JPWO2005031781A1 - ダイヤモンド電子放出素子の製造方法ならびに電子放出素子 - Google Patents
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Abstract
基板の表面に凹状の鋳型を形成する工程と、ドーピング材料を含有する雰囲気中でダイヤモンドを前記基板上にヘテロエピタキシャル成長させる工程とを有する製造方法とする。前記基板の凹状の鋳型の斜面の結晶構造は、立方晶系結晶方位(111)を有し、前記ドーピング材料がリンであることが望ましい。また、前記基板は、Siであり、前記鋳型の斜面がSi(111)面であることが好ましい。本発明のダイヤモンド電子放出素子は、表面に突起を有するダイヤモンドであって、突起1の斜面がダイヤモンド(111)を含む面であり、突起でない平坦な部分2は、(100)面もしくは(110)面以外の面方位と粒界とを含む。
Description
本発明は、電子線を放出する電子放出素子、特に電界放射型冷陰極の製造方法ならびに電子放出素子、特に電界放射型冷陰極に関するものである。
近年、低い消費電力で大きな電流密度が得られることから、冷陰極素子が電子線源として注目されている。冷陰極では、電界強度を増加させるために、微細加工技術が必要とされる。冷陰極に用いられる材料は、微細加工が可能なSiや、耐熱性の観点からWやMoなどの高融点金属等が用いられてきたが、負の電子親和力を持つことからダイヤモンド冷陰極が注目されている。
ダイヤモンド冷陰極には、様々な形態が提案されている。例えば、WO93/15522号公報のようなpn接合型や、Journal of Vacuum Science and Technology B14(1996)2050のような金属陰極にダイヤモンドをコーティングしたものがある。pn接合型は、図5に示すように、p型ダイヤモンド52の上に、n型ダイヤモンド51を積層し、その上に電極50を形成し、バイアス電圧をかけて電子を放出する。また、図6に示すように、特開平8−264111号公報やWO98/44529号公報のようなSiの鋳型61中にダイヤモンド60を形成して、先鋭化したダイヤモンド陰極も提案されている。
ダイヤモンド冷陰極には、様々な形態が提案されている。例えば、WO93/15522号公報のようなpn接合型や、Journal of Vacuum Science and Technology B14(1996)2050のような金属陰極にダイヤモンドをコーティングしたものがある。pn接合型は、図5に示すように、p型ダイヤモンド52の上に、n型ダイヤモンド51を積層し、その上に電極50を形成し、バイアス電圧をかけて電子を放出する。また、図6に示すように、特開平8−264111号公報やWO98/44529号公報のようなSiの鋳型61中にダイヤモンド60を形成して、先鋭化したダイヤモンド陰極も提案されている。
ダイヤモンドを電子放出素子として用いるためには、ダイヤモンドに不純物をドーピングして、導電性を付与しなければならない。WO98/44529号公報で用いられているようなp型ダイヤモンドでは、ホウ素のドーピング効率が高いので、比較的浅い不純物準位を作って、低抵抗となる。しかし、p型では、電子は少数キャリアであり、また価電子帯から電子を放出させる必要があるので、実効的な仕事関数が比較的大きくなってしまうという問題があった。
一方、n型ダイヤモンドでは、実効的な仕事関数は、比較的小さくできる。しかし、n型ダイヤモンドにするため例えばリンをドーピングするが、リンはダイヤモンド(111)面上でなければドーピング効率が非常に低く、全体では不純物濃度が低くなって、高抵抗になるという問題があった。例えば、特開平8−264111号公報のように、Siに形成した窪みに、単にリンドープダイヤモンドを気相合成法で成長させても、リンのドーピング量は低く、抵抗の高いダイヤモンドしか得られない。このような、高抵抗のダイヤモンドを用いた電子放出素子は、駆動電圧が高くそれによる電力の損失や発熱による寿命低下などの問題があった。
本発明の目的は、これらの課題を解決し、n型でも高い導電率を有し、先鋭な先端を持つダイヤモンド電子放出素子の製造方法ならびに電子放出素子を提供するものである。
