JP5179726B2 - 半導体デバイス - Google Patents

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Description

本発明は、半導体デバイスおよび試験方法に関する。特に、本発明は、被試験デバイスから出力される出力信号を当該被試験デバイス内でサンプリングする被試験デバイスおよび試験方法に関する。
試験装置は、所定の入力信号を試験対象の半導体デバイスである被試験デバイスに入力して、入力信号に応じて適切な出力信号が被試験デバイスから得られるか否かを試験する。例えば、試験装置は、パターンジェネレータが生成した入力信号を、被試験デバイスに供給する。そして、パターンジェネレータが生成した入力信号に応じて被試験デバイスが出力した出力信号をサンプリングする。次に、測定結果をフェイルメモリに格納する。続いて、フェイルメモリに格納された出力信号の測定結果に基づいて被試験デバイスについて良否判定する。
これにより、試験装置は、予め定められた規格内において、被試験デバイスが適切に動作するか否かを試験する。例えば、シンクロナスDRAMに所定の入力信号を入力して、入力信号に対応するシンクロナスDRAMの出力信号を取り込んで出力信号を期待値と比較することにより、シンクロナスDRAMを試験する試験装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平7−151823号公報。
ここで、被試験デバイスは、試験装置と信号線で接続されたテストヘッド上のソケットに接続される。多数の被試験デバイスを同時に試験する試験装置は、大型化する傾向があり、被試験デバイスの良否を判断する試験装置とテストヘッドとの間の信号線が長くなる。
従来は、被試験デバイスが出力した出力信号が期待値と一致しているか否かを比較して判断する機能は、試験装置内に実装されている。係る場合において、試験装置と被試験デバイスとの間の信号線が長いと、被試験デバイスから試験装置に出力される出力信号の減衰により、被試験デバイスの販売製品における実装状態とは異なる状態において試験することとなる。したがって、被試験デバイスの販売製品における実装状態に近い状態において試験することができないので、被試験デバイスの適切な評価ができない。
そこで本発明は、上記課題を解決することができる半導体デバイスおよび試験方法を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、半導体デバイスであって、電子回路と、電子回路が供給する第1の信号を出力する第1外部端子と、第1外部端子に電子回路が供給した第1の信号をフィードバックするフィードバック回路と、フィードバック回路がフィードバックした第1の信号の電気的なエラーを検出するエラー検出回路とを備える。
また、エラー検出回路が検出したエラーを格納する比較結果格納部をさらに備えてもよい。さらに、フィードバック回路がフィードバックした第1の信号の1ビット以上を格納するメモリを備え、エラー検出回路は、メモリに格納された第1の信号の1ビット以上を処理することによって第1の信号のエラーを検出してもよい。また、電子回路は、第1の信号にエラーが存在するか否かを検出するためのエラー検出用信号を第1外部端子にさらに供給し、エラー検出回路は、フィードバック回路がフィードバックした第1の信号およびエラー検出用信号に基づいて、第1の信号にエラーが存在することを検出してもよい。
さらに、電子回路が供給する第2の信号を出力する第2外部端子を備え、フィードバック回路は、電子回路が第2外部端子に供給した第2の信号をさらにフィードバックし、エラー検出回路は、フィードバック回路がフィードバックした第1の信号および第2の信号の少なくとも1つのエラーを検出してもよい。そして、エラー検出回路は、フィードバック回路がフィードバックした第1の信号および第2の信号を処理することによってエラーを検出してもよい。そして、第1の信号は、所定の入力信号に応じて電子回路が出力するデータ信号であり、第2の信号は、データ信号にエラーが存在するか否かを検出するためのエラー検出用信号であり、エラー検出回路は、フィードバック回路がフィードバックしたデータ信号とエラー検出用信号とに基づいて、データ信号にエラーが存在することを検出してもよい。
また、第2の信号は、クロック信号であり、第1の信号は、クロック信号に同期化されたデータ信号であり、エラー検出回路は、フィードバック回路がフィードバックしたクロック信号によってデータ信号の値を抽出するサンプラーを有してもよい。さらに、エラー検出回路は、サンプラーが抽出したデータ信号の値と予め定められた期待値とを比較するコンパレータを有していてもよく、コンパレータが比較した比較の結果を格納する比較結果格納部をさらに備えてもよい。
またデータ信号の値の期待値を格納する期待値格納部をさらに備え、コンパレータは、サンプラーが抽出したデータ信号の値と期待値格納部が格納している期待値とを比較してもよく、所定の入力信号に応じて電子回路が出力すべきデータ信号の期待値を、所定の入力信号に基づいて算出する期待値算出部をさらに備え、コンパレータは、サンプラーが抽出したデータ信号の値と期待値算出部が算出したデータ信号の期待値とを比較してもよい。
また、フィードバック回路がフィードバックした第1の信号を遅延させる第1遅延素子をさらに備えていてもよく、第1遅延素子は、遅延時間を変化させることができる可変遅延素子であってもよい。そして、フィードバック回路がフィードバックした第2の信号を遅延させる第2遅延素子をさらに備えていてもよく、第2遅延素子は、予め定められた遅延時間、第2の信号を遅延させる固定遅延素子であってもよい。そして、第1遅延素子の遅延時間は、第2遅延素子の予め定められた遅延時間より短い第1の遅延時間と、第2遅延素子の予め定められた遅延時間より長い第2の遅延時間との間で可変であってよい。
また、第2の信号は、クロック信号であり、第1の信号は、クロック信号に同期化されたデータ信号であり、エラー検出回路は、フィードバック回路がフィードバックしたクロック信号によってデータ信号の値を抽出するサンプラーを有し、サンプラーは、第1遅延素子が遅延時間を順次変化させるごとに、データ信号の値を抽出してもよい。そして、第2遅延素子の予め定められた遅延時間は、第1の信号と第2の信号との間で予め定められたセットアップタイムまたはホールドタイムより長くてよい。また、第1遅延素子の最長の遅延時間と第2遅延素子の予め定められた遅延時間との差が、第1の信号と第2の信号との間で予め定められたセットアップタイムまたはホールドタイムより長くてもよい。そして、第1遅延素子の複数の遅延時間に対応させて、サンプラーが抽出した第1の信号の値を格納するサンプル値格納部をさらに備えてもよい。
