JPWO2007077608A1 - 通信装置及びチャネル推定方法 - Google Patents

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Abstract

高精度のチャネル推定を行う通信装置及びチャネル推定方法を提供する。当該通信装置は複数のサブキャリアからなるマルチキャリア信号を受信する通信装置であって、受信された複数のサブキャリアのいずれか複数に配置された各パイロット信号から仮のチャネル推定値をそれぞれ生成する第1推定手段と、当該複数のサブキャリアが有する周波数帯域以外の周波数帯域に関する仮想的なチャネル推定値系列を生成し、生成された仮想チャネル推定値系列と上記複数の仮のチャネル推定値とを併せて所定の周波数帯域幅に対応するチャネル推定値系列を生成する第2推定手段と、この生成されたチャネル推定値系列を用いて、当該複数のサブキャリアのいずれか複数に関するチャネル推定値を生成する生成手段とを備える。

Description

本発明は、マルチキャリア伝送方式においてチャネル推定を行う通信装置及びチャネル推定方法に関するものである。
近年、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式は様々な通信システムの伝送方式に採用され、高い周波数利用効率による高速データ通信を実現している。OFDM方式は、送信データを複数に分割し、その分割された送信データを直交する複数の搬送波(サブキャリア)にそれぞれマッピングし、周波数軸上で並列に伝送する方式である。OFDMの変調処理には逆離散フーリエ変換(以降、IDFT(Inverse Discrete Fourier Transform)と表記する)、逆高速フーリエ変換(以降、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)と表記する)等が利用され、復調処理には離散フーリエ変換(以降、DFT(Discrete Fourier Transform)と表記する)、高速フーリエ変換(以降、FFT(Fast Fourier Transform)と表記する)等が利用される。
また、OFDM方式を用いる通信システムでは、一般的に、チャネル変動による位相補正等を行うため、パイロット(pilot)信号を用いた同期検波が行われる。このパイロット信号を用いた同期検波について以下に簡単に説明する。
送信装置は、既知の信号であるパイロット信号をデータ信号の間に挿入し、IDFT等によりOFDM変調された信号を送信する。受信装置は、この信号を受信すると、この受信信号からDFT等の処理により各サブキャリアに対応する周波数成分の信号を出力し、この出力された信号に基づき同期検波を行う。受信機は、この同期検波をするにあたって、当該出力信号に含まれるパイロットシンボルから当該パイロットシンボルに作用した伝搬路特性を推定し(チャネル推定)、この得られたチャネル推定値によりデータ信号を補間するのである。例えば、伝搬路における位相変動が補間される場合には、既知のパイロット信号の変調位相に基づき、パイロット信号の受信位相から当該位相変動が推定され、これによりデータ信号の位相変動が補間される。
OFDM方式では、このようなパイロット信号を用いたチャネル推定が広く行われており、このチャネル推定値の精度が受信誤り率等の通信性能に大きく寄与することが分かっている。そして、このようなチャネル推定手法については様々な手法が提案されている。
最も簡易なチャネル推定手法として、ゼロフォーシング(以降、ZF(Zero-Forcing)と表記する)がある。ZFは、既知のパイロット信号と受信されたパイロット信号との相関により得られた仮のチャネル周波数応答(以降、CFR(Channel Frequency Response)と表記する)推定値をそのままチャネル推定値として用いる手法である。
また、更にチャネル推定の精度を上げるための手法として、このZFで求められた仮のCFR推定値を更に時間軸上及び/又は周波数軸上で平均化されたものをチャネル推定値として用いる手法が提案されている(下記非特許文献1参照)。下記非特許文献1には、OFDMにおけるチャネル推定方法として、周波数方向に複数のサブキャリアを平均することにより、チャネル推定値の信号対雑音比(以降、SNR(Signal Noise Ratio)と表記する)を上げる手法が開示されている。
また、上述の仮のCFR推定値をIFFT等を用いて時間領域に変換し、この変換により得られた時間領域でのチャネルインパルス応答(以降、CIR(Channel Impulse Response)と表記する)(遅延プロファイル)に対して重み付けや雑音除去等を行い、再度、FFTすることにより得られたCFR推定値をチャネル推定値として用いる手法が提案されている(下記非特許文献2参照)。下記非特許文献2には、上述のようにして得られたCIRの受信電力が時間軸上の一定領域に集中するという伝搬路の一般的な性質を用いて、SNRの小さい時間領域を削除する(ゼロ(0)に置換する)ことによりチャネル推定を行う手法が開示されている。
また、下記特許文献1には、OFDM方式における受信装置において、ガードインターバルを超えた遅延波によるシンボル間干渉及びキャリア間干渉を減少させる手法が開示されている。
特開2004−208254号公報 新、安部田、佐和橋、「繰り返しチャネル推定を用いたときの下りリンクブロードバンドパケットTD−OFCDMの特性」、信学技報RCS2000−186、社団法人電子情報通信学会、2001年1月 Jan-Jaap van de Beek、O.Edfors、M.Sandell、「On Channel Estimation in OFDM Systems」、Vehicular Technology Conference、1995IEEE45th Volume 2、25-28 July 1995、P.815-819
しかしながら、上述の仮のCFR推定値を平均化することによりチャネル推定の精度を上げる手法、すなわち、周波数領域での平均化を用いた推定手法では、遅延分散が大きい場合に適切に平均化する事が出来ないため高精度のチャネル推定ができないという問題があった。
