JP2002324688A - 放電灯点灯装置、及びこれを用いた照明器具 - Google Patents
放電灯点灯装置、及びこれを用いた照明器具Info
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Abstract
ト予熱により長寿命化が図れて長期にわたり安定した状
態で放電灯を使用することができ、しかも寿命末期時も
確実に検出することができて、異種複数の放電灯を点灯
共用可能な信頼性の高い放電灯点灯装置を提供するこ
と。 【解決手段】 インバータ負荷回路ILは、第1共振回
路RC1と第2共振回路RC2とを備え、第1共振回路
RC1は、放電灯LAに対して共振兼直流阻止用のコン
デンサC2及びインダクタL1が直列に接続されるとと
もに、放電灯LAと共振兼直流阻止用のコンデンサC2
との直列回路の両端に共振用のコンデンサC1が並列に
接続され構成される。第2共振回路RC2は、放電灯L
Aのフィラメントft1,ft2に予熱電流を供給する
ための巻線n1〜n3を含むインダクタL2に対して共
振用のコンデンサC3が直列に接続され構成される。
Description
及びその装置を用いた照明器具に関するものである。
を示す回路図である。この従来の放電灯点灯装置DLA
は、商用の交流電源VSには整流器DBを介して直流変
換用の直流電源回路CVが接続され、この直流電源回路
CVの出力側にはインバータ回路INVが接続されてい
る。このインバータ回路INVは、そのスイッチング素
子Qが制御回路CCによって高周波でオン/オフ駆動制
御されることにより高周波電力を出力する。そして、イ
ンバータ回路INVの出力側にはインバータ負荷回路I
Lが接続されている。
インダクタL1、直流阻止用のコンデンサC2、放電灯
LAの一方のフィラメントf1、共振用のコンデンサC
1,放電灯LAの他方のフィラメントf2からなる直列
回路で構成されている。その場合、両コンデンサの容量
はC1<C2のように設定される。
用対象の多様さから種々の規格品のものが提供されてい
る。例えば、4フィートの長さの放電灯(ランプ)LA
をとってみても、FHF32(高周波点灯(Hf)専用
ランプ:32W,45Wの2重定格ランプ)、FLR4
0S(ラピッド型一般ランプ:40W)、FLR40S
/36(ラピッド型省電力ランプ:36W)、FL40
S(グロー型一般ランプ:40W)、FL40SS/3
7(グロー型省電力ランプ:37W)といった、数種類
のものが存在する。
ラメント構造、あるいは管内の封入ガス組成などの構造
的な違いがあるばかりか、フィラメントの予熱条件、始
動点灯する際に必要な始動電圧、定常点灯時のランプ電
圧、ランプ電流、及びランプ電力など、各放電灯LAを
最適に始動、点灯するための条件についても種々の違い
がある。
状でかつフィラメント構造も同じであり、また、電気特
性も略10%程度の違いしかないような互いに近似した
タイプの放電灯LA、例えば、一般ランプ(FLR40
S:ランプ電流=380mA、ランプ電圧=105V、
ランプ電力=40W)と省電力型ランプ(FLR40S
/36:ランプ電流400mA、ランプ電圧=90V、
ランプ電力=36W)のようなものについては、図16
に示した放電灯点灯装置を用いて各放電灯LAを共用す
ることがあった。
管径やフィラメント構造などの違いや、始動条件や点灯
条件等が大きく異なる多種類の放電灯LAの全てを、図
16に示した従来構成をもつ1つの放電灯点灯装置で共
用すると、次の(1)〜(3)に指摘するような種々の
問題を生じていた。
灯するまでのインバータ負荷回路ILの共振カーブを示
した特性図である。ここに、横軸は周波数、縦軸は放電
灯LAに加わるランプ電圧VLである。なお、図17に
は点灯後の状態として、2種類の放電灯LA(ここでは
一例としてFHF32ランプ及びFLR40S/36ラ
ンプ)の共振カーブを示している。
Cによってインバータ回路INVは、先ず予熱モードに
移行する。この予熱モードでは、所定時間にわたって周
波数fa1において動作する。この時、コンデンサC1
の両端には、インダクタL1及びコンデンサC1によっ
て決る無負荷時の共振カーブ上の点a1に相当する電圧
が印加されるのと同時に、コンデンサC1を通じて一定
の電流が流れる。これにより、放電灯LA1の各フィラ
メントft1,ft2が予熱される。
に、制御回路CCによってインバータ回路INVは、始
動モードに移行する。この始動モードでは、インバータ
回路INVは、周波数fb1で動作し、放電灯LAの両
端には、共振カーブの点b1に相当する電圧が印加され
る。そして、放電灯LAが点灯すると、放電灯LAの放
電抵抗成分がLC共振系に加わるため、例えば、FHF
32ランプに着目するとその共振カーブが変化して点b
1'へ移行する。
御回路CCによってインバータ回路INVは最終的に点
灯モードに移行する。この点灯モードでは、インバータ
回路INVは周波数fc1にて動作する。
S/36ランプをそれぞれ点灯した場合、その点灯モー
ドの周波数fc1においてランプ電圧に差ΔVL0が生
じる。これは個々の放電灯LAが持つ放電インピーダン
スが異なるため、LC共振系に放電灯LAの抵抗分を含
めた上での共振カーブが異なってしまうためである。
0S/36ランプの方が放電インピーダンスが小さいた
めFLR40S/36点灯時の共振カーブのピークは、
無負荷時の共振周波数f0からより低い周波数へと遠ざ
かるとともに、共振ピーク自体も下がる傾向になる。換
言すれば、共振が弱まる方向になる。
Aを同一の放電灯点灯装置で点灯する場合には、放電灯
LAの特有の放電インピーダンス特性の違いによって点
灯時の出力差ΔVL0が大きくなり、その結果、使用す
る放電灯LAによって明るくなったり、あるいは暗くな
ったりして点灯出力が一定しないという不具合が生じ
る。
を予熱するのは、フィラメントft1,ft2へのスト
レスを少なくして放電灯LAの点灯を容易化するためで
ある。つまり、フィラメントft1,ft2を適性温度
に加熱することでフィラメントft1,ft2に塗布さ
れた熱電子放出物質(エミッタ)から熱電子を放出さ
せ、これにより放電灯LAが点灯するに必要な始動電圧
を低減することができる。
熱不足の場合は、熱電子の放出が少なく、放電灯LAの
点灯に必要な始動電圧が高くなる。そのため、管内ガス
イオン等によるフィラメントft1,ft2への損傷
(スパッタ現象)が生じる。これとは逆に、フィラメン
トft1,ft2が過剰過熱された場合は、熱電子放出
物質の蒸発を異常に促進させてしまい、早期エミッタ不
足などが生じる。従って、フィラメント予熱は、適度の
