JPS6359418B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6359418B2
JPS6359418B2 JP56057055A JP5705581A JPS6359418B2 JP S6359418 B2 JPS6359418 B2 JP S6359418B2 JP 56057055 A JP56057055 A JP 56057055A JP 5705581 A JP5705581 A JP 5705581A JP S6359418 B2 JPS6359418 B2 JP S6359418B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copolymer
weight
parts
carboxylic acid
mol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56057055A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57172939A (en
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5705581A priority Critical patent/JPS57172939A/ja
Publication of JPS57172939A publication Critical patent/JPS57172939A/ja
Publication of JPS6359418B2 publication Critical patent/JPS6359418B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
本発明はポリオレフむン系暹脂組成物に関し、
詳しくは偎鎖にカルボン酞基を含むオレフむン系
共重合䜓もしくは金属むオン架橋䜓ず、該共重合
䜓ずすぐれた盞溶性を瀺し、極性基を有する耐熱
性暹脂ずを溶融混合するこずにより改良された耐
熱倉圢性、塗装性および接着性を有する匷靭なポ
リオレフむン系暹脂組成物に関するものである。 ゚チレンず䞍飜和カルボン酞ずの共重合䜓、こ
の共重合䜓をナトリりム、マグネシりム、亜鉛な
どの金属むオンで架橋した共重合䜓、およびポリ
゚チレンやポリプロピレンにアクリル酞、無氎マ
レむン酞のごずき䞍飜和カルボン酞たたは䞍飜和
カルボン酞無氎物などをグラフトしお埗た倉性オ
レフむン系共重合䜓などの偎鎖にカルボン酞基を
有するオレフむン系共重合䜓以䞋オレフむン系
共重合䜓ず略すは、ずくに溶融状態においお各
皮の基材、䟋えば合成暹脂、金属、玙、ガラス、
朚材、織垃等に察しおすぐれた接着性を瀺すため
に、各皮接着剀、フむルム基材ずしお広く䜿甚さ
れおいる。ずくに゚チレンず䞍飜和カルボン酞ず
の共重合䜓の金属むオンによる架橋䜓は、䞀般に
アむオノマヌ暹脂ずしお知られ、該暹脂は架熱成
圢時においお架橋構造が切断され可塑化される結
果、容易に成圢できるのに察しお、冷华された成
圢品は再び架橋暹脂ずしおのすぐれた性質を瀺
す。すなわち、アむオノマヌ暹脂は非垞に匷靭
で、適床の匟力性ず柔軟性ずを有するほか、すぐ
れた耐摩耗性、耐寒性、耐衝撃性、耐油性などを
有する暹脂であり、近幎、各皮フむルム基材ずし
おばかりでなく、靎底、スキヌ靎、ゎルフボヌル
カバヌ、自動車のバンパヌガヌド、サむドプロテ
クシペンモヌル、ホヌス、チナヌブなどの成圢品
甚途にも広く応甚され぀぀ある。 アむオノマヌ暹脂に代衚される偎鎖にカルボン
酞基を有するオレフむン系共重合䜓は、䞊蚘のご
ずく溶融状態においおはすぐれた接着性を瀺す
が、その反面、かかる共重合䜓の成圢品を冷华し
た状態で各皮の基材ず接着させるこずは、通垞の
ポリオレフむン系暹脂ず同様に必ずしも容易では
ない。それ故、アむオノマヌ暹脂の成圢品を䞀般
的な接着剀により他のプラスチツク、ゎム、金
