JP5328096B2 - ジッタ測定装置、ジッタ測定方法、試験装置、及び電子デバイス - Google Patents

ジッタ測定装置、ジッタ測定方法、試験装置、及び電子デバイス Download PDF

Info

Publication number
JP5328096B2
JP5328096B2 JP2006296000A JP2006296000A JP5328096B2 JP 5328096 B2 JP5328096 B2 JP 5328096B2 JP 2006296000 A JP2006296000 A JP 2006296000A JP 2006296000 A JP2006296000 A JP 2006296000A JP 5328096 B2 JP5328096 B2 JP 5328096B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
jitter
pulse
data signal
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006296000A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007127645A (ja
JP2007127645A5 (ja
Inventor
清隆 一山
雅裕 石田
泰秀 倉持
隆弘 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Advantest Corp filed Critical Advantest Corp
Publication of JP2007127645A publication Critical patent/JP2007127645A/ja
Publication of JP2007127645A5 publication Critical patent/JP2007127645A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5328096B2 publication Critical patent/JP5328096B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/31708Analysis of signal quality
    • G01R31/31709Jitter measurements; Jitter generators

Description

本発明は、被測定データ信号のジッタを測定するジッタ測定装置、ジッタ測定方法、被試験デバイスを試験する試験装置、及び電子デバイスに関する。
従来、被測定信号のジッタを測定する方法として、被測定信号の位相と、当該被測定信号を例えば1周期遅延させた信号の位相とを比較する方法が知られている(T.Yamaguchi,"A Real−Time Jitter Measurement Board For High Performance Computer and Communication System",ITC2004)。被測定信号を1周期遅延させた場合、被測定信号において隣接する立ち上がりエッジの位相を比較することになり、被測定信号の周期ジッタが測定される。
当該方法は、被測定信号と、当該被測定信号を遅延させた信号とを、位相比較器に入力することにより、各サイクルにおける周期ジッタ量に応じた電圧信号を出力する。また、位相比較器が出力する電圧信号を積分器等を用いて積分することにより、リアルタイムで、被測定信号のタイミングジッタを測定することができる。関連する先行技術文献は、現在認識していないので、その記載を省略する。
しかし、従来のジッタ測定方法は、被測定信号を正確に遅延させる必要がある。例えば、被測定信号の周期ジッタを測定する場合、被測定信号を正確に1周期遅延させる必要がある。しかし、当該遅延時間に誤差がある場合、位相比較器が検出する周期ジッタ量は、実際の周期ジッタが当該遅延誤差だけオフセットとして加算された値となる。更に、当該測定誤差は積分器により蓄積され、積分器が出力するタイミングジッタは、やがて飽和してしまう。
このため、従来のジッタ測定方法は、正確な遅延時間を生成する遅延回路が必要であった。しかし、精度のよい遅延回路を生成することは困難であり、従来のジッタ測定方法では、遅延誤差がジッタ測定誤差に影響するので、被測定信号のジッタを精度よく測定することが困難であった。
また、従来の測定方法では、被測定信号の位相と、遅延信号の位相とを比較する。このため、被測定信号におけるジッタ振幅が、被測定信号の1周期よりも大きい場合、対応しないエッジ同士の位相を比較してしまう場合があり、ジッタを精度よく測定することができなかった。
また、従来のジッタ測定方法は、データ信号のように論理値が不規則にあらわれる信号のタイミングジッタを精度よく測定することができない。例えば、従来法の一つであるサンプリングオシロスコープ、デジタルオシロスコープ等を用いてタイミングジッタ測定を行う場合、被測定データ信号のエッジの位相を測定するためのトリガ信号を生成する必要がある。しかし、データ信号は、エッジの位置が不規則であるので、様々なタイミングのトリガ信号を生成する必要がある。このため、トリガ信号自体のタイミングジッタが大きくなり、被測定データ信号のジッタ測定精度が悪くなる。また、タイミングジッタの小さいトリガ信号を生成するためには、高精度の回路が必要となり、測定コストが上昇してしまう。
このため、従来の測定方法では、パターンが不規則なデータ信号のタイミングジッタを、低コスト且つ高精度で測定できなかった。また、データ信号のジッタをリアルタイムに測定できる方法及び回路も発明されていない。
このため、本発明の一つの側面においては、上記の課題を解決するジッタ測定装置、ジッタ測定方法、試験装置、及び電子デバイスを提供することを目的とする。この目的は、請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、被測定データ信号のジッタを測定するジッタ測定装置であって、被測定データ信号のエッジを検出し、エッジに応じて予め定められたパルス幅の第1のパルス信号を出力する第1のパルス発生器と、被測定データ信号においてデータ値が遷移しないデータ区間の境界を検出し、検出したデータ区間の境界のタイミングに応じて、予め定められたパルス幅の第2のパルス信号を出力する第2のパルス発生器と、第1のパルス信号及び第2のパルス信号から、被測定データ信号のキャリア周波数成分を除去するフィルタと、フィルタが出力する信号を積分する積分器と、フィルタが出力する信号に基づいて、被測定信号の周期ジッタを算出し、積分器が積分した信号に基づいて、被測定データ信号のタイミングジッタを算出するジッタ算出器とを備えるジッタ測定装置を提供する。
本発明の第2の形態においては、被測定データ信号のジッタを測定するジッタ測定方法であって、被測定データ信号のエッジを検出し、エッジに応じて予め定められたパルス幅の第1のパルス信号を出力する第1のパルス発生段階と、被測定データ信号においてデータ値が遷移しないデータ区間の境界を検出し、検出したデータ区間の境界のタイミングに応じて、予め定められたパルス幅の第2のパルス信号を出力する第2のパルス発生段階と、第1のパルス信号及び第2のパルス信号から、被測定データ信号のキャリア周波数成分を除去するフィルタ段階と、フィルタ段階において出力する信号を積分する積分段階と、フィルタ段階において出力する信号に基づいて、被測定信号の周期ジッタを算出し、積分段階において積分した信号に基づいて、被測定データ信号のタイミングジッタを算出するジッタ算出段階とを備えるジッタ測定方法を提供する。
本発明の第3の形態においては、被試験デバイスを試験する試験装置であって、被試験デバイスが出力する被測定信号のジッタを測定する本発明の第1の形態におけるジッタ測定装置と、ジッタ測定装置が測定した被測定信号のジッタに基づいて、被試験デバイスの良否を判定する判定部とを備える試験装置を提供する。
