JP2518356B2 - 自動伴奏装置 - Google Patents

自動伴奏装置

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JP2518356B2 JP63158407A JP15840788A JP2518356B2 JP 2518356 B2 JP2518356 B2 JP 2518356B2 JP 63158407 A JP63158407 A JP 63158407A JP 15840788 A JP15840788 A JP 15840788A JP 2518356 B2 JP2518356 B2 JP 2518356B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コード伴奏のできる自動伴奏装置に関す
る。
〔従来の技術〕
電子楽器において、ギターにおけるコード演奏のよう
な効果を得る技術として特開昭62−294293号公報に開示
される技術がある。
この従来技術は、上記の効果を得るため、指定したコ
ードのコード構成音を夫々所定の微小時間ずつ発音タイ
ミングをずらして発音させるようにしたものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、各コード構成音の発音タイミングをすらすだ
けでは、実際のギター等による演奏には程遠く、満足の
いく結果が得られるものではなかつた。
本発明の課題は、コード伴奏のできる自動伴奏装置に
おいて、より自然楽器に近い、弦楽器によるコード伴奏
音を得ることである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の手段は次の通りである。
記憶手段は、複数ステップのデータからなるコード伴
奏パターンを記憶する 読出手段は、上記記憶手段に記憶されているコード伴
奏パターンのデータをステップ単位で順次読み出す。
判別手段は、上記読出手段で読み出されるコード伴奏
パターンのデータが偶数番目のステップか奇数番目のス
テップかを判別する。
指示手段は、上記読出手段で読み出されたコード伴奏
パターンのデータに基づいたコードを、該コードを構成
する複数の音階音を夫々微小時間ずつずらす態様で発生
するよう指示する。
制御手段は、上記判別手段で判別される偶数番目のス
テップと奇数番目のステップとでコードの発生態様を異
ならせるように上記指示手段を制御する。
〔作用〕
即ち、記憶手段に記憶されている複数ステップからな
るコード伴奏パターンのデータをステップ単位で順次読
出して、この読み出したデータに基づくコードを、該コ
ードを構成する複数の音階音を夫々微小時間ずつずらす
態様で発生させるときにおいて、偶数番目のステップの
データに基づくコードと、奇数番目のステップのデータ
に基づくコードとでその発生態様を異ならせるよう制御
する。
1つの態様としては、コード発生時に、偶数番目のス
テップのデータに基づくコードと、奇数番目のステップ
のデータに基づくコードとで、コードを構成する音階音
の発音順序を異ならせるようにする。
また、他の態様としては、偶数番目のステップのデー
タに基づくコードと、奇数番目のステップのデータに基
づくコードとのどちらか一方の時に、コードを構成する
音階音のうち特定の音階音の音色及び音量の少なくとも
一方を他の音階音と異ならせるようする。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図乃至第8図を参照し
ながら説明する。
(i)実施例の構成 第1図は、実施例の回路構成を示す図である。同図に
於いて、符号1は全体の制御を司るCPUである。2は鍵
盤部であり、第2図に示すとおり、音階C2からC7までの
鍵が配設されている。そして、自動伴奏時にはC2からB8
の鍵が伴奏鍵となる。また、これら鍵については後述す
るオクターブコード(OC)が0〜5として対応設定され
ている。3はスイツチ部であり、第3図に示すように自
動伴奏スタート/ストツプスイツチ3−1、UPストロー
クON/OFFスイツチ3−2等の各種フアンクシヨンスイツ
チが設けられている。
なお、この自動伴奏スタート/ストツプスイツチ3−
1は、自動伴奏を開始させたり、停止させたりするため
のスイツチであり、UPストロークON/OFFスイツチ3−2
は、UPストローク(拍の裏)のタイミングで生成される
