JPWO2004051152A1 - 給排気型レンジフード - Google Patents

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Abstract

この給排気型レンジフード100は、フード本体10の上部内に、互いに上下方向に区画されて隣接し合う第1区画箱20及び第2区画箱30を配置し、第1区画箱20に、フード本体10内に開口する吸引口21と、ダクト53が接続される排出口23とを形成するとともに、この第1区画箱20内に、吸引口21から吸引した排気を各ブレード22aの間から排出するシロッコファン22を設け、第2区画箱30に、屋外または室内の空気を吸引する給気ダクト54に接続される給気口31と、吸引した空気をフード本体10の内側または外側に給気する吐出口32とを形成すると共に、この第2区画箱30内に、前記空気を吐出口32に向けて送り出す給気ファン33を設けて、この給気ファン33及びシロッコファン22を1つの駆動モータ40により同軸的に駆動するようにした。

Description

本発明は、加熱装置上のなべやフライパン等の調理器から発生する油煙や水蒸気を含んだ排気を捕集して屋外に排出するレンジフードに関し、特に、自ら外気や室内空気を吸引しながら排気の排出を行うようにした給排気型レンジフードに関するものである。
キッチンの電磁調理器やガスコンロ等の加熱装置によって、例えばフライパンで調理を行うと、その調理に使用した油が油煙となって蒸発し、この油煙が調理材料の水分による水蒸気とともに上昇する。この油煙等の排気は、そのままキッチン内に放散させると、壁や家具を汚すだけでなく、その中の臭いによりキッチン内の空気を汚すことにもなる。このため、従来より、キッチンの調理器上に設置されるレンジフードが種々提案されてきているのであり、このレンジフードに内蔵されているファンの作用によって排気を捕集して屋外に排出するようにすることがなされてきているのである。
一方、近年の家屋についてみてみると、コンクリートで作られた集合住宅で多く見られるように、各部屋の気密性が非常に高くなってきており、レンジフードが設置されているキッチンも気密性が高くなってきている。
この気密性の高いキッチンにて、上述したようなレンジフードを作動させても、排気の排出量に見合う空気の供給ができないため、結果的に十分な排気が行えない。窓を開けて外気を導入することも考えられるが、冬期においては、冷たい空気を部屋内に導入するということになり、折角のレンジフードも十分使用されない場合が多い。その結果、相変わらず、調理する毎に、部屋の空気が汚れ、油煙が壁や家具に付着するということになる。
また、近年の集合住宅は高層化しているため、約20メートル以上の部屋では、風による影響のため、十分な給気が行えないことがある。その第1の理由は、窓側からの風が入りにくくなっていて、直接外気の取り込みがしにくくなっているからであり、第2の理由は高層になればなる程風による負圧が窓側に発生するため、外気の導入がしづらくなるからである。つまり、風が当たる側とは反対側の部屋の外面に対しては、風が通り抜けることによる負圧が発生するため、仮に壁に通気口を開けたとしても、そこからの外気の取り込みがしづらくなるのである。
さらに、この種のレンジフードでは、季節や窓の状態にかかわらず、調理直後にファン停止を行った場合も、油煙を含む排気が調理器から立ち昇り、この排気によっても、キッチン内の空気や壁が汚れるといったことになるのである。
そこで、出願人は、日本国特許第3131731号等において、排気機能を十分高めたレンジフード用の排気装置を提案してきているのであるが、この日本国特許第3131731号の考え方をさらに押し進めて、給気をも自ら行えるようにするにはどうしたらよいか、について種々調査を重ねてきた結果、第9図にて示す特開平05−196268号公報にて提案されている「同時給排気型レンジフード200」を、また、第10図にて示す特開平07−260227号公報にて提案されている「給排気式レンジフード300のファン」、さらには、第11図にて示す、カタログ(東京都中央区八丁堀4−1−3所在の暖冷工業株式会社発行、2001年11月現在の内容を示すもの、その第38頁)に記載されている「レンジフード400」の存在を見出したのである。
特開平05−196268号公報にて提案されている「同時給排気型レンジフード200」は、第9図に示すように、実線矢印にて示した排気の流れを、点線矢印にて示した給気の流れによって包み込み、排気をフード本体206内に完全に送り込めるようにしたものである。
この第9図に示したレンジフード200では、上記公報の段落0019に記されているように、給気ファン201は給気用電動機202で駆動され、排気ファン203は排気用電動機204で駆動されるものであり、これらの給気用及び排気用電動機202・204はファンインバータ205に接続されているものである。
換言すれば、第9図に示した従来のレンジフード200では、給気及び排気の両ファン201・203が別個に配置されていて、それぞれ電動機202・204を必要としているのであり、これらを収納するために、フード本体206に大きなスペースが必要となっている。
一方、第10図に示したレンジフード300についてみてみると、このレンジフード300も、図中の黒矢印で示した排気の流れを白矢印で示した給気の流れで包み込み、排気をフード本体301内に完全に送り込めるようにしたものであるが、このレンジフード300についても、上述した第9図のレンジフード200と同様な問題を有している。
すなわち、この第10図のレンジフード300は、上記公報の段落0009に記載されているように、まず、下面を開放した箱状に形成したフード本体301内に、ケーシング302、モータ303及びファン304で構成される排気装置310を配置したものであり、この排気装置310は天板部320の下面に取付けてある。また、このレンジフード300は、段落0013に記載されているように、天板部320の上面に外気給気装置330を配置したものであり、この外気給気装置330は、天板部320上面に取付けられたケーシング内部に給気ファン331を収納し、天板部320下面に取付けたモータ332によって駆動するようにしたものである。
従って、この第10図に示したレンジフード300も、給気及び排気ファン331・302が天板部320の上下に別個に配置されていて、それぞれモータ332・303を必要としているのであり、これらを収納するために、フード本体301内に大きなスペースが必要になっているものである。
このため、第11図に示した「レンジフード400」では、排気ファン401及び給気ファン402を1つの駆動モータ403に駆動するようにして、排気ファン401による排気を排気ダクト404で、また給気ファン402による給気を給気ダクト405で行うようにすることがなされている。このようにすることにより、第9図や第10図で示したレンジフード200・300での、排気ファン及び給気ファンのそれぞれを個別に駆動するというムダは省かれていると考えられる。