フィラメント電流を適度の時間印加して、適切なフィラ
メント温度にすることが必要である。
が放電を起こさずにフィラメントft1,ft2だけが
加熱されるように放電灯LAの両端に加わるランプ電圧
VLはできるだけ低く抑えておく必要がある。なぜな
ら、フィラメントft1,ft2が先行予熱時に放電す
ることは、予熱不足状態で放電することを意味し、これ
は上記のスパッタ現象を引き起こすなどの要因となるか
らである。
では、コンデンサC1に流れる電流がフィラメント電流
になっているので、放電灯LAの両端に印加されるラン
プ電圧VLとフィラメント電流とは比例関係になる。こ
のような場合、先行予熱時にフィラメント電流を多くし
ようとすれば、ランプ電圧VLも高くなり、逆にランプ
電圧VLを低く抑えようとするとフィラメント電流が少
なくなるといった問題を生じている。
メントft1,ft2を予熱すると、放電灯LAの種類
によってフィラメント予熱不足、あるいは過剰予熱とい
った不具合が発生し、ひいては、放電灯LAの早期の管
端黒化、あるいは早期にフィラメント断線が生じること
になる。
プ電圧VLが異常に上昇し、放電灯点灯装置に過大なス
トレスが加わることになる。これを防止するため、従来
装置では、図16に示すように、放電灯寿命末期検出手
段SEDを設けてランプ電圧VLを検出し、その検出出
力に基づいて放電灯LAが寿命になったことを点灯特性
等から電気的に検出するようにしている。
Dによって放電灯LAの寿命が末期であることが検出さ
れた場合には、これに応じて制御回路CCがインバータ
回路INVのスイッチング素子Qの動作を停止させるな
どして、装置を保護するようにしている。
各種類に応じてそれぞれランプ特性が異なるため、ラン
プ電圧VLを検出するにしても、各種類の放電灯LAご
とに、正常時と寿命末期時とを適正に区分するためのし
きい値をそれぞれ見出すことが極めて難しかった。
放電灯の全てを1種類の放電灯点灯装置で共用化した場
合には、上述の(1)〜(3)で指摘したような種々の
弊害が生じるため、従来技術では、形状や定格の異なる
放電灯毎に専用の放電灯点灯装置を使用しているのが現
状である。そのため、放電灯点灯装置も放電灯LAの種
類に応じて各種のものを準備せねばならず、コストアッ
プを招来していた。
ものであり、その目的とするところは、第1には種類の
異なる各放電灯に対しても点灯出力差が小さくなるよう
にすること、第2には個々の放電灯に適合したフィラメ
ント先行予熱が行えるようにすること、第3には個々の
放電灯に適合した放電灯寿命末期検出が行えるようにす
ること、第4にはそれらの結果として、異種複数の放電
灯を共用化できて信頼性の高い放電灯点灯装置を提供す
ることにある。
達成するために、商用の交流電源を整流して直流に変換
する直流電源回路と、その直流電源回路の出力をスイッ
チング素子により高周波でオン/オフして高周波電力に
変換するインバータ回路と、このインバータ回路からの
高周波電力が供給される放電灯を含むインバータ負荷回
路と、前記インバータ回路のスイッチング素子を駆動制
御する制御回路とを備えた放電灯点灯装置において、次
の構成をとる。
ンバータ負荷回路は、第1共振回路と第2共振回路とを
備え、前記第1共振回路は、前記放電灯に対して直列に
インダクタと共振兼直流阻止用のコンデンサとが接続さ
れるとともに、前記放電灯の両端に共振用のコンデンサ
が接続されて構成され、また、前記第2共振回路は、前
記放電灯のフィラメントに電流を供給するための巻線を
含むインダクタに対してコンデンサが直列に接続されて
構成されている。
成において、前記直流電源回路は、昇圧チョッパ回路で
構成された完全平滑回路としている。
発明において、前記直流電源回路は、前記昇圧チョッパ
回路を駆動制御する制御回路を有し、この制御回路は、
前記昇圧チョッパ回路からの出力電圧、前記昇圧チョッ
パ回路への入力電圧、前記昇圧チョッパ回路のスイッチ
ング素子に流れるスイッチング電流、及び前記昇圧チョ
ッパ回路のインダクタに流れる電流の各々の値を取り込
み、これらの値に基づいて前記スイッチング素子をオン
/オフ制御するものである一方、前記昇圧チョッパ回路
に対する入力電圧を前記制御回路に取り込む信号経路の
途中には、この入力電圧の大きさに応じてその電圧値を
切り替える検出電圧切替回路が付加されている。
項3のいずれかに記載の構成において、前記第1共振回
路のインダクタと共振用のコンデンサとから決定される
共振周波数をf0、前記第2共振回路のインダクタ、共
振用のコンデンサ及び放電灯のフィラメントから決定さ
れる共振周波数をf00とした場合に、f0とf00の
大小関係がf0<f00となるように設定されている。
成において、前記インバータ回路の起動時からの動作周
波数が、予熱時にはfa、始動時にはfb、点灯時には
fcにそれぞれ設定されるとした場合、少なくとも予熱
時は第1共振回路及び第2共振回路に流れる共振電流が
前記インバータ回路の高周波電圧に対して共に遅相であ
るように設定されている。
求項5記載の構成において、前記点灯時の動作周波数f
cにおいて動作する場合に、前記第1共振回路に流れる
電流は前記インバータ回路の高周波電圧に対して遅相で
あり、前記第2共振回路に流れる電流は略進相であるよ
うに設定されている。
項6のいずれかに記載の構成において、前記放電灯の寿
命末期を検出する放電灯寿命末期検出手段を含み、この
放電灯寿命末期検出手段は、前記インバータ回路のスイ
ッチング素子に流れるパルス状電流を検出するものとし
ている。
項7のいずれかに記載の構成において、前記予熱時の動
作周波数faにて動作する期間を略1秒と設定した場合
の前記放電灯のフィラメントに流れる電流値の目安とし
て、フィラメント疑似等価抵抗(無誘導抵抗使用時)の
抵抗値範囲が略5〜10Ωという条件において略600
〜700mAとなるように設定されている。
項8のいずれかに記載の構成において、前記第1共振回
路を構成する共振兼直流阻止用のコンデンサの一端は、
前記インバータ回路のグランドに接続されている。
求項9のいずれかに記載の構成において、前記放電灯と
は、略同一の定格電力である異種複数の放電灯である。
求項9のいずれかに記載の構成において、前記放電灯と
は、略同一の長さ(管長)である異種複数の放電灯であ
る。
求項9のいずれかに記載の構成において、前記放電灯と
は、略同一の長さ、略同一の口金寸法であり、略同一照
明器具にて使用可能な異種複数の放電灯である。
項12記載の放電灯点灯装置を搭載し、用途に応じて放
電灯が選択的に装着可能に設けられている。
て、図面に基づいて詳細に説明する。
に係る放電灯点灯装置の回路図である。この実施の形態
