JPWO2005060083A1 - 放電灯点灯装置および照明器具 - Google Patents

放電灯点灯装置および照明器具 Download PDF

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Abstract

1対のMOS型FETを交互にオン、オフ制御して直流電源1の電圧を高周波電圧に変換する高周波インバータ回路(2)と、このインバータ回路からの高周波電圧が供給される、インダクタ(6)、キャパシタ(8)及び放電灯(7)を備え、放電灯が定格動作しているときのインピーダンスにおいて点灯周波数fsに対する偏角が−20deg〜40degの間に設定されてなる共振負荷回路と、プログラムデータとメモリ(18)に格納されたデータに基づいて放電灯(7)の点灯周期よりも短い周期でMOS型FET(3,4)をオン、オフ駆動するパルス電圧を連続的に生成し、このパルス電圧のオン幅を点灯周期に対応した正弦波電圧の波形変化に応じてパルス幅変調制御するCPU(13)とを備え、インバータ回路(2)からの高周波出力により放電灯(7)に略正弦波状の電流を供給する。

Description

本発明は、放電灯点灯装置および照明器具に関する。
従来、放電灯点灯装置としては、直流電源に、1対のスイッチ素子を直列に接続し、一方のスイッチ素子にインダクタ、キャパシタ及び放電灯を備えた共振負荷回路を並列に接続し、各スイッチ素子のスイッチング動作により直流電圧を高周波電圧に変換して放電灯に供給するものにおいて、スイッチ素子及びインダクタの電力損失を低減し電力変換効率の向上を図ったものが知られている(例えば、特開平10−243661号公報参照)。
しかしながら、スイッチ素子及びインダクタの電力損失を低減して電力変換効率の向上を図るものでは、制御が複雑化する問題があった。また、インダクタの限流作用が小さくなって放電灯を安定に点灯維持できなくなる虞があった。
本発明は、無効電力を低減できて電力変換効率の向上を図ることができる放電灯点灯装置および照明器具を提供する。
また、本発明は、さらに、インダクタを小さくできるとともに放電灯を安定に点灯維持することができる放電灯点灯装置および照明器具を提供する。
また、本発明は、さらに、出力電圧の制御幅を充分に確保できる放電灯点灯装置および照明器具を提供する。
請求項1記載の発明は、スイッチ素子をオン、オフ制御して直流電源電圧を高周波電圧に変換するインバータ回路と;インバータ回路から高周波電圧が供給され、インダクタ、キャパシタおよび所定の点灯周波数fsで点灯される放電灯を備え、放電灯が定格動作しているときのインピーダンスにおいて点灯周波数fsに対する偏角が−20deg〜40degの間に設定されてなる共振負荷回路と;放電灯の点灯周期よりも短い周期で前記スイッチ素子をオン、オフ駆動するパルス電圧を連続的に生成し、このパルス電圧のオン幅を前記点灯周期に対応した正弦波電圧の波形変化に応じてパルス幅変調し、前記インバータ回路から前記放電灯に略正弦波状の電流を供給する制御を行う制御回路と;を備えたことを特徴とする放電灯点灯装置である。
[図1]図1は、本発明の、第1の実施の形態を示す一部ブロックを含む回路構成図である。
[図2]図2は、同実施の形態における、予熱期間、始動電圧印加期間、点灯維持制御期間における動作基準周波数とそれぞれの移行時の周波数変化を示す図である。
[図3]図3は同実施の形態におけるMOSFETをオン、オフ駆動する駆動信号波形を示す図である。
[図4]図4は同実施の形態におけるインバータ回路のMOSFETの両端間に発生する電圧波形を示す図である。
[図5]図5は同実施の形態における放電灯への印加電圧波形を示す図である。
[図6]図6は本発明の、第2の実施の形態を示す回路構成図である。
[図7A]図7Aは同実施の形態における正弦波電圧源から出力される正弦波電圧波形図である。
[図7B]図7Bは同実施の形態におけるコンパレータから出力されるパルス幅変調されたパルス電圧波形図である。
[図8]図8は本発明の、第3の実施の形態を示す回路構成図である。
[図9A]図9Aは同実施の形態における乗算器から出力される電圧波形図である。
[図9B]図9Bは同実施の形態におけるコンパレータから出力されるパルス電圧波形図である。
[図9C]図9Cは同実施の形態におけるコンパレータから出力されるパルス電圧波形図である。
[図9D]図9Dは同実施の形態における放電灯に流れる電流波形図である。
[図10]図10は本発明の、第4の実施の形態を示す回路構成図である。
[図11A]図11Aは同実施の形態における電圧制御発振器から出力される電圧波形図である。
[図11B]図11Bは同実施の形態におけるコンパレータから出力されるパルス電圧波形図である。
[図11C]図11Cは同実施の形態におけるコンパレータから出力されるパルス電圧波形図である。
[図11D]図11Dは同実施の形態における放電灯に流れる電流波形図である。
[図12]図12は本発明の、第5の実施の形態における三角波信号と正弦波信号との振幅を示す波形図である。
[図13]図13は同実施の形態においてコンパレータから出力されるパルス幅変調されたパルス電圧波形を示す図である。
[図14]図14は同実施の形態においてコンパレータから出力されるパルス電圧波形に含まれる周波数fs成分と周波数fc成分の実効値及びその和の実効値を示すグラフである。
[図15]図15は同実施の形態におけるインバータ回路の出力電圧波形を示す図である。
[図16]図16は同実施の形態における共振負荷回路の等価回路を示す回路図である。
[図17]図17は図16に示す等価回路に対して電源から各周波数の電力を、実効値を変えて供給した場合の抵抗Rに両端間に発生する出力電圧特性を示す図である。