また、時間領域でのCIRに対し重み付けや雑音除去等を行うチャネル推定手法では、CIRが時間領域に広がりを持つことから、重み付けやゼロ置換及びゼロ追加等の雑音除去等の処理が信号成分を歪ませ、チャネル推定精度が劣化するという問題があった。例えば、上述のようにCIRのうちSNRの小さい時間領域を削除する手法では、一般的にはCIRの受信電力は時間領域において一定時間領域に完全に集中するのではなくある程度広がりを持っているため、広がっている信号成分を雑音成分と共に除去してしまうこととなり、SNRが高い領域において高精度のチャネル推定ができないという問題があった。
本発明は、上述のような問題点に鑑みてなされたものであり、高精度のチャネル推定を行う通信装置及びチャネル推定方法を提供することを目的とする。
本発明は、上述した課題を解決するために以下の構成を採用する。即ち、本発明は、複数のサブキャリアからなるマルチキャリア信号を受信する通信装置において、受信された複数のサブキャリアのいずれか複数に配置された各パイロット信号から、それぞれのパイロット信号に関する既知情報に基づいて、仮のチャネル推定値をそれぞれ生成する第1推定手段と、当該複数のサブキャリアが有する周波数帯域以外の周波数帯域に関する仮想的なチャネル推定値系列を生成し、生成された仮想チャネル推定値系列と上記複数の仮のチャネル推定値とを併せて所定の周波数帯域幅に対応するチャネル推定値系列を生成する第2推定手段と、この第2推定手段により生成されたチャネル推定値系列を用いて、当該複数のサブキャリアのいずれか複数に関するチャネル推定値を生成する生成手段とを備える通信装置についてのものである。
本発明では、受信されたマルチキャリア信号中のパイロット信号から、当該通信装置にとって既知の当該パイロット信号に関する既知情報(位相、振幅等)に基づいて、各パイロット信号に作用した伝搬路特性の簡易推定が行われる(第1推定手段)。
続いて、この簡易推定により得られた複数のパイロット信号に対応する複数の仮のチャネル推定値に加えて、複数のサブキャリアが有する周波数帯域以外の周波数帯域に関する仮想的なチャネル推定値系列が生成される。ここでのチャネル推定値系列とは、複数のチャネル推定値を所定の条件で並べたものを示し、複数のチャネル推定値を示す波形若しくは関数といった意味も含むものとする。そして、この仮想チャネル推定値系列と複数の仮のチャネル推定値とを併せた所定の周波数帯域幅に対応するチャネル推定値系列が生成される。
この生成されたチャネル推定値系列に所定の演算が施されることにより、最終的なチャネル推定値が生成される。このように仮想的なチャネル推定値系列を併せた情報に基づいて、最終的なチャネル推定値が生成されるため、精度の高いチャネル推定値を生成することができる。
また、本発明は、第2推定手段により生成されたチャネル推定値系列を周波数時間変換することにより時間領域のチャネルインパルス応答情報に変換する変換手段と、当該チャネルインパルス応答情報に対して所定の重み付け処理及び又は所定の補正処理を行う処理手段とを更に備え、上記生成手段がこの処理手段により処理されたチャネルインパルス応答情報に時間周波数変換を施すことにより、当該複数のサブキャリアのいずれか複数に関するチャネル推定値を生成するようにしてもよい。
本発明では、生成されたチャネル推定値系列が変換手段により時間領域のチャネルインパルス応答情報(遅延プロファイル)に変換され、処理手段により所定の処理が施され、生成手段により再度周波数領域の情報に戻されることにより、最終的なチャネル推定値が生成される。ここで、周波数時間変換には例えばIDFT、IFFT等があり、時間周波数変換には例えばDFT、FFT等がある。
また、処理手段の所定の重み付け処理とは、例えば所定の電力以下をゼロとするゼロ置換や雑音成分を除去する処理等様々な処理が含まれ、また、所定の補正処理とは、全サブキャリアに対応するパイロット信号が配置されない場合等に全サブキャリアに対応するチャネル推定値を得ることができるような補間処理等が含まれる。
従って、本発明によれば、仮想チャネル推定値系列が併せられたチャネル推定値系列に対し周波数時間変換が行われるため、変換後のチャネルインパルス応答情報の時間軸上の広がりを抑えることができる。これにより、そのチャネルインパルス応答情報へ施される重み付け等の処理によって影響を受ける信号成分を少なくすることができ、再度周波数領域の情報に戻された際に精度の高いチャネル推定値を生成することができる。
更に、このような精度の高いチャネル推定値を生成するにあたっては、仮想チャネル推定値系列を生成するだけでよいため、少ない処理量で精度の高いチャネル推定値を生成することができることになる。
また、上記第2推定手段は、上記所定の周波数帯域幅に対応するチャネル推定値系列が、当該チャネル推定値系列のうち最小と最大のそれぞれの周波数帯域に関するチャネル推定値が略一致し、周波数軸上において全体として滑らかで連続する波形を形成するように、上記仮想チャネル推定値系列を生成するようにしてもよい。
このように仮想チャネル推定値系列を生成することにより、周波数時間変換後のチャネルインパルス応答情報の時間軸上の広がりを一層抑えることができ、ひいては、精度の高いチャネル推定値を生成することができる。
また、上記第2推定手段は、高精度のチャネル推定値を生成するべく、チャネル推定値系列が周波数軸上において全体として滑らかで連続する波形を形成するために、以下のような手段を有する。
すなわち、上記第2推定手段は、周波数軸上において、上記複数の仮のチャネル推定値のうち対応するサブキャリアの周波数帯域が最大、最小のそれぞれの仮のチャネル推定値をそれぞれ開始点とし、上記複数のサブキャリアが有する周波数帯域以外の周波数帯域方向にそれぞれ伸びる2本の接線を生成し、該生成された2本の接線に関し窓関数を乗算することにより生成された波形上に仮想チャネル推定値が並ぶように上記仮想チャネル推定値系列を生成するようにしてもよい。