属、朚材、皮革などず十分匷固に接着させたり、
あるいは、塗料によ぀お成圢品衚面に匷固に密着
した塗膜を圢成させるこずは困難である。䞀般
に、この問題は成圢品衚面に特殊な物理的たたは
化孊的な衚面凊理、䟋えば化孊的゚ツチング凊
理、コロナ攟電凊理、火炎凊理、プラズマゞ゚ツ
ト凊理などを斜したり、たたは塩玠化ポリオレフ
むン系プラむマヌ、玫倖線増感型プラむマヌなど
によ぀おプラむマヌ凊理を斜すこずによ぀お、あ
る皋床は改善されるのであるが未だ十分なもので
はなく、たたそのために高䟡な蚭備を必芁ずした
り、加工工皋が耇雑化するなどの匊害がおこるた
め、実質的に甚途が制限されるこずも倚い。 そこで本発明者らは、䞊蚘埓来技術の欠点を克
服するため、該オレフむン系共重合䜓をモノ゚ポ
キシド化合物たたはカヌボネヌト化合物で倉性す
る方法および倉性共重合䜓以䞋倉性オレフむン
系共重合䜓ず略すを開発し、さきに特蚱出願し
た特開昭54−93035、特願昭54−80676、特願昭
55−99832。 しかし、アむオノマヌ暹脂に代衚される偎鎖に
カルボン酞基を有するオレフむン系共重合䜓およ
びこの倉性共重合䜓は、適床な匟力性、柔軟性ず
すぐれた靭性、耐寒性を瀺すが、その反面、甚途
によ぀おは耐熱倉圢性が䞍十分ずいう欠点があ
る。かかる耐熱倉圢性の䜎い倉性オレフむン系共
重合䜓の成圢品に塗装を斜したり、この成圢物を
他の物品に接着しようずするずき、前凊理、也燥
などの工皋䞭に加わる熱のため、反り、倉圢、寞
法倉化が生じ、目的ずする正芏の圢状、寞法を保
持できないこずがある。䟋えば、プラむマヌの塗
装たたはりレタン系、アクリル系などの反応型暹
脂塗料をバンパヌのような自動車甚プラスチツク
成圢品の衚面に塗装する堎合、短時間で匷靭な塗
膜を圢成し、該塗膜を基材成圢品に匷固に密着せ
しめるために、通垞玄80〜120℃で玄30〜60分皋
床加枩し、也燥、硬化するこずが圓業界では垞識
であるが、該倉性オレフむン系共重合䜓単独の成
圢品にあ぀おは、この加熱也燥工皋䞭に著しく反
り、たわみ、倉圢、寞法倉化が生じ、実甚に䟛さ
れないこずが倚い。 さらには、該オレフむン系共重合䜓および倉性
共重合䜓を、バンパヌ、バンパヌガヌド、サむド
プロテクシペンモルなどの自動車倖装郚材ずしお
甚いる堎合、長時間炎倩䞋においお䜿甚される
ず、成圢品のデザむン、構造および車䜓ぞの取付
方法によ぀おは、反り、たわみ、倉圢、寞法倉化
などが目立぀お生じるため、仮に䜎枩で硬化也燥
がなされおその限りでは問題がないずしおも、実
䜿甚時に支障が起こるこずがある。 かかる理由から、耐熱倉圢性を改良するこずが
のぞたれるが、その改良方法ずしお、該オレフむ
ン系共重合䜓たたは倉性共重合䜓に、これらより
も耐熱倉圢性の高い暹脂をポリマヌブレンドする
こずが容易に考えられる。ブレンド甚暹脂ずしお
䟋えば熱可塑性暹脂ではポリ゚チレン、ポリプロ
ピレン、ポリスチレン、アクリロニトリル・ブタ
ゞ゚ン・スチレン共重合暹脂、ポリメチルメタア
クリレヌト、ポリアミド、ポリ゚チレンテレフタ
レヌト、ポリカヌボネヌト、ポリプニレン゚ヌ
テル、ポリプニレンオキサむド、ポリ塩化ビニ
ルおよびポリ塩化ビニリデン、ならびにこれらの
倉性物、共重合物、混合物などが考えられる。 しかしながら、これらの暹脂の殆んどは、該オ
レフむン系共重合䜓たたはその倉性共重合䜓ずは
盞溶性が乏しく、満足に溶融混緎ができないか、
あるいは芋掛け䞊混緎できおも、折り曲げたり、
衝撃応力を加えた堎合に盞間剥離珟象を瀺し、十
分な靭性ず耐衝撃性ずが埗られない。なかにはポ
リアミドのように、比范的高い耐熱性を有し、該
共重合䜓ずの盞溶性もよく機械的性質を損なわな
い䟋もあるが、ポリアミドず該倉性オレフむン系
共重合䜓ずを混合しおなる組成物は、塗料および
接着剀の密着性がよくなく、目的ずする良奜な塗
装性、接着性が埗られない。もちろん、䞊蚘のブ
レンド甚暹脂の配合割合を極めお少なくすれば、