しかしながら、この第11図に示したレンジフード400では、排気ファン401及び給気ファン402がフード本体406内の上下方向に配置されているため、各ファンが回転して排気や空気の流れを作るためには横方向に相当大きな空間が必要になるのであり、フード本体406の上部が大きくなって当該レンジフード400の収納や取付を困難にするだけでなく、デザイン上も好適とは言えないものと考えられる。また、上下方向に対する空間も十分大きいことが必要となるため、調理器と天井との間の空間が余りない一般住宅において、設置すること自体が不可能になる場合があると考えられる。
すなわち、この種のレンジフードは、第9図及び第10図にも示されているように、電磁調理機等の加熱装置上の調理器の、さらに上方に配置されるものであって、調理器と天井との間の空間を利用するものであるため、上下方向についてはそれ程大きくすることはできないのである。特に、上述したように一般の個人住宅においては、キッチンの天井は低く、第9図〜第11図に示したような上下方向に長くなる従来のレンジフードは設置しにくいのである。
そこで、本発明者は、排気の排出は勿論、排気を包み込むエアカーテンなどを発生させるための給気も行えて、しかも天井の低い一般住宅においても設置できるようなレンジフードとするにはどうしたらよいか、について種々検討を重ねてきた結果、本発明を完成したのである。
本発明は、以上の経緯に基づいてなされたもので、その目的とするところは、給気と排気とを同時に行えるようにして、室内の空気や壁等を汚れないようにすることは勿論、全体をコンパクト化することにより、設置スペースを小さくしてどのようなキッチンにも適用することのできるレンジフードを提供することにある。本発明のさらなる目的は、排気を包み込む前の給気によるエアカーテンによってフード本体が汚れないようにすることである。
以上の目的を達成するために、まず請求項1に係る発明の採った手段は、後述する最良の形態の説明中において使用する符号を付して説明すると、
「キッチンの調理器70上に設置されて、少なくとも調理器70から発生する油煙や水蒸気を含んだ排気をフード本体10にて捕集してから排気ダクト53を介して屋外に排出する給排気型レンジフード100であって、
フード本体10の上部内に、互いに上下方向に区画されて隣接し合う第1区画箱20及び第2区画箱30を配置し、
第1区画箱20に、フード本体10内に開口する吸引口21と、ダクト53が接続される排出口23とを形成するとともに、この第1区画箱20内に、吸引口21から吸引した排気を各ブレード22aの間から排出するシロッコファン22を設け、
第2区画箱30に、屋外または室内の空気を吸引する給気ダクト54に接続される給気口31と、吸引した空気をフード本体10の内側また外側に給気する吐出口32とを形成すると共に、この第2区画箱30内に、前記空気を吐出口32に向けて送り出す給気ファン33を設けて、
この給気ファン33及びシロッコファン22を1つの駆動モータ40により同軸的に駆動するようにしたことを特徴とする給排気型レンジフード100」
である。
すなわち、この請求項1の給排気型レンジフード100は、後述する2つの最良の形態の両方を含む上位概念に係るものであり、特に、上下方向に互いに隣接し合う第1区画箱20と第2区画箱30とをフード本体10の上部に備えたものである。そして、第1区画箱20内にはシロッコファン22を組付け、第2区画箱30内には給気ファン33(クロスファンと呼ばれるタイプのもの)を組付けて、これらのシロッコファン22及び給気ファン33を、その中心に配設した1つの駆動モータ40によって同軸的に駆動するようにしたものである。
特に、この給排気型レンジフード100では、そのフード本体10内に、上下方向に互いに隣接し合う第1区画箱20と第2区画箱30とを形成し、それぞれの中にシロッコファン22と給気ファン33とを設けるようにしているから、フード本体10という狭い空間内に、上下方向の排気及び空気通路が効率よく形成されているのであり、シロッコファン22と給気ファン33とによる各送気を、限られた空間内で行えるようにしているのである。このため、この請求項1に係る給排気型レンジフード100は、フード本体10がコンパクトなものになって、第9図〜第11図に示した従来のレンジフードに比較して小さくなっているのである。
以上のように構成することにより、第1図〜第8図中の黒矢印で示すような排気の流路と、白矢印で示すような給気の流路が形成されるのである。これら各流路は、互いに隣接し合う第1区画箱20と第2区画箱30とによって互いに混合し合うことなく送られるものとなっているのである。なお、後述する最良の形態では、フード本体10内にフィルター11を配置しており、このフィルター11の存在によって油煙の一部が除去されるため、油煙がある程度除去された排気は、第1図〜第8図中のハッチング矢印で示したような流路を形成するものである。これら3種類の流路について、当該給排気型レンジフード100の各構成部材との関係を説明すると、次の通りである。
まず、排気を行うためのシロッコファン22を収納している第1区画箱20は、その下部側方にて開口している吸引口21にてフード本体10内に連通していて、この第1区画箱20は図示上方の排気ダクト53につながれているため、駆動モータ40によってシロッコファン22が駆動されると、フード本体10内の排気等は、第1区画箱20の吸引口21から吸引されて排気ダクト53から排出されるのである。このとき、以下の最良の形態に係る給排気型レンジフード100では、フード本体10内にフィルター11が配置してあるため、調理器70から発生した油煙や水蒸気を含む排気は、各図中の黒矢印で示すように、フィルター11を通り、その際に、このフィルター11によって油煙の大部分が液化されて、各図中のハッチング矢印で示す油煙の少なくなった排気となる。
その後、ハッチング矢印で示した排気は、第4図及び第8図に示すように、第1区画箱20の吸引口21からシロッコファン22内に取り込まれ、このシロッコファン22を構成している各ブレード22aから第1区画箱20の上方に向けて送られる。この第1区画箱20には排気ダクト53が接続してあったから、ある程度残っている油煙と水蒸気を含む排気は排気ダクト53を介して屋外に排出されるのである。
以上のシロッコファン22による排気がなされるだけであれば、当然当該給排気型レンジフード100を設置したキッチン内は、僅かに負圧になって排気がうまくいかないことになるのであるが、本発明の給排気型レンジフード100では第2区画箱30内の給気ファン33によって、外気または天井52裏の空気の供給が次のようになされるから、排気ガスの排出は安定的になされるのである。
給気ファン33を収納している第2区画箱30は、シロッコファン22を収納している第1区画箱20に隣接して配置してあって、その上端に形成した給気口31は屋外等に開口している給気ダクト54に接続してあり、またこの第2区画箱30の下部に形成した吐出口32はフード本体10内に開口させてある。従って、シロッコファン22を駆動している駆動モータ40により当該給気ファン33も駆動されれば、この給気ファン33は、外気等をフード本体10内に送り込み、シロッコファン22による排気の排出作用に見合う分の外気の導入を行うのである。