べき複数の音階音にのみ、アクセントを付加する処理を
することにより、UPストーローク(拍の裏)のタイミン
グとDOWNストローク(拍の表)のタイミングとで、上記
音階音の生成態様を異ならせるためのスイツチである。
4はパターンメモリ部であり、コードパターンを記憶す
るコードパターンメモリの他、リズムパターン、ベース
パターン等を記憶する各種伴奏パターンメモリ等から成
つている。また、第4図に示すとおり、1組のコードパ
ターンは、16ステツプに分割され、各ステツプ毎にオン
フラグ(NF)、UPストロークフラグ(UF)各1ビツト、
合計2ビツトデータとなつている。従つて、2ビツト×
16ステツプより構成されている。なお、このようなパタ
ーンを複数組記憶させておく場合は、複数組分のエリア
をこのパターンメモリ部4内に確保しておけばよい。ま
た、このパターンメモリ部4のアドレス指定は、タイマ
ークロツク発生部5により生成されるクロツクに基づき
CPU1がリズムカウンタ(RC)6を+1動作し、このリズ
ムカウンタ6の内容で行なつている。従つて、16ステツ
プで構成される伴奏パターンのうち、偶数ステツプは拍
の表に、奇数ステツプは拍の裏に夫々対応している。な
お、このリズムカウンタ6は上記コードパターンの16ス
テツプのアドレスを指定するため、16進構成となつてい
る。7はコードジヤツジ部であり、押鍵操作により、CP
U1から送出される鍵情報(KI)に基づき、和音コードを
特定し、特定した和音コードを構成する各音階音のデー
タをCPU1に対し送出する。
なお、前記鍵情報(KI)は、第5図に示すとおり、ON
/OFFを示す1ビツトのオンオフフラグ(OF)と、3ビツ
トのオクターブコード(OC)と、4ビツトのキーコード
(KC)とから成つている。
8は乱数発生部であり、所定の範囲の乱数を発生し、
CPU1に与える。9はタイミング制御部であり、乱数発生
部8で発生された乱数の値に基づき、上記各音階音の生
成タイミングのずれの長さ(微小時間の長さ)を決定
し、CPU1にタイミングデータとして送出する。
10は伴奏音発生部であり、複数音同時発生可能な時分
割処理回路構成をとつている。また、その機能ブロツク
として、ゼジタル制御発振器(DCO)10−1と、それに
接続されるデジタル制御波形発生器(DCW)10−2と、
デジタル制御増幅器(DCA)10−3とを含んでいる。
このデジタル制御発振器(DCO)10−1では、指定さ
れる音階の基準となる音階クロツクを発生するもので、
エンベローブ発生器10−10にて、その発振周波数のエン
ベローブが可変制御される。
また、デジタル制御波形発生器(DCW)10−2は、デ
ジタル制御発振器(DCO)10−1の発生クロツクに従つ
て実際のデジタル波形信号を発生するもので対応するエ
ンベローブ発生器10−20にて、その波形の形状(変調
度)従つて、音色(周波数成分)のエンベローブが可変
制御される。
更に、デジタル制御波形発生器(DCW)10−2の出力
はデジタル制御増幅器(DCA)10−3へ出力され、適宜
増幅率が可変制御される。この増幅率は、エンベローブ
発生器10−30にて制御される。つまり音量及びその時間
的変化がエンベローブ発生器10−30によつて決定され
る。
そして、上記デジタル制御増幅器(DCA)10−3の出
力は、D/A変換器10−4に与えられた後アナログ音響信
号として出力され、サウンドシステム11にて生成出力さ
れることになる。
12はメロデイ音発生部であり、内部構成は伴奏音発生
部10と同様であつて鍵盤部2の操作に従つたメロデイ音
信号をこのメロデイ音発生部12は出力するようになる。
13はリズム音発生部であつて、リズムパターン、例え
ばパターンメモリ部4に記憶されたリズムパターンに従
つてリズム音を発生する。このリズム音発生部13は、例
えばPCM記録された複数の打楽器音を選択的に出力する
ことでリズム音を発生することになる。
第6図は、コードジヤツジ部7により特定された和音
コードを構成する各音階音のデータを記憶する音階音レ
ジスタ(OR)を示す図である。各音階音のデータは、3
ビツトのオクターブコード(OC)と、4ビツトのキーコ
ード(KC)とから成つている。
なお、CPU1は、タイミング制御部9から得たタイミン
グデータと、前記音階音レジスタ(OR)に記憶されてい
る音階音データと、パターンメモリ部4内のコードパタ
