JPWO2007094255A1 - D/a変換器 - Google Patents

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Abstract

D/A変換器(100)は、デジタル信号を入力し、量子化基準値に基づき量子化する量子化器(105)を含むデルタシグマ変調回路(102)と、デルタシグマ変調回路の出力をアナログ信号に変換し出力する局部D/A変換回路(107)と、量子化器の量子化基準値を補正する制御回路(109)とを備える。量子化基準値は量子化器が出力し得る複数の離散的な出力値毎に設定される。制御回路(109)は、デルタシグマ変調回路(102)の後段に接続され、少なくとも局部D/A変換回路(107)を含む後段の回路において発生する歪みをキャンセルするように量子化基準値を補正する。

Description

本発明は、デジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器に関し、特にデルタシグマ変調回路を有するD/A変換器に関する。
従来、デジタル信号をアナログ信号に変換する手段として、デルタシグマ変調回路を用いたD/A変換器が知られている。従来のD/A変換器の一例を図5に示す。図5において、デジタル入力401は語長の長い、例えば16ビットのPCMデータである。デジタル入力401は、デルタシグマ変調回路402によりノイズシェーピングされ、数ビットのデジタルデータに変換される。デルタシグマ変調回路402の出力は、局部D/A変換回路407によりアナログ出力408となる。
デルタシグマ変調回路402の内部動作としては、デジタル入力401は加算器403において遅延器406からの負帰還信号と加算され、さらに積分器404にて積分される。積分器404の出力は量子化器405によって数ビット程度に再量子化され、局部D/A変換回路407に入力される。また、量子化器405の出力は帰還信号として遅延器406に入力される。
量子化器405は、入力したデジタル値を量子化基準値にしたがい再量子化する。量子化基準値は、量子化器405が出力し得る離散的な値である量子化値に対応して設定されている。図6に従来のD/A変換器100bの量子化器405の入出力特性を示す。同図において「●」は量子化基準値を示す。同図では、量子化器405は入力に対して+2〜−2の5段階に再量子化している。また、これら5値に対する量子化基準値は線形特性を有する(破線X参照)。例えば、量子化器405への入力がMの時、量子化器405の出力は1であり、このときの量子化誤差は0となる。同様に量子化器405への入力が2Mの時、量子化器405の出力は2であり、このときの量子化誤差は0となる。また、隣接する量子化値間の閾値レベルは量子化基準値に対して中間値としており、例えば、量子化値0と量子化値1の閾値はM/2となっている。
一般的にD/A変換器においては、信号伝播経路において歪みが生じないことが望ましいが、実際には、局部D/A変換回路あるいは局部D/A変換回路の後段に接続されるアナログ回路において歪みが発生する。以下、局部D/A変換回路407として、パルス幅変調回路を用いた場合に生じる歪みについて説明する。
パルス幅変調回路407は数ビットのデジタル信号をHレベルとLレベルの2値(1ビット)に変換する。2値化された信号は図7(a)に示すような信号であることが理想的であるが、実際はアナログ的な要因、例えば、配線のインピーダンス等の影響により、図7(b)に示すような波形歪みが生じる。こういった波形歪みが発生することで、量子化器405の出力の各値に対するアナログ出力の特性は悪化する。すなわち、理想的なアナログ出力は、量子化器出力(パルス幅変調回路407への入力)に対して線形性を示す特性になるが、実際のアナログ出力は非線形な特性を示す。
この問題を解消するために、例えば、特許文献1に示すような信号増幅装置が提案されている。特許文献1によれば、パルス幅変調した信号と、パルス幅変調した信号を所定の大きさに増幅させた信号との間の立ち上がり差分および立ち下がり差分から、歪み量を算出し、その歪み量を量子化器出力から減算することで歪みの低減を図っている。
特開2003−110376号公報
しかしながら、特許文献1の信号増幅装置は、レベル変換器等を要し、回路全体としての部品点数が多くなり、製造コストが増大したり、実装面積が増大したりするという課題を有していた。