このようにすることで、複数の仮のチャネル推定値のうち対応するサブキャリアの周波数帯域が最大、最小のそれぞれの仮のチャネル推定値から延びる波形、すなわち、生成される仮想チャネル推定値が並ぶ波形を連続で滑らかな波形とすることが可能となる。
なお、当該接線の生成手法は様々な方法が考えられる。例えば、サブキャリアの周波数帯域が最大、最小のそれぞれの仮のチャネル推定値を直接結ぶような接線であってもよいし、予め決められた所定の傾きを持つ接線であってもよい。
また、当該接線の傾きを、上記各開始点から周波数軸におけるそれぞれ所定の周波数帯域幅内の仮のチャネル推定値に基づいてそれぞれ求めるようにしてもよい。
これにより、複数の仮のチャネル推定値のうち、対応するサブキャリアの周波数帯域が最大、最小となる周波数帯域からそれぞれ所定幅内にある周波数帯域に関する仮のチャネル推定値に基づき、それら仮のチャネル推定値が形成する傾きを持った接線を生成することができる。例えば、算出されるこの傾きは、上記所定幅内にある周波数帯域に関する仮のチャネル推定値の平均傾きとしてもよい。これにより、生成される仮想チャネル推定値が並ぶ波形を連続でより滑らかな波形とすることができる。
なお、本発明は、上述の本発明に係る通信装置と同様の特徴を有するチャネル推定方法、情報処理装置(コンピュータ)を通信装置として機能させるプログラム、或いは、当該プログラムを記録した記録媒体として実現可能である。また、本発明に係る通信装置とは、例えば、無線により相互に通信を行う通信装置であっても、有線により通信を行う通信装置であっても、また、コンピュータ内でインタフェース信号としての通信を行う装置、素子等であってもよい。
本発明によれば、高精度のチャネル推定を行う通信装置及びチャネル推定方法を提供することができる。
図1は実施形態における送信装置の機能構成を示す図である。 図2はOFDMフレームの構成例を示す図である。 図3は実施形態における受信装置の機能構成を示す図である。 図4はチャネル推定部の機能構成を示す図である。 図5は仮のCFR推定値における周波数スペクトルを示す図である。 図6は仮想CFR推定値の追加の概念を示す図である。 図7は仮想CFR推定値の波形生成の第1例を示す図である。 図8は仮想CFR推定値の波形生成の第2例を示す図である。 図9はOFDMフレーム構成の変形例を示す図である。 図10はチャネル推定処理フローを示す図である。 図11は変形例におけるチャネル推定部の構成を示す図である。 図12は本実施形態におけるチャネル推定時のCIR分布を示す図である。 図13は第二変形例におけるOFDMフレーム構成の例を示す図である。 図14は第二変形例におけるチャネル推定部の構成を示す図である。 図15は第三変形例におけるチャネル推定部の構成を示す図である。
符号の説明
10 パイロット多重部
11、23 シリアル/パラレル(S/P)変換部
12、273 IDFT部
13、25 パラレル/シリアル(P/S)変換部
14 デジタル/アナログ(D/A)変換部
15 アップコンバージョン部
16 アンテナ素子
21 ダウンコンバージョン部
22 アナログ/デジタル(A/D)変換部
24、275 DFT部
26 同期検波部
27 チャネル推定部
271 ゼロフォーシング(ZF)部
272 仮想チャネル追加部
274 重み付け部
276 窓関数乗算部
277 補間処理部
279 重み行列乗算部
以下、図面を参照して、本発明の実施形態における通信装置について説明する。なお、以下の説明では説明の便宜のため、本実施形態における通信装置を受信装置と送信装置とに分け説明するものとする。しかしながら、本発明は、このような構成に限定されるものではなく、以下に述べる受信機能及び送信装置能双方を備える通信装置であってもよい。あくまで、以下の実施形態の構成は例示であり、本発明は実施形態の構成に限定されない。
また、本実施形態における通信装置とは、例えば、無線により相互に通信を行う移動端末及び基地局装置(アクセスポイント)であり、また、有線により通信を行う電力線通信装置等である。また、コンピュータ内でインタフェース信号としての通信を行う装置、素子等であってもよい。
〔送信装置〕
本実施形態における受信装置の説明をする前に、まず、当該受信装置で受信される信号を送信する送信装置について説明する。以下、送信装置の機能構成について図1を用いて説明する。図1は、送信装置の機能構成を示す図である。なお、以下の送信装置の機能は、OFDM方式による送信装置の一例を示したものであり、本発明はこのような送信装置に限定されるものではない。
送信装置は、パイロット多重部10、シリアル/パラレル(以降、S/Pと表記する)変換部11、IDFT部12、パラレル/シリアル(以降、P/Sと表記する)変換部13、デジタル/アナログ(以降、D/Aと表記する)変換部14、アップコンバージョン部15、アンテナ素子16等を有する。
パイロット多重部10は、送信すべきデータ信号(制御信号等も含む)と共に既知の信号であるパイロット信号を受けると、当該データ信号とパイロット信号をOFDMフレームに基づく所定の位置に配置したシリアル信号列を生成する。ここで、OFDMフレーム構成について図2を用いて簡単に説明する。図2は、本実施形態におけるOFDMフレーム構成の例を示す図である。
図2に示すOFDMフレームでは、OFDMシンボルがサブキャリア周波数―時間配列上に配置される。本実施形態におけるOFDMフレームは、各フレームがNC個のサブキャリアから構成され、各サブキャリアが更に時間軸で10シンボルから構成され、各サブキャリアにパイロット信号及びデータ信号がそれぞれ配置される。なお、本発明は、OFDMフレームを図2に示す例に限定するものでなく、パイロット信号がデータ信号に混じって配置されていればよいものとする。
上述のOFDMフレーム構成に基づく送信データ列は、1フレーム内のaシンボル目のbサブキャリアに配置されるデータをDa(b)と定義した場合には、以下のように示される。
1(1)、D2(1)、・・・、D10(1)、
1(2)、D2(2)、・・・、D10(2)、
・・・・・・、
1(NC)、D2(NC)、・・・、D10(NC