また、電子回路が供給する第2の信号を出力する第2外部端子と、フィードバック回路がフィードバックした第1の信号および第2の信号を取得するタイミングを示すクロック信号を生成するクロック信号生成部とをさらに備え、フィードバック回路は、第2外部端子に供給された第2の信号をさらにフィードバックし、エラー検出回路は、クロック信号生成部が生成したクロック信号を用いて第1の信号の値および第2の信号の値を抽出するサンプラーを有してもよい。そして、クロック信号生成部は、第1の信号および第2の信号に対するクロック信号の立ち上がりまたは立下りのタイミングを順次変化させ、サンプラーは、クロック信号の立ち上がりまたは立下りのタイミングが変化するごとに第1の信号および第2の信号の値を抽出してもよい。そして、サンプラーが抽出した第1の信号の値および第2の信号の値を、クロック信号生成部が生成したクロック信号のタイミングの順に格納するサンプル値格納部をさらに備えてもよい。
また、本発明の第2の形態においては、半導体デバイスであって、電子回路と、電子回路が供給する第1の信号を出力する第1外部端子と、電子回路が第1外部端子に供給した第1の信号をフィードバックするフィードバック回路と、フィードバック回路がフィードバックした第1の信号を遅延させる第1遅延素子と、第1遅延素子が遅延させた第1の信号を予め定められたタイミングで抽出するサンプラーと、サンプラーが抽出した第1の信号を、タイミングに対応させて格納するサンプル値格納部とを備える。
また、電子回路が供給する第2の信号を出力する第2外部端子と、フィードバック回路がフィードバックした第2の信号を遅延させる第2遅延素子とをさらに備え、第2の信号は、クロック信号であり、第1の信号は、クロック信号に同期化されたデータ信号であり、フィードバック回路は、電子回路が第2外部端子に供給したクロック信号をさらにフィードバックし、サンプラーは、第2遅延素子によって遅延されたクロック信号を用いてデータ信号の値を抽出し、サンプル値格納部は、第1遅延素子が遅延させたデータ信号を、タイミングに対応させて格納してもよい。
また、本発明の第3の形態においては、電子回路と、電子回路から供給された第1の信号を出力する第1外部端子と、第1外部端子に供給された第1の信号を内部回路にフィードバックするフィードバック回路とを有する半導体デバイスを試験する試験方法であって、第1外部端子から第1の信号を出力させるべく、半導体デバイスに所定の入力信号を供給する入力信号供給段階と、フィードバック回路がフィードバックした第1の信号の電気的なエラーを検出するエラー検出段階とを備える。
また、エラー検出段階において検出された第1の信号のエラーを、半導体デバイスが有する比較結果格納部に格納する比較結果格納段階をさらに備えてもよい。また、フィードバック回路がフィードバックした第1の信号の1ビット以上を半導体デバイスが有するメモリに格納するメモリ格納段階をさらに備え、エラー検出段階は、メモリに格納された第1の信号の1ビット以上を処理することによって第1の信号のエラーを検出してもよい。
そして、電子回路は、第1の信号にエラーが存在するか否かを検出するためのエラー検出用信号を第1の信号とともに第1外部端子に供給し、エラー検出段階は、第1の信号およびエラー検出用信号に基づいて、第1の信号にエラーが存在することを検出する段階を有してもよい。また、半導体デバイスは、電子回路から供給された第2の信号を出力する第2外部端子をさらに有し、フィードバック回路は、第2外部端子に供給された第2の信号を内部回路にフィードバックし、エラー検出段階は、フィードバックがフィードバックした第1の信号および第2の信号の少なくとも1つのエラーを検出してもよい。
そして、エラー検出段階は、フィードバック回路がフィードバックした第1の信号および第2の信号を処理することによってエラーを検出する段階を有していてもよい。そして、第1の信号は、入力信号供給段階において供給された所定の入力信号に応じて電子回路が出力するデータ信号であり、第2の信号は、データ信号にエラーが存在するか否かを検出するためのエラー検出用信号であり、エラー検出段階は、フィードバック回路がフィードバックしたデータ信号およびエラー検出用信号に基づいて、データ信号にエラーが存在することを検出する段階を有していてもよい。
また、第1の信号は、入力信号供給段階において供給された所定の入力信号に応じて電子回路が出力するデータ信号であり、第2の信号は、データ信号を読み込むタイミングを示すクロック信号であり、エラー検出段階は、フィードバック回路がフィードバックしたクロック信号によってデータ信号の値を抽出するデータ信号抽出段階を有していてもよい。そして、入力信号供給段階において供給された所定の入力信号に応じて電子回路が出力すべきデータ信号の期待値を、所定の入力信号に基づいて算出する期待値算出段階をさらに備えてもよい。
また、半導体デバイスは、フィードバック回路がフィードバックした第1の信号の遅延時間を変化させる第1遅延素子と、フィードバック回路がフィードバックした第2の信号を予め定められた遅延時間、遅延させる第2遅延素子とをさらに有し、第1遅延素子の遅延時間を、第2遅延素子の予め定められた遅延時間より短い第1の遅延時間と、第2遅延素子の予め定められた遅延時間より長い第2の遅延時間との間で変化させる遅延時間変化段階をさらに備えてもよい。
また、第2の信号は、クロック信号であり、第1の信号は、クロック信号に同期化されたデータ信号であり、半導体デバイスは、フィードバック回路がフィードバックした第1の信号の遅延時間を変化させる第1遅延素子をさらに有し、フィードバック回路がフィードバックした第1遅延素子の遅延時間を変化させる遅延時間変化段階をさらに備え、エラー検出段階は、フィードバック回路がフィードバックしたクロック信号によってデータ信号の値を抽出するデータ信号値抽出段階を有し、データ信号値抽出段階は、遅延時間変化段階において第1遅延素子の遅延時間が順次変化するごとに、データ信号の値を抽出する段階を有してもよい。
そして、半導体デバイスは、電子回路から供給された第2の信号を出力する第2外部端子をさらに有し、フィードバック回路がフィードバックした第1の信号および第2の信号を取得するタイミングを示すクロック信号を生成するクロック信号生成段階をさらに備え、入力信号供給段階は、第2外部端子から第2の信号を出力させるべく、半導体デバイスに所定の入力信号を供給する段階を有し、エラー検出段階は、クロック信号生成段階において生成されたクロック信号を用いて第1の信号の値および第2の信号の値を抽出する信号値検出段階を有してもよく、クロック信号生成段階は、第1の信号および第2の信号に対するクロック信号の立ち上がりまたは立下りのタイミングを順次変化させる段階を有し、信号値検出段階は、クロック信号の立ち上がりまたは立下りのタイミングが変化するごとに第1の信号および第2の信号の値を抽出する段階を有してもよい。
また、本発明の第4の形態においては、電子回路と、電子回路から供給された第1の信号を出力する第1外部端子と、第1外部端子に供給された第1の信号を内部回路にフィードバックするフィードバック回路と、フィードバック回路がフィードバックした第1の信号を遅延させる第1遅延素子とを有する半導体デバイスを試験する試験方法であって、第1外部端子から第1の信号を出力させるべく、半導体デバイスに所定の入力信号を供給する入力信号供給段階と、フィードバック回路がフィードバックした第1の信号を遅延させる第1遅延素子の遅延時間を変化させる遅延時間変化段階と、遅延時間変化段階において遅延時間を変化させるごとに、第1遅延素子によって遅延された第1の信号の値を予め定められたタイミングで抽出する信号抽出段階とを備える。