従って、この請求項1の給排気型レンジフード100は、キッチン内の調理器70から発生した油煙を含む排気の排出を、給気ファン33による外気の導入という助けを借りて効果的に行えるだけでなく、シロッコファン22と給気ファン33とを1つの駆動モータ40に同軸的に連結するようにしたから、第9図〜第11図に示した従来の給排気型レンジフードに比較して非常に小型化(コンパクト化)されているのであり、調理器70と天井52との間のスペースが小さい一般住宅においても、十分設置できるものとなっているのである。
上記目的を達成するために、請求項2に係る発明の採った手段は、上記請求項1のそれについて、
「フード本体10の内側であって、第1及び第2区画箱20・30の下側に区画板34を設け、この区画板34と第1及び第2区画箱20・30との間に前記空気のための給気通路35を形成して、この給気通路35に第2区画箱30の吐出口32を開口させるとともに、この給気通路35をフード本体10の内側に開口させて、
給気ダクト54からの空気をフード本体10の内面に吐出させることにより、調理器70からの排気を囲むエアカーテンを発生させるようにしたこと」
である。
すなわち、この請求項2の給排気型レンジフード100は、第1図〜第4図に示した最良の形態についてのもので、第1区画箱20及び第2区画箱30の下方に、給気された空気の給気通路35を形成する区画板34を有したものである。
この区画板34は、第1図に示すように、ハッチング矢印にて示した排気を第1区画箱20に形成してあるシロッコファン22のための吸引口21に案内するとともに、第2区画箱30の下端に開口させてある吐出口32からの空気をフード本体10の内面に向けて案内するものである。つまり、この区画板34は、ハッチング矢印の排気と、白矢印で示した給気された空気とを互いに混合し合わないようにするものであり、特に空気をフード本体10の内面に向けて吹き付けるようにしているものである。
以上のような区画板34を有することにより、フード本体10内に給気された空気は、第1図、第3図及び第4図中の白矢印にて示すように、フード本体10の内面に沿って「層流風効果」、つまり油煙が直接フード本体10に接触しないようにする効果を発揮するのである。この層流風は、調理器70から直接上昇してくる排気の周囲を囲むエアカーテンともなるのであり、排気がキッチン内に広がらないように、フード本体10による排気の捕集を確実にしているのである。
従って、この請求項2の給排気型レンジフード100は、上記請求項1のそれと同様な機能を発揮する他、フード本体10の内面に対する層流風効果を発揮するとともに、排気を包み込む空気によるエアカーテンを区画板34によって確実に形成し得るものとなっているのである。
上記目的を達成するために、請求項3に係る発明の採った手段は、上記請求項1の給排気型レンジフード100について、
「第1及び第2区画箱20・30の周囲に区画筒60を取付けるとともに、この区画筒60の下端に、第1区画箱20の吸引口21のみをフード本体10内に連通させる通孔62を有した隔離板61を取付け、
この隔離板61と、区画筒63及びフード本体10との間に給気通路63を形成し、この給気通路63内に対して、第2区画箱30の吐出口32、区画筒60の開口64、及びフード本体10の上部に形成した給気口12を介して第2区画箱30内を連通させて、
給気ダクト54からの空気をフード本体10の外面に吐出させることにより、このフード本体10上面1の油滴の付着を防止するとともに、調理器70からの排気を囲むエアカーテンを発生させるようにしたこと」
である。
すなわち、この請求項3に係る給排気型レンジフード100は、第5図〜第8図に示したものであり、上記請求項2に係る給排気型レンジフード100とは異なって、第1区画箱20及び第2区画箱30の下部周囲に区画筒60を設けることにより、この区画筒60とフード本体10の上部との間に、給気ファン33によって吸引された外気の給気通路63を形成するようにしたものである。そのため、この請求項3の給排気型レンジフード100においては、第5図及び第6図に示すように、第2区画箱30内に給気された空気をフード本体10内に吐出する吐出口32は、給気ファン33を吸収している第2区画箱30の下端には形成していなくて、第2区画箱30の側部に形成し、この第2区画箱30をフード本体10外へ連通させるための隔離板61を区画筒60の下端に設けたものである。
区画筒60は、上述した通り、第1区画箱20及び第2区画箱30の下部外周をとり囲むものであり、その上端を第1区画箱20及び第2区画箱30に取付けるとともに、その下端開口及びこれとフード本体10の内面との間を隔離板61によって塞いだものである。これにより、この区画筒60とフード本体10の内面との間に第1区画箱20及び第2区画箱30の周囲を囲むことになる給気通路63を形成するとともに、この区画筒60内に隔離板61に形成した通孔62のみでフード本体10内に連通することになる排気取込み空間を形成しているのである。
給気通路63についてみてみると、この給気通路63はフード本体10の上部側面に形成した多数の給気口12によってフード本体10外に開口しているのであるが、この給気通路63は、第6図に示すように、隔離板61の側面に形成した開口64と、その内側に位置している第2区画箱30の吐出口32とにより、給気ファン33を収納している第2区画箱30内に連通しているのである。
以上のように給気通路63を構成している結果、給気ファン33によって第2区画箱30内に吸引された外気等の空気は、この給気ファン33の作用によって第2区画箱30の吐出口32、区画筒60の開口64、及びフード本体10の給気口12によって当該給排気型レンジフード100外に吐出されるのである。吐出された空気は、第5図〜第8図中の白矢印にて示すように、シロッコファン22の排気作用により、フード本体10の上面上を、層流風を形成しながら流下してフード本体10内に下方から入り込もうとするのであり、これにより、前述した層流風効果を発揮するとともに、調理器70から立ち昇っている排気の周囲を囲むエアカーテンを形成することになるのである。
このエアカーテンは、第5図にも示すように、油煙を含む排気がキッチン内に拡散しないようにするものであり、シロッコファン22による排気の排出を効果的に行うようにしているのである。このとき、エアカーテンを作る前の空気は、第6図に示したように、フード本体10の上面を流れる層流風ともなるのであるから、このフード本体10上に降り積もろうとしているホコリ等の除去をも行うものであり、前述したように、フード本体10上面が汚れるのを防止する層流風効果を発揮しているものである。
従って、この請求項3に係る給排気型レンジフード100も、上記請求項1のそれと同様な機能を発揮する他、給気流による層流風効果を発揮するとともに、区画筒60及び隔離板61によって形成される給気通路63により排気を囲むエアカーテンを形成するのであり、排気の排出を効果的に行うと同時に、フード本体10の外面が油煙によって汚れるのを防止するものとなっているのである。