本発明のダイヤモンド電子放出素子の製造方法は、まず基板の表面に凹状の鋳型を形成する工程と、ドーピング材料を含有する雰囲気中でダイヤモンドを前記基板上にヘテロエピタキシャル成長させる工程とを有する。前記基板の凹状の鋳型の斜面の結晶構造は、立方晶系結晶方位(111)を有し、前記ドーピング材料がリンであることが望ましい。
前記基板は、Siであり、前記鋳型の斜面がSi(111)面であることが好ましい。前記鋳型の斜面は、Ir(111)面もしくはPt(111)面であってもかまわない。また、前記ダイヤモンドをヘテロエピタキシャル成長させる工程において、雰囲気ガスにホスフィンを含有することが好ましい。
また本発明のダイヤモンド電子放出素子は、図1を参照して、表面に突起を有するダイヤモンドであって、突起1の斜面がダイヤモンド(111)を含む面であり、突起でない平坦な部分2は、(100)面もしくは(110)面以外の面方位と粒界とを含む。
更に、前記突起内部に少なくともリンドープダイヤモンド層を含み、該リンドープダイヤモンド層は(111)面方向に層をなしていることが好ましく、前記突起内部のリンドープダイヤモンド層より外側に、ノンドープダイヤモンド層あるいはp型ドープダイヤモンド層を配していてもよい。
更に、前記ダイヤモンド上に、絶縁体と該絶縁体上に形成されたゲート電極を備えていてもよい。ゲート電極を備えることによって、電子放出の制御が容易になる。
一方、n型ダイヤモンドでは、実効的な仕事関数は、比較的小さくできる。しかし、n型ダイヤモンドにするため例えばリンをドーピングするが、リンはダイヤモンド(111)面上でなければドーピング効率が非常に低く、全体では不純物濃度が低くなって、高抵抗になるという問題があった。例えば、特開平8−264111号公報のように、Siに形成した窪みに、単にリンドープダイヤモンドを気相合成法で成長させても、リンのドーピング量は低く、抵抗の高いダイヤモンドしか得られない。このような、高抵抗のダイヤモンドを用いた電子放出素子は、駆動電圧が高くそれによる電力の損失や発熱による寿命低下などの問題があった。
本発明の目的は、これらの課題を解決し、n型でも高い導電率を有し、先鋭な先端を持つダイヤモンド電子放出素子の製造方法ならびに電子放出素子を提供するものである。
本発明のダイヤモンド電子放出素子の製造方法は、まず基板の表面に凹状の鋳型を形成する工程と、ドーピング材料を含有する雰囲気中でダイヤモンドを前記基板上にヘテロエピタキシャル成長させる工程とを有する。前記基板の凹状の鋳型の斜面の結晶構造は、立方晶系結晶方位(111)を有し、前記ドーピング材料がリンであることが望ましい。
前記基板は、Siであり、前記鋳型の斜面がSi(111)面であることが好ましい。前記鋳型の斜面は、Ir(111)面もしくはPt(111)面であってもかまわない。また、前記ダイヤモンドをヘテロエピタキシャル成長させる工程において、雰囲気ガスにホスフィンを含有することが好ましい。
また本発明のダイヤモンド電子放出素子は、図1を参照して、表面に突起を有するダイヤモンドであって、突起1の斜面がダイヤモンド(111)を含む面であり、突起でない平坦な部分2は、(100)面もしくは(110)面以外の面方位と粒界とを含む。
更に、前記突起内部に少なくともリンドープダイヤモンド層を含み、該リンドープダイヤモンド層は(111)面方向に層をなしていることが好ましく、前記突起内部のリンドープダイヤモンド層より外側に、ノンドープダイヤモンド層あるいはp型ドープダイヤモンド層を配していてもよい。
更に、前記ダイヤモンド上に、絶縁体と該絶縁体上に形成されたゲート電極を備えていてもよい。ゲート電極を備えることによって、電子放出の制御が容易になる。
図1は、本発明のダイヤモンド電子放出素子の断面模式図である。
図2は、本発明のダイヤモンド電子放出素子の製造方法を示す断面模式図である。
図3は、本発明の他のダイヤモンド電子放出素子の断面模式図である。
図4は、本発明のダイヤモンド電子放出素子の組み立てた一例を示す斜視図である。
図5は、従来のダイヤモンド電子放出素子の断面模式図である。
図6は、従来のダイヤモンド電子放出素子の製造方法を示す断面模式図である。
図7は、本発明の他のダイヤモンド電子放出素子の断面模式図である。
図2は、本発明のダイヤモンド電子放出素子の製造方法を示す断面模式図である。
図3は、本発明の他のダイヤモンド電子放出素子の断面模式図である。