さらに、歪み量が大きい場合はフィードバックループに加算される補正量が大きくなり発振する恐れがある。この発振を防ぐために歪み量が大きい場合を想定してデルタシグマ変調手段のゲインを下げた構成にすれば、ひずみ量が小さい場合に信号増幅率が小さくなるという課題を有していた。
本発明は、かかる課題を解決し、歪みが少なく且つ回路規模の増大を招かないで高い信号増幅率を実現するD/A変換器を提供することを目的とする。
本発明に係るD/A変換器は、デジタル信号を入力し、量子化基準値に基づき量子化する量子化器を含むデルタシグマ変調回路と、デルタシグマ変調回路の出力をアナログ信号に変換し出力する局部D/A変換回路と、量子化器の量子化基準値を補正する制御回路とを備える。量子化基準値は、前記量子化器が出力し得る複数の離散的な出力値毎に設定される。制御回路は、デルタシグマ変調回路の後段に接続され、少なくとも局部D/A変換回路を含む後段の回路において発生する歪みをキャンセルするように量子化基準値を補正する。
すなわち、量子化器の出力値Nに対応する量子化器の量子化基準値をMとし、量子化器の出力値Nに対する理想的なアナログ出力信号値をPとしたときに、アナログ出力信号値Pに対して実際のアナログ出力信号がP×αとなる場合に、この歪みの影響をキャンセルし、結果的に得られる実際のアナログ出力信号がPとなるように、量子化基準値がM×αに補正される。
本発明のD/A変換器によれば、レベル変換器などの追加の回路を要さず、量子化器の量子化基準値を制御回路により設定するだけで歪みの低減が図れることから、回路規模の増大化を抑制できるとともに、高い信号増幅率も確保できる。
本発明によるD/A変換器の構成を示す図 局部D/A変換回路及びその後段のアナログ回路の入力と出力の特性を示す図 本発明による量子化基準値補正前の量子化器の入出力特性を示す図 本発明による量子化基準値補正後の量子化器の入出力特性を示す図 多段パルス信号を出力可能な局部D/A変換回路の構成を示す図 従来のD/A変換器の構成を示す図 従来の量子化器の入出力特性を示す図 局部D/A変換回路の出力波形図
符号の説明
101 デジタル入力
102 デルタシグマ変調回路
103 加算器
104 積分器
105 量子化器
106 遅延器
107、107b 局部D/A変換回路
108 アナログ出力
109 制御回路
401 デジタル入力
402 デルタシグマ変調回路
403 加算器
404 積分器
405 量子化器
406 遅延器
407 局部D/A変換回路
以下、本発明に係るD/A変換器の実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明のD/A変換器の一実施形態を示すブロック図である。D/A変換器100は、入力信号をデルタシグマ変調するデルタシグマ変調回路102と、デジタルシグマ変調回路102の量子化動作を制御する制御回路109と、デルタシグマ変調回路102の出力をPWM(Pulse Width Modulation)変調し、アナログ出力として出力する局部D/A変換回路107とを備える。デジタルシグマ変調回路102は、加算器103と、積分器104と、量子化器105と、遅延器106とを備える。
デルタシグマ変調回路102は、入力信号として、語長の長い、例えば16ビットのPCMデータであるデジタル入力101を入力する。デルタシグマ変調回路102において、デジタル入力101は、加算器103によって遅延器106からの負帰還信号と加算され、その後、積分器104によって積分される。積分器104の出力は量子化器105に入力され、量子化器105によって再量子化される。量子化器105の出力は、局部D/A変換回路107に入力される。局部D/A変換回路107は量子化器105の出力をPWM変調し、アナログ出力108として出力する。
量子化器105について説明する。量子化器105は、入力したデジタル値(積分器104の出力)を、量子化基準値にしたがい、離散的な値をとる量子化値に変換して出力する。本例では、量子化器105は、16ビットのデータを3ビットのデータに変換する再量子化を行う。量子化基準値は、各量子化値に対応して設定されている。量子化基準値は、量子化誤差がゼロで量子化されるときの量子化器105の入力値に等しい。なお、量子化器105の入力値と量子化基準値との誤差はフィードバックされ、次の周期のデジタル入力値101に加算され、量子化器105において、その誤差が加算されたデジタル入力値について再量子化が実行される。よって、この量子化基準値を変動させることで、量子化器105の入出力特性が変動する。
