JP5215273B2 - Δς変換器の制御値に基づいて電力増幅器を制御する送信機、プログラム及び方法 - Google Patents

Δς変換器の制御値に基づいて電力増幅器を制御する送信機、プログラム及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、ΔΣ変換器及び電力増幅器を有する送信機、プログラム及び方法に関する。
図1は、従来技術における送信機の構成図である。
送信機は、ベースバンド信号をキャリア周波数fcに変換し、その信号をアンテナから送信する(例えば非特許文献1参照)。図1によれば、送信機1は、同相成分信号I及び直交成分信号Qを出力するデータ送信部10と、同相成分信号I及び直交成分信号Q毎のΔΣ変換器11及びミキサ12と、PLL(Phase-locked loop)部13と、加算器14と、電力増幅器(Power Amplifier)15と、電源供給部16と、バンドパスフィルタ17と、アンテナ18とを有する。
データ送信部10は、送信すべきベースバンド信号における同相成分信号I及び直交成分信号Qを出力する。同相成分信号I及び直交成分信号Qはそれぞれ、別個のΔΣ変換器11へ出力される。
ΔΣ変換器11は、入力された同相成分信号I又は直交成分信号Qに対してΔΣ変換をする。「ΔΣ変換」とは、アナログ信号を、1ビット以上(数ビット)の振幅が離散化された信号に変換(符号化)する技術をいう。即ち、入力信号sは、N個の出力値qk(k=1,2,〜,N、N:量子化レベル)に量子化される。各ΔΣ変換器11から出力された同相成分信号Iの量子化信号(矩形波信号)と、直交成分信号Qの量子化信号とは、それぞれのミキサ12へ出力される。
ミキサ12は、ΔΣ変換器の出力信号を、キャリア周波数fcへ周波数変換する。ミキサ12は、ΔΣ変換器のI信号に対して、動作周波数4fcで[1,0,-1,0]の系列を乗算する。また、ΔΣ変換器のQ信号に対して、動作周波数4fcで[0,1,0,-1]の系列を乗算する。周波数変換された信号は、加算器14へ出力される。
PLL部13は、ΔΣ変換器11及びミキサ12に対する動作周波数を制御する。PLL部13は、ΔΣ変換器11に対して動作周波数2fcを出力し、ミキサ12に対して動作周波数4fcを出力する。
加算器14は、同相成分信号Iのキャリア周波数信号と、直交成分信号Qのキャリア周波数信号とを加算する。加算された信号は、電力増幅器15へ出力される。
電力増幅器15は、加算器14から出力された加算信号を、無線システムで必要とされる電力まで増幅する。ΔΣ変換に変換された矩形波信号が入力されるために、電力増幅器15として、高効率で動作するスイッチングアンプを用いることができる。増幅された信号は、バンドパスフィルタ17へ出力される。
電源供給部16は、電力増幅器15へ、電力増幅のための電圧を供給する。
バンドパスフィルタ17は、所望信号の周波数帯域fcのみを通過させる。これにより、ΔΣ変換器11によって生じた帯域外雑音を除去し、他の通信システムへの干渉を防ぐ。その周波数帯域のRF信号は、アンテナ18へ出力される。
アンテナ18は、バンドパスフィルタ17から入力されたRF信号を、エアへ送信する。
ここで、ΔΣ変換器について詳述する。ΔΣ変換器は、アナログ/デジタル変換器、デジタル/アナログ変換器、スイッチングアンプを用いた送信機等に用いられる。この技術は、オーバサンプリング及びノイズシェーピングによって、希望信号帯域内の量子化雑音(又は、符号化によって生じる歪み)を低減する。オーバサンプリングを用いて、信号帯域よりも十分に高い周波数でサンプリングし、量子化雑音を高い周波数にまで引き伸ばす。そして、ノイズシェーピングを用いて、全周波数に均等に引き伸ばされた量子化雑音を、所望信号が存在しない高い周波数領域へ移行させる。ノイズシェーピングは、量子化器の前段に積分器(フィルタ)を備え、量子化器の出力値をその積分器にフィードバックさせる構成によって実現される。