ーンとに基づき、前記伴奏音発生部10に対して音階音の
生成を指示する。
ここで、音階音レジスタ(OR)中、KIR1、KIR2、KIR3
には、和音コードを構成する各音階音のうち最も低い音
階音、真中の音階音、最も高い音階音の順に各音階音デ
ータが夫々記憶されている。CPU1は、上記コードパター
ンUPストロークフラグ(UF)に“1"が立つていると、KI
R3→KIR2→KIR1の順(音階の高い順)に、“0"である
と、KIR1→KIR2→KIR3の順(音階の低い順)に、伴奏音
発生部10に対し音階音の生成指示をする。
なお、実施例においては、説明の簡略化のため、和音
コードは3つの音階音により構成されていることを前提
としている。
(ii)実施例の動作 上記のような構成の電子楽器に於いて、電源が投入さ
れ、自動伴奏スタート/ストツプスイツチ3−1が操作
されると、第7図に示すフローチヤートに従つた動作を
開始する。
まず、UPセツトフラグ(USF)、コード・ベースフラ
グ(CBF)及びリズムカウンタ(RC)のイニシヤライズ
が行なわれる(S1,S2,S3)。次に、再び自動伴奏スター
ト/ストツプスイツチ3−1が押されたかどうかを判断
する(S4)。S4でYESと判断されると、自動伴奏をスト
ツプする指示があつたものとして、コードパターンのUP
ストロークフラグ(UF)を全て“0"にした後、UPセット
フラグ(USF)及びコード・ベースフラグ(CBF)をクリ
アした後(S10,S11,S12)、自動伴奏の動作を停止す
る。
上記S4に於いて、NOと判断されると、伴奏鍵(鍵盤部
2のうちC2〜B3の鍵)からの鍵情報(KI)が入つてきた
かどうかを判断する(S5)。ここで、伴奏鍵からの鍵情
報(KI)が入つていない、即ちNOと判断されると、コー
ド・ベースフラグ(CBF)に“1"が立つているか否かを
判断する(S6)。今、コード・ベースフラグ(CBF)
は、S2に於いてイニシヤライズされたままであるので、
NOと判断されS7に進む。S7は、リズム再生処理のステツ
プであり、パターンメモリ部4の中のリズムパターンに
基づいて、リズム音を生成する。このリズムパターン
は、次のステツプS8及びS9によつて、リズムパターンメ
モリのアドレスが歩進されることにより順次読み出され
る。
従つて、S5に於いて、伴奏鍵からの鍵情報(KI)が入
つてくるまでは、S4〜S9を繰り返し、リズム音の生成が
続けられることになる。
しかして、今、伴奏鍵からの鍵情報(KI)が入力さ
れ、S5においてYESと判断されると、S13に進む。S13で
は、入力された前記鍵情報(KI)に従つて、和音コード
の特定をし、更に特定された和音コードを構成する音階
音をCPU1に対して送出する。次にS14に進み、パターン
メモリ部4の中のベースパターンに従つて、S13におい
て特定された和音コードに対応するベース音を生成す
る。続いてS15に進み、UPストロークON/OFFスイツチが
押されたかどうかが判断される。ここで、UPストローク
ON/OFFスイツチが押された、即ち、YESと判断されるとS
21に進む。このステツプS21では、UPセツトフラグ(US
F)に“1"が立つているかどうかが判断される。このス
テツプS21において、UPセツトフラグ(USF)に“1"が立
つていない、即ち、NOと判断されるとS22に進む。S22で
は、パターンメモリ部4内のコードパターン(16ステツ
プ)のうち、奇数ステツプのUPストロークフラグ(UF)
だけ全て“1"にする処理がなされる。従つて、コードパ
ターンの奇数ステツプのみが全て“UF=1"となるので、
後述する第8図のフローチヤートにおけるコード再生処
理では、コードパターンの奇数ステツプだけUPストロー
ク処理がされることになる。
つまり、コードパターンの奇数ステツプ(拍の裏)と
奇数ステツプ(拍の表)とでは、音階音の生成態様が異
なることになる。
上述した様に、S22においてコードパターンの奇数ス
テツプのUPストロークフラグ(UF)に全て“1"が立てら
れると、次のステツプS23に進み、UPセツトフラグ(US
F)に“1"が立てられる。このUPセツトフラグ(USF)
は、上述したコードパターンの奇数ステツプのUPストロ
ークフラグ(UF)に全て“1"が立つているか否かを判断
するためのフラグである。このS23の処理の後、続いてS
16に進み、コード再生処理を行なうものであるが、この
