を示す図である。 図9は、相補データ生成器40の動作の一例を示すタイミングチャートである。 図10は、相補データ生成器40の構成の一例を示す図である。 図11は、ジッタ増幅器100の構成の他の例を示す図である。 図12は、ジッタ増幅器100の構成の他の例を示す図である。 図13は、本発明の実施形態に係る電子デバイス200の構成の一例を示す図である。 図14は、電子デバイス200の構成の他の例を示す図である。 図15は、本発明の実施形態に係る試験装置300の構成の一例を示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の実施形態に係るジッタ増幅器100の構成の一例を示す図である。ジッタ増幅器100は、与えられる入力信号に含まれるジッタ成分を増幅又は減衰する回路である。本例においてジッタ増幅器100は、半導体回路等の電子デバイス200が出力する信号を入力信号として受け取る。ジッタ増幅器100は、抽出部20及び増幅回路10を備える。
抽出部20は、ジッタ復調器22を有し、入力信号に含まれるジッタ成分を抽出する。例えば、抽出部20には、入力信号が分岐して与えられる。また、ジッタ復調器22は、入力信号から、当該ジッタ成分を復調する。例えばジッタ復調器22は、入力信号のタイミングジッタを復調してよく、周期ジッタを復調してもよい。ジッタ復調器22の構成及び動作は、図3から図10において後述する。
増幅回路10は、抽出部20が抽出したジッタ成分に基づいて当該入力信号の位相を制御することにより、入力信号におけるジッタ成分を増幅又は減衰する。例えば、増幅回路10は、抽出部20と並列に入力信号が与えられる。増幅回路10は、当該ジッタ成分に基づく遅延量で当該入力信号を遅延させることにより、入力信号におけるジッタ成分を増幅又は減衰させる可変遅延回路12を有してよい。
ジッタ復調器22は、ジッタ成分に応じて可変遅延回路12における遅延量を制御する。例えば、可変遅延回路12は、与えられる制御信号のレベルに応じた遅延量を生成する回路であり、ジッタ復調器22は、復調したジッタ成分のジッタ量に応じたレベルの制御信号を生成する。
ジッタ復調器22は、ジッタ成分に応じた電圧を制御信号として出力してよい。この場合、可変遅延回路12は、制御信号の電圧値に応じた遅延量で入力信号を遅延させる。またジッタ復調器22は、ジッタ成分に応じた電流を制御信号として出力してもよい。この場合、可変遅延回路12は、制御信号の電流値に応じた遅延量で入力信号を遅延させる。
可変遅延回路12における遅延量は、ジッタ復調器22が出力する電圧値又は電流値に対して略線形に変化することが好ましい。
図2は、抽出部20に入力される入力信号の波形、及び増幅回路10が出力する出力信号の波形の一例を示す図である。図2において、時刻T、2T、3T、・・・は、入力信号がエッジを有するべき理想的なタイミングを示す。つまり、Tは入力信号の周期を示す。
入力信号に含まれるジッタ成分により、入力信号の各エッジの位相は、理想的なタイミングに対してずれを有している。例えば、入力信号の第1のエッジ(時刻Tに対応するエッジ)は、理想的なタイミングに対してTJ1のずれを有し、第2のエッジ(時刻2Tに対応するエッジ)は、理想的なタイミングに対してTJ2のずれを有する。抽出部20は、理想的なタイミングに対する各エッジの位相ずれを検出する。抽出部20は、入力信号のそれぞれの周期において、当該位相ずれを検出してよい。
また、本例において抽出部20は、入力信号の各パルスの立ち上がりエッジの位相ずれを検出したが、他の例においては、各パルスの立ち下がりエッジの位相ずれを検出してよく、また立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジの位相ずれを検出してもよい。また、抽出部20は、入力信号の理想周期Tに対する各周期の周期ずれを、それぞれの周期毎に検出してもよい。
抽出部20は、入力信号の各周期において検出したジッタ成分に基づいて、可変遅延回路12における遅延量を制御する。ここで、可変遅延回路12は、入力信号の各周期において異なる遅延量が設定されてよい。抽出部20は、入力信号の各周期において検出したジッタ量に応じて、入力信号の対応する周期における可変遅延回路12の遅延量を制御してよい。
例えば、ジッタ成分を増幅させる場合において、第2のエッジのように、エッジの位相が理想的なタイミング2Tより遅れている場合、可変遅延回路12は、当該エッジに対する遅延量を、ジッタ量TJ2に応じて増大させることにより、当該エッジの位相を更に遅らせ、ジッタ量TJ2を増幅する。
また、ジッタ成分を増幅させる場合において、第1のエッジのように、エッジの位相が理想的なタイミングTより進んでいる場合、可変遅延回路12は、当該エッジに対する遅延量を、ジッタ量TJ1に応じて減少させることにより、当該エッジの位相を更に進ませ、ジッタ量TJ1を増幅させる。