第1図は、本発明の第1実施例に係る給排気型レンジフードの縦断正面図であり、第2図は、第1図中の1−1線に沿ってみた横断平面図であり、第3図は、第1図中の2−2線に沿ってみた縦断右側面図であり、第4図は、第1図の3−3線に沿ってみた縦断左側面図である。
第5図は、本発明の第2実施例に係る給排気型レンジフードの縦断正面図であり、第6図は、同給排気型レンジフードを拡大して示した部分拡大縦断正面図であり、第7図は、第5図中の4−4線に沿ってみた縦断右側面図であり、第8図は、第5図中の5−5線に沿ってみた縦断左側面図である。
第9図は、従来の技術を示す縦断側面図であり、第10図は、従来の他の技術を示す縦断側面図であり、第11図は、従来のさらに他の技術を示す縦断側面図である。
符号の説明
100…給排気型レンジフード、10…フード本体、11…フィルター、12…給気口、20…第1区画箱、21…吸引口、22…シロッコファン、22a…ブレード、23…排出口、24…ダンパ、30…第2区画箱、31…給気口、32…吐出口、33…給気ファン、34…区画板、35…給気通路、40…駆動モータ、50…ダクト接続ボックス、51…スラブ、52…天井、53…排気ダクト、54…給気ダクト、60…区画筒、61…隔離板、62…通孔、63…給気通路、64…開口、70…調理器、80…加熱装置
次に、本発明を実施するための最良の形態を、第1図〜第4図に示した第1実施例と、第5図〜第8図に示した第2実施例に従って説明すると、この場合、第1実施例は、請求項1及び請求項2の発明を実質的に含むものであり、第2実施例は、請求項1及び請求項3の発明を実質的に含むものである。
(第1実施例)
第1図には、第1実施例に係る給排気型レンジフード100を、キッチンの天井52であって、第2図に示したようななべ等の調理器70上に取付けた状態の断面図が示してあり、この給排気型レンジフード100には、調理器70のさらに上になるスラブ51下面に取付けたダクト接続ボックス50を介して排気ダクト53及び給気ダクト54がそれぞれ接続してある。
この給排気型レンジフード100は、第2図に示した加熱装置80上の調理器70に対して、上方から覆い被る形状のフード本体10と、このフード本体10内に組込まれて、互いに上下方向に位置して隣接し合う第1区画箱20及び第2区画箱30と、これらの第1区画箱20及び第2区画箱30内にそれぞれ設けたシロッコファン22及び給気ファン33を有しているものである。
フード本体10内には、第1図、第3図及び第4図に示したように、調理器70から立ち昇ってくる油煙や水蒸気等を含む排気中から、油煙の大部分を油滴化して捕集するフィルター11が設けてある。なお、このフィルター11にて補修された油滴は、第1図中に示した油貯め11a中に一定量貯めておかれるものである。また、この第1実施例におけるフード本体10の上部には、第2実施例における給気口12は形成されていない。
このフード本体10内には、第1図の図示左方部分及び第4図に示したように、第1区画箱20が収納して取付けてあり、この第1区画箱20の上部に形成してある排出口23は、前述したダクト接続ボックス50内に導びかれている排気ダクト53に接続してある。また、この第1区画箱20の下部側方には吸引口21が形成してあって、この吸引口21を通して第1区画箱20内とフード本体10内とを連通させてある。
この第1区画箱20内の底部には、第4図に示したように、多数のブレード22aを有するシロッコファン22が設けてあって、その中心開口は、第1区画箱20の吸引口21に対向させてある。このシロッコファン22は、第1区画箱20と後述する第2区画箱30との接合部分に設けた1つの駆動モータ40によって回転駆動されるものであり、フード本体10内の排気を吸引口21から吸引して、各ブレード22a間から排気ダクト53に向けて排出するものである。
なお、この第1区画箱20内であってシロッコファン22の後流側に位置する部分には、第1図に示したようにダンパ24が設けてある。このダンパ24は、当該給排気型レンジフード100を作動させたときのみ第1区画箱20内の通路を開放し、給排気型レンジフード100の停止時にはこの第1区画箱20内を閉じるものである。これにより、給排気型レンジフード100の不使用中に、排気ダクト53を通して外気が導入されてくるのを防止しているのである。
この第1区画箱20に隣接する第2区画箱30は、その上端に形成した給気口31によって、ダクト接続ボックス50内に導かれている給気ダクト54に接続されるのものであって、この第1実施例の第2区画箱30においては、その底部に吐出口32が形成してある。また、この第2区画箱30の底部内には、クロスファンと呼ばれるタイプの給気ファン33が設けてあり、この給気ファン33は、第1区画箱20内に設けてあるシロッコファン22と同軸的に、前述した1つの駆動モータ40によって回転駆動されるものである。そして、この給気ファン33は、前記シロッコファン22とは異なってクロスファンタイプのものであり、その多数のブレードの外面によって風を送るものである。
この第2区画箱30の下方には、給気通路35を形成するため、所定間隔をおいて区画板34が配置してあって、この区画板34の一端(第1図中の図示左端)は第1区画箱20に連結してあり、その第1図に示した右端は、フード本体10の内面に対向させてある。つまり、この区画板34は、フード本体10内のフィルター11を通して吸引されてきた排気を、第1区画箱20の側方に形成してある吸引口21に向けて案内するものであり、かつ第2区画箱30の下方に形成した吐出口32から送られてきた空気をフード本体10の内面側に吹き出させるものである。
換言すれば、第2区画箱30内の給気ファン33は、給気ダクト54を通して吸引した空気を、第2区画箱30の底部に形成した吐出口32から給気通路35内に送り込み、この給気通路35を構成している区画板34によってフード本体10の内面に向けて空気を吹き付けるようにしたものである。
この給気ファン33による空気のフード本体10内面への吹き付けが行われているということは、駆動モータ40が駆動されていて第1区画箱20内のシロッコファン22も駆動されていることであるから、第1図、第3図及び第4図に示したように、調理器70からの排気がフード本体10内に向けて流れていることであるため、給気ファン33による空気の吹き出しは、この排気の周りを取り囲むエアカーテンを形成することになるのである。
この第1実施例に係る給排気型レンジフード100について、熱線風速計を用いて、排気ダクト53側、及び給気ダクト54の各部分における風速及び風量を測定したところ、次の表に示す結果が得られた。
Figure 2004051152
(第2実施例)
次に、第5図〜第8図に示した第2実施例について説明するが、この第2実施例に係る給排気型レンジフード100においては、以下の点を除いて、上記第1実施例の給排気型レンジフード100と共通する部材を多く含むものであるため、共通部材については、第5図〜第8図中に同一符号を付して、その説明を省略する。