次に、本実施形態の量子化器105の量子化基準値の設定について説明する。量子化器105の量子化基準値は制御回路109により補正(調整)される。特に、本実施形態では、量子化器105の量子化基準値は、局部D/A変換回路107およびその後段のアナログ回路で生じ得る歪みの特性を考慮して決定される。
本実施形態では、量子化器105は−2〜+2の5段階の量子化値(量子化器105の出力)に再量子化する。量子化器105の量子化基準値は初期状態において図3Aに示すように入出力特性が線形となるように設定されている。すなわち、量子化器105において、量子化値「1」に対する量子化基準値の初期値として「M」が、量子化値「2」に対する量子化基準値の初期値として「2M」が設定されている。量子化器105の量子化基準値が制御回路109によって補正された後、D/A変換器100は使用可能状態となる。以下、量子化基準値の補正について説明する。
図2は、局部D/A変換回路107およびその後段のアナログ回路(図示せず)の入出力特性を示した図である。すなわち、図2から、局部D/A変換回路107およびその後段のアナログ回路で生じ得る歪みの特性が理解できる。なお、同図においてシンボル「A」は理想的なアナログ出力を示し、シンボル「B」は歪みを含んだ実際のアナログ出力を示す。同図に示すように、理想的な特性(破線Y)は線形性を示す。例えば、量子化器105の出力値「1」に対応する理想的なアナログ出力値は「P」となるが、実際のアナログ出力は、理想的なアナログ出力値Pに対して小さな値である「P×α」となっている(αは1以下の正の数)。同様に、量子化器105の出力値「2」に対応する理想的なアナログ出力値は「2P」となるが、実際のアナログ出力は「2P×β」となっている(βは1以下の正の数)。
ここで、理想的な特性(破線Y)にしたがった場合、アナログ出力値「P×α」に対応する量子化器の出力値は「α」となる。一方、図3Aに示すように量子化器105の出力(量子化値)「1」に対する量子化基準値が「M」である場合、量子化値「α」に対応する量子化基準値は「M×α」となる。このことから、実際のアナログ出力値「P×α」は、量子化基準値をα倍した場合の理想的なアナログ出力値であると見なすことができる。すなわち、歪みにより実際のアナログ出力が理想的なアナログ出力に対してα倍される場合、量子化値「1」に対応する量子化基準値「M」をα倍して補正することで、量子化値は仮想的に1/α倍にされるが、その後、アナログ回路の歪みによりα倍されるため、最終的に歪がキャンセルされ得ることを示している。量子化値「2」についても同様に、理想的なアナログ出力「2M」に対して、実際のアナログ出力がβ倍されるとき、量子化値「2」に対応する量子化基準値を「2M×β」に設定することで歪みをキャンセルすることができる。このようにして、すべての量子化値に対応する実際のアナログ出力特性に基づき、各量子化値に対する量子化基準値を補正する。
図3Bに、制御回路109により、上記のようにして量子化基準値が補正された量子化器105の入出力特性を示す。同図において「●」は量子化基準値を示す。図3Bに示すように、量子化値「1」に対する量子化基準値は「M×α」に、量子化値「2」に対する量子化基準値は「2M×β」にそれぞれ補正される。その他の量子化基準値もアナログ回路の歪み特性を考慮して同様に補正される。図3Bにおいて、量子化器105の入力値が「M×α」の時、量子化器105の出力は「1」となる。このとき、量子化器105の入力値は量子化基準値「M×α」と等しいので量子化誤差は発生しない。また、図2を参照すると、量子化器出力値「1」は、実際のアナログ出力値「P×α」となるので、増幅率はP/M(=(P×α)/(M×α))となる。同様に、図3Bにおいて、量子化器105の入力値が「2M×β」の時、量子化器105の出力は「2」となる。このとき、量子化器105の入力値は量子化基準値「2M×β」と等しいので量子化誤差は発生しない。また、図2を参照すると、量子化器出力値「2」は実際のアナログ出力値「2P×β」となるので増幅率はP/M(=(2P×β)/(2M×β))となる。以上のように、常に増幅率は一定を示すことからアナログ出力は線形を示すこととなり、歪みが低減される。