そして、半導体デバイスは、電子回路から供給された第2の信号を出力する第2外部端子と、第2外部端子に供給され、フィードバック回路が内部回路にフィードバックした第2の信号を遅延させる第2遅延素子とをさらに有し、第2の信号は、クロック信号であり、第1の信号は、クロック信号に同期化されたデータ信号であり、入力信号供給段階は、第2外部端子からデータ信号とともにクロック信号を出力させるべく、半導体デバイスに所定の入力信号を供給する段階を有し、信号抽出段階は、遅延時間変化段階において遅延時間を変化させるごとに、第2遅延素子によって遅延されたクロック信号を用いて、第1遅延素子によって遅延されたデータ信号の値を抽出する段階を有してもよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明によれば、被試験デバイスの販売製品への実装時に近い状態で被試験デバイスが出力した出力信号の値を取得することができるので、被試験デバイスの性能評価を適切にすることができる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の一実施形態に係るテストヘッド30および試験装置20のブロック図を示す。試験装置20は、パターン発生部200および性能判断部210を備える。試験装置20は、被試験デバイス(DUT)に入力信号を供給する。そして、被試験デバイスは、入力された入力信号に応じて出力する出力信号の値またはエラー検出の検出結果を格納する。
本実施形態に係る被試験デバイスにおいては、パターン発生部200から入力された入力信号に応じて被試験デバイスが出力する出力信号の値またはエラー検出の検出結果を被試験デバイス内に格納して、被試験デバイスが格納した出力信号の値またはエラー検出の検出結果に基づいて、試験装置20が被試験デバイスの性能を判断することにより、被試験デバイスの販売製品における実装状態に近い状態における性能を適切に判断することを目的とする。
パターン発生部200は、被試験デバイスの試験に用いる所定の入力信号を生成して、テストヘッド30に供給する。テストヘッド30に供給された入力信号は、被試験デバイスに供給される。被試験デバイスは、受け取った入力信号に基づいて、当該入力信号に対応する出力信号を出力する。被試験デバイスが出力した出力信号の値は、被試験デバイス内で所定のタイミングにより抽出されて、被試験デバイス内に格納される。被試験デバイスは、格納した出力信号の値と期待値とを比較してもよく、比較した結果を格納してもよい。なお、期待値は、被試験デバイスが試験装置20から受け取った入力信号に応じて、被試験デバイス内で算出してもよい。
被試験デバイスは、入力信号に応じて出力した出力信号の値であって被試験デバイスが取得した出力信号の値、または、出力信号の値と入力信号に応じて出力されるべき出力信号の値を示す期待値とが一致するか否かを示す情報等を、性能判断部210に供給する。性能判断部210は、テストヘッド30を介して被試験デバイスから受け取った情報に基づいて、被試験デバイスの性能を判断する。
本実施形態に係る被試験デバイスは、試験装置20から受け取った入力信号に応じて出力した出力信号の値を抽出して、被試験デバイス内に格納できる。したがって、出力信号を被試験デバイスから試験装置20にそのまま供給する場合に比べて、減衰が少ない出力信号における出力信号の値を取得できる。これにより、被試験デバイスにおいて出力された出力信号の正確な値を被試験デバイスの試験に用いることができるので、被試験デバイスの販売製品における実装状態に近い状態における性能を適切に判断することができる。
図2は、本実施形態に係る被試験デバイス10(DUT10)の構成を示す。被試験デバイス10は、電子回路100、フィードバック回路120、エラー検出回路130、アウトプットドライバ190、レシーバ192、並びに第1外部端子110、第2外部端子112、および第n外部端子118を含む複数の外部端子を備える。なお、電子回路100は被試験回路である。電子回路100は、試験装置20が備えるパターン発生部200から所定の入力信号を受け取る。そして、電子回路100は、受け取った入力信号に応じた出力信号を出力する。電子回路100は、複数の信号線およびアウトプットドライバ190を介して、複数の出力信号を複数の外部端子にそれぞれ供給する。複数の外部端子はそれぞれ、電子回路100から受け取った信号を電子回路100の外部に出力する。
フィードバック回路120は、電子回路100が第1外部端子110に供給した第1の信号、および電子回路100が第2外部端子112に供給した第2の信号をそれぞれ内部回路にフィードバックする。また、フィードバック回路120は、複数の外部端子に電子回路100がそれぞれ供給した信号を内部回路であるエラー検出回路130にそれぞれフィードバックする。フィードバック回路120は、フィードバックした複数の信号のそれぞれを、レシーバ192を介してエラー検出回路130に供給する。
エラー検出回路130は、フィードバック回路120がフィードバックした第1の信号の電気的なエラーを検出する。また、エラー検出回路130は、フィードバック回路120がフィードバックした第1の信号および第2の信号の少なくとも1つのエラーを検出する。エラー検出回路130は、フィードバック回路120がフィードバックした複数の信号の少なくとも1つのエラーを検出してもよい。また、エラー検出回路130は、フィードバック回路120がフィードバックした第1の信号および第2の信号を処理することによってエラーを検出してもよい。
すなわち、エラー検出回路130は、フィードバック回路120がフィードバックした第1の信号および第2の信号を演算することによってエラーを検出してよい。また、電子回路100は、第1の信号にエラーが存在するか否かを検出するためのエラー検出用信号を第1外部端子110にさらに供給してもよい。係る場合においては、エラー検出回路130は、フィードバック回路120がフィードバックした第1の信号およびエラー検出用信号に基づいて、第1の信号にエラーが存在することを検出する。
具体的には、第1の信号は、所定の入力信号に応じて電子回路100が出力するデータ信号であってよい。また、第2の信号は、データ信号にエラーが存在するか否かを検出するためのエラー検出用信号であってよい。そして、エラー検出回路130は、フィードバック回路120がフィードバックしたデータ信号とエラー検出用信号とに基づいてデータ信号にエラーが存在することを検出する。例えば、エラー検出用信号は、パリティビット、CRC、またはECCコード等のデータの誤りを検出する誤り検出符号を含む信号であってよい。エラー検出回路130は、受け取ったデータ信号から予め定められた演算式を用いて演算結果を算出する。