この第2実施例の給排気型レンジフード100の、第1実施例のそれと異なる点は、第1実施例における区画板34を省略して、第1区画箱20及び第2区画箱30の下部外周を囲む区画筒60を採用したことであり、これにより、区画筒60とフード本体10との間に、第1区画箱20と第2区画箱30とを囲む筒状の給気通路63を形成したことである。この排出口23内に、給気ファン33によって外気を導入するための吐出口32は、第2区画箱30の底部に形成するのではなく、第6図に示したように、第2区画箱30の側部に形成してあるのである。
この吐出口32から区画筒60内に送られた空気は、この区画筒60に形成した開口64を通して給気通路63内に送り込まれるようにしてあり、この給気通路63内に流入した空気は、フード本体10の上方側部に多数形成してある各給気口12から外方へ吹き出されるのである。
また、この第2実施例の給排気型レンジフード100においては、第1区画箱20内のシロッコファン22によってフード本体10内に吸引された排気は、第5図及び第6図に示したように、隔離板61の図示左方部分に形成した通孔62を通して、第1区画箱20の吸引口21内に入り込む。この排気の吸引時には、駆動モータ40によって給気ファン33も駆動されているのであるから、排気の周囲には、第5図〜第8図中の白矢印にて示したように、給気された外気によるエアカーテンが形成されるのである。
そして、外気がエアカーテンを形成する前段階においては、この外気は、第5図等に示したように、フード本体10上を流下してホコリや油滴の付着を防止するのである。
以上、説明した通り、まず請求項1の発明においては、
「キッチンの調理器70上に設置されて、少なくとも調理器70から発生する油煙や水蒸気を含んだ排気をフード本体10にて捕集してから排気ダクト53を介して屋外に排出する給排気型レンジフード100であって、
フード本体10の上部内に、互いに上下方向に区画されて隣接し合う第1区画箱20及び第2区画箱30を配置し、
第1区画箱20に、フード本体10内に開口する吸引口21と、ダクト53が接続される排出口23とを形成するとともに、この第1区画箱20内に、吸引口21から吸引した排気を各ブレード22aの間から排出するシロッコファン22を設け、
第2区画箱30に、屋外または室内の空気を吸引する給気ダクト54に接続される給気口31と、吸引した空気をフード本体10の内側また外側に給気する吐出口32とを形成すると共に、この第2区画箱30内に、前記空気を吐出口32に向けて送り出す給気ファン33を設けて、
この給気ファン33及びシロッコファン22を1つの駆動モータ40により同軸的に駆動するようにしたこと」
にその構成上の特徴があり、これにより、キッチン内の調理器70から発生した油煙を含む排気の排出を、給気ファン33による外気の導入という助けを借りて効果的に行えるだけでなく、シロッコファン22と給気ファン33とを1つの駆動モータ40に同軸的に連結するようにしたから、第9図〜第11図に示した従来の給排気型レンジフードに比較して非常に小型化(コンパクト化)されているのであり、調理器70と天井52との間のスペースが小さい一般住宅においても、十分設置できるものを提供することができるのである。
すなわち、この請求項1に係る給排気型レンジフード100は、第1区画箱20及び第2区画箱30内にそれぞれ収納したシロッコファン22及び給気ファン33を、1つの駆動モータ40に対して同軸的に接続したから、従来の技術に比較して、全体のコンパクト化を達成しているのであり、天井52の低い一般住宅のキッチンでも十分設置することができるのである。
特に、この請求項1の給排気型レンジフード100では、そのフード本体10内に、上下方向に互いに隣接し合う第1区画箱20と第2区画箱30とを形成し、それぞれの中にシロッコファン22と給気ファン33とを設けるようにしているから、フード本体10という狭い空間内に、上下方向の排気及び空気通路が効率よく形成されているのであり、シロッコファン22と給気ファン33とによる各送気を、限られた空間内で行えるようにしているのである。また、この請求項1に係る給排気型レンジフード100は、フード本体10をコンパクトなものにすることができ、第9図〜第11図に示した従来のレンジフードに比較して小さくすることができるのである。
また、請求項2の発明においては、上記請求項1の給排気型レンジフード100について、
「フード本体10の内側であって、第1及び第2区画箱20・30の下側に区画板34を設け、この区画板34と第1及び第2区画箱20・30との間に前記空気のための給気通路35を形成して、この給気通路35に第2区画箱30の吐出口32を開口させるとともに、この給気通路35をフード本体10の内側に開口させて、
給気ダクト54からの空気をフード本体10の内面に吐出させることにより、調理器70からの排気を囲むエアカーテンを発生させるようにしたこと」
にその構成上の特徴があり、これにより、上記請求項1と同様な効果を発揮することができる他、排気を包み込む空気によるエアカーテンを区画板34によって確実に形成できるのである。
さらに、請求項3に係る発明においては、上記請求項1の給排気型レンジフード100について、
「第1及び第2区画箱20・30の周囲に区画筒60を取付けるとともに、この区画筒60の下端に、第1区画箱20の吸引口21のみをフード本体10内に連通させる通孔62を有した隔離板61を取付け、
この隔離板61と、区画筒63及びフード本体10との間に給気通路63を形成し、この給気通路63内に対して、第2区画箱30の吐出口32、区画筒60の開口64、及びフード本体10の上部に形成した給気口12を介して第2区画箱30内を連通させて、
給気ダクト54からの空気をフード本体10の外面に吐出させることにより、このフード本体10上面1の油滴の付着を防止するとともに、調理器70からの排気を囲むエアカーテンを発生させるようにしたこと」
にその構成上の特徴があり、これにより、請求項1と同様な効果を発揮することができる他、区画筒60及び隔離板61によって形成される給気通路63により排気を囲むエアカーテンを形成するのであり、排気の排出を効果的に行うと同時に、フード本体10の外面が油煙によって汚れるのを防止することができるのである。
【0005】
そこで、本発明者は、排気の排出は勿論、排気を包み込むエアカーテンなどを発生させるための給気も行えて、しかも天井の低い一般住宅においても設置できるようなレンジフードとするにはどうしたらよいか、について種々検討を重ねてきた結果、本発明を完成したのである。
本発明は、以上の経緯に基づいてなされたもので、その目的とするところは、給気と排気とを同時に行えるようにして、室内の空気や壁等を汚れないようにすることは勿論、全体をコンパクト化することにより、設置スペースを小さくしてどのようなキッチンにも適用することのできるレンジフードを提供することにある。本発明のさらなる目的は、排気を包み込む前の給気によるエアカーテンによってフード本体が汚れないようにすることである。
