JPH098796A - データ転送装置 - Google Patents

データ転送装置

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JPH098796A
JPH098796A JP14997795A JP14997795A JPH098796A JP H098796 A JPH098796 A JP H098796A JP 14997795 A JP14997795 A JP 14997795A JP 14997795 A JP14997795 A JP 14997795A JP H098796 A JPH098796 A JP H098796A
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JP
Japan
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data
variable delay
clock
output
delay means
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JP14997795A
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Akira Tanaka
彰 田中
Toshio Doi
俊雄 土井
Kenichi Ishibashi
賢一 石橋
Takehisa Hayashi
林  剛久
Akira Yamagiwa
明 山際
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/02Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
    • H04L7/033Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop
    • H04L7/0337Selecting between two or more discretely delayed clocks or selecting between two or more discretely delayed received code signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/0008Synchronisation information channels, e.g. clock distribution lines
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/0016Arrangements for synchronising receiver with transmitter correction of synchronization errors
    • H04L7/0033Correction by delay
    • H04L7/0041Delay of data signal

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】送受信装置が同じクロックに同期したデータ転
送装置において、クロックサイクルの損失なく受信装置
内部クロックへ同期化させる。 【構成】可変遅延回路1は受信データを遅延させ、デー
タ不確定時間検出部118へ出力する。ラッチL0およ
びL2はそれぞれ可変遅延回路503および504によ
り、ラッチL1のラッチタイミングの前後等間隔にラッ
チタイミングを有する。調整時には、両可変遅延回路の
遅延量を転送周期に比べ十分小さい値に固定し、可変遅
延回路1の遅延量を増加させ、判定回路7が受信データ
の前縁を検出し、次に両可変遅延回路の遅延量を互いに
同じ値に維持しつつ順次増加させ受信データの後縁を検
出する。このときラッチL1のラッチタイミングはマー
ジン最大の最適点となる。通常動作時には、判定回路が
最適点からのずれを検出し可変遅延回路の遅延量を微調
整して、受信データのラッチタイミングを最適点に維持
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータあるいは通
信機器等に用いられる同期式のデータ転送装置に係り、
転送周波数を高め高スループットかつ低レイテンシなデ
ータ転送を可能とするデータ転送装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータを構成するLSI間データ
転送、あるいはコンピュータ間のデータ転送等の分野で
は、送信側と受信側の入出力装置が同一の周波数を持つ
クロックで動作する同期式データ転送が広く用いられて
いる。この理由は、同期式データ転送は送信側の入出力
装置(以下、送信装置と呼ぶ)がデータを送信する速度
と等しい速度で、すなわち無駄な待ち時間を発生するこ
となく受信側の入出力装置(以下、受信装置と呼ぶ)が
データを取り込むので、非同期式データ転送に比べ転送
効率が高く高速データ転送に有利なためである。このよ
うなコンピュータシステム等の性能を向上するために
は、同期式データ転送における転送周波数の向上とレイ
テンシの低減が重要な課題となる。
【0003】同期式データ転送では、受信データの取り
込みは受信装置の内部クロックに同期して受信データを
ラッチすることにより行う。受信データを正しく取り込
むためには、この受信ラッチのラッチタイミングの前後
にセットアップ時間およびホールド時間を保証したタイ
ミングで、受信データがハイレベルまたはローレベルの
いずれかの論理値に対応する電位レベルに確定している
ことが必要である。しかし、受信データがラッチに届く
タイミングは伝送線路の長さや動作温度など様々な要因
による伝搬遅延時間ばらつきに依存するため、従来は転
送周波数を高くすることが著しく困難であるという問題
があった。
【0004】この問題の解決方法の1つとして、ソース
同期転送方式がある。ソース同期転送方式では、送信装
置はデータと並べてクロックを送信し受信装置はこのク
ロックにより受信データをラッチすることを特徴とす
る。例えば、インターナショナル・ソリッドステート・
サーキット・コンファレンス 94 FA 18.4
「フェーズトレラント・3.8ギガバイト/秒 データ
コミュニケーション・ルータ・フォー・マルチプロセッ
サ・スーパーコンピュータ・バックプレーン」(Int
ernational Solid−State Ci
rcuit Conference 94 FA 1
8.4「A Phase−Tolerant3.8GB
/s Data−Communication Rou
ter for a Multiprocessor
Supercomputer Backplane」)
において発表されたDLL(Delay Lock L
oop)方式は、ソース同期転送方式を用いて高速デー
タ転送を実現することを目的としている。しかしこのD
LL方式は、一旦併送されたクロックに同期してラッチ
した受信データを、改めて受信装置内部のクロックに同
期させるために多段のラッチを通過させる必要であり、
この多段ラッチに要する時間だけデータ転送に要する全
時間すなわちレイテンシが増大してしまうという欠点が
ある。プロセッサと主記憶間のデータ転送等においては
レイテンシ増大がシステムの性能を著しく低下させるの
で、多段ラッチが必要なDLL方式ではシステムの性能