なお、補正された量子化基準値に対してその補正量が大きくなった場合、すなわち、発生する量子化誤差が増大するよう補正された場合は、発振する可能性がある。そこで、発振を防止するため、制御回路109は、すべての補正後の量子化基準値に対して、さらに定数A倍して補正してもよい。これにより、発振を抑制しつつ、高い増幅率を持つ量子化器105を実現できる。ここで定数Aは、量子化基準値を補正する前の量子化誤差の最大値xと、量子化基準値を補正した後の量子化誤差の最大値yをもとにして、A=y/xで算出される。但し、デルタシグマ変調回路の構成によってはこの限りではなく、別の適切な算出方法により決定してもよい。
また、それぞれ隣接する量子化値の閾値は、量子化誤差が一定量に抑えられるように、隣接する量子化基準値との中点が望ましい。しかしながら、デルタシグマ変調回路における帰還回路の特性に応じて適切な閾値を設定してもよい。
なお、このアナログ出力の歪み特性については、特性を測定する回路を別途追加することで算出してもよいが、あらかじめ測定器において特性を測定しておいてもよい。かかる構成によれば、制御回路109により、局部D/A変換回路107およびその後段に接続された回路によって発生する歪みを、量子化器105においてあらかじめ補正するように量子化器105の量子化基準値を設定することにより、レベル変換器等の部品が不要となり、安価で歪みの低減することができる。
また、本実施の形態において、1次のデルタシグマ変調回路を用いたが、これに限定するわけではなく、2次以上のデルタシグマ変調回路を用いたとしてもよい。
また、本実施の形態において、局部D/A変換回路107およびその後段のアナログ回路で生じ得る歪みの特性を考慮したが、局部D/A変換回路107で生じ得る歪みの特性のみを考慮して量子化基準値を補正するようにしてもよい。
また、局部D/A変換回路107は上述したPWM変調回路に限られない。図4に、本実施形態のD/A変換器100の後段に接続される局部D/A変換回路の別の構成を示す。図4に示す局部D/A変換回路107bは、デコーダ702と、パルス発生器703と、加算器704とを備える。デコーダ702は、D/A変換器100から量子化されたデジタル値701を入力し、デジタル値701をデコードし、2種類のデコード信号S1、S2を生成する。デコード信号S1、S2は例えば、デジタル値701の上位ビット、下位ビットをそれぞれデコードして生成する。パルス発生器703はデコード信号S1、S2のそれぞれに対応してPWM変調されたパルス信号P1、P2を生成する。パルス信号P1、P2の波高値は異ならせる。加算器704でパルス信号P1、P2を加算してアナログ出力705として出力する。図4に示す局部D/A変換回路107bに対して入出力特性の歪みを測定し、その歪みをキャンセルするように量子化器105の量子化基準値を補正することで、局部D/A変換回路107bにより生じる歪みをキャンセルできる。
本発明のD/A変換器は、容易な回路構成で歪みの低減を可能とし、オーディオ機器等で使用されるD/A変換に有用である。
本発明は、特定の実施形態について説明されてきたが、当業者にとっては他の多くの変形例、修正、他の利用が明らかである。それゆえ、本発明は、ここでの特定の開示に限定されず、添付の請求の範囲によってのみ限定され得る。なお、本出願は日本国特許出願、特願2006−036284号(2006年2月14日提出)に関連し、それらの内容は引用することにより本文中に組み入れられる。
本発明は、デジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器に関し、特にデルタシグマ変調回路を有するD/A変換器に関する。
従来、デジタル信号をアナログ信号に変換する手段として、デルタシグマ変調回路を用いたD/A変換器が知られている。従来のD/A変換器の一例を図5に示す。図5において、デジタル入力401は語長の長い、例えば16ビットのPCMデータである。デジタル入力401は、デルタシグマ変調回路402によりノイズシェーピングされ、数ビットのデジタルデータに変換される。デルタシグマ変調回路402の出力は、局部D/A変換回路407によりアナログ出力408となる。
