JPWO2005013546A1 - クロック乗換装置、及び試験装置 - Google Patents

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    • H04L7/0337Selecting between two or more discretely delayed clocks or selecting between two or more discretely delayed received code signals

Abstract

伝送クロックに同期して与えられる入力データを、伝送クロックと位相の異なる内部クロックに同期して出力するクロック乗換装置であって、それぞれの立ち上がりエッジ、又はそれぞれの立ち下がりエッジが、対応する入力データのアイ開口の略中央となる比較クロックを、伝送クロックに基づいて生成する比較クロック生成部と、内部クロックの位相が比較クロックの位相と略同一となるように、内部クロックの位相を制御するイニシャライズ部と、イニシャライズ部が位相を制御した内部クロックと、入力データとを受け取り、当該入力データを当該内部クロックに同期させ、出力データとして出力するデータ出力部とを備えるクロック乗換装置を提供する。

Description

本発明は、クロック乗換装置に関する。特に本発明は、伝送クロックに同期して与えられる入力データを、伝送クロックと位相の異なる内部クロックに同期して出力するクロック乗換装置に関する。

文献の参照による組み込みが認められる指定国については、下記の出願に記載された内容を参照により本出願に組み込み、本出願の記載の一部とする。
特願2003−284539 出願日 平成15年7月31日
半導体試験装置等の試験装置は、半導体等の被試験デバイスに試験パターンを与え、当該試験パターンに基づいて被試験デバイスが出力した出力信号を受け取り、受け取った出力信号と期待値とを比較することにより、被試験デバイスの良否を判定する。被試験デバイスが出力する出力信号は、電源変動や温度変動、LSI、基板、及びケーブルの製造バラツキ等に起因する遅延量のバラツキを含んでいる。そのため、試験装置は、被試験デバイスが出力した出力信号を、ノイズの少ない試験装置の内部クロックに乗せ換えて受け取る。また、被試験デバイスは、試験装置の内部クロックとは異なるクロックで動作しているので、被試験デバイスからの出力信号を受け取る場合、被試験デバイスのクロックの位相と試験装置の内部クロックの位相との同期を合わせるイニシャライズを行う必要がある。従来、部品の配置及び配線を最適化する、若しくはインターリーブ回路又は可変遅延回路を用いることにより、異なる位相のクロック間で信号の受け渡しを行っていた。
現時点で先行技術文献の存在を認識していないので、先行技術文献に関する記載を省略する。
しかし、近年の半導体デバイス等の動作クロックの高速化に伴い、データの受け渡しの際のセットアップ・ホールドタイムの裕度が少なくなっており、部品の配置及び配線のみでクロックの乗せ換えを保証することは困難になってきている。また、インターリーブ回路を用いてクロックの乗せ換えを行う場合、全ての信号ラインにインターリーブ回路を設ける必要があり、回路規模が増大し、消費電力も増大していた。更に、可変遅延回路を用いてクロックの乗せ換えを行う場合、全ての信号ラインに可変遅延回路を設け、全ての可変遅延回路に遅延量を設定しなければならないため、イニシャライズに時間がかかっていた。
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできるクロック乗換装置を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、伝送クロックに同期して与えられる入力データを、伝送クロックと位相の異なる内部クロックに同期して出力するクロック乗換装置であって、それぞれの立ち上がりエッジ、又はそれぞれの立ち下がりエッジが、対応する入力データのアイ開口の略中央となる比較クロックを、伝送クロックに基づいて生成する比較クロック生成部と、内部クロックの位相が比較クロックの位相と略同一となるように、内部クロックの位相を制御するイニシャライズ部と、イニシャライズ部が位相を制御した内部クロックと、入力データとを受け取り、当該入力データを当該内部クロックに同期させ、出力データとして出力するデータ出力部とを備える。
クロック乗換装置は、伝送クロックの立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジに同期して、入力データを取り込むことにより、伝送クロックの立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジに同期して変化する入力データを生成し、データ出力部へ出力する入力データ取込部を更に備え、比較クロック生成部は、伝送クロックを半周期遅延させることにより、それぞれの立ち上がりエッジ、又はそれぞれの立ち下がりエッジが、入力データ取込部が出力した入力データのアイ開口の略中央となる比較クロックを生成する。
イニシャライズ部は、データ出力部が出力した出力データを、比較クロックに同期して取り込み、取り込んだ出力データと、予め格納している出力データの期待値とを比較することにより、出力データのパス又はフェイルを判定する判定部と、判定部が判定した判定結果に基づいて、位相を設定する位相設定信号を生成する位相制御部と、位相制御部が生成した位相設定信号に基づいて、内部クロックの位相を設定し、位相を設定した内部クロックに応じてデータ出力部に出力データを出力させ、出力データを、設定した内部クロックの位相に対応して判定部に判定させる位相設定部とを備え、位相制御部は、位相設定信号を順次変更することにより、位相設定部に内部クロックの位相を順次変更させ、変更されたそれぞれの位相に対応する判定部の判定結果を受け取り、判定結果がパスからフェイルに変化した場合、位相設定信号の変更を停止することにより内部クロックの位相を比較クロックの位相と略同一とする。
位相設定部は、周波数が内部クロックの整数倍である基準クロックを生成する基準クロック生成部と、基準クロック生成部が生成した基準クロックを分周することにより内部クロックと略同一の周波数である分周基準クロックと、分周基準クロックを反転させた反転分周基準クロックと、分周基準クロック及び反転分周基準クロックの位相を基準クロックの一周期分それぞれ遅延させた複数の位相遅延基準クロックとを生成する位相変化クロック生成部と、位相制御部から受け取る位相設定信号に基づいて、位相変化クロック生成部が生成した分周基準クロック、反転分周基準クロック、及びそれぞれの位相遅延基準クロックのいずれかを選択し、内部クロックとしてデータ出力部へ出力する位相変化クロック選択部とを備える。