本発明の第4の形態においては、データ信号を出力する内部回路と、内部回路が出力するデータ信号のジッタを測定するジッタ測定回路とを備える電子デバイスであって、ジッタ測定回路は、データ信号においてジッタを測定するべき被測定エッジに応じて、予め定められたパルス幅のパルス信号を出力するパルス発生器と、パルス信号から、データ信号のキャリア周波数成分を除去するフィルタと、フィルタが出力する信号を積分する積分器と、フィルタが出力する信号に基づいて、データ信号の周期ジッタを算出し、積分器が積分した信号に基づいて、データ信号のタイミングジッタを算出するジッタ算出器とを有する電子デバイスを提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明の一つの側面を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、被試験デバイスを試験する試験装置200の構成の一例を示す図である。試験装置200は、被試験デバイスが出力する被測定信号のジッタに基づいて、被試験デバイスの良否を判定する装置であり、ジッタ測定装置140及び判定部50を備える。被測定信号は、例えば予め定められた周期を有するクロック信号である。
ジッタ測定装置140は、被測定信号のタイミングジッタを測定する。また、判定部50は、ジッタ測定装置140が測定したタイミングジッタに基づいて、被試験デバイスの良否を判定する。例えば、判定部50は、ジッタ測定装置140が測定したタイミングジッタ量が、予め定められた基準値より大きいか否かにより、被試験デバイスの良否を判定する。
ジッタ測定装置140は、パルス発生器10、積分器20、及びジッタ算出器30を有する。パルス発生器10は、被測定信号を受け取り、被測定信号においてタイミングジッタを測定するべき被測定エッジに応じて、予め定められたパルス幅のパルス信号を出力する。
例えば、被測定信号の各エッジのタイミングジッタを測定する場合、パルス発生器10は、被測定信号の全てのエッジに応じて、所定パルス幅のパルス信号を出力する。この場合、パルス発生器10は、図1に示すように、遅延回路12及び排他的論理和回路14を有してよい。遅延回路12は、被測定信号を一定の遅延量で遅延させて出力する。
そして、排他的論理和回路14は、被測定信号と、遅延回路12が出力する遅延信号との排他的論理和を出力する。このような構成により、被測定信号の全てのエッジに応じて、遅延回路12における遅延量によって定まるパルス幅を有するパルス信号を生成することができる。ここで、遅延回路12は、測定期間内において継続して一定の遅延量を生成できればよく、実際の遅延量が、遅延設定値に対して誤差を有していてもよい。
また、パルス発生器10は、被測定信号の立ち上がりエッジ、又は立ち下がりエッジのいずれかに応じて、パルス信号を出力してもよい。この場合、立ち上がりエッジ間、立ち下がりエッジ間の周期ジッタを容易に測定することができる。またこの場合、パルス発生器10は、図1に示した構成とは異なる回路構成を有する。
パルス発生器10が、被測定信号のいずれのエッジに応じてパルス信号を生成するかは、パルス発生器10の回路構成を適宜変更することにより、容易に実現することができる。以下においては、パルス発生器10が、被測定信号の全てのエッジに応じてパルス信号を生成する場合について説明する。
ジッタ算出器30は、積分器20がパルス信号を積分した結果に基づいて、被測定信号のタイミングジッタを算出する。積分器20は、パルス発生器10が出力するパルス信号を積分した三角波のジッタ測定信号を出力する。本例において積分器20は、パルス発生器10が出力する信号がH論理を示す間、所定の増加率で信号レベルが増加し、パルス発生器10が出力する信号がL論理を示す間、所定の減少率で信号レベルが減少するジッタ測定信号を出力する。
本例において積分器20は、ソース電流源22、シンク電流源26、キャパシタ28、及び充放電制御部24を有する。ソース電流源22は、ジッタ測定信号の増加率を規定するソース電流を生成し、シンク電流源26は、ジッタ測定信号の減少率を規定するシンク電流を生成する。
キャパシタ28は、ソース電流源22及びシンク電流源26によって充放電されることにより、ジッタ測定信号の電圧レベルを生成する。また、充放電制御部24は、パルス信号がH論理を示す間、ソース電流に基づいてキャパシタを充電し、パルス信号がL論理を示す間、ソース電流からシンク電流を減じた電流に基づいてキャパシタを放電する。
図2は、被測定信号にタイミングジッタが無い場合に、積分器20が出力するジッタ測定信号の波形の一例を示す図である。被測定信号にタイミングジッタが無い場合、被測定信号のそれぞれのエッジのタイミングは、被測定信号の半周期(0、T、2T、・・・)と一致する。パルス発生器10は、それぞれのエッジに応じて所定のパルス幅のパルス信号を生成する。このため、パルス発生器10が出力する信号のそれぞれのサイクルのデューティー比は一定値となる。
そして、積分器20は、前述したように、三角波のジッタ測定信号を出力する。積分器20は、被測定信号にタイミングジッタが無い場合に、ジッタ測定信号のそれぞれの極値が予め定められた信号レベルとなる増加率及び減少率で、ジッタ測定信号を生成する。このため、被測定信号にタイミングジッタが無い場合、ジッタ測定信号の極大値及び極小値は、それぞれ一定のレベルを示す。
図3は、被測定信号にタイミングジッタが有る場合に、積分器20が出力するジッタ測定信号の波形の一例を示す図である。被測定信号にタイミングジッタが有る場合、被測定信号のエッジのタイミングは、被測定信号の半周期(0、T、2T、・・・)と一致せず、パルス発生器10が出力する信号のそれぞれのサイクルのデューティー比は一定値とならない。
このため、積分器20が出力するジッタ測定信号の極値は、図3に示すように所定の値とならない。ジッタ測定信号の信号レベル変化における極値と、所定の値とのレベル差(ΔV1、・・・、ΔV3、・・・)は、当該極値と対応する被測定信号のエッジにおけるジッタ量に比例する。
当該レベル差に基づいて、被測定信号のタイミングジッタを容易に算出することができる。また、遅延回路12において、遅延設定値に対して遅延誤差が生じた場合であっても、遅延回路12が一定の遅延を生じていれば、当該遅延誤差の影響を受けずに、被測定信号のタイミングジッタを測定することができる。
しかし、積分器20が出力するジッタ測定信号には、ジッタ成分に加え、三角波の成分が含まれる。このため、積分器20は、ジッタ成分に三角波成分を加算した信号を出力できる出力レンジを有する必要がある。また、ジッタ算出器30は、ジッタ成分に三角波成分を加算した信号を測定できる測定レンジを有する必要がある。このため、本例におけるジッタ測定装置140は、ジッタ測定における信号雑音比が小さくなり、微小なジッタの測定ができない場合がある。
図4は、本発明の実施形態に係る試験装置100の構成の一例を示す図である。本例における試験装置100は、ジッタ測定装置40及び判定部50を有する。判定部50は、図1において説明した判定部50と同一であるので、説明を省略する。
ジッタ測定装置40は、パルス発生器10、フィルタ60、積分器20、及びジッタ算出器30を有する。パルス発生器10は、図1において説明したパルス発生器10と同一であるので、説明を省略する。
フィルタ60は、パルス発生器10が出力するパルス信号から、被測定信号のキャリア周波数成分を除去する。ここでもちいる用語、被測定信号のキャリア周波数成分は、キャリア周波数成分の高調波成分を含む。
フィルタ60は、パルス信号の周波数成分のうち、周波数が零の成分から、被測定信号のキャリア周波数より小さい所定の周波数の成分までを通過させるローパスフィルタであってよい。また、フィルタ60におけるカットオフ周波数は、被測定信号に含まれるジッタ成分の周波数より大きいことが好ましい。
