JP2003027380A - 発色性に優れた黒色着色不織布 - Google Patents

発色性に優れた黒色着色不織布

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 極細繊維による柔らかい風合いを有し、極細
繊維を用いるにも拘わらず、見かけの着色濃度が高く、
深みのある黒色に発色した黒色着色不織布を提供する。 【解決手段】 繊度0.01〜0.6dtexの極細繊
維、特に少なくとも10×10−5当量/gの強酸性基
含有の極細アクリル繊維を全重量の30重量%以上含有
し、該極細繊維が織編物からなる基布と交絡して三次元
立体絡合構造が形成され、該極細繊維が黒色に染色さ
れ、かつ高分子弾性体が含有された不織布であって、L
表色系(JIS Z8729)におけるL
が12以下、aが−1〜+1、bが−1〜+1の範
囲にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、極細繊維を構成繊
維として含み、かつ発色性に優れた黒色着色不織布に関
する。
【0002】
【従来の技術】繊度0.9dtex以下の極細アクリル
繊維を用いた人工皮革は、アクリル繊維特有の優れた発
色性と共に、極細繊維であることにより柔らかい風合い
を有するものであるが、より柔らかい風合いが市場より
求められ、その対応の一つとしてアクリル繊維の超極細
化による人工皮革の開発がおこなわれている。しかしな
がら、繊維を極細化していくに従い、染色された人工皮
革は、同じ染着量であっても見かけの着色濃度が低下し
ていき、アクリル繊維本来の発色性が低下する傾向にあ
る。この傾向は、黒色、濃紺色等の濃色に染色した場合
に特に顕著である。
【0003】一方、深みのある黒を発色するアクリル系
不織布としてL表色系での明度を示すL
10以下の黒色着色不織布が特開平2000−2399
73号公報で開示されているが、L表色系で
の色座標を示すa、b、即ち黒の色目については特
に言及はない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、極細
繊維、特に極細アクリル繊維による柔らかい風合いを有
し、極細繊維を用いるにも拘わらず、見かけの着色濃度
が高く、深みのある黒色に発色した黒色着色不織布を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、繊度0.01
〜0.6dtexの極細繊維、特に強酸性基含有極細ア
クリル繊維を全重量の30重量%以上含有し、該極細繊
維を含む構成繊維が織編物からなる基布と交絡して三次
元立体絡合構造が形成され、該極細繊維が黒色に染色さ
れ、かつ高分子弾性体が含有された不織布であって、L
(以下単にLabという)表色系(JIS
Z8729)におけるLが12以下、aが−1〜+1、
bが−1〜+1の範囲にあることを特徴とする発色性に
優れた黒色着色不織布、にある。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の不織布は、極細繊維を主
体とする構成繊維が織編物からなる基布と交絡した三次
元立体絡合構造を有し、高分子弾性体が交絡された繊維
間に充填されて含有され繊維同士を結合している不織布
であって、極細繊維が黒色に染色された着色不織布であ
る。
【0007】本発明の不織布における極細繊維は、繊度
が0.01〜0.6dtexであることと、全重量の3
0重量%以上含有されていることが不織布に柔らかい風
合いを発揮させるためには必要である。繊度が0.6d
texを超える、或いは繊度が0.01〜0.6dte
xであっても全重量の30重量%未満では、満足できる
柔らかい風合いを発揮させることが困難であり、繊度が
0.01dtex未満では、極細繊維自体の製造、取扱
いが困難であり極細繊維及び不織布の生産性の点で問題
がある。
【0008】特に極細繊維は、アクリロニトリルを50
重量%以上含有し、かつ10×10 −5当量/g以上の
強酸性基を有するアクリロニトリル系共重合体からなる
強酸性基含有極細アクリル繊維であることが、極細アク
リル繊維に導入された少なくとも10×10−5当量/
gの強酸性基が濃色化に寄与するので、優れた鮮明性を
得るうえで好ましく、また、同時に優れた濃色の発色性
を得るうえで好ましいことである。極細アクリル繊維を
構成するアクリロニトリル系共重合体に含まれる強酸性
基が10×10−5当量/g未満では、深みのある黒色
を得ることができない。
【0009】本発明の不織布において特に好ましく用い
られるアクリロニトリルを50重量%以上含有し、強酸
性基含有成分を共重合させて10×10−5当量/g以
上の強酸性基を有するアクリロニトリル系共重合体から
なる強酸性基含有極細アクリル繊維としては、アクリロ
ニトリルを主成分とし、スルフォン酸基等の強酸性基を
含有する強酸性基含有成分を共重合させ強酸性基量で1