位相設定部は、内部クロックに同期して変化する入力データ選択信号を更に生成し、クロック乗換装置は、伝送クロックを分周した分周伝送クロックの、立ち上がりエッジで入力データを取り込み、分周伝送クロックの立ち上がりエッジに同期して入力データを出力する立上取込部と、分周伝送クロックの、立ち下がりエッジで入力データを取り込み、分周伝送クロックの立ち下がりエッジに同期して入力データを出力する立下取込部と、立上取込部及び立下取込部がそれぞれ出力する入力データを、分周伝送クロックと略同一の周期で変化する入力データ選択信号に同期して交互に選択し、選択した入力データをデータ出力部へ出力する入力データ選択部とを更に備え、比較クロック生成部は、伝送クロックを一周期分遅延させることにより、立上取込部が出力した入力データ、及び立下取込部が出力した入力データのそれぞれのアイ開口に対して、交互に略中央となる比較クロックを生成する。
位相設定部は、周波数が内部クロックの整数倍である基準クロックを生成する基準クロック生成部と、基準クロック生成部が生成した基準クロックを分周することにより内部クロックと略同一の周波数である分周基準クロックと、分周基準クロックを反転させた反転分周基準クロックと、分周基準クロック及び反転分周基準クロックの位相を基準クロックの一周期分それぞれ遅延させた複数の位相遅延基準クロックとを生成する位相変化クロック生成部と、位相制御部から受け取る位相設定信号に基づいて、位相変化クロック生成部が生成した分周基準クロック、反転分周基準クロック、及び複数の位相遅延基準クロックのいずれかを選択し、内部クロックとしてデータ出力部へ出力する位相変化クロック選択部と、位相変化クロック生成部が生成した分周基準クロック、反転分周基準クロック、及び複数の位相遅延基準クロックをそれぞれ分周した分周位相変化クロックをそれぞれ生成し、位相制御部から受け取る位相設定信号に基づいて、複数の分周位相変化クロックのいずれかを選択し、選択分周位相変化クロックとして出力する分周位相変化クロック選択部と、位相制御部から受け取る位相設定信号に基づいて、分周位相変化クロック選択部が出力した選択分周位相変化クロック、及び選択分周位相変化クロックの反転のいずれかを入力データ選択信号として、入力データ選択部へ与える選択信号生成部とを備える。
本発明の第2の形態においては、出力信号と、出力信号に同期した伝送クロックとを出力する電子デバイスを試験する試験装置であって、電子デバイスを試験するための試験パターンを生成する試験パターン生成部と、所望のタイミングを発生するタイミング発生器と、試験パターン及びタイミング発生器が発生したタイミングに基づいて、電子デバイスに入力する試験信号を成形する波形成形部と、伝送クロック及び出力信号を受け取り、受け取った出力信号を、伝送クロックと位相の異なる当該試験装置の内部クロックに同期させるクロック乗換部と、クロック乗換部が内部クロックに同期させた出力信号に基づいて、電子デバイスの良否を判定する試験判定部とを備え、クロック乗換部は、それぞれのクロック立ち上がりエッジ、又はそれぞれのクロック立ち下がりエッジが、対応する出力信号のアイ開口の略中央となる比較クロックを、伝送クロックに基づいて生成する比較クロック生成部と、内部クロックの位相が比較クロックの位相と略同一となるように、内部クロックの位相を制御するイニシャライズ部と、イニシャライズ部が位相を制御した内部クロックと、出力信号とを受け取り、当該出力信号を当該内部クロックに同期させて出力するデータ出力部とを有する試験装置を提供する。
尚、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションも又、発明となりうる。
本発明に係るクロック乗換装置によれば、クロックの位相を制御回路により合わせ込めるため、パターン長、ケーブル長、及びプロセスバラツキを考慮する必要がなくなり、インターリーブ回路の相数を少なくすることができる。従って、設計工数を減少させ、消費電力を削減することができる。また、信号ライン毎に可変遅延回路を設ける必要がないので、イニシャライズにかかる時間を削減することができる。
本発明の一実施形態に係る試験システム10の構成の一例を示す図である。 クロック乗換部206の構成の一例を示す図である。 クロック乗換部206の動作の一例を説明するためのタイミングチャートである。 1way処理におけるクロック乗換部206の回路構成の一例を示す図である。 クロック乗換部206のイニシャライズ動作の一例を示すフローチャートである。 CLKAの位相とCLKB2の位相とが最もずれた場合のクロック乗換部206のイニシャライズ動作を説明するタイミングチャートである。 CLKAの位相とCLKB2の位相とが半周期ずれた場合のクロック乗換部206のイニシャライズ動作を説明するタイミングチャートである。 CLKAの位相とCLKB2の位相とが最も接近した場合のクロック乗換部206のイニシャライズ動作を説明するタイミングチャートである。 2way処理におけるクロック乗換部206の回路構成の一例を示す図である。 CLKAの位相とCLKB2の位相とが最もずれた場合のクロック乗換部206のイニシャライズ動作を説明するタイミングチャートである。 CLKAの位相とCLKB2の位相とが最も接近した場合のクロック乗換部206のイニシャライズ動作を説明するタイミングチャートである。
符号の説明
10・・・試験システム、100・・・被試験デバイス、102・・・内部回路、104・・・クロック生成部、200・・・試験装置、202・・・試験パターン生成部、204・・・試験判定部、206・・・クロック乗換部、210・・・入力データ取込部、212、222、242、274、276、282、284、286、402、404、406、408、430、432・・・フリップフロップ、220・・・データ出力部、230・・・比較クロック生成部、232、272・・・インバータ、240・・・出力データ判定部、244・・・判定部、246・・・ANDゲート、250・・・位相制御部、260・・・位相設定部、262・・・基準クロック生成部、264・・・位相変化クロック選択部、266・・・位相変化クロック生成部、268、288、410・・・マルチプレクサ、400・・・選択信号生成部、412・・・排他的論理和回路
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の一実施形態に係る試験システム10の構成の一例を示す図である。試験システム10は、被試験デバイス100及び試験装置200を備える。被試験デバイス100は、試験されるべき半導体回路等の電子デバイスである。試験装置200は、被試験デバイス100に対して試験パターンを与え、当該試験パターンに基づく被試験デバイス100の出力信号を受け取り、当該出力信号を期待値と比較することにより、被試験デバイス100の良否を判定する。
被試験デバイス100は、内部回路102及びクロック生成部104を備える。クロック生成部104は、内部回路102を動作させるクロックを生成し、内部回路102へ出力する。また、クロック生成部104は、生成したクロックを伝送クロックとして試験装置200へ出力する。また、クロック生成部104は、試験装置200からの制御信号に応じて、伝送クロックを生成する。内部回路102は、試験装置200から受け取った試験パターンに基づいて所定の処理を行い、処理結果を出力信号として、伝送クロックに同期して試験装置200へ出力する。ここで、同期するとは、位相の異なる略同一周期の信号において、互いの信号の位相を合わせることを意味する。