図4は、本発明のダイヤモンド電子放出素子の組み立てた一例を示す斜視図である。
図5は、従来のダイヤモンド電子放出素子の断面模式図である。
図6は、従来のダイヤモンド電子放出素子の製造方法を示す断面模式図である。
図7は、本発明の他のダイヤモンド電子放出素子の断面模式図である。
本発明の実施の形態をSi基板の場合について、詳細に説明する。まず、図2を参照して、Si(100)基板5の一表面上に100〜500nm程度の厚みの熱酸化膜層(図示せず)を形成する。その上に、レジストを塗布して、露光によりパターニングし、バッファードフッ酸によって、熱酸化膜層に正方形の開口を形成する。次に、水酸化カリウム溶液によって、Si基板を異方性エッチングすると、Si基板には、(111)面6で囲まれた逆ピラミッド型の凹部7を形成することができる。
次に、マイクロ波プラズマCVD法により、ダイヤモンドを成長させる。前記凹部を形成したSi基板をアセトンで洗浄した後、マイクロ波プラズマCVD装置に入れ、メタンとホスフィンを含有した水素雰囲気中で、基板に−100〜−300Vの直流バイアスをかけながらマイクロ波プラズマを発生させて、ダイヤモンドをヘテロエピタキシャル成長させる。
ダイヤモンド成長時のSi基板の温度は、700〜1000℃、雰囲気圧力は、1.3〜26.7kPaが好ましい。また、メタンの水素に対する流量比(濃度)は、0.001〜2%程度が好ましい。ホスフィンの濃度は、メタンに対して、数万ppm程度が好適であるが、特に規定されるものではない。
このようにすれば、前記Si基板の凹部は、結晶方位(111)面で囲まれているので、ダイヤモンドは(111)面としてヘテロエピタキシャル成長をする。この時、雰囲気ガスにホスフィンが含まれているので、(111)面成長するダイヤモンドは、リンが高いドーピング効率でドープされる。したがって、(111)面成長したダイヤモンド部分1は、高い導電性を有するものとなる。
一方、前記Si基板の凹部以外の平面部にもダイヤモンドは成長する。しかし、(111)面ではないので、ヘテロエピタキシャル成長しにくく、(100)面もしくは(110)面以外の面方位と粒界を含む多結晶となる。このダイヤモンド2は、(111)面ではないので、リンのドーピング効率が低く、導電性は低くなる。
その後、Si基板を除去することによって、図1に示すように、(111)面で囲まれた突起部1と、(100)面もしくは(110)面以外の面方位と粒界を含む平坦部分2を有するダイヤモンド電子放出素子を得ることができる。
以上、本発明の最適な構成であるSi基板の場合で説明したが、基板は、ダイヤモンドがヘテロエピタキシャル成長し得る材料であれば、Siに限定されるものではない。例えば、逆ピラミッド形状の凹部を有する基板に、Ir薄膜を形成して、凹部にIr(111)面を形成してもよい。Irの場合、格子定数がダイヤモンドの格子定数により近づくので、結晶性の良いダイヤモンドを成長させることができる。また、同様にPt(111)面を形成してもよい。
また、n型ダイヤモンドを得るためのドーピング材料は、リンを含有するガスが好ましい。リンを含有するガスの中では、ホスフィンが好適である。リンは、実質的に、ダイヤモンド(111)面にのみドープされるので、前記基板の凹部に成長させたダイヤモンド(111)にのみ、リンがドープされ、導電性の高いn型ダイヤモンドとすることができ、平面部のダイヤモンドには、実質的にドープされないので、絶縁性のダイヤモンドとすることができる。
更に、リンドープした突起部1には、その上に図3に示すように、ノンドープダイヤモンド(i型)層3あるいはp型ドープダイヤモンド層を形成してもよい。このように、n型/i型あるいはn型/p型の積層構造にすることによって、n型ダイヤモンドから、負の電子親和力を持つi型あるいはp型のダイヤモンド表面の伝導帯に効率的に電子を注入することができるので、優れた電子放出特性を発揮させることができる。
次に、マイクロ波プラズマCVD法により、ダイヤモンドを成長させる。前記凹部を形成したSi基板をアセトンで洗浄した後、マイクロ波プラズマCVD装置に入れ、メタンとホスフィンを含有した水素雰囲気中で、基板に−100〜−300Vの直流バイアスをかけながらマイクロ波プラズマを発生させて、ダイヤモンドをヘテロエピタキシャル成長させる。
