JPS647398B2 - - Google Patents
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- JPS647398B2 JPS647398B2 JP58123506A JP12350683A JPS647398B2 JP S647398 B2 JPS647398 B2 JP S647398B2 JP 58123506 A JP58123506 A JP 58123506A JP 12350683 A JP12350683 A JP 12350683A JP S647398 B2 JPS647398 B2 JP S647398B2
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- Japan
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- pitch
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- tuning
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は電子楽器の調律装置に関する。
従来の電子楽器では、発振器から出力する所定
周波数の基本クロツクをもとにして、例えば12平
均律の音階を得るようにしている。そして調律を
行う場合には、ボリユームスイツチを操作して上
記基本クロツクの周波数を変化させ、音階全体の
ピツチをずらす方法が行われている。
周波数の基本クロツクをもとにして、例えば12平
均律の音階を得るようにしている。そして調律を
行う場合には、ボリユームスイツチを操作して上
記基本クロツクの周波数を変化させ、音階全体の
ピツチをずらす方法が行われている。
従つて、調律の自由度が小さく、例えば各音ご
との調律ができないから好みの調律が行えない問
題、また楽器自体にプリセツトされた、例えば12
平均律による音律しか得られないから面白味に欠
ける問題などがある。
との調律ができないから好みの調律が行えない問
題、また楽器自体にプリセツトされた、例えば12
平均律による音律しか得られないから面白味に欠
ける問題などがある。
このような従来の技術を改良すべくなされたも
のとして、特開昭55−18650号公報に開示の技術
がある。
のとして、特開昭55−18650号公報に開示の技術
がある。
しかし、この先行技術によると、各音名毎にチ
ユーニング制御を異ならせ得るが、そのための演
算処理は、鍵盤による演奏操作の都度行わねばな
らず、高速演算が要求されたり、演算回路の大規
模化をまねくという問題がある。特にポリフオニ
ツク楽器の場合、同時に複数音についてのチユー
ニング制御を行わねばならぬことになり、困難性
が増す。
ユーニング制御を異ならせ得るが、そのための演
算処理は、鍵盤による演奏操作の都度行わねばな
らず、高速演算が要求されたり、演算回路の大規
模化をまねくという問題がある。特にポリフオニ
ツク楽器の場合、同時に複数音についてのチユー
ニング制御を行わねばならぬことになり、困難性
が増す。
なお、本件特許出願人は、特願昭57−13370号
(特開昭58−132285号)において、各音名の楽音
の周波数を一律に変更してチユーニングを行うチ
ユーニング制御装置を提案し、演奏に先立つて、
特定のオクターブの基本の周波数情報をチユーニ
ング情報によつて変更し、変更周波数情報を少な
くとも上記特定のオクターブについて得てリード
ライトメモリ手段に書込み、演奏時にはその変更
周波数情報を選択的に使用して音高指定を行うよ
うにした技術を開示した。
(特開昭58−132285号)において、各音名の楽音
の周波数を一律に変更してチユーニングを行うチ
ユーニング制御装置を提案し、演奏に先立つて、
特定のオクターブの基本の周波数情報をチユーニ
ング情報によつて変更し、変更周波数情報を少な
くとも上記特定のオクターブについて得てリード
ライトメモリ手段に書込み、演奏時にはその変更
周波数情報を選択的に使用して音高指定を行うよ
うにした技術を開示した。
本件発明は、この先願の技術を改良し、各音名
夫々について別個独立してチユーニング制御する
ことができるようにしたものである。
夫々について別個独立してチユーニング制御する
ことができるようにしたものである。
好みに応じた音律が自由に得られ、自由度の高
い調律が得られるようにした電子楽器の調律装置
を提供することである。
い調律が得られるようにした電子楽器の調律装置