試験装置200は、タイミング発生器201、試験パターン生成部202、波形成形部203、試験判定部204、及びクロック乗換部206を備える。試験パターン生成部202は、被試験デバイス100を試験するための試験パターンを生成する。タイミング発生器201は、所望のタイミングを発生する。例えばタイミング発生器201は、所望の周波数のクロックを生成する。波形成形部203は、試験パターン及びタイミング発生器201が発生したタイミングに基づいて、被試験デバイス100に入力するべき試験信号を成形する。例えば、試験パターンはデジタルデータにより示されるパターンであって、波形成形部203は、当該試験パターンのデータに応じた電圧を、タイミング発生器201から与えられるクロックに応じて出力する。また、試験パターン生成部202は、生成した試験パターンに対する被試験デバイス100の出力信号の期待値を生成し、試験判定部204へ与える。
クロック乗換部206は、伝送クロックと、伝送クロックに同期して出力される内部回路102の出力信号とを受け取る。そして、クロック乗換部206は、受け取った出力信号を、伝送クロックと位相の異なる試験装置200の内部クロックに同期して、出力信号を試験判定部204へ送る。本実施形態のクロック乗換部206は、被試験デバイス100から受け取った出力信号を、被試験デバイス100の伝送クロックとは位相が異なる試験装置200の内部クロックに乗せ換える。
尚、他の形態として、クロック乗換部206は、被試験デバイス100の内部に設けられてもよい。この場合、位相の異なるクロックで動作する複数の被試験デバイス100間において、一方の被試験デバイス100の伝送クロックに同期して出力された出力信号を、他方の被試験デバイス100のクロックに乗せ換えることができる。更に他の形態として、クロック乗換部206は、位相の異なるクロックで動作する複数のブロックを有するデバイスにおいて、それぞれのブロックの内部に設けられてもよい。この場合も、同一デバイス内において、一方のブロックの伝送クロックに同期して出力された出力信号を、他方のブロックのクロックに乗せ換えることができる。
図2は、クロック乗換部206の構成の一例を示す図である。クロック乗換部206は、入力データ取込部210、データ出力部220、比較クロック生成部230、出力データ判定部240、位相制御部250、及び位相設定部260を備える。入力データ取込部210は、クロック生成部104から入力される伝送クロックであるCLKAの立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジに同期して、内部回路102から入力されたデータであるINDATAを取り込むことにより、伝送クロックの立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジに同期して変化する入力データであるINDAOUTを生成し、データ出力部220へ出力する。
データ出力部220は、試験装置200の内部クロックと同一周期のクロックであるCLKB2に同期してINDAOUTを取り込み、CLKB2の立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジに同期して変化するデータであるOUTDATAを出力する。CLKB2の位相は、その立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジがINDAOUTのアイ開口の略中央となるように、予めイニシャライズされる。ここで、INDAOUTのアイ開口とは、隣り合うデータ遷移期間の間の期間である。データ遷移期間とは、それぞれのCLKAの立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジに対応しているINDAOUTのそれぞれのデータにおいて、隣り合うデータの間にあるデータが遷移する期間である。
イニシャライズ後の通常動作において、データ出力部220は、CLKAに対して所定の位相に設定されたCLKB2に同期してINDAOUTを取り込み、OUTDATAを試験判定部204へ出力する。このような動作により、INDATAに対してCLKAのタイミングが変動し、CLKB2に対してINDAOUTのタイミングが変動する場合、データ出力部220は、INDAOUTのタイミングの変動に対して最も余裕のある位置でINDAOUTを取り込むことができる。
次にイニシャライズの動作を説明する。位相制御部250は、CLKB2の位相を設定する位相設定信号であるINITを生成する。そして、位相制御部250は、位相設定部260にINITを与えることによりCLKB2の位相を設定する。また、位相制御部250は、クロック生成部104及び位相設定部260に制御信号を与え、CLKA及びCLKB2を発生させる。
位相設定部260は、基準クロック生成部262、位相変化クロック選択部264、及び位相変化クロック生成部266を備える。基準クロック生成部262は、位相制御部250からの制御信号を受け取ることにより、周波数がCLKB2の整数倍の基準クロックであるCLKBを生成する。位相変化クロック生成部266は、基準クロック生成部262が生成するCLKBを分周し、分周したクロックを反転及び/又は遅延させることにより、位相が互いに異なる複数のCLKB2を生成する。位相変化クロック選択部264は、位相制御部250から受け取るINITの値に基づいて、位相変化クロック生成部266が生成した複数のCLKB2のいずれかを選択することにより、データ出力部220に与えるCLKB2の位相を設定する。
比較クロック生成部230は、受け取ったCLKAを半周期遅延させることにより、それぞれの立ち上がりエッジ、又はそれぞれの立ち下がりエッジが、INDAOUTのアイ開口の略中央となる比較クロックであるRDCLKを生成する。出力データ判定部240は、データ出力部220が出力したOUTDATAを、RDCLKに同期して取り込み、取り込んだOUTDATAと、予め格納している期待値とを比較することにより、取り込んだOUTDATAのパス又はフェイルを判定する。
位相制御部250は、位相変化クロック選択部264に設定するCLKB2の位相を順次変更することにより、出力データ判定部240の判定結果がパスからフェイルに変化する位相を検出する。位相制御部250は、出力データ判定部240の判定結果がパスからフェイルに変化する位相を検出した場合、位相変化クロック選択部264に設定する位相の変更を停止し、イニシャライズ動作を終了する。
このようなイニシャライズ動作を行うことにより、INDATAに対してCLKAのタイミングが変動し、CLKB2に対してINDAOUTのタイミングが変動する場合、データ出力部220は、INDAOUTのタイミングの変動に対して最も余裕のある位置でINDAOUTを取り込むことができる。