0×10−5当量/g以上含有させたアクリロニトリル
系共重合体からなる繊維であればよい。
【0010】かかる強酸性基含有成分としては、好まし
くはメタリルオキシベンゼンスルフォン酸及び/又はそ
の塩が用いられる。本発明においては、特にメタリルオ
キシベンゼンスルフォン酸及び/又はその塩を1.6重
量%以上共重合させて強酸性基を10×10−5当量/
g以上含有させたアクリロニトリル系共重合体からな
り、少なくとも10×10−5当量/gの強酸性基が導
入された極細アクリル繊維が極めて好ましいものとして
挙げられる。
【0011】メタリルオキシベンゼンスルフォン酸及び
/又はその塩は、極細アクリル繊維への強酸性基の導入
に好適なるものであるが、メタリルオキシベンゼンスル
フォン酸及びその塩以外に、アクリロニトリル系共重合
体に、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)ア
クリレート、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル
(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート
等の(メタ)アクリル酸エステル類、塩化ビニル、臭化
ビニル、塩化ビニリデン等のハロゲンの塩類、マレイン
酸イミド、フェニルマレイミド、(メタ)アクリルアミ
ド、スチレン、α−メチルスルフォン、酢酸ビニル等が
共重合されていてもよく、特に極細アクリル繊維の紡糸
性の向上の点から、アクリル酸メチル又は酢酸ビニルが
共重合されていることが好ましい。
【0012】極細繊維を主体とする構成繊維を交絡させ
る基布は、織編物からなり、熱処理によって収縮し、基
布に交絡した繊維を強固に把持固定できるものであるこ
とが好ましく、基布の織編物素材には特に限定はない
が、特に高収縮性ポリエステル繊維からなる織編物であ
ることが好ましい。
【0013】極細繊維を主体とする構成繊維の基布への
交絡は、特にその方法には限定はなく、三次元立体絡合
構造が形成される方法であればよく、ニードルパンチン
グや高圧水流処理等によって行われる。
【0014】また、本発明の不織布における高分子弾性
体は、基布に交絡した繊維同士を結合し、不織布に強度
を与えるものであり、好ましくはポリウレタンが用いら
れる。高分子弾性体の含有量は、好ましくは全重量の1
〜10重量%、より好ましくは2〜8重量%である。
【0015】本発明の不織布は、構成繊維の極細繊維
が、特に好ましくは強酸性基含有極細アクリル繊維であ
り、カチオン染料で黒色に染色されているときには、ア
クリル繊維本来の染色鮮明性に、強酸性基を少なくとも
10×10−5当量/gの量含むことによる濃着色性が
加わり、深みのある黒色を呈するを呈しており、Lab
表色系(JIS Z8729)におけるLが12以下、
aが−1〜+1、好ましくは−0.5〜+0.5、bが
−1〜+1、好ましくは−0.5〜+0.5の範囲にあ
り、深みのあり品位の高い黒色を呈する。ちなみに、ポ
リエステル繊維を用い黒色に染色された市販のスエード
調人工皮革は、例えばL=14.81、a=+1.0
2、b=−1.34であったり、或いはL=12.6
4、a=+0.37、b=−1.87であって上記範囲
外にあり、深み、色目の点で本発明の不織布は優れたも
のである。
【0016】黒色染料は、染色して黒色に顕色されるも
のであれば、単独の染料であってもよいし或いは混合し
た染料であってもよい。
【0017】次に、本発明の黒色着色不織布、特に極細
繊維として好適な少なくとも10×10−5当量/gの
強酸性基を有する極細アクリル繊維を用いてなる黒色着
色不織布の製造方法について説明する。
【0018】本発明の不織布を構成する強酸性基含有の
極細アクリル繊維を得るためには、用いるアクリロニト
リル系重合体として、アクリロニトリルを50重量%以
上、即ちアクリロニトリルを主成分とし、好ましくは強
酸性基含有成分としてメタリルオキシベンゼンスルフォ
ン酸及び/又はその塩を1.6重量%以上共重合させる
ことにより10×10−5当量/g以上の強酸性基を含
有させたアクリロニトリル系共重合体を用いる。
【0019】前記のアクリロニトリルを主成分としメタ
リルオキシベンゼンスルフォン酸及び/又はその塩を
1.6重量%以上共重合させたアクリロニトリル系共重
合体は、水系懸濁重合、乳化重合、溶液重合等公知のい
ずれの重合方法によったものでもよいが、未反応モノマ
ーが少なく、紡糸の際に未反応モノマーによって凝固浴
を汚染しないことから水系懸濁重合、乳化重合によった
もの、とりわけ連続生産が可能で生産効率の高いことか
ら水系懸濁重合によったものが好ましい。
【0020】強酸性基含有極細アクリル繊維の形成に際
しては、用いるアクリロニトリル系共重合体の比粘度
は、極細繊維を得るための紡糸延伸性が確保できる0.