また、可変遅延回路12には、初期遅延量として所定の遅延量が設定されていることが好ましい。つまり、可変遅延回路12は、ジッタが無いエッジを当該初期遅延量に基づいて遅延させる。これにより、エッジの位相が理想的なタイミングより進んでいる場合においても、遅延量を減少させることにより、当該エッジの位相を更に進めることができる。
図2に示すように、可変遅延回路12におけるジッタ成分の増幅率は、1+αにより示される。ここでαは、ジッタ復調器22及び可変遅延回路12におけるゲインにより定まる。つまり、ジッタ復調器22に入力されるジッタ成分のジッタ量に対する、ジッタ復調器22が出力する制御信号のレベルのゲインをKJD、制御信号のレベルに対する可変遅延回路12における遅延量のゲインをKVDとすると、α=KJD×KVDとなる。
αが正であれば、入力信号のジッタ成分が増幅され、αが負であれば、入力信号のジッタ成分は減衰される。特に、αが−1であるとき、入力信号のジッタ成分はキャンセルされ、可変遅延回路12は、ジッタのない出力信号を生成することができる。つまり、ジッタ復調器22又は可変遅延回路12の少なくとも一方のゲインを調整することにより、ジッタ成分を所望の増幅率又は減衰率で、増幅又は減衰することができる。
また、可変遅延回路12における遅延量は、与えられる制御信号のレベルに応じて線形に変化することが好ましい。つまり、可変遅延回路12における遅延量τは、式(4)であらわされることが好ましい。
Figure 0005022359
但し、τは上述した初期遅延量、KVDは可変遅延回路12におけるゲイン、VCTRLは、制御信号のレベルを示す。
また、入力信号におけるk番目のデータ遷移のタイミングジッタ(TJ1、TJ2、・・・、TJk、・・・)をΔφIN、kとし、タイミングジッタΔφIN、kがジッタ復調器22で復調された信号のレベルをVCTRL、kとし、可変遅延回路12が出力する出力信号におけるk番目のデータ遷移のタイミングジッタをΔφOUT、kとする。入力信号のk番目のデータ遷移が生じたとき、ジッタ復調器22はk番目のデータ遷移におけるタイミングジッタΔφIN、kを検出して、制御信号VCTRL、kを出力する。このとき、制御信号VCTRL、kは、式(5)で示される。
Figure 0005022359
但し、KJDはジッタ復調器22におけるゲインを示す。
式(4)及び式(5)から、入力信号のk番目のデータ遷移が生じてから、出力信号のk番目のデータ遷移が生じるまでの可変遅延回路12の遅延時間τは式(6)となる。
Figure 0005022359
また、入力信号のk番目にデータ遷移が生じる時刻tは、式(7)となる。
Figure 0005022359
式(6)及び式(7)から、出力信号においてk番目のデータ遷移が生じる時刻t'は、式(8)となる。
Figure 0005022359
式(8)の右辺第2項が出力信号のタイミングジッタΔφOUT,kとなり、入力信号のタイミングジッタは、上述したように1+α=1+KVD×KJDとなる。
以上においては、タイミングジッタを例として説明したが、周期ジッタについても、同様である。
また、ジッタ増幅器100は、例えば入力信号のk番目のデータ遷移のタイミングジッタを検出し、当該ジッタ成分に基づいて入力信号のk番目のデータ遷移のタイミングを制御する。このため、ジッタ復調器22は、可変遅延回路12がk番目のデータ遷移を出力するまでに、k番目のデータ遷移におけるジッタ成分を検出し、可変遅延回路12における遅延量を制御する必要がある。
このため、ジッタ増幅器100は、ジッタ復調器22におけるジッタ成分の検出に必要な時間に応じて、可変遅延回路12に入力信号を入力するタイミングを遅らせる手段を更に備えてよい。例えば、可変遅延回路12の前段に、所定の遅延量の遅延回路を更に備えてよい。
また、可変遅延回路12が複数の遅延要素を直列に接続させる構成である場合、可変遅延回路12は、前段の所定の数の遅延要素の遅延量を可変させず、後段の遅延要素の遅延量を可変させることにより、入力信号に対する遅延量を変化させてもよい。当該前段の所定の数の遅延要素の固定遅延量は、ジッタ復調器22がジッタ成分を復調するのに必要な時間より大きいことが好ましい。
これらの構成により、入力信号のk番目のデータ遷移におけるジッタ成分に応じて、入力信号のk番目のデータ遷移の位相を制御することができる。
図3は、ジッタ復調器22の構成の一例を示す図である。本例におけるジッタ復調器22は、入力信号の周期ジッタを復調する回路であり、パルス発生器30及び低域通過フィルタ50を有する。
パルス発生器30は、入力信号のエッジに応じて予め定められたパルス幅のパルス信号を出力する。低域通過フィルタ50は、パルス信号から、入力信号のキャリア周波数成分を除去することにより、入力信号の周期ジッタを復調する。
図4は、図3において説明したパルス発生器30の動作の一例を示す図である。本例においてパルス発生器30は、入力信号の立ち上がりエッジに応じて予め定められたパルス幅Wのパルス信号を出力する。