1の放電灯点灯装置DLAは、交流電源VSを全波整流
する整流器DBを介して直流変換用の直流電源回路CV
が接続され、この直流電源回路CVの出力側にインバー
タ回路INVが接続されている。また、インバータ回路
INVに対しては、そのスイッチング素子Qを高周波で
オン/オフ駆動制御する制御回路CCが設けられてい
る。さらに、インバータ回路INVの出力側にはインバ
ータ負荷回路ILが接続されている。
CV、インバータ回路INV、及び制御回路CCの各構
成は、図16に示した従来技術のものと基本的に同じで
あるから、ここでは詳しい説明は省略する。
荷回路ILは、単一の放電灯LAを含むとともに、第1
共振回路RC1及び第2共振回路RC2を備えている。
第1共振回路RC1は、インダクタL1、共振兼直流阻
止用のコンデンサC2及び放電灯LAを順次直列に接続
するとともに、共振兼直流阻止用のコンデンサC2と放
電灯LAとの直列回路の両端に共振用のコンデンサC1
を並列に接続して構成されている。
しての作用を同時に果たすものであって、インダクタL
2とコンデンサC3とからなる直列回路を備えるととも
に、インダクタL2を1次巻線n1として、これに対し
て設けられた2次巻線n2,n3をそれぞれコンデンサ
C4,C5を介して放電灯フィラメントft1,ft2
に接続して構成されている。
DLAの回路動作について、図2に示す第1共振回路R
C1及び第2共振回路RC2の各共振カーブを参照して
説明する。なお、図2には従来の場合と同様に、点灯時
の2種類の放電灯LA(ここでは一例としてFHF32
ランプ及びFLR40S/36ランプ)の共振カーブを
示している。
でに、制御回路CCによってインバータ回路INVの動
作周波数が、予熱モード(周波数fa2にて動作)、始
動モード(fb2にて動作)、点灯モード(fc2にて
動作)と段階的に切り替えられる点は従来の場合と同様
である。
と、第1共振回路RC1は大きく分けて2つの共振カー
ブを持つ。つまり、無負荷時(放電灯LAのインピーダ
ンスが∞)の場合と、負荷短絡時(放電灯LAのインピ
ーダンスがゼロ)の場合とである。
態にあるため、共振動作にコンデンサC2が寄与せず、
従って、インダクタL1とコンデンサC1とによって決
る共振周波数f0での共振カーブとなる。一方、負荷短
絡時は、両コンデンサC2,C1が並列接続されるた
め、インダクタL1と両コンデンサC1,C2によって
決定される共振周波数f0'での共振カーブとなる。当
然ながらf0>f0'であり、コンデンサC2の容量に
よって共振周波数f0とf0'との格差が決定される。
ンスが発生するが、そのインピーダンス値は0〜∞の範
囲であるため、点灯時の共振カーブの共振周波数(共振
ピーク)は必ずf0〜f0'の間に存在する。
第2共振回路RC2についても、同様に、放電灯LAが
装着状態にあってインダクタL2の2次側巻線n2、n
3にフィラメントft1,ft2が接続されている場合
の負荷時の共振カーブ(L2、C3、ft1及びft2
の抵抗値から決定される共振周波数f00のもの)と、
放電灯LAが未装着なためインダクタL2とコンデンサ
C3のみで決定される無負荷時の共振カーブ(共振周波
数f00'のもの)とが存在する。
置DLAは、放電灯LAの両端に始動電圧を印加して点
灯させる第1共振回路RC1と、フィラメントft1,
ft2に予熱電流を供給する第2共振回路RC2とはそ
れぞれ独立して設計できるため、第1共振回路RC1の
無負荷時の共振周波数f0と、第2共振回路RC2にお
いて放電灯LAのフィラメントft1,ft2が接続さ
れている場合の負荷時の共振周波数f00とを自由に設
定することができる。
放電灯点灯装置DLAにおける放電灯LAの点灯出力時
の特性と、フィラメント先行予熱時の特性についてそれ
ぞれ説明する。
ンプ及びFLR40S/36ランプ)をそれぞれ点灯し
た場合、図2に示すように点灯時のランプ電圧には差Δ
VL1が生じる。その場合、放電灯LAの種類によっ
て、各放電灯LAが持つ個々の放電インピーダンスが異
なるので、FLR40S/36ランプの点灯時の共振カ
ーブの共振周波数(共振ピーク)は、FHF32ランプ
の場合に比べて無負荷時の共振周波数f0からより低い
周波数へ遠ざかる。
点灯状態にあるときの共振カーブの共振周波数(共振ピ
ーク)は必ずf0〜f0'の間に存在するため、FLR
40S/36の共振ピーク値が減少することなく、FH
F32ランプの共振カーブからほぼ水平移動に近い感じ
で変化する。つまり、従来の装置のランプ電圧の差ΔV
L0に比べてこの実施の形態1におけるランプ電圧の差
ΔVL1は小さくなる傾向にある。
用して各種の放電灯LAの電気特性を調べた結果を、表
1(b)にはこの実施の形態1の装置(図1)を使用し
て各種の放電灯LAの電気特性を調べた結果をそれぞれ
示している。
S/36とFHF32との出力差が5.7Wであるのに
対して、この実施の形態1では出力差が4.3Wであ
り、出力差が小さくなっていることが分かる。
の異なる複数の放電灯LAを点灯させた場合でも、その
点灯時の出力差が小さくなるため、使用する放電灯LA
によって明るくなったり、逆に暗くなったりするといと
いった不具合が改善できる。
には、第1,第2共振回路RC1,RC2の前述の各共
振周波数f0,f00の関係がf0<f00となるよう
にする。特に、f0<f00の関係を保ちつつf0とf
00との距離が大きくなるように予め設定しておく。
状態で予熱モードに移行すると、第2共振回路RC2の
コンデンサC2,インダクタL2、コンデンサC4,C
5を介して放電灯LAの各フィラメントft1,ft2
に予熱電流が流れる。そのときの第2共振回路RC2の
共振カーブの共振周波数はf00である。そして、予熱
時の周波数fa2をf00近傍に設定すれば、放電灯L
Aの両端電圧VLは図2のa22点に相当する値とな
る。従って、ランプ電圧VLをかなり低く抑えることが
できるとともに、各フィラメントft1,ft2に対し
ては適性かつ十分な予熱電流を供給することが可能とな
る。
Aを対象とした場合でも、先行予熱時に放電灯LAの両
端に加わるランプ電圧VLが高くなって予熱終了前に放
電を開始してしまうといった不都合を防止できる。この
ため、残りの必要な条件としては、放電灯LAのフィラ
メント電流を適切に供給するだけになり、先行予熱の場
合の条件設定が容易になる。
用して各種の放電灯LAの点滅寿命特性を調べた結果
を、表2(b)にはこの実施の形態1の装置DLA(図
1)を使用して各種の放電灯LAの点滅寿命特性を調べ
た結果をそれぞれ示している。なお、予熱時間(1秒)
と予熱時フィラメント電流(約600〜700mA)は