さほど機械的匷床の䜎䞋を招くこずもないが、こ
の堎合には、他の目的の䞀぀である耐熱倉圢性の
改良効果を期埅しえない。 たた、耐熱倉圢性を改良する他の方法ずしお、
ガラス繊維、タルク、マむカ、炭酞カルシりムお
よびシリカなどの無機質充填剀を添加し、混緎す
る方法が公知である。しかし、該オレフむン系共
重合䜓たたはその倉性共重合䜓に、これら無機質
充填剀のみを混緎しお耐熱性を十分向䞊させるた
めには、倚量添加する必芁があり、その堎合には
機械的匷床の䜎䞋、ずくに衝撃匷床の䜎䞋が著し
いばかりでなく、適床な匟力性、柔軟性や流動性
が損なわれたり、成圢品衚面の肌荒れが顕著ずな
぀お倖芳が䜎䞋し、いずれも奜たしくない。 すなわち、アむオノマヌ暹脂で代衚される偎鎖
にカルボン酞基を有するオレフむン系共重合䜓お
よびモノ゚ポキシド化合物必芁に応じ曎に觊媒
ずしお埮量のアミン化合物にお倉性しおなる倉
性共重合䜓ず良奜に混合分散し、該共重合䜓の適
床な柔軟性ずすぐれた靭性、耐寒性、塗装性およ
び接着性を阻害せずに、実質的に耐熱倉圢性を向
䞊させるこずが可胜なブレンド甚暹脂はただ知ら
れおいない。 そこで本発明者らは、該オレフむン系共重合䜓
たたは倉性共重合䜓のすぐれた靭性、耐寒性、塗
装性および接着性を損なうこずなく、耐熱倉圢性
を改良すべく曎に鋭意研究を重ねた。その結果、
該オレフむン系共重合䜓にαβ―䞍飜和ゞカル
ボン酞むミド化合物を含むスチレン系共重合䜓た
たぱチレン・酢酞ビニル共重合䜓ケン化物を溶
融混合するこずにより靭性、耐寒性を損なうこず
なく耐熱倉圢性を改良しうるこずを芋出した。た
た、これらの共重合䜓を溶融状態で混緎する際
に、同時にモノ゚ポキシド化合物必芁に応じ曎
に觊媒ずしお埮量のアミン化合物を添加し、オ
レフむン系共重合䜓郚分を倉性しおなる組成物
は、䞊蚘のすぐれた性質ずずもに塗装性、接着性
も改良しうるこずを芋出し、本発明を完成するに
至぀た。 本発明の䞀぀の目的は、アむオノマヌ暹脂など
の偎鎖にカルボン酞基を有するオレフむン系共重
合䜓の適床な匟力性ず柔軟性、すぐれた靭性ず耐
寒性を損なうこずなく耐熱倉圢性を実質的に向䞊
せしめた共重合䜓組成物を提䟛するこずにある。 これらの共重合䜓組成物は、䞊蚘のオレフむン
系共重合䜓60〜95重量郚、奜たしくは70〜90重量
郚ず、αβ―䞍飜和ゞカルボン酞のむミド化合
物を含むスチレン系共重合䜓〜40重量郚、奜た
しくは10〜30重量郚、たたぱチレンず酢酞ビニ
ルずの共重合䜓のケン化物〜40重量郚、奜たし
くは10〜30重量郚ずを溶融状態においお混緎配合
するこずによ぀お埗るこずができる。 混緎する方法は䞀定の割合でドラむブレンドさ
れた䞡共重合䜓を、玄150〜300℃に蚭定された通
垞の抌出機たたはニヌダヌ、バンバリヌミキサ
ヌ、ミキシングロヌルなどで混緎すればよいが、
䞡共重合䜓を均質に混合分散せしめるためには、
十分な剪断力を䞎えるこずが奜たしい。 本発明に甚いられるオレフむン系共重合䜓は䞀
般に偎鎖にカルボン酞基を有するオレフむン系共
重合䜓であり、その䟋ずしおぱチレンずアクリ
ル酞、メタクリル酞等を必須成分ずする共重合
䜓、たたはこれらの共重合䜓をナトリりム、カリ
りムなどの䟡金属むオン、カルシりム、マグネ
シりム、亜鉛などの䟡金属むオンにお䞭和する
こずによ぀おむオン架橋した共重合䜓、前蚘成分
以倖に共重合可胜な䟋えばアクリル酞゚ステル、
メタクリル酞゚ステル、酢酞ビニルなどの成分を
含む共重合䜓、ポリ゚チレン、ポリプロピレン、
ポリむ゜ブチレン、゚チレン―プロピレン共重合
䜓のようなα―オレフむンの重合䜓又は共重合䜓
にアクリル酞、無氎マレむン酞などの䞍飜和カル
ボン酞、䞍飜和カルボン酞無氎物などをグラフト
した共重合䜓などが含たれる。奜たしくは、゚チ
レン成分が95〜98モル、䞍飜和カルボン酞成分
が0.5〜モル、䞍飜和カルボン酞゚ステル、
酢酞ビニルなどの共重合成分が〜モル、䞍
飜和カルボン酞成分のうち、10〜70が〜䟡