を提供することである。
各音名の夫々につき調律が自由にできるように
し、しかも各音名毎に得た修正周波数情報をリー
ドライトメモリ手段に演奏に先だつてプリセツト
しておき、演奏時にはそれを選択的に読み出して
使用するようにした点にある。
し、しかも各音名毎に得た修正周波数情報をリー
ドライトメモリ手段に演奏に先だつてプリセツト
しておき、演奏時にはそれを選択的に読み出して
使用するようにした点にある。
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。第1図は電子楽器の正面図である。電子楽
器のケース本体上には、鍵盤1、両側に1個づつ
設けられたスピーカ2、音量調節用のボリユーム
3、パワースイツチ4、調律を行うときに音高を
例えば1Hz単位でアツプさせるアツプスイツチ
5、1Hz単位でダウンさせるダウンスイツチ6、
通常の演奏モード(NORMAL)および音高変更
モード(即ち、チユーニングモード:TUNE)
のモード切換えを行うモード切換えスイツチ7と
が夫々設けられている。またケース本体内部に
は、楽音生成等を行うマイクロコンピユータなど
の電子回路部品等が設置されている。
する。第1図は電子楽器の正面図である。電子楽
器のケース本体上には、鍵盤1、両側に1個づつ
設けられたスピーカ2、音量調節用のボリユーム
3、パワースイツチ4、調律を行うときに音高を
例えば1Hz単位でアツプさせるアツプスイツチ
5、1Hz単位でダウンさせるダウンスイツチ6、
通常の演奏モード(NORMAL)および音高変更
モード(即ち、チユーニングモード:TUNE)
のモード切換えを行うモード切換えスイツチ7と
が夫々設けられている。またケース本体内部に
は、楽音生成等を行うマイクロコンピユータなど
の電子回路部品等が設置されている。
第2図は全体構成を示すもので、鍵盤1上の各
鍵の出力は鍵判別手段8と、RAM(ランダムア
クセスメモリ)から成る記憶手段9に入力する。
また上記モードスイツチ7、アツプスイツチ5、
ダウンスイツチ6の各出力は夫々、音高変更モー
ド判別手段10、音高上昇設定手段11、音高下
降設定手段12に入力する。而して上記音高変更
モード判別手段10は上記演奏モード、音高変更
モードのモード判別を行つてその判別信号を上記
鍵判別手段8、設定手段11,12に与え各モー
ド下における動作を実行させる。鍵判別手段8は
音高変更モード下において鍵盤1の操作鍵の音高
を変更すべき音高として判別し、それを音高情報
出力手段13に印加する。その場合、この音高情
報出力手段13には同時に、音高上昇設定手段1
1または音高下降設定手段12からのアツプ指令
またはダウン指定が印加され、而してそれに応じ
た新しい音高情報を音高情報出力手段13は出力
して記憶手段9に与え、書込み設定する。なお、
この音高変更モード下にて記憶手段9に設定され
た新しい音高情報は、発音部14にも与えられて
その楽音を作成され、アンプ15、スピーカ2を
介し放音されて耳により確認できるようになつて
いる。また通常の演奏モード下では、鍵盤1の各
鍵の出力は上述したように記憶手段9に入力する
が、そのときその入力に応じて操作鍵に対する音
高情報が記憶手段9から読出されて発音部14に
与えられてその楽音がスピーカ2から放音され
る。
鍵の出力は鍵判別手段8と、RAM(ランダムア
クセスメモリ)から成る記憶手段9に入力する。
また上記モードスイツチ7、アツプスイツチ5、
ダウンスイツチ6の各出力は夫々、音高変更モー
ド判別手段10、音高上昇設定手段11、音高下
降設定手段12に入力する。而して上記音高変更
モード判別手段10は上記演奏モード、音高変更
モードのモード判別を行つてその判別信号を上記
鍵判別手段8、設定手段11,12に与え各モー
ド下における動作を実行させる。鍵判別手段8は
音高変更モード下において鍵盤1の操作鍵の音高
を変更すべき音高として判別し、それを音高情報
出力手段13に印加する。その場合、この音高情
報出力手段13には同時に、音高上昇設定手段1
1または音高下降設定手段12からのアツプ指令
またはダウン指定が印加され、而してそれに応じ
た新しい音高情報を音高情報出力手段13は出力
して記憶手段9に与え、書込み設定する。なお、
この音高変更モード下にて記憶手段9に設定され
た新しい音高情報は、発音部14にも与えられて
その楽音を作成され、アンプ15、スピーカ2を
介し放音されて耳により確認できるようになつて
いる。また通常の演奏モード下では、鍵盤1の各