両装置共に同じ条件としている。この場合、両装置で
は、予熱時の放電灯LAの両端電圧(2次電圧)VLに
大きな違いが現れている。
16)では点滅回数1000回にて既に管端黒化が始ま
っているのに対して、この実施の形態1の装置(図1)
では点滅回数5000回まで黒化は見られない。
灯装置DLAは、種類の異なる複数の放電灯LAを対象
とした場合でも、最適な先行予熱が行うための設計が容
易になり、ランプ寿命を確保することができる。
2に係る放電灯点灯装置における直流電源回路の詳細を
示す回路図である。
て、直流電源回路CVの部分を除く他の構成は実施の形
態1の場合と基本的に同じであるから、ここでは詳しい
説明は省略する。
電源回路CVについて詳述する。この直流電源回路CV
は、昇圧チョッパ回路UVC及び検出電圧切替回路DS
Wを有する。昇圧チョッパ回路UVCは、インダクタL
3、スイッチング素子Q1、ダイオードD1、平滑用の
コンデンサC9、及びスイッチング素子Q1を駆動制御
する制御回路IC1を主体に構成されている。
制御用ICであるモトローラ(MOTOROLA)社製
のM33262を採用している。この制御回路IC1の
詳細については既に周知であるので、ここでは詳しい説
明は省略し、制御回路IC1に対する外付け部品の構成
を以下に簡単に説明する。
端子)には、平滑用のコンデンサC9に並列接続された
抵抗R21〜R24の直列回路によって平滑出力電圧を
分圧した電圧が入力される。2番ピン(誤差アンプ出力
/補償端子)には抵抗R18とコンデンサC7とが接続
される。3番ピン(マルチプライヤ入力端子)にはチョ
ッパ入力電圧による検出電圧切替回路DSWが作用しな
いときには整流後の脈流電圧から抵抗R11,R12,
R13,R14によって分圧された電圧がコンデンサC
6で平滑されて入力される。4番ピン(電流センス入力
端子)にはスイッチング素子Q1に流れる電流を検出す
るために、抵抗R19で得られた電圧を抵抗R20を介
してコンデンサC8で平滑して入力される。5番ピン
(ゼロ電流検出入力端子)にはインダクタL3を流れる
電流のゼロクロス点を検出するために、インダクタL3
の2次巻線n2の出力が抵抗R16を介して入力され
る。6番ピン(グランド端子)は回路グランドに接続さ
れる。7番ピン(出力端子)にはスイッチング素子Q1
を駆動するために、抵抗R17を介してスイッチング素
子Q1のゲート端子に接続される。8番ピン(電源電圧
端子)には制御回路IC1の電源用として、整流後の脈
流電圧から各抵抗R1,R2,R25にて分圧された電
圧がコンデンサC4及びツェナーダイオードZD1で平
滑されて入力されると共に、インダクタL3の2次巻線
n2からの出力も抵抗R15を介して入力される。
路IC1は、整流器DBから昇圧チョッパ回路UVCへ
の入力電圧(脈流電圧)を3番ピンの入力に基づいて検
出し、昇圧チョッパ回路UVCからの出力電圧を1番ピ
ンの入力に基づいて検出し、スイッチング素子Q1に流
れる電流を4番ピンの入力に基づいて検出し、さらに、
インダクタL3に流れる電流を5番ピンの入力に基づい
て検出しながらスイッチング素子Q1の駆動制御を行う
ことができる。
の脈流電圧から抵抗R3,R4,R5からなる分圧抵抗
により得た電圧がダイオードD2、コンデンサC5及び
抵抗R6にて平滑化され、比較器COMP1のマイナス
端子に入力されるようになっている。また、比較器CO
MP1のプラス端子には制御回路IC1の電源電圧Vc
4を抵抗R7及びツェナーダイオードZD2によって降
圧安定化してこれが基準電圧として入力される。さら
に、比較器COMP1の出力端子は、チョッパ入力電圧
(脈流電圧)から抵抗R8,R9,R10を介して接続
されると共に、抵抗R13,R14の接続点との間にダ
イオードD3が接続されている。
イナス端子に入力される電圧がVc4以下のときには、
比較器COMP1の出力端子はハイレベルとなるため、
制御回路IC1の3番ピンの入力電圧Vpin3は抵抗
R8,R9,R10,R14によって分圧された電圧と
なる。他方、比較器COMP1のマイナス端子に入力さ
れる電圧がVc4以上の時には、比較器COMP1の出
力端子はローレベルとなるため、3番ピンの入力電圧V
pin3は抵抗R11,R12,R13,R14によっ
て分圧された電圧となる。つまり、商用電源電圧がある
所定電圧以上になると、3番ピンへの入力電圧Vpin
3が低くなるように制御される。
替回路DSWを設けた理由について説明する。
整流器DBから昇圧チョッパ回路UVCに入力される電
圧(脈流電圧)を検出しているので、入力電圧がある程
度変化しても所定のチョッパ出力電圧を得ることができ
る。しかし、この制御回路IC1には、その規格(スペ
ック)による制限が存在するため、ある一定以上の商用
電源電圧を印加されるときには制御回路IC1によるス
イッチング素子Q1の駆動制御が不可能なる。このこと
について、さらに詳しく説明する。
力電圧と4番ピンのスレッシュホールド電圧との関係を
示した特性図で、同図(a)は検出電圧切替回路DSW
を設けない場合、同図(b)は検出電圧切替回路DSW
を設けた場合にそれぞれ対応している。
で、その時の3番ピンの電圧Vpin3が1.22Vで
は2番ピンの電圧Vpin2は3.5Vであり、このと
き4番ピンのスレッシュホールド電圧Vpin4thは
1.0Vである。商用電源電圧が高くなるのに従って、
3番ピンの電圧Vpin3は大きくなり、逆に2番ピン
の電圧Vpin2と4番ピンのスレッシュホールド電圧
Vpin4thは共に小さくなっていく。そして、商用
電源がAC200Vの時には4番ピンのスレッシュホー
ルド電圧Vpin4thは0Vとなって検出不可能とな
る。その結果、スイッチング素子Q1の駆動制御が不可
能なるため、これ以上の商用電源電圧を印加することが
できない。
に、検出電圧切替回路DSWを設けることで、3番ピン
(マルチプライヤ入力端子)への検出電圧を所定のチョ
ッパ入力電圧(整流後脈流電圧)を境にして切り替える
ようにすれば、図4(b)から分かるように、AC26
5Vにおいても制御回路IC1の4番ピンのスレッシュ
ホールド電圧Vpin4thは0.2V(>0V)とな
るので、スイッチング素子Q1のチョッパ制御が可能に
なる。なお、図4(b)では比較器COMP1の出力が
ハイレベルからローレベルに切り替る商用電源電圧をA
C150Vに設定している。
流電源回路CVとして昇圧チョッパ回路UVCを採用
し、しかも、検出電圧切替回路DSWを設けているの
で、更に一層広範囲な商用電源電圧に対応することが可
能となる。
に係る放電灯点灯装置の回路図である。この実施の形態
3の放電灯点灯装置DLAは、交流電源VSを整流する