デルタシグマ変調回路402の内部動作としては、デジタル入力401は加算器403において遅延器406からの負帰還信号と加算され、さらに積分器404にて積分される。積分器404の出力は量子化器405によって数ビット程度に再量子化され、局部D/A変換回路407に入力される。また、量子化器405の出力は帰還信号として遅延器406に入力される。
量子化器405は、入力したデジタル値を量子化基準値にしたがい再量子化する。量子化基準値は、量子化器405が出力し得る離散的な値である量子化値に対応して設定されている。図6に従来のD/A変換器100bの量子化器405の入出力特性を示す。同図において「●」は量子化基準値を示す。同図では、量子化器405は入力に対して+2〜−2の5段階に再量子化している。また、これら5値に対する量子化基準値は線形特性を有する(破線X参照)。例えば、量子化器405への入力がMの時、量子化器405の出力は1であり、このときの量子化誤差は0となる。同様に量子化器405への入力が2Mの時、量子化器405の出力は2であり、このときの量子化誤差は0となる。また、隣接する量子化値間の閾値レベルは量子化基準値に対して中間値としており、例えば、量子化値0と量子化値1の閾値はM/2となっている。
一般的にD/A変換器においては、信号伝播経路において歪みが生じないことが望ましいが、実際には、局部D/A変換回路あるいは局部D/A変換回路の後段に接続されるアナログ回路において歪みが発生する。以下、局部D/A変換回路407として、パルス幅変調回路を用いた場合に生じる歪みについて説明する。
パルス幅変調回路407は数ビットのデジタル信号をHレベルとLレベルの2値(1ビット)に変換する。2値化された信号は図7(a)に示すような信号であることが理想的であるが、実際はアナログ的な要因、例えば、配線のインピーダンス等の影響により、図7(b)に示すような波形歪みが生じる。こういった波形歪みが発生することで、量子化器405の出力の各値に対するアナログ出力の特性は悪化する。すなわち、理想的なアナログ出力は、量子化器出力(パルス幅変調回路407への入力)に対して線形性を示す特性になるが、実際のアナログ出力は非線形な特性を示す。
この問題を解消するために、例えば、特許文献1に示すような信号増幅装置が提案されている。特許文献1によれば、パルス幅変調した信号と、パルス幅変調した信号を所定の大きさに増幅させた信号との間の立ち上がり差分および立ち下がり差分から、歪み量を算出し、その歪み量を量子化器出力から減算することで歪みの低減を図っている。
特開2003−110376号公報
しかしながら、特許文献1の信号増幅装置は、レベル変換器等を要し、回路全体としての部品点数が多くなり、製造コストが増大したり、実装面積が増大したりするという課題を有していた。
さらに、歪み量が大きい場合はフィードバックループに加算される補正量が大きくなり発振する恐れがある。この発振を防ぐために歪み量が大きい場合を想定してデルタシグマ変調手段のゲインを下げた構成にすれば、ひずみ量が小さい場合に信号増幅率が小さくなるという課題を有していた。
本発明は、かかる課題を解決し、歪みが少なく且つ回路規模の増大を招かないで高い信号増幅率を実現するD/A変換器を提供することを目的とする。
本発明に係るD/A変換器は、デジタル信号を入力し、量子化基準値に基づき量子化する量子化器を含むデルタシグマ変調回路と、デルタシグマ変調回路の出力をアナログ信号に変換し出力する局部D/A変換回路と、量子化器の量子化基準値を補正する制御回路とを備える。量子化基準値は、前記量子化器が出力し得る複数の離散的な出力値毎に設定される。制御回路は、デルタシグマ変調回路の後段に接続され、少なくとも局部D/A変換回路を含む後段の回路において発生する歪みをキャンセルするように量子化基準値を補正する。
すなわち、量子化器の出力値Nに対応する量子化器の量子化基準値をMとし、量子化器の出力値Nに対する理想的なアナログ出力信号値をPとしたときに、アナログ出力信号値Pに対して実際のアナログ出力信号がP×αとなる場合に、この歪みの影響をキャンセルし、結果的に得られる実際のアナログ出力信号がPとなるように、量子化基準値がM×αに補正される。