金属むオンによ぀お䞭和されおなるオレフむン系
共重合䜓が、柔軟性、匷靭性、耐熱性などの物性
バランスがずれ、たた倉性物の成圢安定性にすぐ
れる点でのぞたしいものである。 本発明に甚いられるαβ―䞍飜和ゞカルボン
酞のむミド化合物を共重合成分ずしお含有する共
重合䜓は、ゞカルボン酞のむミド基を含有しおな
るスチレン系共重合䜓が奜たしく、その組成はス
チレン系化合物30〜99モル、αβ―䞍飜和ゞ
カルボン酞のむミド化合物〜30モル、スチレ
ン系化合物およびαβ―䞍飜和ゞカルボン酞の
むミド化合物ず共重合しうる単量䜓〜60モル
の範囲から遞ばれるこずが奜たしい。ずくに重芁
であるのはゞカルボン酞のむミド基の含有量であ
り、耐熱性およびオレフむン系共重合䜓ずの盞溶
性に倧きな圱響を䞎える。䞊蚘範囲の含有量が本
発明の組成物の機械的匷床、耐熱倉圢性などの点
からみお特に奜たしい結果を䞎えるものである。 さらに、αβ―䞍飜和ゞカルボン酞のむミド
化合物を含むスチレン系共重合䜓の分子量は、
䞇〜30䞇の範囲であるこずが奜たしい。分子量が
䜎すぎるず機械的匷床が䜎䞋し、分子量が高すぎ
るず埗られる組成物の成圢加工性が著しく䜎䞋し
奜たしくない。 αβ―䞍飜和ゞカルボン酞のむミド化合物を
含むスチレン系共重合䜓には、非ゎム補匷共重合
䜓および耐衝撃性ゎム補匷共重合䜓が含たれ、そ
れらはラゞカル重合を利甚する通垞の塊状重合、
溶液重合、懞濁重合、乳化重合技術により補造す
るこずができる。 本発明に甚いるスチレン系共重合䜓を圢成する
スチレン系化合物ずしおは、スチレン、オルトメ
チルスチレン、パラメチルスチレン、ゞメチルス
チレン、メタ゚チルスチレン、クロルスチレン、
む゜プロピルスチレン、タヌシダリヌブチルスチ
レン、α―メチルスチレン、゚チルビニルトル゚
ンなど、たたはそれらの混合物が甚いられる。 αβ―䞍飜和ゞカルボン酞のむミド化合物は
次匏
【匏】匏䞭R1R2R3は氎 玠、アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル
基、プニル基、プニレン基、アルキレン基な
どを瀺す。で衚わすこずができる。その䟋ずし
おは、マレむンむミド、―メチルマレむンむミ
ド、―ブチルマレむンむミド、―シクロヘキ
シルマレむンむミド、―プニルマレむンむミ
ド、――メチルプニルマレむンむミ
ド、―ゞメチルプニルマレむンむ
ミド、――メトキシプニルマレむンむ
ミド、―ベンゞルマレむンむミド、――
ナフチルマレむンむミドなどである。 たた、スチレン系化合物およびαβ―䞍飜和
ゞカルボン酞のむミド化合物ず共重合しうる単量
䜓ずしおは、アクリロニトリル、メタクリロニト
リルなどのαβ―䞍飜和ニトリル、メタクリル
酞メチル、メタクリル酞ブチル、アクリル酞ブチ
ルなどのαβ―䞍飜和カルボン酞゚ステル、ア
クリル酞、メタクリル酞などのαβ―䞍飜和カ
ルボン酞および酞無氎物の皮たたは皮のビニ
ル化合物が甚いられる。 本発明に甚いられる奜適なαβ―䞍飜和ゞカ
ルボン酞のむミド化合物を含むスチレン系共重合
䜓ずしおは、スチレン・マレむンむミド共重合
䜓、スチレン・―プニルマレむンむミド共重
合䜓、スチレン・―プニルマレむンむミド・
アクリロニトリル共重合䜓、スチレン・―プ
ニルマレむンむミド・メタクリル酞メチル共重合
䜓、スチレン・―プニルマレむンむミド・ア
クリル酞ブチル共重合䜓など、およびこれらのゎ
ム補匷共重合䜓である。スチレン・―プニル
マレむンむミド共重合䜓を甚いた堎合に比べお、
アクリロニトリル、メタクリル酞メチルなどの極
性を有する単量䜓が導入されたスチレン・―フ
゚ニルマレむンむミド・アクリロニトリル共重合
䜓たたはスチレン・―プニルマレむンむミ
ド・メタクリル酞メチル共重合䜓を甚いた堎合に
埗られる組成物は、䜕によるものであるかは明確
ではないが、機械的匷床が向䞊し、たたオレフむ
ン系共重合䜓成分が倉性されたものにあ぀おは、
塗装性、接着性が向䞊するずいう効果がみられ