係るパルス信号から、入力信号のキャリア周波数成分を除去することにより、入力信号の周期ジッタに応じた制御信号を生成することができる。また、ジッタ復調器22は、低域通過フィルタ50が出力する制御信号のレベルを、入力信号の理想周期に応じた周期でサンプル・ホールドし、可変遅延回路12に供給するサンプル・ホールド回路を更に有してもよい。これにより、より精度よく周期ジッタを増幅又は減衰することができる。
図5は、ジッタ復調器22の構成の他の例を示す図である。本例におけるジッタ復調器22は、入力信号のタイミングジッタを復調する回路であって、図3に関連して説明したジッタ復調器22の構成に加え、積分器70を更に備える。パルス発生器30及び低域通過フィルタ50は、図3に示したパルス発生器30及び低域通過フィルタ50と同一である。
積分器70は、低域通過フィルタ50が出力する周期ジッタを積分することにより、入力信号のタイミングジッタを復調する。例えば積分器70は、図4に示したパルス信号がH論理を示す間、所定の増加率で信号レベルが増加し、当該パルス信号がL論理を示す間、所定の減少率で信号レベルが減少する制御信号を出力する。このような動作により、積分器70は、入力信号のタイミングジッタを復調することができる。但し、積分器70の動作は当該動作例には限定されない。積分器70の動作は、入力信号のタイミングジッタを復調できる動作であればよい。
また、ジッタ復調器22は、入力信号の周期ジッタ又はタイミングジッタのいずれを出力するかを切り替えるスイッチ80を更に有してもよい。スイッチ80は、低域通過フィルタ50が出力する周期ジッタ、又は積分器70が出力するタイミングジッタのいずれかを選択して可変遅延回路12に供給する。
図6は、ジッタ復調器22の詳細な構成の一例を示す図である。本例におけるパルス発生器30は、可変遅延回路32及び排他的論理和回路34を有する。可変遅延回路32は、パルス発生器30が出力するパルス信号が有するべきパルス幅Wに応じた遅延量で、入力信号を遅延させる。排他的論理和回路34は、入力信号と、可変遅延回路32が出力する信号との排他的論理和を出力する。このような構成により、図4に示したパルス信号を生成することができる。但し、パルス発生器30の構成は、当該構成に限定されない。例えばパルス発生器30は、論理積回路等を用いた構成をとることもできる。
本例における積分器70は、ソース電流源72、シンク電流源76、キャパシタ78、及び充放電制御部74を有する。ソース電流源72は、制御信号の上述した増加率を規定するソース電流を生成し、シンク電流源76は、制御信号の上述した減少率を規定するシンク電流を生成する。
キャパシタ78は、ソース電流源72及びシンク電流源76によって充放電されることにより、制御信号の電圧レベルを生成する。また、充放電制御部74は、パルス信号がH論理を示す間、ソース電流に基づいてキャパシタを充電し、パルス信号がL論理を示す間、ソース電流からシンク電流を減じた電流に基づいてキャパシタを放電する。
このような構成により、入力信号のタイミングジッタを復調した制御信号を生成することができる。
図7は、図6において説明した積分器70が出力する制御信号の波形の一例を示す図である。また、本例におけるパルス発生器30は、入力信号の立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジに応じてパルス信号を出力する。
上述したように、積分器70は、パルス信号がH論理を示す間、所定の増加率で信号レベルが増加し、パルス信号がL論理を示す間、所定の減少率で信号レベルが減少する制御信号を出力する。図7においては、当該制御信号を点線で示す。入力信号にジッタがない場合、点線で示される制御信号の極値は所定のレベルとなる。例えば、極小値は略零のレベルとなり、極大値は一定のレベルとなる。しかし、入力信号にタイミングジッタがある場合、図7に示すようにそれぞれの極値は、当該所定のレベルに対してジッタ量に応じた差分ΔVを有する。
係る制御信号に基づいて可変遅延回路12における遅延量を制御することにより、タイミングジッタ成分を増幅又は減衰することができる。また、積分器70は、当該制御信号を、入力信号のエッジに応じてサンプル・ホールドして可変遅延回路12に供給するサンプル・ホールド回路を更に有してよい。サンプル・ホールド回路は、パルス発生器30が出力する信号がH論理を示す間、制御信号を通過して可変遅延回路12に入力し、パルス発生器30が出力する信号がL論理を示す間、制御信号の信号レベルをホールドして可変遅延回路12に入力してよい。
また、積分器70は、当該制御信号を平均化して可変遅延回路12に供給する平均化回路を更に有してもよい。平均化回路が出力する波形は、図7において実線で示す制御信号の波形となる。
平均化回路は、制御信号の予め定められた高帯域成分を除去してよい。例えば、平均化回路は、制御信号を時間平均することにより、入力信号のタイミングジッタの移動平均値を出力してよい。また平均化回路は、積分器70が出力する制御信号から、入力信号にタイミングジッタが無い場合に積分器70が出力する信号の成分を除去することにより、タイミングジッタの移動平均値を出力してもよい。平均化回路は、例えばローパスフィルタを用いることにより、上述した機能を実現してよい。