本発明のD/A変換器によれば、レベル変換器などの追加の回路を要さず、量子化器の量子化基準値を制御回路により設定するだけで歪みの低減が図れることから、回路規模の増大化を抑制できるとともに、高い信号増幅率も確保できる。
以下、本発明に係るD/A変換器の実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明のD/A変換器の一実施形態を示すブロック図である。D/A変換器100は、入力信号をデルタシグマ変調するデルタシグマ変調回路102と、デジタルシグマ変調回路102の量子化動作を制御する制御回路109と、デルタシグマ変調回路102の出力をPWM(Pulse Width Modulation)変調し、アナログ出力として出力する局部D/A変換回路107とを備える。デジタルシグマ変調回路102は、加算器103と、積分器104と、量子化器105と、遅延器106とを備える。
デルタシグマ変調回路102は、入力信号として、語長の長い、例えば16ビットのPCMデータであるデジタル入力101を入力する。デルタシグマ変調回路102において、デジタル入力101は、加算器103によって遅延器106からの負帰還信号と加算され、その後、積分器104によって積分される。積分器104の出力は量子化器105に入力され、量子化器105によって再量子化される。量子化器105の出力は、局部D/A変換回路107に入力される。局部D/A変換回路107は量子化器105の出力をPWM変調し、アナログ出力108として出力する。
量子化器105について説明する。量子化器105は、入力したデジタル値(積分器104の出力)を、量子化基準値にしたがい、離散的な値をとる量子化値に変換して出力する。本例では、量子化器105は、16ビットのデータを3ビットのデータに変換する再量子化を行う。量子化基準値は、各量子化値に対応して設定されている。量子化基準値は、量子化誤差がゼロで量子化されるときの量子化器105の入力値に等しい。なお、量子化器105の入力値と量子化基準値との誤差はフィードバックされ、次の周期のデジタル入力値101に加算され、量子化器105において、その誤差が加算されたデジタル入力値について再量子化が実行される。よって、この量子化基準値を変動させることで、量子化器105の入出力特性が変動する。
次に、本実施形態の量子化器105の量子化基準値の設定について説明する。量子化器105の量子化基準値は制御回路109により補正(調整)される。特に、本実施形態では、量子化器105の量子化基準値は、局部D/A変換回路107およびその後段のアナログ回路で生じ得る歪みの特性を考慮して決定される。
本実施形態では、量子化器105は−2〜+2の5段階の量子化値(量子化器105の出力)に再量子化する。量子化器105の量子化基準値は初期状態において図3Aに示すように入出力特性が線形となるように設定されている。すなわち、量子化器105において、量子化値「1」に対する量子化基準値の初期値として「M」が、量子化値「2」に対する量子化基準値の初期値として「2M」が設定されている。量子化器105の量子化基準値が制御回路109によって補正された後、D/A変換器100は使用可能状態となる。以下、量子化基準値の補正について説明する。
図2は、局部D/A変換回路107およびその後段のアナログ回路(図示せず)の入出力特性を示した図である。すなわち、図2から、局部D/A変換回路107およびその後段のアナログ回路で生じ得る歪みの特性が理解できる。なお、同図においてシンボル「A」は理想的なアナログ出力を示し、シンボル「B」は歪みを含んだ実際のアナログ出力を示す。同図に示すように、理想的な特性(破線Y)は線形性を示す。例えば、量子化器105の出力値「1」に対応する理想的なアナログ出力値は「P」となるが、実際のアナログ出力は、理想的なアナログ出力値Pに対して小さな値である「P×α」となっている(αは1以下の正の数)。同様に、量子化器105の出力値「2」に対応する理想的なアナログ出力値は「2P」となるが、実際のアナログ出力は「2P×β」となっている(βは1以下の正の数)。