そして、エラー検出回路130は、算出した演算結果と、受け取ったエラー検出用信号に含まれる誤り検出符号とを比較して、データ信号にエラーが存在することを検出する。エラー検出回路130は、検出したエラーが存在することを示す情報を被試験デバイス10の外部に存在する試験装置20が備える性能判断部210に供給する。試験装置20が備える性能判断部210は、エラー検出回路130から受け取ったエラーが存在することを示す情報から、被試験デバイス10の性能判断および良否判断をする。
本実施形態に係る被試験デバイス10においては、被試験デバイス10が備えるエラー検出回路130において電子回路100が出力したデータ信号の誤りを検出できる。したがって、試験装置20が被試験デバイス10に入力した入力信号に応じて被試験デバイス10が出力するデータ信号自身が被試験デバイス10から被試験デバイス10の外部の試験装置20に供給されることはなく、データ信号の減衰がない状態、すなわち被試験デバイスの販売製品における実装状態に近い状態におけるデータ信号のエラーを検出できる。また、本来は正常な被試験デバイスが正常ではない被試験デバイスとして判断されることによる、データ信号の減衰に起因する被試験デバイスの歩留まりの低下を防止できる。
図3は、本発明の他の実施形態に係る被試験デバイス11(DUT11)の構成を示す。被試験デバイス11は、電子回路100、フィードバック回路120、エラー検出回路130、メモリ160、アウトプットドライバ190、レシーバ192、並びに第1外部端子110、第2外部端子112、および第n外部端子118を含む複数の外部端子を備える。なお、図1および図2における実施形態での上記説明において説明した部材と同一の符号が付されている部材については、図1および図2における上記説明における各部材と略同一の機能を奏するので、詳細な説明は省略する。
電子回路100は、試験装置20が備えるパターン発生部200から所定の入力信号を受け取る。そして、電子回路100は、受け取った入力信号に応じて生成した複数の出力信号を、信号線およびアウトプットドライバ190を介して、複数の外部端子のそれぞれに供給する。複数の外部端子は、電子回路100から受け取った信号を電子回路100の外部にそれぞれ出力する。フィードバック回路120は、複数の外部端子に電子回路100が供給した複数の信号を、内部回路にそれぞれフィードバックする。フィードバック回路120は、フィードバックした複数の信号のそれぞれを、レシーバ192を介して内部回路であるメモリ160に供給する。
メモリ160は、フィードバック回路120がフィードバックした複数の信号の1ビット以上をそれぞれ格納する。メモリ160は、エラー検出回路130に、格納している複数の信号の1ビット以上をそれぞれ供給する。なお、メモリ160の一例として、キャッシュメモリが挙げられる。エラー検出回路130は、メモリ160に格納された複数の信号の1ビット以上をそれぞれ処理することによって複数の信号のそれぞれについてエラーを検出する。エラー検出回路130は、検出したエラーを試験装置20が備える性能判断部210に供給する。試験装置20が備える性能判断部210は、エラー検出回路130から受け取ったエラーを示すデータから、被試験デバイス10の性能判断および良否判断をする。
図4は、本発明の他の実施形態に係る被試験デバイス12(DUT12)の構成を示す。被試験デバイス12は、電子回路100、フィードバック回路120、サンプラー132、コンパレータ134、比較結果格納部140、期待値格納部150、アウトプットドライバ190、レシーバ192、並びに第1外部端子110、第2外部端子112、および第n外部端子118を含む複数の外部端子を備える。ここで、サンプラー132およびコンパレータ134は、エラー検出回路130の一例である。なお、図1から図3における実施形態での上記説明において説明した部材と同一の符号が付されている部材については、図1から図3における上記説明における各部材と略同一の機能を奏するので、詳細な説明は省略する。
電子回路100は、パターン発生部200から所定の入力信号を受け取る。そして、電子回路100は、受け取った入力信号に応じた出力信号を出力する。電子回路100は、複数の信号線およびアウトプットドライバ190を介して、複数の出力信号を複数の外部端子にそれぞれ供給する。複数の外部端子はそれぞれ、電子回路100から受け取った信号を電子回路100の外部に出力する。フィードバック回路120は、複数の外部端子に電子回路100がそれぞれ供給した信号を、内部回路であるサンプラー132に、レシーバ192を介してそれぞれフィードバックする。
ここで、複数の信号に含まれる第1の信号は、電子回路100が受け取った入力信号に応じて電子回路100が生成したデータ信号であり、複数の信号に含まれる第2の信号は、データ信号を読み込むタイミングを示すクロック信号であってよい。そして、サンプラー132は、フィードバック回路120がフィードバックしたクロック信号が示すタイミングによってデータ信号の値を抽出する。サンプラー132は、複数のデータ信号のそれぞれから複数のデータ信号のそれぞれの値を抽出する。
なお、サンプラー132は、複数のデータ信号を抽出する複数のサンプラーを有していてもよい。例えば、サンプラー132は、複数のデータ信号のそれぞれに対して複数のデータ信号のそれぞれの値を抽出するサンプラーを複数有していてもよい。具体的には、サンプラー132は、クロック信号の立ち上がりのタイミングで複数のデータ信号の値をそれぞれ抽出する。サンプラー132は抽出したデータ信号の値をコンパレータ134に供給する。
期待値格納部150は、データ信号の値の期待値を予め格納する。例えば、試験装置20が被試験デバイス12に供給する入力信号に応じて電子回路100が出力すべきデータ信号の値を、外部の情報処理装置等により期待値として予め算出する。そして、被試験デバイス12の外部の情報処理装置等または試験装置20が算出した期待値を、期待値格納部150に格納する。期待値格納部150は、格納している期待値をコンパレータ134に供給する。コンパレータ134は、サンプラー132から受け取ったデータ信号の値と、期待値格納部150から受け取った予め定められた期待値とを比較する。コンパレータ134は、比較した比較の結果を比較結果格納部140に供給する。
比較結果格納部140は、コンパレータ134から受け取った、コンパレータ134が比較した比較の結果を格納する。比較結果格納部140は、格納した比較の結果を、試験装置20が備える性能判断部210に供給する。なお、被試験デバイス12は、コンパレータ134の比較の結果に基づいて、データ信号の値が期待値と一致していることを判断する比較結果判断部をさらに備えてもよい。被試験デバイス12が比較結果判断部を備えている場合には、コンパレータ134は比較した比較の結果を比較結果判断部に供給する。比較結果判断部は、受け取った比較の結果から被試験デバイス12の良否判断をする。そして、比較結果判断部は、良否判断の結果を比較結果格納部140に格納してもよい。