整流器DBを介して直流変換用の直流電源回路CVが接
続され、この直流電源回路CVの出力側にインバータ回
路INVが接続されている。また、インバータ回路IN
Vに対してはこれを制御する制御回路CCが設けられて
いる。さらに、インバータ回路INVの出力側にはイン
バータ負荷回路ILが接続されている。さらにまた、こ
の実施の形態3では、放電灯寿命末期検出手段SED及
び無負荷検出回路NLDが設けられている。ここに、上
記の整流器DB及び直流電源回路CVの各構成は、図1
に示した実施の形態1のものと基本的に同じであるか
ら、ここでは詳しい説明は省略する。
は、インバータ回路INVのスイッチング素子Q1,Q
2を高周波でオン/オフ駆動制御するもので、直流電源
回路CVの出力間に抵抗R1〜R3で分圧した電圧をコ
ンデンサC8とツェナーダイオードZD1で平滑し、こ
れが制御電源として加えられている。また、制御回路C
Cには、放電灯寿命末期検出手段SED及び無負荷検出
回路NLDの検出出力が与えられるようになっている。
Vの出力側に2つのスイッチング素子Q1,Q2及び抵
抗R8からなる直列回路が接続されてなる。そして、ス
イッチング素子Q1、Q2の各ゲート端子は抵抗R4,
R5,R6,R7を介してそれぞれ制御回路CCに接続
されている。
LA1,LA2を含むとともに、第1共振回路RC1及
び第2共振回路RC2を備えている。
Q2のドレイン−ソース間にインダクタL1、2つの放
電灯LA1,LA2、及び共振兼直流阻止用のコンデン
サC2からなる直列回路が接続され、2の放電灯LA
1,LA2の直列回路の両端には共振用のコンデンサC
1が接続されている。
Q2のドレイン−ソース間に共振用のコンデンサC3及
びインダクタL2の直列回路が接続され、インダクタL
2を1次巻線n1とした2次側には3つの2次巻線n
2,n3,n4が配置され、各2次巻線n2〜n4のそ
れぞれがコンデンサC5,C6,C7を介して各放電灯
LA1,LA2のフィラメントft1,ft2,ft
3,ft4に接続されている。この場合、一方の放電灯
LA1のフィラメントft2と他方の放電灯LA2のフ
ィラメントft3とは直列に一つの2次巻線n3に接続
されている。
ータ回路INVのスイッチング素子Q2に流れる電流を
検出して放電灯LA1,LA2が寿命末期か否かを判断
するもので、直流電源回路CVの出力側に抵抗R1,R
2,R3からなる直列回路が接続され、抵抗R3と並列
にコンデンサC8とツェナーダイオードZD1が接続さ
れている。また、抵抗R8がスイッチング素子Q2のソ
ース端子と回路グランド間に接続されている。抵抗R8
と回路グランド間に並列にダイオードD2、抵抗R9,
R10からなる直列回路が接続され、抵抗R10と並列
にコンデンサC9が接続されている。コンデンサC8の
両端には抵抗R11、トランジスタQ3の直列回路、及
び抵抗R12とトランジスタQ4とからなる直列回路が
それぞれ接続されている。また、トランジスタQ3のコ
レクタ端子がトランジスタQ4のベース端子に接続さ
れ、トランジスタQ4のコレクタ−エミッタ間には抵抗
R13、コンデンサC10、ツェナーダイオードZD2
が順次並列に接続されている。コンデンサC10の非グ
ランド端子は比較器COMP2のプラス端子に接続さ
れ、また、比較器COMP2のマイナス端子は基準電位
Vk1に設定されている。
灯LA1,LA2が装着されているか否かを検出するた
めのもので、直流電源回路CVの高圧側から順に、抵抗
R14,R15,放電灯LA1のフィラメントft1、
抵抗R16,R17,放電灯LA1のフィラメントft
2、放電灯LA2のフィラメントft3、抵抗R18,
R19、放電灯LA2のフィラメントft4、及び抵抗
R20を経て回路グランドに接続されて直列回路を構成
している。抵抗R20の両端にはツェナーダイオードZ
D3が接続され、また、抵抗R20両端にはダイオード
D3と抵抗R21からなる直列回路が接続され、抵抗R
21両端にはコンデンサC11が接続されている。さら
に、コンデンサC11の非グランド端子は比較器COM
P3のプラス端子に接続され、また、比較器COMP3
のマイナス端子は基準電位Vk2に設定されている。
動作について説明する。なお、ここでは、最初にインバ
ータ負荷回路ILの第1,第2共振回路RC1,RC2
が予熱時と点灯時においてインバータ回路INVに及ぼ
す動作を、次に、放電灯寿命末期検出手段SEDと無負
荷検出回路NLDの動作について説明する。
の動作は基本的には実施の形態1と同様である。ここ
で、上記の実施の形態1では、図2に示したように、予
熱時の動作周波数fa2をf00近傍に設定するように
していたが、fa2の設定条件と回路動作によっては、
スイッチング素子Q1,Q2の電流ストレスが過大にな
る場合があるため、さらに、動作周波数fa2の設定条
件について詳細に言及する。
a2<f00の場合は、第1共振回路RC1に流れる電
流IL1(図6(c))は、スイッチング素子Q2に加
わる高周波矩形波電圧(図6(b))に対して位相遅れ
電流(遅相電流)となるが、第2共振回路RC2に流れ
る電流IL2(図6(d))は位相進み電流(進相電
流)となる。そして、スイッチング素子Q2に流れる電
流IDSQ2(図6(e))は、上記の各電流IL1,
IL2の合成電流となる。
者の合成電流であるIDSQ2が遅相電流となる場合に
は、スイッチング素子Q2にパルス状電流ストレスが印
加されることはないので特に問題はない。これに対し
て、IL1<IL2の場合は両者の合成電流であるID
SQ2も進相電流となる可能性がある。そして、このよ
うに電流IDSQ2が進相電流となる場合には、図6
(e)に示すように、スイッチング素子Q2のオン/オ
フ切り替わり時に急峻なパルス状電流が流れることにな
る。このパルス状の電流ストレスが、スイッチング素子
Q2のストレス許容内であれば特に問題はないが、放電
灯LA1,LA2を点灯する際に毎回ストレスが印加さ
れることは部品の長期信頼性を保つ上で好ましくない。
の場合、第1,第2共振回路RC1,RC2にそれぞれ
流れる電流IL1,IL2(図7(c),(d))は共
に遅相電流となる。このため、IL1とIL2との合成
電流であるIDSQ2(図7(c))は遅相電流とな
る。この場合、図6(e)に示したようなパルス状電流
は流れないので、スイッチング素子Q2にストレスが印
加されることはない。
電流ストレスをより確実に回避するためには、f00<
fa2となるように予熱時の動作周波数fa2を設定す
ることが好ましい。
共振回路RC1,RC2における電流波形及び電圧波形
を示す図である。
をfc2とした場合、第1共振回路RC1は放電灯イン