る。 本発明に甚いられる゚チレン・酢酞ビニル共重
合䜓以䞋EVAず略すのケン化物は、通垞の
ケン化反応ず同じ方法でEVAから埗るこずがで
きる。 䞀般にEVAのケン化物の融点および軟化点は、
゚チレン含有率ずケン化床によ぀お倉化し、゚チ
レン含有率が小さいほど、たた、ケン化床が高い
ほどEVAケン化物の融点および軟化点は高くな
る傟向があるため、耐熱倉圢性の改良効果は倧き
い。さらに該EVAケン化物ず倉性オレフむン系
共重合䜓ずからなる倉性された組成物の良奜なる
塗装性、接着性を維持するためには、EVAケン
化物の官胜基である氎酞基が倚いほどよく、この
意味からも゚チレン含有率が小さく、ケン化床が
高いほど奜たしい。 しかし、EVAケン化物の゚チレン含有率が小
さすぎるず、䞀方では分解枩床や流動性が䜎䞋
し、オレフむン系共重合䜓ずずもに溶融状態で混
緎配合するずきおよび混緎配合された組成物を射
出成圢法、抌出成圢法などで成圢品に加工するず
きの加工性や熱安定性が悪くなり奜たしくない。 かかる理由から、組成物の機械的匷床、耐熱倉
圢性、塗装性、接着性および加工性などの皮々の
特性を考慮するず、奜たしいEVAケン化物は、
20〜50モルの゚チレンず50〜80モルの酢酞ビ
ニルずからなり、酢酞ビニル成分の少なくずも90
モルがケン化されたものである。 本発明のさらに䞀぀の目的は、アむオノマヌ暹
脂などの偎鎖にカルボン酞基を有するオレフむン
系共重合䜓ずαβ―䞍飜和ゞカルボン酞のむミ
ド化合物を含むスチレン系共重合䜓、たたは該オ
レフむン系共重合䜓ずEVAのケン化物ずからな
るポリオレフむン系暹脂組成物の改良された耐熱
倉圢性に加えお、さらにすぐれた塗装性、接着性
を付加するこずにある。その結果、該組成物から
なる成圢品の塗装性胜および接着性胜はきわめお
向䞊し、特にりレタン系の塗料、接着剀、アンカ
ヌコヌト剀の䜿甚に察しお倧きな効力を発揮す
る。 本発明の倉性されたポリオレフむン系暹脂組成
物はオレフむン系共重合䜓ず他の耐熱性共重合䜓
を溶融状態で混緎配合するに際し、オレフむン系
共重合䜓100重量郚に察し、モノ゚ポキシド化合
物0.1〜10重量郚を添加し、溶融混緎するこずに
よ぀お埗るこずができる。あるいは、オレフむン
系共重合䜓ず他の耐熱性共重合䜓からなる組成物
に、モノ゚ポキシド化合物を添加し、溶融混緎し
おもよい。 ここで甚いられるモノ゚ポキシド化合物は、通
垞、垞圧䞋での沞点が110℃以䞊、奜たしくは140
℃以䞊のものが混緎䞭の揮散を防止する䞊で有効
で、その䟋ずしおはプニルグリシゞル゚ヌテ
ル、ブチルグリシゞル゚ヌテルなどのグリシゞル
゚ヌテル類、グリシゞルメタアクリレヌト、ステ
アリン酞グリシゞル゚ステル等のグリシゞル゚ス
テル類、スチレンオキシド、α―オレフむンモノ
゚ポキシドなどの䞀般匏
【匏】匏 äž­R1〜R4は氎玠原子、脂肪族基、芳銙族基など
を瀺す。 で衚わされるモノ゚ポキシド化合物などがある。 モノ゚ポキシド化合物の添加量は、オレフむン
系共重合䜓100重量郚に察しお0.1〜10重量郚、奜
たしくは0.3〜重量郚である。0.1重量郚未満で
は倉性による塗装性、接着性の改良効果が䞍十分
であり、10重量郚を越えるずもはやそれ以䞊の改
良効果がのぞめない倖、組成物自䜓の性胜の䜎
䞋、ずくに機械的匷床の䜎䞋を招き、たた混緎条
件によ぀おは、組成物のゲル化をきたすので奜た
しくない。 本発明においおは、䞊蚘のモノ゚ポキシド化合
物以倖に埮量のアミン化合物を觊媒ずしお䜵存さ
せるこずによ぀お、目的ずする接着性、塗装性の
改良効果を実質的に高めるこず䞊びに混緎時間の
短瞮、倉性速床を促進させるこずができる。 䜿甚されるアミン化合物は、脂肪族アミンずし
お䟋えばゞ゚チルアミン、゚チレンゞアミン、テ
トラメチレンゞアミン、トリ゚チルゞアミン、゚
タノヌルアミン、トリむ゜プロパノヌルアミンな
どがあり、脂環族アミンずしおシクロヘキシルア
ミン、―ゞメチルシクロヘキシルアミンな
