JP5092794B2 - フレームパルス信号ラッチ回路および位相調整方法 - Google Patents

フレームパルス信号ラッチ回路および位相調整方法 Download PDF

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Description

本発明は、一定パルス幅で繰り返し送信されるフレームパルス信号をラッチするフレームパルス信号ラッチ回路に係り、特にラッチタイミングの評価・調整を容易にしたフレームパルス信号ラッチ回路および位相調整方法に関するものである。
電子回路の高速化や複雑化に伴って、電子回路の制御に用いるシステムクロック周波数が高くなる傾向にあり、プリント配線基板間あるいは装置間でデジタル信号の受け渡しを行う場合、デジタル信号の位相変化に関する許容誤差が厳しくなる。
一般に、クロックを用いてデジタル信号の受け渡しを行う場合、例えば、周期的に変化するフレームパルス信号を受け渡しする場合、より周波数の高い同期用のクロックをフレームパルス信号と並行して受け渡しし、受信側でこのクロックを用いてフレームパルス信号をラッチすることにより、クロックと同期したフレームパルス信号を生成する(例えば特許文献1、特許文献2参照)。
フレームパルス信号ラッチ回路の構成を図16に示す。図16において、100は送信側のLSI、101は受信側のLSI、102はクロックに同期してフレームパルス信号をラッチするフリップフロップ、103はFF102から出力されたフレームパルス信号を受信側に送り出すバッファ、104はクロックを受信側に送り出すバッファ、105はフレームパルス信号を受信するバッファ、106はクロックを受信するバッファ、107はバッファ106で受信されたクロックの位相を調整するPLL(Phase-Locked Loop)回路、107はバッファ105で受信されたフレームパルス信号をPLL回路106で位相調整されたクロックに同期してラッチするフリップフロップである。
図16のようなフレームパルス信号ラッチ回路では、図17(A)に示すクロックの立ち上がりでフレームパルス信号をラッチする。このとき、ラッチの有効範囲は図17(B)のようになる。
特開平05−292343号公報 特開平06−303226号公報
図16に示したフレームパルス信号ラッチ回路では、フレームパルス信号の変化点とクロックによるラッチタイミングとが重なった場合、ラッチしたフレームパルス信号の時間位置が1クロック分だけ前後に変化するというレーシング状態が発生し、本来の周期を持つフレームパルス信号を生成できなくなる。したがって、受信側のクロックの位相を最適化して、フレームパルス信号を確実にラッチできるようにしなければならない。
図16に示したフレームパルス信号ラッチ回路において、クロックの位相を調整するには、PLL回路106の位相調整量を変化させて、位相調整後のクロックに基づきフリップフロップ108でラッチしたフレームパルス信号を確認し、フレームパルス信号が安定してラッチできた位相調整量を選択すればよい。
しかしながら、この調整方法では、PLL回路106によってクロックの位相を1周期分、すなわち360度変化させて最適位相点を見つける必要があり、評価や調整に時間がかかるという問題点があった。また、PLL回路106の位相をグラフにプロットし、最適位相点を技術者の判断で感覚的に決めているため、調整を自動化しにくいという問題点があった。さらに、評価を短時間で終わらせるため、プリント配線基板の配線長に制限を設けて、設計時の位相変動量を最低限に抑えることが一般的に求められるため、プリント配線基板の設計が難しくなるという問題点があった。システムクロック周波数が高くなれば高くなるほど、プリント配線基板に許容される位相誤差が厳しくなり、プリント配線基板の設計、プリント配線基板の出来ばえ検証、装置評価・調整の全ての場面で難易度が増してきている。また、それゆえ位相調整の自動化も難しくなる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、ラッチタイミングの評価と調整が容易で、かつフレームパルス信号とクロックとの位相調整の自動化に適したフレームパルス信号ラッチ回路および位相調整方法を提供することを目的とする。