向上を十分に達成できないと考えられる。
【0005】一方、特開平4−293332「ビット位
相同期回路」は、ラッチのセットアップ時間およびホー
ルド時間を保証するために、可変遅延手段によって受信
データがラッチに届くタイミングを調整することを特徴
とし、多段ラッチを必要としないためレイテンシが小さ
いという点において、上記DLL方式より優れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のビット位相同期
回路によるデータ転送装置には、次の2つの問題点があ
る。
【0007】第1に、受信データが受信ラッチに対して
単純にセットアップ時間およびホールド時間を保証して
いるか否かのみ検出するため、受信データのラッチタイ
ミングをマージンが最大となるタイミングに合わせるこ
とができず、ラッチタイミングが受信データの周期の前
縁付近あるいは後縁付近のいずれか一方に寄ってしまう
可能性が高い。一般にデータ転送装置では、時間の経過
につれ温度変化や電源電圧変動等によりデータの伝搬遅
延時間が変動するため、データを受信するタイミングは
動作中に少しずつ変化し続ける。このため、ビット位相
同期回路はラッチタイミングの再調整が頻発して動作が
不安定になりやすく、転送周波数を高めることが困難と
なる。
【0008】第2に、各ビットに対して可変遅延手段や
受信データの位相検出手段を設ける必要があるため、コ
ンピュータのプロセッサと主記憶間等のようにビット幅
の大きな並列データ転送装置では、回路規模が大きくな
る。
【0009】ビット位相同期回路に対し前述のDLL方
式は、受信データをラッチするタイミングのマージンを
拡大することに主眼を置いている。DLL方式では送信
装置からデータとクロックを並べて送信し、受信装置は
受信データの周期の前縁と後縁のほぼ中央のタイミング
でラッチできるように受信したクロックを可変遅延手段
により遅延させ、その遅延量をフィードバック制御す
る。これにより、少なくとも転送周波数があまり高くな
い場合には上記第1の問題点はいくらか解決されると考
えられる。しかし転送周波数を高くした場合、転送デー
タ信号には送受信装置間のコネクタ等による反射ノイズ
をはじめとする種々のノイズが重畳し波形が歪むため、
データを受信するタイミングは大きく変動し、受信デー
タの周期の中央のタイミングでは正しくデータを取り込
むことができない場合が生ずる。この様な場合を考慮す
ると、DLL方式による転送速度の高速化には限界があ
ると考えられる。
【0010】本発明の解決すべき課題は、従来方式のデ
ータ転送装置に係る以上述べた問題点である。
【0011】本発明はこれらの課題を解決し、転送周波
数を高くした場合においてもマージンが最大となるタイ
ミングで受信データを確実に取り込むことができ、小さ
い回路規模で実現可能な、高スループットかつ低レイテ
ンシなデータ転送装置を実現する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ転送
装置は、以上のような課題を解決するために次の構成を
もつ。
【0013】送信装置と、受信装置と、上記送信装置と
上記受信装置を接続する手段と、上記送信装置と上記受
信装置に調整動作または通常動作のいずれかを選択する
信号を出力する動作状態制御手段と、上記送信装置と上
記受信装置にクロックを供給するクロック発生手段から
成り、上記送信装置に供給されたクロックに同期してデ
ータを送信する同期送信手段を備え、上記受信装置に、
上記データを受信し遅延させる第1の可変遅延手段と、
上記第1の可変遅延手段の出力を入力し上記第1の可変
遅延手段の遅延量を調整しクロックに同期した受信デー
タを出力するデータ不確定時間検出手段を備え、上記デ
ータ不確定時間検出手段は、上記第1の可変遅延手段の
出力を遅延させる第2の可変遅延手段と、上記第2の可
変遅延手段の出力を遅延させる第3の可変遅延手段と、
上記第2の可変遅延手段の出力をクロックに同期して取
り込み上記受信データとして出力する受信データ取り込
み手段と、上記受信データ取り込み手段がデータを取り
込むタイミングの前後の上記第2および第3の可変遅延
手段の遅延量により設定する時間内に、取り込むデータ
の論理値が不確定な時間があるか否かを判定し上記第1
〜第3の可変遅延手段の遅延量を調整するタイミング判
定手段から成る。
【0014】さらに、並列データ転送において転送デー
タのビット間スキューが周期に比べて十分小さい場合、
回路規模を小さくするために上記データ不確定時間検出
手段を特定のビットにのみ設ける。
【0015】
【作用】本発明によるデータ転送装置は、調整動作と通
常動作という2つの動作状態を有し、いずれの動作状態
においても上記クロック発生手段が供給するクロックに
同期して転送データを送受信する。少なくとも装置の立
ち上げ時に行う調整動作時には、送信装置はクロックに
同期して調整用データを送信し、受信装置はこの調整用
データを受信し上記第1〜第3の可変遅延手段の遅延量
を設定する。一方通常動作時には、送信装置は任意の転
送データを送信し、受信装置はこの任意の転送データを
受信する。
【0016】主に上記タイミング判定手段は、最適なタ
イミングで受信データを取り込むことができるように上
記第1の可変遅延手段の遅延量を調整し、この最適なタ
イミングに対する受信データの前縁および後縁を監視す
ことができるようにそれぞれ上記第2および第3の可変
遅延手段の遅延量を調整する。例えば、受信データの前
縁と後縁の中央に取り込みのタイミングマージンが最大
となる最適タイミングがある場合には、調整動作時にま
ず上記第1の可変遅延手段の遅延量を設定し、次に上記
第2および第3の可変遅延手段の遅延量を互いに等しい
値としながら各々受信データの前縁および後縁を監視す
るよう設定し、通常動作時には動作温度の変化等により
少しずつ変動するデータの受信タイミングに追従するよ
う上記第1の可変遅延手段の遅延量を微調整する。ま
た、受信データ取り込み手段としてセットアップ時間と
ホールド時間が著しく異なる様なラッチを用いる場合等
には、上記第2および第3の可変遅延手段の遅延量を互
いに等しい値とは異なる最適値に設定し最適なタイミン
グを得ることが可能である。さらに受信データの波形歪
み等に対応し、通常動作中に上記第2および第3の可変
遅延手段の遅延量を微調整することも可能である。
【0017】並列データ転送において、特定ビットにの
み上記データ不確定時間検出手段を設ける場合には、上
記特定ビットに関する上記データ不確定時間検出手段
が、上記特定ビットおよび上記データ不確定時間検出手
段を設けない他のビットに関する上記の設定と微調整を
行う。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0019】実施例1 図1は、本発明によるデータ転送装置の実施例1を示す
図である。図1において、1は可変遅延回路、2は遅延
制御回路、5および6は排他的論理和回路、7は判定回
路、116は入力バッファ回路、117はデータ遅延調
整部、118はデータ不確定時間検出部、130は同期
受信データ出力線路、132は受信装置内部クロック分
配線路、134は受信装置制御信号伝送線路、136は
データ遅延調整制御信号伝送線路、138はデータ不確
定時間検出時間制御信号伝送線路、139は遅延量制御
信号伝送線路、502は遅延制御回路、503および5
04は可変遅延回路、L0、L1およびL2はラッチで
ある。