試験装置20が備える性能判断部210は、比較結果格納部140から受け取ったコンパレータ134が比較した比較の結果から、被試験デバイス12の性能判断および良否判断をする。例えば、性能判断部210は、比較の結果からサンプラー132が抽出したデータの値が期待値と一致した場合には、被試験デバイス12が良品であると判断できる。また、性能判断部210は、サンプラー132が抽出した複数のデータの値から、例えば、セットアップタイム/ホールドタイムを算出して、被試験デバイス12の性能を評価してもよい。
本実施形態に係る被試験デバイス12によれば、被試験デバイス12が備える期待値格納部150に予め入力信号に対応するデータ信号の値の期待値を格納しておき、期待値と電子回路100が出力したデータ信号の値とを比較して、比較結果を格納できる。これにより、被試験デバイス12が高速で応答する被試験デバイスである場合であっても、被試験デバイス12から試験装置20に電子回路100が出力するデータ信号を供給せずにデータ信号のエラー等の有無を判断できるので、被試験デバイス12の販売製品における実装状態に近い状態のエラーの有無を判断できる。そして、被試験デバイス12から試験装置20へデータ信号を供給した場合に生じるデータ信号の減衰に起因する、歩留まりの低下を防止できる。
図5は、本発明の他の実施形態に係る被試験デバイス13(DUT13)の構成を示す。被試験デバイス13は、電子回路100、フィードバック回路120、サンプラー132、コンパレータ134、比較結果格納部140、期待値算出部152、アウトプットドライバ190、レシーバ192、並びに第1外部端子110、第2外部端子112、および第n外部端子118を含む複数の外部端子を備える。ここで、サンプラー132およびコンパレータ134は、エラー検出回路130の一例である。なお、図1から図4における実施形態での上記説明において説明した部材と同一の符号が付されている部材については、図1から図4における上記説明における各部材と略同一の機能を奏するので、詳細な説明は省略する。
電子回路100は、試験装置20が備えるパターン発生部200から所定の入力信号を受け取る。そして、電子回路100は、受け取った入力信号に応じた出力信号を出力する。電子回路100は、複数の信号線およびアウトプットドライバ190を介して、複数の出力信号を複数の外部端子にそれぞれ供給する。複数の外部端子はそれぞれ、電子回路100から受け取った信号を電子回路100の外部に出力する。フィードバック回路120は、複数の外部端子に電子回路100がそれぞれ供給した信号を内部回路であるサンプラー132に、レシーバ192を介してそれぞれフィードバックする。
ここで、複数の信号に含まれる第1の信号は、電子回路100が受け取った入力信号に応じて、電子回路100が生成したデータ信号であり、複数の信号に含まれる第2の信号は、データ信号を読み込むタイミングを示すクロック信号であってよい。そして、サンプラー132は、フィードバック回路120がフィードバックしたクロック信号によってデータ信号の値を抽出する。サンプラー132は、複数のデータ信号のそれぞれから、複数のデータ信号のそれぞれの値を抽出する。サンプラー132は抽出した複数のデータ信号の値をコンパレータ134に供給する。
期待値算出部152は、試験装置20が備えるパターン発生部200から受け取った所定の入力信号に応じて電子回路100が出力すべきデータ信号の期待値を、当該所定の入力信号に基づいて算出する。例えば、期待値算出部152は、電子回路100の等価回路であり、電子回路100よりも簡易なロジック回路である。期待値算出部152は、算出した期待値をコンパレータ134に供給する。コンパレータ134は、サンプラー132から受け取ったデータ信号の値と、期待値算出部152から受け取った期待値とを比較する。コンパレータ134は、比較した比較の結果を比較結果格納部140に供給する。
比較結果格納部140は、コンパレータ134から受け取った、コンパレータ134が比較した比較の結果を格納する。比較結果格納部140は、格納した比較の結果を、試験装置20が備える性能判断部210に供給する。試験装置20が備える性能判断部210は、比較結果格納部140から受け取ったコンパレータ134が比較した比較の結果から、被試験デバイス13の性能判断および良否判断をする。
本実施形態に係る被試験デバイス13によれば、被試験デバイス13が備える期待値算出部152が算出した期待値と、電子回路100が出力したデータ信号の値と比較した結果を被試験デバイス13が備える比較結果格納部140に格納できる。これにより、被試験デバイス13が高速で応答する被試験デバイスである場合であっても、被試験デバイス13から試験装置20に電子回路100が出力するデータ信号を供給せずに、被試験デバイス13の販売製品における実装状態に近い状態におけるデータ信号のエラー等の有無を判断できる。
図6は、本発明の他の実施形態に係る被試験デバイス14(DUT14)の構成を示す。被試験デバイス14は、電子回路100、フィードバック回路120、サンプラー132、サンプル値格納部142、クロック信号生成部154、アウトプットドライバ190、レシーバ192、並びに第1外部端子110、第2外部端子112、および第n外部端子118を含む複数の外部端子を備える。なお、図1から図5における実施形態での上記説明において説明した部材と同一の符号が付されている部材については、図1から図5における上記説明における各部材と略同一の機能を奏するので、詳細な説明は省略する。
電子回路100は、試験装置20が備えるパターン発生部200から所定の入力信号を受け取る。そして、電子回路100は、受け取った入力信号に応じた出力信号を出力する。電子回路100は、複数の信号線およびアウトプットドライバ190を介して、複数の出力信号を複数の外部端子にそれぞれ供給する。複数の外部端子はそれぞれ、電子回路100から受け取った信号を電子回路100の外部に出力する。フィードバック回路120は、複数の外部端子に電子回路100がそれぞれ供給した信号を内部回路であるサンプラー132に、レシーバ192を介してそれぞれフィードバックする。
クロック信号生成部154は、フィードバック回路120がフィードバックした複数の信号を取得するタイミングを示すクロック信号を生成する。また、クロック信号生成部154は、試験装置20が備えるパターン発生部200が発生した所定の入力信号に応じて、クロック信号を生成しても良い。また、クロック信号生成部154は、第1の信号および第2の信号に対するクロック信号の立ち上がりのタイミングを順次変化させた、複数のクロック信号を生成してもよい。クロック信号生成部154は、生成したクロック信号をサンプラー132に供給する。
サンプラー132は、複数のデータ信号のそれぞれから、クロック信号生成部154が生成したクロック信号の立ち上がりのタイミングで複数のデータ信号の値をそれぞれ抽出する。また、クロック信号生成部154がクロック信号の立ち上がりのタイミングを順次変化させた場合には、サンプラー132は、タイミングが変化するごとに複数の信号の値をそれぞれ抽出する。サンプラー132は抽出した複数のデータ信号の値のそれぞれをサンプル値格納部142に供給する。