図1によれば、ΔΣ変換器11は、量子化器111と、積分器112と、減算器113とを有する。量子化器111は、入力信号sの連続的な振幅値を、N個の出力値qkに量子化する。その出力値qkは、入力信号sに対して量子化雑音nを含むものとなる。ΔΣ変換器の量子化器は、一般に、閾値間隔が一定である一様量子化器(Uniform quantizer)が用いられる。積分器112は、量子化器111の前段で、入力信号s及びフィードバックされた量子化雑音を積分する(伝達関数H(z)のフィルタ処理を行う)。伝達関数H(z)は、ローパスフィルタの特性を持つことが多いが、バンドパスフィルタ等の特性を持つ場合もある。減算器113は、量子化器111の出力値を入力信号へ帰還させることによって、ループを構成する。このループ構成とH(z)のフィルタ処理によって、ノイズシェーピングの伝達特性を実現する。
Martha Liliana,et la., "A Cartesian Sigma-Delta Transmitter Architecture," 2008 IEEE Radio and Wireless Symposium.
前述したように、従来技術によれば、高効率なスイッチングアンプを用いるために、ΔΣ変換器によって矩形波信号を生成している。
しかしながら、ΔΣ変換器は、所望帯域外に量子化雑音を生じるために、バンドパスフィルタを用いて、不要な量子化雑音を除去する必要がある。即ち、スイッチングアンプによって増幅される送信電力の中で、所望帯域外の量子化雑音の電力はロスとなる。この場合、スイッチングアンプが高効率であっても、量子化雑音が大きければ、送信機全体から見て、電力付加効率が低下する。
一般に、量子化器は、出力値の数を増加させることによって、量子化雑音を小さくすることができる。ΔΣ変換器の量子化器についても、出力値の数を増加させることによって、量子化雑音を小さくすることができる。但し、この場合、スイッチングアンプの素子数が多くなるという問題がある。
そこで、本発明は、スイッチングアンプの素子数を増やすことなく、量子化雑音を小さくし、電力効率を高くすることができる送信機、プログラム及び方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、送信機において、
非一様量子化器を含み、送信すべきベースバンド信号における同相成分信号I及び直交成分信号QそれぞれについてΔΣ変換する複数のΔΣ変換器と、
ΔΣ変換器から出力された同相成分信号Iの量子化信号と直交成分信号Qの量子化信号とのそれぞれを、キャリア周波数へ周波数変換する複数のミキサと、
第1のミキサから出力された同相成分信号Iのキャリア周波数信号と、第2のミキサから出力された直交成分信号Qのキャリア周波数信号とを加算する加算器と、
加算器から出力された加算信号に対して電力増幅する電力増幅器と、
電力増幅器へ、電力増幅のための電圧を供給する電源供給部と、
送信すべきベースバンド信号の振幅値の確率密度関数に基づいて、ΔΣ変換器の非一様量子化器に対する閾値xk及び出力値qk(k=1,2,〜,N)を制御する制御部と
を有し、
電力増幅器は、加算信号に基づく出力電流に電流加算するスイッチングアンプを有し、
電源供給部は、電力増幅器の出力電流が変化するように供給電圧を変化させる変圧部を有し、
制御部は、電源供給部の変圧部に対して、各出力値qk間のステップ間隔Δkに基づいて供給電圧Vk(k=1,2,〜,N)を変化させるべく制御することを特徴とする。
本発明の送信機における他の実施形態によれば、電力増幅器のスイッチングアンプは、
加算信号の出力値qkの変化を複数のビットに変換する信号変換手段と、
各ビットの変化に基づいてスイッチングを制御する複数のトランジスタと、
トランジスタのオンオフに基づいて、変圧部からの供給電圧に応じた出力電流を発生させるトランスと
を有することも好ましい。
本発明の送信機における他の実施形態によれば、