【0020】図2は、実施例1によるデータ転送装置の
全体構成を示す図である。図2において、101は送信
装置、102は受信装置、103は基準クロック発生
部、104は制御部、105はデータ転送線路、110
は調整データ生成部、111は送信データ生成部、11
2は送信データ選択セレクタ、114はラッチ、115
は出力バッファ回路、120は受信側内部論理、131
は送信装置内部クロック分配線路、133は送信装置制
御信号伝送線路である。
【0021】図2において、本発明によるデータ転送装
置は基準クロック発生部103から供給されるクロック
に同期して動作するが、一般に送信装置内部クロック分
配線路131と受信装置内部クロック分配線路132の
伝搬遅延時間は同一とはならないため、送信装置101
と受信装置102の内部クロックの位相は異なってい
る。また、本データ転送装置は調整動作と通常動作の2
つの動作状態を有し、制御部104が供給する動作状態
制御信号により動作状態を切り換える。調整動作時に
は、送信装置101はラッチ114によって送信装置内
部クロックに同期した所定の調整データを送信し、通常
動作時には同様に任意のデータ送信する。送信されたデ
ータはデータ転送線路105を介して受信装置102に
転送する。
【0022】図3に、従来の技術として特開平4−29
3332に記載のビット位相同期回路による受信装置の
主要部の構成を示す。図3において、3および4は固定
遅延回路である。
【0023】図3の従来技術による受信装置は、入力バ
ッファ回路116によりデータを受信し、データ遅延調
整部117により受信データが不確定となるタイミング
がラッチL1のセットアップ時間もしくはホールド時間
と重ならないように受信データを遅延し、ラッチL1に
より受信装置内部クロック分配線路132から供給され
る内部クロックに同期化する。ラッチL0およびL2は
ラッチL1のラッチタイミングに対してそれぞれ直前お
よび直後のタイミングでラッチし、これら3つのラッチ
出力を比較することにより受信データが不確定となるタ
イミングがL1のセットアップ時間もしくはホールド時
間と重なることを検出し、検出結果に基づいてデータ遅
延調整部117の遅延量を制御する。
【0024】この従来技術では、ラッチタイミングが受
信データの前縁あるいは後縁のいずれか一方にあること
しか検出できないため、ラッチタイミングを受信データ
の最適点に合わせることができず、ラッチL1の動作マ
ージンが小さいため動作が不安定となりやすいという問
題がある。また、並列データ転送に用いる場合、全ビッ
トにデータ遅延調整部117、ラッチL0およびL2、
判定回路7等を設ける必要があるため、回路規模が莫大
となるという問題もある。
【0025】図1において受信装置102は、基準クロ
ック発生部103が供給する受信装置内部クロックへ受
信データを同期化する。調整動作時には、データ不確定
時間検出部118はラッチL1が最適点で受信データを
ラッチできるように、データ遅延調整部117の遅延量
と遅延回路503および504の遅延量を設定する。通
常動作時には温度変化等により受信データの受信タイミ
ングが変化しても、常時データ遅延調整部117の遅延
量を微調整することにより、ラッチL1のラッチタイミ
ングを最適点に維持する。以下では順に、受信データの
不確定時間検出方法、調整動作時および通常動作時の調
整動作について述べる。
【0026】図4は、データ不確定時間検出部118が
受信データの不確定時間を検出する原理を示している。
図4において、tSETUPとtHOLDはラッチL
0、L1およびL2のそれぞれセットアップ時間とホー
ルド時間であり、セットアップ時間からホールド時間の
時間内に受信データの論理値が不確定となるとラッチは
正しい値を取り込めなくなるので、ラッチL1がそのよ
うな状況に陥らないようにしなければならない。
【0027】図1において、ラッチL1は受信データの
値を取り込み同期化する。それに対し、ラッチL0はラ
ッチL1より遅延回路503の遅延量だけ前のタイミン
グで受信データをラッチし、ラッチL2はラッチL1よ
り遅延回路504の遅延量だけ後のタイミングで受信デ
ータをラッチする。図4に示すように、受信データが適
正な位相にあるときには、ラッチL0、L1およびL2
はすべて同じレベルを出力するので排他的論理和回路5
および6の出力はともに“L”レベルとなる。受信デー
タの位相が内部クロックに対して後方にずれたときに
は、ラッチL1およびL2の出力レベルが互いに異なる
ため排他的論理和回路6の出力は“H”レベルとなる。
逆に受信データの位相が内部クロックに対して前方にず
れたときには、ラッチL0およびL1の出力レベルが互
いに異なるため排他的論理和回路5の出力は“H”レベ
ルとなる。従って例えば、遅延回路503および504
の遅延量が受信データの周期に比べて十分小さい場合に
は、判定回路7は排他的論理和回路5および6の出力か
らラッチL1のラッチタイミングが受信データの前縁あ
るいは後縁付近にあることが検出できる。
【0028】図5は、実施例1における調整動作の調整
手順の例を示す図であり、また図6は、図5の調整手順
による動作波形の例を示す図である。図5において、i
は可変遅延回路1の遅延段数、jは可変遅延回路503
および504の遅延段数、tD0(i)は遅延段数iの
ときの可変遅延回路1の遅延量、tD1(j)は遅延段
数jのときの可変遅延回路503および504の遅延
量、tDRIFTは動作中の温度変化等による受信デー
タの位相変化の最大値である。
【0029】図5に示すように調整動作開始時には、可
変遅延回路1の遅延量の初期値tD0(is)には、i
=isで調整動作を終了しても温度変化等による受信デ
ータの位相変化に対応できるように、予想される位相変
化の最大値tDRIFTを設定し、一方可変遅延回路5
03および504の遅延量は互いに同じ値tD1(j)
とし、上述のようにラッチL1のラッチタイミングが受
信データの前縁あるいは後縁付近であることを検出する
ため、初期値tD1(0)として受信データの周期より
十分に小さい値を設定する。調整動作を開始すると、例
えば、送信回路101から予め長周期間一定とした後1
周期間だけ異なる値とする等と設定した所定の調整デー
タを送信し、受信装置102はこの調整データを受信し
そのデータ不確定時間を検出するまでtD0(i)を順
次増加していく。データ不確定時間を検出したときラッ
チL1のラッチタイミングは受信データの後縁にある。
ここからさらにtD0(i)を増加していくと、再びラ
ッチL1のラッチタイミングはデータ不確定時間ではな
くなる。このときラッチL0のラッチタイミングは受信
データの前縁にあり、tD0(i)をこのときの値tD
0(ie)に固定する。次に、データ不確定時間を検出
するまでtD1(j)を順次増加していく。データ不確
定時間を検出したときラッチL2のラッチタイミングは
受信データの後縁にあり、tD1(j)をこのときの値
tD1(je)に固定する。この状態では、ラッチL0
のラッチタイミングは受信データの前縁にあり、ラッチ
L2のラッチタイミングは受信データの後縁にあるの
で、ラッチL1のラッチタイミングは両者の中央のタイ
ミング即ち受信データのラッチ可能な時間内(ウィンド
ウ)の中央(最適点)となり、マージンは最大である。
これで調整動作を終了し、通常動作を開始する。
【0030】以上の調整動作時における動作波形を図6
に示す。図6に示すように、調整動作終了時には、ラッ