例えば、被測定信号のキャリア周波数が1GHzであり、ジッタ成分の周波数が1MHzである場合、フィルタ60のカットオフ周波数は、1MHzより十分大きく、1GHzより十分小さいことが好ましい。一例として、フィルタ60のカットオフ周波数は400MHzであってよい。
積分器20は、フィルタ60が出力する信号を積分する。例えば、積分器20は図1に示した積分器20と同一の構成を有してよい。また、積分器20は、電圧電流変換器(トランスコンダクタンスアンプ)とキャパシタとを用いた積分回路であってもよい。
電圧電流変換器は、フィルタ60が出力する電圧信号を、電流信号に変換する。キャパシタは、電流信号により充放電されることにより、電流信号を積分した電圧値を出力する。電圧電流変換器の電圧電流変換比をK[A/V]、キャパシタの容量をC[F]とすると、積分器20の積分係数はK/Cで表される。電圧電流変換器は、チャージポンプであってよい。
また、積分器20は、積分した値を所定のダイナミックレンジにおいて増幅して出力する増幅回路を有してよい。本例においては、積分器20に入力される信号は、フィルタ60によりキャリア周波数成分が除去されている。このため、積分器20は、ジッタ成分のみを出力することになり、図1において説明した積分器20に比べ、信号雑音比の高いジッタ出力を得ることができる。
ジッタ算出器30は、フィルタ60又は積分器20が出力する信号に基づいて、被測定信号のジッタを測定する。例えば、積分器20が出力する信号に基づいて被測定信号のジッタを測定する場合、図1に関連して説明したジッタ算出器30と同様に、被測定信号のタイミングジッタを測定することができる。
また、フィルタ60が出力する信号は、積分器20が出力する信号を微分したものに対応する。即ち、フィルタ60が出力する信号に基づいて被測定信号のジッタを測定する場合、被測定信号の周期ジッタを測定することができる。ジッタ算出器30は、被測定信号のタイミングジッタ及び周期ジッタの一方、又は双方を測定してよい。
また、被測定信号のタイミングジッタを測定する場合、ジッタ測定装置40は、積分器20を有さなくともよい。また、ジッタ算出器30は、フィルタ60が出力する信号の波形、又は積分器20が出力する信号の波形を測定する装置であってよい。
フィルタ60が出力する信号、又は積分器20が出力する信号のいずれにおいても、キャリア周波数成分が除去されている。このため、ジッタ算出器30は、三角波成分等の不要な成分を測定することなく、ジッタ成分を測定することができる。このため、精度よくジッタを算出することができる。
図5は、フィルタ60が出力する信号を説明する図である。本例においては、被測定信号のキャリア周波数を1GHz、ジッタの周波数を1MHz、フィルタ60のカットオフ周波数を400MHzとして説明する。また、図5においては、キャリア成分及びジッタ成分のピークのみを示す。
被測定信号のキャリア周波数が1GHzである場合、パルス信号のスペクトルは、図5に示すように、1GHz、2GHz、・・・の各周波数にキャリア成分のピークがあらわれる。また、それぞれのキャリア成分の周波数及び零Hzの前後1MHzに、ジッタ成分のピークがあらわれる。
フィルタ60は、パルス信号の周波数成分のうち、カットオフ周波数400MHzより高周波の成分を除去する。これにより、キャリア周波数成分を除去して、ジッタ成分のみを出力することができる。
図6は、積分器20が出力するジッタ測定信号の一例を示す図である。上述したように、積分器20は、フィルタ60によりキャリア周波数成分が除去されたジッタ測定信号を出力する。本例におけるジッタ測定信号の振幅は、図3に示したジッタ測定信号の振幅より小さくなる。このため、積分器20は、出力段に設けられた増幅回路のダイナミックレンジを有効に活用し、信号雑音比の大きい信号を出力することができる。
図7は、パルス発生器10が出力するパルス信号のスペクトルの拡大図の一例を示す。本例においては、被測定信号に1MHzのジッタが印加された場合の、パルス信号のスペクトルを示す。被測定信号に1MHzのジッタが印加された場合、図7に示すように、1MHzの整数倍の周波数に、ジッタ成分の高調波成分があらわれる。フィルタ60は、これらのスペクトルのうち、カットオフ周波数より小さい成分を通過させる。
図8は、積分器20が出力する信号のスペクトルの拡大図の一例を示す。本例においては、高調波成分がほぼフラットになっている。1MHzのタイミングジッタ波形のスペクトルは、図8に示すスペクトルと同様に高調波成分がほぼフラットとなる。このため、積分器20が出力する信号は、タイミングジッタの波形であることがわかる。
図9は、ジッタ測定装置40の構成の他の例を示す図である。本例におけるジッタ測定装置40は、図4に関連して説明したジッタ測定装置40の構成に加え、レベルシフト回路70を更に有する。
レベルシフト回路70は、パルス発生器10が出力するパルス信号の信号レベルを、フィルタ60の特性に応じた信号レベルにシフトして、フィルタ60に入力する。ここで、フィルタ60の特性とは、例えばフィルタ60の信号入力のレンジであってよい。フィルタ60の出力をレベルシフト回路70に入力するように順番を変えてもよい。
フィルタ60がRCフィルタである場合、フィルタ60に入力される信号は、フィルタ60に設けられるキャパシタの容量値に応じた電圧範囲となることが好ましい。レベルシフト回路70は、積分器20に入力される信号の直流成分が略ゼロとなるように、当該信号レベルをシフトしてよい。
図10は、レベルシフト回路70、フィルタ60、及び積分器20の構成の一例を示す図である。本例において、フィルタ60はRCフィルタであって、複数段に接続された抵抗62及びキャパシタ64を有する。
レベルシフト回路70は、キャパシタ72及び抵抗74を有する。キャパシタ72は、パルス信号をフィルタ60に伝送する伝送線路に設けられ、パルス信号の直流成分を除去する。抵抗74は、当該伝送線路と、所定の電位との間に設けられ、キャパシタ72を通過した信号の基準電位を、当該所定の電位に応じて規定する。
このような構成により、パルス信号の信号レベルを所定のレベルにシフトする。本例では、グランド(0V)にレベルシフトされる。当該所定の電位は、キャパシタ64の容量値に応じて定められてよい。
積分器20は、抵抗66、キャパシタ68、及び増幅回路71を有する。キャパシタ68は、フィルタ60が出力する電流信号により、抵抗66を介して充放電される。これにより、キャパシタ68は、当該電流信号を積分した電圧値を出力する。増幅回路71は、キャパシタ68が出力する電圧値を所定の増幅率で増幅して出力する。
このような構成により、フィルタ60の特性に適したパルス信号を、フィルタ60に入力することができる。また、本例においてはフィルタ60の入力段にレベルシフト回路70を設けたが、他の例においては積分器20の入力段にレベルシフト回路70を設けてもよい。この場合、レベルシフト回路70は、キャパシタ68の容量値に応じて、フィルタ60が出力する信号のレベルをシフトしてよい。
図11は、ジッタ測定装置40の動作の一例を示すフローチャートである。まず、パルス発生段階S300において、パルス発生器10が、被測定信号のエッジに応じて所定のパルス幅のパルス信号を出力する。次に、レベルシフト段階S302において、レベルシフト回路70が、パルス信号の信号レベルを所定のレベルにシフトする。
次に、フィルタ段階S304において、フィルタ60が、パルス信号から、被測定信号のキャリア周波数成分を除去する。そして、積分段階S306において、積分器20が、フィルタ60の出力信号を積分する。そして、ジッタ算出段階S308において、ジッタ算出器30が、被測定信号のジッタを算出する。
S308において、ジッタ算出器30は、被測定信号の周期ジッタを算出してよく、タイミングジッタを算出してもよい。周期ジッタを算出する場合、積分段階S306を省略してよい。また、レベルシフト段階S302を、フィルタ段階S304の後段の処理としてもよい。
また、図9に示したジッタ測定装置40は、下式で示される線形モデルで表すことができる。
Figure 0005328096