信号変換手段は、入力された加算信号の出力値±qk(k=1,2,〜,N)を、その変化数(N×2)に応じたN×2個のビットb±kに変換するものであって、出力値+qkに対してビットb+1〜b+kをオンにし、出力値−qkに対してビットb−1〜b−kをオンにし、
ビットb±kの±ビットの組毎に、ビットb+kをゲートに入力する第1のトランジスタと、ビットb−kをゲートに入力する第2のトランジスタとを有し、
第1のトランジスタのドレイン及び第2のトランジスタのドレインは、トランスの入力側コイルの両端に接続され、変圧部から出力される供給電圧Vkは、トランスの入力側コイルの間に入力され、第1のトランジスタのソース及び第2のトランジスタのソースは、グランドに結合されており、
入力されるN×2個のビットb±kに応じて、複数のトランジスタがオンオフに制御されることによって、トランスの出力側コイルに発生する出力電流を出力する
ことも好ましい。
本発明の送信機における他の実施形態によれば、制御部は、各出力値qk間のステップ間隔Δkの大きさの比に基づいて、供給電圧Vk(k=1,2,〜,N)を変化させるべく制御することも好ましい。
本発明の送信機における他の実施形態によれば、スイッチングアンプのトランジスタは、FET(Field Effect Transistor:電界効果トランジスタ)であることも好ましい。
本発明の送信機における他の実施形態によれば、制御部は、
出力値qk(又は閾値xk)を固定した状態で、量子化雑音が最小となるように、閾値xk(又は出力値qk)を更新し、
更新後の閾値xk(又は出力値qk)を固定した状態で、量子化雑音が最小となるように、出力値qk(又は閾値xk)を更新し、
これらの更新を、所定回数繰り返すことによって、非一様量子化器の閾値xk及び出力値qkを決定することも好ましい。
本発明によれば、
非一様量子化器を含み、送信すべきベースバンド信号における同相成分信号I及び直交成分信号QそれぞれについてΔΣ変換する複数のΔΣ変換器と、
ΔΣ変換器から出力された同相成分信号Iの量子化信号と直交成分信号Qの量子化信号とのそれぞれを、キャリア周波数へ周波数変換する複数のミキサと、
第1のミキサから出力された同相成分信号Iのキャリア周波数信号と、第2のミキサから出力された直交成分信号Qのキャリア周波数信号とを加算する加算器と、
加算信号に基づく出力電流に電流加算するスイッチングアンプと、該出力電流が変化するように供給電圧を変化させる変圧部とを含むことによって電力増幅する電力増幅器と、
電力増幅器へ、出力電流が変化するように供給電圧を変化させる変圧部を有する電源供給部と
を有する送信機に搭載されたコンピュータを実行させるプログラムであって、
送信すべきベースバンド信号の振幅値の確率密度関数に基づいて、ΔΣ変換器の非一様量子化器に対する閾値xk及び出力値qk(k=1,2,〜,N)を制御すると共に、
電源供給部の変圧部に対して、各出力値qk間のステップ間隔Δkに基づいて供給電圧Vk(k=1,2,〜,N)を変化させるべく制御するようにコンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明によれば、
非一様量子化器を含み、送信すべきベースバンド信号における同相成分信号I及び直交成分信号QそれぞれについてΔΣ変換する複数のΔΣ変換器と、
ΔΣ変換器から出力された同相成分信号Iの量子化信号と直交成分信号Qの量子化信号とのそれぞれを、キャリア周波数へ周波数変換する複数のミキサと、
第1のミキサから出力された同相成分信号Iのキャリア周波数信号と、第2のミキサから出力された直交成分信号Qのキャリア周波数信号とを加算する加算器と、
加算信号に基づく出力電流に電流加算するスイッチングアンプと、該出力電流が変化するように供給電圧を変化させる変圧部とを含むことによって電力増幅する電力増幅器と、
電力増幅器へ、出力電流が変化するように供給電圧を変化させる変圧部を有する電源供給部と
を有する送信機の電力増幅制御方法であって、