チL1は受信データをウィンドウの中央でラッチし受信
装置内部クロックに同期化する。
【0031】通常動作時には、当初可変遅延回路503
および504の遅延量tD1(je)は調整動作時に設
定した値を保持しているので、温度変化等により受信デ
ータの位相がずれると排他的論理和回路5および6のう
ち一方の出力が“H”レベルとなる。判定回路7はこの
出力に基づいて、可変遅延回路1の遅延量tD0(i)
を調整し、再びラッチL1のラッチタイミングが受信デ
ータの最適点に合うようにする。
【0032】以上述べたような構成および動作により、
本発明による実施例1には次に述べるような効果があ
る。
【0033】(1)調整動作中に受信データの前縁と後
縁の両方を同時に検出し、両者の中央のタイミングをラ
ッチタイミングとすることにより、動作マージンが最大
となるタイミング(最適点)にラッチタイミングを設定
できる。
【0034】(2)通常動作中には最適点からのずれを
検出し可変遅延回路1の遅延量を微調整するので、温度
変化等により受信データの伝搬遅延時間が変動する場合
にも常にラッチタイミングを最適点に維持し、安定した
動作が可能である。
【0035】(3)多段のラッチを用いることなく内部
クロックへ同期化するので、同期化にともないレイテン
シが増加しない。
【0036】以上、取り込みタイミングの最適点が受信
データの前縁と後縁の中央にある場合を例にとって述べ
たが、例えば、最適点が中央からずれる場合等には、可
変遅延回路503および504の遅延量を互いに異なる
最適値としたり、あるいは通常動作中に波形がノイズ等
により歪み変形していく場合にはこれらの遅延量を微調
整する等により、上記と同様の効果を得ることが可能な
ことは明らかである。 実施例2 図7は、本発明によるデータ転送装置の実施例2を示す
図である。図7において、8はクロック選択制御回路、
9はクロック選択セレクタ、10はクロック反転回路、
119はラッチクロック生成部、135はラッチクロッ
ク分配線路、L3はラッチ、CK0は受信装置内部クロ
ック、CK1はCK0の半周期遅れクロックである。
【0037】ラッチクロック生成部119は、受信装置
内部クロック分配線路132から供給される内部クロッ
ク(第1のクロック)と所定の位相関係を有するラッチ
クロック(第2のクロック)をラッチクロック分配線路
135へ出力する。受信装置102は受信データをまず
ラッチL1によりラッチクロックに同期化し、次にラッ
チL3により受信装置内部クロックへ同期化する。デー
タ不確定時間検出部118は、マージンが最大となる最
適点で受信データをラッチできるように、データ遅延調
整部117の遅延量とラッチクロックの位相を設定す
る。調整動作時に受信装置102はこれらの制御に関す
る情報を設定し、通常動作時には常時データ遅延調整部
117の遅延量を微調整することにより温度変化等によ
り、ラッチのセットアップ時間内およびホールド時間内
で受信データが不確定とならないようにラッチタイミン
グを維持する。
【0038】図7において、ラッチクロック生成部11
9は内部クロック132を入力し、クロック選択セレク
タ9によりこの内部クロックCK0と半周期遅れクロッ
クCK1のいずれか一方を選択し、ラッチクロック13
5を出力する。クロック選択制御回路8は、判定回路7
のデータ不確定時間検出結果に基づいてクロック選択セ
レクタ9の選択するクロックと切り換えタイミングを制
御する。また、受信データが不確定となる時間を正確に
検出するために、固定遅延回路3および4の遅延量は、
転送周期に比べ十分に小さい値とする。以下では、調整
動作および通常動作時について順に述べる。
【0039】図8は、実施例1における調整動作の調整
手順の例を示す図であり、また図9は図8の調整手順を
行うときの動作波形の例を示す図である。図9におい
て、mおよびnは送信装置のラッチ114から受信装置
間のラッチL1までの伝搬遅延時間が、それぞれ最小お
よび最大のビットを示す添字である。
【0040】図8に示すように、調整動作時には、受信
装置102は送信装置101が送信した調整用データを
受信し、CK0あるいはCK1のいずれかに同期したラ
ッチL1のラッチタイミングが受信データの不確定時間
となるまで、可変遅延回路1の遅延量を増加していく。
このとき、例えばCK0に同期してラッチしているとき
にラッチタイミングが受信データの不確定時間となった
場合には、半周期遅れの位相を有するCK1に同期した
ラッチタイミングが受信データのほぼ中央となるので、
ラッチクロックとしてCK1を選択するとより最適点に
近いタイミングでラッチできる。
【0041】次に、この調整手順に関して図9の動作波
形により述べる。例として、調整開始時にビットmおよ
びビットnが図4(1)に示すような位相の場合を考え
る。図4では、本発明による受信装置102を使用せず
そのままCK0のタイミングでL1でラッチしようした
場合、ビットmはL1のセットアップ時間、ホールド時
間を保証できないので正しい値を出力できない可能性が
あり、またビットnはビットmより1周期遅れてしまう
可能性がある。本発明では、図8において述べたよう
に、可変遅延回路1の遅延量を増加していき受信データ
の不確定時間を検出したとき、検出時と異なる方の位相
のクロックをラッチクロック分配線路135に設定し、
データの中央でラッチする。続いて図4(2)に示すよ
うに、ラッチL3により内部クロック(CK0)へ同期
化する。
【0042】一方通常動作時には、判定回路7の不確定
時間検出結果に基づいて常に可変遅延回路1の遅延量を
微調整することにより、動作温度変化等にともなう位相
変動を吸収する。
【0043】以上述べたような構成および動作により、
本発明による実施例2には、互いに半周期ずれた2相の
クロックから一方をラッチクロックとして選択可能なた
め可変遅延回路1は半周期の範囲で遅延できればよいの
で、比較的大きな回路規模を占める可変遅延回路1の遅
延範囲が従来の技術に比べ約半分で済み、回路規模を小
さくできるという効果がある。さらに、ラッチクロック
の相数を2より大きく備え、ラッチL1のラッチタイミ
ングが受信データの不確定時間と重なったときこのラッ
チクロックと半周期ずれたクロックをラッチクロックと
して選択するよう構成することにより、可変遅延回路1
の可変範囲を更に小さくすることも可能である。
【0044】実施例3 図10は、本発明によるデータ転送装置の実施例1およ
び実施例2の効果を合わせ持つように構成した実施例3
を示す図である。
【0045】調整動作時において、調整動作開始時の初
期設定は実施例1および実施例2の場合と同様に、可変
遅延回路1の遅延量tD0には予想される温度変化等に
よる受信データの位相変化分の値、可変遅延回路503
および504の遅延量tD1には転送周期に比べ十分に
小さい値、ラッチL1のクロックにはCK0を選択す
る。tD0を順次増加させる度にCK0とCK1を切り
換えていき、CK0およびCK1のどちらかが先にラッ
チL0のラッチタイミングを受信データの前縁としたと
き、そのラッチクロックと可変遅延回路1の遅延量tD
0を保持する。次に、実施例1と同様に、ラッチL2の
ラッチタイミングが受信データの後縁となるまでtD1
を順次増加させ保持する。これで調整動作を終了し、通
常動作を開始する。
【0046】以上述べたような構成および動作により、
実施例1および実施例2の両方の効果を合わせ持つこと