パイロット多重部10は、各フレームの先頭にNCサブキャリア分パイロットシンボルを配置する。すなわち、パイロット多重部10は、図2に示すように、送信データ列におけるD1(1〜NC)にパイロットシンボルP1〜PNCを配置し、制御情報等を含んだデータシンボルを各フレーム内2シンボル目から10シンボル目に割り当てる。
S/P変換部11は、パイロット多重部10により生成されたシリアル信号列をサブキャリア数(NC)分並列に並べたパラレル信号に変換する。
IDFT部12は、S/P変換部11から出力されるパラレル信号に対して各OFDMシンボル単位でIDFT処理を行う。通常、このIDFT処理で利用されるIDFTサイズは有効なサブキャリア数(NC)よりも大きいため、IDFT部12は、入力されたNc個のパラレル信号の残りのNC+1からNの区間にゼロ(0)信号を設定し、全部でN個のパラレル信号に対して、IDFT処理を行う。
IDFT部12へ入力されるN個のパラレル信号をTD(1)〜TD(N)で表した場合に、IDFT部12から出力される各サブキャリアの時間軸上の信号TE(1)〜TE(N)は以下の式(1)で示すことができる。式(1)におけるexpに対応する値はメモリ内のテーブル等に記憶しておき、乗算器と加算器により当該TE(f)を演算することが可能である。
Figure 2007077608
IDFT部12から出力される各サブキャリアの時間軸上の信号TE(f)は、P/S変換部13により合成多重され、ガードインターバル付加部(図示せず)等によりガードインターバルが付加され、D/A変換部14によりアナログ信号に変換される。この変換されたアナログ信号は、アップコンバージョン部15により信号の中心周波数を無線送信周波数に変換され、アンテナ素子16から送信される。
〔受信装置〕
以下、本発明の実施形態における受信装置について図3を用いて説明する。図3は、本実施形態における受信装置の機能構成を示す図である。
本実施形態における受信装置は、ダウンコンバージョン部21、アナログ/デジタル(以降、A/Dと表記する)変換部22、S/P変換部23、DFT部24、P/S変換部25、同期検波部26、チャネル推定部27等を有する。
ダウンコンバージョン部21は、アンテナ素子により受信された無線送信周波数信号をベースバンド信号に変換する。このベースバンド信号は、A/D変換部22によりデジタル信号に変換された後、S/P変換部23により送信装置でのIDFTサイズと同じNサンプルのパラレル信号に変換される。なお、このとき、パラレル信号からガードインターバルが除去される。
DFT部24は、入力されたパラレル信号に対してDFT処理を行い、各サブキャリア成分に対応するN個の信号を出力する。このDFT処理で利用されるDFTサイズは、送信装置で利用されたIDFTサイズと同じものである。このとき、出力されたN個の信号のうち、NC+1〜N個の信号は送信装置により設定されたゼロ信号であるため、この信号は削除される。この出力されたパラレル信号は、P/S変換部25によりシリアル信号列に並べ替えられ、同期検波部26へ出力される。
同期検波部26は、入力されたシリアル信号列をチャネル推定部27から渡されるチャネル推定値を用いて同期検波を行う。同期検波部26による同期検波処理は、フレーム内のシンボルnのサブキャリアmのデータ信号をxm(n)、同フレーム先頭のパイロット信号から推定されたサブキャリアmのチャネル推定値をymとすると、同期検波後の対応する出力をzm(n)は、以下の式(2)で表すことができる。なお、式(2)に示す*は、複素共役を示す。
Figure 2007077608
同期検波後の出力信号zm(n)は、復調部等へ出力される。
なお、本実施形態では、周波数―時間変換処理をIDFTとし、時間―周波数変換処理をDFTとしているが、本発明はこれらに限定するものではなく、周波数―時間変換処理をIFFTとし、時間―周波数変換処理をFFTとしてもよい。
<チャネル推定部>
チャネル推定部27は、DFT部24から出力される信号のうち各フレームの先頭に配置されたパイロット信号に基づき、チャネル推定を行う。以下、チャネル推定部27の詳細について図4を用いて説明する。図4は、チャネル推定部の機能構成を示す図である。なお、以下の説明では、チャネル推定部27に入力される各サブキャリアに対応する信号成分をxとし、チャネル推定部27から出力されるチャネル推定値をyとする。
チャネル推定部27は、ZF部271、仮想チャネル追加部272、IDFT部273、重み付け部274、DFT部275等を有する。
ZF部271は、入力される信号xからゼロフォーシングにより仮のCFR推定値hZFを求める。入力される各サブキャリアに対応する信号成分xは、周波数選択性フェージングにより、以下の式(3)のように表すことができる。サブキャリアmに関し、xmが受信信号を示し、hmがCFRを示し、Pmがパイロット信号を示し、nmが雑音成分を示す。
Figure 2007077608
ZF部271は、ゼロフォーシングにより、上記式(3)のxmから既知のパイロット信号Pmをキャンセルし、仮のCFR推定値hZF(m)を得る。このゼロフォーシングは、下記式(4)に示すことができる。なお、mに関しては、アクティブサブキャリアである1〜NCにはパイロット信号が存在し、NC+1〜Nにはゼロ(0)が設定されている。
Figure 2007077608
このときの仮のCFR推定値hZF(m)についての周波数スペクトルを図5に示す。図5は、仮のCFR推定値における周波数スペクトルを示す図である。図5に示すように、仮のCFR推定値では、NC+1〜Nにデータが存在しないためDFTサイズの両端で波形が連続にならない。これにより、この仮のCFR推定値を用いてIDFT処理を行った場合、得られるCIRは時間領域で広がりを持ったものとなってしまう。
従って、仮想チャネル追加部272は、本来データが存在していない区間[NC+1〜N]に仮想的なCFR推定値hVCFRを生成し、サブキャリア区間[1〜NC]についての仮のCFR推定値hZFに追加することにより、N成分ベクトル(下記式(5)参照)を生成する。
Figure 2007077608
なお、仮想チャネル追加部272による仮想CFR推定値hVCFRの生成手法については後述する。