本発明のフレームパルス信号ラッチ回路は、パルス幅がm(mは正の整数)クロック周期の入力フレームパルス信号のパルス幅をmクロック周期より長くしたフレームパルス信号を出力するパルス幅伸張手段と、指示された位相調整量に基づき入力クロックの位相を調整した出力クロックを生成する位相調整手段と、前記パルス幅伸張手段から出力されたフレームパルス信号を前記出力クロックに同期してラッチして出力フレームパルス信号を得る第1のラッチ手段と、前記出力フレームパルス信号に対して、1クロックシフトした信号からmクロックシフトした信号までの各信号を生成し、前記出力フレームパルス信号と1〜mクロックシフトした各信号との論理積の結果に基づいて、前記パルス幅伸張手段から出力されたフレームパルス信号と前記出力クロックとの位相関係に起因して前記出力フレームパルスに発生するレーシング状態を検出するレーシング検出手段と、前記位相調整手段に対して異なる位相調整量を順次選択して指示し、前記レーシング検出手段でレーシング状態が検出された際の最悪位相調整量に基づいて、最適位相調整量を決定して前記位相調整手段へ指示する制御手段とを備えるものである。
また、本発明のフレームパルス信号ラッチ回路の1構成例において、前記レーシング検出手段は、前記第1のラッチ手段の出力フレームパルス信号に対して、1クロックシフトした信号からmクロックシフトした信号までの各信号を生成するm個の第2のラッチ手段と、前記出力フレームパルス信号と1〜mクロックシフトした各信号との論理積をとる論理積手段とからなるものである。
また、本発明のフレームパルス信号ラッチ回路の1構成例において、前記制御手段は、前記最悪位相調整量から180度位相がずれた位相調整量を前記最適位相調整量とするものである。
また、本発明のフレームパルス信号ラッチ回路の1構成例において、前記パルス幅伸張手段から出力されるフレームパルス信号は、(m+1)クロックでラッチできる最小限の長さのフレームパルス信号である。
また、本発明のフレームパルス信号ラッチ回路の1構成例において、前記パルス幅伸張手段は、前記入力フレームパルス信号が入力されるバッファからなるものである。
また、本発明のフレームパルス信号ラッチ回路の1構成例において、前記パルス幅伸張手段は、前記入力フレームパルス信号を遅延させる遅延ゲートと、この遅延ゲートの出力と前記入力フレームパルス信号との論理和をとる論理和手段とからなるものである。
また、本発明のフレームパルス信号ラッチ回路の1構成例において、前記パルス幅伸張手段は、一方の入力端子に前記入力フレームパルス信号が入力され、他方の入力端子にスレッショルド電圧が入力される差動バッファからなるものである。
また、本発明のフレームパルス信号ラッチ回路の位相調整方法は、パルス幅がm(mは正の整数)クロック周期の入力フレームパルス信号のパルス幅をmクロック周期より長くしたフレームパルス信号を出力するパルス幅伸張手順と、位相調整手段が、指示された位相調整量に基づき入力クロックの位相を調整した出力クロックを生成する位相調整手順と、前記パルス幅伸張手順で出力されたフレームパルス信号を前記出力クロックに同期してラッチして出力フレームパルス信号を得る第1のラッチ手順と、前記出力フレームパルス信号に対して、1クロックシフトした信号からmクロックシフトした信号までの各信号を生成し、前記出力フレームパルス信号と1〜mクロックシフトした各信号との論理積の結果に基づいて、前記パルス幅伸張手順で出力されたフレームパルス信号と前記出力クロックとの位相関係に起因して前記出力フレームパルスに発生するレーシング状態を検出するレーシング検出手順と、前記位相調整手段に対して異なる位相調整量を順次選択して指示し、前記レーシング検出手順でレーシング状態が検出された際の最悪位相調整量に基づいて、最適位相調整量を決定して前記位相調整手段へ指示する制御手順とを備えるものである。
本発明によれば、レーシング検出手段でレーシング状態を検出し、位相調整手段の位相調整量を最適位相調整量に設定するので、フレームパルス信号を確実にラッチできるクロックの最適位相を短時間で見つけることができる。また、本発明では、レーシング検出手段の出力に明確に検出結果が出てくるので、容易に位相調整ができ、かつ自動調整も容易に可能になる。また、本発明では、確実に最適位相を見つけだすことができるので、プリント配線基板の設計が厳密でない場合でも対応することができる。さらに、本発明では、確実に最適位相を見つけだすことができるので、高周波帯でも容易にシステムが実現できる。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係るフレームパルス信号ラッチ回路の構成を示すブロック図である。