ダイヤモンド成長時のSi基板の温度は、700〜1000℃、雰囲気圧力は、1.3〜26.7kPaが好ましい。また、メタンの水素に対する流量比(濃度)は、0.001〜2%程度が好ましい。ホスフィンの濃度は、メタンに対して、数万ppm程度が好適であるが、特に規定されるものではない。
このようにすれば、前記Si基板の凹部は、結晶方位(111)面で囲まれているので、ダイヤモンドは(111)面としてヘテロエピタキシャル成長をする。この時、雰囲気ガスにホスフィンが含まれているので、(111)面成長するダイヤモンドは、リンが高いドーピング効率でドープされる。したがって、(111)面成長したダイヤモンド部分1は、高い導電性を有するものとなる。
一方、前記Si基板の凹部以外の平面部にもダイヤモンドは成長する。しかし、(111)面ではないので、ヘテロエピタキシャル成長しにくく、(100)面もしくは(110)面以外の面方位と粒界を含む多結晶となる。このダイヤモンド2は、(111)面ではないので、リンのドーピング効率が低く、導電性は低くなる。
その後、Si基板を除去することによって、図1に示すように、(111)面で囲まれた突起部1と、(100)面もしくは(110)面以外の面方位と粒界を含む平坦部分2を有するダイヤモンド電子放出素子を得ることができる。
以上、本発明の最適な構成であるSi基板の場合で説明したが、基板は、ダイヤモンドがヘテロエピタキシャル成長し得る材料であれば、Siに限定されるものではない。例えば、逆ピラミッド形状の凹部を有する基板に、Ir薄膜を形成して、凹部にIr(111)面を形成してもよい。Irの場合、格子定数がダイヤモンドの格子定数により近づくので、結晶性の良いダイヤモンドを成長させることができる。また、同様にPt(111)面を形成してもよい。
また、n型ダイヤモンドを得るためのドーピング材料は、リンを含有するガスが好ましい。リンを含有するガスの中では、ホスフィンが好適である。リンは、実質的に、ダイヤモンド(111)面にのみドープされるので、前記基板の凹部に成長させたダイヤモンド(111)にのみ、リンがドープされ、導電性の高いn型ダイヤモンドとすることができ、平面部のダイヤモンドには、実質的にドープされないので、絶縁性のダイヤモンドとすることができる。
更に、リンドープした突起部1には、その上に図3に示すように、ノンドープダイヤモンド(i型)層3あるいはp型ドープダイヤモンド層を形成してもよい。このように、n型/i型あるいはn型/p型の積層構造にすることによって、n型ダイヤモンドから、負の電子親和力を持つi型あるいはp型のダイヤモンド表面の伝導帯に効率的に電子を注入することができるので、優れた電子放出特性を発揮させることができる。
Si(100)基板の一表面上に、300nmの厚みの熱酸化膜層を形成する。その上に、レジストを塗布して露光によりパターニングした後、バッファードフッ酸によって、熱酸化膜層に正方形の開口を形成する。正方形の一辺の長さは、20μmとした。なお、該正方形は、2mmx2mmの領域に、20μm間隔で形成した。次いで、水酸化カリウム溶液によって、Si(100)基板を異方性エッチングすることにより、Si(111)面で囲まれた逆ピラミッド型の凹部を形成した。
Si基板を洗浄してレジストを除去し、フッ酸等で熱酸化膜層を除去した後、マイクロ波プラズマCVD装置に入れ、ダイヤモンドを成長させた。成膜条件は、メタンの水素に対する流量比が0.05%、ホスフィンのメタンに対する流量比が0.1%とし、基板には−200Vの直流バイアスを印加した。基板温度は、900℃で、雰囲気圧力は、13.3kPaとした。
以上のような条件でダイヤモンドを成長させることにより、図2Bに示すように、Si(111)で囲まれた逆ピラミッド型の凹部にダイヤモンド(111)1がヘテロエピタキシャル成長し、Si(100)基板の平坦部には、(100)面もしくは(110)面以外の面方位と粒界を含むダイヤモンド2が成長した。Si基板をフッ硝酸で除去して、図1に示すような突起を有するダイヤモンド電子放出素子を得た。突起部のダイヤモンド(111)は、導電性があり、ダイヤモンド(111)の突起同士には、導電性がなかった。