発明の開示
以上の目的を達成するために、まず請求項1に係る発明の採った手段は、後述する最良の形態の説明中において使用する符号を付して説明すると、
「キッチンの調理器70上に設置されて、少なくとも調理器70から発生する油煙や水蒸気を含んだ排気をフード本体10にて捕集してから排気ダクト53を介して屋外に排出する給排気型レンジフード100であって、
フード本体10の上部内に、互いに上下方向に区画されて隣接し合う第1区画箱20及び第2区画箱30を配置し、
第1区画箱20に、フード本体10内に開口する吸引口21と、ダクト53が接続される排出口23とを形成するとともに、この第1区画箱20内に、吸引口21から吸引した排気を各ブレード22aの間から排出するシロッコファン22を設け、
第2区画箱30に、屋外または室内の空気を吸引する給気ダクト54に接続される給気口31と、吸引した空気をフード本体10の内側また外側に給気する吐出口32とを形成すると共に、この第2区画箱30内に、前記空気を吐出口32に向けて送り出す給気ファン33を設けて、この給気ファン33及びシロッコファン22を1つの駆動モータ40により同
【0006】
軸的に駆動するようにし、
さらに、フード本体10の内側であって、第1及び第2区画箱20・30の下側に区画板34を設け、この区画板34と第1及び第2区画箱2030との間に前記空気のための給気通路35を形成して、この給気通路35に第2区画箱30の吐出口32を開口させるとともに、この給気通路35をフード本体10の内側に開口させて、
給気ダクト54からの空気をフード本体10の内面に吐出させることにより、調理器70からの排気を囲むエアカーテンを発生させるようにしたことを特徴とする給排気型レンジフード100」
である。
すなわち、この請求項1の給排気型レンジフード100は、後述する2つの最良の形態の両方を含む上位概念に係るものであり、特に、上下方向に互いに隣接し合う第1区画箱20と第2区画箱30とをフード本体10の上部に備えたものである。そして、第1区画箱20内にはシロッコファン22を組付け、第2区画箱30内には給気ファン33(クロスファンと呼ばれるタイプのもの)を組付けて、これらのシロッコファン22及び給気ファン33を、その中心に配設した1つの駆動モータ40によって同軸的に駆動するようにしたものである。
特に、この給排気型レンジフード100では、そのフード本体10内に、上下方向に互いに隣接し合う第1区画箱20と第2区画箱30とを形成し、それぞれの中にシロッコファン22と給気ファン33とを設けるようにしているから、フード本体10という狭い空間内に、上下方向の排気及び空気通路が効率よく形成されているのであり、シロッコファン22と給気ファン33とによる各送気を、限られた空間内で行えるようにしているのである。このため、この請求項1に係る給排気型レンジフード100は、フード本体10がコンパクトなものになって、第9図〜第11図に示した従来のレンジフードに比較して小さくなっているのである。
以上のように構成することにより、第1図〜第8図中の黒矢印で示すような排気の流路と、白矢印で示すような給気の流路が形成されるのである。これら各流路は、互いに隣接し合う第1区画箱20と第2区画箱30とによって互いに混合し合うことなく送られるものとなっているのである。なお、後述する最良の形態では、フード本体10内にフィルター11を配置しており、このフィルター11の存在によって油煙の一部が除去されるため、油煙がある程度除去された排気は、第1図〜第8図中のハッチング矢印で示したような流路を形成するものである。これら3種類の流路について、当該給排気型レンジフード100の各構成部材と
【0008】
箱30内の給気ファン33によって、外気または天井52裏の空気の供給が次のようになされるから、排気ガスの排出は安定的になされるのである。
給気ファン33を収納している第2区画箱30は、シロッコファン22を収納している第1区画箱20に隣接して配置してあって、その上端に形成した給気口31は屋外等に開口している給気ダクト54に接続してあり、またこの第2区画箱30の下部に形成した吐出口32はフード本体10内に開口させてある。従って、シロッコファン22を駆動している駆動モータ40により当該給気ファン33も駆動されれば、この給気ファン33は、外気等をフード本体10内に送り込み、シロッコファン22による排気の排出作用に見合う分の外気の導入を行うのである。
従って、この請求項1の給排気型レンジフード100は、キッチン内の調理器70から発生した油煙を含む排気の排出を、給気ファン33による外気の導入という助けを借りて効果的に行えるだけでなく、シロッコファン22と給気ファン33とを1つの駆動モータ40に同軸的に連結するようにしたから、第9図〜第11図に示した従来の給排気型レンジフードに比較して非常に小型化(コンパクト化)されているのであり、調理器70と天井52との間のスペースが小さい一般住宅においても、十分設置できるものとなっているのである。
そして、この請求項1の給排気型レンジフード100は、
「フード本体10の内側であって、第1及び第2区画箱20・30の下側に区画板34を設け、この区画板34と第1及び第2区画箱20・30との間に前記空気のための給気通路35を形成して、この給気通路35に第2区画箱30の吐出口32を開口させるとともに、この給気通路35をフード本体10の内側に開口させて、
給気ダクト54からの空気をフード本体10の内面に吐出させることにより、調理器70からの排気を囲むエアカーテンを発生させるようにした」
ものであった。
すなわち、この給排気型レンジフード100は、第1図〜第4図に示した最良の形態についてのもので、第1区画箱20及び第2区画箱30の下方に、給気された空気の給気通路35を形成する区画板34を有したものである。
【0009】
この区画板34は、第1図に示すように、ハッチング矢印にて示した排気を第1区画箱20に形成してあるシロッコファン22のための吸引口21に案内するとともに、第2区画箱30の下端に開口させてある吐出口32からの空気をフード本体10の内面に向けて案内するものである。つまり、この区画板34は、ハッチング矢印の排気と、白矢印で示した給気された空気とを互いに混合し合わないようにするものであり、特に空気をフード本体10の内面に向けて吹き付けるようにしているものである。
以上のような区画板34を有することにより、フード本体10内に給気された空気は、第1図、第3図及び第4図中の白矢印にて示すように、フード本体10の内面に沿って「層流風効果」、つまり油煙が直接フード本体10に接触しないようにする効果を発揮するのである。この層流風は、調理器70から直接上昇してくる排気の周囲を囲むエアカーテンともなるのであり、排気がキッチン内に広がらないように、フード本体10による排気の捕集を確実にしているのである。
従って、この請求項1の給排気型レンジフード100は、上述した機能を発揮する他、フード本体10の内面に対する層流風効果を発揮するとともに、排気を包み込む空気によるエアカーテンを区画板34によって確実に形成し得るものとなっているのである。