本実施の形態のフレームパルス信号ラッチ回路は、送信側からパルス幅がm(mは正の整数)クロック周期の入力フレームパルス信号FPを受信して、このフレームパルス信号FPのパルス幅をmクロック周期より長くしたフレームパルス信号FPINを出力するパルス幅伸張部1と、送信側からクロックを受信するバッファ2と、指示された位相調整量に基づき入力クロックCLKの位相を調整した出力クロックCLK’を生成する位相調整部3と、パルス幅伸張部1から出力されたフレームパルス信号FPINを出力クロックCLK’に同期してラッチして出力フレームパルス信号FPOUTを得るラッチ部であるフリップフロップ4と、出力フレームパルス信号FPOUTに対して、1クロックシフトした信号からmクロックシフトした信号までの各信号を生成し、出力フレームパルス信号FPOUTと1〜mクロックシフトした各信号との論理積の結果に基づいて、パルス幅伸張部1から出力されたフレームパルス信号FPINと出力クロックCLK’との位相関係に起因して出力フレームパルスFPOUTに発生するレーシング状態を検出するレーシング検出部5と、位相調整部3に対して異なる位相調整量を順次選択して指示し、レーシング検出部5でレーシング状態が検出された際の最悪位相調整量に基づいて、最適位相調整量を決定して位相調整部3へ指示する制御部6とを備える。
本実施の形態は、位相調整部3でのクロックCLKに対する位相調整量を順次変化させて、レーシング状態を検出し、その時の最悪位相調整量に基づいて、フレームパルス信号FPINを安定してラッチできる最適位相調整量を決定している。
次に、本実施の形態のフレームパルス信号ラッチ回路の動作を説明する。図2はフレームパルス信号ラッチ回路の位相調整時の動作を示すフローチャートである。
フレームパルス信号FPINは、パルス幅が本来のフレームパルス信号FPのパルス幅(すなわちmクロック周期)より僅かに長い信号である。mクロック周期より僅かに長いフレームパルス信号FPINとは、(m+1)クロックでラッチできる最小限の長さ程度のフレームパルス信号のことを言う。実際のフレームパルス信号FPINの長さは、(m+1)クロックでラッチできる最小限の長さに対してクロックのジッタ分やフレームパルス信号のジッタ分だけ長い程度である。なお、パルス幅伸張部1は、送信側に実装してもよい。
位相調整動作の開始を示す開始指示信号の入力に応じて、制御部6は、位相調整部3の位相調整量を例えばゼロに初期化する(ステップS1)。これにより、位相調整部3からはクロックCLKに対して位相調整量がゼロのクロックCLK’が出力される(ステップS2)。
フリップフロップ4は、パルス幅伸張部1から出力されたフレームパルス信号FPINをクロックCLK’に同期してラッチして、フレームパルス信号FPOUTを出力する(ステップS3)。
続いて、レーシング検出部5は、レーシング状態を検出する(ステップS4)。レーシング状態とは、フリップフロップ4により1つのフレームパルス信号FPINを(m+1)度ラッチした状態であり、フレームパルス信号FPINの立ち上がり/立ち下がりタイミングとクロックCLK’の立ち上がりタイミングとが同期した最悪の位相関係の状態を示している。
制御部6は、レーシング検出部5の出力AOUTに、レーシング状態が発生し最悪位相調整量であることを示す「H」レベルの検出信号が出力されているかどうかを判定する(ステップS5)。制御部6は、「H」レベルの検出信号が出力されていない場合、位相調整部3の位相調整量を所定の単位量だけ変更し(ステップS6)、ステップS3へ戻る。こうして、検出信号が出力されるまで、ステップS3〜S6の処理が繰り返される。
制御部6は、レーシング検出部5の出力AOUTに「H」レベルの検出信号が出力された場合(ステップS5においてYES)、位相調整部3の現在の位相調整量、すなわち最悪位相調整量からクロックの半周期分、すなわち180度ずれた位相調整量を最適位相調整量とし、位相制御信号CTLを出力することにより位相調整部3の位相調整量を最適位相調整量に設定する(ステップS8)。これで、位相調整動作が終了する。以後、位相調整部3の位相調整量は、この位相調整動作で設定された最適位相調整量に固定される。
本実施の形態によれば、レーシング検出部5でレーシング状態を検出し、位相調整部3の位相調整量を最適位相調整量に設定するので、フレームパルス信号を確実にラッチできるクロックの最適位相を短時間で見つけることができる。また、本実施の形態では、レーシング検出部5の出力に明確に検出結果が出てくるので、容易に位相調整ができ、かつ自動調整も容易に可能になる。また、本実施の形態では、確実に最適位相を見つけだすことができるので、プリント配線基板の設計が厳密でない場合でも対応することができる。さらに、本実施の形態では、確実に最適位相を見つけだすことができるので、高周波帯でも容易にシステムが実現できる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図3は本発明の第2の実施の形態に係るフレームパルス信号ラッチ回路の構成を示すブロック図である。本実施の形態は、第1の実施の形態をより具体的に説明するものである。本実施の形態は、フレームパルス信号FPのパルス幅が1クロック周期である場合を示している。