鍵の出力は上述したように記憶手段9に入力する
が、そのときその入力に応じて操作鍵に対する音
高情報が記憶手段9から読出されて発音部14に
与えられてその楽音がスピーカ2から放音され
る。
第3図は第2図の構成を実現するための具体例
を示し、図中、対応するものには同一番号を付し
てある。而して上記鍵判別手段8、音高変更モー
ド判別手段10、音高上昇設定手段11、音高下
降設定手段12、音高情報出力手段13等は実際
にはマイクロコンピユータ16から成つている。
周知のようにこのマイクロコンピユータ16は、
電子楽器のすべての動作を制御する制御プログラ
ムを記憶するメモリ、この制御プログラムにした
がつて動作するCPU(中央処理装置)等から成る
ものである。そしてマイクロコンピユータ16と
鍵盤1、記憶手段9、発音部14等はバスライン
B1,B2,B3によつてそれぞれ接続されてい
る。
を示し、図中、対応するものには同一番号を付し
てある。而して上記鍵判別手段8、音高変更モー
ド判別手段10、音高上昇設定手段11、音高下
降設定手段12、音高情報出力手段13等は実際
にはマイクロコンピユータ16から成つている。
周知のようにこのマイクロコンピユータ16は、
電子楽器のすべての動作を制御する制御プログラ
ムを記憶するメモリ、この制御プログラムにした
がつて動作するCPU(中央処理装置)等から成る
ものである。そしてマイクロコンピユータ16と
鍵盤1、記憶手段9、発音部14等はバスライン
B1,B2,B3によつてそれぞれ接続されてい
る。
次に第4図および第5図を参照して動作を説明
する。いま、例えば平均律による音高A4の周波
数を変更する場合を例とする。先ず、モード切換
えスイツチ7を操作して音高変更モード
(TUNE)に設定する(第5図参照)。するとそ
の出力が音高変更モード判別手段10に入力して
音高変更モードを判別され、その判別信号が鍵判
別手段8、音高上昇設定手段11、音高下降設定
手段12に入力し、各手段8,11,12を以
後、音高変更モード下において動作させる。
する。いま、例えば平均律による音高A4の周波
数を変更する場合を例とする。先ず、モード切換
えスイツチ7を操作して音高変更モード
(TUNE)に設定する(第5図参照)。するとそ
の出力が音高変更モード判別手段10に入力して
音高変更モードを判別され、その判別信号が鍵判
別手段8、音高上昇設定手段11、音高下降設定
手段12に入力し、各手段8,11,12を以
後、音高変更モード下において動作させる。
以上の動作を第4図のフローチヤートにおいて
再度説明すると、マイクロコンピユータ16は周
期的に鍵盤1に対してキー走査を行い(ステツプ
S1)、各鍵のオン、オフ状態を判別したのち発音
処理などを行う(ステツプS2)。次に設定モード
が音高変更モード(TUNE)か否かを判断し
(ステツプS3)、音高変更モードでなければステツ
プS1に戻つて次回のキー走査に備える。而してい
まは音高変更モード設定中であるから、次のステ
ツプS4に進行する。
再度説明すると、マイクロコンピユータ16は周
期的に鍵盤1に対してキー走査を行い(ステツプ
S1)、各鍵のオン、オフ状態を判別したのち発音
処理などを行う(ステツプS2)。次に設定モード
が音高変更モード(TUNE)か否かを判断し
(ステツプS3)、音高変更モードでなければステツ
プS1に戻つて次回のキー走査に備える。而してい
まは音高変更モード設定中であるから、次のステ
ツプS4に進行する。
次に音高A4の鍵をオンして音高を変更する鍵
を指定するとその鍵の出力が鍵判別手段8に入力
して音高A4を判別され、またその判別信号が音
高情報出力手段13に印加される。そして上記鍵
をオンしたままアツプスイツチ5を1回だけオ
ン、オフすると(第5図参照)、その出力が音高
上昇設定手段11に入力して判別され、その判別
信号が音高情報出力手段13に印加される。その
ため音高情報出力手段13からは、アツプスイツ
チ5の1回分のオン、オフ操作に応じて、音高
A4の基準の周波数440Hzに対し1Hzだけアツプさ
れた周波数441Hzの周波数情報、即ち、あらたな
音高情報が出力され、記憶手段9の対応するエリ
アに書込まれる。またこのとき同時に発音部14
では周波数441Hzの音高A4の楽音信号が作成さ
れ、アンプ16、スピーカ2を介してその楽音が
放音される。
を指定するとその鍵の出力が鍵判別手段8に入力
して音高A4を判別され、またその判別信号が音
高情報出力手段13に印加される。そして上記鍵