[図18]図18は同実施の形態において、Vs=Vc及びVs>Vcとして正弦波信号の振幅を変化させたときの放電灯に供給される最終出力を示すグラフである。
[図19]図19は本発明の、第6の同実施の形態における共振負荷回路の偏角を説明するための図である。
[図20]図20は同実施の形態における偏角とインダクタ成分Lrに発生する電力VAとの関係を示すグラフである。
[図21]図21は本発明の、第7の同実施の形態において共振負荷回路のインピーダンス偏角を0degに設定した場合の直流電源電圧VDCに対するインダクタ成分Lrに発生する電力VAを示すグラフである。
[図22]図22は同実施の形態におけるインバータ回路の出力電圧波形を示す図である。
[図23]図23は本発明の、第8の実施の形態において、パルス電圧の周波数fcを変化させたときの共振負荷回路のインダクタ成分Lr、スイッチング素子の損失及びこらの損失の和を示すグラフである。
[図24]図24は本発明の、第9の実施の形態を示す照明器具の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1に示すように、直流電源1に高周波インバータ回路2を接続している。前記高周波インバータ回路2は、スイッチ素子として、1対のMOS型FET3、4の直列回路を前記直流電源1に接続し、前記FET4のドレイン端子を第1のキャパシタ5、インダクタ6を直列に介して放電灯7の一方のフィラメント電極7aの一端に接続するとともにソース端子を前記放電灯7の他方のフィラメント電極7bの一端に接続している。前記放電灯7の各フィラメント電極7a、7bの他端間に予熱電流を流すための第2のキャパシタ8を接続している。
前記インダクタ6、放電灯7及び第2のキャパシタ8はLC直列共振回路を含む共振負荷回路を構成している。また、前記第1のキャパシタ5は直流カット用のキャパシタである。前記各MOS型FET3,4には、寄生ダイオードとしてダイオード9,10が並列に接続されている。
前記各MOS型FET3,4のゲートには駆動回路11,12が接続され、この各駆動回路11,12は制御回路を構成するCPU13からの信号によって駆動制御されるようになっている。前記駆動回路11は1対のMOS型FET14,15からなり、また、前記駆動回路12は1対のMOS型FET16,17からなり、それぞれCPU13からの信号を増幅して前記各MOS型FET3,4のゲートに対して、オン、オフ駆動信号を供給するようになっている。
前記CPU13はタイマを内蔵し、シーケンスプログラムとメモリ18に格納されているデータに基づいて、前記各駆動回路11,12に供給する信号のタイミングを制御するようになっている。すなわち、前記CPU13は、スタート操作が開始されると、放電灯7に対し、図2に示すように、先ず、一定時間予熱を行い、その後始動用高電圧の印加を一定時間行い、ランプ点灯後は点灯維持制御を行うようになっている。
前記CPU13は、予熱期間においては動作周波数を高い基準周波数に設定し、この基準周波数に基づいて駆動回路11,12に信号を出力し、駆動回路11,12は基準周波数に基づいて前記各MOS型FET3,4を交互にスイッチング駆動する。
そして、一定時間の予熱が終了すると始動電圧印加期間に入り、動作周波数を低下させて始動時の基準周波数に切替える。このとき、動作周波数をmsecオーダという短い時間で急速に低下させないで段階的に低下させて始動時の基準周波数に移行させる。この段階的に低下させる変化期間は、例えば、約10msec程度に設定している。この始動期間においては、放電灯7に始動用高電圧が印加する。
そして、一定時間が経過し放電灯7が点灯を開始すると点灯維持制御期間に入り、動作周波数はさらに低下して点灯時の基準周波数になる。このとき、動作周波数をnsecオーダという短い時間で急速に低下させないで段階的に低下させて点灯時の基準周波数に移行させる。
放電灯7を点灯維持させる制御期間においては、CPU13は、放電灯7が高周波インバータ回路2からの高周波電圧によって高周波点灯される時の点灯周期としての点灯サイクル(1/点灯周波数)をTとすると、この点灯サイクルTの1サイクルをn分割としての10分割し、各区間でMOS型FET3,4をオン、オフ駆動するパルス電圧を生成し、このパルス電圧のオン幅を点灯サイクルTに対応した正弦波電圧の波形変化に応じて変化させる。すなわち、オン幅が、各区間の電圧値のピーク値、平均値又は実効値の絶対値に応じて中→大→中→小→中→大…と変化するようにパルス幅変調される。そして、CPU13はこのパルス幅変調した信号を駆動回路11に供給し、この駆動回路11からMOS型FET3に図3に示す駆動信号を供給してオン、オフ駆動する。また、CPU13は駆動回路11に供給した信号とはオン、オフが全く逆の信号を駆動回路12に供給し、この駆動回路12からMOSFET4に駆動信号を供給してオン、オフ駆動する。
点灯維持制御期間において、CPU13はインバータ回路2の1対のMOS型FET3,4をこのようなタイミングでオン、オフ駆動することで、インバータ回路2のMOS型FET4の両端間には図4に示すようなパルス電圧が発生し、このパルス電圧波形が第1のキャパシタ5、インダクタ6、放電灯7及び第2のキャパシタ8からなる共振負荷回路に供給される。共振負荷回路では、インダクタ6とキャパシタ8とのフィルタ効果によって高調波成分が除去され、放電灯7に印加される電圧波形は図5に示すような略正弦波の電圧波形となる。これにより、放電灯7には略正弦波状の電流が流れるようになる。
このように、放電灯7が点灯した後の点灯維持制御においては、放電灯7の点灯サイクルTを10分割し、この分割した各区間でMOS型FET3,4をオン、オフ駆動するパルス電圧を生成し、このパルス電圧のオン幅を点灯サイクルTに対応した正弦波電圧の波形変化に応じて中→大→中→小→中→大…と変化するようにパルス幅変調させることにより、インバータ回路2から放電灯7に略正弦波状の電流を供給できるので、無効電力を低減できる。これにより、電力変換効率の向上を図ることができる。
また、放電灯7に対して動作周波数を高い基準周波数に設定して一定時間予熱を行った後、動作周波数を始動時の基準周波数に低下させて始動電圧の印加を行うが、このときに動作周波数を段階的に低下させて始動時の基準周波数に移行させるようにしているので、この移行時における回路ストレスを小さくでき、始動時に回路素子が破壊される虞はない。また、始動時から放電灯7が点灯したときも基準周波数の低下があるがこのときにも段階的に低下させて点灯維持時の基準周波数に移行させているので、回路ストレスを小さくできる。
(第2の実施の形態)
なお、前述した実施の形態と同一の部分または、対応する部分には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
この実施の形態は、図6に示すように、CPUに代えてハード回路を使用してインバータ回路2の各MOS型FET3,4をオン、オフ制御するものである。すなわち、周波数fLの正弦波電圧を発生する正弦波電圧源21と、この正弦波電圧源21から発生する正弦波電圧周波数fLの整数倍の周波数の三角波信号を発生する三角波信号源22と、前記正弦波電圧源21からの正弦波電圧と三角波信号源22からの三角波信号を比較し、正弦波電圧が三角波信号電圧よりも高いときハイレベル信号を出力し、三角波信号電圧以下のときローレベル信号を出力するコンパレータ23を設け、前記コンパレータ23の出力信号を駆動回路11に供給するとともに反転回路24を介して駆動回路12に供給している。前記正弦波電圧源21から発生する正弦波電圧の周波数fLは放電灯7の点灯サイクル、すなわち、点灯周波数に対応している。
このような構成においては、正弦波電圧源21から図7Aに示すような正弦波電圧が発生すると、コンパレータ23からは、例えば、点灯サイクルの1サイクルを10分割し、この分割した各区間でパルス幅変調した図7Bに示すようなパルス電圧が出力され、駆動回路11に供給されるとともに反転回路24を介して駆動回路12に供給される。
各区間におけるパルス電圧は、区間内の正弦波電圧の平均値に応じてハイレベルとローレベルの期間が変化し、平均値が小さいほどローレベルを出力する期間が長くなり、平均値が大きいほどハイレベルを出力する期間が長くなる。このように正弦波電圧の区間内の平均値に応じてパルス幅変調される。
駆動回路11は図7Bと同じ波形の駆動信号によってMOS型FET3をオン、オフ駆動し、駆動回路12は図7Bの波形を反転した波形の駆動信号によってMOS型FET4をオン、オフ駆動する。
これにより、点灯維持制御期間においては、インバータ回路2のMOS型FET4の両端間には前述した第1の実施の形態と同様に図4に示すようなパルス電圧が発生し、このパルス電圧の高調波成分はインダクタ6とキャパシタ8とのフィルタ効果によって除去される。こうして、放電灯7には図5に示すような略正弦波の電圧波形が印加される。これにより、放電灯7には略正弦波状の電流が流れるようになる。従って、この実施の形態においても、無効電力を低減して電力変換効率の向上を図ることができるという効果が得られる。
(第3の実施の形態)
なお、前述した実施の形態と同一の部分または、対応する部分には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。この実施の形態はランプ電流を検出してフィードバック制御するものである。
図8に示すように、放電灯7の他方のフィラメント電極7bにランプ電流検出手段を構成するトランス25を接続している。すなわち、フィラメント電極7bの各端に第1、第2の巻線25a,25bの一端を接続し、第1の巻線25aの他端をMOS型FET4のソース端子に接続し、第2の巻線25bの他端をキャパシタ8に接続している。
そして、前記各巻線25a,25bと磁気的に結合した第3の巻線25cを設け、この巻線25cの両端間にダイオードブリッジで構成された全波整流回路26の入力端子を接続している。
前記全波整流回路26の出力端子間に抵抗27とキャパシタ31との並列回路を接続し、この出力端子間に発生する出力電圧を、抵抗32を介して誤差増幅器28の反転入力端子(−)に供給している。この誤差増幅器28の非反転入力端子(+)には基準電圧Vrefが供給されている。前記誤差増幅器28は、全波整流回路26からの出力電圧と基準電圧Vrefとの差を増幅して出力するようになっている。
前記誤差増幅器28からの出力を乗算器29に供給している。また、前記乗算器29には正弦波電圧源21からの正弦波電圧が入力されている。前記乗算器29は前記正弦波電圧源21からの正弦波電圧と前記誤差増幅器28からの出力を乗算して正弦波電圧の振幅を可変してコンパレータ23に供給している。前記コンパレータ23は、前記乗算器29からの正弦波電圧と三角波信号源22からの三角波信号を比較するようになっている。
このような構成においては、放電灯7に流れるランプ電流はトランス25によって検出される。すなわち、ランプ電流が第1の巻線25aを介して流れると、第3の巻線25cに電圧が誘起される。このときキャパシタ8を介して流れる電流の影響は第1の巻線25aと第2の巻線25bとの関係で除去される。こうして、第3の巻線25cにはランプ電流のみによる電圧が誘起される。
この第3の巻線25cに誘起される電圧はランプ電流の向きによって極性が反転するので、交流電圧となって全波整流回路26の入力端子に印加される。そして、全波整流回路26の出力端子から全波整流電圧を出力し、この全波整流電圧が抵抗27とキャパシタ31との並列回路によって平滑され直流電圧となる。この直流電圧が誤差増幅器28の反転入力端子(−)に入力される。
放電灯7においてランプ電流が定常状態にあるときには、誤差増幅器28の反転入力端子(−)に入力される直流電圧は基準電圧Vrefと略等しくなり、このときには誤差増幅器28からの出力は略Vrefに等しい値になる。従って、乗算器29からの電圧波形は図9A)に波形V10で示すように正弦波電圧源21からの正弦波電圧波形をVref倍した電圧と略等しい電圧波形になる。コンパレータ23はこの乗算器29からの正弦波電圧波形と三角波信号源22からの三角波信号を比較し、乗算器29からの正弦波電圧が三角波信号源22からの三角波信号電圧よりも高いときハイレベル信号を出力し、乗算器29からの正弦波電圧が三角波信号源22からの三角波信号電圧以下のときローレベル信号を出力するので、コンパレータ23から出力されるパルス電圧は図9Bに示すようになる。従って、この時に放電灯7には図9Dに波形V20で示すような電圧波形が印加される。
この状態で、放電灯7のランプ電流が増加すると、全波整流回路26の出力が大きくなって誤差増幅器28の反転入力端子(−)に入力する電圧が基準電圧Vrefよりも大きくなり、誤差増幅器28からの出力は基準電圧Vrefよりも小さくなる。従って、乗算器29からの電圧波形は、図9Aに波形V11で示すように、正弦波電圧源21からの正弦波電圧波形をVref倍した電圧波形よりも振幅が小さくなる。すなわち、乗算器29からの電圧波形の振幅が小さくなる。
このため、コンパレータ23から出力されるパルス電圧は図9Cに示すようにt1の区間においてローレベル期間が長くなるように、また、t2の区間では短くなるように制御されたパルス電圧になる。この結果、放電灯7に流れる電流波形は図9Dに波形V21で示すように振幅が小さくなって、ランプ電流の増加が抑えられる。
また、放電灯7のランプ電流が減少すると、全波整流回路26の出力が小さくなって誤差増幅器28の反転入力端子(−)に入力する電圧が基準電圧Vrefよりも小さくなり、誤差増幅器28からの出力は基準電圧Vrefよりも大きくなる。従って、乗算器29からの電圧波形の振幅は逆に大きくなり、コンパレータ23から出力されるパルス電圧はt1の区間においてローレベル期間が短くなるように、また、t2の区間では長くなるように制御されたパルス電圧になる。この結果、放電灯7に流れる電流の振幅が大きくなって、ランプ電流の減少が抑えられる。
このようなフィードバック制御によって放電灯7に流れるランプ電流が一定に保たれる。また、このようなフィードバック制御によってランプ電流の限流作用効果が得られるので、インダクタ6として容量の小さなものを使用しても、全体として充分な限流作用が得られる。従って、放電灯を安定に点灯維持することができる。勿論、この実施の形態においても前述した実施の形態と同様に簡単な制御で電力変換効率の向上を図ることができる。
(第4の実施の形態)
この実施の形態は第3の実施の形態と同様、ランプ電流を検出してフィードバック制御するものである。なお、第3の実施の形態と同一の部分または、対応する部分には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図10に示すように、図8の正弦波電圧源21及び乗算器29に代えて、電圧制御発振器(VCO)30を使用している。その他の構成は図8と同じである。誤差増幅器28からの出力を前記電圧制御発振器30に供給し、この電圧制御発振器30の出力をコンパレータ23に供給している。
放電灯7においてランプ電流が定常状態にあるときには、誤差増幅器28の反転入力端子(−)に入力される直流電圧は基準電圧Vrefと略等しくなり、このときには誤差増幅器28からの出力は略Vrefに等しい値になる。これにより、電圧制御発振器30は図11Aに波形V30で示すように基準周波数fLの正弦波電圧を出力する。
このときコンパレータ23から出力されるパルス電圧は図11Bに示すようになっている。従って、放電灯7には図11Dに波形V40で示すような電流が流れる。
この状態で放電灯7のランプ電流が増加すると、全波整流回路26の出力が大きくなって誤差増幅器28の反転入力端子(−)に入力する電圧が基準電圧Vrefよりも大きくなり、誤差増幅器28からの出力は基準電圧Vrefよりも小さくなる。これにより、電圧制御発振器30は図11Aに波形V31で示すように出力する正弦波電圧の周波数を基準周波数fLよりも高くする。
電圧制御発振器30が出力する正弦波電圧はコンパレータ23において三角波信号源22からの三角波信号電圧と比較される。コンパレータ23は電圧制御発振器30からの正弦波電圧が三角波信号源22からの三角波信号電圧よりも高いときハイレベル信号を出力し、電圧制御発振器30からの正弦波電圧が三角波信号源22からの三角波信号電圧以下のときローレベル信号を出力する。従って、電圧制御発振器30が出力する正弦波電圧の周波数が高くなると、コンパレータ23から出力されるパルス電圧は図11Cに示すように変化する。この結果、放電灯7に印加される電圧波形は図11Dに波形V41で示すように周波数が高くなって、ランプ電流の増加が抑えられる。
逆に、放電灯7のランプ電流が減少すると、全波整流回路26の出力が小さくなって誤差増幅器28の反転入力端子(−)に入力する電圧が基準電圧Vrefよりも小さくなり、誤差増幅器28からの出力は基準電圧Vrefよりも大きくなる。これにより、電圧制御発振器30は出力する正弦波電圧の周波数を基準周波数fLよりも低くする。
電圧制御発振器30が出力する正弦波電圧の周波数が低くなると、コンパレータ23から出力されるパルス電圧もそれに応じて変化し、放電灯7に印加される電圧波形は周波数が低くなって、ランプ電流の減少が抑えられる。
このようなフィードバック制御によって放電灯7に流れるランプ電流が一定に保たれる。そして、このようなフィードバック制御を行うことで、ランプ電流の限流作用効果が得られるので、インダクタ6として容量の小さなものを使用しても、全体として充分な限流作用が得られる。従って、放電灯を安定に点灯維持することができる。勿論、この実施の形態においても前述した実施の形態と同様に簡単な制御で電力変換効率の向上を図ることができる。
(第5の実施の形態)
この実施の形態は、例えば、前述した第2の実施の形態、すなわち、図6において、放電灯7の点灯周波数をfs、コンパレータ23から出力されるパルス電圧の周波数をfc(>fs)としたとき、定格負荷を使用した共振負荷回路の出力電圧周波数特性において、周波数fs成分における出力電圧Vsと周波数fc成分における出力電圧Vcとが、Vs>Vcとなるように設定したものについて述べる。
このような設定を行うことで、正弦波電圧源21からの正弦波電圧を変化させることで負荷である放電灯7に供給される出力電圧を可変させることができ、出力電圧の制御幅を充分に確保できる。
例えば、図12に示すように、三角波信号源22からの三角波信号S1の振幅を1、正弦波電圧源21からの正弦波信号S2の振幅を0.8とし、放電灯7の点灯周波数fsを50kHz、コンパレータ23から出力されるパルス電圧の周波数fcを1MHzとした場合、コンパレータ23は正弦波信号S2の電圧が三角波信号S1の電圧よりも大きいときには出力を「1」、正弦波信号S2の電圧が三角波信号S1の電圧以下のときには出力を「0」とするので、コンパレータ23から出力されるパルス幅変調されたパルス電圧波形は図13に示すようになる。
ところで、三角波信号S1の振幅を「1」としたときの、正弦波信号S2の振幅に対して、コンパレータ23から出力されるパルス電圧波形に含まれる周波数fs成分と周波数fc成分の実効値を示すと図14に示すようになる。図14においてグラフg1は周波数fs成分の実効値を示し、グラフg2は周波数fc成分の実効値を示し、グラフg3は周波数fs成分の実効値と周波数fc成分の実効値を加算した値を示している。
図14のグラフからは、例えば、正弦波信号S2の振幅が0.6のときには、周波数fs成分の実効値は略0.4、周波数fc成分の実効値は略0.7になり、正弦波信号S2の振幅が0.8のときには、周波数fs成分の実効値も周波数fc成分の実効値も略0.6になり、正弦波信号S2の振幅が1.0のときには、周波数fs成分の実効値は略0.7、周波数fc成分の実効値は略0.4に逆転することが分かる。また、正弦波信号S2の振幅が0.4以上においては、周波数fs成分の実効値と周波数fc成分の実効値との和が略1.13で一定になることも分かる。
コンパレータ23からのパルス電圧を駆動回路11に供給してインバータ回路2のMOS型FET3をスイッチング駆動し、また、このパルス電圧を反転回路24で反転し駆動回路12に供給してインバータ回路2のMOS型FET4をスイッチング駆動すると、インバータ回路2から、図15に示すパルス幅変調された出力電圧が発生し、第1のキャパシタ5、インダクタ6、放電灯7及び第2のキャパシタ8からなる共振負荷回路に供給される。このとき、負荷である放電灯7には、共振負荷回路の周波数特性に従った出力が供給される。
すなわち、インバータ回路2から出力されるパルス幅変調された出力電圧に含まれる各周波数成分に対して、その各周波数成分について共振負荷回路のゲインに従った出力が得られるので、これらを合成した出力が最終出力となって放電灯7に供給される。
この放電灯7に供給される最終出力が略正弦波状の出力とするためには、共振負荷回路の周波数特性を利用して、周波数fc成分を含む高調波成分を減衰させる必要がある。
また、図14に示すグラフから、周波数fs成分の実効値を大きくすると、周波数fc成分の実効値が小さくなることが分かる。例えば、正弦波信号S2の振幅が0.6のときには、周波数fs成分の実効値は略0.4、周波数fc成分の実効値は略0.7となるが、この場合において、図16に示す共振負荷回路の等価回路に対して電源ACから各周波数の電力を供給すると、抵抗Rに両端間に発生する出力電圧として図17に実線のグラフで示す特性が得られた。
図16の等価回路において、Lrはインダクタ成分を示し、Cfはキャパシタ成分を示し、Rは放電灯7の定格動作時の等価負荷抵抗を示している。
また、共振負荷回路の共振周波数(1/2π√Lr・Cf)は、周波数fsよりも大きく、かつ、周波数fcよりも低く設定されている。
図17における実線のグラフg11はACの実効値が略0.4の場合を示しており、実線のグラフg12はACの実効値が略0.7の場合を示している。これは、正弦波信号S2の振幅を0.6としたときに相当する。
図14から、正弦波信号S2の振幅が0.6のときには、周波数fs成分の実効値が略0.4で、周波数fc成分の実効値が略0.7であり、その実効値の和は略一定である。また、正弦波信号S2の振幅を0.8、1.0と変化させると周波数fs成分の実効値が大きくなり、周波数fc成分の実効値が小さくなるが、その実効値の和は略一定で変化しない。
このことは、コンパレータ23からのパルス電圧でインバータ回路2を駆動したときにインバータ回路2から出力されるパルス幅変調された出力電圧においても同じようになることを示している。すなわち、正弦波信号S2の振幅を0.6〜1.0と変化させた場合に、インバータ回路2からの出力電圧において周波数fs成分の実効値及び周波数fc成分の実効値はそれぞれ変化するが、その実効値の和は略一定になる。
また、図17において、ACの実効値が略0.4のときの周波数fsにおける出力電圧VsとACの実効値が略0.7のときの周波数fcにおける出力電圧Vc1との関係を調べた結果、両者が略等しくなるようなLr、Crの設定となっている場合、正弦波の振幅を0.4〜1.0と変化させても出力電圧の実効値はほとんど変化しない。
換言すれば、周波数fsにおける出力電圧と周波数fcにおける出力電圧が略等しくなる関係においては、正弦波信号S2の振幅を、例えば0.2〜1.0と変化させても放電灯7に供給される最終出力は、図18にグラフg3で示すようにほとんど変化しないということが分かった。
そこで、本発明者は、周波数fsにおける出力電圧Vsと周波数fcにおける出力電圧Vcを異ならせることを考え、図17の特性から、インダクタ成分Lrやキャパシタ成分Cfを変化させるか、周波数fcを変化させれば、Vs>Vcに設定できるので、これについて実験を行った。
周波数fc付近で出力電圧が大きく低下するようにインダクタ成分Lrやキャパシタ成分Cfを設定して抵抗Rに両端間に現われる出力電圧特性を測定したところ、ACの実効値が略0.4のときには図17に点線のグラフg21で示す特性が得られ、ACの実効値が略0.7のときには図17に点線のグラフg22で示す特性が得られた。そして、この特性から、ACの実効値が略0.4のときの周波数fsにおける出力電圧VsとACの実効値が略0.7のときの周波数fcにおける出力電圧Vc2との関係が、Vs>Vc2となった。
このような条件の下で、正弦波信号S2の振幅を0.2〜1.0と変化したところ放電灯7に供給される最終出力は図18にグラフg4で示すように変化することが分かった。すなわち、放電灯7の点灯周波数をfs、コンパレータ23から出力されるパルス電圧の周波数をfc(>fs)としたとき、放電灯7の定格動作時の等価負荷抵抗を使用した共振負荷回路の出力電圧の周波数特性において、周波数fs成分における出力電圧Vsと周波数fc成分における出力電圧Vcとが、Vs>Vcとなるように設定すれば、正弦波電圧源21からの正弦波電圧の振幅を変化させることで放電灯7に供給される出力電圧を可変させることができ、出力電圧の制御幅を充分に確保できることになる。
これにより、正弦波電圧源21からの正弦波電圧の振幅を変化させて放電灯7を調光制御することが可能になる。また、点灯したい放電灯7の定格に合うように出力を制御することも簡単にできる。
なお、図17の実線のグラフg12において、周波数fcを大きくすれば周波数fcにおける出力電圧Vc1が低下することが分かる。従って、正弦波電圧源21からの正弦波電圧の振幅を変化させることで放電灯7に供給される出力電圧を可変させるには、インダクタ成分Lrやキャパシタ成分Cfを変化させずに周波数fcを大きくしてもよい。
なお、この実施の形態は、第2の実施の形態に適用したものについて述べたが、これに限定するものではなく、第1の実施の形態にも、第3、第4の実施の形態にも適用できるものである。
(第6の実施の形態)
この実施の形態は、放電灯7の点灯周波数をfs、コンパレータ23から出力されるパルス電圧の周波数をfc(>fs)としたとき、放電灯7の定格動作時の等価負荷抵抗を使用した共振負荷回路の出力電圧の周波数特性において、周波数fs成分における出力電圧Vsと周波数fc成分における出力電圧Vcとが、Vs>Vcとなるように設定した第5の実施の形態において、さらに、定格負荷を使用した共振負荷回路のインピーダンスの、放電灯7の点灯周波数fsに対する偏角を、−20deg〜40degの間に設定することを条件としたものである。
すなわち、インバータ回路2に供給する直流電圧VDCに対して所望の電力を放電灯7に供給するためのインダクタ成分Lrとキャパシタ成分Cfとの組み合わせは無限に存在する。このため、無効電力を減らして回路損失を低減するのを単純にインダクタ成分Lrとキャパシタ成分Cfとの組み合わせによって規定することは困難である。
一方、図16の等価回路において、電源ACから見た共振負荷回路のインピーダンスZは、Re(Z)+j・Im(Z)=jωLr+1/((1/R)+jωCf、となる。これをベクトルで示すと、図19に示すようになる。このときの、インピーダンスZと実数部のRe(Z)との為す角度が偏角となる。すなわち、偏角=tan−1(Im(Z)/Re(Z))となる。
図19のベクトルから偏角を小さくすれば虚数部を減らすことができる。これは無効電力を減らすことになる。従って、共振負荷回路において、無効電力を減らして回路損失を低減するには共振負荷回路のインピーダンスZの偏角で規定することが可能である。
例えば、直流電圧VDC=350V、点灯周波数fs=20kHz、パルス電圧の周波数fc=200kHzとし、放電灯7の定格動作時の等価抵抗を300Ω、放電灯7の定格電流を0.37Aとしたときにおいて、偏角を−40deg、−20deg、0deg、20deg、40deg、60degと変化させ、そのときのインダクタ成分Lrに発生する電力VAをプロットしたところ図20に示す結果が得られた。
この図20の結果から、偏角を−20deg〜40degの範囲で設定すればインダクタ成分Lrに発生する電力VAを小さくでき、無効電力を減らすことができる。特に、0deg〜20degにおいてはインダクタ成分Lrに発生する電力VAを充分小さくでき、無効電力を大幅に減らすことができる。