サンプル値格納部142は、サンプラー132が抽出した複数の信号の値を、クロック信号生成部154が生成したクロック信号のタイミングの順に格納する。サンプル値格納部142は、格納したデータ信号の値を、試験装置20が備える性能判断部210に供給する。試験装置20が備える性能判断部210は、サンプル値格納部142から受け取ったデータ信号の値から、被試験デバイス14の性能判断および良否判断をする。例えば、性能判断部210は、サンプル値格納部142から受け取った複数のデータ信号の値から、被試験デバイス14のセットアップタイム/ホールドタイムを算出する。これにより性能判断部210は、被試験デバイス14が所定の性能を有しているか否かを判断できる。
図7は、本発明の他の実施形態に係る被試験デバイス15(DUT15)の構成を示す。被試験デバイス15は、電子回路100、フィードバック回路120、サンプラー132、サンプル値格納部142、可変遅延素子180、可変遅延素子182、固定遅延素子188、アウトプットドライバ190、レシーバ192、並びに第1外部端子110、第2外部端子112、および第n外部端子118を含む複数の外部端子を備える。なお、図1から図6における実施形態での上記説明において説明した部材と同一の符号が付されている部材については、図1から図6における上記説明における各部材と略同一の機能を奏するので、詳細な説明は省略する。
電子回路100は、試験装置20が備えるパターン発生部200から所定の入力信号を受け取る。そして、電子回路100は、受け取った入力信号に応じた出力信号を出力する。電子回路100は、複数の信号線およびアウトプットドライバ190を介して、複数の出力信号を複数の外部端子にそれぞれ供給する。複数の外部端子はそれぞれ、電子回路100から受け取った信号を電子回路100の外部に出力する。フィードバック回路120は、複数の外部端子に電子回路100がそれぞれ供給した信号を、内部回路である第1の可変遅延素子180、第2の可変遅延素子182、および固定遅延素子188のそれぞれに、複数の信号のそれぞれをフィードバックする。
第1の可変遅延素子180は、フィードバック回路120がフィードバックした複数の信号に含まれる第1の信号を遅延させる。ここで、第1の可変遅延素子180は、遅延時間を変化させることができる遅延素子であってよい。なお、第1の可変遅延素子180は、請求項に記載の第1遅延素子の一例である。また、被試験デバイス15は、複数の可変遅延素子を備えていてよい。例えば、第2の可変遅延素子182は、第2の可変遅延素子182を通過する信号を遅延させる。
また、固定遅延素子188は、フィードバック回路120がフィードバックした信号を、予め定められた遅延時間、遅延させる。なお、固定遅延素子188は、請求項に記載の第2遅延素子の一例である。ここで、第1の可変遅延素子180の遅延時間は、固定遅延素子188の予め定められた遅延時間より短い第1の遅延時間と、固定遅延素子の予め定められた遅延時間より長い第2の遅延時間との間で可変であることが好ましい。
ここで、第1の信号は、電子回路100が受け取った入力信号に応じて、電子回路100が生成したデータ信号であり、第2の信号は、データ信号を読み込むタイミングを示すクロック信号であってよい。そして、サンプラー132は、フィードバック回路120がフィードバックしたクロック信号によってデータ信号の値を抽出する。具体的には、サンプラー132は、第1の可変遅延素子180が遅延時間を順次変化させるごとに、データ信号の値を抽出する。
また、固定遅延素子188の予め定められた遅延時間は、データ信号とクロック信号との間で予め定められたセットアップタイムまたはホールドタイムより長くてよい。さらに、第1の可変遅延素子180の最長の遅延時間と固定遅延素子188の予め定められた遅延時間との差が、データ信号とクロック信号との間で予め定められたセットアップタイムまたはホールドタイムより長くてもよい。なお、予め定められたセットアップタイムまたはホールドタイムとは、例えば、被試験デバイスの仕様となる、販売時に保証すべきセットアップタイムまたはホールドタイムである。
これにより、データ信号の値を取得するクロック信号のタイミングを、データ信号の立ち上がり、または立下りのタイミングに対して遅延させることができる。そして、データ信号の立ち上がり、または立下りのタイミングから、クロック信号がデータ信号の値を取得するタイミングまで順次、データ信号の遅延時間を変化させることができるので、データ信号のセットアップタイムまたはホールドタイムの測定に用いられる複数のデータ信号の値を適切に取得することができる。
サンプラー132は、複数のデータ信号のそれぞれから、複数の可変遅延素子が遅延時間を順次変化させるごとに、複数のデータ信号の値をそれぞれ抽出する。サンプラー132は、抽出した複数のデータ信号の値をサンプル値格納部142に供給する。サンプル値格納部142は、第1の可変遅延素子180の、複数の遅延時間に対応させて、サンプラー132が抽出したデータ信号の値を格納する。サンプル値格納部142は、サンプラー132が抽出した複数のデータ信号の値を、複数のデータ信号のそれぞれの遅延時間に対応させて格納する。
なお、サンプル値格納部142がデータ信号の値を格納する複数の領域を、予め所定の時間間隔ごとに区画しておくことにより、クロック信号のタイミングを改めて格納することなくデータ信号の値を格納できる。例えば、サンプル値格納部142は、所定の基準時間からの時間ごとにデータ信号の値を格納する複数の領域を、予め有していてよい。サンプル値格納部142は、格納したデータ信号の値を、試験装置20が備える性能判断部210に供給する。
試験装置20が備える性能判断部210は、サンプル値格納部142から受け取ったデータ信号の値から、被試験デバイス15の性能判断および良否判断をする。例えば、性能判断部210は、サンプル値格納部142から受け取った複数のデータ信号の値から、被試験デバイス15のセットアップタイムおよびホールドタイムを算出できる。これにより性能判断部210は、被試験デバイス15が所定の性能を有していることを判断できる。
本実施形態に係る被試験デバイス15によれば、クロック信号を固定遅延素子で所定の遅延時間、遅延させて、電子回路100が出力する複数のデータ信号のそれぞれについて可変遅延素子が遅延時間を順次変化させつつデータ信号の値を取得して格納できる。これにより、被試験デバイス15から試験装置20に直接データ信号を供給する場合に比べて、データ信号の減衰により正確なデータ信号の値を取得できなくなることを防止できるので、被試験デバイス15の性能、すなわちセットアップタイムおよびホールドタイムについて被試験デバイス15の実装状態に近い状態の値を適切に取得できる。したがって、被試験デバイス15が所定の使用と一致しているかを適切に判断して、歩留まりの向上を図ることができる。
