JPWO2007088958A1 - 化合物半導体成長用基板およびエピタキシャル成長方法 - Google Patents

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Abstract

化合物半導体層、特に、Al系化合物半導体層をエピタキシャル成長させる際に、ヒロック状欠陥とは異なるタイプの表面欠陥が発生するのを抑制するのに有効な成長用基板を提供する。(100)面に対して所定のオフアングルで傾斜した結晶面を主面とする化合物半導体成長用基板において、主面の法線ベクトルを(100)面に投影したベクトルの方向と、[0−11]方向、[01−1]方向、[011]方向、または[0−1−1]方向の何れかの方向のなす角が35°未満となるようにし、該成長用基板上に化合物半導体層をエピタキシャル成長させるようにした。

Description

本発明は、化合物半導体層のエピタキシャル成長技術に関し、特に、エピタキシャル成長に使用される化合物半導体成長用基板に関する。
従来、発光素子や受光素子等の半導体素子の用途には、InP基板上にInP等のIII−V族系化合物半導体層をエピタキシャル成長させた半導体ウェハが広く用いられている。この化合物半導体からなるエピタキシャル層は、例えば、有機金属気相成長法(以下、MOCVD法と称する)により形成される。
ところで、MOCVD法により上述したIII−V族系化合物半導体層をエピタキシャル成長させた場合、エピタキシャル層の表面にヒロックとよばれる微小な凸状の欠陥や、オレンジピールとよばれるシワ状の欠陥が発生してしまい、エピタキシャル層の表面モホロジーが劣化するという問題があった。そこで、エピタキシャル層の表面モホロジーを改善するための種々の技術が提案されている(特許文献1〜3)。
例えば、特許文献1では、エピタキシャル成長用基板として、[100]方向からのオフアングルが0.1〜0.2°であるウェハを用い、かつ基板温度を600℃以上700℃以下の条件でエピタキシャル成長させる方法が提案されており、エピタキシャル層の表面におけるヒロック状欠陥(特許文献1においては涙状欠陥と称している)を著しく低減させることに成功している。
さらに、特許文献2では、基板のオフアングルが大きくなった場合にオレンジピールが発生するのを防止するために、オフアングルの範囲を成長速度と基板温度の関数により規定したエピタキシャル成長方法が提案されている。これにより、エピタキシャル層表面に生じるヒロック状欠陥を大幅に低減できるとともに、オレンジピールの発生を防止することに成功している。
また、特許文献3では、基板の欠陥密度(転位密度)も考慮に入れて基板のオフアングルを規定する方法が提案されている。具体的には、InP基板上に化合物半導体の薄膜をエピタキシャル成長させる際に、[100]方向からのオフアングルθ(°)が、θ≧1×10-3l/2(D(cm-2):基板の欠陥密度)を満足する基板を使用するようにしている。例えば、基板の欠陥密度Dが1000cm-2の場合はオフアングルθ≧0.03である基板を使用し、1000cm-2の場合はオフアングルθ≧0.10である基板を使用することとなる。
一方、シリコン単結晶膜のエピタキシャル成長技術に関しては、エピタキシャル層表面の微小な凹凸やその他の欠陥発生を低減するために、基準面(例えば、(100)面)に対する成長用基板のオフアングルだけでなく、その傾斜方向を規定するようにした技術が提案されている(特許文献4〜7)。
特公平6−92278号公報 特許第2750331号公報 特許第3129112号公報 特許第1786503号公報 特許第3081706号公報 特開2002−273647号公報 特開2004−339003号公報
従来は、III−V族系化合物半導体層のエピタキシャル成長技術に関して、上記特許文献1〜3のように主面(成長面)のオフアングルと転位密度を規定した成長用基板を用い、さらに、所定の成長条件で気相成長させることにより表面モホロジーが良好で実用的なエピタキシャル層を成長させることができていた。すなわち、上記特許文献1〜3に記載の技術により、半導体成長用基板の面方位および基板転位に起因して発生すると考えられているヒロック状欠陥は効果的に低減することができていた。
しかしながら、本発明者等が、上記特許文献1〜3に記載の技術を利用して、種々の化合物半導体層をエピタキシャル成長させたところ、従来から注目されているヒロック状欠陥とは異なるタイプの表面欠陥が発生することが判明した。このヒロック状欠陥とは異なるタイプの表面欠陥とは、針のような細長い形状をした欠陥であり、特に、近年盛んに開発されているAl系化合物半導体層(例えば、InAlAs等) をエピタキシャル成長させたときに発生しやすいことが分かった。
本発明は、化合物半導体層、特に、Al系化合物半導体層をエピタキシャル成長させる際に、ヒロック状欠陥とは異なるタイプの表面欠陥が発生するのを抑制するのに有効な成長用基板およびエピタキシャル成長方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、(100)面に対して所定のオフアングルで傾斜した結晶面を主面とする化合物半導体成長用基板であって、主面の法線ベクトルを(100)面に投影したベクトルの方向と、[0−11]方向、[01−1]方向、[011]方向、または[0−1−1]方向の何れかの方向とのなす角(ズレ角β)が35°未満であることを特徴とする。このように、主面が特定の方向に傾斜している成長用基板を使用して、該基板上に化合物半導体層をエピタキシャル成長させることで、エピタキシャル層の表面欠陥(特に、ヒロック状欠陥とは異なるタイプの表面欠陥)を低減させることができる。