送信すべきベースバンド信号の振幅値の確率密度関数に基づいて、ΔΣ変換器の非一様量子化器に対する閾値xk及び出力値qk(k=1,2,〜,N)を制御すると共に、
電源供給部の変圧部に対して、各出力値qk間のステップ間隔Δkに基づいて供給電圧Vk(k=1,2,〜,N)を変化させるべく制御することを特徴とする。
本発明の送信機、プログラム及び方法によれば、スイッチングアンプの素子数を増やすことなく、所望信号と量子化雑音との電力比を高くし、電力効率を高くすることができる。
従来技術における送信機の機能構成図である。 量子化器における閾値xkに対する出力値qkを表す説明図である。 本発明における送信機の機能構成図である。 本発明における電力増幅器の機能構成図である。 電力増幅器の第1の動作説明図である。 電力増幅器の第2の動作説明図である。 電力増幅器の第3の動作説明図である。 電力増幅器の第4の動作説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図2は、量子化器における閾値xkに対する出力値qkを表す説明図である。
量子化器は、以下のように動作する。
閾値xk(k=1,2,〜,N、N:量子化レベル)であって、
入力信号sが、区間Qk={x:xk-1<x≦xk}(x0=0,xN=∞)にある場合、
出力値qkを出力する。
量子化器の出力値の数が「3」の場合、閾値を0、x、xとする。入力信号の振幅をxに対して、以下の出力値±qを出力する。
x<−xの場合、 −qを出力する。
−x≦x<−xの場合、−qを出力する。
−x≦x<0の場合、 −qを出力する。
0<x≦xの場合、 +qを出力する。
<x≦xの場合、 +qを出力する。
<xの場合、 +qを出力する。
量子化器のステップサイズは、Δ、Δ、Δと表されている。この場合、出力値qは、以下のようになる。
=Δ
=Δ+Δ
=Δ+Δ+Δ
量子化器は、出力値qk(k=1,2,〜,N)の間隔Δk=qk−qk-1によって、図2(a)及び図2(b)に分類される。
図2(a):一様量子化器(uniform quantizer) :Δkが一定である
図2(b):非一様量子化器(non-uniform quantizer):Δkが一定でない
量子化レベルNを一定とし、且つ、入力信号の振幅値の発生確率が一様でない場合、非一様量子化器は、閾値xk及び出力値qkの選択によっては、一様量子化器よりも、量子化雑音を小さくすることができる。
従来、非一様量子化器について、量子化雑音を小さくするために、入力信号の振幅値の確率密度関数に基づいて閾値xk及び出力値qkを最適に選択する技術がある。この技術によれば、入力信号の確率密度関数と、スイッチングアンプの数とが予め与えられ、以下のステップで動作する。
(S1)閾値xk (1)及び出力値qk (1)に、初期値に設定する。
0 < q1 (1) < x1 (1) < q2 (1) < x2 (1) < q3 (1)
(S2)出力値qk(又は閾値xk)を固定した状態で、量子化雑音が最小となるように、閾値xk(又は出力値qk)を更新する。例えば、出力値qkを固定した状態で、閾値xkを、出力値qk〜qk+1の中間値に設定する。出力値を固定して閾値を変更可能とした場合、このように閾値を出力値の中間値とすることで量子化雑音は最小となる。
k (2)=qk (1)
k (2)=(qk (2)+qk+1 (2))/2
(S3)更新後の閾値xk(又は出力値qk)を固定した状態で、量子化雑音が最小となるように、出力値qk(又は閾値xk)を更新する。例えば、出力値qkを、閾値xk-1〜xkの間の区間Qkにおける重心に設定する。ここで、「重心」とは、入力信号の振幅値の確率密度関数で重み付けした重心をいう。これは、入力信号sに対して、以下のように設定される。
F(x)=P{s≦x}, 0<x<∞ F(x):累積密度関数
k=∫QkxdF(x)/∫QkdF(x) qk:Qkの重心、以下「c.m.of Qk」と称す。
従って、閾値xk (2)を固定した状態で、出力値qkが区間Qkの確率密度関数で重み付けした重心となるように、次式のように更新する。