IDFT部273は、生成されたN成分ベクトルに対してIDFT処理を施す。これにより、IDFT部273は、Nサイズの時間領域におけるCIRを得る。IDFT部273により求められたCIRは、時間領域における広がりを抑えたものになる。ここでのIDFT演算を下記式(6)に示す。ηはCIRを示し、F+はFの複素共役転置行列を示し、FはDFT演算を示す行列である。Fで示す行列の成分を下記式(7)に示す。式(7)におけるjは虚数単位である。
Figure 2007077608
重み付け部274は、IDFT部273により求められたCIRに対して、重み付けを行う。重み付け部274は、メモリ等に予め保持される所定の閾値(例えば、電力値)を用い、当該閾値よりも低い領域の信号成分をゼロ置換する。重み付け部274によりゼロ置換されたCIRを下記式(8)に示す。
Figure 2007077608
なお、本実施形態における重み付け部274は、ゼロ置換を用いたが、その他の重み付けを行うようにしてもよく、本発明は、CIRに対する重み付け手法を限定するものではない。
DFT部275は、重み付けされたCIRに対してDFT処理を行い、CFR推定値を得る。このときのDFT処理を下記式(9)に示す。Tは、転置を示し、〜は重み付けした値であることを示す。
Figure 2007077608
DFT部275は、得られたCFR推定値のうち1〜NC個までの値をCFR推定値yとして出力する。出力されたCFR推定値yは、同期検波部26に渡される。
Figure 2007077608
<<仮想CFR推定値hVCFRの生成>>
仮想チャネル追加部272による仮想CFR推定値hVCFRの生成手法としては、さまざまな手法が考えられる。本発明は仮想CFR推定値hVCFRの生成手法を限定するものではなく、本来データの存在していない区間[NC+1〜N]全てがゼロ近似する値とならなければ、生成された仮想CFR推定値hVCFRはいずれの値を採るものであってもよいものとする。なお、IDFT処理後に得られるCIRの時間領域での広がりを抑え高精度のチャネル推定を行うためには、区間[1〜N]の波形が滑らかに連続となるような仮想CFR推定値hVCFRを生成するのが好ましい。
図6は、仮想CFR推定値hVCFRの追加の例を示す図である。図6の例による仮想CFR推定値hVCFRは、DFTの開始位置の値をそのままその開始位置からDFTサイズ分ずらした位置(N)の値として、区間[NC+1〜N]の波形が滑らかに連続となるように生成される。このように生成された仮想CFR推定値hVCFRを用いたチャネル推定では、IDFT処理後に得られるCIRの時間領域での広がりを抑えることができ高精度のチャネル推定を行うことができる。
以下、区間[1〜N]の波形が滑らかに連続となるような仮想CFR推定値hVCFRの生成手法について図7を用いて説明する。図7は、仮想CFR推定値の波形生成の例を示す図である。仮想チャネル追加部272は、当該仮想CFR推定値hVCFRの波形を、サブキャリアNCにおける仮のCFR推定値hZF(NC)を開始点とし、周波数帯域NにおけるCFR推定値をサブキャリア1における仮のCFR推定値hZF(1)として終点とする連続波形として生成する。
このとき、仮想チャネル追加部272は、サブキャリアNCにおいて、仮のCFR推定値hZF(NC)を通りhZF(m)の傾きと一致する直線F(m)と、周波数帯域Nにおいて、仮のCFR推定値hZF(1)を通りhZF(m)の傾きと一致する直線G(m)とを生成する。仮想チャネル追加部272は、この直線F(m)とG(m)に所定のウエイトを掛けることにより、仮想CFR推定値hVCFRを生成する。このときの仮想CFR推定値hVCFRの生成式を以下の式(10)に示す。式(10)のLはパラメータ定数であり、通信に利用するサブキャリア数等により調整することが可能である。このパラメータ定数Lは、予めメモリ等に記憶するようにしてもよい。
Figure 2007077608
なお、上述の直線F(m)及びG(m)については、hZF(m)の傾きと一致するものとしているが、この場合によい効果が得られるというものであり、当然、一致しない独自の直線であってもよい。
次に、上述の直線F(m)及びG(m)について、hZF(m)の傾きと一致させる生成手法の例について説明する。以下の生成手法によれば、当該直線F(m)及びG(m)の傾きをhZF(m)の傾きと一致させることができる。この場合、 仮想CFR推定値hVCFRの開始点となるサブキャリアNC付近及び終点となる周波数帯域N(サブキャリア1のコピー)付近の所定の数(サンプル数Nest)の値を用いて直線F(m)及びG(m)を求める。
図8は、サンプル数Nestを用いた仮想CFR推定値の波形生成の例を示す図である。その時の算出式を下記式(11)に示す。サンプル数Nestはパラメータ定数であり、サブキャリア数、通信環境等により調整するようにしてもよい。このサンプル数Nestは、予めメモリ等に記憶するようにしてもよい。
Figure 2007077608
上述のように、サンプル数を用いて仮想CFR推定値の波形を生成する場合等には、パイロット信号をNC個のサブキャリアのうち周波数の小さい帯域のサブキャリア及び周波数の大きい帯域のサブキャリア周辺に密度高く配置し、それ以外のサブキャリアにはそれより密度低く配置するようにしてもよい(図9参照)。
このようにすることで、仮想CFR推定値の波形は滑らかに生成することができ、更に、パイロット信号の挿入頻度を下げることにより、その分送信すべきデータシンボルを増やすことができるため、周波数利用効率を上げることができる。
〔動作例〕
次に、本発明の実施形態における通信装置の動作例について図10を用いて以下に説明する。図10は、本実施形態におけるチャネル推定処理フローを示す図である。
アンテナ素子により受信された無線送信周波数信号は、ベースバンド信号に変換され(ダウンコンバージョン部21)、デジタル信号に変換され(A/D変換部22)、Nサンプルのパラレル信号に変換される(S/P変換部23)。このとき、ガードインターバルも除去される。当該パラレル信号は、DFT処理が施され、各サブキャリア成分に対応するN個の信号が出力される(DFT部24)。このとき、出力されたN個の信号のうち、1〜NCの信号はパイロット信号に相当し、NC+1〜N個の信号は送信装置により設定されたゼロ信号に相当する。