ここで、方向の表し方について、値が負の場合、一般には数字の上に“−”を付して表すが、本明細書および特許請求の範囲においては数字の前に“−”を付して表すこととする。つまり、通常の表記と本明細書および特許請求の範囲における表記の対応関係は図3の通りである。
なお、本発明では、[0−11]方向、[01−1]方向、[011]方向、または[0−1−1]を基準としてズレ角βを規定しているが、その他の軸方向(例えば、[001]方向、[00−1]方向、[010]方向、または[0−10]方向等)を基準として規定できることはいうまでもない。
また、エピタキシャル層表面にヒロック状欠陥が発生するのを防止するために、上記所定のオフアングルは、0.05〜0.2°の範囲であることが望ましい。
また、上記成長用基板として、InP基板等のIII−V族系化合物半導体基板を適用した場合に有効であり、特に、該基板上にInAlAs等のAl系化合物半導体層をエピタキシャル成長させる場合に有効である。
ここで、図1を参照して、成長用基板のオフアングルおよび傾斜方向について説明する。図1において、符号Wは、主面が(100)面と平行にならないようにスライスされた半導体成長用基板である。
このとき、基板Wの法線ベクトルnと(100)面の法線方向[100]とのなす角がオフアングルαとなる。また、主面の法線ベクトルnを(100)面に投影したベクトルがベクトルpとなる。このベクトルpの方向を基板の傾斜方向ということができ、例えば、[01−1]方向を基準とすれば、ベクトルpと[01−1]方向とのなす角β(以下、ズレ角と称する)で特定することができる。
以下に、本発明を完成するに至った経緯について説明する。
まず、本発明者等が、上記特許文献1〜3に記載の技術を利用して種々の化合物半導体層をエピタキシャル成長させたところ、従来から注目されているヒロック状欠陥とは異なるタイプの新たな表面欠陥が発生することが判明した。また、この新たな表面欠陥は、特に、Al系化合物半導体層(例えば、InAlAs等)をエピタキシャル成長させたときに発生しやすいことが分かった。
そこで、上記特許文献4〜7に記載のシリコンエピタキシャル成長に関する技術を参考にし、化合物半導体層のエピタキシャル成長においても、成長用基板の傾斜方向とエピタキシャル層の表面欠陥には何らかの関係があるのではないかと考え、成長用基板の傾斜方向と上記表面欠陥との関係について検討した。
具体的には、[01−1]方向を基準として、主面の法線ベクトルnを(100)面に投影したベクトルpと[01−1]方向とのなす角β(図1参照)を0°〜50°の範囲で変化させた成長用基板を使用して、該成長用基板上に化合物半導体層をエピタキシャル成長させた。このとき、成長用基板のオフアングルに起因するヒロック状欠陥が発生しないように、(100)面に対する主面のオフアングルを0.10°、0.15°とした。また、成長用基板としてはSドープInP基板を使用し、化合物半導体層としてInAlAs層をエピタキシャル成長させた。
表1は、ズレ角βに対する上記表面欠陥の発生状況を示す表である。表1中、○は表面欠陥の発生がないことを示し、×は表面欠陥が発生したことを示す。表1より、ズレ角βが35°を超えると上記表面欠陥が発生することがわかる。なお、ズレ角βの大きさに関係なくヒロック状欠陥の発生は見られなかった。
Figure 2007088958
さらに実験を重ねた結果、[01−1]方向を基準として、ズレ角βをマイナス方向にとった場合も表1と同様の結果が得られた。これより、本発明者等は、エピタキシャル層に発生する上記表面欠陥を低減するためには、ズレ角βが0≦β<35°の範囲にある成長用基板を使用することが有効であるという知見を得た。
また、[0−11]方向、[011]方向、または[0−1−1]方向を基準とした場合も、[01−1]方向を基準としたときと同様に、ズレ角βが−35°<β<35°の範囲にある成長用基板を使用することで、エピタキシャル層に発生する上記表面欠陥を低減することができた。
本発明は、上記知見に基づいて完成されたもので、特定の方向に傾斜した主面を有する半導体成長用基板である。具体的には、主面の法線ベクトルnを(100)面に投影したベクトルpが図2に示す斜線領域にある成長用基板を使用してエピタキシャル成長させればよいこととなる。
本発明によれば、(100)面に対して所定のオフアングルで傾斜した結晶面を主面とする化合物半導体成長用基板において、主面の法線ベクトルを(100)面に投影したベクトルの方向と、[0−11]方向、[01−1]方向、[011]方向、または[0−1−1]方向の何れかの方向のなす角が35°未満となるようにし、該成長用基板上に化合物半導体層をエピタキシャル成長させるようにしたので、ヒロック状欠陥以外の表面欠陥が発生するのを低減することができ、極めて良質なエピタキシャル層を得ることができる。
成長用基板のオフアングルおよび傾斜方向を示す説明図である。 本発明に係るズレ角βの有効領域を示す説明図である。 方向の表し方について、通常の表記と本明細書および請求の範囲における表記の対応関係を示す説明図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施例)
はじめに、液体封止チョクラルスキー法(Liquid Encapsulated Czochralski;LEC)により面方位が(100)で直径が2インチのSドープInP単結晶を作製し、該InP単結晶から、所定の[100]方向からのオフアングルおよび[01−1]方向からのズレ角βを有するように切り出してエピタキシャル成長用基板を作製した。そして、このInP単結晶基板の表面を通常の方法により鏡面加工し[100]方向からのオフアングルが0.1°、[01−1]方向からのズレ角βが0,5,10,15,20,25,30°、Sドープ濃度が4×1018cm-3、350μm厚のInP基板を準備した。
このInP基板を用いて、MOCVD法によりInAlAsエピタキシャル結晶層を1μm成長させ、エピタキシャル層の表面状態を観察した。その結果、得られたエピタキシャル結晶層において、ヒロック状欠陥はもちろん、ヒロック状欠陥とは異なるタイプの表面欠陥も観察されず、表面状態は極めて良好であった。
(比較例)
上記実施例と同様に、エピタキシャル成長用基板を作製し、このInP単結晶基板の表面を通常の方法により鏡面加工し[100]方向からのオフアングルが0.1°、[01−1]方向からのズレ角βが35,40,45,50°、Sドープ濃度が4×1018cm-3、350μm厚のInP基板を準備した。
このInP基板を用いて、MOCVD法によりInAlAsエピタキシャル結晶層を1μm成長させ、エピタキシャル層の表面状態を観察した。その結果、得られたエピタキシャル結晶層において、ヒロック状欠陥は観察されなかったが、ヒロック状欠陥とは異なるタイプの表面欠陥が観察された。
上述したように、主面のオフアングルが0.1°で、[0−11]方向からのズレ角が0≦β<35のInP基板を用い、該InP基板上にInAlAs化合物半導体層をエピタキシャル成長させることで、ヒロック状欠陥以外の表面欠陥も低減させることができ、極めて良質なエピタキシャル層を得ることができた。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記実施形態では、[01−1]方向からのズレ角が0≦β<35のInP基板を用いるようにしているが、[01−1]方向を基準として、ズレ角βをマイナス方向にとった場合も同様の効果を得ることができる。すなわち、[01−1]方向からのズレ角βが−35°<β<35°の範囲にあるInP基板を使用することで、エピタキシャル層に発生する上記表面欠陥を低減することができる。
また、[0−11]方向、[011]方向、または[0−1−1]方向を基準とした場合も、[01−1]方向を基準としたときと同様に、ズレ角βが−35°<β<35°の範囲にあるInP基板を使用することで、InAlAsエピタキシャル層に発生する上記表面欠陥を低減することができる。すなわち、主面の傾斜方向(ズレ角β)が図2に示す斜線領域にあるInP基板を使用することで、極めて良質なエピタキシャル層を得ることができる。
また、上記実施形態では、InP基板のオフアングルを0.1°としたが、主面のオフアングルは0.05〜0.2°の範囲であればよい。このようにすることで、エピタキシャル層表面にヒロック状欠陥が発生するのを有効に防止することができる。
さらに、上記実施形態では、InP基板上にInAlAs層をエピタキシャル成長させた例について説明したが、InP基板上に、InAlAs以外のIII−V族系化合物半導体層(例えば、InGaAs)をエピタキシャル成長させる場合にも本発明を同様に適用できる。また、InP基板に限らず、他の化合物半導体基板を用いたエピタキシャル成長全般に適用できると考えられる。

Claims (5)

  1. (100)面に対して所定のオフアングルで傾斜した結晶面を主面とする化合物半導体成長用基板であって、
    主面の法線ベクトルを(100)面に投影したベクトルの方向と、[0−11]方向、[01−1]方向、[011]方向、または[0−1−1]方向の何れかの方向とのなす角が35°未満であることを特徴とする化合物半導体成長用基板。
  2. 上記所定のオフアングルは、0.05〜0.2°の範囲であることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の化合物半導体成長用基板。
  3. (100)面に対して所定のオフアングルで傾斜した主面を有し、該主面の法線ベクトルを(100)面に投影したベクトルの方向と、[0−11]方向、[01−1]方向、[011]方向、または[0−1−1]方向の何れかの方向とのなす角が35°未満である化合物半導体成長用基板を用いて、該成長用基板上に化合物半導体層をエピタキシャル成長させることを特徴とするエピタキシャル成長方法。
  4. 上記所定のオフアングルは、0.05〜0.2°の範囲であることを特徴とする請求の範囲第3項に記載のエピタキシャル成長方法。
  5. 上記化合物半導体層は、InAlAs等のAl系化合物半導体層であることを特徴とする請求の範囲第3項または第4項に記載のエピタキシャル成長方法。
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