ここで、X(s)は、パルス発生器10が出力するパルス信号x(t)のラプラス変換、X0/sは、レベルシフト回路70によるレベルシフト成分、G(s)は、フィルタ60の伝達関数、Kc/sは、積分器20の伝達関数、ΔΦ(s)は、被測定信号に含まれるジッタ成分Δφ(t)のラプラス変換を示す。
上式から、ジッタ測定装置40におけるフィルタ60と、積分器20とを入れ換えた場合であっても、ジッタ出力は変化しないことがわかる。このため、図9に示したジッタ測定装置40は、図1に示したジッタ測定装置140と同等のジッタ出力を得ることができる。更に、上述したように図9に示したジッタ測定装置40は、信号雑音比のよい測定を行うことができる。
また、図9に示したジッタ測定装置40において、レベルシフト回路70と、フィルタ60とを入れ換えた場合においても、同様の測定を行うことができる。レベルシフト回路70によって印加されるレベルシフト成分X0は一定値であるので、直流成分しかもたない。
このため、フィルタ60のゲインの直流成分をG0としたとき、フィルタ60から出力されるバイアスシフト成分はG0X0[V]となり、一定値となる。よって、フィルタ60の前段にあったレベルシフト回路70を、フィルタ60と積分器20との間に配置して、レベルシフト量をG0X0とすることにより、同様の測定を行うことができる。
図12は、ジッタ測定装置40の構成の一例を示す図である。本例におけるジッタ測定装置40は、略一定のデータレートを有する被測定データ信号のジッタを測定する装置であって、相補データ信号生成部80、第1のパルス発生器10−1、第2のパルス発生器10−2、第1のレベルシフト回路70−1、第2のレベルシフト回路70−2、第1のフィルタ60−1、第2のフィルタ60−2、合成部90、積分器20、及びジッタ算出器30を有する。
また、ジッタ測定装置40は、第1のレベルシフト回路70−1、第2のレベルシフト回路70−2を有さなくともよい。更に、第1のレベルシフト回路70−1、第2のレベルシフト回路70−2は、第1のフィルタ60−1、第2のフィルタ60−2の後段、又は合成部90の後段に配置してもよい。
第1のパルス発生器10−1及び第2のパルス発生器10−2は、図4から図10において説明したパルス発生器10と同一の機能及び構成をそれぞれ有してよい。また、第1のレベルシフト回路70−1及び第2のレベルシフト回路70−2は、図4から図10において説明したレベルシフト回路70と同一の機能及び構成をそれぞれ有してよい。
また、第1のフィルタ60−1及び第2のフィルタ60−2は、図4から図10において説明したフィルタ60と同一の機能及び構成を有してよい。また、積分器20及びジッタ算出器30は、図4から図10において説明した積分器20及びジッタ算出器30と同一の機能及び構成を有してよい。
相補データ信号生成部80は、被測定データ信号のデータ区間の境界毎に、当該データ区間の境界において被測定データ信号のデータ値の遷移が無いことを条件としてエッジが設けられる相補データ信号を生成する。例えば、相補データ信号は、被測定データ信号のエッジと、相補データ信号のエッジとを同一の時間軸に並べた場合に、これらのエッジが略同一の時間間隔で配列される信号であってよい。
また、被測定データ信号のデータ区間とは、例えばシリアル伝送される被測定データ信号において連続しない一つのデータが保持される時間を指す。また、多値化して伝送される被測定データ信号においては、シンボルのデータが保持される時間を指してもよい。つまり、データ区間とは、被測定データ信号のビット間隔であってよく、またシンボル間隔であってもよい。
第1のパルス発生器10−1は、被測定データ信号のエッジを検出して、エッジに応じて予め定められたパルス幅の第1のパルス信号を出力する。第2のパルス発生器10−2は、被測定データ信号においてデータ値が遷移しないデータ区間の境界を検出して、検出したデータ区間の境界のタイミングに応じて、予め定められたパルス幅の第2のパルス信号を出力する。本例において、第2のパルス発生器10−2は、相補データ信号生成部80が出力する相補データ信号のエッジを検出して、エッジに応じて予め定められたパルス幅の第2のパルス信号を出力する。
第1のレベルシフト回路70−1は、第1のパルス発生器10−1が出力する第1のパルス信号の信号レベルをシフトする。第2のレベルシフト回路70−2は、第2のパルス発生器10−2が出力する第2のパルス信号の信号レベルをシフトする。第1のレベルシフト回路70−1及び第2のレベルシフト回路70−2におけるレベルシフト量は略同一であることが好ましい。
第1のフィルタ60−1は、第1のパルス信号から、被測定データ信号のキャリア周波数成分を除去する。第2のフィルタ60−2は、第2のパルス信号から、被測定データ信号のキャリア周波数成分を除去する。第1のフィルタ60−1及び第2のフィルタ60−2が通過させる周波数帯域は、略同一であることが好ましい。
合成部90は、第1のフィルタ60−1を通過した信号と、第2のフィルタ60−2を通過した信号とを合成したパルス信号を出力する。例えば、合成部90は、第1のフィルタ60−1を通過した信号と、第2のフィルタ60−2を通過した信号とを加算してよい。
積分器20は、合成部90が出力する信号を積分する。また、ジッタ算出器30は、合成部90が出力する信号、又は積分器20が出力する信号に基づいて、被測定データ信号のジッタを算出する。
被測定データ信号及び相補データ信号の双方のエッジを考慮すると、略一定間隔にエッジが配列される。このような動作により、積分器20及びジッタ算出器30は、略一定間隔で測定、動作することができ、測定間隔等の差異による測定値のバラツキを低減して、精度よくジッタを測定することができる。
図13は、相補データ信号生成部80及びパルス発生器10の動作の一例を示すタイミングチャートである。相補データ信号生成部80は、図13においては、被測定データ信号のデータ区間がTであり、時間(0−6T)におけるデータパターンが、110001である例を示す。
図2に示した例においては、区間(0−T、T−2T、3T−4T、・・・)が、データ区間(D1、D2、D3、・・・)に対応する。また、それぞれのデータ区間の境界は、(0、T、2T、3T、・・・)である。本例において、データ区間の境界(0、2T、5T)で、被測定データ信号のデータ値が遷移し、データ区間の境界(T、3T、4T)において、被測定データ信号のデータ値が遷移しない。このため、相補データ信号生成部80は、被測定データ信号のエッジが存在しないデータ区間の境界(T、3T、4T)においてエッジを有する相補データ信号を生成する。
被測定データ信号は、略一定のデータ区間を有するので、被測定データ信号のエッジのタイミングは、タイミング(0、T、2T、・・・)のいずれかと略同一となる。このような場合、相補データ信号生成部80は、被測定データ信号のエッジが存在しないデータ区間の境界で、エッジを有する相補データ信号を生成することが好ましい。