チャネル推定部27は、DFT部24から出力されたN個の信号を受けると(S701)、受信された信号をZF部271に渡す。
ZF部271は、入力された信号からゼロフォーシングにより仮のCFR推定値hZF(m)を得る(S702)。このとき、得られた仮のCFR推定値hZF(m)のうち、区間[NC+1〜N]の値はデータが存在しない状態(ゼロ)となっている。得られた仮のCFR推定値hZF(m)は、仮想チャネル追加部272に渡される。
仮想チャネル追加部272は、本来データが存在していない区間[NC+1〜N]に、区間全体[1〜N]の波形が滑らかに連続となるように、仮想的なCFR推定値hVCFRを生成する(S703)。仮想チャネル追加部272は、仮想的なCFR推定値hVCFRをサブキャリア区間[1〜NC]についての仮のCFR推定値hZFに追加することにより、N成分ベクトルを生成する(S704)。このN成分ベクトルは、IDFT部273に渡される。
IDFT部273は、生成されたN成分ベクトルに対してIDFT処理を施す(S705)。これにより、IDFT部273は、Nサイズの時間領域におけるCIRを得る。IDFT部273により求められたCIRは、時間領域における広がりを抑えたものになっている。このCIRは、重み付け部274に渡される。
重み付け部274は、IDFT部273により求められたCIRに対して、所定の重み付けを行う(S706)。所定の重み付けは、例えば、所定の閾値よりも低い領域の信号成分をゼロ置換するというものでもよい。重み付けされたCIRは、DFT部275に渡される。
DFT部275は、重み付けされたCIRに対してDFT処理を行い、CFR推定値を得る(S707)。DFT部275は、得られたCFR推定値のうち1〜NC個までの値をCFR推定値yとして同期検波部26に渡す(S708)。
同期検波部26は、入力されたシリアル信号列をチャネル推定部27から渡されるチャネル推定値を用いて同期検波を行う。
〈実施形態における作用/効果〉
本実施形態における通信装置(受信装置)では、精度の高いチャネル推定を実施するうえで、区間[1〜N]の波形が滑らかに連続となるような仮想CFR推定値hVCFRが生成される。この仮想CFR推定値hVCFRは、本来データが存在しない周波数帯域、すなわち、通信によって使用されない周波数帯域区間[NC〜N]に対応するものとして生成される。
この仮想CFR推定値hVCFRは、周波数軸上において当該仮想CFR推定値が形成する波形を考えることにより生成される。この仮想CFR推定値波形は、サブキャリアNCにおいて、仮のCFR推定値hZF(NC)を通りhZF(m)の傾きと一致する直線F(m)と、周波数帯域Nにおいて、仮のCFR推定値hZF(1)を通りhZF(m)の傾きと一致する直線G(m)とに基づき、この直線F(m)とG(m)に所定のウエイトを掛けることにより生成される。
また、この直線F(m)及びG(m)については、仮想CFR推定値hVCFRの開始点若しくは終点とされるサブキャリアから所定のサンプル数Nestの仮のCFR推定値hZFに基づき、それらの傾きが決定される。
このように、本実施形態によれば、本来データが存在しない周波数帯域、すなわち、通信によって使用されない周波数帯域についての仮想のCFR推定値が生成され、それを含めたCFR推定値に対してIDFT処理が施されるため、IDFT処理後に得られるCIRの時間領域での広がりを抑えることができる。この効果について図12に示す。図12は、本実施形態のチャネル推定におけるIDFT処理後のCIRの分布を示す図である。図12に示すように、高い電力を示す時間軸上のサンプル数が、点線で示す従来方法に比べ実線で示す本実施形態の手法のほうが少なくなっている。
従って、その後の処理においてCIRに対する重み付け等の処理によって影響を受ける信号成分を少なくすることができ、再度周波数領域の情報に戻された場合に精度の高いチャネル推定値を生成することができる。
〔第一の変形例〕
上述の本実施形態における受信装置では、仮想チャネル追加部272により生成された上記式(5)に示すN成分ベクトルに対してIDFT部273がIDFT処理を施すこととしているが、仮想チャネル追加部272が当該N成分ベクトルに対して更に窓関数を乗算するようにしてもよい(式(12)参照)。この場合のチャネル推定部の構成を図11に示す。図11は、当該変形例におけるチャネル推定部の構成を示す図である。この場合には、窓関数乗算部276が下記式(12)から(14)に関する処理を行う。
Figure 2007077608
ここでは、特に窓関数を限定するものではないが、例えば、ハニング(Hanning)窓関数を用いる場合には、下記式(13)が用いられる。式(13)のQはパラメータ定数であり、予めメモリ等に記憶されるようにしてもよい。
Figure 2007077608
また、中心をNC/2とした窓関数を用いるようにしてもよい。この場合には、NC+(N−NC)/2≦m<Nにおいて、m=1付近と連続に接続するような仮想CFR推定値を追加しているため、連続を失わないように下記式(14)に示す窓関数を乗算する。
Figure 2007077608
この場合、DFT部275は、得られたCFR推定値のうち1〜NC個までの値から更に当該窓関数をキャンセルし、得られた値をCFR推定値yとして出力する(式(15)参照)。
Figure 2007077608
また、上述の変形例では、仮想チャネル追加部272が当該N成分ベクトルに対して更に窓関数を乗算するようにしているが、その他、ZF部271からの仮のCFR推定値hZFに対して上記窓関数を乗算し、その結果を元に仮想CFR推定値を生成するようにしてもよい。
〔第二の変形例〕
上述の実施形態では、図2に示すような全てのサブキャリアにパイロット信号が配置される場合の例を示していた。以下、パイロット信号が全てのサブキャリアに配置されていない場合(以下、第二変形例と表記する)における受信装置について図13及び14を用いて説明する。図13は、第二変形例におけるOFDMフレーム構成を示す図である。図14は、第二変形例におけるチャネル推定部の構成を示す図である。