図8は、ジッタ復調器22の構成の他の例を示す図である。本例において入力信号はデータ信号であり、ジッタ復調器22は、当該データ信号のジッタを復調する。本例におけるジッタ復調器22は、相補データ生成器40、排他的論理和回路60、及び復調回路90を有する。
相補データ生成器40は、データ信号のデータ値が遷移しないビット境界で、データ値が遷移する相補データ信号を生成する。
排他的論理和回路60は、データ信号と相補データ信号との排他的論理和を出力する。
復調回路90は、排他的論理和回路60が出力する信号のジッタを復調する。復調回路90は、図3に関連して説明したジッタ復調器22と同一の構成を有してよく、図5に関連して説明したジッタ復調器22と同一の構成を有してもよい。
図9は、相補データ生成器40の動作の一例を示すタイミングチャートである。相補データ生成器40は、入力データ信号を受け取り、入力データ信号の相補データ信号(complementary data signal)を生成する。相補データ信号とは、入力データ信号のデータ区間の境界毎に、当該データ区間の境界において入力データ信号のデータ値の遷移が無いことを条件としてエッジが設けられる信号である。例えば、相補データ信号は、入力データ信号のエッジと、相補データ信号のエッジとを同一の時間軸に並べた場合に、これらのエッジが略同一の時間間隔で配列される信号であってよい。また、入力データ信号のデータ区間とは、例えばシリアル伝送される入力データ信号において連続しない一つのデータが保持される時間を指す。また、多値化して伝送される入力データ信号においては、シンボルのデータが保持される時間を指してもよい。つまり、データ区間とは、入力データ信号のビット間隔であってよく、またシンボル間隔であってもよい。例えば、図9においては、入力データ信号のデータ区間はTであり、時間(0−6T)におけるデータパターンは、110001である。
図9に示した例においては、区間(0−T、T−2T、2T−3T、・・・)が、データ区間(D1、D2、D3、・・・)に対応する。また、それぞれのデータ区間の境界は、(0、T、2T、3T、・・・)である。本例において、データ区間の境界(0、2T、5T)で、入力データ信号のデータ値が遷移し、データ区間の境界(T、3T、4T)において、入力データ信号のデータ値が遷移しない。このため、相補データ生成器40は、入力データ信号のエッジが存在しないデータ区間の境界(T、3T、4T)においてエッジを有する相補データ信号を生成する。
入力データ信号は、略一定のデータ区間を有するので、入力データ信号のエッジのタイミングは、タイミング(0、T、2T、・・・)のいずれかと略同一となる。このような場合、相補データ生成器40は、入力データ信号のエッジが存在しないデータ区間の境界で、エッジを有する相補データ信号を生成することが好ましい。これにより、入力データ信号及び相補データ信号の双方のエッジを考慮すると、略一定間隔にエッジが配列される。このような動作により、ジッタ復調器22は、略一定間隔で動作することができ、動作間隔等の差異による出力のバラツキを低減し、精度よくジッタを復調することができる。
排他的論理和回路60は、入力データ信号及び相補データ信号の排他的論理和を出力する。これにより、略一定間隔にエッジが配列された信号を生成することができる。そして、当該信号には、入力データ信号のジッタ成分が保存される。
復調回路90は、当該信号のエッジに応じたパルス信号を出力し、当該パルス信号に基づいてジッタ成分を復調する。相補データ信号のジッタに依存した制御信号が可変遅延回路12に出力されている場合、可変遅延回路12に入力されるデータ信号はデータ遷移しない。このため、相補データ信号のジッタに応じて可変遅延回路12の遅延時間が変化した場合であっても、可変遅延回路12の出力信号波形には影響を与えない。即ち、相補データ信号にジッタが含まれた場合であっても、当該ジッタの影響を排除し、入力データ信号に含まれるジッタのみを増幅又は減衰した出力信号を生成することができる。
図10は、相補データ生成器40の構成の一例を示す図である。本例における相補データ生成器40は、クロック再生器41、第1のDフリップフロップ42、第2のDフリップフロップ43、一致検出器44、第3のDフリップフロップ45、及び分周器46を有する。
クロック再生器41は、入力データ信号に基づいて、入力データ信号のデータ区間と略同一の周期を有するクロック信号を生成する。第1のDフリップフロップ42は、入力データ信号を、当該クロック信号に応じて取り込み、出力する。
第2のDフリップフロップ43は、第1のDフリップフロップ42が出力する信号を、当該クロック信号に応じて取り込み、出力する。つまり、第2のDフリップフロップ43は、第1のDフリップフロップ42が出力する信号を、入力データ信号のデータ区間の1周期分遅延させて出力する。
一致検出器44は、第1のDフリップフロップ42が出力する信号の値と、第2のDフリップフロップ43が出力する信号の値とが一致した場合にH論理を示す一致信号を出力する。