これにより、被測定データ信号及び相補データ信号の双方のエッジを考慮すると、略一定間隔にエッジが配列される。このような動作により、積分器20及びジッタ算出器30は、略一定間隔で測定、動作することができ、測定間隔等の差異による測定値のバラツキを低減して、精度よくジッタを測定することができる。
図14は、相補データ信号生成部80の構成の一例を示す図である。相補データ信号生成部80は、クロック再生器81、第1のDフリップフロップ82、第2のDフリップフロップ83、一致検出器84、第3のDフリップフロップ85、及び分周器86を有する。
図15は、相補データ信号生成部80の動作の一例を説明するタイミングチャートである。図15(a)は、クロック再生器81から一致検出器84までの動作を示し、図15(b)は、一致検出器84から分周器86までの動作を示す。
クロック再生器81は、被測定データ信号に基づいて、被測定データ信号のデータ区間と略同一の周期を有するクロック信号を生成する。第1のDフリップフロップ82は、被測定データ信号を、クロック信号に応じて取り込み、出力する。
第2のDフリップフロップ83は、第1のDフリップフロップ82が出力する信号を、クロック信号に応じて取り込み、出力する。つまり、第2のDフリップフロップ83は、第1のDフリップフロップ82が出力する信号を、被測定データ信号のデータ区間の1周期分遅延させて出力する。
一致検出器84は、第1のDフリップフロップ82が出力する信号の値と、第2のDフリップフロップ83が出力する信号の値とが一致した場合にH論理を示す一致信号を出力する。
第3のDフリップフロップ85は、一致検出器84が出力する信号を、クロック信号に応じて取り込んで出力して、当該出力信号により内部データがリセットされる。つまり、第3のDフリップフロップ85は、クロック信号の立ち上がりエッジを受け取ったときに、一致検出器84から受け取る信号が論理値Hを示す場合に、被測定データ信号のデータ区間より短い微少パルス幅のパルスを出力する。
分周器86は、第3のDフリップフロップ85が出力する信号を2分周して、相補データ信号を生成する。ここで2分周とは、図15(b)に示すように、第3のDフリップフロップ85が出力する信号の立ち上がりエッジ、又は立ち下がりエッジのいずれかに応じて論理値が遷移する信号を生成することをいう。このような構成により、被測定データ信号の相補データ信号を容易に生成することができる。
図16は、相補データ信号生成部80の構成の他の例を示す図である。本例における相補データ信号生成部80は、クロック再生器81、第4のDフリップフロップ87、第5のDフリップフロップ88、及び排他的論理和回路89を有する。
図17は、図16に示す相補データ信号生成部80の動作の一例を示すタイミングチャートである。クロック再生器81は、被測定データ信号に基づいて、被測定データ信号のデータ区間と略同一の周期を有するクロック信号を生成する。第5のDフリップフロップ88は、被測定データ信号を、クロック信号に応じて取り込み、出力する。
第4のDフリップフロップ87は、クロック信号がクロック入力端子に入力され、反転出力端子とデータ入力端子とが接続される。つまり、第4のDフリップフロップ87は、クロック信号に応じて論理値が反転する信号を生成する。排他的論理和回路89は、第4のDフリップフロップ87が出力する信号と、第5のDフリップフロップ88が出力する信号との排他的論理和を、相補データ信号として出力する。
このような構成によれば、簡易な構成で相補データ信号を生成することができる。また、図17においては、第4のDフリップフロップ87が出力する信号の、時刻0における初期値を論理値Hとしたが、当該初期値が論理値Lであっても、排他的論理和回路89が出力する信号のパターンが反転するだけで、データ遷移のタイミングを保持した相補データが出力される。
図18は、相補データ信号生成部80の構成の他の例を示す図である。本例において、ジッタ測定装置40は、被測定デバイス400が出力する疑似ランダムパターン信号を被測定データ信号として受けとる。
図19は、図18に示した被測定デバイス400及び相補データ信号生成部80の動作の一例を示すタイミングチャートである。被測定デバイス400は、縦続接続されたN個のDフリップフロップ(402−0〜402−(N−1)、以下402と総称する)、及び排他的論理和回路404を有する。
それぞれのDフリップフロップ402は、前段のDフリップフロップ402の正出力端子Qが出力する信号を、与えられるクロックに応じて取り込み、出力する。また、排他的論理和回路404は、最後段のDフリップフロップ402−0が出力する信号と、その前段のDフリップフロップ402−1が出力する信号との排他的論理和を出力する。
排他的論理和回路404が出力する信号は、最前段のDフリップフロップ402−(N−1)に入力される。つまり、排他的論理和回路404は、最後段のDフリップフロップ402−0が出力する信号の論理値が連続して同一の値となるときに、最前段のDフリップフロップ402−(N−1)に論理値0を入力し、異なる値となるときに論理値1を入力する。このような構成により、最後段のDフリップフロップ402−0は、被測定データ信号として、疑似ランダムパターン信号を出力する。
以下、N個のDフリップフロップ402から生成される疑似ランダムパターン信号を、Nビットの疑似ランダムパターン信号という。Nビットの疑似ランダムパターン信号は、1つのパターンのデータ数が(2^N)−1個であり、当該パターンを繰り返す信号である。また、Nビットの疑似ランダムパターン信号において、1つのパターン中でデータ値が遷移する回数は、2^(N−1)により決定する。
例えば、3ビットの疑似ランダムパターン信号は、1つのパターンにおけるデータ数が7個であり、パターン中においてデータ値が遷移する回数は4回である。図19では、被測定デバイス400が、3ビットの疑似ランダムパターン信号を生成して、疑似ランダムパターン信号の一つのパターンのデータが0100011である場合を示す。前述したように、排他的論理和回路404は、疑似ランダムパターン信号の論理値が連続するときに論理値0を出力し、連続しないときに論理値1を出力するので、そのパターンは1100101となる。
本例における相補データ信号生成部80は、一致検出器91及びDフリップフロップ92を有する。一致検出器91は、被測定デバイス400の排他的論理和回路404が出力する信号と、Dフリップフロップ92が正出力端子Qから出力する信号とが一致するときにH論理を出力する回路である。一致検出器91は、いわゆる排他的NORであってよい。