ができ、動作中常に受信データのラッチタイミングを最
適点に維持することが可能な上、比較的大きな回路規模
を占める可変遅延回路1の遅延範囲が実施例1や従来の
技術に比べ約半分で済み、回路規模が小さくできるとい
う効果がある。また、受信データをラッチするクロック
を基準クロック発生部103が供給するクロックと所定
の位相関係を有するクロックCKn(n=0、1、…)
の中から選択するように構成することにより、ラッチタ
イミングの調整に要する可変遅延回路1の遅延範囲をよ
り小さく抑え、回路規模を小さくすることが可能とな
る。
【0047】実施例4 図11は、本発明によるデータ転送装置の実施例4の構
成1を示す図であり、実施例1をもとに構成した並列デ
ータ受信装置102である。図11において、a、b、
cは各ビットを示す添字、rは参照ビットを示す添字で
ある。
【0048】並列データ転送において、並列データのう
ち同一LSI、同一コネクタもしくは同一パッケージボ
ードに実装されたようなビット間では、送信ラッチ11
4から受信ラッチL1までの伝搬遅延時間のビット間ス
キューがデータの転送周期に比べて十分小さいので、全
てのビットについて受信データの不確定時間を検出する
必要はない。そこで、図11に示すような構成により、
それらのうち1ビットについてデータの不確定時間検出
を行い、他ビットについても一様に制御すればよい。
【0049】図11において、ビットrが受信データの
不確定時間を検出するため参照するビットであり、その
検出結果に基づいて、ビットrのデータ遅延調整部11
7rのみならず、他のビットaからビットcのデータ遅
延調整部117aから117cおよび可変遅延回路50
3aから503cの遅延量を実施例1と同様に制御する
ので、ビットaからビットcについては、排他的論理和
回路5および6、判定回路7、可変遅延回路504およ
びラッチL0、L2等は必要ないので、その分受信装置
102の回路規模が小さくできる。
【0050】図12は、実施例2をもとに構成した実施
例4の構成2を示す図である。図12において、ビット
rの検出結果に基づいて、実施例2と同様にデータ遅延
調整部117aから117cの遅延量およびラッチクロ
ックの位相を制御する。また図13は、実施例3をもと
に構成した実施例4の構成3を示す図である。図13に
おいて、ビットrの検出結果に基づいて、実施例3と同
様にデータ遅延調整部117aから117cの遅延量お
よびラッチクロックの位相を制御する。構成2および構
成3では、構成1と同様にデータ不確定時間検出部11
8等の数が少なくて済むため、その分受信装置102の
回路規模が小さくできる。
【0051】以上述べたような構成および動作により本
発明による実施例4には、並列データ転送においてビッ
ト間スキューが転送周期に比べて十分小さい複数ビット
を組とし、その組ごとに特定のデータにのみデータ不確
定時間検出部118を設け、この検出結果に基づいてデ
ータ不確定時間検出部118を設けない他のビットを含
めた組内の全ビットに関するラッチタイミングの設定と
制御を行うことにより、最適点の検出に要するデータ不
確定時間検出部118の数を大幅に減らし、装置全体の
回路規模を大幅に小さくすることが可能となるという効
果がある。
【0052】
【発明の効果】本発明によるデータ転送装置は、送信装
置101と受信装置102の間で同一の基準クロック発
生部103が供給するクロックに同期してデータ転送を
行う同期式データ転送装置において、転送周波数の向上
により高スループットかつ低レイテンシなデータ転送を
小規模な回路で実現するという効果がある。また、以上
本発明について2値論理のデータ転送装置を例として説
明したが、本発明が多値論理のデータ転送装置にも同様
の効果があることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示すブロック図である。
【図2】実施例1によるデータ転送装置の全体構成を示
すブロック図である。
【図3】従来技術によるデータ転送装置の受信装置の主
要部を示すブロック図である。
【図4】データ不確定時間検出部118が受信データの
不確定時間を検出する原理を示すタイミング図である。
【図5】実施例1における調整動作の調整手順の例を示
す流れ図である。
【図6】図5の調整手順による動作波形の例を示すタイ
ミング図である。
【図7】実施例2を示すブロック図である。
【図8】実施例2における調整動作の調整手順の例を示
す流れ図である。
【図9】図8の調整手順による動作波形の例を示す波形
図である。
【図10】実施例3を示すブロック図である。
【図11】実施例4の構成1を示すブロック図である。
【図12】実施例4の構成2を示すブロック図である。
【図13】実施例4の構成3を示すブロック図である。
【符号の説明】
L0,L1,L2,L3…ラッチ、CK0…受信装置内
部クロック、CK1…CK0の半周期遅れクロック、m
…送受信装置間伝搬遅延時間が最小のビットを示す添
字、n…送受信装置間伝搬遅延時間が最大のビットを示
す添字、i…可変遅延回路1の遅延段数、j…可変遅延
回路503および504の遅延段数、tD0(i)…遅
延段数iのときの可変遅延回路1の遅延量、tD1
(j)…遅延段数jのときの可変遅延回路503および
504の遅延量、tDRIFT…動作中の温度変化等に
よる受信データの位相変化、tSETUP…ラッチのセ
ットアップ時間、tHOLD…ラッチのホールド時間、
a,b,c…ビットa,ビットbおよびビットcを示す
添字、r…参照ビットを示す添字、1…可変遅延回路、
2…遅延制御回路、3,4…固定遅延回路、5,6…排
他的論理和回路、7…判定回路、8…クロック選択制御
回路、9…クロック選択セレクタ、10…クロック反転
回路、101…送信装置、102…受信装置、103…
基準クロック発生部、104…制御部、105…データ
転送線路、110…調整データ生成部、111…送信デ
ータ生成部、112…送信データ選択セレクタ、114
…ラッチ、115…出力バッファ回路、116…入力バ
ッファ回路、117…データ遅延調整部、118…デー
タ不確定時間検出部、119…ラッチクロック生成部、
120…受信側内部論理、130…同期受信データ出力
線路、131…送信装置内部クロック分配線路、132
…受信装置内部クロック分配線路、133…送信装置制
御信号伝送線路、134…受信装置制御信号伝送線路、
135…ラッチクロック分配線路、136…データ遅延
調整制御信号伝送線路、138…データ不確定時間検出
時間制御信号伝送線路、139…遅延量制御信号伝送線
路、502…遅延制御回路、503、504…可変遅延
回路。
フロントページの続き (72)発明者 林 剛久 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 山際 明 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信装置と、受信装置と、上記送信装置と
    上記受信装置を接続する手段と、上記送信装置と上記受
    信装置に調整動作または通常動作のいずれかを選択する
    信号を出力する動作状態制御手段と、上記送信装置と上
    記受信装置にクロックを供給するクロック発生手段と、
    上記送信装置に供給されたクロックに同期してデータを
    送信する同期送信手段を有し、 上記受信装置に、上記データを受信し遅延させる第1の
    可変遅延手段と、上記第1の可変遅延手段の出力を入力