ピーダンスを含んだLC共振系として点C2で動作す
る。そのときの第1共振回路RC1に流れる電流IL1
(図8(c))は、スイッチング素子Q2に加わる高周
波矩形波電圧VDSQ2(図8(b))に対して遅れ位
相電流となっている。これに対して、第2共振回路RC
2は、動作周波数fc2において共振周波数f00から
かなり外れているので、共振自体も減衰して点C22に
て動作する。そのときの第2共振回路RC2に流れる電
流IL2(図8(d))は、スイッチング素子Q2の高
周波矩形波電圧VDSQ2(図8(b))に対して進み
位相電流となっている。また、両電流IL1,IL2の
絶対値の比較ではIL1>IL2となっている。
あるスイッチング素子Q2のスイッチング電流IDSQ
2(図8(e))は、両電流IL1,IL2のキャンセ
ル効果によりIL1>IDSQ2となる。これにより、
スイッチング素子Q2の電力損失が低減でき、効率の良
い放電灯点灯装置を提供することができる。
ラメントft1〜ft4に塗布された熱電子放出物質
(エミッタ)の枯渇劣化がある(以後、この現象をエミ
レスと称する)。
の放出が低下するためにランプ電流が減少し、ランプ電
圧が上昇する。その結果、放電灯LA1,LA2の放電
インピーダンスが正常点灯時に比べて大きくなるため、
エミレス状態の放電灯LA1,LL2を含んだ点灯時の
共振系(共振カーブ)は図2の正常ランプ点灯時に比べ
て、より無負荷共振系(共振周波数f0)の方へ近寄る
ようになる。
周波数がfc2で動作しているが、放電灯LA1,LA
2が寿命末期になってエミレス状態の共振系が無負荷共
振系(共振周波数f0)の方へ次第に近寄ると、第1共
振回路RC1はスイッチング素子Q2の高周波矩形波電
圧VDSQ2に対して進み位相動作するようになる。す
ると、スイッチング素子Q2に流れる電流(図9
(c))は、図6(e)で示した場合と同様に、パルス
状電流が発生するようになる。
示した従来の回路においても周波数fc2の設定次第で
発生し得るが、この実施の形態3の放電灯点灯装置で
は、点灯時の動作周波数fc2が無負荷時の第1共振回
路RC1の共振周波数f0から従来よりも一層離れたと
ころで動作するため、放電灯LA1,LA2の放電イン
ピーダンスの変化が少ない場合でも図9(c)に示すよ
うな進相電流が生じ、その結果、寿命末期時にスイッチ
ング素子Q2に生じるパルス状電流が発生し易くなる。
と図2に示したこの実施の形態3の共振カーブとを比較
すると分かるように、従来のfc1〜fo間の周波数差
Δfoc1よりも、この実施の形態3の場合のfc2〜
fo間の周波数差Δfoc2の方が大きくなっていてイ
ンピーダンスの変化を検出するのが容易になる。これに
より、点灯特性の異なる異種複数の放電灯LA1,LA
2に対しても確実に寿命末期を検出することができる。
作について具体的に説明する。放電灯LA1,LA2の
少なくと1つが寿命末期になって、スイッチング素子Q
2に図9(c)に示すようなパルス状の電流が流れる
と、抵抗R8の両端に正常な点灯時よりも高い電圧が発
生するので、これをダイオードD2を介して抵抗R9,
R10で分圧してコンデンサC9を充電する。
0.7V以上)となると、トランジスタQ3がオンし、
このためトランジスタQ4のベース電流が引き抜かれて
トランジスタQ4がオフになる。すると、ツェナーダイ
オードZD1で定電圧に保持されているコンデンサC8
の充電電荷により抵抗R12を介してコンデンサC10
が充電されるようになる。そして、コンデンサC10の
両端電圧が上昇して比較器COMP2に設定されている
基準電位Vk1以上になると、比較器COMP2の出力
がハイレベルとなるので、放電灯寿命末期検出手段SE
Dは放電灯LA1,LA2は放電灯寿命末期であると判
定し、その結果を制御回路CCに出力する。これに応じ
て制御回路CCは、例えばスイッチング素子Q1,Q2
の駆動を停止するなどの制御を行う。
灯寿命末期検出手段SEDがスイッチング素子Q2に流
れるスイッチング電流を検出することにより、ランプ点
灯特性の異なる異種複数の放電灯LA1,LA2に対し
て、確実に放電灯が寿命末期であることを判別すること
ができるため、装置内の構成部品に過大なストレスが印
加され続けることなく、信頼性の高い放電灯点灯装置を
提供することが可能となる。
Aに接続されている場合、直流電源回路CVの出力から
R14,R15,ft1,R16,R17,ft2,f
t3,R18,R19,ft4,R20及びD3,R2
1という直流電流ループを介してコンデンサC11を充
電する。そして、コンデンサC11の両端電圧が比較器
COMP3に予め設定されている基準電位Vk2以上で
あれば比較器COMP3出力はハイレベルとなり、無負
荷検出回路NLDは、装置に放電灯LA1,LA2が装
着されていると判断する。
とも1つが装置から外されると(つまりフィラメントf
t1〜ft4のうちどれか1つでも開放状態になる
と)、R14,R15,ft1,R16,R17,ft
2,ft3,R18,R19,ft4,R20の直流電
流ループが遮断されるため、コンデンサC11の充電電
荷は抵抗R21を介して放電される。その結果、コンデ
ンサC11の両端電圧が比較器COMP3に予め設定さ
れている基準電位Vk2以下になる。すると、比較器C
OMP3の出力がローレベルとなり、無負荷検出回路N
LDは放電灯LA1,LA2が装置に装着されていない
判断する。制御回路CCは、その判断結果に基づいて、
例えばスイッチング素子Q1,Q2の駆動を停止するな
どの制御を行う。
ンデンサC2の接続位置に着目すると、このコンデンサ
C2は放電灯LA1,LA2と回路グランドとの間に接
続されているため、コンデンサC2が無負荷検出電流ル
ープにおける直流阻止機能を果たしている。実施の形態
1の装置(図1)の場合には、放電灯LAの一方のフィ
ラメントft2が回路グランドに直接接続されているの
で、他方のフィラメントft1を介しての電流ループは
形成できても、一方のフィラメントft2を経由するル
ープは形成できず、このため無負荷検出が難しい。これ
に対して、この実施の形態3では、コンデンサC2を放
電灯LA1,LA2と回路グランドとの間に接続してい
るので、電流は放電灯LA1,LA2の全てのフィラメ
ントft1〜ft4を経由して流れる。つまり、放電灯
LA1,LA2が装着されているか否かを容易に判別す
ることができる。
たことにより、放電灯LA1,LA2が装着されてない
場合には、放電灯点灯装置DLAの動作を制御できるた
め、装置内の構成部品に過大なストレスを印加すること
もなく、信頼性の高い放電灯点灯装置DLAを提供する
ことが可能となる。