Dフリップフロップ92は、一致検出器91が出力する信号を、被測定デバイス400に与えられるクロックに応じて取り込み、出力する。一致検出器91は、疑似ランダムパターン信号の論理値が連続する場合に、Dフリップフロップ92が出力する信号を反転してDフリップフロップ92に入力する。このため、Dフリップフロップ92が出力する信号は、疑似ランダムパターン信号の論理値が遷移しないタイミングでエッジを有することになる。図19の例では、相補データ信号のパターンは、0001001となる。
このような構成により、疑似ランダムパターン信号の相補データ信号を容易に生成することができる。また、疑似ランダムパターン信号と、相補データ信号との同期が既にとれているという利点もある。
図20は、図12に関連して説明したジッタ測定装置40の動作の一例を示すフローチャートである。まず、第1のパルス発生段階S310において、第1のパルス発生器10−1が、被測定データ信号のエッジに応じて所定のパルス幅の第1のパルス信号を出力する。また、第2のパルス発生段階S312において、第2のパルス発生器10−2が、相補データ信号のエッジに応じて所定のパルス幅の第2のパルス信号を出力する。
ここで、第1のパルス発生段階S310及び第2のパルス発生段階S312は、略同時に行ってよい。また、第2のパルス発生段階S312において、図13から図19で説明したように、相補データ信号生成部80が、被測定データ信号に基づいて相補データ信号を生成してよい。
次に、レベルシフト段階S314において、第1のレベルシフト回路70−1及び第2のレベルシフト回路70−2が、第1のパルス信号及び第2のパルス信号の信号レベルを所定のレベルにシフトする。次に、フィルタ段階S316において、第1のフィルタ60−1及び第2のフィルタ60−2が、第1のパルス信号及び第2のパルス信号から、被測定データ信号のキャリア周波数成分を除去する。
次に、積分段階S318において、積分器20が、第1のフィルタ60−1及び第2のフィルタ60−2が出力する第1のパルス信号及び第2のパルス信号を積分する。積分段階S318においては、合成部90が、第1のパルス信号及び第2のパルス信号を合成して積分器20に入力してよい。
次に、ジッタ算出段階S320において、ジッタ算出器30が、被測定データ信号のジッタを算出する。S320において、ジッタ算出器30は、被測定データ信号の周期ジッタを算出してよく、タイミングジッタを算出してもよい。周期ジッタを算出する場合、積分段階S20を省略してよい。また、レベルシフト段階S314を、フィルタ段階S316の後段の処理としてもよい。
図21は、被測定デバイス400の構成の一例を示す図である。本例における被測定デバイス400は、例えばデータ通信に用いられる半導体回路等の電子デバイスであって、内部回路410及びジッタ測定装置40を備える。
内部回路410は、被測定デバイス400の実装時に動作する回路であり、クロック信号又はデータ信号等を外部に出力する。ジッタ測定装置40は、図4から図20において説明したジッタ測定装置40と同一又は同様の機能及び構成を有してよい。また、ジッタ測定装置40は、ジッタ算出器30を備えなくともよい。
ジッタ測定装置40は、内部回路410が出力するクロック信号又はデータ信号のジッタを測定する(in−situ測定)。また、ジッタ測定装置40は、測定結果を外部の試験装置等に出力してもよい。ジッタ測定装置40がジッタ算出器30を備えない場合、外部の試験装置等が、ジッタ算出器30を備えてよい。
以上において説明した実施形態によれば、三角波成分等の不要な成分を測定することなく、ジッタ成分を測定することができる。このため、精度よくジッタを算出することができる。
以上、本発明の一つの側面を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
被試験デバイスを試験する試験装置200の構成の一例を示す図である。 被測定信号にタイミングジッタが無い場合に、積分器20が出力するジッタ測定信号の波形の一例を示す図である。 被測定信号にタイミングジッタが有る場合に、積分器20が出力するジッタ測定信号の波形の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る試験装置100の構成の一例を示す図である。 フィルタ60が出力する信号を説明する図である。 積分器20が出力するジッタ測定信号の一例を示す図である。 パルス発生器10が出力するパルス信号のスペクトルの拡大図の一例を示す。 積分器20が出力する信号のスペクトルの拡大図の一例を示す。 ジッタ測定装置40の構成の他の例を示す図である。 レベルシフト回路70、フィルタ60、及び積分器20の構成の一例を示す図である。 ジッタ測定装置40の動作の一例を示すフローチャートである。 ジッタ測定装置40の構成の一例を示す図である。 相補データ信号生成部80及びパルス発生器10の動作の一例を示すタイミングチャートである。 相補データ信号生成部80の構成の一例を示す図である。 相補データ信号生成部80の動作の一例を説明するタイミングチャートである。図15(a)は、クロック再生器81から一致検出器84までの動作を示し、図15(b)は、一致検出器84から分周器86までの動作を示す。 相補データ信号生成部80の構成の他の例を示す図である。 図16に示す相補データ信号生成部80の動作の一例を示すタイミングチャートである。 相補データ信号生成部80の構成の他の例を示す図である。 図18に示した被測定デバイス400及び相補データ信号生成部80の動作の一例を示すタイミングチャートである。 図12に関連して説明したジッタ測定装置40の動作の一例を示すフローチャートである。 被測定デバイス400の構成の一例を示す図である。
符号の説明
10・・・パルス発生器、12・・・遅延回路、14・・・排他的論理和回路、20・・・積分器、22・・・ソース電流源、24・・・充放電制御部、26・・・シンク電流源、28・・・キャパシタ、30・・・ジッタ算出器、40・・・ジッタ測定装置、50・・・判定部、60・・・フィルタ、62、66、74・・・抵抗、64、68、72・・・キャパシタ、70・・・レベルシフト回路、80・・・相補データ信号生成部、81・・・クロック再生器、82・・・第1のDフリップフロップ、83・・・第2のDフリップフロップ、84・・・一致検出器、85・・・第3のDフリップフロップ、86・・・分周器、87・・・第4のDフリップフロップ、88・・・第5のDフリップフロップ、89・・・排他的論理和回路、90・・・合成部、91・・・一致検出器、92・・・Dフリップフロップ、100・・・試験装置、140・・・ジッタ測定装置、200・・・試験装置、400・・・被測定デバイス、402・・・Dフリップフロップ、404・・・排他的論理和回路、410・・・内部回路