本実施の形態のフレームパルス信号ラッチ回路は、送信側からフレームパルス信号FPを受信するパルス幅伸張手段となるバッファ10と、送信側からクロックを受信するバッファ11と、バッファ11から出力されたクロックCLKの位相を調整し、位相調整されたクロックCLK’を出力する位相調整手段となるPLL回路12と、バッファ10から出力されたフレームパルス信号FPINをPLL回路12で位相調整されたクロックCLK’に同期してラッチして、フレームパルス信号FPOUTを出力するラッチ手段となるフリップフロップ13と、フリップフロップ13から出力されたフレームパルス信号FPOUTをPLL回路12で位相調整されたクロックCLK’に同期してラッチするフリップフロップ14と、フリップフロップ13の出力FPOUTとフリップフロップ14の出力FOUTとの論理積をとるAND回路15と、AND回路15の出力AOUTに基づいてPLL回路12の位相調整量を制御する制御回路16とを有する。フリップフロップ14とAND回路15とは、レーシング検出手段を構成している。
ここでのレーシング状態とは、フレームパルス信号FPINの変化点とクロックCLKによるラッチタイミングとが重なった場合、ラッチした出力フレームパルス信号FPOUTの時間位置が1クロック分だけ前後に変化し、フレームパルス信号FPOUTのフレーム周期が1クロック分だけ変化する状態をいう。
このレーシング状態が発生する期間は、図17(B)に示したようにクロックの立ち上がりタイミングの前後に位置する期間で発生する可能性が高く、その期間幅は100〜200psecと非常に狭い。この期間をレーシング発生範囲といい、レーシング発生範囲以外の区間が、入力フレームパルス信号FPを安定してラッチできるラッチ有効期間となる。
次に、本実施の形態のフレームパルス信号ラッチ回路の動作を説明する。図4はフレームパルス信号ラッチ回路の位相調整時の動作を説明するためのタイミングチャート、図5は図4の時間を拡大したタイミングチャート、図6はフレームパルス信号ラッチ回路の位相調整時の動作を示すフローチャートである。
フレームパルス信号FPINは、パルス幅が本来のフレームパルス信号FPのパルス幅(すなわち1クロック周期)より僅かに長い信号である。フレームパルス信号FPINのパルス幅を1クロック周期より僅かに長くする方法については後述する。
位相調整動作の開始を示す開始指示信号の入力に応じて、制御回路16は、位相制御信号CTLを出力することによりPLL回路12の位相調整量を例えばゼロに初期化する(ステップS10)。これにより、PLL回路12からはクロックCLKに対して位相調整量がゼロのクロックCLK’が出力される(ステップS11)。
フリップフロップ13は、バッファ10から出力されたフレームパルス信号FPINをクロックCLK’に同期してラッチして、フレームパルス信号FPOUTを出力する(ステップS12)。
続いて、フリップフロップ14は、フリップフロップ13から出力されたフレームパルス信号FPOUTをクロックCLK’に同期してラッチする。フレームパルス信号FPOUTをラッチすることにより、フリップフロップ14の出力FOUTは、フレームパルス信号FPOUTに対して1クロックシフトした信号となる(ステップS13)。
AND回路15は、フリップフロップ13の出力FPOUTとフリップフロップ14の出力FOUTとの論理積をとる(ステップS14)。
制御回路16は、AND回路15の出力AOUTに、レーシング状態が発生し最悪位相調整量であることを示す「H」レベルの検出信号が出力されているかどうかを判定する(ステップS15)。制御回路16は、「H」レベルの検出信号が出力されていない場合、位相制御信号CTLを出力することによりPLL回路12の位相調整量を所定の単位量だけ変更し(ステップS16)、ステップS12へ戻る。こうして、検出信号が出力されるまで、ステップS12〜S16の処理が繰り返される。
制御回路16は、AND回路15の出力AOUTに「H」レベルの検出信号が出力された場合(ステップS15においてYES)、PLL回路12の現在の位相調整量、すなわち最悪位相調整量からクロックの半周期分、すなわち180度ずれた位相調整量を最適位相調整量とし、位相制御信号CTLを出力することによりPLL回路12の位相調整量を最適位相調整量に設定する(ステップS17)。これで、位相調整動作が終了する。以後、PLL回路12の位相調整量は、この位相調整動作で設定された最適位相調整量に固定される。