をオンしたままアツプスイツチ5を1回だけオ
ン、オフすると(第5図参照)、その出力が音高
上昇設定手段11に入力して判別され、その判別
信号が音高情報出力手段13に印加される。その
ため音高情報出力手段13からは、アツプスイツ
チ5の1回分のオン、オフ操作に応じて、音高
A4の基準の周波数440Hzに対し1Hzだけアツプさ
れた周波数441Hzの周波数情報、即ち、あらたな
音高情報が出力され、記憶手段9の対応するエリ
アに書込まれる。またこのとき同時に発音部14
では周波数441Hzの音高A4の楽音信号が作成さ
れ、アンプ16、スピーカ2を介してその楽音が
放音される。
更にもう1Hzアツプさせるために、音高A4の
鍵をオンしたままアツプスイツチ5を更に1回オ
ン、オフすると、上述同様にして音高情報出力手
段13は周波数442Hzの音高情報を出力し、記憶
手段9の上記エリアに対し書込む。またこのとき
442Hzの音高A4の楽音が放音される。そして、
音高A4の鍵をオフする。これにより音高A4の周
波数は基準より2Hz高い442Hzに変更されたこと
になる。
鍵をオンしたままアツプスイツチ5を更に1回オ
ン、オフすると、上述同様にして音高情報出力手
段13は周波数442Hzの音高情報を出力し、記憶
手段9の上記エリアに対し書込む。またこのとき
442Hzの音高A4の楽音が放音される。そして、
音高A4の鍵をオフする。これにより音高A4の周
波数は基準より2Hz高い442Hzに変更されたこと
になる。
以上の動作を第4図のフローチヤートに戻つて
更に説明すると、ステツプS1、S2、S3の各処理
後、ステツプS4では音高A4のオン操作が判断さ
れてステツプS5の処理に入る。そしてアツプスイ
ツチ5のオン操作が判断されるとステツプS8に進
み、押鍵されている音高A4の周波数情報が1Hz
だけインクリメント、即ち、アツプされる。2回
目のアツプスイツチ5のオン操作についても同様
であり、ステツプS1〜S5、S8が夫々実行される。
更に説明すると、ステツプS1、S2、S3の各処理
後、ステツプS4では音高A4のオン操作が判断さ
れてステツプS5の処理に入る。そしてアツプスイ
ツチ5のオン操作が判断されるとステツプS8に進
み、押鍵されている音高A4の周波数情報が1Hz
だけインクリメント、即ち、アツプされる。2回
目のアツプスイツチ5のオン操作についても同様
であり、ステツプS1〜S5、S8が夫々実行される。
次に周波数442Hzを1Hzだけ下げようと思つた
ときには、次いで音高A4の鍵をオンし、その状
態でダウンスイツチ6を1回だけオン、オフする
と、その出力が音高下降設定手段12に入力して
判別され、その判別信号が音高情報出力手段13
に入力する。そのため音高情報出力手段13は、
記憶手段9に記憶されている音高A4の現在の周
波数442Hzを1Hzだけダウンさせた周波数441Hz
の周波数情報をあらたな音高情報として出力し、
記憶手段9に書込む。また周波数441Hzの音高
A4の楽音が放音される。
ときには、次いで音高A4の鍵をオンし、その状
態でダウンスイツチ6を1回だけオン、オフする
と、その出力が音高下降設定手段12に入力して
判別され、その判別信号が音高情報出力手段13
に入力する。そのため音高情報出力手段13は、
記憶手段9に記憶されている音高A4の現在の周
波数442Hzを1Hzだけダウンさせた周波数441Hz
の周波数情報をあらたな音高情報として出力し、
記憶手段9に書込む。また周波数441Hzの音高
A4の楽音が放音される。
以上のことを第4図のフローチヤートにて再度
説明すると、ステツプS1〜S4の各処理後、ステツ
プS5の処理ではアツプスイツチ5のオン操作では
ないのでステツプS6に進み、ダウンスイツチ6の
オン操作か否かが判断される。而してダウンスイ
ツチ6のオン操作であるためステツプS7に進行
し、上述の如く1Hz分だけの周波数のデクリメン
トが行われて周波数441Hzの音高A4の音高情報
が得られる。
説明すると、ステツプS1〜S4の各処理後、ステツ
プS5の処理ではアツプスイツチ5のオン操作では
ないのでステツプS6に進み、ダウンスイツチ6の
オン操作か否かが判断される。而してダウンスイ
ツチ6のオン操作であるためステツプS7に進行
し、上述の如く1Hz分だけの周波数のデクリメン
トが行われて周波数441Hzの音高A4の音高情報
が得られる。
このようにして音高A4の周波数の変更が終つ
たならば、他の各鍵についても同様にして周波数
の変更を行う。そして所望のすべての鍵について