Claims (15)

  1. 被測定データ信号のジッタを測定するジッタ測定装置であって、
    前記被測定データ信号のエッジを検出し、前記エッジに応じて予め定められたパルス幅の第1のパルス信号を出力する第1のパルス発生器と、
    前記被測定データ信号においてデータ値が遷移しないデータ区間の境界を検出し、検出した前記データ区間の境界のタイミングに応じて、予め定められたパルス幅の第2のパルス信号を出力する第2のパルス発生器と、
    前記第1のパルス信号及び前記第2のパルス信号の周波数成分のうち、前記被測定データ信号のキャリア周波数より小さい所定の遮断周波数以下の成分を通過させて、前記第1のパルス信号及び前記第2のパルス信号から、前記被測定データ信号のキャリア周波数成分を除去するローパスフィルタと、
    前記第1のパルス発生器及び前記第2のパルス発生器が出力する前記第1のパルス信号及び前記第2のパルス信号の信号レベルを、前記ローパスフィルタの特性に応じた信号レベルにシフトして、前記ローパスフィルタに入力するレベルシフト回路と、
    前記ローパスフィルタが出力する信号に基づいて、前記被測定データ信号の周期ジッタを算出するジッタ算出器と
    を備えるジッタ測定装置。
  2. 被測定データ信号のジッタを測定するジッタ測定装置であって、
    前記被測定データ信号のエッジを検出し、前記エッジに応じて予め定められたパルス幅の第1のパルス信号を出力する第1のパルス発生器と、
    前記被測定データ信号においてデータ値が遷移しないデータ区間の境界を検出し、検出した前記データ区間の境界のタイミングに応じて、予め定められたパルス幅の第2のパルス信号を出力する第2のパルス発生器と、
    前記第1のパルス信号及び前記第2のパルス信号の周波数成分のうち、前記被測定データ信号のキャリア周波数より小さい所定の遮断周波数以下の成分を通過させて、前記第1のパルス信号及び前記第2のパルス信号から、前記被測定データ信号のキャリア周波数成分を除去するローパスフィルタと、
    前記ローパスフィルタが出力する信号を積分する積分器と、
    前記ローパスフィルタが出力する信号の信号レベルを、前記積分器の特性に応じた信号レベルにシフトして、前記積分器に入力するレベルシフト回路と、
    前記積分器が積分した信号に基づいて、前記被測定データ信号のタイミングジッタを算出するジッタ算出器と
    を備えるジッタ測定装置。
  3. 被測定データ信号のジッタを測定するジッタ測定装置であって、
    前記被測定データ信号のエッジを検出し、前記エッジに応じて予め定められたパルス幅の第1のパルス信号を出力する第1のパルス発生器と、
    前記被測定データ信号においてデータ値が遷移しないデータ区間の境界を検出し、検出した前記データ区間の境界のタイミングに応じて、予め定められたパルス幅の第2のパルス信号を出力する第2のパルス発生器と、
    前記第1のパルス信号及び前記第2のパルス信号から、前記被測定データ信号のキャリア周波数成分を除去するフィルタと、
    前記フィルタが出力する信号を積分する積分器と、
    前記フィルタが出力する信号に基づいて、前記被測定データ信号の周期ジッタを算出し、前記積分器が積分した信号に基づいて、前記被測定データ信号のタイミングジッタを算出するジッタ算出器と
    を備えるジッタ測定装置。
  4. 前記被測定データ信号のデータ区間の境界毎に、当該データ区間の境界において前記被測定データ信号のデータ値の遷移が無いことを条件としてエッジが設けられる相補データ信号を生成する相補データ信号生成部を更に備え、
    前記第2のパルス発生器は、前記相補データ信号のエッジに応じて、前記第2のパルス信号を出力する
    請求項3に記載のジッタ測定装置。
  5. 前記相補データ信号生成部は、前記被測定データ信号のエッジと、前記相補データ信号のエッジとを同一の時間軸に並べた場合に、これらのエッジが略同一の時間間隔で配列される前記相補データ信号を生成する
    請求項4に記載のジッタ測定装置。
  6. 前記フィルタは、前記第1のパルス信号及び前記第2のパルス信号の周波数成分のうち、前記被測定データ信号のキャリア周波数より小さい所定の遮断周波数以下の成分を通過させるローパスフィルタである
    請求項3から5のいずれか一項に記載のジッタ測定装置。
  7. 前記第1のパルス発生器及び前記第2のパルス発生器が出力する前記第1のパルス信号及び前記第2のパルス信号の信号レベルを、前記フィルタの特性に応じた信号レベルにシフトして、前記フィルタに入力するレベルシフト回路を更に備える
    請求項6に記載のジッタ測定装置。
  8. 前記フィルタが出力する信号の信号レベルを、前記積分器の特性に応じた信号レベルにシフトして、前記積分器に入力するレベルシフト回路を更に備える
    請求項3から7のいずれか一項に記載のジッタ測定装置。
  9. 被測定データ信号のジッタを測定するジッタ測定方法であって、
    前記被測定データ信号のエッジを検出し、前記エッジに応じて予め定められたパルス幅の第1のパルス信号を出力する第1のパルス発生段階と、
    前記被測定データ信号においてデータ値が遷移しないデータ区間の境界を検出し、検出した前記データ区間の境界のタイミングに応じて、予め定められたパルス幅の第2のパルス信号を出力する第2のパルス発生段階と、
    ローパスフィルタにより前記第1のパルス信号及び前記第2のパルス信号の周波数成分のうち、前記被測定データ信号のキャリア周波数より小さい所定の遮断周波数以下の成分を通過させて、前記第1のパルス信号及び前記第2のパルス信号から、前記被測定データ信号のキャリア周波数成分を除去するフィルタ段階と、
    前記第1のパルス発生段階及び前記第2のパルス発生段階により出力する前記第1のパルス信号及び前記第2のパルス信号の信号レベルを、前記ローパスフィルタの特性に応じた信号レベルにシフトして、前記フィルタ段階に入力するレベルシフト段階と、
    前記フィルタ段階により出力する信号に基づいて、前記被測定データ信号の周期ジッタを算出するジッタ算出段階と
    を備えるジッタ測定方法。
  10. 被測定データ信号のジッタを測定するジッタ測定方法であって、
    前記被測定データ信号のエッジを検出し、前記エッジに応じて予め定められたパルス幅の第1のパルス信号を出力する第1のパルス発生段階と、
    前記被測定データ信号においてデータ値が遷移しないデータ区間の境界を検出し、検出した前記データ区間の境界のタイミングに応じて、予め定められたパルス幅の第2のパルス信号を出力する第2のパルス発生段階と、
    ローパスフィルタにより前記第1のパルス信号及び前記第2のパルス信号の周波数成分のうち、前記被測定データ信号のキャリア周波数より小さい所定の遮断周波数以下の成分を通過させて、前記第1のパルス信号及び前記第2のパルス信号から、前記被測定データ信号のキャリア周波数成分を除去するフィルタ段階と、
    前記フィルタ段階において出力する信号を積分器により積分する積分段階と、
    前記フィルタ段階において出力する信号の信号レベルを、前記積分器の特性に応じた信号レベルにシフトして、前記積分段階に入力するレベルシフト段階と、
    前記積分段階において積分した信号に基づいて、前記被測定データ信号のタイミングジッタを算出するジッタ算出段階と
    を備えるジッタ測定方法。
  11. 被測定データ信号のジッタを測定するジッタ測定方法であって、
    前記被測定データ信号のエッジを検出し、前記エッジに応じて予め定められたパルス幅の第1のパルス信号を出力する第1のパルス発生段階と、
    前記被測定データ信号においてデータ値が遷移しないデータ区間の境界を検出し、検出した前記データ区間の境界のタイミングに応じて、予め定められたパルス幅の第2のパルス信号を出力する第2のパルス発生段階と、
    前記第1のパルス信号及び前記第2のパルス信号から、前記被測定データ信号のキャリア周波数成分を除去するフィルタ段階と、
    前記フィルタ段階において出力する信号を積分する積分段階と、
    前記フィルタ段階において出力する信号に基づいて、前記被測定データ信号の周期ジッタを算出し、前記積分段階において積分した信号に基づいて、前記被測定データ信号のタイミングジッタを算出するジッタ算出段階と
    を備えるジッタ測定方法。
  12. 被試験デバイスを試験する試験装置であって、
    前記被試験デバイスが出力する被測定データ信号のジッタを測定する請求項1から8のいずれか一項に記載のジッタ測定装置と、
    前記ジッタ測定装置が測定した前記被測定データ信号のジッタに基づいて、前記被試験デバイスの良否を判定する判定部と
    を備える試験装置。
  13. データ信号を出力する内部回路と、前記内部回路が出力するデータ信号のジッタを測定するジッタ測定回路とを備える電子デバイスであって、
    前記ジッタ測定回路は、
    前記データ信号において前記ジッタを測定するべき被測定エッジに応じて、予め定められたパルス幅のパルス信号を出力するパルス発生器と、
    前記パルス信号の周波数成分のうち、前記データ信号のキャリア周波数より小さい所定の遮断周波数以下の成分を通過させて、前記パルス信号から、前記データ信号のキャリア周波数成分を除去するローパスフィルタと、
    前記パルス発生器が出力する前記パルス信号の信号レベルを、前記ローパスフィルタの特性に応じた信号レベルにシフトして、前記ローパスフィルタに入力するレベルシフト回路と、
    前記ローパスフィルタが出力する信号に基づいて、前記データ信号の周期ジッタを算出するジッタ算出器と
    を備える電子デバイス。
  14. データ信号を出力する内部回路と、前記内部回路が出力するデータ信号のジッタを測定するジッタ測定回路とを備える電子デバイスであって、
    前記ジッタ測定回路は、
    前記データ信号において前記ジッタを測定するべき被測定エッジに応じて、予め定められたパルス幅のパルス信号を出力するパルス発生器と、
    前記パルス信号の周波数成分のうち、前記データ信号のキャリア周波数より小さい所定の遮断周波数以下の成分を通過させて、前記パルス信号から、前記データ信号のキャリア周波数成分を除去するローパスフィルタと、
    前記ローパスフィルタが出力する信号を積分する積分器と、
    前記ローパスフィルタが出力する信号の信号レベルを、前記積分器の特性に応じた信号レベルにシフトして、前記積分器に入力するレベルシフト回路と、
    前記積分器が積分した信号に基づいて、前記データ信号のタイミングジッタを算出するジッタ算出器と
    を備える電子デバイス。
  15. データ信号を出力する内部回路と、前記内部回路が出力するデータ信号のジッタを測定するジッタ測定回路とを備える電子デバイスであって、
    前記ジッタ測定回路は、
    前記データ信号において前記ジッタを測定するべき被測定エッジに応じて、予め定められたパルス幅のパルス信号を出力するパルス発生器と、
    前記パルス信号から、前記データ信号のキャリア周波数成分を除去するフィルタと
    前記フィルタが出力する信号に基づいて、前記データ信号の周期ジッタを算出するジッタ算出器と、
    前記フィルタが出力する信号を積分する積分器と
    を有し、
    前記ジッタ算出器は、前記積分器が積分した信号に基づいて、前記データ信号のタイミングジッタを算出する電子デバイス。
JP2006296000A 2005-11-04 2006-10-31 ジッタ測定装置、ジッタ測定方法、試験装置、及び電子デバイス Expired - Fee Related JP5328096B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/266,472 US7778319B2 (en) 2005-11-04 2005-11-04 Jitter measuring apparatus, jitter measuring method and test apparatus
US11/266,472 2005-11-04