どがあり、芳銙族アミンずしお䟋えば―プニ
レンゞアミン、ゞプニルアミンなど、耇玠環匏
アミンずしお䟋えばピペラゞン、キノリン、む゜
キノリン、―゚チルモルフオリン、などがあ
る。䜵甚されるアミン化合物の添加量は通垞共重
合䜓暹脂100重量郚に察しお0.001〜重量郚、奜
たしくは0.01〜0.2重量郚である。0.001重量郚未
満では本発明の目的ずする改良効果が埗られ難
く、たた重量郚を越えお添加しおももはやそれ
以䞊の改良効果はのぞめない。 オレフむン系共重合䜓ず耐熱性共重合䜓ずの混
合物たたはこれらの混緎組成物に、䞊蚘モノ゚ポ
キシド化合物およびアミン化合物を添加、混緎し
倉性する方法は、䞀定の割合で混合されたこれら
の共重合䜓および化合物を玄150〜280℃に蚭定さ
れた通垞の抌出機たたはニヌダヌ、バンバリヌミ
キサヌ、ミキシングロヌルなどで溶融混緎すれば
よい。混緎し、倉性する際に必芁ずされる熱履歎
は塗装性たたは接着性の必芁床によ぀お倉わる
が、通垞150〜280℃の枩床範囲で20秒から10分皋
床であり、高枩ほど短時間で倉性が進む。 倉性されたオレフむン系共重合䜓を含む該組成
物がすぐれた塗装性、接着性を瀺し、特にりレタ
ン系の塗料、接着剀、アンカヌコヌト剀を匷固に
密着せしめる理由は、オレフむン系共重合䜓の偎
鎖のカルボン酞基ずモノ゚ポキシド化合物が反応
し、氎酞基が導入されるこずによ぀お、液型り
レタン系塗料および接着剀䞭のむ゜シアネヌト化
合物ず反応し、硬化、密着するためず考えられ
る。 本発明は以䞊に説明したごずく、オレフむン系
共重合䜓ずカルボン酞のむミド化合物を含むスチ
レン系共重合䜓たたはEVAのケン化物ずから成
る組成物に係るものであ぀お、塗装たたは接着が
斜される甚途に甚いるずきは、必芁に応じお倉性
するこずができる。 たた、もう䞀぀の発明は、該組成物に無機質を
添加混合した組成物に係るものである。ずくに高
い耐熱倉圢性が芁求される甚途に甚いる堎合に
は、共重合䜓暹脂組成物に、ガラス繊維、タル
ク、マむカ、炭酞カルシりムおよびシリカなどの
無機質充填剀を添加し、溶融混緎するこずによ぀
お、耐熱倉圢性をさらに高めるこずが可胜であ
る。しかしこれらの無機質充填剀を過床に倚量添
加しすぎるず、適床な匟力性ず柔軟性が倱なわ
れ、たた衝撃匷床が著しく䜎䞋したり、成圢品衚
面の肌荒れが顕著にな぀お奜たしくない。したが
぀お、オレフむン系共重合䜓ず耐熱性共重合䜓ず
の組成物では、耐熱倉圢性が十分でない堎合に、
補助材料ずしお無機質充填剀を適量配合するこず
が奜たしい。そのためには、倉性たたは未倉性オ
レフむン系共重合䜓ず耐熱性共重合䜓ずからなる
組成物60〜95重量郚に察し、無機質充填剀の配合
量は〜40重量郚が適圓である。 これらの組成物は、通垞の添加剀、䟋えば着色
剀、酞化防止剀、玫倖線吞収剀、制電剀、離型剀
などが配合されおいおもよい。 本発明のポリオレフむン系暹脂組成物は、適床
の匟力性ず柔軟性、すぐれた靭性、耐寒性および
改良された耐熱倉圢性を有しおおり、モノ゚ポキ
シド化合物で倉性されたものは、さらに加えおす
ぐれた塗装性ず接着性を有しおいる。これらの組
成物は、目的、甚途によ぀お䜿い分けるこずがで
きる。倉性された暹脂組成物は、埓来のオレフむ
ン系暹脂の堎合には必須であ぀たプラむマヌ塗装
などの前凊理を斜さずずも、ずくにアクリルりレ
タン系、ポリ゚ステルりレタン系などの液型塗
料を匷固に密着させるこずが可胜である。たた、
該倉性された暹脂組成物の成圢品は、塗装の堎合
ず同様に前凊理を斜さなくずも、りレタン系反応
型接着剀を介しお他の物品に匷固に接着せしめる
こずができる。さらに、金属の真空蒞着、スパツ
タリング加工も容易に行なえる。このように、本
発明のポリオレフむン系暹脂組成物は、適床の匟
力性ず柔軟性、すぐれた靭性、耐寒性、耐熱倉圢
性ずあいた぀お新芏な玠材ずしお、ずくにバンパ
ヌ、バンパヌガヌド、モヌル類、マヌク数などの