ステツプ(S16)の詳細は第8図に示してあるので、そ
の詳細については後述する。S16の処理を終えると、S17
に進む。ここでS17はリズム再生処理なのであるが前述
したS7と全く同じステツプであるので説明は省略する。
しかる後、S18及びS19によつて、パターンメモリ部4
のアドレスが歩進され、各パターン(リズム,ベース・
コード)メモリのステツプが更新されていく。次に、S2
0において、コード・ベースフラグ(CBF)に“1"が立て
られる。従つて、いつたん伴奏鍵による鍵情報(KI)が
入力され、S5においてYESと判断されると、S20において
コード・ベースフラグ(CBF)に“1"が立てられるの
で、以下、S4→S5→S6→S14→S15→(S21〜S25)→S16
→S17→S18→S19→S20の動作を繰り返し、伴奏鍵による
鍵情報(KI)に基づいたベース,コード,リズムの自動
伴奏が続けられる。
なお、再び伴奏鍵により前とは異なる新たな鍵情報
(KI)が入力され、S5においてYESと判断された場合
は、再びS13において新たな鍵情報(KI)に基づいた和
音コードが特定されるので、今まで自動伴奏されていた
ベース,コード,リズムのパターンや音程が、新たに特
定された和音コードに従つて変化することになる。
また、再びUPストロークON/OFFスイツチが押され、S2
1においてYESと判断されると、S24に進み、コードパタ
ーンのUPストロークフラグ(UF)を全て“0"にクリアし
た後、UPセツトフラグも“0"にクリアする(S25)。従
つて、コードパターンのUPストロークフラグ(UF)が全
て“0"になるので、第8図のコード再生処理フローにお
いて、コードパターンのステツプは全てDOWNストローク
処理がされることになる。
次に、第8図を用いて、前述のコード再生処理ステツ
プS16における動作について詳述する。
まず、T1において、パターンメモリ部4の中のコード
パターンのUPストロークフラグ(UF)が“1"かどうか判
断される。ここで、UPストロークフラグ(UF)に“1"が
立つている。即ち、YESと判断されるとT2に進む。
T2以下T13までは、UPストローク処理を示すフローで
ある。そして、このT2では、CPU1がエンベロープデプス
を上げる指示を伴奏音発生部10内のエンベロープ発生器
10−30に与えることにより、次のステツプT3において、
最初に発音すべき音階音(KIR3にストア)が伴奏音発生
部10により、若干大きい音量で生成される。
従つて、この場合、コードを構成する複数の音階音の
うち、最初に発音される音階音にアクセント(この場
合、音量)がつくことになる。
次に、T4に進み、乱数発生部8により、1≦N≦30の
範囲の乱数Nが発生される。しかる後、1mSタイマーに
基づき、1mS経過毎に乱数発生部8により発生された乱
数Nから1ずつ減算が行なわれ(T5,T6)、T7において
当該減算結果(N)が0になつたかどうか判断される。
T7において、減算結果(N)が0でない、即ち、NOと判
断されると、再びT5に戻り、減算結果(N)が0になる
まで1mS毎に減算を繰り返す。また、T7において、減算
結果(N)が0である。即ち、YESと判断されると、T8
に進む。つまり、発生された乱数Nの値が大きいほど減
算に時間がかかり、T8へ進むのが遅くなる。T8におい
て、CPU1は、伴奏音発生部10に対し、今度はKIR2にスト
アされている音階音の生成を指示し、該音階音は伴奏音
発生部10により生成される。
以下、上記T4〜T8と同様の動作が、T9〜T13において
行なわれる。
また、上記T1において、UPストロークフラグ(UF)が
“0"である、即ち、NOと判断されると、T14へ進むこと
になる。T14〜T24の各ステツプは、前述のT3〜T13のの
各ステツプと対応しており、T3〜T13のステツプにおい
ては、音階音をKIR3(T3)→KIR2(T8)→KIR1(T13)
の順に出力したがT14〜T24のステツプにおいては、音階
音をKIR1(T14)→KIR2(T19)→KIR3(T24)の順に出
力する点のみが異なる。
つまり、前にも述べたようにT2〜T13は、3つの音階
音のうち、音高の高いもの(KIR3)から順に放音するUP
ストローク処理を示し、T14〜T24は、3つの音階音のう
ち音高の低いもの(KIR1)から順に放音するDOWNストロ
ーク処理を示している。