明器具の斜視図、図11は同照明器具の平面図、図12
はこの照明器具における放電灯と放電灯点灯装置との接
続状態を示す結線図である。
電灯LA1,LA2が点灯可能なように、富士形のフレ
ーム100に反射板101が設けられ、この反射板10
1の左右にそれぞれ一対のソケット102が取り付けら
れている。また、フレーム100の内部には例えば上記
の実施の形態3において記載したような放電灯点灯装置
DLAが搭載されている。そして、図12に示すよう
に、放電灯点灯装置DLAの入力端子INには商用の交
流電源VSが、また、3つの出力端子OUT1〜3には
放電灯LA1,LA2が接続される。なお、103はラ
ンプピン接触穴、104はばねである。
LA2としては、例えば表3に示すようなFHF32,
FL40S,FL40SS/37,FLR40S,FL
R40S/36の5種類のものがある。すなわち、これ
らの放電灯は、略同一の管長(1198mm)であり、
また、略同一の口金寸法(G13形)を有しているの
で、1種類の照明器具で共用することができる。
を気にすることなく使用が可能となり、また、ユーザー
の嗜好(放電灯コスト、デザイン、光出力など)に合わ
せて放電灯の選択を行うことができる。
電灯点灯装置DLAを1つ設けた照明器具について説明
したが、このような照明器具に限らず、例えば、図13
に示すように、1灯用の放電灯点灯装置DLAを2台搭
載した構成とすることもできる。このように、本発明
は、放電灯LAの灯数や放電灯点灯装置DLAの点灯可
能な灯数などは特に限定されるものではない。
点灯装置DLA、及び実施の形態4の照明器具に対して
は、さらに、次の1)〜3)の放電灯が適用可能であ
る。
む40W系の直管放電灯は、その出力差が4.3Wと少
ないので、略同一の定格電力と見なすことができる。そ
の他にも、表3に示した50W系と65W系のもの、2
0W系のもの、あるいは32W系のものはそれぞれ略同
一の定格電力の放電灯であると見なすことができる。な
お、表3では直管系ランプしか示していないが、丸環形
ランプやコンパクト形(ツイン形)も当然適用可能であ
る。
定であるので適用可能である。
の口金寸法である放電灯 2)と同様であり、表3の中で下線した放電灯の長さは
略一定であるので略同一の照明器具で使用することが可
能である。
際に放電灯の点灯/消灯の繰り返しを行う短期点滅試験
を行って、放電灯の寿命特性を調べた。試験条件とし
て、放電灯の種類は、FHF32、FL40S、FL4
0SS/37、FLR40S、FLR40S/36の5
種類とし、また、予熱時間は略1秒(ばらつきを含めて
0.8〜1.2秒)、予熱電流は、550〜600m
A、600〜700mA、700〜750mAの3水準
とした。また、予熱電流の測定方法は、例えば1灯用の
放電灯点灯装置DLAについては、図14に示すような
結線図において放電灯の2つのフィラメント等価抵抗R
f1,Rf2(抵抗値は5〜10Ω)を接続して高周波
メータにより実際の予熱電流を測定した。なお、2灯用
の放電灯点灯装置DLAについては、出力端子の構成に
よって図15(a),(b)の様な結線方法を採用し
た。その試験結果を表4に示す。
とき、表4(b)は予熱電流が600〜700mAのと
き、表4(c)は予熱電流が700〜750mAのとき
の各々の結果である。
600mA以下の場合はFL40SS/37のみが黒化
が早く、また、表4(c)から分かるように、予熱電流
が700mA以上の場合はFLR系のランプの黒化が早
いことが分かる。
S,FL40SS/37,FLR40S,FLR40S
/36の5種類の放電灯においては、予熱時間を略1秒
と設定し、かつ、予熱期間中に放電灯のフィラメントに
流れる電流値の目安として、フィラメント疑似等価抵抗
Rft1、Rft2の抵抗値範囲が略5〜10Ωという
条件でフィラメント電流が略600〜700mAとなる
ように設定すれば、全ての放電灯について良好なランプ
点滅寿命を達成することが可能となる。
の異なる複数の放電灯についても点灯出力差が小さくな
り、また、最適なフィラメント予熱により放電灯の長寿
命化が図れるため、長期にわたって安定した状態で放電
灯を使用することができる。しかも、ランプ寿命末期時
も確実に検出できる。その結果、信頼性が高く、かつ異
種複数の放電灯を点灯共用することが可能になる。
夫、つまり、フィラメント予熱条件として、予熱期間を
略1秒と設定した場合に、放電灯のフィラメントに流れ
る電流値を全て略600〜700mAに設定し、また、
第1共振回路を構成するコンデンサの一端をインバータ
回路のグランドに接続することにより、ランプ寿命の確
保及び放電灯負荷の有無の判別についてより精度の高い
放電灯点灯装置が提供可能となる。
回路を採用し、しかも、インバータ回路のスイッチング
素子を駆動制御する制御回路として汎用のチョッパ制御
用ICを用いる場合に、この制御回路への入力電圧を切
り替えるチョッパ入力電圧検出切替回路を設けているの
で、更に一層広範囲な商用電源電圧に対応することが可
能となる。
を搭載した照明器具においては、略同一の管長で、か
つ、略同一の口金寸法であれば、異種複数の放電灯を1
種類の照明器具で共用することが可能になる。
示す回路図である。
入されてから放電灯が点灯するまでのインバータ負荷回
路の共振カーブを示した特性図である。
おいて、その直流電源回路の詳細を示す回路図である。
の3番ピンへの入力電圧と4番ピンのスレッシュホール
ド電圧との関係を示した特性図で、同図(a)は検出電
圧切替回路を設けない場合、同図(b)は検出電圧切替
回路を設けた場合にそれぞれ対応している。
回路図である。
波数の設定に伴うインバータ回路及び第1,第2共振回
路の電流電圧波形を示す図である。
波数の設定に伴うインバータ回路及び第1,第2共振回
路の電流電圧波形を示す図である。
ータ回路及び第1,第2共振回路の電流波形及び電圧波
形を示す図である。
期検出時のインバータ回路の電圧電流波形を示す図であ
る。
照明器具の斜視図である。
との接続状態を示す結線図である。
との他の接続状態を示す結線図である。
命特性を調べる短期点滅試験を行うための結線図であ
る。
命特性を調べる短期点滅試験を行うための結線図であ
る。
ある。
投入されてから放電灯が点灯するまでのインバータ負荷
回路の共振カーブを示した特性図である。
Claims (13)
- 【請求項1】 商用の交流電源を整流して直流に変換す
る直流電源回路と、その直流電源回路の出力をスイッチ
ング素子により高周波でオン/オフして高周波電力に変
換するインバータ回路と、このインバータ回路からの高
周波電力が供給される放電灯を含むインバータ負荷回路