k (3)=qk (2)
k (3)=(c.m.of Qk (3)), k=1,2,〜,N-1
N (3)=qN-MAX
(S4)S2及びS3を、一定回数繰り返し、最終的に得られた閾値xk (m)及び出力値qk (m)を、非一様量子化器へ設定する。また、更新による変化量Δqk=qk (m)−qk (m−1)及び/又はΔxk=xk (m)−xk (m−1)が、一定値以下になるまで繰り返すものであってもよい。
尚、量子化器の負の領域については、閾値xk (m)及び出力値qk (m)の符号を反転させればよい。また、入力信号の確率密度関数が、正の値と負の値とで異なる場合には、正負の各値について別々に閾値及び出力値を算出してもよい。
図3は、本発明における送信機の機能構成図である。
図3の送信機1は、図1と比較して、制御部19を更に有する。制御部19は、送信すべきベースバンド信号の振幅値の確率密度関数に基づいて、ΔΣ変換器11の非一様量子化器111に対する閾値xk及び出力値qk(k=1,2,〜,N)を制御する。尚、各通信方式と、スイッチングアンプのトランジスタの数とから、予め決定した量子化器の閾値及び出力値を記憶するものであってもよい。
電力増幅器15は、加算信号に基づく出力電流に電流加算するスイッチングアンプを有する。また、電源供給部16は、電力増幅器15の出力電流が変化するように供給電圧を変化させる変圧部161を有する。
ここで、制御部19は、電源供給部16の変圧部161に対して、各出力値qk間のステップ間隔Δkに基づいて供給電圧Vk(k=1,2,〜,N)を変化させるべく制御する。供給電圧の電圧制御値V、V及びVはそれぞれ、各トランジスタをONにした場合の電流値I,I,Iを、以下のように制御する。
=G・Δ Δ=q
=G・Δ Δ=q−q
=G・Δ Δ=q−q
G:定数倍
尚、供給電圧と電流との関係については、制御部19が、予め測定した結果をテーブルとして記憶するものであってもよい。また、出力回路に備えた電流計によって、電流値を比較しながら調整するものであってもよい。
尚、制御部19は、送信機に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムを実行することによって実現される。制御部19は、送信すべきベースバンド信号の通信方式が変更される毎に、閾値xk、出力値qk及び供給電圧Vk(k=1,2,〜,N)を更新する。ここで、通信方式の変更としては、例えばQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)又はOFDM(Orthogonal Frequency-Division Multiplexing)のような変調方式や帯域幅の変更をいう。
補足的に、バンドパスフィルタ17は、フィルタの種類として、SAW(Surface Acoustic Wave:弾性表面波)フィルタ、FBAR(Film Bulk Acoustic Resonator:圧電薄膜共振器)等が想定される。また、マイクロストリップラインを用いたバンドパスフィルタであってもよい。
図4は、本発明における電力増幅器の機能構成図である。
電源供給部16は、制御部19から受信した電圧制御値V、V及びVに基づいて、供給電圧を変圧する。
電力増幅器15は、高効率で動作するスイッチングアンプを有する。図4によれば、スイッチングアンプは、信号変換器151と、複数のトランジスタ152と、トランス153とを有する。
信号変換器151は、加算信号の出力値qkの変化を複数のビットに変換する。ここで、信号変換器151は、入力された加算信号の出力値±qk(k=1,2,〜,N)を、その変化数(N×2)に応じたN×2個のビットb±kに変換する。図4によれば、出力値±qkに対するビットb±kが表されている。出力値+qkに対してビットb+1〜b+kをオンにし、出力値−qkに対してビットb−1〜b−kをオンにする。