05〜0.5、好ましくは0.1〜0.25の範囲の範
囲にあることが好ましい。極細繊維の紡糸においては、
アクリロニトリル系共重合体をジメチルホルムアミド、
ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、硝酸水
溶液、ロダン塩水溶液、塩化亜鉛水溶液等の溶媒に溶解
して紡糸原液とする。
【0021】強酸性基含有極細アクリル繊維の紡糸は、
湿式紡糸、乾式紡糸、半乾湿式紡糸のいずれの方式でも
実施できるが、湿式紡糸方式が好ましく用いられ、0.
01〜0.6dtexの極細繊維を得るためには、好ま
しくは、紡糸原液のポリマー濃度を21重量%以下10
重量%以上にして吐出線速度を上げて紡糸原液を細孔ノ
ズルより凝固浴中に吐出して細繊度の凝固糸を形成し、
延伸する等の方法が用いられる。紡糸後は、適宜アニー
ル緩和処理し、所定の長さにカットして原綿とする。
【0022】強酸性基含有極細アクリル繊維原綿は、水
に分散させて水分散液とし、水分散液を基布となる織編
物面に直接水流噴射する方法、強酸性基含有極細アクリ
ル繊維原綿を一旦抄紙してシート状物とし、シート状物
を基布となる織編物に重ねてニードルパンチング或いは
高圧水流噴射する方法等で強酸性基含有極細アクリル繊
維を基布とする織編物に交絡させて三次元立体絡合構造
を形成した後、この形成状態で織編物を湿熱或いは乾熱
で熱処理して織編物を収縮させて強酸性基含有極細アク
リル繊維を基布の織編物に強固に固定する。
【0023】基布となる織編物としては、好ましくは熱
水高収縮性ポリエステル繊維からなる高収縮性編物を用
いることが、強酸性基含有極細アクリル繊維を基布に強
固に固定し、かつ強酸性基含有極細アクリル繊維を基布
上に顕出させる上で、また不織布の強度保持及び全体厚
さを薄くする上で好ましいことである。
【0024】次いで、強酸性基含有極細アクリル繊維交
絡基布を、必要に応じ起毛処理を施し、黒色染料として
カチオン染料の黒色染料を用いて強酸性基含有極細アク
リル繊維を染色した後、ポリウレタン等の高分子弾性体
水性液で処理して高分子弾性体の含有量として好ましく
は全重量の1〜10重量%付着させる。
【0025】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。なお、実施例において、極細繊維の強酸性基量の測
定及び得られた黒色着色不織布の発色性は以下の方法で
評価した。
【0026】[強酸性基量]強酸性基含有ポリマー約1g
を精秤し、ジメチルホルムアミドに溶解した。次に強酸
型カチオン交換樹脂(50〜100メッシュ3g)と1
時間混合攪拌した後、ガラスフィルターを用い上記樹脂
を濾別した。さらに上記濾液を電位差滴定装置で1/1
00規定のKOHを用いて滴定した。また同一条件で空
試験を行って補正した。滴定量より次式により強酸性基
量を求めた。 強酸性基量(当量/g)=[(1/100)×f×(B-C)×10-3]
/A 但し、Aはポリマー重量(g)、Bは1/100規定Na
OH試料滴定量(ml)、Cは1/100規定NaOH
空試料滴定量(ml)、fは1/100規定KOHの力
価。
【0027】[発色性]不織布の発色性は、ミノルタ
(株)製測色計CM−2002で測色し、Lab表色系
(JIS Z8729)で表色した。Lab表色系は横
軸a、縦軸bの直交座標による色度図と、これに垂直方
向の明度を表す指数のL軸とからなる一般的な表色系で
ある。
【0028】(実施例1)水系懸濁重合により得られた
組成がアクリロニトリル90.4重量%/アクリル酸メ
チル6.7重量%/メタリルオキシベンゼンスルフォン
酸ソーダ2.9重量%のアクリロニトリル系共重合体
(強酸性基量15.0×10−5当量/g、比粘度0.