ここで、理想的な特性(破線Y)にしたがった場合、アナログ出力値「P×α」に対応する量子化器の出力値は「α」となる。一方、図3Aに示すように量子化器105の出力(量子化値)「1」に対する量子化基準値が「M」である場合、量子化値「α」に対応する量子化基準値は「M×α」となる。このことから、実際のアナログ出力値「P×α」は、量子化基準値をα倍した場合の理想的なアナログ出力値であると見なすことができる。すなわち、歪みにより実際のアナログ出力が理想的なアナログ出力に対してα倍される場合、量子化値「1」に対応する量子化基準値「M」をα倍して補正することで、量子化値は仮想的に1/α倍にされるが、その後、アナログ回路の歪みによりα倍されるため、最終的に歪がキャンセルされ得ることを示している。量子化値「2」についても同様に、理想的なアナログ出力「2M」に対して、実際のアナログ出力がβ倍されるとき、量子化値「2」に対応する量子化基準値を「2M×β」に設定することで歪みをキャンセルすることができる。このようにして、すべての量子化値に対応する実際のアナログ出力特性に基づき、各量子化値に対する量子化基準値を補正する。
図3Bに、制御回路109により、上記のようにして量子化基準値が補正された量子化器105の入出力特性を示す。同図において「●」は量子化基準値を示す。図3Bに示すように、量子化値「1」に対する量子化基準値は「M×α」に、量子化値「2」に対する量子化基準値は「2M×β」にそれぞれ補正される。その他の量子化基準値もアナログ回路の歪み特性を考慮して同様に補正される。図3Bにおいて、量子化器105の入力値が「M×α」の時、量子化器105の出力は「1」となる。このとき、量子化器105の入力値は量子化基準値「M×α」と等しいので量子化誤差は発生しない。また、図2を参照すると、量子化器出力値「1」は、実際のアナログ出力値「P×α」となるので、増幅率はP/M(=(P×α)/(M×α))となる。同様に、図3Bにおいて、量子化器105の入力値が「2M×β」の時、量子化器105の出力は「2」となる。このとき、量子化器105の入力値は量子化基準値「2M×β」と等しいので量子化誤差は発生しない。また、図2を参照すると、量子化器出力値「2」は実際のアナログ出力値「2P×β」となるので増幅率はP/M(=(2P×β)/(2M×β))となる。以上のように、常に増幅率は一定を示すことからアナログ出力は線形を示すこととなり、歪みが低減される。
なお、補正された量子化基準値に対してその補正量が大きくなった場合、すなわち、発生する量子化誤差が増大するよう補正された場合は、発振する可能性がある。そこで、発振を防止するため、制御回路109は、すべての補正後の量子化基準値に対して、さらに定数A倍して補正してもよい。これにより、発振を抑制しつつ、高い増幅率を持つ量子化器105を実現できる。ここで定数Aは、量子化基準値を補正する前の量子化誤差の最大値xと、量子化基準値を補正した後の量子化誤差の最大値yをもとにして、A=y/xで算出される。但し、デルタシグマ変調回路の構成によってはこの限りではなく、別の適切な算出方法により決定してもよい。
また、それぞれ隣接する量子化値の閾値は、量子化誤差が一定量に抑えられるように、隣接する量子化基準値との中点が望ましい。しかしながら、デルタシグマ変調回路における帰還回路の特性に応じて適切な閾値を設定してもよい。
なお、このアナログ出力の歪み特性については、特性を測定する回路を別途追加することで算出してもよいが、あらかじめ測定器において特性を測定しておいてもよい。かかる構成によれば、制御回路109により、局部D/A変換回路107およびその後段に接続された回路によって発生する歪みを、量子化器105においてあらかじめ補正するように量子化器105の量子化基準値を設定することにより、レベル変換器等の部品が不要となり、安価で歪みの低減することができる。
また、本実施の形態において、1次のデルタシグマ変調回路を用いたが、これに限定するわけではなく、2次以上のデルタシグマ変調回路を用いたとしてもよい。
また、本実施の形態において、局部D/A変換回路107およびその後段のアナログ回路で生じ得る歪みの特性を考慮したが、局部D/A変換回路107で生じ得る歪みの特性のみを考慮して量子化基準値を補正するようにしてもよい。