このようにして作成したピラミッド状の突起1を持つダイヤモンド10に、図4に模式的に示すように、陰極用配線11を施し、真空チャンバー内で、陽極用配線16を施した陽極15と対向するように設置し、陽極と陰極間に図示しない電源により電圧をかけたところ、高効率で電子放出することが確認された。
Si基板を洗浄してレジストを除去し、フッ酸等で熱酸化膜層を除去した後、マイクロ波プラズマCVD装置に入れ、ダイヤモンドを成長させた。成膜条件は、メタンの水素に対する流量比が0.05%、ホスフィンのメタンに対する流量比が0.1%とし、基板には−200Vの直流バイアスを印加した。基板温度は、900℃で、雰囲気圧力は、13.3kPaとした。
以上のような条件でダイヤモンドを成長させることにより、図2Bに示すように、Si(111)で囲まれた逆ピラミッド型の凹部にダイヤモンド(111)1がヘテロエピタキシャル成長し、Si(100)基板の平坦部には、(100)面もしくは(110)面以外の面方位と粒界を含むダイヤモンド2が成長した。Si基板をフッ硝酸で除去して、図1に示すような突起を有するダイヤモンド電子放出素子を得た。突起部のダイヤモンド(111)は、導電性があり、ダイヤモンド(111)の突起同士には、導電性がなかった。
このようにして作成したピラミッド状の突起1を持つダイヤモンド10に、図4に模式的に示すように、陰極用配線11を施し、真空チャンバー内で、陽極用配線16を施した陽極15と対向するように設置し、陽極と陰極間に図示しない電源により電圧をかけたところ、高効率で電子放出することが確認された。
実施例1と同様にして、逆ピラミッド型の凹部を有するSi(100)基板を用意した。この基板を700℃に加熱しながら、RFスパッタ法でIr薄膜を0.5μm形成した後、直流放電により、イオン照射を行った。イオン照射条件は、メタンを2%含む水素雰囲気中で、13.3kPaの雰囲気圧力、電流密度200mA/cm2、照射時間は30秒とした。
次に、実施例1と同様にして、ダイヤモンドを成長させた。その結果、Ir(111)で囲まれた逆ピラミッド型の凹部にダイヤモンド(111)がヘテロエピタキシャル成長し、Si(100)基板の平坦部には、(100)面もしくは(110)面以外の面方位と粒界を含むダイヤモンドが成長した。Si基板をフッ硝酸出除去して、図1に示すような突起を有するダイヤモンド電子放出素子を得た。ダイヤモンド(111)は、導電性があり、ダイヤモンド(111)の突起同士には、導電性がなかった。
このようにして作成したピラミッド状の突起1を持つダイヤモンド10に、図4に模式的に示すように、陰極用配線11を施し、真空チャンバー内で、陽極15と対向するように設置し、陽極と陰極間に図示しない電源により電圧をかけたところ、高効率で電子放出することが確認された。
次に、実施例1と同様にして、ダイヤモンドを成長させた。その結果、Ir(111)で囲まれた逆ピラミッド型の凹部にダイヤモンド(111)がヘテロエピタキシャル成長し、Si(100)基板の平坦部には、(100)面もしくは(110)面以外の面方位と粒界を含むダイヤモンドが成長した。Si基板をフッ硝酸出除去して、図1に示すような突起を有するダイヤモンド電子放出素子を得た。ダイヤモンド(111)は、導電性があり、ダイヤモンド(111)の突起同士には、導電性がなかった。
このようにして作成したピラミッド状の突起1を持つダイヤモンド10に、図4に模式的に示すように、陰極用配線11を施し、真空チャンバー内で、陽極15と対向するように設置し、陽極と陰極間に図示しない電源により電圧をかけたところ、高効率で電子放出することが確認された。
実施例1と同様にして、ダイヤモンド電子放出素子を得た。このダイヤモンド電子放出素子に、マイクロ波プラズマCVD法を用いて、図3に示すように、ノンドープダイヤモンド層3(i型ダイヤモンド)を形成した。形成条件は、ダイヤモンド電子放出素子の温度を850℃、水素に対するメタン濃度比0.05%、圧力13.3kPaとした。
実施例1と同様にして、真空チャンバー内に設置して、電子放出特性を調べたところ、実施例1よりも低電圧で、電子放出が確認された。
このように、n型/i型の積層構造にすることによって、電子放出素子のn型ダイヤモンドから、負の電子親和力を持つi型ダイヤモンドの表面の伝導帯に効率的に電子が注入されるので、低い駆動電圧で、高い電子放出特性が得られることが判る。
実施例1と同様にして、真空チャンバー内に設置して、電子放出特性を調べたところ、実施例1よりも低電圧で、電子放出が確認された。