図5に示すように、AND回路15の出力AOUTに「H」レベルの検出信号が出力されることは、フリップフロップ13によりフレームパルス信号FPINをその立ち上がり付近と立ち下がり付近で2度ラッチしたことを示しており、フレームパルス信号FPINの立ち上がり/立ち下がりタイミングとクロックCLK’の立ち上がりタイミングとが同期した最悪の位相関係であることを示している。したがって、最悪位相調整量から180度ずれた位相が、フレームパルス信号FPINの有意期間長の中央となり、このタイミングでラッチすることにより安定したラッチ動作が得られる。したがって、最悪位相調整量から180度ずれた位相が最適位相調整量となる。なお、最適位相調整量は、これに限定されるものではなく、図17(B)のレーシング発生範囲を除くラッチ有効期間のいずれに設定してもよい。
次に、フレームパルス信号FPINのパルス幅を1クロック周期より僅かに長くする方法について説明する。
本実施の形態では、単純なデバイス特性を利用する方法を用いる。つまり、バッファ10として出力信号の立ち上がり、立ち下がりに時間差のあるデバイスを使用すれば、図7に示すように、バッファ10から出力されるフレームパルス信号FPINのパルス幅を1クロック周期より僅かに長くすることができる。図7の例では、バッファの立ち上がり時間Tpd_riseに対して立ち下がり時間Tpd_fallが長くなっている。なお、このようなフレームパルス信号のパルス幅伸張機能は、送信側に実装してもよい。
以上のように、本実施の形態では、クロックの位相調整量を順次変化させてレーシング状態を発生させ、このレーシング状態が発生した最悪位相調整量を基準として最適位相調整量を設定するようにしたので、事前に評価や調整を行うことなく、フレームパルス信号とクロックとの間の位相変化を自動調整することができる。このため、個々のプリント配線基板や回路に固有の特性に左右されることなく、いずれのケースにも容易に適用することができる。これにより、事前に位相ずれの評価や調整を行う必要がなくなり、例えばプリント配線基板や回路の設計、製作、品質管理などに要する作業負担を大幅に削減することが可能となる。特に、クロック周波数が高い高周波帯用のプリント配線基板であっても、パタン設計に対する制約を極めて少なくすることが可能となる。
また、レーシング状態を検出するまでに要する時間は、平均してクロックの半周期分、すなわち180度変化させるのに要する時間で済むため、クロックの1周期分、すなわち360度変化させる場合と比較して、確実にラッチできるクロックの最適位相を短時間に見つけることができ、自動調整に要する時間を短縮することができる。また、レーシング状態は非常に狭い範囲の位相関係でしか発生しないため、最悪位相調整量は一意に検出することができる。したがって、これを基準とした最適位相点も一意に決定することができ、位相調整を容易に自動化できる。また、評価を短時間で終わらせるため、プリント配線基板の配線長に制限を設けて、設計時の位相変動量を最低限に抑えるという設計上の制約も無くなるため、プリント配線基板設計の自由度が拡がる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。図8は本発明の第3の実施の形態に係るフレームパルス信号ラッチ回路の構成を示すブロック図であり、図3と同様の構成には同一の符号を付してある。本実施の形態は、フレームパルス信号FPのパルス幅が2クロック周期である場合を示している。
本実施の形態のフレームパルス信号ラッチ回路は、送信側からフレームパルス信号FPを受信するバッファ10と、送信側からクロックを受信するバッファ11と、バッファ11から出力されたクロックCLKの位相を調整し、位相調整されたクロックCLK’を出力するPLL回路12と、バッファ10から出力されたフレームパルス信号FPINをPLL回路12で位相調整されたクロックCLK’に同期してラッチして、フレームパルス信号FPOUTを出力するフリップフロップ13と、フリップフロップ13から出力されたフレームパルス信号FPOUTをクロックCLK’に同期してラッチするフリップフロップ14と、フリップフロップ14の出力FOUT1をクロックCLK’に同期してラッチするフリップフロップ17と、フリップフロップ13の出力FPOUTとフリップフロップ14の出力FOUT1とフリップフロップ17の出力FOUT2との論理積をとるAND回路15aと、AND回路15aの出力AOUTに基づいてPLL回路12の位相調整量を制御する制御回路16とを有する。
次に、本実施の形態のフレームパルス信号ラッチ回路の動作を説明する。図9はフレームパルス信号ラッチ回路の位相調整時の動作を説明するためのタイミングチャート、図10はフレームパルス信号ラッチ回路の位相調整時の動作を示すフローチャートである。
本実施の形態のフレームパルス信号FPINは、パルス幅が本来のフレームパルス信号FPのパルス幅(すなわち2クロック周期)より僅かに長い信号である。2クロック周期より僅かに長いフレームパルス信号FPINとは、3クロックでラッチできる最小限の長さ程度のフレームパルス信号のことを言う。このようなフレームパルス信号の伸張は、第2の実施の形態と同様にして実現できる。