複数のトランジスタ152は、各ビットの変化に基づいてスイッチングを制御する。ビットb±kの±ビットの組毎に、ビットb+kをゲートに入力する第1のトランジスタと、ビットb−kをゲートに入力する第2のトランジスタとを有する。図4によれば、ビットb±1の組と、ビットb±2の組と、ビットb±3の組とに対して、6個(3×2)のトランジスタが備えられている。
トランジスタは、FET(Field Effect Transistor:電界効果トランジスタ)であるのが好ましい。FETは、ユニポーラトランジスタであって、「ソース」「ゲート」「ドレイン」の3つの端子を備える。ゲート端子にオン電圧をかけることによって、ソース-ドレイン間に電流が流れる。
トランス153は、トランジスタのオンオフに基づいて、変圧部からの供給電圧に応じた出力電流を発生させる。トランス153の入力側コイルの両端には、第1のトランジスタのドレイン及び第2のトランジスタのドレインがそれぞれ接続される。また、トランスの入力側コイルの間に、変圧部から出力される供給電圧Vkが入力される。更に、第1のトランジスタのソース及び第2のトランジスタのソースは、グランドに結合される。
トランス153の出力側コイルには、入力されるN×2個のビットb±kに応じて、複数のトランジスタがオンオフに制御されることによって、出力電流が発生する。
図5は、電力増幅器の第1の動作説明図である。
図5によれば、電力増幅器に出力値+qが入力された場合の動作を表す。このとき、信号変換器151は、以下のビットbk±を出力する。
[b1+,b1−,b2+,b2−,b3+,b3−
[ ON,OFF,OFF,OFF,OFF,OFF]
このとき、トランジスタS1+のみがオンとなり、トランスにおける供給電圧V1が接続された入力側コイルに、電流Iが流れる。このとき、トランスの出力側コイルに、出力電流+Iが出力される。
=G・Δ=G・q
図6は、電力増幅器の第2の動作説明図である。
図6によれば、電力増幅器に出力値+qが入力された場合の動作を表す。このとき、信号変換器151は、以下のビットbk±を出力する。
[b1+,b1−,b2+,b2−,b3+,b3−
[ ON,OFF, ON,OFF,OFF,OFF]
このとき、トランジスタS1+及びS2+がオンとなる。トランスにおける供給電圧Vが接続された入力側コイルに電流Iが流れる。また、トランスにおける供給電圧Vが接続された入力側コイルに電流Iが流れる。このとき、トランスの出力側コイルに、出力電流+(I+I)が出力される。
+I=G・(Δ+Δ)=G・q
図7は、電力増幅器の第3の動作説明図である。
図7によれば、電力増幅器に出力値+qが入力された場合の動作を表す。このとき、信号変換器151は、以下のビットbk±を出力する。
[b1+,b1−,b2+,b2−,b3+,b3−
[ ON,OFF, ON,OFF, ON,OFF]
このとき、トランジスタS1+、S2+及びS3+がオンとなる。トランスにおける供給電圧Vが接続された入力側コイルに電流Iが流れる。また、トランスにおける供給電圧Vが接続された入力側コイルに電流Iが流れる。更に、トランスにおける供給電圧Vが接続された入力側コイルに電流Iが流れる。このとき、トランスの出力側コイルに、出力電流+(I+I+I)が出力される。
+I+I=G・(Δ+Δ+Δ)=G・q
図8は、電力増幅器の第4の動作説明図である。
図8によれば、電力増幅器に出力値−qが入力された場合の動作を表す。このとき、信号変換器151は、以下のビットbk±を出力する。
[b1+,b1−,b2+,b2−,b3+,b3−
[OFF, ON,OFF,OFF,OFF,OFF]
このとき、トランジスタS1−のみがオンとなり、トランスにおける供給電圧Vが接続された入力側コイルに、電流Iが流れる。このとき、トランスの出力側コイルに、出力電流−Iが出力される。
−I=G・(−Δ)=G・(−q
尚、出力値−q及び−qの場合も、図6及び図7とは逆向きの出力電流が発生する。
