JPH01181410A - 半導体ウエハの製造方法 - Google Patents
半導体ウエハの製造方法Info
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- JPH01181410A JPH01181410A JP253388A JP253388A JPH01181410A JP H01181410 A JPH01181410 A JP H01181410A JP 253388 A JP253388 A JP 253388A JP 253388 A JP253388 A JP 253388A JP H01181410 A JPH01181410 A JP H01181410A
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Landscapes
- Recrystallisation Techniques (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
シリコン半導体基板上に単結晶化合物半導体層をエピタ
キシャル成長させてなる半導体ウェハを製造する方法の
改良に関し、 転位密度を充分に低減させ、良質の化合物半導体/シリ
コンからなる半導体ウェハが得られるようにすることを
目的とし、 シリコン半導体基板上に化合物半導体からなる島状の核
を形成する工程と、次いで、該島状の核を形成した際の
温度より低い温度を適用し該島状の核と同じ材質の多結
晶状或いはアモルファス状の化合物半導体バッファ層を
形成する工程と、次いで、前記島状の核及び化合物半導
体バッファ層を形成した際の温度よりも高い温度で該化
合物半導体バッファ層の再結晶化を行う工程とが含まれ
てなるよう構成する。
キシャル成長させてなる半導体ウェハを製造する方法の
改良に関し、 転位密度を充分に低減させ、良質の化合物半導体/シリ
コンからなる半導体ウェハが得られるようにすることを
目的とし、 シリコン半導体基板上に化合物半導体からなる島状の核
を形成する工程と、次いで、該島状の核を形成した際の
温度より低い温度を適用し該島状の核と同じ材質の多結
晶状或いはアモルファス状の化合物半導体バッファ層を
形成する工程と、次いで、前記島状の核及び化合物半導
体バッファ層を形成した際の温度よりも高い温度で該化
合物半導体バッファ層の再結晶化を行う工程とが含まれ
てなるよう構成する。
本発明は、シリコン半導体基板上に単結晶化合物半導体
層をエピタキシャル成長させてなる半導体ウェハを製造
する方法の改良に関する。
層をエピタキシャル成長させてなる半導体ウェハを製造
する方法の改良に関する。
近年、シリコン半導体基板上に例えばGaAsなど化合
物半導体をエピタキシャル成長させる試みが盛んである
。
物半導体をエピタキシャル成長させる試みが盛んである
。
これは、現在、シリコン半導体を製造する技術が確立さ
れ、極めて良質且つ大口径の基板が安価に供給され得る
状態にあること、シリコン半導体基板の熱伝導性が良好
であることに起因し放熱効率が改善されること、GaA
s系及びシリコン系のモノリシック集積回路装置を実現
できることなどが可能となるからである。
れ、極めて良質且つ大口径の基板が安価に供給され得る
状態にあること、シリコン半導体基板の熱伝導性が良好
であることに起因し放熱効率が改善されること、GaA
s系及びシリコン系のモノリシック集積回路装置を実現
できることなどが可能となるからである。
前記したように、シリコン半導体基板上にGaAs層を
エピタキシャル成長させたウェハを作成する場合、シリ
コンとGaAsとは格子定数に4C%〕の相違が見られ
ることから、GaAs層中にミスフィツト転位が発生す
る旨の問題がある。
エピタキシャル成長させたウェハを作成する場合、シリ
コンとGaAsとは格子定数に4C%〕の相違が見られ
ることから、GaAs層中にミスフィツト転位が発生す
る旨の問題がある。
一般に、ミスフィツト転位は、格子不整合を緩和する為
、自然に発生するものであり、格子定数のずれを基にし
て単純に転位密度を計算して見ると10菫2 (am
−”)にも達する。
、自然に発生するものであり、格子定数のずれを基にし
て単純に転位密度を計算して見ると10菫2 (am
−”)にも達する。
通常、シリコン半導体基板上にGaAs層をエピタキシ
ャル成長させる際には、有機金属化学気相成長(met
alorgantc chemical vap
or deposition:MOCVD)法が多
用されている。
ャル成長させる際には、有機金属化学気相成長(met
alorgantc chemical vap
or deposition:MOCVD)法が多
用されている。
第2図はMOCVD法を適用してシリコン半導体基板に
GaAs層をエピタキシャル成長させる場合について説
明する為の半導体ウェハの要部切断側面図を表している
。
GaAs層をエピタキシャル成長させる場合について説
明する為の半導体ウェハの要部切断側面図を表している
。
図示の半導体ウェハを得るには、
1、 シリコン半導体基板1上に温度400(’C)〜
450(’C)の低温で多結晶状或いはアモルファス状
のGaAsバッファ層2を厚さ例えば10(nm)程度
に成長させる。
450(’C)の低温で多結晶状或いはアモルファス状
のGaAsバッファ層2を厚さ例えば10(nm)程度
に成長させる。
2、次いで、温度700(’C)〜750(’C1の高
温で熱処理すると、GaAsバッファ層2は再結晶化さ
れて単結晶となる。
温で熱処理すると、GaAsバッファ層2は再結晶化さ
れて単結晶となる。
3、次いで、前記と同じ高温で単結晶のGaAsN3を
厚さ例えば約3Cμm〕程度に成長させる。
厚さ例えば約3Cμm〕程度に成長させる。
なる工程を採っている。
このようにすると格子定数のずれが緩和され、ミスフィ
ツト転位の発生が抑制されることは事実であり、現在、
ミスフィツト転位の発生を抑制するのに有効とされてい
る他の技術と併用することで、転位密度を10” C
ctn−”Jのオーダーまで低減させ得る状態にある。
ツト転位の発生が抑制されることは事実であり、現在、
ミスフィツト転位の発生を抑制するのに有効とされてい
る他の技術と併用することで、転位密度を10” C
ctn−”Jのオーダーまで低減させ得る状態にある。
尚、この程度の転位密度は分子線エピタキシャル成長(
molecular beam epitaxy:
MBE)法を実施する場合に於いても達成されている。
molecular beam epitaxy:
MBE)法を実施する場合に於いても達成されている。
現在のところ、前記したようなG a A s / 3
iの半導体ウェハを用いて作成したGaAs系電界効
果トランジスタ及びそれを集積化したスタティック・ラ
ンダム・アクセス・メモリ(static rand
om access memory:SRAM)や
高電子移動度トランジスタ(high electr
on mobility trans is to
r :HEMT)などが動作した旨の報告がなされてい
る。
iの半導体ウェハを用いて作成したGaAs系電界効
果トランジスタ及びそれを集積化したスタティック・ラ
ンダム・アクセス・メモリ(static rand
om access memory:SRAM)や
高電子移動度トランジスタ(high electr
on mobility trans is to
r :HEMT)などが動作した旨の報告がなされてい
る。
然しなから、転位密度の低減が前記した程度では、光デ
バイスや0BIC(optoelectronic
integrated circuit)の製造には
用いることができない。
バイスや0BIC(optoelectronic
integrated circuit)の製造には
用いることができない。
本発明は、転位密度を充分に低減させ、良質の化合物半
導体/シリコンからなる半導体ウェハを得ようとする。
導体/シリコンからなる半導体ウェハを得ようとする。
前記説明した従来の技術に於ける再結晶化に於いては、
先ず、Q a A S / 3 iの界面にGaAsの
核が生成され、次に、これを種としてG a A’sの
単結晶化が進行するものであり、この過程は、固相成長
と呼ばれているものと似ている。
先ず、Q a A S / 3 iの界面にGaAsの
核が生成され、次に、これを種としてG a A’sの
単結晶化が進行するものであり、この過程は、固相成長
と呼ばれているものと似ている。
この場合、転位密度が低い良質のGaAsバッファ層2
を得る為には、前記した過程中で、GaAsの核形成を
充分に制御することが肝要であって、その核は無転位で
且つ密度が揃っていることが望ましい。
を得る為には、前記した過程中で、GaAsの核形成を
充分に制御することが肝要であって、その核は無転位で
且つ密度が揃っていることが望ましい。
然しなから、一般に、核の形成は偶発的効果に依存して
いて、実効ある制御は行われていないのが現状である。
いて、実効ある制御は行われていないのが現状である。
そこで、本発明に依る半導体ウェハの製造方法に於いて
は、シリコン半導体基板(例えばシリコン半導体基板1
)上に化合物半導体からなる島状の核(例えば島状の核
4)を形成する工程と、次いで、咳島状の核を形成した
際の温度より低い温度を適用し咳島状の核と同じ材質の
多結晶状或いはアモルファス状の化合物半導体バッファ
層(例えばGaAsバッファ層2)を形成する工程と、
次いで、前記島状の核及び化合物半導体バッファ層を形
成した際の温度よりも高い温度で該化合物半導体バッフ
ァ層の再結晶化を行う工程とが含まれてなるよう構成す
る。
は、シリコン半導体基板(例えばシリコン半導体基板1
)上に化合物半導体からなる島状の核(例えば島状の核
4)を形成する工程と、次いで、咳島状の核を形成した
際の温度より低い温度を適用し咳島状の核と同じ材質の
多結晶状或いはアモルファス状の化合物半導体バッファ
層(例えばGaAsバッファ層2)を形成する工程と、
次いで、前記島状の核及び化合物半導体バッファ層を形
成した際の温度よりも高い温度で該化合物半導体バッフ
ァ層の再結晶化を行う工程とが含まれてなるよう構成す
る。
前記手段を採ることに依り、無転位の核の存在に起因し
て化合物半導体バッフ1Nの結晶品質を著しく向上させ
ることができ、そして、核の多くはシリコン半導体基板
の面方位を(100)から0.5〜10度の範囲でずら
せることに依って生ずる原子オーダーの段差に形成され
、従って、その傾き角度を一定に維持すれば、常に、同
じ密度の核を形成することが可能であって、その結果、
エピタキシャル成長させた単結晶化合物半導体層の表面
に現れる転位密度を一桁以上も低減させることができ、
半導体発光装置やヘテロ接合を有するトランジスタなど
の製造が大変容易となる。
て化合物半導体バッフ1Nの結晶品質を著しく向上させ
ることができ、そして、核の多くはシリコン半導体基板
の面方位を(100)から0.5〜10度の範囲でずら
せることに依って生ずる原子オーダーの段差に形成され
、従って、その傾き角度を一定に維持すれば、常に、同
じ密度の核を形成することが可能であって、その結果、
エピタキシャル成長させた単結晶化合物半導体層の表面
に現れる転位密度を一桁以上も低減させることができ、
半導体発光装置やヘテロ接合を有するトランジスタなど
の製造が大変容易となる。
第1図は本発明一実施例を解説する為の工程要所に於け
る半導体ウェハの要部切断側面図を表し、以下、図を参
照しつつ説明する。尚、第2図に於いて用いた記号と同
記号は同部分を示すか或いは同じ意味を持つものとし、
また、ここでは、半導体結晶成長装置としてMOCVD
装置を利用している。
る半導体ウェハの要部切断側面図を表し、以下、図を参
照しつつ説明する。尚、第2図に於いて用いた記号と同
記号は同部分を示すか或いは同じ意味を持つものとし、
また、ここでは、半導体結晶成長装置としてMOCVD
装置を利用している。
(1) シリコン半導体基板1をフッ酸(HF)溶液
中に浸漬して表面酸化膜を除去し、乾燥後、直ちに成長
炉中に収容する。
中に浸漬して表面酸化膜を除去し、乾燥後、直ちに成長
炉中に収容する。
(2) シリコン半導体基板lを収容した成長炉内を
アルシン(ASH3)雰囲気とし、また、温度を900
(’C)乃至1000(℃)、、そして、時間を10〔
分〕乃至30 〔分〕として熱処理を行う。
アルシン(ASH3)雰囲気とし、また、温度を900
(’C)乃至1000(℃)、、そして、時間を10〔
分〕乃至30 〔分〕として熱処理を行う。
その後、温度を低下させて200(’C)乃至600(
”C)とする。
”C)とする。
(3ン 温度が安定してから水素(Hz) lトリ
メチルガリウム(TMG: (CH3) 3Ga)−
Hz−A s H3の順序で原料ガスを供給する。
メチルガリウム(TMG: (CH3) 3Ga)−
Hz−A s H3の順序で原料ガスを供給する。
ここで、TMGとAsH3は時間をずらせて別個に流す
ものとする。尚、Hzは両者が混合しないようにパージ
する為に流しているものである。
ものとする。尚、Hzは両者が混合しないようにパージ
する為に流しているものである。
このような技法は、原子層エピタキシャル成長(ato
mic 1ayer epitaxy:ALE)法
と同様である。
mic 1ayer epitaxy:ALE)法
と同様である。
前記原料ガス供給過程を2〜10回の範囲で繰り返すと
、シリコン半導体基板1上に存在する原子オーダーの段
差に島状の核4が成長される。その核4の高さが2〜3
(nm)を越えると転位が発生し始めるので、それを
回避するには、前記原料ガスの供給回数を適宜に制限す
る必要がある。
、シリコン半導体基板1上に存在する原子オーダーの段
差に島状の核4が成長される。その核4の高さが2〜3
(nm)を越えると転位が発生し始めるので、それを
回避するには、前記原料ガスの供給回数を適宜に制限す
る必要がある。
(4)そのままの温度、或いは、200(t)乃至60
0(’C)の範囲で適宜に選択した温度に設定し直して
から、AsH3とTMGとを原料ガスとして流し、多結
晶状或いはアモルファス状のGaAsバッファ層2を厚
さ例えば10(nm〕程度に成長させる。
0(’C)の範囲で適宜に選択した温度に設定し直して
から、AsH3とTMGとを原料ガスとして流し、多結
晶状或いはアモルファス状のGaAsバッファ層2を厚
さ例えば10(nm〕程度に成長させる。
ここで形成したGaAsバッファ層2は、余り厚く成長
させると、次の工程(5)に於いて、充分な再結晶化を
行うことができず、また、反対に薄くし過ぎた場合には
バッファ効果が得られない。
させると、次の工程(5)に於いて、充分な再結晶化を
行うことができず、また、反対に薄くし過ぎた場合には
バッファ効果が得られない。
(5)温度を700(’C)乃至800(”C)の高温
にして熱処理を行い、GaAsバッファ層2を再結晶化
する。
にして熱処理を行い、GaAsバッファ層2を再結晶化
する。
その再結晶化が充分に行われるのを待ってから、そのま
まの温度を維持し、且つ、原料ガスとして工程(4)の
場合と同じものを選択し、単結晶のGaAs層3を厚さ
例えば0.3〜3〔μm〕程度に成長させる。尚、Ga
Asバッファ層2の充分な再結晶化を待つのは省略する
こともできる。
まの温度を維持し、且つ、原料ガスとして工程(4)の
場合と同じものを選択し、単結晶のGaAs層3を厚さ
例えば0.3〜3〔μm〕程度に成長させる。尚、Ga
Asバッファ層2の充分な再結晶化を待つのは省略する
こともできる。
前記した製造工程に、従来から有効とされている手段、
例えばシリコン半導体基板1の面を面指数(100)の
面から数度傾ける(要すれば、T。
例えばシリコン半導体基板1の面を面指数(100)の
面から数度傾ける(要すれば、T。
Ueda、S、N15hi、Y、Kawarada、M
、Akiyama and K、Kaminish
i、Jpn、J、Appl、Phys。
、Akiyama and K、Kaminish
i、Jpn、J、Appl、Phys。
25 (1986)L789、を参照)、InGaA
s / G a A s Pの超格子を介挿する(要す
れば、T、NishN15hi、に、Mizuguch
i、N、Hayafuji and T、Muro
tani、Jpn、J、Appl、Phys。
s / G a A s Pの超格子を介挿する(要す
れば、T、NishN15hi、に、Mizuguch
i、N、Hayafuji and T、Muro
tani、Jpn、J、Appl、Phys。
26 (1987)L1141、を参照)、結晶成長
途上或いは成長後にアニールする(要すれば、J、W、
Lee、H,5chichi jo、H。
途上或いは成長後にアニールする(要すれば、J、W、
Lee、H,5chichi jo、H。
L、Tsai and R,J、Matyi、Ap
pl、Phys、Lett、50 (1987)31、
を参照)などの技術を併用することで、更に転位密度の
低減を図ることができる。
pl、Phys、Lett、50 (1987)31、
を参照)などの技術を併用することで、更に転位密度の
低減を図ることができる。
前記したところに関しては、発明の要旨を変更すること
なく他に種々の改変を施すことができる。
なく他に種々の改変を施すことができる。
例えば、前記MOCVD法を実施する際に用いた原料ガ
スは他のそれに代替することが容易であり、例えば、T
MGの代わりにトリエチルガリウム(TEG : (
Cz Hs)3 Ga)を用いた場合にはGaAs層の
純度を向上することができる。
スは他のそれに代替することが容易であり、例えば、T
MGの代わりにトリエチルガリウム(TEG : (
Cz Hs)3 Ga)を用いた場合にはGaAs層の
純度を向上することができる。
また、本発明が開示する技術は、前記説明した実施例の
みならず、MBE法についても適用することができる。
みならず、MBE法についても適用することができる。
その場合は、
(a) シリコン半導体基板1に前記工程(1)と同
様な処理を施してからMBE装置に収容する。
様な処理を施してからMBE装置に収容する。