と、前記インバータ回路のスイッチング素子を駆動制御
する制御回路とを備えた放電灯点灯装置において、 前記インバータ負荷回路は、第1共振回路と第2共振回
路とを備え、前記第1共振回路は、前記放電灯に対して
直列にインダクタと共振兼直流阻止用のコンデンサとが
接続されるとともに、前記放電灯の両端に共振用のコン
デンサが接続されて構成され、また、前記第2共振回路
は、前記放電灯のフィラメントに電流を供給するための
巻線を含むインダクタに対してコンデンサが直列に接続
されて構成されていることを特徴とする放電灯点灯装
置。 - 【請求項2】 前記直流電源回路は、昇圧チョッパ回路
で構成された完全平滑回路である請求項1記載の放電灯
点灯装置。 - 【請求項3】 前記直流電源回路は、前記昇圧チョッパ
回路を駆動制御する制御回路を有し、この制御回路は、
前記昇圧チョッパ回路からの出力電圧、前記昇圧チョッ
パ回路への入力電圧、前記昇圧チョッパ回路のスイッチ
ング素子に流れるスイッチング電流、及び前記昇圧チョ
ッパ回路のインダクタに流れる電流の各々の値を取り込
み、これらの値に基づいて前記スイッチング素子をオン
/オフ制御するものである一方、前記昇圧チョッパ回路
に対する入力電圧を前記制御回路に取り込む信号経路の
途中には、この入力電圧の大きさに応じてその電圧値を
切り替える検出電圧切替回路が付加されている請求項2
記載の放電灯点灯装置。 - 【請求項4】 前記第1共振回路のインダクタと共振用
のコンデンサとから決定される共振周波数をf0、前記
第2共振回路のインダクタ、共振用のコンデンサ及び放
電灯のフィラメントから決定される共振周波数をf00
とした場合に、f0とf00の大小関係がf0<f00
となるように設定されている請求項1乃至請求項3のい
ずれかに記載の放電灯点灯装置。 - 【請求項5】 前記インバータ回路の起動時からの動作
周波数が、予熱時にはfa、始動時にはfb、点灯時に
はfcにそれぞれ設定されるとした場合、少なくとも予
熱時は第1共振回路及び第2共振回路に流れる共振電流
が前記インバータ回路の高周波電圧に対して共に遅相で
あるように設定されている請求項4記載の放電灯点灯装
置。 - 【請求項6】 前記点灯時の動作周波数fcにおいて動
作する場合に、前記第1共振回路に流れる電流は前記イ
ンバータ回路の高周波電圧に対して遅相であり、前記第
2共振回路に流れる電流は略進相であるように設定され
ている請求項4または請求項5記載の放電灯点灯装置。 - 【請求項7】 前記放電灯の寿命末期を検出する放電灯
寿命末期検出手段を含み、この放電灯寿命末期検出手段
は、前記インバータ回路のスイッチング素子に流れるパ
ルス状電流を検出するものである請求項1乃至請求項6
のいずれかに記載の放電灯点灯装置。 - 【請求項8】 前記予熱時の動作周波数faにて動作す
る期間を略1秒と設定した場合の前記放電灯のフィラメ
ントに流れる電流値の目安として、フィラメント疑似等
価抵抗(無誘導抵抗使用時)の抵抗値範囲が略5〜10
Ωという条件において略600〜700mAとなるよう
に設定されている請求項1乃至請求項7のいずれかに記
載の放電灯点灯装置。 - 【請求項9】 前記第1共振回路を構成する共振兼直流
阻止用のコンデンサの一端は、前記インバータ回路のグ
ランドに接続されている請求項1乃至請求項8のいずれ
かに記載の放電灯点灯装置。 - 【請求項10】 前記放電灯とは、略同一の定格電力で
ある異種複数の放電灯である請求項1乃至請求項9のい
ずれかに記載の放電灯点灯装置。 - 【請求項11】 前記放電灯とは、略同一の長さ(管
長)である異種複数の放電灯である請求項1乃至請求項
9のいずれかに記載の放電灯点灯装置。 - 【請求項12】 前記放電灯とは、略同一の長さ、略同
一の口金寸法であり、略同一照明器具にて使用可能な異
種複数の放電灯である請求項1乃至請求項9のいずれか
に記載の放電灯点灯装置。 - 【請求項13】 請求項12記載の放電灯点灯装置を搭
載し、用途に応じて放電灯が選択的に装着可能に設けら
れていることを特徴とする照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001126429A JP2002324688A (ja) | 2001-04-24 | 2001-04-24 | 放電灯点灯装置、及びこれを用いた照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001126429A JP2002324688A (ja) | 2001-04-24 | 2001-04-24 | 放電灯点灯装置、及びこれを用いた照明器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002324688A true JP2002324688A (ja) | 2002-11-08 |
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ID=18975472
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001126429A Pending JP2002324688A (ja) | 2001-04-24 | 2001-04-24 | 放電灯点灯装置、及びこれを用いた照明器具 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2002324688A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005060083A1 (ja) * | 2003-12-17 | 2005-06-30 | Toshiba Lighting & Technology Corporation | 放電灯点灯装置および照明器具 |
JP2009093823A (ja) * | 2007-10-04 | 2009-04-30 | Shihen Tech Corp | 放電灯点灯装置 |
-
2001
- 2001-04-24 JP JP2001126429A patent/JP2002324688A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2005060083A1 (ja) * | 2003-12-17 | 2005-06-30 | Toshiba Lighting & Technology Corporation | 放電灯点灯装置および照明器具 |
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