21)を、ジメチルアセトアミド(DMAC)に溶解
し、重合体濃度20重量%の紡糸原液を調製した。
【0029】この紡糸原液を孔径30μm、孔数400
00の紡糸口金から、温度50℃、DMAC30重量%
の水溶液からなる凝固浴中に吐出し、沸水中で洗浄する
と共に4倍に延伸し、更に油剤を付与後、180℃の乾
熱ローラーで1.5倍の2次延伸を行い、単繊維繊度
0.1dtexの強酸性基含有極細アクリル繊維(強酸
性基量15.0×10−5当量/g)のトウを得た。こ
のトウを飽和水蒸気中で25%緩和処理した後、長さ3
mmにカットしてフロックとした。
【0030】得られたカットフロックを水に分散し、こ
のフロック分散液を用い、高収縮性ポリエステル繊維か
らなる編物へ水流噴射処理し、極細繊維のフロックを編
物に交絡させた。得られたシート状物を脱水処理した
後、沸騰水中で編物の収縮処理を行い、更に150度で
熱セット処理を施した。次いで黒色カチオン染料(ニチ
ロン ブラック DVG New 200)により黒色
に染色後、水溶性ポリウレタン液で処理し、サンドペー
パーによりサンディング処理を行った。
【0031】不織布は、強酸性基含有極細アクリル繊
維、ポリエステル繊維の基布、ポリウレタンの重量比が
46/51/3となるように構成したが、得られた黒色
の着色不織布は、測色したところ、Lが10.65、a
が+0.37、bが−0.17で、深みのある品位の高
い黒色に発色したものであった。
【0032】(比較例1)水系懸濁重合により得られた
組成がアクリロニトリル91.6重量%/アクリル酸メ
チル6.9重量%/メタリルオキシベンゼンスルフォン
酸ソーダ1.5重量%のアクリロニトリル系共重合体
(強酸性基量7.5×10−5当量/g、比粘度0.1
9)を用いた以外は、実施例1と同様にして、極細繊
維、不織布を製造した。得られた極細繊維の強酸性基量
は7.5×10−5当量/gであり、また得られた黒色
の着色不織布は、測色したところ、Lが13.71、a
が+0.41、bが−0.22で、深みのある品位の高
い黒色には発色していなかった。
【0033】
【発明の効果】本発明の黒色着色不織布は、極細繊維に
よる柔らかい風合いを有し、極細繊維を用いるにも拘わ
らず、見かけの着色濃度が高く、深みのある黒色に発色
したものであり、衣料用、履物用の素材として、また人
工皮革として好適なるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D06P 3/76 D06P 3/76 Z // D06M 101:28 D06M 101:28 (72)発明者 宝迫 芳彦 広島県大竹市御幸町20番1号 三菱レイヨ ン株式会社大竹事業所内 (72)発明者 大野 雅史 広島県大竹市御幸町20番1号 三菱レイヨ ン株式会社大竹事業所内 Fターム(参考) 4F055 AA01 AA02 BA11 CA18 EA06 EA24 EA29 EA36 FA15 GA02 HA04 4H057 AA01 BA03 DA01 DA19 EA01 HA05 HA17 4L033 AA05 AA07 AB06 AB07 AC11 AC15 CA50 4L047 AA17 AB08 BA21 CA04 CA18 CB10 CC01 CC16 DA00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊度0.01〜0.6dtexの極細繊
    維を全重量の30重量%以上含有し、該極細繊維を含む
    構成繊維が織編物からなる基布と交絡して三次元立体絡
    合構造が形成され、該極細繊維が黒色に染色され、かつ
    高分子弾性体が含有された不織布であって、L
    表色系(JIS Z8729)におけるLが12以
    下、aが−1〜+1、bが−1〜+1の範囲にある
    ことを特徴とする発色性に優れた黒色着色不織布。
  2. 【請求項2】 極細繊維が、アクリロニトリルを50重
    量%以上含有し、かつ10×10−5当量/g以上の強
    酸性基を有するアクリロニトリル系共重合体からなる強
    酸性基含有極細アクリル繊維であり、カチオン染料で黒
    色に染色されている請求項1記載の発色性に優れた黒色
    着色不織布。
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