尚、出力データ判定部240、位相制御部250、及び位相設定部260は、イニシャライズ部の一例である。また、他の例として、イニシャライズ部は、試験装置200の外部に設けられてもよい。また、本例において、CLKBは、クロック乗換部206が受け取るCLKAに比べてノイズ等が少なく、ピーキングにより方形波に近い波形である。
図3は、クロック乗換部206の動作の一例を説明するためのタイミングチャートである。(a)は、INDATA、CLKA、INDAOUT、及びRDCLKの関係を示す。(b)は、出力データ判定部240がパスの判定を行った場合のINDAOUT、CLKB2、OUTDATA、RDCLK、RDT、及び期待値の関係を示す。(c)は、出力データ判定部240がフェイルの判定を行った場合のINDAOUT、CLKB2、OUTDATA、RDCLK、RDT、及び期待値の関係を示す。本例において、入力データ取込部210は、CLKAの立ち上がりエッジのタイミングでINDATAを取り込み、データ出力部220は、CLKB2の立ち上がりエッジのタイミングでINDAOUTを取り込み、出力データ判定部240は、RDCLKの立ち上がりエッジのタイミングでOUTDATAを取り込む。尚、RDTは、RDCLKの立ち上がりエッジのタイミングで取り込まれたOUTDATAである。
(a)において、比較クロック生成部230がCLKAを半周期遅延させるので、RDCLKの立ち上がりエッジは、INDAOUTのアイ開口の略中央に発生する。(b)において、データ出力部220は、RDCLKに対して位相が所定量進んでいるCLKB2に同期して、INDAOUTを取り込み、OUTDATAを出力する。そして、出力データ判定部240は、取り込んだRDTを期待値と比較する。本例において、CLKB2の位相がRDCLKに対して進んでいるので、RDTは、期待値と一致し、パスと判定される。
(c)において、出力データ判定部240は、RDCLKに対して位相が所定量遅れているCLKB2に同期して、INDAOUTを取り込み、OUTDATAを出力する。そして、出力データ判定部240は、取り込んだRDTを期待値と比較する。本例において、CLKB2の位相がRDCLKに対して遅れているので、RDTは、期待値に対してRDCLKの一周期分遅れて出力される。従って、RDTは、期待値と一致せず、フェイルと判定される。このように、CLKB2の位相をRDCLKの位相に同期させるイニシャライズにおいて、CLKB2の位相をRDCLKに対して遅延させる方向へ連続的に変化させることにより、CLKB2とRDCLKとが一致する位相を境界として、出力データ判定部240の判定結果がパスからフェイルに変化する。
位相制御部250は、INITの値を変更することにより、位相設定部260にCLKB2の位相をRDCLKに対して遅らせる方向へ順次変更させる。そして、位相制御部250は、変更されたそれぞれの位相に対応する出力データ判定部240の判定結果を受け取り、判定結果がパスからフェイルに変化した場合、INITの値の変更を停止する。これにより、位相制御部250は、CLKB2の位相をRDCLKの位相と略同一とする。この場合、CLKB2の立ち上がりエッジがINDAOUTのアイ開口の略中央に位置する。これにより、イニシャライズ後にCLKAのタイミングが変動し、CLKB2に対してINDAOUTのタイミングが変動する場合、データ出力部220は、INDAOUTのタイミングの変動に対して最も余裕のある位置でINDAOUTを取り込むことができる。
尚、CLKB2の位相の変化を細かく制御することにより、RDCLKの位相とCLKB2の位相とを精度良く合わせることができる。また、CLKB2の位相を変化させる場合の分解能は、CLKAのそれぞれ立ち上がりエッジに対応するINDATAのデータ区間、並びにINDATAに対するCLKAのタイミングの変動、及びCLKAに対するCLKBのタイミングの変動を含むバラツキに対して、以下の関係を満たす必要がある。
データ区間 − バラツキ > 分解能
これにより、CLKB2の位相を変化させた場合に、それぞれのデータ区間から上記バラツキを差し引いた区間に、CLKB2のそれぞれ立ち上がりエッジが少なくとも1回発生する。
図4は、1way処理におけるクロック乗換部206の回路構成の一例を示す図である。クロック乗換部206は、複数のフリップフロップ(212、222)及びインバータ232を備える。フリップフロップ212は、CLKAの立ち上がりエッジのタイミングでINDATAを取り込み、INDAOUTを出力する。フリップフロップ222は、CLKB2の立ち上がりエッジのタイミングでINDAOUTを取り込み、OUTDATAを出力する。インバータ232は、CLKAを反転させることによりCLKAを半周期遅延させたRDCLKを生成する。
尚、複数のフリップフロップ(212、222)は、それぞれ図2で説明した入力データ取込部210及びデータ出力部220の一例である。インバータ232は、比較クロック生成部230の一例である。また、本例において、CLKAは、周波数が例えば266MHzであり、デューティー比が50%である。また、本例において、CLKBは、周波数が例えば533MHzであり、デューティー比が50%である。
出力データ判定部240は、フリップフロップ242、判定部244、及びANDゲート246を備える。フリップフロップ242は、RDCLKの立ち上がりエッジでOUTDATAを取り込む。ANDゲート246は、フリップフロップ242が取り込んだOUTDATAを受け取り、判定部244から受け取るDIAG信号に応じて取り込んだOUTDATAをRDTとして判定部244に送る。判定部244は、ANDゲート246から受け取ったRDTを期待値と比較することにより、パス又はフェイルを判定する。
位相変化クロック生成部266は、インバータ272及び複数のフリップフロップ(274、276)を備える。フリップフロップ274のXQ端子は、フリップフロップ274のD端子と接続される。フリップフロップ274は、クロック入力端子に基準クロック生成部262が生成したCLKBを受け取る。そして、フリップフロップ274は、CLKBの立ち上がりエッジを受け取る度に、D端子のステートをQ端子に反映し、D端子のステートの反転をXQ端子に反映させる。これにより、フリップフロップ274は、CLKBの周波数を2分周した分周基準クロックを生成し、Q端子から出力する。また、フリップフロップ274は、Q端子に生成された分周基準クロックを反転させた反転分周基準クロックを生成し、XQ端子から出力する。
フリップフロップ276のXQ端子は、フリップフロップ276のD端子と接続されており、インバータ272を介して、クロック入力端子に基準クロック生成部262が生成したCLKBの反転を受け取る。そして、フリップフロップ276は、クロック入力端子に立ち上がりエッジを受け取る度に、D端子のステートをQ端子に反映し、D端子のステートの反転をXQ端子に反映させる。これにより、フリップフロップ276は、フリップフロップ274のQ端子から出力される分周基準クロックを、CLKBの半周期分遅延させた位相遅延基準クロックを生成し、Q端子から出力する。また、フリップフロップ276は、フリップフロップ274のXQ端子から生成される反転分周基準クロックを、CLKBの半周期分遅延させた位相遅延基準クロックを生成し、XQ端子から出力する。