位相調整動作の開始を示す開始指示信号の入力に応じて、制御回路16は、PLL回路12の位相調整量を例えばゼロに初期化する(ステップS20)。これにより、PLL回路12からはクロックCLKに対して位相調整量がゼロのクロックCLK’が出力される(ステップS21)。
フリップフロップ13は、バッファ10から出力されたフレームパルス信号FPINをクロックCLK’に同期してラッチして、フレームパルス信号FPOUTを出力する(ステップS22)。
続いて、フリップフロップ14は、フリップフロップ13から出力されたフレームパルス信号FPOUTをクロックCLK’に同期してラッチする。フレームパルス信号FPOUTをラッチすることにより、フリップフロップ14の出力FOUT1は、フレームパルス信号FPOUTに対して1クロックシフトした信号となる(ステップS23)。
フリップフロップ17は、フリップフロップ14の出力FOUT1をクロックCLK’に同期してラッチする。フリップフロップ17の出力FOUT2は、フレームパルス信号FPOUTに対して2クロックシフトした信号となる(ステップS24)。
AND回路15aは、フリップフロップ13の出力FPOUTとフリップフロップ14の出力FOUT1とフリップフロップ17の出力FOUT2との論理積をとる(ステップS25)。
制御回路16は、AND回路15aの出力AOUTに「H」レベルの検出信号が出力されているかどうかを判定する(ステップS26)。制御回路16は、「H」レベルの検出信号が出力されていない場合、PLL回路12の位相調整量を所定の単位量だけ変更し(ステップS27)、ステップS22へ戻る。こうして、検出信号が出力されるまで、ステップS22〜S27の処理が繰り返される。
制御回路16は、AND回路15aの出力AOUTに「H」レベルの検出信号が出力された場合(ステップS26においてYES)、PLL回路12の現在の位相調整量からクロックの半周期分、すなわち180度ずれた位相調整量を最適位相調整量とし、PLL回路12の位相調整量を最適位相調整量に設定する(ステップS28)。これで、位相調整動作が終了する。以後、PLL回路12の位相調整量は、この位相調整動作で設定された最適位相調整量に固定される。
図9に示すように、AND回路15aの出力AOUTに「H」レベルの検出信号が出力されることは、フリップフロップ13によりフレームパルス信号FPINを3度ラッチしたことを示しており、フレームパルス信号FPINの立ち上がり/立ち下がりタイミングとクロックCLK’の立ち上がりタイミングとが同期した最悪の位相関係であることを示している。したがって、最悪位相調整量から180度ずれた位相が、フレームパルス信号FPINの有意期間長の中央となり、このタイミングでラッチすることにより安定したラッチ動作が得られる。
以上のように、本実施の形態では、フレームパルス信号のパルス幅が2クロック周期である場合であっても、第2の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
[第4の実施の形態]
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。第1〜第3の実施の形態では、異なるプリント配線基板や装置との間でフレームパルス信号の受け渡しを行う場合を例として説明したが、複数本のデータ信号を受け渡すことも可能である。図11は本発明の第4の実施の形態に係るフレームパルス信号ラッチ回路の構成を示すブロック図であり、図3と同様の構成には同一の符号を付してある。
本実施の形態では、送信側のユニット90において、フリップフロップ91によりクロックに同期してデータ信号をラッチすると共に、フリップフロップ92によりクロックに同期してフレームパルス信号をラッチし、n本のデータ信号とフレームパルス信号とを互いに同期した状態で並行して送出すると共にクロックを送出している。
受信側のユニット93のフレームパルス信号ラッチ回路では、第2の実施の形態と同様の動作が行われる。加えて、フレームパルス信号ラッチ回路のフリップフロップ19は、バッファ18が受信したデータ信号DINをクロックCLK’に同期してラッチして、データ信号DOUTを出力する。
こうして、本実施の形態では、1本のフレームパルス信号に対して、n本のデータ信号を同一のクロックで受け渡す場合は、フレームパルス信号を用いて受信側クロックの最適位相化が図られるため、並送されるデータ信号のラッチも位相も最適化が図られ、複数本のデータ信号を正確にラッチすることができるので、多ビットのデータ信号を確実に伝送することができる。
なお、本実施の形態では、フレームパルス信号のパルス幅が1クロック周期である場合について説明しているが、フレームパルス信号のパルス幅が2クロック周期以上である場合にも同様に適用できることは言うまでもない。
[第5の実施の形態]
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。図12は本発明の第5の実施の形態に係るパルス幅伸張部の構成を示すブロック図である。
第2の実施の形態では、パルス幅伸張部としてバッファ10を用いたが、本実施の形態は、バッファ伸張部を、入力フレームパルス信号FPを遅延させる遅延ゲート50と、遅延ゲート50の出力GOUTと入力フレームパルス信号FPとの論理和の結果をフレームパルス信号FPINとして出力するOR回路51とから構成したものである。
図13に示すように、入力フレームパルス信号FPを遅延ゲート50により遅延量Tpd_dだけ遅延させ、遅延させた信号GOUTと入力フレームパルス信号FPとの論理和をとることにより、パルス幅を広げることができ、フレームパルス信号FPINを生成することができる。
[第6の実施の形態]
次に、本発明の第6の実施の形態について説明する。図14は本発明の第6の実施の形態に係るパルス幅伸張部の構成を示すブロック図である。
本実施の形態は、バッファ伸張部として差動バッファ60を用いたものである。図15に示すように、差動バッファ60のスレッショルド電圧Vtを調整することにより、フレームパルス信号FPINのパルス幅を変えることができる。
本発明は、フレームパルス信号をラッチする技術に適用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るフレームパルス信号ラッチ回路の構成を示すブロック図である。 図1のフレームパルス信号ラッチ回路の位相調整時の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るフレームパルス信号ラッチ回路の構成を示すブロック図である。 図3のフレームパルス信号ラッチ回路の位相調整時の動作を説明するためのタイミングチャートである。 図4の時間を拡大したタイミングチャートである。 図3のフレームパルス信号ラッチ回路の位相調整時の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態においてフレームパルス信号のパルス幅を1クロック周期より長くする方法を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係るフレームパルス信号ラッチ回路の構成を示すブロック図である。 図8のフレームパルス信号ラッチ回路の位相調整時の動作を説明するためのタイミングチャートである。 図8のフレームパルス信号ラッチ回路の位相調整時の動作を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態に係るフレームパルス信号ラッチ回路の構成を示すブロック図である。 本発明の第5の実施の形態に係るパルス幅伸張部の構成を示すブロック図である。 図12のパルス幅伸張部の動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の第6の実施の形態に係るパルス幅伸張部の構成を示すブロック図である。 図14のパルス幅伸張部の動作を説明するためのタイミングチャートである。 関連するフレームパルス信号ラッチ回路の構成を示すブロック図である。 図16のフレームパルス信号ラッチ回路のラッチ有効範囲を示す図である。
符号の説明
1…パルス幅伸張部、2,10,11,18…バッファ、3…位相調整部、4,13,14,17,91,92,93…フリップフロップ、5…レーシング検出部、6…制御部、12…PLL回路、15,15a…AND回路、16…制御回路、50…遅延ゲート、51…OR回路、60…差動バッファ。

Claims (11)

  1. パルス幅がm(mは正の整数)クロック周期の入力フレームパルス信号のパルス幅をmクロック周期より長くしたフレームパルス信号を出力するパルス幅伸張手段と、
    指示された位相調整量に基づき入力クロックの位相を調整した出力クロックを生成する位相調整手段と、
    前記パルス幅伸張手段から出力されたフレームパルス信号を前記出力クロックに同期してラッチして出力フレームパルス信号を得る第1のラッチ手段と、
    前記出力フレームパルス信号に対して、1クロックシフトした信号からmクロックシフトした信号までの各信号を生成し、前記出力フレームパルス信号と1〜mクロックシフトした各信号との論理積の結果に基づいて、前記パルス幅伸張手段から出力されたフレームパルス信号と前記出力クロックとの位相関係に起因して前記出力フレームパルスに発生するレーシング状態を検出するレーシング検出手段と、