自動車倖装甚途などに幅広く利甚するこずができ
る。 以䞋、実斜䟋により本発明を詳しく説明する。
衚に各組成物の明现を、衚に物性の枬定結果
を瀺した。なお、物性枬定法は䞋蚘の方法で行な
぀た。 熱倉圢量厚さmmの射出成圢された平板から長
さ127mm、幅12.7mmの短冊状詊隓片を打抜
き、自由端から長さ100mmの郚分を支点に
片端を氎平に固定したたた、枩床100℃の
恒枩槜内で時間加熱し、加熱前、埌の自
由端の倉圢量たわみ量を枬定した。 衝撃匷床厚さmmの射出成圢された平板から玄
cm角の詊隓片を切出し、−40℃に調節さ
れたドラむアむスメタノヌル溶液䞭に玄
〜時間浞挬しお冷华した埌、すばやく
デナポン匏萜錘衝撃詊隓機にかけ、砎壊匷
床を枬定した。萜錘は先端盎埄が12.7mmの
ものを䜿甚し、荷重および萜䞋高さは適宜
調節した。 塗膜密着性射出成圢された平板を必芁に応じお
トル゚ンで脱脂した埌、液型アクリルり
レタン系塗料ポニヌタむルダンセむ、久
保孝ペむント〔株〕補を、暙準の䞻剀察
硬化剀比で混合し、スプレヌ塗料した。宀
枩で10分攟眮埌、80℃の也燥噚内で45分間
加熱し硬化させた。塗膜の密着性は、mm
の間隔で100個のたす目ができるように碁
盀目状の切り傷を぀け、セロフアン粘着テ
ヌプにより剥離詊隓を行ない、はがれずに
密着しおいるたす目の割合いを枬定した。 塗膜耐湿性䞊蚘方法、条件で塗装埌50℃、98
R.H.の恒枩恒湿槜䞭で96時間吞湿させ、
セロフアンテヌプ剥離詊隓を行ない塗膜の
密着性を枬定した。 接着匷床射出成圢された平板および塗装鋌板の
それぞれから切り出した幅15mm、長さ100
mmの短冊状詊隓片のそれぞれの衚面をトル
゚ンで脱脂した埌、液性湿気硬化型りレ
タン系接着剀ベタシヌルNo.552、サンス
タヌ化孊〔株〕補を暹脂偎に長さおよび
幅が15mm×15mm、厚みが玄mmになるよう
に塗垃し、盎ちに塗装鋌板の塗面ず貌り合
わせ、垞枩で週間硬化させ、匕匵速床
200mmminにお匕匵せん断剥離匷床を枬
定した。 実斜䟋  ゚チレン成分が96.4モル、メタクリル酞メチ
ル成分が0.5モル、メタクリル酞成分が3.1モル
よりなり、メタクリル酞成分のうち29がナト
リりムむオンにより䞭和されおなるアむオノマヌ
暹脂80重量郚ずスチレン成分が46.7モル、―
プニルマレむンむミド成分が10.9モル、アク
リロニトリル成分が42.4モルずからなる含むミ
ドスチレン系共重合䜓20重量郚ずをシリンダヌ枩
床240℃の抌出機で混合しペレツトずした。これ
をシリンダヌ枩床240℃の射出成圢機で平板を成
圢し詊隓片を䜜成した。埗られた物性を比范䟋
、ずずもに瀺すが、アむオノマヌ暹脂単䜓お
よびアむオノマヌ暹脂にタルクを配合したものず
比べお、耐熱倉圢性が著しく改善されおいるのが
わかる。 実斜䟋  実斜䟋のアむオノマヌ暹脂80重量郚ずスチレ
ン成分が90.4モル、―プニルマレむンむミ
ド成分が9.6モルずからなる含むミドスチレン
系共重合䜓20重量郚ずを実斜䟋ず同じ条件で抌
出混合し、射出成圢詊隓片を䜜成した。埗られた
結果は、実斜䟋ずほが同様に耐熱倉圢性が著し
く改善されおいる。 実斜䟋  実斜䟋のアむオノマヌ暹脂80重量郚ず゚チレ
ン成分が32.5モル、酢酞ビニル成分が67.5モル
ずよりなり、酢酞ビニル成分のうち99がケン
化されおなるEVAケン化物20重量ずを実斜䟋
ず同じ条件で抌出混合し、射出成圢詊隓片を䜜
成した。実斜䟋、ず同様にすぐれた耐熱倉圢
性が埗られた。 実斜䟋  実斜䟋で甚いたアむオノマヌ暹脂80重量郚、
含むミドスチレン系共重合䜓20重量郚ず平均炭玠
数が17のα―オレフむン゚ポキシド1.6重量郚お
よびトリむロプロパノヌルアミン0.08重量郚ずを
ブレンダヌで混合し、シリンダヌ枩床240℃の抌
出機で混緎倉性しペレツトずした。これを平板状
に射出成圢し、詊隓片を䜜成した。比范䟋、
に比べお耐熱倉圢性、塗装性および接着性が著し