第3のDフリップフロップ45は、一致検出器44が出力する信号を、当該クロック信号に応じて取り込んで出力し、当該出力信号により内部データがリセットされる。つまり、第3のDフリップフロップ45は、当該クロック信号の立ち上がりエッジを受け取ったときに、一致検出器44から受け取る信号が論理値Hを示す場合に、入力データ信号のデータ区間より短い微少パルス幅のパルスを出力する。
分周器46は、第3のDフリップフロップ45が出力する信号を2分周し、相補データ信号を生成する。ここで2分周とは、第3のDフリップフロップ45が出力する信号の立ち上がりエッジ、又は立ち下がりエッジのいずれかに応じて論理値が遷移する信号を生成することをいう。
このような構成により、入力データ信号の相補データ信号を容易に生成することができる。また、相補データ生成器40の構成は、当該構成例には限定されない。相補データ生成器40は、多様な構成を有することができる。
図11は、ジッタ増幅器100の構成の他の例を示す図である。本例におけるジッタ増幅器100は、図1に関連して説明したジッタ増幅器100に対し、抽出部20の構成が異なる。増幅回路10は、図1に関連して説明した増幅回路10と同一である。
本例における抽出部20は、図1に関連して説明した抽出部20の構成に加え、ゲイン制御部24を更に有する。ジッタ復調器22は、図1に関連して説明したジッタ復調器22と同一である。
ゲイン制御部24は、ジッタ復調器22のゲインKJDを制御する。上述したように、ジッタ復調器22のゲインとは、入力信号に含まれるジッタ成分に対する、ジッタ復調器22が出力するジッタ成分の増幅率である。
ゲイン制御部24は、ジッタ復調器22のゲインKJDを、正又は負の任意の値に設定してよい。これにより、ジッタ増幅器100は、入力信号に含まれるジッタ成分を増幅する機能と、減衰する機能との2つの機能を有する。また、ゲイン制御部24は、ジッタ復調器22の回路のパラメータを制御することによりゲインを制御してよい。この場合、ゲイン制御部24は、例えば図6において説明したソース電流源72、シンク電流源76における電流量を制御することにより、当該ゲインを制御してよい。
またゲイン制御部24は、ジッタ復調器22が出力する信号を増幅又は減衰する手段を有してよく、その他の手段によりジッタ成分に対するゲインを制御してもよい。
また、ゲイン制御部24は、可変遅延回路12において入力信号のジッタ成分がキャンセルされるように、ジッタ復調器22におけるゲインを制御してよい。つまり、上述した1+αが略零となるように、ジッタ復調器22におけるゲインを制御してよい。これにより、ジッタ増幅器100は、入力信号に含まれるジッタ成分を除去することができる。
図12は、ジッタ増幅器100の構成の他の例を示す図である。本例におけるジッタ増幅器100は、第1の抽出部20−1、第2の抽出部20−2、第1の増幅回路10−1、及び第2の増幅回路10−2を備える。第1及び第2の抽出部20は、図1から図11に関連して説明した抽出部20と同一の構成を有する。また第1及び第2の増幅回路10は、図1から図11に関連して説明した増幅回路10と同一の構成を有する。
第1の抽出部20−1は、入力信号を受け取り、入力信号からジッタ成分を抽出し、第1の増幅回路10−1における遅延量を制御する。第1の増幅回路10−1は、入力信号を受け取り、第1の抽出部20−1が抽出したジッタ成分に基づいて、入力信号の位相を制御することにより、入力信号におけるジッタ成分を増幅又は減衰させる。
第2の抽出部20−2は、第1の増幅回路10−1が出力する信号を受け取り、当該信号に含まれるジッタ成分を抽出する。第2の増幅回路10−1は、第1の増幅回路10−1が出力する信号を受け取り、第2の抽出部20−2が抽出したジッタ成分に基づいて、当該信号の位相を制御することにより、当該信号に含まれるジッタ成分を増幅又は減衰させる。
このような構成により、入力信号に含まれるジッタ成分の増幅率又は減衰率を、相乗的に増大させることができる。例えば増幅回路10の1段当たりの増幅率に制限がある場合であっても、大きな増幅率でジッタ成分を増幅させることができる。
本例におけるジッタ増幅器100は、増幅回路10及び抽出部20を2段ずつ有しているが、更に多段の増幅回路10及び抽出部20を有していてもよい。
図13は、本発明の実施形態に係る電子デバイス200の構成の一例を示す図である。電子デバイス200は、動作回路210及びジッタ増幅器100を備える。ジッタ増幅器100は、図1から図12において説明したジッタ増幅器100と同一である。
動作回路210は、電子デバイス200が出力すべき出力信号を生成する。例えば動作回路210は、外部から与えられる信号に応じて出力信号を生成する回路であってよい。
ジッタ増幅器100は、動作回路210の出力信号のジッタ成分を増幅又は減衰する。
このような構成により、電子デバイス200の出力信号のジッタ成分を任意に増幅又は減衰することができる。例えば、ジッタ増幅器100により、出力信号のジッタ成分をキャンセルすることにより、電子デバイス200は、ジッタが略零である出力信号を出力することができる。
また、ジッタ増幅器100は、電子デバイス200の実使用時においてはジッタ成分をキャンセルするように動作し、電子デバイス200の試験時においては動作回路210の出力信号を通過させるように動作してもよい(即ち、α=0)。これにより、電子デバイス200の試験時には動作回路210の性能を試験することができ、且つ電子デバイス200の実使用時においてはジッタを低減した出力信号を出力することができる。
図14は、電子デバイス200の構成の他の例を示す図である。本例における電子デバイス200は、ジッタ増幅器100及び動作回路210を備える。ジッタ増幅器100は、電子デバイス200に入力される入力信号に含まれるジッタ成分を増幅又は減衰して出力する。
動作回路210は、ジッタ増幅器100が出力する信号に基づいて動作する。
このような構成により、動作回路210に入力される信号のジッタ成分を任意に増幅又は減衰することができる。例えば、電子デバイス200の実動作時においては、ジッタ増幅器100により、入力信号のジッタ成分をキャンセルしてよい。これにより、動作回路210は、ジッタが略零である入力信号に基づいて動作することができる。このため、入力信号にジッタが含まれている場合であっても、動作回路210におけるエラーを低減することができる。
また、電子デバイス200の試験時においては、動作回路210は入力信号を通過させてよく、また入力信号に含まれるジッタ成分のジッタ量を所望の大きさに制御してもよい。例えば、外部の試験装置が印加できるジッタ量に制限がある場合であっても、電子デバイス200の内部においてジッタ量を増幅させ、動作回路210のジッタ耐力試験を行うことができる。
また、ジッタ増幅器100は、電子デバイス200の実動作時又は試験時のいずれかにおいては、入力信号を通過させてもよい。
図15は、本発明の実施形態に係る試験装置300の構成の一例を示す図である。試験装置300は、半導体回路等の電子デバイス200を試験する試験装置であって、パターン発生部310、ジッタ印加部330、複数のジッタ増幅器100、ドライバ340、コンパレータ350、及び判定部360を備える。
パターン発生部310は、電子デバイス200に入力すべき試験信号を生成する。ジッタ印加部330は、試験信号に印加すべきジッタ成分を生成し、試験信号に印加する。例えばジッタ印加部330は、試験信号に周期ジッタ又はタイミングジッタを印加する。
第1のジッタ増幅器100−1は、ジッタ成分が印加された試験信号を受け取り、当該ジッタ成分を増幅して出力する。ドライバ340は、第1のジッタ増幅器100−1が出力する試験信号を電子デバイス200に入力する。このような構成により、電子デバイス200に対して、所望量のジッタ成分を印加することができる。例えば、ジッタ印加部330が生成できるジッタ量に制限がある場合であっても、大きなジッタ成分を試験信号に印加することができる。これにより、電子デバイス200のジッタ耐力を、より広い範囲で試験することができる。
第2のジッタ増幅器100−2は、電子デバイス200が試験信号に応じて出力する出力信号を受け取り、当該出力信号に含まれるジッタ成分を増幅して出力する。例えば、コンパレータ350は、第2のジッタ増幅器100−2が出力する出力信号に含まれるジッタ成分を検出する。判定部360は、コンパレータ350が検出したジッタ成分に基づいて、電子デバイス200の良否を判定する。例えば判定部360は、コンパレータ350が検出したジッタ成分が所定の範囲内であるか否かに基づいて、電子デバイス200の良否を判定してよい。
このような構成により、出力信号に含まれるジッタ成分を増幅し、ジッタ成分をより精度よく検出することができる。
また、第1のジッタ増幅器100−1を用いて電子デバイス200のジッタ耐力試験を行う場合、第1のジッタ増幅器100−1は、ジッタを増幅して信号を出力し、第2のジッタ増幅器100−2は、電子デバイス200の出力信号のジッタ成分を増幅させずに通過して、または、減衰してコンパレータ350に入力してよい。この場合、判定部360は、当該出力信号におけるエラーに基づいて電子デバイス200の良否を判定してよい。
また、電子デバイス200のジッタ耐力試験を行わない場合、第1のジッタ増幅器100−1は、入力される試験信号におけるジッタ成分を増幅せずに通過させてよい。
また、本例における試験装置300は、第1のジッタ増幅器100−1及び第2のジッタ増幅器100−2の双方を有しているが、他の例においては、試験装置300は、いずれかのジッタ増幅器100を有さなくともよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、請求の範囲の記載から明らかである。

Claims (17)

  1. 入力信号に含まれるジッタ成分を増幅又は減衰するジッタ増幅器であって、
    前記ジッタ成分に応じた電圧又は電流を出力して前記入力信号から前記ジッタ成分を復調するジッタ復調器と、
    前記入力信号を、前記ジッタ成分に基づく遅延量で遅延させて出力する可変遅延回路を有し、前記復調されたジッタ成分に基づいて、前記入力信号の位相を制御することにより、前記ジッタ成分を増幅又は減衰する増幅回路と
    を備え
    前記可変遅延回路は、前記ジッタ復調器が出力する電圧値又は電流値に対して遅延量が略線形に変化するように、前記ジッタ復調器が出力する前記電圧値又は前記電流値に応じた遅延量で、前記入力信号を遅延させる
    ジッタ増幅器。
  2. 前記ジッタ復調器は、前記入力信号の周期ジッタを復調する
    請求項に記載のジッタ増幅器。
  3. 前記ジッタ復調器は、
    前記入力信号のエッジに応じて予め定められたパルス幅のパルス信号を出力するパルス発生器と、
    前記パルス信号から、前記入力信号のキャリア周波数成分を除去することにより、前記周期ジッタを復調する低域通過フィルタと
    を有する請求項に記載のジッタ増幅器。
  4. 前記ジッタ復調器は、前記入力信号のタイミングジッタを復調する
    請求項1から3のいずれか1項に記載のジッタ増幅器。
  5. 前記ジッタ復調器は、
    前記入力信号のエッジに応じて予め定められたパルス幅のパルス信号を出力するパルス発生器と、
    前記パルス信号から、前記入力信号のキャリア周波数成分を除去することにより周期ジッタを復調する低域通過フィルタと、
    前記低域通過フィルタが出力する前記周期ジッタを積分することにより、前記入力信号のタイミングジッタを復調する積分器と
    を有する請求項に記載のジッタ増幅器。
  6. 前記入力信号はデータ信号であり、
    前記ジッタ復調器は、前記データ信号のジッタを復調する
    請求項1から5のいずれか1項に記載のジッタ増幅器。
  7. 前記ジッタ復調器は、
    前記データ信号のデータ値が遷移しないビット境界でデータ値が遷移する相補データ信号を生成する相補データ生成器と、
    前記データ信号及び前記相補データ信号の排他的論理和を出力する排他的論理和回路と、
    前記排他的論理和回路が出力する信号のジッタを復調する復調回路と
    を有する請求項に記載のジッタ増幅器。
  8. 前記入力信号に含まれる前記ジッタ成分に対する、前記ジッタ復調器が出力する前記ジッタ成分の増幅率を制御するゲイン制御部を更に備える
    請求項1から7のいずれか1項に記載のジッタ増幅器。
  9. 前記ゲイン制御部は、前記可変遅延回路において前記ジッタ成分がキャンセルされるように、前記ジッタ復調器における増幅率を制御する
    請求項に記載のジッタ増幅器。
  10. ジッタ増幅器は、第1及び第2の前記ジッタ復調器と、第1及び第2の前記増幅回路とを備え、
    前記第1のジッタ復調器は、前記入力信号から前記ジッタ成分を復調し、
    前記第1の増幅回路は、前記第1のジッタ復調器が復調した前記ジッタ成分に基づいて、前記入力信号の位相を制御することにより、前記入力信号におけるジッタ成分を増幅又は減衰し、
    前記第2のジッタ復調器は、前記第1の増幅回路が出力する信号に含まれるジッタ成分を復調し、
    前記第2の増幅回路は、前記第2のジッタ復調器が復調した前記ジッタ成分に基づいて、前記第1の増幅回路が出力する信号の位相を制御することにより、当該信号におけるジッタ成分を増幅又は減衰する
    請求項1から9のいずれか1項に記載のジッタ増幅器。
  11. 入力信号に含まれるジッタ成分を増幅するジッタ増幅方法であって、
    前記ジッタ成分に応じた電圧又は電流を出力して前記入力信号から前記ジッタ成分を復調するジッタ復調段階と、
    可変遅延回路により前記ジッタ成分に基づく遅延量で前記入力信号を遅延させて、前記入力信号の位相を制御することにより、前記ジッタ成分を増幅又は減衰する増幅段階と
    を備え、
    前記可変遅延回路は、前記ジッタ復調段階で出力する電圧値又は電流値に対して遅延量が略線形に変化するように、前記ジッタ復調段階で出力する前記電圧値又は前記電流値に応じた遅延量で、前記入力信号を遅延させる、
    ジッタ増幅方法。
  12. 出力信号を出力する電子デバイスであって、
    前記出力信号を生成する動作回路と、
    前記出力信号に含まれるジッタ成分を増幅又は減衰して出力するジッタ増幅器と
    を備え、
    前記ジッタ増幅器は、
    前記ジッタ成分に応じた電圧又は電流を出力して前記出力信号から前記ジッタ成分を復調するジッタ復調部と、
    前記出力信号を、前記ジッタ成分に基づく遅延量で遅延させて出力する可変遅延回路を含み、前記ジッタ成分に基づいて、前記出力信号の位相を制御することにより、前記ジッタ成分を増幅又は減衰する増幅回路と
    を有し、
    前記可変遅延回路は、前記ジッタ復調部が出力する電圧値又は電流値に対して遅延量が略線形に変化するように、前記ジッタ復調部が出力する前記電圧値又は前記電流値に応じた遅延量で、前記出力信号を遅延させる、
    電子デバイス。
  13. 入力信号が入力される電子デバイスであって、
    前記入力信号に含まれるジッタ成分を増幅又は減衰して出力するジッタ増幅器と、
    前記ジッタ増幅器が出力する信号に基づいて動作する動作回路と
    を備え、
    前記ジッタ増幅器は、
    前記ジッタ成分に応じた電圧又は電流を出力して前記入力信号から前記ジッタ成分を復調するジッタ復調部と、
    前記入力信号を、前記ジッタ成分に基づく遅延量で遅延させて出力する可変遅延回路を含み、前記ジッタ成分に基づいて、前記入力信号の位相を制御することにより、前記ジッタ成分を増幅又は減衰する増幅回路と
    を有し、
    前記可変遅延回路は、前記ジッタ復調部が出力する電圧値又は電流値に対して遅延量が略線形に変化するように、前記ジッタ復調部が出力する前記電圧値又は前記電流値に応じた遅延量で、前記入力信号を遅延させる、
    電子デバイス。
  14. 電子デバイスを試験する試験装置であって、
    前記電子デバイスに入力すべき試験信号を生成するパターン発生部と、
    前記試験信号にジッタ成分を印加するジッタ印加部と、
    前記試験信号に印加された前記ジッタ成分を増幅又は減衰するジッタ増幅器と、
    前記増幅器が出力する信号を前記電子デバイスに入力するドライバと
    を備え、
    前記ジッタ増幅器は、
    前記ジッタ成分に応じた電圧又は電流を出力して前記試験信号から前記ジッタ成分を復調するジッタ復調部と、
    前記試験信号を、前記ジッタ成分に基づく遅延量で遅延させて出力する可変遅延回路を含み、前記ジッタ成分に基づいて、前記試験信号の位相を制御することにより、前記ジッタ成分を増幅する増幅回路と
    を有し、
    前記可変遅延回路は、前記ジッタ復調部が出力する電圧値又は電流値に対して遅延量が略線形に変化するように、前記ジッタ復調部が出力する前記電圧値又は前記電流値に応じた遅延量で、前記試験信号を遅延させる、
    試験装置。
  15. 電子デバイスを試験する試験装置であって、
    前記電子デバイスの出力信号のジッタ成分を増幅又は減衰するジッタ増幅器と、
    前記ジッタ増幅器が出力する前記出力信号の測定するコンパレータと、
    前記コンパレータにおける測定結果に基づいて、前記電子デバイスの良否を判定する判定部と
    を備え、
    前記ジッタ増幅器は、
    前記ジッタ成分に応じた電圧又は電流を出力して前記出力信号から前記ジッタ成分を復調するジッタ復調部と、
    前記出力信号を、前記ジッタ成分に基づく遅延量で遅延させて出力する可変遅延回路を含み、前記ジッタ成分に基づいて、前記出力信号の位相を制御することにより、前記ジッタ成分を増幅する増幅回路とを有し、
    前記可変遅延回路は、前記ジッタ復調部が出力する電圧値又は電流値に対して遅延量が略線形に変化するように、前記ジッタ復調部が出力する前記電圧値又は前記電流値に応じた遅延量で、前記出力信号を遅延させる、
    試験装置。
  16. 電子デバイスを試験する試験方法であって、
    前記電子デバイスに入力すべき試験信号を生成するパターン発生段階と、
    前記試験信号にジッタ成分を印加するジッタ印加段階と、
    前記試験信号に印加された前記ジッタ成分を増幅又は減衰するジッタ増幅段階と、
    前記増幅段階において出力する信号を前記電子デバイスに入力するドライバ段階と
    を備え、
    前記ジッタ増幅段階は、
    前記ジッタ成分に応じた電圧又は電流を出力して前記試験信号から前記ジッタ成分を復調するジッタ復調段階と、
    可変遅延回路により前記ジッタ成分に基づく遅延量で前記試験信号を遅延させて、前記試験信号の位相を制御することにより、前記ジッタ成分を増幅する増幅段階と
    を有し、
    前記可変遅延回路は、前記ジッタ復調段階で出力する電圧値又は電流値に対して遅延量が略線形に変化するように、前記ジッタ復調段階で出力する前記電圧値又は前記電流値に応じた遅延量で、前記試験信号を遅延させる、
    試験方法。
  17. 電子デバイスを試験する試験方法であって、
    前記電子デバイスの出力信号のジッタ成分を増幅又は減衰するジッタ増幅段階と、
    前記ジッタ増幅段階において出力する前記出力信号の測定するコンパレータ段階と、
    前記コンパレータ段階における測定結果に基づいて、前記電子デバイスの良否を判定する判定段階と
    を備え、
    前記ジッタ増幅段階は、
    前記ジッタ成分に応じた電圧又は電流を出力して前記出力信号から前記ジッタ成分を復調するジッタ復調段階と、
    可変遅延回路により前記ジッタ成分に基づく遅延量で前記出力信号を遅延させて、前記出力信号の位相を制御することにより、前記ジッタ成分を増幅又は減衰する増幅段階と
    を有し、
    前記可変遅延回路は、前記ジッタ復調段階で出力する電圧値又は電流値に対して遅延量が略線形に変化するように、前記ジッタ復調段階で出力する前記電圧値又は前記電流値に応じた遅延量で、前記出力信号を遅延させる、
    試験方法。
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