位相設定部260は、マルチプレクサ268を備える。マルチプレクサ268は、位相変化クロック選択部264の一例である。マルチプレクサ268は、複数のフリップフロップ(274、276)がそれぞれ生成した、分周基準クロック、反転分周基準クロック、及び複数の位相遅延基準クロックを端子0から3に受け取る。そして、位相設定部260は、位相制御部250から受け取るINITの値に基づいた端子のクロックを、CLKB2としてフリップフロップ222へ出力する。
位相制御部250は、複数のフリップフロップ(212、222、242)をリセットするICLR、及び複数のフリップフロップ(274、276)をリセットするDVRSTを更に生成する。また、位相制御部250は、前回の判定部244の判定結果を保持し、今回の判定結果と比較することにより、判定結果のパスからフェイルへの変化を検出する。
尚、CLKAとCLKBとが同一の周波数の場合、位相変化クロック生成部266のインバータ272及び複数のフリップフロップ(274、276)に代えて、可変遅延回路を用いることにより、可変遅延回路に設定された遅延量に応じて、INDAOUTに対してCLKB2の位相を調整することができる。
図5は、クロック乗換部206のイニシャライズ動作の一例を示すフローチャートである。まず、位相制御部250は、前回の判定結果をフェイルに、INITの値を0にそれぞれ初期化する(S100)。次に、位相制御部250は、クロック生成部104及び基準クロック生成部262に制御信号を与え、CLKA及びCLKBをそれぞれ停止させる(S102)。そして、位相制御部250は、DVRSTを生成し、複数のフリップフロップ(274、276)をリセットする(S104)。次に、位相制御部250は、INITの値が4であるか否かを判定する(S106)。INITの値が4でない場合(S106:No)、位相制御部250は、設定された値のINITを位相設定部260に送る(S110)。
INITの値が4である場合(S106:Yes)、位相制御部250は、INITの値を0に設定する(S108)。そして、位相制御部250は、設定された値のINITを位相設定部260に送る(S110)。次に、位相制御部250は、クロック生成部104及び基準クロック生成部262に制御信号を与えることにより、CLKA及びCLKBを再び発生させる(S112)。次に、位相制御部250は、ICLRを生成し、複数のフリップフロップ(212、222、242)をリセットする(S114)。そして、位相制御部250は、試験周期信号(PERIOD)の発生を基準として、クロック生成部104にCLKAを、例えば2クロック出力させ、CLKAを再び停止させる(S116)。
判定部244は、DIAGをhighにすることにより、RDTを受け取る。そして、判定部244は、受け取ったRDTと期待値と比較することにより、RDTがパスか否かを判定する(S118)。RDTがパスと判定された場合(S118:Yes)、位相制御部250は、前回の判定結果をパスに設定し(S120)、INITの値に1加えて(S124)、再びCLKA及びCLKBを停止させる(S102)。
RDTがパスと判定されなかった場合(S118:No)、位相制御部250は、前回のRDTの判定結果がパスか否かを判定する(S122)。前回のRDTの判定結果がパスでなかった場合(S122:No)、INITの値に1加えて(S124)、再びCLKA及びCLKBを停止させる(S102)。前回のRDTの判定結果がパスであった場合(S122:Yes)、本フローチャートに示すクロック乗換部206のイニシャライズ動作が終了する。
図6は、CLKAの位相とCLKB2の位相とが最もずれた場合のクロック乗換部206のイニシャライズ動作を説明するタイミングチャートである。本図において、OUTDATAに付した○は、パスを示し、●はフェイルを示す。本例において、位相制御部250がINITの値を1から2に変化させることによりCLKB2の位相を変化させた場合に、判定部244の判定は、パスからフェイルに変化している。位相制御部250は、INITの値を2に設定してイニシャライズ動作を終了する。
図7は、CLKAの位相とCLKB2の位相とが半周期ずれた場合のクロック乗換部206のイニシャライズ動作を説明するタイミングチャートである。本例において、1回目のINITの値が0の場合、位相制御部250は、RDTのフェイルを検出する。しかし、位相制御部250は、前回のRDTの判定結果をフェイルで初期化しているので、判定結果のパスからフェイルへの変化を検出しない。そして、位相制御部250は、INITの値が3の場合、パスの判定を判定部244から受け取る。その後、位相制御部250は、INITの値が0の場合のRDTの判定結果を受け取ることにより、判定結果のパスからフェイルへの変化を検出する。位相制御部250は、INITの値を0に設定してイニシャライズ動作を終了する。
図8は、CLKAの位相とCLKB2の位相とが最も接近した場合のクロック乗換部206のイニシャライズ動作を説明するタイミングチャートである。本例において、位相制御部250がINITの値を2から3に変化させることによりCLKB2の位相を変化させた場合に、判定部244の判定が、パスからフェイルに変化している。位相制御部250は、INITの値を3に設定してイニシャライズ動作を終了する。図6から図8のいずれの場合も、イニシャライズ終了後には、INDAOUTのアイ開口の略中央にCLKB2の立ち上がりエッジが位置する。
図9は、2way処理におけるクロック乗換部206の回路構成の一例を示す図である。位相設定部260は、CLKB2に同期して変化する入力データ選択信号を更に出力する。本例において、CLKA及びCLKB2の周波数は266MHz、CLKBの周波数は1.066GHz、入力データ選択信号の周波数は133MHzである。本例において、CLKBの周波数は、CLKB2の周波数の4倍である。本例において、CLKA、CLKB、CLKB2、及び入力データ選択信号は、デューティー比が50%である。また、本例において、位相制御部250が生成するINITは3ビットである。INITの3ビットの値は、位相設定部260によって8通りの位相に設定されるそれぞれの入力データ選択信号のいずれかに対応する。INITの下位2ビットの値は、位相設定部260によって4通りの位相に設定されるそれぞれのCLKB2のいずれかに対応する。
入力データ取込部210は、複数のフリップフロップ(282、284、286)及びマルチプレクサ288を備える。フリップフロップ282のXQ端子は、フリップフロップ282のD端子と接続される。フリップフロップ282は、クロック入力端子にCLKAを受け取る。そして、フリップフロップ282は、CLKAの立ち上がりエッジを受け取る度に、D端子のステートをQ端子に反映し、D端子のステートの反転をXQ端子に反映させる。これにより、フリップフロップ282は、CLKAを2分周したクロックであるDIVCLKA0をフリップフロップ284のクロック入力端子へ、DIVCLKA0を半周期遅らせたクロックであるDIVCLKA1をフリップフロップ286のクロック入力端子へそれぞれ与える。