このように、n型/i型の積層構造にすることによって、電子放出素子のn型ダイヤモンドから、負の電子親和力を持つi型ダイヤモンドの表面の伝導帯に効率的に電子が注入されるので、低い駆動電圧で、高い電子放出特性が得られることが判る。
実施例2と同様にリンドープされたピラミッド状の突起1を持つダイヤモンドを形成し、図7に示すように陰極用配線11を施した。その上に、絶縁層8としてSiO2をスパッタで形成し、その上にゲート電極9としてMoをスパッタで形成した。その後、ピラミッド状のダイヤモンド突起の先端部分のMoを硝酸と硫酸でエッチング除去し、バッファードフッ酸で、ピラミッド状のダイヤモンドの周囲の絶縁層を除去して図7に示すようなダイヤモンド電極とした。これを、実施例2と同様に真空チャンバー内で、陽極と対向するように設置し、陽極と陰極間に電圧をかけたところ、実施例2よりも低い電圧で電子放出が確認された。
本発明のダイヤモンド電子放出素子の製造方法によれば、凹状の鋳型を持つ基板に、ダイヤモンドをヘテロエピタキシャル成長させることにより、ドーピング効率が向上し、n型で高い導電率を有する突起状のダイヤモンド電子放出素子を得ることができる。このようなダイヤモンド電子放出素子は、表面に突起を有し、突起の斜面がダイヤモンド(111)面を含み、突起でない平坦な部分は、(100)面もしくは(110)面以外の面方位と粒界とを含む。
このようなダイヤモンド電子放出素子は、優れた電子放出特性、すなわち低い駆動電力で、高い電子放出電流を得ることができる。本発明のダイヤモンド電子放出素子を用いれば、高性能な電子線応用機器、例えば電子線描画装置やマイクロ波発振管などを提供することができる。
このようなダイヤモンド電子放出素子は、優れた電子放出特性、すなわち低い駆動電力で、高い電子放出電流を得ることができる。本発明のダイヤモンド電子放出素子を用いれば、高性能な電子線応用機器、例えば電子線描画装置やマイクロ波発振管などを提供することができる。
Claims (9)
- 基板表面に凹状の鋳型を形成する工程と、ドーピング材料を含有する雰囲気中でダイヤモンドを前記基板上にヘテロエピタキシャル成長させる工程とを有することを特徴とするダイヤモンド電子放出素子の製造方法。
- 前記基板の凹状の鋳型の斜面の結晶構造が、立方晶系結晶方位(111)を有し、前記ドーピング材料が、リンであることを特徴とする請求項1に記載のダイヤモンド電子放出素子の製造方法。
- 前記基板がSiであり、前記鋳型の斜面がSi(111)面であることを特徴とする請求項1または2に記載のダイヤモンド電子放出素子の製造方法。
- 前記鋳型の斜面が、Ir(111)面もしくはPt(111)面であることを特徴とする請求項1または2に記載のダイヤモンド電子放出素子の製造方法。
- 前記ダイヤモンドをヘテロエピタキシャル成長させる工程において、雰囲気ガスにホスフィンを含有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のダイヤモンド電子放出素子の製造方法。
- 表面に突起を有するダイヤモンドであって、突起の斜面がダイヤモンド(111)を含む面であり、突起でない平坦な部分は、(100)面もしくは(110)面以外の面方位と粒界とを含むことを特徴とするダイヤモンド電子放出素子。
- 前記突起内部に少なくともリンドープダイヤモンド層を含み、該リンドープダイヤモンド層は(111)面方向に層をなしていることを特徴とする請求項6に記載のダイヤモンド電子放出素子。
- 前記突起内部のリンドープダイヤモンド層より外側が、ノンドープダイヤモンド層あるいはp型ドープダイヤモンド層を配していることを特徴とする請求項7に記載のダイヤモンド電子放出素子。
- 表面に突起を有するダイヤモンドと、該ダイヤモンド上に形成された絶縁層と、該絶縁層の上に形成されたゲート電極とを備えたことを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載のダイヤモンド電子放出素子。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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