JP2524467B2 - 自動位相制御回路 - Google Patents

自動位相制御回路

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JP2524467B2
JP2524467B2 JP5105954A JP10595493A JP2524467B2 JP 2524467 B2 JP2524467 B2 JP 2524467B2 JP 5105954 A JP5105954 A JP 5105954A JP 10595493 A JP10595493 A JP 10595493A JP 2524467 B2 JP2524467 B2 JP 2524467B2
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phase
pulse
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delay
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長彦 南角
宏暢 瀬戸口
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NIPPON DENKI TEREKOMU SHISUTEMU KK
NEC Corp
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NIPPON DENKI TEREKOMU SHISUTEMU KK
Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は入力データと入力クロッ
クおよびデータの先頭を示す入力フレームパルスを有す
るデータ受信回路の自動位相制御回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ受信回路の一例を図6に示
し説明する。従来のデータ受信回路はこの図6に示すよ
うに、入力データ41と入力クロック43を入力とする
フリップフロップ44と、入力フレームパルス42と入
力クロック43を入力とするフレームカウンタ回路45
を有している。そして、従来、この種のデータ受信回路
では、入力データ41および入力フレームパルス42と
入力クロック43との位相関係は、前段の回路で位相管
理されデータ受信回路に入力される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のデータ受信
回路では、入力データおよび入力フレームパルスと入力
クロックの位相関係は、安全にラッチできる位相に詳細
に位相設計を行う必要があり、特に高速回路では、位相
差の見積が困難であるという問題があった。本発明はか
かる問題を解決するためになされたもので、入力クロッ
クに対し入力データおよび入力フレームパルスの位相を
自動調節する自動位相制御回路を得ることを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の自動位相制御回
路は、入力データと入力クロックおよびデータの先頭を
示す入力フレームパルスを有するデータ受信回路におい
て、上記入力フレームパルスを段階的に遅延させること
のできる遅延挿入回路と、この遅延挿入回路の出力する
遅延フレームパルスを、上記入力クロックを反転し逆相
でラッチする第1のフリップフロップと、上記入力クロ
ックを入力とする遅延回路で所定の微小遅延量の遅延を
与え正相でラッチする第2のフリップフロップと、上記
遅延フレームパルスの先頭の1タイムスロットのLレベ
ル後のHレベル時の前記入力クロックの最初の立ち上が
りでHレベルとなり、1タイムスロットの間Hレベルを
持続する位相判定パルスをフレーム毎に出力するフレー
ムカウンタ回路と、このフレームカウンタ回路の出力す
る位相判定パルスと上記第1および第2のフリップフロ
ップの出力する逆相パルスおよび正相パルスにより位相
判定を行い、位相判定パルスが立ち上がったとき逆相パ
ルスおよび正相パルスがともにLレベルの場合は遅延量
減少のための信号を出力し、位相判定パルスが立ち上が
ったとき逆相パルスおよび正相パルスがともにHレベル
の場合は遅延量増加のための信号を出力する位相判定回
路と、この位相判定回路の出力により上記遅延挿入回路
の遅延量を調節するアップダウンカウンタを備えるもの
である。
【0005】
【作用】本発明においては、入力クロックの立ち下がり
と立上がりを利用することにより、フレームパルスとの
位相差を検出し、無瞬断で位相差を最適値に制御する。
【0006】これについて詳記すれば、遅延フレームパ
ルスを、フレームパルス位置で入力クロックの立上がり
でラッチした結果と、その半クロック前の立ち下がりで
ラッチした結果を位相判定回路で比較し、遅延フレーム
パルスの位相がクロックの立ち下がりおよび立上がりの
エッジに対し、現在どの位相にあるかを判定し、遅延フ
レームパルスと入力クロックの位相によりアップおよび
ダウンの各信号を出力しアップダウンカウンタを動作さ
せる。このカウンタ値を上記遅延挿入回路に入力し、カ
ウント値に応じた遅延を入力データおよび入力フレーム
パルスに与える。この動作を繰返すことにより、常に最
適な位相に入力データおよび入力フレームを調節するこ
とを可能とする。
【0007】
【実施例】つぎに本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明による自動位相制御回路の一実施例を
示すブロック図で、この図1は本発明の一実施例の自動
位相制御回路を有するデータ受信回路の構成図であり、
図2はこの図1における遅延挿入回路の構成例を示すブ
ロック図である。
【0008】図1において、4は入力データ1を入力と
し遅延データ6を出力する遅延挿入回路、5はデータの
先頭を示す入力フレームパルス2を段階的に遅延させる
ことのできる遅延挿入回路、8は入力クロック3を入力
とする遅延回路、9は遅延挿入回路5の出力する遅延フ
レームパルス7を、入力クロック3を反転回路15で反
転し逆相でラッチするフリップフロップ、10は遅延回
路8で遅延を与え正相でラッチするフリップフロップ、
11は遅延挿入回路5から出力される遅延フレームパル
ス7と入力クロック3により1フレームをカウントする
フレームカウンタ回路、13はこのフレームカウンタ回
路11の出力する位相判定パルス12とフリップフロッ
プ9および10の出力する逆相パルスおよび正相パルス
により位相判定を行う位相判定回路、14はこの位相判
定回路13の出力により遅延挿入回路4および5の遅延
量を調節するアップダウンカウンタである。
【0009】つぎにこの図1に示す実施例の動作を説明
する。まず、入力データ1は遅延挿入回路4に入力し遅
延データ6を出力する。入力フレームパルス2はフレー