の変更が終了すると、モード切換えスイツチ7を
演奏モード(NORMAL)に切換える。するとそ
の後は記憶手段9に記憶設定された調律終了後の
各音高情報による演奏が可能となり、第5図に示
すように、例えば音高A4の鍵をオンするとその
出力が記憶手段9に入力して周波数441Hzの音高
情報が読出され、発音部15に入力する。そのた
め音高A4の楽音が周波数441Hzにて放音される。
たならば、他の各鍵についても同様にして周波数
の変更を行う。そして所望のすべての鍵について
の変更が終了すると、モード切換えスイツチ7を
演奏モード(NORMAL)に切換える。するとそ
の後は記憶手段9に記憶設定された調律終了後の
各音高情報による演奏が可能となり、第5図に示
すように、例えば音高A4の鍵をオンするとその
出力が記憶手段9に入力して周波数441Hzの音高
情報が読出され、発音部15に入力する。そのた
め音高A4の楽音が周波数441Hzにて放音される。
なお、上記例では音律として12平均律を示した
が、その他の平均律、また純正律、中全音律、日
本音階、アラビア音階等も自由に得ることができ
る。
が、その他の平均律、また純正律、中全音律、日
本音階、アラビア音階等も自由に得ることができ
る。
この発明は以上説明したように、各音高の夫々
につき個別に調律が行えるようにした電子楽器の
調律装置であるから、12平均律のみならず、他の
調律装置であるから平均律、純正律、日本音階、
アラビア音階等、好みに応じて任意の音律が自由
に得られる利点がある。
につき個別に調律が行えるようにした電子楽器の
調律装置であるから、12平均律のみならず、他の
調律装置であるから平均律、純正律、日本音階、
アラビア音階等、好みに応じて任意の音律が自由
に得られる利点がある。
また、この発明によれば、演奏に先立つて修正
周波数情報を各音名についてリードライトメモリ
手段にプリセツトし、演奏時にはそれを選択的に
使用して所望の調律での演奏を行えるので、チユ
ーニング制御のための高速演算や大規模な演算回
路が必要でないという利点もある。
周波数情報を各音名についてリードライトメモリ
手段にプリセツトし、演奏時にはそれを選択的に
使用して所望の調律での演奏を行えるので、チユ
ーニング制御のための高速演算や大規模な演算回
路が必要でないという利点もある。
第1図はこの発明の一実施例の電子楽器の正面
図、第2図は全体構成図、第3図は第2図の具体
例を示す図、第4図は動作を説明するフローチヤ
ート、第5図はタイムチヤートである。 1……鍵盤、5……アツプスイツチ、6……ダ
ウンスイツチ、7……モード切換えスイツチ、8
……鍵判別手段、9……記憶手段、10……音高
変更モード判別手段、11……音高上昇設定手
段、12……音高下降設定手段、13……音高情
報出力手段、16……マイクロコンピユータ。
図、第2図は全体構成図、第3図は第2図の具体
例を示す図、第4図は動作を説明するフローチヤ
ート、第5図はタイムチヤートである。 1……鍵盤、5……アツプスイツチ、6……ダ
ウンスイツチ、7……モード切換えスイツチ、8
……鍵判別手段、9……記憶手段、10……音高
変更モード判別手段、11……音高上昇設定手
段、12……音高下降設定手段、13……音高情
報出力手段、16……マイクロコンピユータ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 各音名に対する基準の周波数情報を出力する
手段と、 各音名が選択的に指定可能な音名指定手段と、 この音名指定手段にて指定される音名の周波数
情報を、上記基準の周波数情報から変更するため
の制御信号を、各音名毎に順次入力することによ
つて調律の設定を演奏に先立つて行う各音名に共
通な操作手段と、 この操作手段にて各音名毎に入力設定される上
記制御信号に従つて、上記基準の周波数情報を修
正して修正周波数情報を得る修正手段と、 この修正手段にて得られる各音名毎の上記修正
周波数情報を記憶するリードライトメモリ手段
と、 を具備し、上記リードライトメモリ手段に記憶さ
れた各音名毎の上記修正周波数情報を選択的に使
用して、指定調律の楽音を得るようにしたことを
特徴とする電子楽器の調律装置。 2 上記音名指定手段は、各音名に対応して配列
された複数の鍵を有する鍵盤であり、この鍵盤
は、上記修正周波数情報に従つた調律での音名指
定を行つて楽曲の演奏操作を行う際にも使用され
るようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の電子楽器の調律装置。 3 上記操作手段は、上記各音名に対し共通に設