また、上記目的を達成するために、請求項2に係る発明の採った手段は、
「キッチンの調理器70上に設置されて、少なくとも調理器70から発生する油煙や水蒸気を含んだ排気をフード本体10にて捕集してから排気ダクト53を介して屋外に排出する給排気型レンジフード100であって、
フード本体10の上部内に、互いに上下方向に区画されて隣接し合う第1区画箱20及び第2区画箱30を配置し、
第1区画箱20に、フード本体10内に開口する吸引口21と、ダクト53が接続される排出口23とを形成するとともに、この第1区画箱20内に、吸引口21から吸引した排気を各ブレード22aの間から排出するシロッコファン22を設け、
第2区画箱30に、屋外または室内の空気を吸引する給気ダクト54に接続される給気口31と、吸引した空気をフード本体10の内側また外側に給気する吐出口32とを形成すると共に、この第2区画箱30内に、前記空気を吐出口32に向けて送り出す給気ファン33を設けて、この給気ファン33及びシロッコファン22を1つの駆動モータ40により同軸的に駆動するようにし、
さらに、第1及び第2区画箱20・30の周囲に区画筒60を取付けるとともに、この区画筒60の下端に、第1区画箱20の吸引口21のみをフード本体10内に連通させる通孔62を有した隔離板61を取付け、
この隔離板61と、区画筒63及びフード本体10との間に給気通路63を形成し、この給気通路63内に対して、第2区画箱30の吐出口32、区画筒60の開口64、及びフード本体10の上部に形成した給気口12を介して第2区画箱30内を連通させて、
【0011】
た開口64と、その内側に位置している第2区画箱30の吐出口32とにより、給気ファン33を収納している第2区画箱30内に連通しているのである。
以上のように給気通路63を構成している結果、給気ファン33によって第2区画箱30内に吸引された外気等の空気は、この給気ファン33の作用によって第2区画箱30の吐出口32、区画筒60の開口64、及びフード本体10の給気口12によって当該給排気型レンジフード100外に吐出されるのである。吐出された空気は、第5図〜第8図中の白矢印にて示すように、シロッコファン22の排気作用により、フード本体10の上面上を、層流風を形成しながら流下してフード本体10内に下方から入り込もうとするのであり、これにより、前述した層流風効果を発揮するとともに、調理器70から立ち昇っている排気の周囲を囲むエアカーテンを形成することになるのである。
このエアカーテンは、第5図にも示すように、油煙を含む排気がキッチン内に拡散しないようにするものであり、シロッコファン22による排気の排出を効果的に行うようにしているのである。このとき、エアカーテンを作る前の空気は、第6図に示したように、フード本体10の上面を流れる層流風ともなるのであるから、このフード本体10上に降り積もろうとしているホコリ等の除去をも行うものであり、前述したように、フード本体10上面が汚れるのを防止する層流風効果を発揮しているものである。
従って、この請求項2に係る給排気型レンジフード100も、上記請求項1のそれと同様な機能を発揮する他、給気流による層流風効果を発揮するとともに、区画筒60及び隔離板61によって形成される給気通路63により排気を囲むエアカーテンを形成するのであり、排気の排出を効果的に行うと同時に、フード本体10の外面が油煙によって汚れるのを防止するものとなっているのである。
図面の簡単な説明
【0012】
第1図は、本発明の第1実施例に係る給排気型レンジフードの縦断正面図であり、第2図は、第1図中の1−1線に沿ってみた横断平面図であり、第3図は、第1図中の2−2線に沿ってみた縦断右側面図であり、第4図は、第1図の3−3線に沿ってみた縦断左側面図である。
第5図は、本発明の第2実施例に係る給排気型レンジフードの縦断正面図であり、第6図は、同給排気型レンジフードを拡大して示した部分拡大縦断正面図であり、第7図は、第5図中の4−4線に沿ってみた縦断右側面図であり、第8図は、第5図中の5−5線に沿ってみた縦断左側面図である。
第9図は、従来の技術を示す縦断側面図であり、第10図は、従来の他の技術を示す縦断側面図であり、第11図は、従来のさらに他の技術を示す縦断側面図である。
(符号の説明)
100…給排気型レンジフード、10…フード本体、11…フィルター、12…給気口、20…第1区画箱、21…吸引口、22…シロッコファン、22a…ブレード、23…排出口、24…ダンパ、30…第2区画箱、31…給気口、32…吐出口、33…給気ファン、34…区画板、35…給気通路、40…駆動モータ、50…ダクト接続ボックス、51…スラブ、52…天井、53…排気ダクト、54…給気ダクト、60…区画筒、61…隔離板、62…通孔、63…給気通路、64…開口、70…調理器、80…加熱装置
発明を実施するための最良の形態
次に、本発明を実施するための最良の形態を、第1図〜第4図に示した第1実施例と、第5図〜第8図に示した第2実施例に従って説明すると、この場合、第1実施例は、請求項1の発明を実質的に含むものであり、第2実施例は、請求項2の発明を実質的に含むものである。
【0018】
そして、外気がエアカーテンを形成する前段階においては、この外気は、第5図等に示したように、フード本体10上を流下してホコリや油滴の付着を防止するのである。
産業上の利用可能性
以上、説明した通り、請求項1の発明においては、まず、
「キッチンの調理器70上に設置されて、少なくとも調理器70から発生する油煙や水蒸気を含んだ排気をフード本体10にて捕集してから排気ダクト53を介して屋外に排出する給排気型レンジフード100であって、
フード本体10の上部内に、互いに上下方向に区画されて隣接し合う第1区画箱20及び第2区画箱30を配置し、
第1区画箱20に、フード本体10内に開口する吸引口21と、ダクト53が接続される排出口23とを形成するとともに、この第1区画箱20内に、吸引口21から吸引した排気を各ブレード22aの間から排出するシロッコファン22を設け、
第2区画箱30に、屋外または室内の空気を吸引する給気ダクト54に接続される給気口31と、吸引した空気をフード本体10の内側また外側に給気する吐出口32とを形成すると共に、この第2区画箱30内に、前記空気を吐出口32に向けて送り出す給気ファン33を設けて、
この給気ファン33及びシロッコファン22を1つの駆動モータ40により同軸的に駆動するようにしたこと」
にその構成上の主たる特徴があり、これにより、キッチン内の調理器70から発生した油煙を含む排気の排出を、給気ファン33による外気の導入という助けを借りて効果的に行えるだけでなく、シロッコファン22と給気ファン33とを1つの駆動モータ40に同軸的に連結するようにしたから、第9図〜第11図に示した従来の給排気型レンジフードに比較して非常に小型化(コンパクト化)されているのであり、調理器70と天井52との間のスペースが小さい一般住宅においても、十分設置できるものを提供することができるのである。