フリップフロップ284は、DIVCLKA0の立ち上がりエッジのタイミングでINDATAを取り込み、DIVCLKA0の立ち上がりエッジに同期してINDAOUT0を出力する。フリップフロップ286は、DIVCLKA1の立ち上がりエッジのタイミングでINDATAを取り込み、DIVCLKA1の立ち上がりエッジに同期してINDAOUT1を出力する。このように、フリップフロップ284及びフリップフロップ286は、CLKAの半分の周波数であるDIVCLKA0及びDIVCLKA1の立ち上がりエッジのタイミングで、交互にINDATAを取り込み、INDAOUT0及びINDAOUT1をそれぞれ出力する。
マルチプレクサ288は、位相設定部260から受け取る入力データ選択信号に同期して、入力データ選択信号がhighステートの場合にINDAOUT1を、入力データ選択信号がlowステートの場合にINDAOUT0を選択し、INDAOUTとして出力する。尚、入力データ選択信号は、DIVCLKA0及びDIVCLKA1と略同一の周期で変化する。ここで、入力データ選択信号の位相は、立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジがINDAOUT0及びINDAOUT1のアイ開口の略中央となるように予めイニシャライズされる。また、CLKB2の位相は、立ち上がりエッジが交互にINDAOUT0及びINDAOUT1のアイ開口の略中央となるように予めイニシャライズされる。
イニシャライズ後の通常動作時において、マルチプレクサ288は、入力データ選択信号に同期して、INDAOUT0及びINDAOUT1を交互に選択し、INDAOUTとしてフリップフロップ222へ出力する。フリップフロップ222はCLKB2に同期してINDAOUTを取り込み、OUTDATAを試験判定部204へ出力する。このような動作により、イニシャライズ後にCLKAのタイミングが変動し、入力データ選択信号の立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジに対して、INDAOUT0及びINDAOUT1のタイミングが変動する場合、マルチプレクサ288は、INDAOUT0及びINDAOUT1のタイミングの変動に対して最も余裕のある位置で、INDAOUTを出力することができる。同様に、フリップフロップ222は、INDAOUT0及びINDAOUT1のタイミングの変動に対して最も余裕のある位置でINDAOUTを取り込むことができる。
比較クロック生成部230は、CLKAを一周期分遅延させることにより、INDAOUT0及びINDAOUT1のそれぞれのアイ開口に対して、交互に略中央となるRDCLKを生成する。位相変化クロック生成部266は、複数のフリップフロップ(430、432)を備える。フリップフロップ430のD端子は、フリップフロップ432のXQ端子に接続され、フリップフロップ430のQ端子は、フリップフロップ432のD端子に接続される。それぞれのフリップフロップ430及びフリップフロップ432は、基準クロック生成部262が生成したCLKBをクロック入力端子にそれぞれ受け取る。
フリップフロップ430は、CLKBの立ち上がりエッジを受け取る度にD端子のステートをQ端子に反映させ、Q端子からCLKBを4分周した分周基準クロックを出力し、XQ端子から分周基準クロックを反転させた反転分周基準クロックを出力する。また、フリップフロップ432は、Q端子からフリップフロップ430のQ端子の分周基準クロックを、CLKBの一周期分遅らせた位相遅延基準クロックを出力する。また、フリップフロップ432は、XQ端子からフリップフロップ430のXQ端子の反転分周基準クロックを、CLKBの一周期分遅らせた位相遅延基準クロックを出力する。
マルチプレクサ268は、複数のフリップフロップ(430、432)がそれぞれ生成した分周基準クロック、反転分周基準クロック、及び複数の位相遅延基準クロックを端子0から3にそれぞれ受け取る。そして、マルチプレクサ268は、位相制御部250から受け取るINITの下位2ビットの値に応じた端子のクロックを、CLKB2としてフリップフロップ222へ出力する。
位相設定部260は、選択信号生成部400を更に備える。選択信号生成部400は、複数のフリップフロップ(402、404、406、408)、マルチプレクサ410、及び排他的論理和回路412を備える。フリップフロップ402のXQ端子は、フリップフロップ402のD端子と接続される。フリップフロップ402は、フリップフロップ430が生成した分周基準クロックをクロック入力端子に受け取る。そして、フリップフロップ402は、分周基準クロックの立ち上がりエッジを受け取る度に、D端子のステートをQ端子に反映し、D端子のステートの反転をXQ端子に反映させる。これにより、フリップフロップ402は、分周基準クロックを2分周したクロックを生成し、マルチプレクサ410の端子0へ送る。
同様に、フリップフロップ404は、フリップフロップ432のQ端子から出力された位相遅延基準クロックを2分周したクロックを生成し、マルチプレクサ410の端子1へ送る。フリップフロップ406は、フリップフロップ430のXQ端子から出力された反転分周基準クロックを2分周したクロックを生成し、マルチプレクサ410の端子2へ送る。フリップフロップ408は、フリップフロップ432のXQ端子から出力された位相遅延基準クロックを2分周したクロックを生成し、マルチプレクサ410の端子3へ送る。
マルチプレクサ410は、位相制御部250から受け取るINITの下位2ビットの値に基づいた端子のクロックを排他的論理和回路412へ出力する。位相制御部250から受け取るINITの上位1ビットの値が0の場合、排他的論理和回路412は、マルチプレクサ410の出力を入力データ選択信号としてマルチプレクサ288へ出力し、INITの上位1ビットの値が1の場合、マルチプレクサ410の出力を反転させて、入力データ選択信号としてマルチプレクサ288へ出力する。尚、複数のフリップフロップ(402、404、406、408)及びマルチプレクサ410は、分周位相変化クロック選択部の一例である。また、排他的論理和回路412は、選択信号生成部の一例である。
ここで、イニシャライズの動作において、マルチプレクサ268は、位相制御部250からINITの下位2ビットの値に応じて、複数のフリップフロップ(430、432)がそれぞれ生成した分周基準クロック、反転分周基準クロック、及び複数の位相遅延基準クロックのいずれかを、CLKB2として出力する。マルチプレクサ410は、位相制御部250からINITの下位2ビットの値に応じて、マルチプレクサ268が選択したクロックを2分周したクロックを選択し、排他的論理和回路412へ出力する。排他的論理和回路412は、位相制御部250からINITの上位1ビットの値に応じて、マルチプレクサ410から受け取ったクロックを反転させてマルチプレクサ268に与える。