    前記位相調整手段に対して異なる位相調整量を順次選択して指示し、前記レーシング検出手段でレーシング状態が検出された際の最悪位相調整量に基づいて、最適位相調整量を決定して前記位相調整手段へ指示する制御手段とを備えることを特徴とするフレームパルス信号ラッチ回路。
  2. 請求項1記載のフレームパルス信号ラッチ回路において、
    前記レーシング検出手段は、
    前記第1のラッチ手段の出力フレームパルス信号に対して、1クロックシフトした信号からmクロックシフトした信号までの各信号を生成するm個の第2のラッチ手段と、
    前記出力フレームパルス信号と1〜mクロックシフトした各信号との論理積をとる論理積手段とからなることを特徴とするフレームパルス信号ラッチ回路。
  3. 請求項1または2記載のフレームパルス信号ラッチ回路において、
    前記制御手段は、前記最悪位相調整量から180度位相がずれた位相調整量を前記最適位相調整量とすることを特徴とするフレームパルス信号ラッチ回路。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のフレームパルス信号ラッチ回路において、
    前記パルス幅伸張手段から出力されるフレームパルス信号は、(m+1)クロックでラッチできる最小限の長さのフレームパルス信号であることを特徴とするフレームパルス信号ラッチ回路。
  5. 請求項4記載のフレームパルス信号ラッチ回路において、
    前記パルス幅伸張手段は、前記入力フレームパルス信号が入力されるバッファからなることを特徴とするフレームパルス信号ラッチ回路。
  6. 請求項4記載のフレームパルス信号ラッチ回路において、
    前記パルス幅伸張手段は、
    前記入力フレームパルス信号を遅延させる遅延ゲートと、
    この遅延ゲートの出力と前記入力フレームパルス信号との論理和をとる論理和手段とからなることを特徴とするフレームパルス信号ラッチ回路。
  7. 請求項4記載のフレームパルス信号ラッチ回路において、
    前記パルス幅伸張手段は、
    一方の入力端子に前記入力フレームパルス信号が入力され、他方の入力端子にスレッショルド電圧が入力される差動バッファからなることを特徴とするフレームパルス信号ラッチ回路。
  8. パルス幅がm(mは正の整数)クロック周期の入力フレームパルス信号のパルス幅をmクロック周期より長くしたフレームパルス信号を出力するパルス幅伸張手順と、
    位相調整手段が、指示された位相調整量に基づき入力クロックの位相を調整した出力クロックを生成する位相調整手順と、
    前記パルス幅伸張手順で出力されたフレームパルス信号を前記出力クロックに同期してラッチして出力フレームパルス信号を得る第1のラッチ手順と、
    前記出力フレームパルス信号に対して、1クロックシフトした信号からmクロックシフトした信号までの各信号を生成し、前記出力フレームパルス信号と1〜mクロックシフトした各信号との論理積の結果に基づいて、前記パルス幅伸張手順で出力されたフレームパルス信号と前記出力クロックとの位相関係に起因して前記出力フレームパルスに発生するレーシング状態を検出するレーシング検出手順と、
    前記位相調整手段に対して異なる位相調整量を順次選択して指示し、前記レーシング検出手順でレーシング状態が検出された際の最悪位相調整量に基づいて、最適位相調整量を決定して前記位相調整手段へ指示する制御手順とを備えることを特徴とするフレームパルス信号ラッチ回路の位相調整方法。
  9. 請求項8記載のフレームパルス信号ラッチ回路の位相調整方法において、
    前記レーシング検出手順は、
    前記第1のラッチ手順の出力フレームパルス信号に対して、1クロックシフトした信号からmクロックシフトした信号までの各信号を生成するm個の第2のラッチ手順と、
    前記出力フレームパルス信号と1〜mクロックシフトした各信号との論理積をとる論理積手順とからなることを特徴とするフレームパルス信号ラッチ回路の位相調整方法。
  10. 請求項8または9記載のフレームパルス信号ラッチ回路の位相調整方法において、
    前記制御手順は、前記最悪位相調整量から180度位相がずれた位相調整量を前記最適位相調整量とすることを特徴とするフレームパルス信号ラッチ回路の位相調整方法。
  11. 請求項8乃至10のいずれか1項に記載のフレームパルス信号ラッチ回路の位相調整方法において、
    前記パルス幅伸張手順で出力されるフレームパルス信号は、(m+1)クロックでラッチできる最小限の長さのフレームパルス信号であることを特徴とするフレームパルス信号ラッチ回路の位相調整方法。
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