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007127645A JP2007127645A (ja) 2007-05-24
JP2007127645A5 JP2007127645A5 (ja) 2008-10-30
JP5328096B2 true JP5328096B2 (ja) 2013-10-30

Family

ID=37950142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006296000A Expired - Fee Related JP5328096B2 (ja) 2005-11-04 2006-10-31 ジッタ測定装置、ジッタ測定方法、試験装置、及び電子デバイス

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7778319B2 (ja)
JP (1) JP5328096B2 (ja)
DE (1) DE102006052842A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006007617A1 (de) * 2005-02-14 2006-08-24 Advantest Corp. Jittermessvorrichtung, Jittermessverfahren, Prüfvorrichtung und Elektronische Vorrichtung
JP4979003B2 (ja) * 2007-04-09 2012-07-18 日本電信電話株式会社 Cdr回路
JP5314491B2 (ja) * 2009-05-08 2013-10-16 株式会社アドバンテスト 試験装置、試験方法、および、デバイス
WO2011001577A1 (ja) * 2009-07-02 2011-01-06 パナソニック株式会社 ポーラ変調回路を備える送信機
TWI444636B (zh) * 2011-02-18 2014-07-11 Realtek Semiconductor Corp 內建抖動測試功能之時脈與資料回復電路及其方法
US20140306689A1 (en) * 2013-04-10 2014-10-16 Texas Instruments, Incorporated High resolution current pulse analog measurement
US20150102799A1 (en) * 2013-10-15 2015-04-16 Nvidia Corporation Jitter determination of noisy electrical signals

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07153006A (ja) * 1993-11-30 1995-06-16 Sony Corp ディジタル信号記録回路
JPH08102763A (ja) * 1994-09-30 1996-04-16 Anritsu Corp ジッタ測定装置
JPH08248078A (ja) * 1995-03-07 1996-09-27 Anritsu Corp ジッタ伝達特性測定装置
US5754437A (en) * 1996-09-10 1998-05-19 Tektronix, Inc. Phase measurement apparatus and method
JP2959511B2 (ja) * 1997-03-19 1999-10-06 日本電気株式会社 データストローブ装置
JP2993559B2 (ja) * 1997-03-31 1999-12-20 日本電気株式会社 位相同期回路
JP2001126412A (ja) * 1999-11-01 2001-05-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 復号装置
JP3457626B2 (ja) * 2000-04-20 2003-10-20 Necエレクトロニクス株式会社 ジッタ検出回路
JP3419384B2 (ja) * 2000-04-28 2003-06-23 松下電器産業株式会社 ジッタ検出回路
US6598004B1 (en) * 2000-08-28 2003-07-22 Advantest Corporation Jitter measurement apparatus and its method
JP2002140819A (ja) * 2000-10-31 2002-05-17 Sanyo Electric Co Ltd ジッタ検出回路および光ディスク記録再生装置
US20020136337A1 (en) * 2001-03-20 2002-09-26 Abhijit Chatterjee Method and apparatus for high-resolution jitter measurement
JP2004061287A (ja) * 2002-07-29 2004-02-26 Nec System Technologies Ltd ジッタ検出回路および半導体集積回路
JP4040393B2 (ja) * 2002-08-23 2008-01-30 Necエレクトロニクス株式会社 ジッタテスト回路、ジッタテスト回路を搭載した半導体装置およびジッタテスト方法
US20040062301A1 (en) * 2002-09-30 2004-04-01 Takahiro Yamaguchi Jitter measurement apparatus and jitter measurement method
JP4152710B2 (ja) * 2002-10-01 2008-09-17 株式会社アドバンテスト ジッタ測定装置、及び試験装置
US7317777B2 (en) * 2002-10-07 2008-01-08 International Business Machines Corporation Digital adaptive control loop for data deserialization
US7236555B2 (en) * 2004-01-23 2007-06-26 Sunrise Telecom Incorporated Method and apparatus for measuring jitter
DE102006007617A1 (de) * 2005-02-14 2006-08-24 Advantest Corp. Jittermessvorrichtung, Jittermessverfahren, Prüfvorrichtung und Elektronische Vorrichtung
US7496137B2 (en) * 2005-05-25 2009-02-24 Advantest Corporation Apparatus for measuring jitter and method of measuring jitter

Also Published As

Publication number Publication date
DE102006052842A1 (de) 2007-05-10
US20070104260A1 (en) 2007-05-10
US7778319B2 (en) 2010-08-17
JP2007127645A (ja) 2007-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5328096B2 (ja) ジッタ測定装置、ジッタ測定方法、試験装置、及び電子デバイス
JP5113368B2 (ja) ジッタ測定装置、ジッタ測定方法、試験装置、及び電子デバイス
JP2006329987A (ja) ジッタ測定装置、及びジッタ測定方法
JP5300174B2 (ja) ジッタ測定装置、ジッタ測定方法、試験装置、及び電子デバイス
US8284886B2 (en) Radio frequency built-in self test for quality monitoring of local oscillator and transmitter
KR101140703B1 (ko) 지터를 측정하는 방법 및 장치
US7394277B2 (en) Testing apparatus, testing method, jitter filtering circuit, and jitter filtering method
JP4819400B2 (ja) クロック生成回路のテスト回路
JP2006017710A (ja) ジッタの周波数応答を計測する方法
US7688059B2 (en) Filter characteristic adjusting apparatus and filter characteristic adjusting method
JP5047187B2 (ja) キャリブレーション装置、キャリブレーション方法、及び試験装置
US8456195B2 (en) System and method for on-chip jitter and duty cycle measurement
JP2000180484A (ja) 高調波測定装置
US7409307B2 (en) Calibration apparatus, calibration method, testing apparatus, and testing method
JP2018189410A (ja) ジッタ測定回路
Kvedaras et al. Settling time testing of fast DACs
Chiorboli Sub-picosecond aperture-uncertainty measurements [ADCs]
JP3632652B2 (ja) Icテスタ
WO2011033691A1 (ja) 測定回路および電子デバイス
JP3732462B2 (ja) 集積回路の検査方法および検査装置
Hsu et al. Timing jitter and modulation profile extraction for spread-spectrum clocks
JP2006343345A (ja) 半導体集積回路とそのジッタ測定方法
Kim et al. Efficient BIST scheme for A/D converters
Kvedaras et al. Method of dynamic parameters measurement of high-speed D/A converters

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080911

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091002

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121023

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130716

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130723

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees