JP4641343B2 - インバータ式安定器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、交流電圧を整流し平滑して一旦略直流電圧に変換した後さらに高周波交流電圧に変換することにより、蛍光灯などの放電管に高周波交流電力を供給するインバータ式安定器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
家庭用蛍光灯器具や施設用蛍光灯器具においては、蛍光灯を点灯させる回路方式として、従来はチョーク限流型・漏洩変圧器型などの銅鉄型安定器と称されるものが使用されてきたが、形状・重量および効率の面で限界があることから、今日の各種蛍光灯器具には、交流電圧を整流し平滑して一旦略直流電圧に変換した後さらに高周波電圧に変換して得た高周波電力を負荷としての蛍光灯器具に供給するインバータ式安定器(高周波点灯式安定器)といわれるランプ制御装置が使用されるようになっている。
【0003】
このインバータ式安定器は、効率がよく省電力化が図れること、ランプのチラツキや安定器の騒音を少なくできること、軽量化が図れることなどの利点があることから、蛍光灯器具のインバータ化が急激に進んでいる。なお、このようなインバータ式安定器においても、負性抵抗性を示すランプ電流を制限する手段として限流用インダクタやリーケージトランスが必要とされるが、ランプ電流が高周波となるので素子そのものは従来の銅鉄型安定器よりも小型、軽量にできる。
【0004】
しかしながら、インバータ式安定器は、一般に整流器(ダイオード)を用い電解コンデンサで平滑して使用する全波整流のコンデンサ平滑回路方式が多く用いられており、ダイオードの非線形性に起因する歪波電流が商用電源に流れ、結果的に、商用電源側の入力電流に高調波成分(高調波電流)が流れるという問題、いわゆる電源の高調波障害という問題を生じる。
【0005】
このため、電源のインバータ化に際しては、高調波電流を抑制するための回路技術の検討が必要とされ、例えば、交流リアクトル挿入方式・部分平滑方式・アクティブ平滑フィルタ方式(インバータ蛍光灯;電子技術,Vol.32,No3,pp.113-119参照)・ディザー整流方式(ディザー効果を用いた高力率スイッチングレギュレータ;電気学会全国大会講演論文集,No.546,pp.5-137参照)などが提案されている。
【0006】
さらに、ディザー整流方式と同様に蛍光灯点灯用のインバータのみで商用電源側の入力電流の高調波成分の低減が図れる中性点形インバータ式安定器(中性点形電子安定器回路)の提案もなされている(“簡易高調波低減回路の一方法”;加藤義人,電気設備学会誌,Vol.12,No.10,pp.902-904、“中性点形インバータによる入力電流低歪み形電子安定器の開発”;加藤義人,照明学会誌,Vol79,No.2,pp.14-20など参照)。
【0007】
本願出願人も、特許第2869397号において、インバータ機器の高調波障害を防止する好適な回路として従来の中性点形電子安定器回路を改良した方式を提案し、その利用形態の一例として蛍光灯を負荷とした中性点形インバータ式安定器を提案している。
【0008】
この本願出願人が提案している中性点形インバータ式安定器は、同公報に記載のように、高調波障害の防止を図ることができまた昇圧トランスを用いることなく商用交流電圧そのものを用いて高出力且つ安定した高周波電圧を放電管などの負荷に供給できることに加えて、比較的小型の昇圧用インダクタや平滑コンデンサを用いることができるため装置の小型化を図るのに都合のよい優れたものとなっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、省資源化への配慮より蛍光灯の管径が次第に細くなり、照明器具もより小型のものが求められており、このことにより器具内で使用するインバータ式安定器も小型化が一層強く要求されてきている。
【0010】
ここで、前記本願出願人が提案している中性点形インバータ式安定器をより小型にする方法としては、同公報に記載のように、駆動回路を自励型にするという方法が考えられる。
【0011】
しかしながら、同公報には、自励型にすることもできるとのみ記載され、その構成についての具体例は示されていない。
【0012】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、より小型にすることのできる中性点形インバータ式安定器を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明のインバータ式安定器は、放電管に高周波交流電力を供給するためのインバータ式安定器であって、入力された交流電圧を整流する整流器と、該整流器の直流出力に並列に接続された第1および第2のコンデンサ(分圧コンデンサ)の直列回路と、整流器の直流出力を平滑する第3のコンデンサ(平滑コンデンサ)と、整流器の直流出力に並列に接続された第1および第2のスイッチング素子の直列回路と、第1および第2のスイッチング素子にそれぞれ直流的に逆方向となるように並列接続された第1および第2のダイオード(フライホイールダイオード)と、第1および第2のスイッチング素子をそれぞれ交互にオンオフ駆動する駆動回路と、整流器の交流入力の一端と第1および第2のスイッチング素子の接続点との間に接続された昇圧用インダクタとを有し、整流器の交流入力の一端と第1および第2のコンデンサの接続点である中性点とが接続され、昇圧用インダクタと並列に放電管が配されるインバータ式安定器、すなわち中性点型インバータ式安定器において、駆動回路が1次巻線と第1および第2の2次巻線とからなるドライブトランスを有するものであって、1次巻線の一方の端子が第1および第2のスイッチング素子の接続点と昇圧用インダクタの一方の端子に接続され、第1の2次巻線の一方の端子が第1のスイッチング素子の駆動入力端子に接続されるとともに他方の端子が前記昇圧用インダクタの一方の端子に接続され、第2の2次巻線の一方の端子が第2のスイッチング素子の駆動入力端子に接続されるとともに他方の端子が整流器の直流出力端子に接続され、放電管が1次巻線を介して中性点と第1および第2のスイッチング素子の接続点との間に配されるように構成されてなることを特徴とするものである。
【0014】
なお、昇圧用インダクタの、前記第1の2次巻線の他方の端子と接続される前記一方の端子とは反対側の端子を前記中性点と接続する。このとき、該反対側の端子を直接に前記中性点と接続してもよいし、コンデンサを介して前記中性点と接続してもよい。
【0015】
要するに、本発明のインバータ式安定器は、駆動回路をドライブトランスを用いて構成するとともに、昇圧用インダクタ、ドライブトランスの1次巻線、および第1および第2のスイッチング素子の接続点の接続態様として、昇圧用インダクタの一方の端子を、ドライブトランスの1次巻線を介することなく、第1および第2のスイッチング素子の接続点と接続するようにしたことを特徴とするものである。
【0016】
第2の2次巻線の他方の端子が整流器の直流出力端子に接続されてなるとは、第1のスイッチング素子を第2のスイッチング素子よりも直流的に高電位側に配するとしたときには前記他方の端子を整流器の負側の直流出力端子に接続し、第1のスイッチング素子を第2のスイッチング素子よりも直流的に低電位側に配するとしたときには前記他方の端子を整流器の正側の直流出力端子に接続することを意味する。
【0017】
【発明の効果】
本発明のインバータ式安定器によれば、ドライブトランスを用いた自励型の駆動回路とするとともに、昇圧用インダクタの一方の端子を、ドライブトランスの1次巻線を介することなく、第1および第2のスイッチング素子の接続点と接続するようにしたので、ドライブトランスの1次巻線にはランプ電流のみが流れ、昇圧電流が流れることがないので、安定した自励型の駆動回路とすることができる。すなわち、昇圧用インダクタをドライブトランスの1次巻線を介して接続する構成とした場合には、該1次巻線には放電管電流だけでなく昇圧電流も流れ、該昇圧電流が放電管電流を打ち消す方向で不安定となり、放電管を点灯する以外の信号も発生し、さらには放電管がないときに発振を停止できず安全動作が損なわれ不都合となるという問題が生じるが、本発明によれば、このような問題は生じない。
【0018】
また、他励型ではなくドライブトランスを用いた自励型としているので、回路構成が簡易になり、小型のものとすることができ、またコストダウンを図ることもできる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明のインバータ式安定器の実施形態について詳細に説明する。
【0020】
図1は本発明のインバータ式安定器の一実施形態の回路構成を示す図である。
【0021】
このインバータ式安定器は、本願出願人が上記特許公報に提案しているもののうち、ランプへの電力供給をリーケージトランスを介することなく行なう形態の構成を基本としたものである。
【0022】
最初に、回路構成について説明する。本発明のインバータ式安定器は、スイッチング素子をオンオフ駆動するドライブ(駆動)回路として、専用のドライブICを用いた他励型回路を使用するのではなく、コストダウンを重視してドライブトランスを用いた自励型発振回路を使用している。
【0023】
図1に示すように、このインバータ式安定器1は、4つのダイオードD1〜D4がブリッジ接続されてなり、入力された交流電圧を全波整流する整流器(電源整流ブリッジ)DBと、該整流器DBに並列に(具体的には2つの直流出力端子DC+,DC−間に)接続された第1あるいは第2のコンデンサとしての2つの分圧コンデンサC4,C5の直列回路と、整流器DBの出力信号のリップル電圧を平滑する第3のコンデンサとしての平滑コンデンサC33と、整流器DBの出力や平滑コンデンサC33と並列に接続されたスイッチング素子としての2つのNチャネル型のFET(電界効果トランジスタ)Q5,Q7の直列回路と、該FETQ5,Q7をそれぞれ交互にオンオフ駆動するドライブ回路DRとを有している。整流器DBの交流入力の一端(図中のAC2点)と分圧コンデンサC4,C5の接続点である中性点(図中のB点)とが接続され、該中性点BとFETの接続点(図中のSW点)との間には、昇圧用インダクタL6が接続されるとともに、この昇圧用インダクタL6と並列にリーケージトランスを介することなく放電管としてのランプLTが配される中性点型インバータ式安定器の構成となっている。
【0024】
商用交流電圧Viは、インダクタLfやコンデンサCfからなる高調波障害防止用のノイズフィルタLPFを介して整流器DBの交流入力端子AC1,AC2間に入力される。
【0025】
2つのFETQ5,Q7には、それぞれ直流的に逆方向となるように(この状態を逆並列接続された状態という)ダイオードが内包されているので該ダイオードをフライホイールダイオードとして利用することができ、スイッチング素子としてトランジスタを用いたときにはフライホイールダイオードを独立に設けなければならないのに比べて機器を小型化する上で都合がよい。
【0026】
ドライブ回路DRは、1次巻線NPと2つの2次巻線NS1,NS2からなるドライブトランスT2を用いた自励型発振回路として構成されており、1次巻線NPの一方の端子NPaがFETの接続点SWに接続され、2次巻線NS1の一方の端子NS1aが抵抗R27を介してFETQ5のゲート端子(駆動入力端子)に接続されるとともに他方の端子NS1bが接続点SWおよび昇圧用インダクタL6に接続され、また2次巻線NS2の一方の端子NS2aが抵抗R28を介してFETQ7のゲート端子(駆動入力端子)に接続されるとともに他方の端子NS2bが整流器DBの直流出力端子DC−に接続されている。
【0027】
中性点BとFETの接続点SWとの間には、ランプLTとともに全体として電気的に直列接続されるようにランプ電力制限を行なうための2つの限流用インダクタ(電流制限リアクトル)L5,L7が、ドライブトランスT2の1次巻線NP、および2つのコンデンサC7,C23を介して接続されている。またランプLTと並列にコンデンサC11が接続されている。コンデンサC7,C23は、C11に比較して一桁以上大きい容量に設定され、図示しない異常電圧検出回路などの直流回路との分離(直流阻止)のために設けられたものである。一方コンデンサC11は、限流用インダクタL5+L7との直列共振電圧によりランプを始動するとともにランプ電流が正弦波となるようにするために設けられたものである。
【0028】
上記構成のインバータ式安定器1は共振型ハーフブリッジ構成となっている。
照明器具として長寿命化を実現するためには十分なフィラメントの予熱の後に高電圧印加によるランプ点灯が必要であるが、共振型ハーフブリッジ構成は共振電圧が発生し瞬時スタートとなるため、このままでは長寿命化を実現することはできない。本実施形態では、これを防ぐ素子としてパワーサーミスタPTC1をランプLTと並列接続してフィラメント予熱回路を構成している。
【0029】
このインバータ式安定器1は、出力電力容量40Wクラスのものであり、安定器の厚さを14mm以下にするために、昇圧用インダクタL6や2つの限流用インダクタL5,L7として、従来より広く用いられている扁平型フェライトコア、例えばTDK社製のEPCコアをコア材として用いる。そして、このインダクタを、ランプLTの長手方向に延びるように並設する。
【0030】
なお、昇圧用インダクタL6や2つの限流用インダクタL5,L7としては、これに限らず、例えば140mm程度の長さの長尺且つ扁平な極薄のフェライトコアをコア材として用い、この薄く長いフェライトコアに巻線を形成したものを用い、このインダクタを、ランプLTの長手方向に延びるように並設することもできる。この場合、周囲の金属部材による磁気的影響を軽減するべく、磁路形成用の磁性材を前記インダクタの片サイドあるいは両サイドに、ランプLTの長手方向に延びるように並設することが望ましい。なお、2つの限流用インダクタL5,L7は、一纏めにして1つのインダクタで構成してもよい。
【0031】
次に、上記構成のインバータ式安定器1のドライブ回路の動作について説明する。
【0032】
図1において、電源電圧ViはローパスフィルタLPFを通して整流器DBに印加され、整流器DBと平滑コンデンサC33とにより整流および平滑されて直流出力端子DC+,DC−間に略直流電圧が発生する。この直流電圧は分圧コンデンサC4,C5とFETQ5,Q7の各直列回路に印加される。
【0033】
さらに図示しないスタータ回路により、該安定器1がインバータ動作を開始するように、パルス電圧をFETQ7のゲート端子に加えてFETQ7をオンさせる。このFETQ7のオンにより、DC+,C4,L6,Q7,DC−のループを経て昇圧用インダクタL6に電流が流れ、昇圧用インダクタL6にエネルギが蓄積される。さらに、DC+,C4,C7,LT電極1(図示せず),PTC1,LT電極2(図示せず),L5,L7,C23,NP,Q7,DC−のループで電流が流れる。
【0034】
最初は、パワーサーミスタPTC1が低温であり、該パワーサーミスタPTC1自身の抵抗が低いためランプLTの両端電圧をクランプするので、ランプLTは点灯することなくLT電極1,2を予熱する。一方、ドライブトランスT2の1次巻線NPに電流が流れることで2次巻線NS1,NS2に電圧が発生し、NS2の電圧はFETQ7を完全にオンとし、これと逆極性電圧のNS1によりFETQ5はオフとなる。ドライブトランスT2は、小型トロイダルコアを用いたトランスであり、1次巻線NPを流れる電流により磁気飽和を起こし磁束の変化は鈍くなりさらには逆起電力によりNS1,NS2は逆極性電圧が発生し、FETQ5はオン、FETQ7はオフとなる。これにより、Q5,NP,C23,L7,L5,LT電極2,PTC1,LT電極1,C7,C5,DC−のループで電流が流れる。これらの繰り返しによりランプLTに高周波電流が流れる。
【0035】
また、昇圧用インダクタL6に蓄えられたエネルギはFETQ5を経て平滑コンデンサC33を充電する。パワーサーミスタPTC1は数サイクルの間低抵抗によりランプLTをクランプしLT電極1,2を予熱した後、パワーサーミスタPTC1自体が自己発熱して徐々に高抵抗となり、ほぼコンデンサC11とインダクタL5,L7の定数による直列共振の高電圧(高周波電圧)がランプLTに印加されるので、ランプLTは点灯する。そしてこの高周波電圧が電源電圧に重畳され電源電圧以上の電圧で平滑コンデンサC33が充電され、回路全体がインバータとして動作する。
【0036】
ところで、昇圧用インダクタL6には昇圧電流が流れるため、昇圧用インダクタL6を端子NPbに接続すると1次巻線NPにはランプ電流だけでなく昇圧電流も流れ、昇圧電流がランプ電流を打ち消す方向で不安定となり、ランプLTを点灯する以外の信号も発生し、さらにはランプLTがないときに発振を停止できず安全動作が損なわれ不都合となる。
【0037】
これに対して、上記構成のインバータ式安定器1のドライブ回路DRは、上述のようにドライブトランスT2を用いた自励型発振回路からなり、1次巻線NPへの昇圧用インダクタL6の接続が端子NPbではなく端子NPaとすることによって、昇圧用インダクタL6の一方の端子がドライブトランスT2の1次巻線NPを介することなくFETQ5,Q7の接続点SWと接続され、これによりドライブトランスT2の1次巻線NPにはランプ電流のみを流し、昇圧電流を流さないような接続態様となっているから、上述のような問題は生じない。
【0038】
また上記実施形態では、2次巻線NS2の他方の端子NS2bが整流器DBの負側の直流出力端子DC−に接続された構成としていたが、これは、1次巻線NPの一方の端子NPaがFETQ5,Q7の接続点SWに接続され、第1の2次巻線NS2の一方の端子NS2aが第1のスイッチング素子としてのFETQ5のゲート端子(駆動入力端子)に接続されるとともに他方の端子NS2bが昇圧用インダクタL6に接続され、第2の2次巻線NS2の一方の端子NS2aが第2のスイッチング素子としてのFETQ7のゲート端子(駆動入力端子)に接続されるとともに他方の端子NS2bが整流器DBの直流出力端子に接続された構成とする場合において、第1のスイッチング素子としてのFETQ5を第2のスイッチング素子としてのFETQ7よりも直流的に高電位側に配する構成としたためであって、本発明は、必ずしもこのような構成のものに限定されない。
【0039】
すなわち、図2に示すように、第1のスイッチング素子としてのFETQ5を第2のスイッチング素子としてのFETQ7よりも直流的に低電位側に配する構成とする場合には、2次巻線NS2の他方の端子NS2bが整流器DBの正側の直流出力端子DC+に接続された構成とすればよい。このとき、スイッチング素子としては、上記実施形態において使用したものと逆極性のもの(Nチャネル型のFETではなくPチャネル型のFET)を用いる。
【0040】
また上記実施形態では、4つのダイオードD1〜D4が全波整流用にブリッジ接続されたものを整流器DBとして用いていたが、図1に示した整流器DB内のダイオードD3,D4の双方を取り除くことができる。このときD3,D4の省略により安定器全体の回路定数、始動特性、あるいは各部波形が違ってくるので、インダクタンスつまりインダクタの巻線数あるいは直列接続の数の再調節が必要である。
【0041】
また、上記各実施形態では、平滑コンデンサC33を1つの電解コンデンサで構成していたが、より小型且つ小容量の電解コンデンサあるいはフィルムコンデンサを複数並列接続してもよい。フィルムコンデンサを用いると損失(いわゆるtanδ)が小さくなる分だけ総容量を小さくでき、これによってより小型且つ小容量のものを使用できるようにもなり、安定器の形状が平滑コンデンサC33の大きさに左右される度合いを軽減することができる。
【0042】
また、中性点BとFETの接続点SWとの間に昇圧用インダクタL6を接続するに際しては、図3に示すように、コンデンサC12を介して接続する構成としてもよい。この場合、追加コンデンサC12と昇圧用インダクタL6との組合せ調節によって、図1に示すように追加コンデンサC12のない(当該部分をショートした状態の)100V用回路部材をそのまま用いて、220V〜240V電源系など100V以上の入力電圧に対応する安定器を提供できる。
【0043】
また、上記実施形態のインバータ式安定器は、ランプへの電力供給をリーケージトランスを介することなく行なう形態の構成としていたが、これに限らず、上記特許公報に記載のように、例えばリーケージトランスを介したもの、あるいはオートトランスを介したものとするなど、種々の変更が可能である。以下、簡単に説明する。
【0044】
第1例は、上述した中性点型インバータ式安定器における、ランプおよび限流用インダクタの接続態様を、本来の中性点型構成と異なる態様としたものにおいて、ドライブトランスを用いた自励型の駆動回路とするとともに、昇圧用インダクタの一方の端子を、ドライブトランスの1次巻線を介することなく、第1および第2のスイッチング素子の接続点と接続するようにしたことを特徴とするものである。
【0045】
すなわち、この第1例のインバータ式安定器は、放電管に高周波交流電力を供給するためのインバータ式安定器であって、入力された交流電圧を整流する整流器と、該整流器の直流出力に並列に接続された第1および第2のコンデンサの直列回路と、前記整流器の直流出力を平滑する第3のコンデンサと、前記整流器の直流出力に並列に接続された第1および第2のスイッチング素子の直列回路と、該第1および第2のスイッチング素子にそれぞれ直流的に逆方向となるように並列接続された第1および第2のダイオードと、前記第1および第2のスイッチング素子をそれぞれ交互にオンオフ駆動する駆動回路と、前記整流器の交流入力の一端と前記第1および第2のスイッチング素子の接続点との間に接続された昇圧用インダクタとを有し、前記整流器の交流入力の一端と前記第1および第2のコンデンサの接続点である中性点とが接続され、前記整流器の直流出力(正負のいずれか一方;以下第1例において同様)と前記第1および第2のスイッチング素子の接続点との間に前記放電管が配されるインバータ式安定器において、
前記駆動回路が、1次巻線と第1および第2の2次巻線とからなるドライブトランスを有するものであって、
前記1次巻線の一方の端子が前記第1および第2のスイッチング素子の接続点と前記昇圧用インダクタの一方の端子に接続され、前記第1の2次巻線の一方の端子が前記第1のスイッチング素子の駆動入力端子に接続されるとともに他方の端子が前記昇圧用インダクタの一方の端子に接続され、前記第2の2次巻線の一方の端子が前記第2のスイッチング素子の駆動入力端子に接続されるとともに他方の端子が前記整流器の直流出力端子に接続され、前記放電管が前記1次巻線を介して前記中性点と前記第1および第2のスイッチング素子の接続点との間に配されるように構成されてなることを特徴とするものである。
【0046】
具体的には、図1に示す、中性点BとSW点間のランプLTや限流用インダクタL6などからなるランプ負荷回路RTを、図4に示すように、ドライブトランスT2の1次巻線NPを介してSW点とDC−間に接続した回路構成である。DC−に代えてDC+に接続してもよい。ただし構成部品(限流用インダクタL6だけに限らない)の回路定数は上記実施形態のものとは大幅に変更する必要がある。
【0047】
第2例は、中性点型インバータ式安定器の基本となる整流器の直流出力や平滑コンデンサと並列に接続された2つの分圧コンデンサのいずれか一方を取り除いた構成において、ドライブトランスを用いた自励型の駆動回路とするとともに、昇圧用インダクタの一方の端子を、ドライブトランスの1次巻線を介することなく、第1および第2のスイッチング素子の接続点と接続するようにしたことを特徴とするものである。
【0048】
すなわち、この第2例のインバータ式安定器は、放電管に高周波交流電力を供給するためのインバータ式安定器であって、入力された交流電圧を整流する整流器と、該整流器の直流出力を平滑する平滑コンデンサと、該平滑コンデンサと並列に接続された第1および第2のスイッチング素子の直列回路と、該第1および第2のスイッチング素子にそれぞれ直流的に逆方向となるように並列接続された第1および第2のダイオードと、前記第1および第2のスイッチング素子をそれぞれ交互にオンオフ駆動する駆動回路と、前記整流器の2つの交流入力の一端と前記第1および第2のスイッチング素子の接続点との間に接続された昇圧用インダクタと、該昇圧用インダクタを介して前記スイッチング素子の少なくとも一方に接続された中点コンデンサとを有し、該中点コンデンサと前記昇圧用インダクタとの接続点が前記整流器の交流入力の一端と接続され、前記昇圧用インダクタと並列に前記放電管が配されるインバータ式安定器において、
前記駆動回路が、1次巻線と第1および第2の2次巻線とからなるドライブトランスを有するものであって、
前記1次巻線の一方の端子が前記第1および第2のスイッチング素子の接続点と前記昇圧用インダクタの一方の端子に接続され、前記第1の2次巻線の一方の端子が前記第1のスイッチング素子の駆動入力端子に接続されるとともに他方の端子が前記昇圧用インダクタの一方の端子に接続され、前記第2の2次巻線の一方の端子が前記第2のスイッチング素子の駆動入力端子に接続されるとともに他方の端子が前記整流器の直流出力端子に接続され、前記放電管が前記1次巻線を介して前記中性点と前記第1および第2のスイッチング素子の接続点との間に配されるように構成されてなることを特徴とするものである。
【0049】
具体的には、中性点Aに接続され得るコンデンサC4,C5のどちらか一方を省略してもよく(図5に示すC4を取り除いた構成を参照)、このような構成であっても、発振周波数の微調整により、コンデンサC4,C5の両方を用いた図1に示す中性点型インバータ式安定器と同様の入力電気特性やランプ出力が得られる。ただしこの場合のC4またはC5の内の残った方のコンデンサ容量は両者をともに使用したときの2倍の容量が必要となる。
【0050】
第3例は、上述した交流リアクトル挿入方式・部分平滑方式・アクティブ平滑フィルタ方式・ディザー整流方式など、分圧コンデンサあるいは中点コンデンサを備えていないインバータ式安定器において、ドライブトランスを用いた自励型の駆動回路とするとともに、昇圧用インダクタの一方の端子を、ドライブトランスの1次巻線を介することなく、第1および第2のスイッチング素子の接続点と接続するようにしたことを特徴とするものである。
【0051】
すなわち、この第3例のインバータ式安定器は、放電管に高周波交流電力を供給するためのインバータ式安定器であって、入力された交流電圧を整流する整流器と、該整流器の直流出力を平滑する平滑コンデンサと、前記整流器の直流出力に並列に接続された第1および第2のスイッチング素子の直列回路と、該第1および第2のスイッチング素子にそれぞれ直流的に逆方向となるように並列接続された第1および第2のダイオードと、前記第1および第2のスイッチング素子をそれぞれ交互にオンオフ駆動する駆動回路と、前記整流器の交流入力の一端と前記第1および第2のスイッチング素子の接続点との間に接続された昇圧用インダクタとを有し、該昇圧用インダクタと並列に前記放電管が配されるインバータ式安定器において、
前記駆動回路が、1次巻線と第1および第2の2次巻線とからなるドライブトランスを有するものであって、
前記1次巻線の一方の端子が前記第1および第2のスイッチング素子の接続点と前記昇圧用インダクタの一方の端子に接続され、前記第1の2次巻線の一方の端子が前記第1のスイッチング素子の駆動入力端子に接続されるとともに他方の端子が前記昇圧用インダクタの一方の端子に接続され、前記第2の2次巻線の一方の端子が前記第2のスイッチング素子の駆動入力端子に接続されるとともに他方の端子が前記整流器の直流出力端子に接続され、前記放電管が前記1次巻線を介して前記中性点と前記第1および第2のスイッチング素子の接続点との間に配されるように構成されてなることを特徴とするものである。
【0052】
また、上述したインバータ式安定器は負荷回路に放電管を含み、この放電管に高周波交流電力を供給するものであるが、ドライブトランスを用いた自励型の駆動回路とするとともに、昇圧用インダクタの一方の端子を、ドライブトランスの1次巻線を介することなく、第1および第2のスイッチング素子の接続点と接続するという手法は、放電管以外のものに高周波交流電力を供給するインバータ機器であれば、どのようなもにも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインバータ式安定器の一実施形態の回路構成を示す図
【図2】その他の回路構成の一例(直流出力端子との接続態様変更例)を示した回路図
【図3】その他の回路構成の一例を示した回路図(コンデンサ直列接続)
【図4】その他の回路構成の一例を示した回路図(第1例)
【図5】その他の回路構成の一例を示した回路図(第2例)
【符号の説明】
1 インバータ式安定器
DB 整流器
C4 分圧コンデンサ(第1のコンデンサ)
C5 分圧コンデンサ(第2のコンデンサ)
C33 平滑コンデンサ(第3のコンデンサ)
L5 限流用インダクタ
L6 昇圧用インダクタ
L7 限流用インダクタ
Q5 FET(第1のスイッチング素子)
Q7 FET(第1のスイッチング素子)
DR ドライブ回路
T2 ドライブトランス
NP 1次巻線
NPa 1次巻線の一方の端子
NPb 1次巻線の他方の端子
NS1 第1の2次巻線
NS1a 第1の2次巻線の一方の端子
NS1b 第1の2次巻線の他方の端子
NS2 第2の2次巻線
NS2a 第2の2次巻線の一方の端子
NS2b 第2の2次巻線の他方の端子
LT ランプ(放電管)
LPF ノイズフィルタ

Claims (1)

  1. 放電管に高周波交流電力を供給するためのインバータ式安定器であって、入力された交流電圧を整流する整流器と、該整流器の直流出力に並列に接続された第1および第2のコンデンサの直列回路と、前記整流器の直流出力を平滑する第3のコンデンサと、前記整流器の直流出力に並列に接続された第1および第2のスイッチング素子の直列回路と、該第1および第2のスイッチング素子にそれぞれ直流的に逆方向となるように並列接続された第1および第2のダイオードと、前記第1および第2のスイッチング素子をそれぞれ交互にオンオフ駆動する駆動回路と、前記整流器の交流入力の一端と前記第1および第2のスイッチング素子の接続点との間に接続された昇圧用インダクタとを有し、前記整流器の交流入力の一端と前記第1および第2のコンデンサの接続点である中性点とが接続され、前記昇圧用インダクタと並列に前記放電管が配されるインバータ式安定器において、
    前記駆動回路が、1次巻線と第1および第2の2次巻線とからなるドライブトランスを有するものであって、
    前記1次巻線の一方の端子が前記第1および第2のスイッチング素子の接続点と前記昇圧用インダクタの一方の端子に接続され、
    前記第1の2次巻線の一方の端子が前記第1のスイッチング素子の駆動入力端子に接続されるとともに他方の端子が前記昇圧用インダクタの一方の端子に接続され、
    前記第2の2次巻線の一方の端子が前記第2のスイッチング素子の駆動入力端子に接続されるとともに他方の端子が前記整流器の直流出力端子に接続され、
    前記放電管が前記1次巻線を介して前記中性点と前記第1および第2のスイッチング素子の接続点との間に配されるように構成されてなることを特徴とするインバータ式安定器。
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