これに対し、偏角が−20degを下回るとインダクタ成分Lrに発生する電力VAが急激に増加する。また、偏角が40degを上回ると同じくインダクタ成分Lrに発生する電力VAが急激に増加する。従って、偏角が−20degを下回る範囲や偏角が40degを上回る範囲は無効電力が多くなって回路損失が大きくなり好ましくない。
このように、偏角を−20deg〜40degの範囲に設定することで、インダクタ成分Lrに発生する電力VAを小さくでき、共振負荷回路における回路損失を低減できる。そして、インダクタ成分Lrに発生する電力VAを小さくできるので、使用するインダクタ6も小型化できる。
(第7の実施の形態)
この実施の形態は、放電灯7の点灯周波数をfs、コンパレータ23から出力されるパルス電圧の周波数をfc(>fs)としたとき、放電灯7の定格動作時の等価負荷抵抗を使用した共振負荷回路の出力電圧の周波数特性において、周波数fs成分における出力電圧Vsと周波数fc成分における出力電圧Vcとが、Vs>Vcとなるように設定し、さらに、定格負荷を使用した共振負荷回路のインピーダンスの、放電灯7の点灯周波数fsに対する偏角を、−10deg〜40degの間に設定した第6の実施の形態において、さらに、定格負荷を使用した共振負荷回路に発生する負荷電圧に含まれる放電灯7の点灯周波数fs成分の実効値VLrmsと、インバータ回路2の出力電圧に含まれる放電灯7の点灯周波数fs成分の実効値Virmsとが、略等しくなるように、インバータ回路2に印加する直流電源1からの直流電源電圧VDCを設定することを条件としたものである。
図6に示す回路構成の放電灯点灯装置において、例えば、放電灯7の点灯周波数fs=20kHz、パルス電圧の周波数fc=200kHz、三角波信号源22からの三角波信号に対する正弦波電圧源21から発生する正弦波電圧の変調度を0.9、放電灯7の定格電流を0.37A、ランプ電圧を113Vとし、直流電源1からの直流電源電圧VDCについて、第1のキャパシタ5、インダクタ6、放電灯7及び第2のキャパシタ8からなる共振負荷回路のインピーダンス偏角を0degに設定し、直流電源電圧VDCをパラメータとして、各直流電源電圧VDCに対するインダクタ成分Lrに発生する電力VAを求めたところ、図21に示す結果が得られた。
この図21のグラフは、直流電源電圧VDCを高くするほどインダクタ成分Lrに発生する電力VAが低下することを示しており、直流電源電圧VDCを高くするほど使用するインダクタ6を小形化できることを示している。
インバータ回路2から共振負荷回路に供給される出力電圧はパルス幅変調波形であり、この波形には正弦波電圧の周波数成分とパルス電圧の周波数成分が含まれている。そして、振幅1の三角波信号を振幅0.9の正弦波電圧で変調しているので、インバータ回路2からの出力電圧の変調度も0.9である。すなわち、インバータ回路2からの出力電圧は図22に示すような電圧波形となる。
ここに含まれる変調信号成分は、Virms=VDC/(2√2)・α、として表わすことができる。ここで、Virmsは、インバータ回路2の出力電圧に含まれる放電灯7の点灯周波数fs成分の実効値であり、αは変調度である。
この実効値Virmsを、定格負荷を使用した共振負荷回路に発生する負荷電圧に含まれる放電灯7の点灯周波数fs成分の実効値VLrmsと略等しくなるように設定することで、直流電源電圧VDCを高く設定することが可能になる。すなわち、実効値VLrmsはランプ電圧に相当するので、上記した例ではVLrms=113Vとなる。α=0.9となっているので、直流電源電圧VDCは上記式から、355Vとなる。この電圧値は設定できる直流電源電圧VDCの略上限値になっている。なお、直流電源電圧VDCを355Vよりも高くすると、必要なインダクタ成分Lrやキャパシタ成分Cfの設定が不可能になる。
このように、直流電源電圧VDCを高く設定することができ、これにより、インダクタ成分Lrに発生する電力VAを小さくでき、共振負荷回路における回路損失を低減できる。また、インダクタ成分Lrに発生する電力VAを小さくできるので、使用するインダクタ6も小型化できる。
(第8の実施の形態)
この実施の形態は、図6に示す回路構成の放電灯点灯装置において、例えば、放電灯7の点灯周波数fs=20kHz、三角波信号源22からの三角波信号に対する正弦波電圧源21から発生する正弦波電圧の変調度を0.9、放電ランプが定格点灯しているときのインピーダンスを負荷としたときの、点灯周波数fsにおける共振負荷回路のインピーダンスの偏角を0degとし、パルス電圧の周波数fcを変化させたときの共振負荷回路のインダクタンス成分Lrおよびスイッチング素子3,4の損失を求めたものである。
この結果を図23に示す。この図から分かるように、バルス電圧の周波数fc=40kHz=2*点灯周波数fsにおいて、インダクタ成分Lrおよびスイッチ素子3,4の損失が極小となり、両損失の和も、パルス電圧の周波数fc=40kHz=2*点灯周波数fsで極小となる。
また、パルス電圧の周波数fc=500kHz付近には、インダクタ成分Lrの極小点があるが、パルス電圧の周波数fcはスイッチング周波数でもあるため、スイッチング損失が増加している。
従って、スイッチ素子3,4のスイッチング損失3,4の両方の損失を大きく増加させないで、インダククタ成分Lrおよびスイッチ素子3、4の両方の損失の低減を図るには、パルス電圧の周波数fcが点灯周波数fsの5倍以下の範囲がよい。すなわち、本実施例ではパルス電圧の周波数fc=30kHz〜100kHzであり、好適範囲としては、30kHz〜50kHzである。
(第9の実施の形態)
この実施の形態は前述した各実施の形態の放電灯点灯装置を備えた照明器具について述べる。
図24は照明器具100を示し、この照明器具100は、照明器具本体101のソケット102に放電灯103を取付け、内部に前述した各実施の形態のいずれかの放電灯点灯装置を放電灯点灯装置104として組み込み、この放電灯点灯装置104によって放電灯103を点灯するようになっている。
このようにして、前述した各実施の形態の放電灯点灯装置を備えた照明器具が実現できる。すなわち電力変換効率の向上を図ることができる照明器具が実現できる。また、フィードバック制御する放電灯点灯装置を使用した場合は、さらに、インダクタ6を小さくしても放電灯を安定に点灯維持することができる照明器具が実現できる。
また、周波数fs成分における出力電圧Vsと周波数fc成分における出力電圧Vcとが、Vs>Vcとなるように設定した放電灯点灯装置を使用した場合は、出力電圧の制御幅を充分に確保できる照明器具が実現できる。さらに、共振負荷回路のインピーダンスの、放電灯の点灯周波数fsに対する偏角を−10deg〜40degの間に設定することで、さらに、共振負荷回路に発生する負荷電圧に含まれる放電灯の点灯周波数fs成分の実効値VLrmsとインバータ回路2の出力電圧に含まれる放電灯の点灯周波数fs成分の実効値Virmsとが略等しくなるように直流電源電圧を設定することで、回路損失を低減でき、インダクタを小型化できる照明器具が実現できる。
本発明は、無効電力を低減できて電力変換効率の向上を図る放電灯点灯装置および照明器具に利用することができる。

Claims (7)

  1. スイッチ素子をオン、オフ制御して直流電源電圧を高周波電圧に変換するインバータ回路と;
    インバータ回路から高周波電圧が供給され、インダクタ、キャパシタおよび所定の点灯周波数fsで点灯される放電灯を備え、放電灯が定格動作しているときのインピーダンスにおいて前記点灯周波数fsに対する偏角が−20deg〜40degの間に設定されてなる共振負荷回路と;
    放電灯の点灯周期よりも短い周期で前記スイッチ素子をオン、オフ駆動するパルス電圧を連続的に生成し、このパルス電圧のオン幅を前記点灯周期に対応した正弦波電圧の波形変化に応じてパルス幅変調し、前記インバータ回路から前記放電灯に略正弦波状の電流を供給する制御を行う制御回路と;
    を備えたことを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. スイッチ素子をオン、オフ制御して直流電源電圧を高周波電圧に変換するインバータ回路と;
    インバータ回路から高周波電圧が供給され、インダクタ、キャパシタおよび所定の点灯周波数fsで点灯させる放電灯を備えた共振負荷回路と;
    放電灯の点灯周期よりも短い周期で前記スイッチ素子をオン、オフ駆動するパルス電圧を連続的に生成し、このパルス電圧の周波数fcが前記点灯周波数fsの5倍以下の範囲に設定され、このパルス電圧のオン幅を前記点灯周期に対応した正弦波電圧の波形変化に応じてパルス幅変調し、前記インバータ回路から前記放電灯に略正弦波状の電流を供給する制御を行う制御回路と;
    を備えたことを特徴とする放電灯点灯装置。
  3. スイッチ素子をオン、オフ制御して直流電源電圧を高周波電圧に変換するインバータ回路と;
    インバータ回路から高周波電圧が供給され、インダクタ、キャパシタおよび所定の点灯周波数で点灯される放電灯を備えた共振負荷回路と;
    放電灯の点灯周期よりも短い周期で前記スイッチ素子をオン、オフ駆動するパルス電圧を連続的に生成し、このパルス電圧のオン幅を前記点灯周期に対応した正弦波電圧の波形変化に応じてパルス幅変調し、前記インバータ回路から前記放電灯に略正弦波状の電流を供給する制御を行う制御回路と;
    放電灯に流れるランプ電流を検出するランプ電流検出手段と;
    ランプ電流検出手段が検出するランプ電流量に応じてオン幅をパルス幅変調するのに使用する点灯周期に対応した正弦波電圧波形の周波数を、ランプ電流が一定になるように可変制御するフィードバック制御手段と;
    を備えたことを特徴とする放電灯点灯装置。
  4. 前記制御回路は、スイッチ素子をオン、オフ駆動する駆動周波数を可変制御しながら前記放電灯に対し一定時間の予熱を行った後始動電圧の印加を一定時間行い、ランプ始動後は点灯維持制御を行い、少なくとも予熱時の基準駆動周波数から始動電圧印加時の基準駆動周波数への切換え時には周波数を徐々に変化させる制御を行い、点灯維持制御においては前記放電灯の点灯周期よりも短い周期で前記スイッチ素子をオン、オフ駆動するパルス電圧を連続的に生成し、このパルス電圧のオン幅を前記放電灯の点灯周期に対応した正弦波電圧の波形変化に応じてパルス幅変調し、前記インバータ回路から前記放電灯に略正弦波状の電流を供給する制御を行うことを特徴とする請求項1ないし3いずれか一に記載の放電灯点灯装置。
  5. 放電灯が定格動作しているときの共振負荷回路に発生する負荷電圧に含まれる、放電灯の点灯周波数fs成分の実効値VLrmsと、インバータ回路の出力電圧に含まれる、放電灯の点灯周波数fs成分の実効値Virmsとが、略等しくなるように、直流電源電圧を設定したことを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  6. 制御回路は、パルス幅変調の変調度を0.8以上に設定したことを特徴とする請求項1ないし3いずれか一に記載の放電灯点灯装置。
  7. 請求項1乃至3のいずれか一に記載の放電灯点灯装置と;
    放電灯点灯装置を有する照明器具本体と;
    を備えたことを特徴とする照明器具。
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