そして、位相制御部250は、クロック生成部104及び基準クロック生成部262に制御信号を与え、CLKA及びCLKBを発生させる。フリップフロップ284及びフリップフロップ286は、CLKAの半分の周波数であるDIVCLKA0及びDIVCLKA1の立ち上がりエッジのタイミングで、交互にINDATAをそれぞれ取り込み、INDAOUT0及びINDAOUT1をそれぞれ出力する。そして、マルチプレクサ288は、CLKAに対して所定の位相に設定された入力データ選択信号に同期して、INDAOUT0及びINDAOUT1を交互に選択し、INDAOUTとしてフリップフロップ222へ出力する。フリップフロップ222は、CLKAに対して所定の位相に設定されたCLKB2に同期してINDAOUTを取り込み、OUTDATAを出力する。
フリップフロップ242は、RDCLKに同期してOUTDATAを取り込む。判定部244は、DIAG信号をANDゲート246に与えることにより、フリップフロップ242が取り込んだOUTDATAをRDTとして受け取る。そして、判定部244は、RDTと期待値とを比較し、RDTのパス又はフェイルを判定する。位相制御部250は、出力データ判定部240が取り込んだOUTDATAを判定した結果を受け取る。位相制御部250は、複数のマルチプレクサ(268、410)及び排他的論理和回路412に設定するINITの値を順次変更することにより、CLKB2及び入力データ選択信号の位相を順次変更する。これにより、位相制御部250は、出力データ判定部240の判定結果がパスからフェイルに変化するCLKB2の位相を検出する。
位相制御部250は、出力データ判定部240の判定結果がパスからフェイルに変化する位相を検出した場合、位相変化クロック選択部264に設定するCLKB2の位相の変更を停止し、イニシャライズ動作を終了する。イニシャライズ動作終了後は、設定されたINITの値に対応する位相の入力データ選択信号に同期して、マルチプレクサ288は、INDAOUT0及びINDAOUT1を交互に選択し、INDAOUTを出力する。また、設定されたINITの値に対応する位相のCLKB2に同期して、フリップフロップ222は、INDAOUTを取り込み、当該CLKB2に同期してOUTDATAを試験判定部204へ出力する。従って、本例においても、CLKB2の立ち上がりエッジを、INDAOUT0及びINDAOUT1のそれぞれのアイ開口の略中央に合わせることができる。
尚、本例においても、図5において説明したイニシャライズ動作を適用することができる。この場合、ステップ106において、位相制御部250は、INITの値が7であるか否かを判定する。また、ステップ116において、位相制御部250は、PERIODの発生を基準として、クロック生成部104にCLKAを、例えば3クロック出力させ、CLKAを再び停止させる。
尚、CLKAとCLKBとが同一の周波数の場合、位相変化クロック生成部266及び選択信号生成部400に可変遅延回路を用いることにより、CLKBの位相調整が可能となる。インターリーブ回路を用いてマージンを確保できる場合は、入力データ選択信号として、CLKBとCLKBの反転とを切り換えることにより、CLKB2の位相調整が可能となる。
図10は、CLKAの位相とCLKB2の位相とが最もずれた場合のクロック乗換部206のイニシャライズ動作を説明するタイミングチャートである。本例において、位相制御部250は、PERIODの発生を基準として、クロック生成部104にCLKAを、例えば3クロック出力させ、CLKAを停止させる。そして判定部244は、取り込んだRDTを期待値と比較してパス又はフェイルを判定する。本図において、位相制御部250がINITの値を3から4に変化させることによりCLKB2の位相を変化させた場合、判定部244の判定結果が、パスからフェイルに変化している。位相制御部250は、INITの値を4に設定してイニシャライズ動作を終了する。
INITの値が4の場合、PERIOD発生後、3クロック目のCLKAに対応する入力データ選択信号のステートが1となっているので、この場合のCLKB2の立ち上がりエッジは、INDAOUT1に対応する。この場合、INDAOUT1のアイ開口の略中央にCLKB2の立ち上がりエッジが位置している。従って、本例において、INITの値が4の場合にCLKB2の位相が最適となる。
図11は、CLKAの位相とCLKB2の位相とが最も接近した場合のクロック乗換部206のイニシャライズ動作を説明するタイミングチャートである。本例において、1回目のINITの値が0の場合、位相制御部250は、RDTのフェイルを検出する。しかし、位相制御部250は、前回のRDTの判定結果をフェイルで初期化しているので、判定結果のパスからフェイルへの変化を検出しない。そして、位相制御部250は、INITの値が5の場合、パスの判定結果を判定部244から受け取る。その後、位相制御部250は、INITの値が0の場合の判定結果を受け取ることにより、判定結果のパスからフェイルへの変化を検出する。位相制御部250は、INITの値を0に設定してイニシャライズ動作を終了する
INITの値が0の場合、PERIOD発生後、3クロック目のCLKAに対応する入力データ選択信号のステートが1となっているので、この場合のCLKB2の立ち上がりエッジは、INDAOUT1に対応する。この場合、INDAOUT1のアイ開口の略中央にCLKB2の立ち上がりエッジが位置している。従って、本例において、INITの値が0の場合にCLKB2の位相が最適となる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることができる。そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、請求の範囲の記載から明らかである。
上記説明から明らかなように、本発明に係るクロック乗換装置によれば、クロックの位相を制御回路により合わせ込めるため、パターン長、ケーブル長、及びプロセスバラツキを考慮する必要がなくなり、インターリーブ回路の相数を少なくすることができる。従って、設計工数を減少させ、消費電力を削減することができる。また、信号ライン毎に可変遅延回路を設ける必要がないので、イニシャライズにかかる時間を削減することができる。

Claims (7)

  1. 伝送クロックに同期して与えられる入力データを、前記伝送クロックと位相の異なる内部クロックに同期して出力するクロック乗換装置であって、
    それぞれのクロック立ち上がりエッジ、又はそれぞれのクロック立ち下がりエッジが、対応する前記入力データのアイ開口の略中央となる比較クロックを、前記伝送クロックに基づいて生成する比較クロック生成部と、
    前記内部クロックの位相が前記比較クロックの位相と略同一となるように、前記内部クロックの位相を制御するイニシャライズ部と、
    前記イニシャライズ部が位相を制御した前記内部クロックと、前記入力データとを受け取り、当該入力データを当該内部クロックに同期させ、出力データとして出力するデータ出力部と
    を備えるクロック乗換装置。