(b) 真空中で、温度を900(”C)乃至100
0〔℃〕、また、時間を10C分〕〜30〔分〕として
熱処理を行う。
0〔℃〕、また、時間を10C分〕〜30〔分〕として
熱処理を行う。
(c)Asビームを照射しながら、温度を室温乃至50
0(”C)まで低下させる。
0(”C)まで低下させる。
ここで、GaビームとAsビームとを1原子層分ずつ交
互に照射して成長を行うと、前記実施例と同様に、Ga
Asからなる島状の核4が生成される。
互に照射して成長を行うと、前記実施例と同様に、Ga
Asからなる島状の核4が生成される。
(d) そのままの温度、或いは、前記工程(C)に
見られる温度の範囲で適宜に選択した温度に設定し直し
てから、多結晶状或いはアモルファス状のGaAsバッ
ファ層2を厚さ例えば10(nm)程度に成長させる。
見られる温度の範囲で適宜に選択した温度に設定し直し
てから、多結晶状或いはアモルファス状のGaAsバッ
ファ層2を厚さ例えば10(nm)程度に成長させる。
(e) 温度を600(”C)乃至700(’C3に
上昇させ、GaAsバッファ層2の再結晶化を行うと共
に単結晶のGaAs層3を厚さ例えば0゜3〜3〔μm
〕程度に成長させる。
上昇させ、GaAsバッファ層2の再結晶化を行うと共
に単結晶のGaAs層3を厚さ例えば0゜3〜3〔μm
〕程度に成長させる。
なる工程を採ることができる。
ここに説明したMBE法の場合、GaビームとAsビー
ムとを交互に照射することなく、通常の手段を採っても
核4を生成させることができ、また、この島状の核4は
、その高さを2 (nm)〜3(nm)以下に抑えれば
、次に形成されるGaAsバッファ層2に対する種とし
て機能させることができる。
ムとを交互に照射することなく、通常の手段を採っても
核4を生成させることができ、また、この島状の核4は
、その高さを2 (nm)〜3(nm)以下に抑えれば
、次に形成されるGaAsバッファ層2に対する種とし
て機能させることができる。
前記何れの実施例に於いても、シリコン半導体基板上に
単結晶GaAs層を成長させる場合について説明したが
、他の化合物半導体層、例えば、他のm−v族化合物半
導体やn−IV族族化合物半導体体或いは、二元系のみ
ならず混晶系にも実施することが可能である。
単結晶GaAs層を成長させる場合について説明したが
、他の化合物半導体層、例えば、他のm−v族化合物半
導体やn−IV族族化合物半導体体或いは、二元系のみ
ならず混晶系にも実施することが可能である。
本発明に依る半導体ウェハの製造方法に於いては、シリ
コン半導体基板上に化合物半導体からなる島状の核を形
成し、それと同じ材質の多結晶状或いはアモルファス状
の化合物半導体バッファ層を形成し、その化合物半導体
バッファ層を熱処理して単結晶化する工程が含まれてい
る。
コン半導体基板上に化合物半導体からなる島状の核を形
成し、それと同じ材質の多結晶状或いはアモルファス状
の化合物半導体バッファ層を形成し、その化合物半導体
バッファ層を熱処理して単結晶化する工程が含まれてい
る。
前記構成を採ることに依り、無転位の核の存在に起因し
て化合物半導体バッファ層の結晶品質を著しく向上させ
ることができ、そして、核の多くはシリコン半導体基板
の面方位を(100)から0.5〜10度の範囲でずら
せることに依って生ずる原子オーダーの段差に形成され
、従って、その傾き角度を一定に維持すれば、常に、同
じ密度の核を形成することが可能であって、その結果、
エピタキシャル成長させた単結晶化合物半導体層の表面
に現れる転位密度を一桁以上も低減させることができ、
半導体発光装置やヘテロ接合を有するトランジスタなど
の製造が大変容易になる。
て化合物半導体バッファ層の結晶品質を著しく向上させ
ることができ、そして、核の多くはシリコン半導体基板
の面方位を(100)から0.5〜10度の範囲でずら
せることに依って生ずる原子オーダーの段差に形成され
、従って、その傾き角度を一定に維持すれば、常に、同
じ密度の核を形成することが可能であって、その結果、
エピタキシャル成長させた単結晶化合物半導体層の表面
に現れる転位密度を一桁以上も低減させることができ、
半導体発光装置やヘテロ接合を有するトランジスタなど
の製造が大変容易になる。
第1図は本発明一実施例を説明する為の工程要所に於け
る半導体ウェハの要部切断側面図、第2図は従来の技術
を説明する為の工程要所に於ける半導体ウェハの要部切
断側面図をそれぞれ表している。 図に於いて、1はシリコン半導体基板、2は多結晶状或