また、局部D/A変換回路107は上述したPWM変調回路に限られない。図4に、本実施形態のD/A変換器100の後段に接続される局部D/A変換回路の別の構成を示す。図4に示す局部D/A変換回路107bは、デコーダ702と、パルス発生器703と、加算器704とを備える。デコーダ702は、D/A変換器100から量子化されたデジタル値701を入力し、デジタル値701をデコードし、2種類のデコード信号S1、S2を生成する。デコード信号S1、S2は例えば、デジタル値701の上位ビット、下位ビットをそれぞれデコードして生成する。パルス発生器703はデコード信号S1、S2のそれぞれに対応してPWM変調されたパルス信号P1、P2を生成する。パルス信号P1、P2の波高値は異ならせる。加算器704でパルス信号P1、P2を加算してアナログ出力705として出力する。図4に示す局部D/A変換回路107bに対して入出力特性の歪みを測定し、その歪みをキャンセルするように量子化器105の量子化基準値を補正することで、局部D/A変換回路107bにより生じる歪みをキャンセルできる。
本発明のD/A変換器は、容易な回路構成で歪みの低減を可能とし、オーディオ機器等で使用されるD/A変換に有用である。
本発明は、特定の実施形態について説明されてきたが、当業者にとっては他の多くの変形例、修正、他の利用が明らかである。それゆえ、本発明は、ここでの特定の開示に限定されず、添付の請求の範囲によってのみ限定され得る。なお、本出願は日本国特許出願、特願2006−036284号(2006年2月14日提出)に関連し、それらの内容は引用することにより本文中に組み入れられる。
本発明によるD/A変換器の構成を示す図 局部D/A変換回路及びその後段のアナログ回路の入力と出力の特性を示す図 本発明による量子化基準値補正前の量子化器の入出力特性を示す図 本発明による量子化基準値補正後の量子化器の入出力特性を示す図 多段パルス信号を出力可能な局部D/A変換回路の構成を示す図 従来のD/A変換器の構成を示す図 従来の量子化器の入出力特性を示す図 局部D/A変換回路の出力波形図
符号の説明
101 デジタル入力
102 デルタシグマ変調回路
103 加算器
104 積分器
105 量子化器
106 遅延器
107、107b 局部D/A変換回路
108 アナログ出力
109 制御回路
401 デジタル入力
402 デルタシグマ変調回路
403 加算器
404 積分器
405 量子化器
406 遅延器
407 局部D/A変換回路

Claims (8)

  1. デジタル信号を入力し、量子化基準値に基づき量子化する量子化器を含むデルタシグマ変調回路と、
    前記デルタシグマ変調回路の出力をアナログ信号に変換し出力する局部D/A変換回路と、
    前記量子化器の量子化基準値を補正する制御回路とを備え、
    前記量子化基準値は、前記量子化器が出力し得る複数の離散的な出力値毎に設定され、
    前記制御回路は、前記デルタシグマ変調回路の後段に接続される回路において発生する歪みをキャンセルするように前記量子化器の量子化基準値を補正する、
    こと特徴とするD/A変換器。
  2. 前記制御回路は、前記後段に接続される回路による歪みにより、当該後段に接続される回路の出力が理想的な出力値に対してα倍されるときに、前記量子化器の量子化基準値をα倍することにより前記量子化基準値を補正する、請求項1に記載のD/A変換器。
  3. 前記制御回路は、量子化器の離散的な出力値のそれぞれに対応して設定される量子化器の入力値の範囲の閾値を、前記隣接する量子化基準値間の中間の値に設定する、請求項1に記載のD/A変換器。
  4. 前記制御回路は、補正後の量子化基準値に対してさらに定数A倍する、請求項1に記載のD/A変換器。
  5. 前記定数Aは、量子化基準値を補正する前の量子化誤差の最大値xと、量子化基準値を補正した後の量子化誤差の最大値yとに基づき、A=y/xで算出される、請求項4に記載のD/A変換器。
  6. 前記デルタシグマ変調回路の後段に接続される回路は前記局部D/A変換回路を含む、請求項1に記載のD/A変換器。
  7. 前記局部D/A変換回路は、前記デルタシグマ変調回路からのデジタル出力に応じてパルス幅変調したパルス信号を生成するパルス幅変調回路である、請求項1に記載のD/A変換器。
  8. 前記局部D/A変換回路は、前記デルタシグマ変調回路からのデジタル出力に応じてパルス幅変調された複数のパルス信号からなる多段パルス信号を生成するパルス幅変調回路である、請求項1に記載のD/A変換器。
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