  2. 前記伝送クロックのクロック立ち上がりエッジ又はクロック立ち下がりエッジに同期して、前記入力データを取り込むことにより、前記伝送クロックの立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジに同期して変化する前記入力データを生成し、前記データ出力部へ出力する入力データ取込部を更に備え、
    前記比較クロック生成部は、前記伝送クロックを半周期遅延させることにより、それぞれのクロック立ち上がりエッジ、又はそれぞれのクロック立ち下がりエッジが、前記入力データ取込部が出力した前記入力データのアイ開口の略中央となる前記比較クロックを生成する請求項1に記載のクロック乗換装置。
  3. 前記イニシャライズ部は、
    前記データ出力部が出力した前記出力データを、前記比較クロックに同期して取り込み、取り込んだ前記出力データと、予め格納している前記出力データの期待値とを比較することにより、前記出力データのパス又はフェイルを判定する判定部と、
    前記判定部が判定した判定結果に基づいて、位相を設定する位相設定信号を生成する位相制御部と、
    前記位相制御部が生成した前記位相設定信号に基づいて、前記内部クロックの位相を設定し、位相を設定した前記内部クロックに応じて前記データ出力部に前記出力データを出力させ、前記出力データを、設定した前記内部クロックの位相に対応して前記判定部に判定させる位相設定部と
    を備え、
    前記位相制御部は、前記位相設定信号を順次変更することにより、前記位相設定部に前記内部クロックの位相を順次変更させ、変更されたそれぞれの位相に対応する前記判定部の判定結果を受け取り、前記判定結果がパスからフェイルに変化した場合、前記位相設定信号の変更を停止することにより前記内部クロックの位相を前記比較クロックの位相と略同一とする請求項1に記載のクロック乗換装置。
  4. 前記位相設定部は、
    周波数が前記内部クロックの整数倍である基準クロックを生成する基準クロック生成部と、
    前記基準クロック生成部が生成した前記基準クロックを分周することにより前記内部クロックと略同一の周波数である分周基準クロックと、前記分周基準クロックを反転させた反転分周基準クロックと、前記分周基準クロック及び前記反転分周基準クロックの位相を前記基準クロックの一周期分それぞれ遅延させた複数の位相遅延基準クロックとを生成する位相変化クロック生成部と、
    前記位相制御部から受け取る前記位相設定信号に基づいて、前記位相変化クロック生成部が生成した前記分周基準クロック、前記反転分周基準クロック、及びそれぞれの前記位相遅延基準クロックのいずれかを選択し、前記内部クロックとして前記データ出力部へ出力する位相変化クロック選択部と
    を備える請求項3に記載のクロック乗換装置。
  5. 前記位相設定部は、前記内部クロックに同期して変化する入力データ選択信号を更に生成し、
    前記クロック乗換装置は、
    前記伝送クロックを分周した分周伝送クロックの、クロック立ち上がりエッジで前記入力データを取り込み、前記分周伝送クロックのクロック立ち上がりエッジに同期して前記入力データを出力する立上取込部と、
    前記分周伝送クロックの、クロック立ち下がりエッジで前記入力データを取り込み、前記分周伝送クロックのクロック立ち下がりエッジに同期して前記入力データを出力する立下取込部と、
    前記立上取込部及び前記立下取込部がそれぞれ出力する前記入力データを、前記分周伝送クロックと略同一の周期で変化する前記入力データ選択信号に同期して交互に選択し、選択した前記入力データを前記データ出力部へ出力する入力データ選択部と
    を更に備え、
    前記比較クロック生成部は、前記伝送クロックを一周期分遅延させることにより、前記立上取込部が出力した前記入力データ、及び前記立下取込部が出力した前記入力データのそれぞれのアイ開口に対して、交互に略中央となる前記比較クロックを生成する請求項3に記載のクロック乗換装置。
  6. 前記位相設定部は、
    周波数が前記内部クロックの整数倍である基準クロックを生成する基準クロック生成部と、
    前記基準クロック生成部が生成した前記基準クロックを分周することにより前記内部クロックと略同一の周波数である分周基準クロックと、前記分周基準クロックを反転させた反転分周基準クロックと、前記分周基準クロック及び前記反転分周基準クロックの位相を前記基準クロックの一周期分それぞれ遅延させた複数の位相遅延基準クロックとを生成する位相変化クロック生成部と、
    前記位相制御部から受け取る前記位相設定信号に基づいて、前記位相変化クロック生成部が生成した前記分周基準クロック、前記反転分周基準クロック、及び複数の前記位相遅延基準クロックのいずれかを選択し、前記内部クロックとして前記データ出力部へ出力する位相変化クロック選択部と、
    前記位相変化クロック生成部が生成した前記分周基準クロック、前記反転分周基準クロック、及び複数の前記位相遅延基準クロックをそれぞれ分周した分周位相変化クロックをそれぞれ生成し、前記位相制御部から受け取る前記位相設定信号に基づいて、複数の前記分周位相変化クロックのいずれかを選択し、選択分周位相変化クロックとして出力する分周位相変化クロック選択部と、
    前記位相制御部から受け取る前記位相設定信号に基づいて、前記分周位相変化クロック選択部が出力した前記選択分周位相変化クロック、及び前記選択分周位相変化クロックの反転のいずれかを前記入力データ選択信号として、前記入力データ選択部へ与える選択信号生成部と
    を備える請求項5に記載のクロック乗換装置。
  7. 出力信号と、前記出力信号に同期した伝送クロックとを出力する電子デバイスを試験する試験装置であって、
    前記電子デバイスを試験するための試験パターンを生成する試験パターン生成部と、
    所望のタイミングを発生するタイミング発生器と、
    前記試験パターン及び前記タイミング発生器が発生したタイミングに基づいて、前記電子デバイスに入力する試験信号を成形する波形成形部と、
    前記伝送クロック及び前記出力信号を受け取り、受け取った出力信号を、伝送クロックと位相の異なる当該試験装置の内部クロックに同期させるクロック乗換部と、
    前記クロック乗換部が前記内部クロックに同期させた前記出力信号に基づいて、前記電子デバイスの良否を判定する試験判定部と
    を備え、
    前記クロック乗換部は、
    それぞれのクロック立ち上がりエッジ、又はそれぞれのクロック立ち下がりエッジが、対応する前記出力信号のアイ開口の略中央となる比較クロックを、前記伝送クロックに基づいて生成する比較クロック生成部と、
    前記内部クロックの位相が前記比較クロックの位相と略同一となるように、前記内部クロックの位相を制御するイニシャライズ部と、
    前記イニシャライズ部が位相を制御した前記内部クロックと、前記出力信号とを受け取り、当該出力信号を当該内部クロックに同期させて出力するデータ出力部と
    を有する試験装置。
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