図8は、本実施形態に係るサンプラー132がデータ信号の値を取得する場合の概要を示す。サンプラー132は、クロック信号850の立ち上がりのタイミング804でデータ信号800の値を取得する。ここで、データ信号800の信号線に可変遅延素子が接続されている場合には、複数の矢印に示すように、タイミング802から所定の遅延時間ごとにタイミング804までデータ信号800を順次遅延させることができる。したがって、サンプラー132は、クロック信号850の立ち上がりのタイミング804において、データ信号800の立ち上がりのタイミング802からタイミング804までの値を順次抽出できる。サンプラー132が抽出したデータ信号800の複数の値は、可変遅延素子が遅延させた複数の遅延時間に対応させて、例えば、被試験デバイス15が備えるサンプル値格納部142に格納できる。
これにより、被試験デバイスのセットアップタイム810の算出に要する情報を被試験デバイス内に格納できるので、データ信号を試験装置20に供給しなくても、被試験デバイスのセットアップタイム810を適切に算出できる。
また、クロック信号850の信号線に固定遅延素子が接続されている場合には、クロック信号は予め定められた遅延時間、遅延してクロック信号852となる。そして、サンプラー132は、クロック信号852の立ち上がりのタイミング808において、データ信号800の値を取得する。ここで、データ信号800の信号線に可変遅延素子が接続されている場合には、複数の矢印に示すように、タイミング806から所定の遅延時間ごとにタイミング808までデータ信号800を順次遅延させることができる。したがって、サンプラー132は、クロック信号852の立ち上がりのタイミング808において、データ信号800の立下りのタイミング806からタイミング808までの値を順次取得できる。サンプラー132が抽出したデータ信号800の複数の値は、可変遅延素子が遅延させた複数の遅延時間に対応させて、例えば、被試験デバイス15が備えるサンプル値格納部142に格納できる。
これにより、被試験デバイスのホールドタイム820の算出に要する情報を被試験デバイス内に格納できるので、データ信号を試験装置20に供給しなくても、被試験デバイスのホールドタイム820を適切に算出できる。
図9は、本実施形態に係る被試験デバイスにおける処理の流れの一例を示す。被試験デバイスは、例えば、上記図7の説明における被試験デバイス15であってよい。まず、被試験デバイス15の外部の試験装置20が備えるパターン発生部200が、所定の入力信号を発生する。そして、パターン発生部200は、被試験デバイスが備える電子回路100に、当該所定の入力信号を入力する(S1000)。電子回路100は、受け取った所定の入力信号からデータ信号およびクロック信号を生成して内部回路に出力する(S1010)。なお、電子回路100は、複数のデータ信号を生成してもよい。また、被試験デバイスがクロック信号生成部154を備えている場合には、クロック信号は、クロック信号生成部154が生成して、内部回路に出力してもよい。
続いて、被試験デバイスが備える固定遅延素子が、クロック信号を予め定められた遅延時間、遅延させる(S1020)。また、被試験デバイスが備える可変遅延素子が、データ信号を遅延させる(S1030)。なお、被試験デバイスは複数の可変遅延素子を備えていてよく、複数の可変遅延素子は、電子回路100が生成した複数のデータ信号のそれぞれを遅延させてよい。続いて、被試験デバイスが備えるサンプラー132は、電子回路100またはクロック信号生成部154が生成したクロック信号を用いて、データ信号の値を抽出する(S1040)。サンプラー132は、複数のデータ信号のそれぞれについて、データ信号の値をそれぞれ抽出してよい。サンプラー132は、抽出したデータ信号の値をサンプル値格納部142に供給する。
サンプル値格納部142は、サンプラー132から受け取ったデータ信号の値を、データ信号の遅延時間に対応させて格納する(S1050)。そして、可変遅延素子は、データ信号の値が所定の値である場合には(S1060:Yes)、データ信号の遅延時間を所定の時間、変化させる(S1070)。そして、サンプラー132は、データ信号の遅延時間が可変遅延素子によって所定の時間、変化した後のデータ信号の値を、クロック信号を用いて抽出する(S1040)。一方、データ信号の値が所定の値でない場合には(S1060:No)、被試験デバイスは処理を終了する。そして、サンプル値格納部142は、格納している複数のデータ信号の値を試験装置20が備える性能判断部210に供給する。性能判断部210は、サンプル値格納部142から受け取ったデータ信号の値から、被試験デバイスの性能を判断する。
ここで、データ信号の値が示す所定の値とは、例えば、"0"または"1"のいずれかであってよい。例えば、データ信号の値が"1"を示し続けている間に可変遅延素子は順次遅延時間を変化させてデータの値を取得して、取得したデータの値をデータ信号の遅延時間に対応させて格納する。したがって、データ信号の値が"1"から"0"に変化するまでのデータ信号の複数の値を遅延時間に対応させて格納しておくことにより、被試験デバイスのホールドタイムを算出することができる。
同様にして、例えば、データ信号の値が"0"を示し続けている間に可変遅延素子は順次遅延時間を変化させてデータの値を取得して、取得したデータの値をデータ信号の遅延時間に対応させて格納する。したがって、データ信号の値が"0"から"1"に変化するまでのデータ信号の複数の値を遅延時間に対応させて格納しておくことにより、被試験デバイスのセットアップタイムを算出することができる。
なお、セットアップタイムおよびホールドタイムは、被試験デバイスの外部の試験装置20が算出できる。すなわち、被試験デバイス内部に遅延時間に対応させて格納されたデータ信号の値から、試験装置20はセットアップタイムおよびホールドタイムを算出する。これにより、被試験デバイスがデータ信号を試験装置20に供給して、試験装置20が所定のクロック信号のタイミングでデータ信号の値を取得することがなくなるので、被試験デバイスから試験装置20にデータ信号を供給する場合におけるデータ信号の減衰の影響をなくすことができる。
図10は、本実施形態に係る被試験デバイスにおける処理の流れの一例を示す。被試験デバイスは、例えば、上記図7の説明における被試験デバイス15であってよい。ここで、図9と同一の符号を付した工程は、図9の上記説明と略同一の工程であるので詳細な説明は省略する。
まず、被試験デバイスの外部の試験装置20が備えるパターン発生部200が所定の入力信号を発生する。そして、パターン発生部200は、被試験デバイスが備える電子回路100に、当該所定の入力信号を入力する(S1000)。電子回路100は、受け取った所定の入力信号からデータ信号およびクロック信号を生成して、内部回路に出力する(S1010)。続いて、被試験デバイスが備える固定遅延素子が、クロック信号を予め定められた遅延時間、遅延させる(S1020)。また、被試験デバイスが備える可変遅延素子が、データ信号を遅延させる(S1030)。そして、被試験デバイスが備えるサンプラー132は、電子回路100またはクロック信号生成部154が生成したクロック信号を用いて、データ信号の値を抽出する(S1040)。サンプラー132は、抽出したデータ信号の値をサンプル値格納部142に供給する。