第二の変形例では、パイロット信号は、図13に示すようにNrep個のサブキャリアに1つしか割り当てられていない。すなわち、パイロット信号P(1)、P(2)、P(3)、・・・、P(k)、・・・、P(N1)が各サブキャリアに割り当てられている。ここで、N1は、パイロット信号が割り当てられている数である。
第二の変形例におけるチャネル推定部27には、上述の実施形態に加えて更に、補間処理部277が設けられる。以下、図14を用いて、第二変形例におけるチャネル推定部27の動作について説明する。
ZF部271に入力される信号をxkNrepとし、当該サブキャリアにおける既知のパイロット信号をPkNrepとすると、ZF部271により取得される仮のCFR推定値hZF(k)は、下記式(16)により示される。
Figure 2007077608
仮想チャネル追加部272は、上記仮のCFR推定値hZF(k)を受けると、M=2m>N1となるMを用い、M−N1の値を持つ仮想的なCFR推定値hVCFRを生成する。仮想チャネル追加部272は、この生成された仮想的なCFR推定値hVCFRを上記仮のCFR推定値hZF(k)に追加することにより、M成分ベクトル(下記式(17)参照)を生成する。
Figure 2007077608
なお、この仮想CFR推定値hVCFRの生成手法については、上述の実施形態と同様である。
その後、IDFT部273は、生成されたM成分ベクトルに対してIDFT処理を施す。これにより、IDFT部273は、Mサイズの時間領域におけるCIRを得る。ここでのIDFT演算を下記式(18)に示す。ηMはCIRを示し、FM +はFMの複素共役転置行列を示し、FMはMサイズでのDFT演算を示す行列である。
Figure 2007077608
重み付け部274は、IDFT部273により求められたCIRに対して、重み付けを行う。当該重み付けは、雑音成分をキャンセルするような所定のウエイトを掛け合わせるようにしてもよいし、所定の閾値を用いたゼロ置換等であってもよい。ここで、重み付け係数をWMで示し、重み付け部274で得られる信号をgMで示すと、下記式(19)のように示される。
Figure 2007077608
補間処理部277は、重み付け部274で得られる信号をgMにおけるM成分の並びに対して適当な位置にゼロ(0)を挿入ことにより、当該信号gMをN成分の信号gNにする(式(20)参照)。本発明は、この補間処理部277の処理におけるゼロを挿入する位置を限定するものではないが、式(20)に示すように信号gMの成分の中央付近に挿入することにより、精度の高いCFR推定値を得ることができる。
Figure 2007077608
DFT部275は、補間処理部277により補間されたサイズNの時間軸信号gNに対してDFT処理を行い、CFR推定値を得る。DFT部275は、得られたCFR推定値のうち1〜NC個までの値をCFR推定値yとして出力する。
これにより、第二変形例における受信装置では、全サブキャリアにパイロット信号を配置しないフレーム構成においても、全サブキャリアのチャネル推定値を得ることができる。なお、上述の重み付け部274により処理される重み係数WMを1とし、重み付けを行わない構成とした場合においても、従来の補間処理に比べ、正確な補間処理を行う事が出来る。
〔第三の変形例〕
上述の実施形態では、チャネル推定部27は図4に示されるような構成を有し、仮想チャネル追加部272から出力されるN成分ベクトル(CFR推定値hVCFR、仮のCFR推定値hZF)に対し、IDFT処理(IDFT部273)、重み付け処理(重み付け部274)、DFT処理(DFT部275)が施され、その結果得られたCRF推定値yを同期検波部26に出力していた。
しかしながら、このようなIDFT処理、重み付け処理、及びDFT処理は、数学的には行列演算として表す事が可能である。よって、この行列演算で用いられる行列を重み行列として定義し、この重み行列を乗算する機能部を上述の実施形態におけるIDFT部273、重み付け部274及びDFT部275等の代わりに設けるようにしてもよい。この場合の重み行列Uは、式(21)のように示すことができる。ここで、F、W、F+はそれぞれ上述の実施形態で示すようにF+はFの複素共役転置行列を示し、FはDFT演算を示す行列であり、Wは重み付け演算を示す行列である。
Figure 2007077608
第三変形例におけるチャネル推定部の機能構成を図15に示す。図15は、第三変形例におけるチャネル推定部の機能構成を示す図である。第三変形例におけるチャネル推定部27は、ZF部271、仮想チャネル追加部272及び重み行列乗算部279等から構成される。
重み行列乗算部279は、仮想チャネル追加部272から受けるN成分ベクトルに対し、IDFT処理、重み付け処理、DFT処理の代わりに定義される重み行列を乗算し、CFR推定値yを出力する。ここで、重み行列乗算部279における計算処理は、例えば当該重み行列としてトープリッツ型の行列を用いる場合にはFIR FILTER構成などの畳み込み積分処理又は移動平均処理などで構成するようにしてもよい。
重み行列乗算部279で用いられる重み行列Uは、上述の式(21)に示す行列Uではなく、下記式(22)に示すような行列としてもよい。式(22)に示す重み行列Uは、N行N列の行列であり、その各成分がUnmとして示されている。
Figure 2007077608
上記式(22)に示す重み行列は、当該重み行列をIDFT処理、重み付け処理、DFT処理を示す行列等で分解できないような構成としている。従って、この場合の重み行列Uは、上記式(21)のように表すことはできない。
しかしながら、この重み行列Uは、サブキャリアn=2〜NC−1に対応する演算は畳み込み積分を表現しているため、出力される値については上述の実施形態と同様の効果が得られる。
このような重み行列Uを用いた第三変形例は、本発明が上述の実施形態のようにチャネル推定部27における処理において、仮想チャネル追加部272から出力されるN成分ベクトルに対して施される処理を限定するものではないことを示している。