以上、詳細に説明したように、本発明の送信機、プログラム及び方法によれば、スイッチングアンプの素子数を増やすことなく、所望信号と量子化雑音との電力比を高くし、電力効率を高くすることができる。
特に、入力信号の振幅値の確率密度関数に基づいて量子化器の閾値xk及び出力値qkを最適に決定することにより、量子化雑音を小さくすることができる。また、その出力値qに基づいて電力増幅器に対する供給電圧V,V,Vが変更される。
前述した本発明の種々の実施形態について、本発明の技術思想及び見地の範囲の種々の変更、修正及び省略は、当業者によれば容易に行うことができる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
1 送信機
10 データ送信部
11 ΔΣ変換器
111 量子化器
112 積分器
113 減算器
12 ミキサ
13 PLL部
14 加算器
15 電力増幅器
151 信号変換器
152 トランジスタ、FET
153 トランス
16 電源供給部
17 バンドパスフィルタ
18 アンテナ
19 制御部

Claims (8)

  1. 送信機において、
    非一様量子化器を含み、送信すべきベースバンド信号における同相成分信号I及び直交成分信号QそれぞれについてΔΣ変換する複数のΔΣ変換器と、
    前記ΔΣ変換器から出力された同相成分信号Iの量子化信号と直交成分信号Qの量子化信号とのそれぞれを、キャリア周波数へ周波数変換する複数のミキサと、
    第1のミキサから出力された同相成分信号Iのキャリア周波数信号と、第2のミキサから出力された直交成分信号Qのキャリア周波数信号とを加算する加算器と、
    前記加算器から出力された加算信号に対して電力増幅する電力増幅器と、
    前記電力増幅器へ、電力増幅のための電圧を供給する電源供給部と、
    送信すべきベースバンド信号の振幅値の確率密度関数に基づいて、前記ΔΣ変換器の前記非一様量子化器に対する閾値xk及び出力値qk(k=1,2,〜,N)を制御する制御部と
    を有し、
    前記電力増幅器は、前記加算信号に基づく出力電流に電流加算するスイッチングアンプを有し、
    前記電源供給部は、前記電力増幅器の前記出力電流が変化するように供給電圧を変化させる変圧部を有し、
    前記制御部は、前記電源供給部の前記変圧部に対して、各出力値qk間のステップ間隔Δkに基づいて供給電圧Vk(k=1,2,〜,N)を変化させるべく制御する
    ことを特徴とする送信機。
  2. 前記電力増幅器の前記スイッチングアンプは、
    前記加算信号の出力値qkの変化を複数のビットに変換する信号変換手段と、
    各ビットの変化に基づいてスイッチングを制御する複数のトランジスタと、
    前記トランジスタのオンオフに基づいて、前記変圧部からの供給電圧に応じた出力電流を発生させるトランスと
    を有することを特徴とする請求項1に記載の送信機。
  3. 前記信号変換手段は、入力された加算信号の出力値±qk(k=1,2,〜,N)を、その変化数(N×2)に応じたN×2個のビットb±kに変換するものであって、出力値+qkに対してビットb+1〜b+kをオンにし、出力値−qkに対してビットb−1〜b−kをオンにし、
    前記ビットb±kの±ビットの組毎に、ビットb+kをゲートに入力する第1のトランジスタと、ビットb−kをゲートに入力する第2のトランジスタとを有し、
    第1のトランジスタのドレイン及び第2のトランジスタのドレインは、前記トランスの入力側コイルの両端に接続され、前記変圧部から出力される供給電圧Vkは、前記トランスの入力側コイルの間に入力され、第1のトランジスタのソース及び第2のトランジスタのソースは、グランドに結合されており、
    入力されるN×2個のビットb±kに応じて、前記複数のトランジスタがオンオフに制御されることによって、前記トランスの出力側コイルに発生する出力電流を出力する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の送信機。