けられた一組のアツプスイツチおよびダウンスイ
ツチから成り、上記リードライトメモリ手段に対
して入力設定する各音名毎の上記修正周波数情報
を所定量づつ増加または減少するように上記アツ
プスイツチまたはダウンスイツチにて指示するよ
うにしたことを特徴とする特許請求の範囲第2項
記載の電子楽器の調律装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58123506A JPS6015695A (ja) | 1983-07-08 | 1983-07-08 | 電子楽器の調律装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58123506A JPS6015695A (ja) | 1983-07-08 | 1983-07-08 | 電子楽器の調律装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6015695A JPS6015695A (ja) | 1985-01-26 |
JPS647398B2 true JPS647398B2 (ja) | 1989-02-08 |
Family
ID=14862305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58123506A Granted JPS6015695A (ja) | 1983-07-08 | 1983-07-08 | 電子楽器の調律装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6015695A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60178493A (ja) * | 1984-02-27 | 1985-09-12 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器 |
JPS61286897A (ja) * | 1985-06-14 | 1986-12-17 | カシオ計算機株式会社 | 電子楽器 |
JPH0782334B2 (ja) * | 1987-01-17 | 1995-09-06 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器 |
JPH0778677B2 (ja) * | 1986-11-28 | 1995-08-23 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器のキ−スケ−リング装置 |
JPH0823749B2 (ja) * | 1986-11-28 | 1996-03-06 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器 |
JPH05232962A (ja) * | 1992-06-16 | 1993-09-10 | Casio Comput Co Ltd | 電子楽器 |
JP6690763B2 (ja) * | 2019-07-09 | 2020-04-28 | カシオ計算機株式会社 | 電子鍵盤楽器、電子楽器、方法、プログラム |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5846033B2 (ja) * | 1978-07-27 | 1983-10-13 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器のノ−トスケ−リングパラメ−タ設定回路 |
JPS5652800A (en) * | 1979-10-05 | 1981-05-12 | Nippon Musical Instruments Mfg | Device for setting parameter information for electronic musical instrument |
-
1983
- 1983-07-08 JP JP58123506A patent/JPS6015695A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6015695A (ja) | 1985-01-26 |
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