Claims (12)

  1. 複数のサブキャリアからなるマルチキャリア信号を受信する通信装置において、
    受信された前記複数のサブキャリアのいずれか複数に配置された各パイロット信号から、それぞれのパイロット信号に関する既知情報に基づいて、仮のチャネル推定値をそれぞれ生成する第1推定手段と、
    前記複数のサブキャリアが有する周波数帯域以外の周波数帯域に関する仮想的なチャネル推定値系列を生成し、生成された仮想チャネル推定値系列と前記複数の仮のチャネル推定値とを併せて所定の周波数帯域幅に対応するチャネル推定値系列を生成する第2推定手段と、
    前記第2推定手段により生成されたチャネル推定値系列を用いて、前記複数のサブキャリアのいずれか複数に関するチャネル推定値を生成する生成手段と、
    を備える通信装置。
  2. 前記第2推定手段により生成されたチャネル推定値系列を周波数時間変換することにより時間領域のチャネルインパルス応答情報に変換する変換手段と、
    前記チャネルインパルス応答情報に対して所定の重み付け処理及び又は所定の補正処理を行う処理手段と、
    を更に備え、
    前記生成手段は、
    前記処理手段により処理されたチャネルインパルス応答情報に時間周波数変換を施すことにより、前記複数のサブキャリアのいずれか複数に関するチャネル推定値を生成する、
    請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記第2推定手段は、前記所定の周波数帯域幅に対応するチャネル推定値系列が、該チャネル推定値系列のうち最小と最大のそれぞれの周波数帯域に関するチャネル推定値が略一致し、周波数軸上において全体として滑らかで連続する波形を形成するように、前記仮想チャネル推定値系列を生成する、
    請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記第2推定手段は、周波数軸上において、前記複数の仮のチャネル推定値のうち対応するサブキャリアの周波数帯域が最大、最小のそれぞれの仮のチャネル推定値をそれぞれ開始点とし、前記複数のサブキャリアが有する周波数帯域以外の周波数帯域方向にそれぞれ伸びる2本の接線を生成し、該生成された2本の接線に関し窓関数を乗算することにより生成された波形上に仮想チャネル推定値が並ぶように前記仮想チャネル推定値系列を生成する、
    請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記第2推定手段は、前記各開始点から周波数軸におけるそれぞれ所定の周波数帯域幅内の仮のチャネル推定値に基づいて、前記接線の傾きをそれぞれ求める、
    請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記パイロット信号は、前記複数のサブキャリアが有する周波数帯域のうち、中間の周波数帯域を有するサブキャリアよりも、最小及び最大となる周波数帯域付近の周波数帯域を有するサブキャリアに多くの割合で配置される、
    請求項1から5のいずれか1つに記載の通信装置。
  7. 前記パイロット信号は、前記複数のサブキャリアが有する周波数帯域のうち、中間の周波数帯域を有するサブキャリアよりも、最小及び最大となる周波数帯域から前記所定の周波数帯域幅内の周波数帯域を有するサブキャリアに多くの割合で配置される、
    請求項5に記載の通信装置。
  8. 前記処理手段は、
    前記所定の重み付け処理を、前記チャネルインパルス応答情報に対応する電力が所定の閾値より小さいサンプルを雑音成分と見なして除去するゼロ置換処理とし、
    前記所定の補正処理を、前記チャネルインパルス応答情報の時間軸上の所定の範囲にゼロを追加する処理とする、
    請求項2から7のいずれか1つに記載の通信装置。
  9. 前記複数の仮のチャネル推定値に対して窓関数を乗算する乗算手段を更に備え、
    前記第2推定手段は、生成された仮想チャネル推定値系列と前記乗算手段の乗算結果とを併せて所定の周波数帯域幅に対応するチャネル推定値系列を生成する、
    請求項2から8のいずれか1つに記載の通信装置。
  10. 前記変換手段は、前記第2推定手段により生成されたチャネル推定値系列に対して窓関数を乗算し、その乗算結果を周波数時間変換により時間領域のチャネルインパルス応答情報に変換する、
    請求項2から8のいずれか1つに記載の通信装置。
  11. 複数のサブキャリアからなるマルチキャリア信号を受信する通信装置におけるチャネル推定方法であって、
    受信された前記複数のサブキャリアのいずれか複数に配置された各パイロット信号から、それぞれのパイロット信号に関する既知情報に基づいて、仮のチャネル推定値をそれぞれ生成する第1推定ステップと、
    前記複数のサブキャリアが有する周波数帯域以外の周波数帯域に関する仮想的なチャネル推定値系列を生成し、生成された仮想チャネル推定値系列と前記複数の仮のチャネル推定値とを併せて所定の周波数帯域幅に対応するチャネル推定値系列を生成する第2推定ステップと、
    前記第2推定ステップにより生成されたチャネル推定値系列を用いて、前記複数のサブキャリアのいずれか複数に関するチャネル推定値を生成する生成ステップと、
    を備えるチャネル推定方法。
  12. 前記第2推定ステップにより生成されたチャネル推定値系列を周波数時間変換することにより時間領域のチャネルインパルス応答情報に変換する変換ステップと、
    前記チャネルインパルス応答情報に対して所定の重み付け処理及び又は所定の補正処理を行う処理ステップと、
    を更に備え、
    前記生成ステップは、
    前記処理ステップにより処理されたチャネルインパルス応答情報に時間周波数変換を施すことにより、前記複数のサブキャリアのいずれか複数に関するチャネル推定値を生成する、
    請求項11に記載のチャネル推定方法。
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