ムの先頭で1タイムスロット(TS)のLOWパルスの
形式をとり、遅延挿入回路5に入力し遅延フレームパル
ス7を出力する。この遅延フレームパルス7をロード信
号とし、入力クロック3を入力としてフレームカウンタ
回路11に入力し、位相判定パルス12をフレーム毎に
1タイムスロットのHIGHパルスで出力する。この位
相判定パルス12は位相判定回路13に供給される。
【0010】つぎに、入力クロック3を反転回路15で
反転した逆相クロック16と入力クロック3を遅延回路
8により微小に遅延させた正相遅延クロック17によ
り、遅延フレームパルス7をフリップフロップ9および
10によりラッチする。このフリップフロップ9の逆相
ラッチ出力18およびフリップフロップ10の正相ラッ
チ出力19を位相判定回路13に入力し、入力クロック
3に対する入力フレームパルス2の位相関係を判定し、
入力の組合わせによってアップパルス20、ダウンパル
ス21を出力する。このアップパルス20およびダウン
パルス21によりアップダウンカウンタ14を動作させ
カウント信号22を出力する。
【0011】そして、このカウント信号22は遅延挿入
回路4および5に入力され、カウント値に応じて遅延挿
入回路4および5の遅延量を同時に調節する。また、遅
延挿入回路は図2に示すように、カウント信号32によ
って唯一に選択されるセレクタ回路34と微小な遅延を
与える複数の遅延素子33によって構成され、カウント
アップにより遅延量増加、カウントダウンによって遅延
量減少の動作を行い、入力信号31に対する出力遅延信
号35を調節する。
【0012】図3,図4および図5は図1の動作説明に
供する信号波形図で、実施例の各場合における信号波形
を示すものである。この図3は位相判定パルス12が立
上がったとき、逆相ラッチ出力18:LOW、正相ラッ
チ出力19:LOWで遅延量減少方向への態様を示した
ものであり、図4は位相判定パルス12が立上がったと
き、逆相ラッチ出力18:HIGH、正相ラッチ出力1
9:LOWで遅延量現状保持の態様を示し、図5は位相
判定パルス12が立上がったとき、逆相ラッチ出力1
8:HIGH、正相ラッチ出力19:HIGHで遅延量
増加方向への態様を示したものである。
【0013】そして、実施例での動作は、図3に示すよ
うに入力データ1および入力フレームパルス2が入力ク
ロック3に対して遅延している場合、フリップフロップ
9の出力はLOW、フリップフロップ10の出力はLO
Wとなることから遅延フレームパルス7が入力クロック
3に対して遅れていると判定され、位相判定回路13よ
りダウンパルス21が出力しカウント信号22が1つカ
ウントダウンしそれに応じて、遅延挿入回路4および5
の各遅延量を減少させるように制御が働く。この動作を
繰返し位相関係が図4に示す状態になると、フリップフ
ロップ9の出力はHIGH、フリップフロップ10の出
力はLOWとなり安全領域に入り、遅延量は変化しな
い。また、図5に示すように、入力クロック3が入力デ
ータ1および入力フレームパルス2に対して遅延してい
る場合には遅延量を増加させる方向に制御する。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、入力クロ
ックの立ち下がりと立上がりを利用することにより、フ
レームパルスとの位相差を検出するようにしたので、無
瞬断で位相を最適値に制御するという効果があり、高速
回路での位相設計を容易にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動位相制御回路の一実施例を示
すブロック図である。
【図2】図1における遅延挿入回路の構成例を示すブロ
ック図である。
【図3】図1の動作説明に供する信号波形図である。
【図4】図1の動作説明に供する信号波形図である。
【図5】図1の動作説明に供する信号波形図である。
【図6】従来のデータ受信回路の一例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 入力データ 2 入力フレームパルス 3 入力クロック 4,5 遅延挿入回路 8 遅延回路 9,10 フリップフロップ 11 フレームカウンタ回路 13 位相判定回路 14 アップダウンカウンタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力データと入力クロックおよびデータ
    の先頭を示す入力フレームパルスを有するデータ受信回
    路において、 前記入力フレームパルスを段階的に遅延させることので
    きる遅延挿入回路と、 この遅延挿入回路の出力する遅延フレームパルスを、前
    記入力クロックを反転し逆相でラッチする第1のフリッ
    プフロップと、 前記入力クロックを入力とする遅延回路で所定の微小遅
    延量の遅延を与え正相でラッチする第2のフリップフロ
    ップと、 前記遅延フレームパルスの先頭の1タイムスロットのL
    レベル後のHレベル時の前記入力クロックの最初の立ち
    上がりでHレベルとなり、1タイムスロットの間Hレベ
    ルを持続する位相判定パルスをフレーム毎に出力するフ
    レームカウンタ回路と、 このフレームカウンタ回路の出力する位相判定パルスと
    前記第1および第2のフリップフロップの出力する逆相
    パルスおよび正相パルスにより位相判定を行い、 位相判定パルスが立ち上がったとき逆相パルスおよび正
    相パルスがともにLレベルの場合は遅延量減少のための
    信号を出力し、位相判定パルスが立ち上がったとき逆相
    パルスおよび正相パルスがともにHレベルの場合は遅延
    量増加のための信号を出力する 位相判定回路と、 この位相判定回路の出力により前記遅延挿入回路の遅延
    量を調節するアップダウンカウンタとを備えることを特
    徴とする自動位相制御回路。
JP5105954A 1993-04-09 1993-04-09 自動位相制御回路 Expired - Lifetime JP2524467B2 (ja)

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JPH06303226A JPH06303226A (ja) 1994-10-28
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JP2009194741A (ja) 2008-02-15 2009-08-27 Nec Corp パルス位相調整方法および装置
JP5092794B2 (ja) * 2008-02-26 2012-12-05 日本電気株式会社 フレームパルス信号ラッチ回路および位相調整方法

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