なお、上記実施例では、UPストローク処理において、
最初に発音される音階音(音高の一番高いもの)にアク
セントを付加するようにしたが、手段・作用の項で述べ
たとおり、これに限られることなく、任意の音階音(例
えば、ギターの第1弦に対応する音階音等)にアクセン
トを付けても良いし、所望のエンベロープをかけて音階
音に変化をつけても良い。そして、音階音の発生の態様
を変更するにあたつては、上述の実施例のように音量レ
ベルの変化をもたらす以外に音色や音高等楽音の種々の
特性を可変制御してもよい。
また、本発明は、上記電子鍵盤楽器に限られることな
く、電子弦楽器、電子管楽器等、ヨード演奏のできる電
子楽器であれば何にでも適用可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、記憶手段に記憶されている複数ステ
ップからなるコード伴奏パターンのデータをステップ単
位で順次読み出して、この読み出したデータに基づくコ
ードを、該コードを構成する複数の音階音を夫々微小時
間ずつずらす態様で発生させるときにおいて、偶数番目
のステップのデータに基づくコードと、奇数番目のステ
ップのデータに基づくコードとでその発生態様を異なら
せるようにしたので、コード伴奏のできる自動伴奏装置
において、より自然楽器に近い、弦楽器によるコード伴
奏音を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の回路構成図、第2図は鍵盤部
を示す図、第3図はスイツチ部3の主要なスイツチを示
す図、第4図はコードパターンメモリのデータフオーマ
ツトを示す図、第5図は鍵情報(KI)のデータフオーマ
ツトを示す図、第6図は音階音レジスタ(OR)を示す
図、第7図は、実施例の自動伴奏の動作のフローチヤー
ト、第8図は同じく実施例におけるコード再生処理の動
作のフローチヤートである。 1……CPU、3……スイツチ部、4……パターンメモリ
部、10……伴奏音発生部。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数ステップのデータからなるコード伴奏
    パターンを記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されているコード伴奏パターンのデ
    ータをステップ単位で順次読み出す読出手段と、 この読出手段で読み出されるコード伴奏パターンのデー
    タが偶数番目のステップか奇数番目のステップかを判別
    する判別手段と、 上記読出手段で読み出されたコード伴奏パターンのデー
    タに基づいたコードを、該コードを構成する複数の音階
    音を夫々微小時間ずつずらす態様で発生するよう指示す
    る指示手段と、 上記判別手段で判別される偶数番目のステップと奇数番
    目のステップとでコードの発生態様を異ならせるように
    上記指示手段を制御する制御手段と、 を具備することを特徴とする自動伴奏装置。
  2. 【請求項2】上記指示手段は、乱数に基づいて上記微小
    時間を決定することを特徴とする請求項1記載の自動伴
    奏装置。
  3. 【請求項3】上記制御手段は、偶数番目のステップと奇
    数番目のステップとで、コードを構成する音階音の発音
    順序を異ならせるように制御することを特徴とする請求
    項1記載の自動伴奏装置。
  4. 【請求項4】上記発音順序は、音高の高低の配列に基づ
    くものであることを特徴とする請求項3記載の自動伴奏
    装置。
  5. 【請求項5】上記制御手段は、偶数番目のステップと奇
    数番目のステップとのどちらか一方の時に、コードを構
    成する音階音のうち特定の音階音の音色及び音量の少な
    くとも一方を他の音階音と異ならせるように制御するこ
    とを特徴とする請求項1記載の自動伴奏装置。
  6. 【請求項6】上記特定の音階音は、コードを構成する音
    階音のうち最初に発音される音階音であることを特徴と
    する請求項5記載の自動伴奏装置。
  7. 【請求項7】上記特定の音階音は、コードを構成する音
    階音のうち最高音であることを特徴とする請求項5記載
    の自動伴奏装置。
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