いはアモルファス状のGaAsバッファ層、3は単結晶
GaAs層、4は島杖の核をそれぞれ示している。 特許出願人 富士通株式会社 代理人弁理士 相 谷 昭 司 代理人弁理士 渡 邊 弘 − 第1図
る半導体ウェハの要部切断側面図、第2図は従来の技術
を説明する為の工程要所に於ける半導体ウェハの要部切
断側面図をそれぞれ表している。 図に於いて、1はシリコン半導体基板、2は多結晶状或
いはアモルファス状のGaAsバッファ層、3は単結晶
GaAs層、4は島杖の核をそれぞれ示している。 特許出願人 富士通株式会社 代理人弁理士 相 谷 昭 司 代理人弁理士 渡 邊 弘 − 第1図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 シリコン半導体基板上に化合物半導体からなる島状の
核を形成する工程と、 次いで、該島状の核を形成した際の温度より低い温度を
適用し該島状の核と同じ材質の多結晶状或いはアモルフ
ァス状の化合物半導体バッファ層を形成する工程と、 次いで、前記島状の核及び化合物半導体バッファ層を形
成した際の温度よりも高い温度で該化合物半導体バッフ
ァ層の再結晶化を行う工程とが含まれてなることを特徴
とする半導体ウェハの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP253388A JP2649928B2 (ja) | 1988-01-11 | 1988-01-11 | 半導体ウエハの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP253388A JP2649928B2 (ja) | 1988-01-11 | 1988-01-11 | 半導体ウエハの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01181410A true JPH01181410A (ja) | 1989-07-19 |
JP2649928B2 JP2649928B2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=11532019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP253388A Expired - Lifetime JP2649928B2 (ja) | 1988-01-11 | 1988-01-11 | 半導体ウエハの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2649928B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20100289063A1 (en) * | 2007-09-18 | 2010-11-18 | Centre Natinal De La Recherche Scientifique (C.N.R.S) | Epitaxial solid-state semiconducting heterostructures and method for making same |
-
1988
- 1988-01-11 JP JP253388A patent/JP2649928B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20100289063A1 (en) * | 2007-09-18 | 2010-11-18 | Centre Natinal De La Recherche Scientifique (C.N.R.S) | Epitaxial solid-state semiconducting heterostructures and method for making same |
US8389995B2 (en) * | 2007-09-18 | 2013-03-05 | Centre National De La Recherche Scientifique (C.N.R.S.) | Epitaxial solid-state semiconducting heterostructures and method for making same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2649928B2 (ja) | 1997-09-03 |
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