【0019】
すなわち、この請求項1に係る給排気型レンジフード100は、第1区画箱20及び第2区画箱30内にそれぞれ収納したシロッコファン22及び給気ファン33を、1つの駆動モータ40に対して同軸的に接続したから、従来の技術に比較して、全体のコンパクト化を達成しているのであり、天井52の低い一般住宅のキッチンでも十分設置することができるのである。
特に、この請求項1の給排気型レンジフード100では、そのフード本体10内に、上下方向に互いに隣接し合う第1区画箱20と第2区画箱30とを形成し、それぞれの中にシロッコファン22と給気ファン33とを設けるようにしているから、フード本体10という狭い空間内に、上下方向の排気及び空気通路が効率よく形成されているのであり、シロッコファン22と給気ファン33とによる各送気を、限られた空間内で行えるようにしているのである。また、この請求項1に係る給排気型レンジフード100は、フード本体10をコンパクトなものにすることができ、第9図〜第11図に示した従来のレンジフードに比較して小さくすることができるのである。
また、この給排気型レンジフード100においては、
「フード本体10の内側であって、第1及び第2区画箱20・30の下側に区画板34を設け、この区画板34と第1及び第2区画箱20・30との間に前記空気のための給気通路35を形成して、この給気通路35に第2区画箱30の吐出口32を開口させるとともに、この給気通路35をフード本体10の内側に開口させて、
給気ダクト54からの空気をフード本体10の内面に吐出させることにより、調理器70からの排気を囲むエアカーテンを発生させるようにしたこと」
をもその構成上の特徴とするものであり、これにより、上記効果を発揮することができる他、排気を包み込む空気によるエアカーテンを区画板34によって確実に形成できるのである。
【0020】
そして、請求項2に係る発明においては、
「キッチンの調理器70上に設置されて、少なくとも調理器70から発生する油煙や水蒸気を含んだ排気をフード本体10にて捕集してから排気ダクト53を介して屋外に排出する給排気型レンジフード100であって、
フード本体10の上部内に、互いに上下方向に区画されて隣接し合う第1区画箱20及び第2区画箱30を配置し、
第1区画箱20に、フード本体10内に開口する吸引口21と、ダクト53が接続される排出口23とを形成するとともに、この第1区画箱20内に、吸引口21から吸引した排気を各ブレード22aの間から排出するシロッコファン22を設け、
第2区画箱30に、屋外または室内の空気を吸引する給気ダクト54に接続される給気口31と、吸引した空気をフード本体10の内側また外側に給気する吐出口32とを形成すると共に、この第2区画箱30内に、前記空気を吐出口32に向けて送り出す給気ファン33を設けて、この給気ファン33及びシロッコファン22を1つの駆動モータ40により同軸的に駆動するようにし、
第1及び第2区画箱20・30の周囲に区画筒60を取付けるとともに、この区画筒60の下端に、第1区画箱20の吸引口21のみをフード本体10内に連通させる通孔62を有した隔離板61を取付け、
この隔離板61と、区画筒63及びフード本体10との間に給気通路63を形成し、この給気通路63内に対して、第2区画箱30の吐出口32、区画筒60の開口64、及びフード本体10の上部に形成した給気口12を介して第2区画箱30内を連通させて、
給気ダクト54からの空気をフード本体10の外面に吐出させることにより、このフード本体10上面1の油滴の付着を防止するとともに、調理器70からの排気を囲むエアカーテンを発生させるようにしたこと」
にその構成上の特徴があり、これにより、請求項1と同様な効果を発揮することができる他、区画筒60及び隔離板61によって形成される給気通路63により排気を囲むエアカーテンを形成するのであり、排気の排出を効果的に行うと同時に、フード本体10の外面が油煙によって汚れるのを防止することができるのである。

Claims (3)

  1. キッチンの調理器(70)上に設置されて、少なくとも調理器(70)から発生する油煙や水蒸気を含んだ排気をフード本体(10)にて捕集してから排気ダクト(53)を介して屋外に排出する給排気型レンジフード(100)であって、
    フード本体(10)の上部内に、互いに上下方向に区画されて隣接し合う第1区画箱(20)及び第2区画箱(30)を配置し、
    第1区画箱(20)に、フード本体(10)内に開口する吸引口(21)と、ダクト(53)が接続される排出口(23)とを形成するとともに、この第1区画箱(20)内に、吸引口(21)から吸引した排気を各ブレード(22a)の間から排出するシロッコファン(22)を設け、
    第2区画箱(30)に、屋外または室内の空気を吸引する給気ダクト(54)に接続される給気口(31)と、吸引した空気をフード本体(10)の内側また外側に給気する吐出口(32)とを形成すると共に、この第2区画箱(30)内に、前記空気を吐出口(32)に向けて送り出す給気ファン(33)を設けて、
    この給気ファン(33)及びシロッコファン(22)を1つの駆動モータ(40)により同軸的に駆動するようにしたことを特徴とする給排気型レンジフード(100)。
  2. フード本体(10)の内側であって、第1及び第2区画箱(20)(30)の下側に区画板(34)を設け、この区画板(34)と第1及び第2区画箱(20)(30)との間に前記空気のための給気通路(35)を形成して、この給気通路(35)に第2区画箱(30)の吐出口(32)を開口させるとともに、この給気通路(35)をフード本体(10)の内側に開口させて、
    給気ダクト(54)からの空気をフード本体(10)の内面に吐出させることにより、調理器(70)からの排気を囲むエアカーテンを発生させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の給排気型レンジフード(100)。
  3. 第1及び第2区画箱(20)(30)の周囲に区画筒(60)を取付けるとともに、この区画筒(60)の下端に、第1区画箱(20)の吸引口(21)のみをフード本体(10)内に連通させる通孔(62)を有した隔離板(61)を取付け、
    この隔離板(61)と、区画筒(63)及びフード本体(10)との間に給気通路(63)を形成し、この給気通路(63)内に対して、第2区画箱(30)の吐出口(32)、区画筒(60)の開口(64)、及びフード本体(10)の上部に形成した給気口(12)を介して第2区画箱(30)内を連通させて、
    給気ダクト(54)からの空気をフード本体(10)の外面に吐出させることにより、このフード本体(10)上面1の油滴の付着を防止するとともに、調理器(70)からの排気を囲むエアカーテンを発生させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の給排気型レンジフード。
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