  4. 前記制御部は、各出力値qk間のステップ間隔Δkの大きさの比に基づいて、供給電圧Vk(k=1,2,〜,N)を変化させるべく制御することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の送信機。
  5. 前記スイッチングアンプの前記トランジスタは、FET(Field Effect Transistor:電界効果トランジスタ)であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の送信機。
  6. 前記制御部は、
    出力値qk(又は閾値xk)を固定した状態で、量子化雑音が最小となるように、閾値xk(又は出力値qk)を更新し、
    更新後の閾値xk(又は出力値qk)を固定した状態で、量子化雑音が最小となるように、出力値qk(又は閾値xk)を更新し、
    これらの更新を、所定回数繰り返すことによって、前記非一様量子化器の閾値xk及び出力値qkを決定することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の送信機。
  7. 非一様量子化器を含み、送信すべきベースバンド信号における同相成分信号I及び直交成分信号QそれぞれについてΔΣ変換する複数のΔΣ変換器と、
    前記ΔΣ変換器から出力された同相成分信号Iの量子化信号と直交成分信号Qの量子化信号とのそれぞれを、キャリア周波数へ周波数変換する複数のミキサと、
    第1のミキサから出力された同相成分信号Iのキャリア周波数信号と、第2のミキサから出力された直交成分信号Qのキャリア周波数信号とを加算する加算器と、
    前記加算信号に基づく出力電流に電流加算するスイッチングアンプを含むことによって電力増幅する電力増幅器と、
    前記電力増幅器へ、出力電流が変化するように供給電圧を変化させる変圧部を有する電源供給部と
    を有する送信機に搭載されたコンピュータを実行させるプログラムであって、
    送信すべきベースバンド信号の振幅値の確率密度関数に基づいて、前記ΔΣ変換器の前記非一様量子化器に対する閾値xk及び出力値qk(k=1,2,〜,N)を制御すると共に、
    前記電源供給部の前記変圧部に対して、各出力値qk間のステップ間隔Δkに基づいて供給電圧Vk(k=1,2,〜,N)を変化させるべく制御する
    ようにコンピュータを機能させることを特徴とする送信機用のプログラム。
  8. 非一様量子化器を含み、送信すべきベースバンド信号における同相成分信号I及び直交成分信号QそれぞれについてΔΣ変換する複数のΔΣ変換器と、
    前記ΔΣ変換器から出力された同相成分信号Iの量子化信号と直交成分信号Qの量子化信号とのそれぞれを、キャリア周波数へ周波数変換する複数のミキサと、
    第1のミキサから出力された同相成分信号Iのキャリア周波数信号と、第2のミキサから出力された直交成分信号Qのキャリア周波数信号とを加算する加算器と、
    前記加算信号に基づく出力電流に電流加算するスイッチングアンプと、該出力電流が変化するように供給電圧を変化させる変圧部とを含むことによって電力増幅する電力増幅器と、
    前記電力増幅器へ、前記電力増幅器の出力電流が変化するように供給電圧を変化させる変圧部を有する電源供給部と
    を有する送信機の電力増幅制御方法であって、
    送信すべきベースバンド信号の振幅値の確率密度関数に基づいて、前記ΔΣ変換器の前記非一様量子化器に対する閾値xk及び出力値qk(k=1,2,〜,N)を制御すると共に、
    前記電源供給部の前記変圧部に対して、各出力値qk間のステップ間隔Δkに基づいて供給電圧Vk(k=1,2,〜,N)を変化させるべく制御する
    ことを特徴とする送信機の電力増幅制御方法。
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