    し上記第1の可変遅延手段の遅延量を調整しクロックに
    同期した受信データを出力するデータ不確定時間検出手
    段を備え、 上記データ不確定時間検出手段に、上記第1の可変遅延
    手段の出力を遅延させる第2の可変遅延手段と、上記第
    2の可変遅延手段の出力を遅延させる第3の可変遅延手
    段と、上記第2の可変遅延手段の出力をクロックに同期
    して取り込み上記受信データとして出力する受信データ
    取り込み手段と、上記受信データ取り込み手段がデータ
    を取り込むタイミングの前後の上記第2および第3の可
    変遅延手段の遅延量により設定する時間内に、取り込む
    データの論理値が不確定な時間があるか否かを判定し上
    記第1〜第3の可変遅延手段の遅延量を調整するタイミ
    ング判定手段を備えることを特徴とするデータ転送装
    置。
  2. 【請求項2】調整動作時に上記送信装置は特定のデータ
    を送信し、上記受信装置では上記第1乃至第3の可変遅
    延手段の遅延量を調整する制御情報を設定し保持するこ
    とを特徴とする請求項1記載のデータ転送装置。
  3. 【請求項3】通常動作時に任意のデータを転送しなが
    ら、上記受信装置では上記第1乃至第3の可変遅延手段
    のいずれかの遅延量を調整することを特徴とする請求項
    1記載のデータ転送装置。
  4. 【請求項4】送信装置と、受信装置と、上記送信装置と
    上記受信装置を接続する手段と、上記送信装置と上記受
    信装置に調整動作または通常動作のいずれかを選択する
    信号を出力する動作状態制御手段と、上記送信装置と上
    記受信装置にクロックを供給するクロック発生手段と、
    上記送信装置に供給されたクロックに同期してデータを
    送信する同期送信手段を有し、 上記受信装置は、上記データを受信し遅延させる第1の
    可変遅延手段と、上記第1の可変遅延手段の出力を入力
    し上記第1の可変遅延手段の遅延量を調整しクロックに
    同期した受信データを出力するデータ不確定時間検出手
    段を備え、 上記データ不確定時間検出手段は、上記第1の可変遅延
    手段の出力を遅延させる第2の可変遅延手段と、上記第
    2の可変遅延手段の出力を遅延させる第3の可変遅延手
    段と、上記クロック発生手段から入力するクロックに同
    期し位相の異なる局部クロックを生成する局部クロック
    生成手段と、上記第2の可変遅延手段の出力を上記局部
    クロックに同期して取り込む第1の受信データ取り込み
    手段と、上記第1の受信データ取り込み手段の出力を上
    記クロック発生手段から入力するクロックに同期して取
    り込み上記受信データとして出力する第2の受信データ
    取り込み手段と、上記受信データ取り込み手段がデータ
    を取り込むタイミングの前後の上記第2および第3の可
    変遅延手段の遅延量により設定する時間内に、取り込む
    データの論理値が不確定な時間があるか否かを判定し上
    記第1〜第3の可変遅延手段の遅延量と上記局部クロッ
    クの位相を調整するタイミング判定手段を有することを
    特徴とするデータ転送装置。
  5. 【請求項5】調整動作時に上記送信装置は特定のデータ
    を送信し、上記受信装置では上記第1乃至第3の可変遅
    延手段の遅延量と局部クロックの位相を調整する制御情
    報を設定し保持することを特徴とする請求項4記載のデ
    ータ転送装置。
  6. 【請求項6】通常動作時に任意のデータを転送しなが
    ら、上記受信装置では上記第1乃至第3の可変遅延手段
    のいずれかの遅延量を調整することを特徴とする請求項
    4記載のデータ転送装置。
  7. 【請求項7】送信装置と、受信装置と、上記送信装置と
    上記受信装置を接続する手段と、上記送信装置と上記受
    信装置に調整動作または通常動作のいずれかを選択する
    信号を出力する動作状態制御手段と、上記送信装置と上
    記受信装置にクロックを供給するクロック発生手段と、
    上記送信装置に供給されたクロックに同期してデータを
    送信する同期送信手段とを有し、 上記受信装置は、上記データを受信し遅延させる可変遅
    延手段と、上記可変遅延手段の出力を入力し上記可変遅
    延手段の遅延量を調整しクロックに同期した受信データ
    を出力するデータ不確定時間検出手段を備え、 上記データ不確定時間検出手段は、上記可変遅延手段の
    出力を遅延させる第1の固定遅延手段と、上記第1の固
    定遅延手段の出力を遅延させる第2の固定遅延手段と、
    上記クロック発生手段から入力するクロックに同期し位
    相の異なる局部クロックを生成する局部クロック生成手
    段と、上記第1の固定遅延手段の出力を上記局部クロッ
    クに同期して取り込む第1の受信データ取り込み手段
    と、上記第1の受信データ取り込み手段の出力を上記ク
    ロック発生手段から入力するクロックに同期して取り込
    み上記受信データとして出力する第2の受信データ取り
    込み手段と、上記受信データ取り込み手段がデータを取
    り込むタイミングの前後の上記第1および第2の固定遅
    延手段の遅延量により設定する時間内に、取り込むデー
    タの論理値が不確定な時間があるか否かを判定し上記可
    変遅延手段の遅延量と上記局部クロックの位相を調整す
    るタイミング判定手段を有することを特徴とするデータ
    転送装置。
  8. 【請求項8】調整動作時に上記送信装置は特定のデータ
    を送信し、上記受信装置では上記可変遅延手段の遅延量
    と局部クロックの位相を調整する制御情報を設定し保持
    することを特徴とする請求項7記載のデータ転送装置。
  9. 【請求項9】通常動作時に任意のデータを転送しなが
    ら、上記受信装置では上記可変遅延手段の遅延量を調整
    することを特徴とする請求項7記載のデータ転送装置。
  10. 【請求項10】データを受信し遅延させる第1の可変遅
    延手段と、上記第1の可変遅延手段の出力を入力し上記
    第1の可変遅延手段の遅延量を調整し、外部から入力す
    るクロックに同期した受信データを出力するデータ不確
    定時間検出手段を備え、 上記データ不確定時間検出手段は、上記第1の可変遅延
    手段の出力を遅延させる第2の可変遅延手段と、上記第
    2の可変遅延手段の出力を遅延させる第3の可変遅延手
    段と、上記第2の可変遅延手段の出力をクロックに同期
    して取り込み上記受信データとして出力する受信データ
    取り込み手段と、上記受信データ取り込み手段がデータ
    を取り込むタイミングの前後の上記第2および第3の可
    変遅延手段の遅延量により設定する時間内に、取り込む
    データの論理値が不確定な時間があるか否かを判定し上
    記第1〜第3の可変遅延手段の遅延量を調整するタイミ
    ング判定手段を有することを特徴とするデータ受信回
    路。
  11. 【請求項11】データを受信し遅延させる第1の可変遅
    延手段と、上記第1の可変遅延手段の出力を入力し上記
    第1の可変遅延手段の遅延量を調整し外部から入力する
    クロックに同期した受信データを出力するデータ不確定
    時間検出手段を有し、 上記データ不確定時間検出手段は、上記第1の可変遅延
    手段の出力を遅延させる第2の可変遅延手段と、上記第
    2の可変遅延手段の出力を遅延させる第3の可変遅延手
    段と、上記クロックに同期し位相の異なる局部クロック
    を生成する局部クロック生成手段と、上記第2の可変遅
    延手段の出力を上記局部クロックに同期して取り込む第
    1の受信データ取り込み手段と、上記第1の受信データ
    取り込み手段の出力を上記クロックに同期して取り込み
    上記受信データとして出力する第2の受信データ取り込
    み手段と、上記受信データ取り込み手段がデータを取り
    込むタイミングの前後の上記第2および第3の可変遅延
    手段の遅延量により設定する時間内に、取り込むデータ
    の論理値が不確定な時間があるか否かを判定し上記第1
    〜第3の可変遅延手段の遅延量と上記局部クロックの位
    相を調整するタイミング判定手段を有することを特徴と
    するデータ受信回路。
  12. 【請求項12】データを受信し遅延させる可変遅延手段
    と、上記可変遅延手段の出力を入力し上記可変遅延手段
    の遅延量を調整し外部から入力するクロックに同期した
    受信データを出力するデータ不確定時間検出手段を備
    え、 上記データ不確定時間検出手段は、上記可変遅延手段の
    出力を遅延させる第1の固定遅延手段と、上記第1の固
    定遅延手段の出力を遅延させる第2の固定遅延手段と、
    上記クロック発生手段から入力するクロックに同期し位
    相の異なる局部クロックを生成する局部クロック生成手
    段と、上記第1の固定遅延手段の出力を上記局部クロッ
    クに同期して取り込む第1の受信データ取り込み手段
    と、上記第1の受信データ取り込み手段の出力を上記ク
    ロックに同期して取り込み上記受信データとして出力す
    る第2の受信データ取り込み手段と、上記受信データ取
    り込み手段がデータを取り込むタイミングの前後の上記
    第1および第2の固定遅延手段の遅延量により設定する
    時間内に、取り込むデータの論理値が不確定な時間があ
    るか否かを判定し上記可変遅延手段の遅延量と上記局部
    クロックの位相を調整するタイミング判定手段から成る
    ことを特徴とするデータ受信回路。
  13. 【請求項13】送信装置と、受信装置と、上記送信装置
    と上記受信装置を接続する手段と、上記送信装置と上記
    受信装置に調整動作または通常動作のいずれかを選択す
    る信号を出力する動作状態制御手段と、上記送信装置と
    上記受信装置にクロックを供給するクロック発生手段か
    ら成り、 上記送信装置に供給されたクロックに同期してnビット
    並列にデータを送信するnの同期送信手段を備え、 上記受信装置に、上記並列データのうち第1ビットのデ
    ータを受信し遅延させる第1の可変遅延手段と、上記第
    1の可変遅延手段の出力を入力し上記第1の可変遅延手
    段の遅延量を調整しクロックに同期した受信データを出
    力するデータ不確定時間検出手段と、第2〜第nビット
    の各ビットに対し、データを受信し遅延させる第4の可
    変遅延手段と、上記第4の可変遅延手段の出力を取り込
    みクロックに同期した受信データを出力する第2の受信
    データ取り込み手段備え、 上記データ不確定時間検出手段は、上記第1の可変遅延
    手段の出力を遅延させる第2の可変遅延手段と、上記第
    2の可変遅延手段の出力を遅延させる第3の可変遅延手
    段と、上記第2の可変遅延手段の出力をクロックに同期
    して取り込み上記受信データとして出力する第1の受信
    データ取り込み手段と、上記受信データ取り込み手段が
    データを取り込むタイミングの前後の上記第2および第
    3の可変遅延手段の遅延量により設定する時間内に、取
    り込むデータの論理値が不確定な時間があるか否かを判
    定し上記第1〜第3の可変遅延手段の遅延量を調整する
    タイミング判定手段を有するデータ転送装置において、 第2〜第nビットの各ビットのデータに関する上記第4
    の可変遅延手段の遅延量を第1ビットのデータに関する
    上記タイミング判定手段が調整することを特徴とするデ
    ータ転送装置。
  14. 【請求項14】送信装置と、受信装置と、上記送信装置
    と上記受信装置を接続する手段と、上記送信装置と上記
    受信装置に調整動作または通常動作のいずれかを選択す
    る信号を出力する動作状態制御手段と、上記送信装置と
    上記受信装置にクロックを供給するクロック発生手段を
    有し、 上記送信装置に供給されたクロックに同期してnビット
    並列にデータを送信するnの同期送信手段を備え、 上記受信装置に、上記並列データのうち第1ビットのデ
    ータを受信し遅延させる第1の可変遅延手段と、上記第
    1の可変遅延手段の出力を入力し上記第1の可変遅延手
    段の遅延量を調整しクロックに同期した受信データを出
    力するデータ不確定時間検出手段を備え、 上記データ不確定時間検出手段は、上記第1の可変遅延
    手段の出力を遅延させる第2の可変遅延手段と、上記第
    2の可変遅延手段の出力を遅延させる第3の可変遅延手
    段と、上記クロック発生手段から入力するクロックに同
    期し位相の異なる局部クロックを生成する局部クロック
    生成手段と、上記第2の可変遅延手段の出力を上記局部
    クロックに同期して取り込む第1の受信データ取り込み
    手段と、上記第1の受信データ取り込み手段の出力を上
    記クロック発生手段から入力するクロックに同期して取
    り込み上記受信データとして出力する第2の受信データ
    取り込み手段と、上記受信データ取り込み手段がデータ
    を取り込むタイミングの前後の上記第2および第3の可
    変遅延手段の遅延量により設定する時間内に、取り込む
    データの論理値が不確定な時間があるか否かを判定し上
    記第1〜第3の可変遅延手段の遅延量と上記局部クロッ
    クの位相を調整するタイミング判定手段を有し、 さらに第2〜第nビットの各ビットに対し、データを受
    信し遅延させる第4の可変遅延手段と、上記第4の可変
    遅延手段の出力を上記局部クロックに同期して取り込む
    第3の受信データ取り込み手段と、上記第3の受信デー
    タ取り込み手段の出力を入力し上記クロック発生手段か
    ら入力するクロックに同期した受信データを出力する第
    4の受信データ取り込み手段を備えるデータ転送装置に
    おいて、第2〜第nビットの各ビットのデータに関する
    上記第4の可変遅延手段の遅延量を第1ビットのデータ
    に関する上記タイミング判定手段が調整することを特徴
    とするデータ転送装置。
  15. 【請求項15】送信装置と、受信装置と、上記送信装置
    と上記受信装置を接続する手段と、上記送信装置と上記
    受信装置に調整動作または通常動作のいずれかを選択す
    る信号を出力する動作状態制御手段と、上記送信装置と
    上記受信装置にクロックを供給するクロック発生手段か
    ら成り、 上記送信装置に供給されたクロックに同期してnビット
    並列にデータを送信するnの同期送信手段を備え、 上記受信装置に、上記並列データのうち第1ビットのデ
    ータを受信し遅延させる第1の可変遅延手段と、上記第
    1の可変遅延手段の出力を入力し上記第1の可変遅延手
    段の遅延量を調整しクロックに同期した受信データを出
    力するデータ不確定時間検出手段を備え、 上記データ不確定時間検出手段は、上記第1の可変遅延
    手段の出力を遅延させる第1の固定遅延手段と、上記第
    1の固定遅延手段の出力を遅延させる第2の固定遅延手
    段と、上記クロック発生手段から入力するクロックに同
    期し位相の異なる局部クロックを生成する局部クロック
    生成手段と、上記第1の固定遅延手段の出力を上記局部
    クロックに同期して取り込む第1の受信データ取り込み
    手段と、上記第1の受信データ取り込み手段の出力を上
    記クロック発生手段から入力するクロックに同期して取
    り込み上記受信データとして出力する第2の受信データ
    取り込み手段と、上記受信データ取り込み手段がデータ
    を取り込むタイミングの前後の上記第1および第2の固
    定遅延手段の遅延量により設定する時間内に、取り込む
    データの論理値が不確定な時間があるか否かを判定し上
    記第1の可変遅延手段の遅延量と上記局部クロックの位
    相を調整するタイミング判定手段を有し、 さらに第2〜第nビットの各ビットに対し、データを受
    信し遅延させる第2の可変遅延手段と、上記第2の可変
    遅延手段の出力を上記局部クロックに同期して取り込む
    第3の受信データ取り込み手段と、上記第3の受信デー
    タ取り込み手段の出力を入力し上記クロック発生手段か
    ら入力するクロックに同期した受信データを出力する第
    4の受信データ取り込み手段を備えるデータ転送装置に
    おいて、第2〜第nビットの各ビットのデータに関する
    上記第2の可変遅延手段の遅延量を第1ビットのデータ
    に関する上記タイミング判定手段が調整することを特徴
    とするデータ転送装置。
  16. 【請求項16】データを受信し遅延させる第1の可変遅
    延手段と、上記第1の可変遅延手段の出力を入力し上記
    第1の可変遅延手段の遅延量を調整し、外部から入力す
    るクロックに同期した受信データを出力するデータ不確
    定時間検出手段を備え、 上記データ不確定時間検出手段は、上記第1の可変遅延
    手段の出力を遅延させる第2の可変遅延手段と、上記第
    2の可変遅延手段の出力を遅延させる第3の可変遅延手
    段と、上記第1の可変遅延手段の出力をクロックに同期
    して取り込む第1の受信データ取り込み手段と、上記第
    2の可変遅延手段の出力をクロックに同期して取り込み
    上記受信データとして出力する第2の受信データ取り込
    み手段と、上記第3の可変遅延手段の出力をクロックに
    同期して取り込む第3の受信データ取り込み手段と、上
    記第1および第2の受信データ取り込み手段の出力の論
    理値を比較する第1の比較手段と、上記第2および第3
    の受信データ取り込み手段の出力の論理値を比較する第
    2の比較手段と、上記第1および第2の比較手段の比較
    結果を入力し上記第1〜第3の可変遅延手段の遅延量を
    調整する遅延量調整手段から成ることを特徴とするデー
    タ受信回路。
  17. 【請求項17】データを受信し遅延させる第1の可変遅
    延手段と、上記第1の可変遅延手段の出力を入力し上記
    第1の可変遅延手段の遅延量を調整し外部から入力する
    クロックに同期した受信データを出力するデータ不確定
    時間検出手段を備え、 上記データ不確定時間検出手段は、上記第1の可変遅延
    手段の出力を遅延させる第2の可変遅延手段と、上記第
    2の可変遅延手段の出力を遅延させる第3の可変遅延手
    段と、上記クロックに同期し位相の異なる局部クロック
    を生成する局部クロック生成手段と、上記第1の可変遅
    延手段の出力を局部クロックに同期して取り込む第1の
    受信データ取り込み手段と、上記第2の可変遅延手段の
    出力を上記局部クロックに同期して取り込む第2の受信
    データ取り込み手段と、上記第3の可変遅延手段の出力
    を局部クロックに同期して取り込む第3の受信データ取
    り込み手段と、上記第2の受信データ取り込み手段の出
    力を上記クロックに同期して取り込み上記受信データと
    して出力する第4の受信データ取り込み手段と、上記第
    1および第2の受信データ取り込み手段の出力の論理値
    を比較する第1の比較手段と、上記第2および第3の受
    信データ取り込み手段の出力の論理値を比較する第2の
    比較手段と、上記第1および第2の比較手段の比較結果
    を入力し上記第1〜第3の可変遅延手段の遅延量と上記
    局部クロックの位相を調整する遅延量調整手段を有する
    ことを特徴とするデータ受信回路。
  18. 【請求項18】データを受信し遅延させる可変遅延手段
    と、上記可変遅延手段の出力を入力し上記可変遅延手段
    の遅延量を調整し外部から入力するクロックに同期した
    受信データを出力するデータ不確定時間検出手段を備
    え、 上記データ不確定時間検出手段は、上記可変遅延手段の
    出力を遅延させる第1の固定遅延手段と、上記第1の固
    定遅延手段の出力を遅延させる第2の固定遅延手段と、
    上記クロック発生手段から入力するクロックに同期し位
    相の異なる局部クロックを生成する局部クロック生成手
    段と、上記可変遅延手段の出力を上記局部クロックに同
    期して取り込む第1の受信データ取り込み手段と、上記
    第1の固定遅延手段の出力を上記局部クロックに同期し
    て取り込む第2の受信データ取り込み手段と、上記第2
    の固定遅延手段の出力を上記局部クロックに同期して取
    り込む第3の受信データ取り込み手段と、上記第2の受
    信データ取り込み手段の出力を上記クロックに同期して
    取り込み上記受信データとして出力する第4の受信デー
    タ取り込み手段と、 上記第1および第2の受信データ取り込み手段の出力の
    論理値を比較する第1の比較手段と、上記第2および第
    3の受信データ取り込み手段の出力の論理値を比較する
    第2の比較手段と、上記第1および第2の比較手段の比
    較結果を入力し上記可変遅延手段の遅延量と上記局部ク
    ロックの位相を調整する遅延量調整手段から成ることを
    特徴とするデータ受信回路。
  19. 【請求項19】請求項1、請求項4、請求項13または
    請求項14のいずれかに記載のデータ転送装置におい
    て、上記第2および第3の可変遅延手段の遅延量が互い
    に等しいことを特徴とするデータ転送装置。
  20. 【請求項20】請求項10、請求項11、請求項16ま
    たは請求項17のいずれかに記載のデータ受信回路にお
    いて、上記第2および第3の可変遅延手段の遅延量が互
    いに等しいことを特徴とするデータ受信回路。
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