サンプル値格納部142は、サンプラー132から受け取ったデータ信号の値を、データ信号の遅延時間に対応させて格納する(S1050)。そして、可変遅延素子は、データ信号の値をサンプラー132が取得し始めた時から予め定められた時間を経過していない間は(S1080:No)、データ信号の遅延時間を所定の時間、変化させる(S1070)。そして、サンプラー132は、データ信号の遅延時間が可変遅延素子によって所定の時間、変化した後のデータ信号の値を、クロック信号を用いて抽出する(S1040)。
一方、データ信号の値をサンプラー132が取得し始めた時から予め定められた時間を経過した場合には(S1080:Yes)、被試験デバイスは処理を終了する。そして、サンプル値格納部142は、格納している複数のデータ信号の値を外部の試験装置20が備える性能判断部210に供給する。性能判断部210は、サンプル値格納部142から受け取ったデータ信号の値から、被試験デバイスの性能を判断する。これにより、予め定められた仕様に基づくセットアップタイムおよびホールドタイムまでデータ信号の値を取得して、取得したデータ信号の値に基づいて被試験デバイス外部の試験装置20において当該被試験デバイスの性能が販売製品における実装状態での使用に適しているか否かを判断できる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加え得ることが当業者に明らかである。そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
テストヘッド30および試験装置20のブロック図である。 被試験デバイス10の構成図である。 被試験デバイス11の構成図である。 被試験デバイス12の構成図である。 被試験デバイス13の構成図である。 被試験デバイス14の構成図である。 被試験デバイス15の構成図である。 サンプラー132の処理の概要を示す図である。 被試験デバイス15における処理の流れを示すフロー図である。 被試験デバイス15における処理の流れを示すフロー図である。
符号の説明
10、11、12、13、14、15 被試験デバイス
20 試験装置
30 テストヘッド
100 電子回路
110 第1外部端子
112 第2外部端子
118 第n外部端子
120 フィードバック回路
130 エラー検出回路
132 サンプラー
134 コンパレータ
140 比較結果格納部
142 サンプル値格納部
150 期待値格納部
152 期待値算出部
154 クロック信号生成部
160 メモリ
180、182 可変遅延素子
188 固定遅延素子
190 アウトプットドライバ
192 レシーバ
200 パターン発生部
210 性能判断部
800 データ信号
802、804、806、808 タイミング
810 セットアップタイム
820 ホールドタイム
850、852 クロック信号

Claims (10)

  1. 半導体デバイスは、
    予め定められた入力信号を受信し、前記予め定められた入力信号に基づいて、複数のデータ信号および前記データ信号の読み込むタイミングを示すクロック信号を供給する電子回路と、
    前記予め定められた入力信号に応じて前記電子回路が生成し、前記クロック信号に同期化された前記データ信号を出力する第1外部端子と、
    前記電子回路が供給する前記クロック信号を出力する第2外部端子と、
    前記第1外部端子に前記電子回路が供給した前記データ信号と、前記第2外部端子に前記電子回路が供給した前記クロック信号とをフィードバックするフィードバック回路と、
    前記フィードバック回路によってフィードバックされた前記データ信号を、各々の前記データ信号に対応する複数の第1の遅延時間を用いて各々の前記データ信号毎に遅延させ、前記データ信号のセットアップタイムとホールドタイムを測定するときに、各々の前記第1の遅延時間を変化させる可変遅延素子と、
    前記フィードバック回路によってフィードバックされた前記クロック信号を、第2の遅延時間を用いて遅延させる固定遅延素子と、
    遅延させられた前記クロック信号を用いて、遅延させられた各々の前記データ信号の値を、前記第1の遅延時間が順次変化する毎に抽出し、各々の前記データ信号の値が変化する各々の前記第1の遅延時間に基づいて、各々の前記データ信号のセットアップタイムとホールドタイムを決定するエラー検出回路と
    を備え
    前記第2の遅延時間は前記半導体デバイスの前記ホールドタイムよりも大きい半導体デバイス。
  2. 前記エラー検出回路は、複数の前記データ信号の電気的なエラーを更に検出し、
    前記半導体デバイスは、前記エラー検出回路が検出したエラーを格納する比較結果格納部
    をさらに備える請求項1に記載の半導体デバイス。
  3. 前記フィードバック回路がフィードバックした前記データ信号の1ビット以上を格納するメモリ
    をさらに備え、
    前記エラー検出回路は、前記メモリに格納された前記データ信号の1ビット以上を処理することによって前記データ信号のエラーを検出する
    請求項2に記載の半導体デバイス。
  4. 前記電子回路は、前記データ信号にエラーが存在するか否かを検出するためのエラー検出用信号を前記第1外部端子にさらに供給し、
    前記エラー検出回路は、前記フィードバック回路がフィードバックした前記データ信号および前記エラー検出用信号に基づいて、前記データ信号にエラーが存在することを検出する
    請求項2または3に記載の半導体デバイス。
  5. 前記エラー検出回路は、
    前記エラー検出回路が抽出した前記データ信号の値と予め定められた期待値とを比較するコンパレータ
    をさらに有する請求項2から4のいずれか一項に記載の半導体デバイス。
  6. 前記コンパレータが比較した比較の結果を格納する比較結果格納部
    をさらに備える請求項に記載の半導体デバイス。
  7. 前記データ信号の値の前記期待値を格納する期待値格納部
    をさらに備え、
    前記コンパレータは、前記エラー検出回路が抽出した前記データ信号の値と前記期待値格納部が格納している期待値とを比較する
    請求項5または6に記載の半導体デバイス。
  8. 予め定められた入力信号に応じて前記電子回路が出力すべき前記データ信号の期待値を、前記予め定められた入力信号に基づいて算出する期待値算出部
    をさらに備え、
    前記コンパレータは、前記エラー検出回路が抽出した前記データ信号の値と前記期待値算出部が算出した前記データ信号の期待値とを比較する
    請求項5または6に記載の半導体デバイス。
  9. 記エラー検出回路は、
    前記フィードバック回路がフィードバックした前記クロック信号によって前記データ信号の値を抽出するサンプラーを有する
    請求項1から8のいずれか一項に記載の半導体デバイス。
  10. 前記可変遅延素子の前記複数の第1の遅延時間に対応させて、前記サンプラーが抽出した前記データ信号の値を格納するサンプル値格納部
    をさらに備える請求項に記載の半導体デバイス。
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