く改善されおいるこずがわかる。 実斜䟋  実斜䟋で甚いたアむオノマヌ暹脂80重量郚、
EVAケン化物20重量郚ず、実斜䟋で甚いたα
―オレフむン゚ポキシド1.6重量郚およびトリむ
゜プロパノヌルアミン0.08重量郚ずを混合し、実
斜䟋ず同じ条件で混緎倉性、詊隓片の成圢を行
な぀た。その結果は、実斜䟋ず同様にすぐれた
ものであ぀た。 実斜䟋  実斜䟋の配合にさらに埮粉末タルク20重量郹
を加えお同時にブレンダヌで混合したものを同じ
条件で混緎倉性しおペレツト化し、射出成圢詊隓
片を埗た。その物性は衚に瀺したが、実斜䟋
ず同様にすぐれお高い塗膜密着性および接着性を
瀺すずずもに、耐熱倉圢性は比范䟋、はもず
より実斜䟋ず比べおもさらに改善されたもので
あ぀た。 実斜䟋  実斜䟋の配合にさらにタルク20重量郚を加え
お、実斜䟋ず同じようにしお詊隓片を調補し
た。この組成物も実斜䟋ず同じようにすぐれた
物性を有するものであ぀た。 比范䟋  実斜䟋〜で甚いたものず同じアむオノマヌ
暹脂を単独で射出成圢し、詊隓片を䜜成した。こ
のものは、耐熱倉圢性が極めお悪く、たた倉性さ
れおないため塗膜の密着性、接着剀による接着匷
床ずも極めお䜎か぀た。 比范䟋  実斜䟋〜で甚いたものず同じアむオノマヌ
暹脂100重量郚、タルク25重量郚、α―オレフむ
ンモノ゚ポキシド重量郚およびトリむ゜プロパ
ノヌルアミン0.1重量郚を混合し、240℃に蚭定さ
れた抌出機で混緎倉性した。射出成圢詊隓片によ
る塗装性、接着性は比范䟋、に比べ著しく改
善されおいるが、耐熱倉圢性は耐熱性暹脂を配合
しお改良された実斜䟋〜に比べお劣り、この
ものは100℃以䞊の加熱条件䞋では実甚に䟛しえ
ないものであ぀た。 比范䟋  プロピレンを䞻成分ずする垂販の自動車バンパ
ヌ甚熱可塑性゚ラストマヌを射出成圢し詊隓片ず
した。このものはすぐれた耐熱倉圢性ず衝撃匷床
を有しおいるが、塗膜の密着性ず接着剀による接
着匷床が極めお䜎く、塗装たたは接着を斜す甚途
にはこのたたでは党く䞍適圓であ぀た。
【衚】
【衚】
【衚】

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  (A)䞻成分が゚チレンたたは炭玠数〜のα
    ―オレフむンずαβ―゚チレン型䞍飜和カルボ
    ン酞ずの共重合䜓、たたは該カルボン酞基が金属
    むオンによりむオン架橋された共重合䜓60〜95重
    量郚ず、(B)αβ―䞍飜和ゞカルボン酞のむミド
    化合物を含むスチレン系共重合䜓、たたぱチレ
    ンず酢酞ビニルずの共重合䜓のケン化物〜40重
    量郚ずからなるポリオレフむン系暹脂組成物。  䞻成分が゚チレンたたは炭玠数〜のα―
    オレフむンずαβ―゚チレン型䞍飜和カルボン
    酞ずの共重合䜓、たたは該カルボン酞基が金属む
    オンによりむオン架橋された共重合䜓が、該共重
    合䜓100重量郚に察し、モノ゚ポキシド化合物0.1
    〜10重量郚によ぀お倉性したものである特蚱請求
    の範囲第項蚘茉のポリオレフむン系暹脂組成
    物。  αβ―䞍飜和ゞカルボン酞のむミド化合物
    を含むスチレン系共重合䜓が、30〜99モルのス
    チレン系化合物ず〜30モルのαβ―䞍飜和
    ゞカルボン酞のむミド化合物〜30モルおよび
    これらず共重合しうる〜60モルのビニル化合
    物ずからなる組成を有する共重合䜓である特蚱請
    求の範囲第項蚘茉のポリオレフむン系暹脂組成
    物。  αβ―䞍飜和ゞカルボン酞のむミド化合物
    が―プニルマレむンむミドである特蚱請求の
    範囲第項蚘茉のポリオレフむン系暹脂組成物。  ゚チレンず酢酞ビニルずの共重合䜓のケン化
    物が、20〜50モルの゚チレンず50〜80モルの
    酢酞ビニルずからなり、該酢酞ビニル成分の少な
    くずも90モルがケン化されたものである特蚱請
    求の範囲第項蚘茉のポリオレフむン系暹脂組成
    物。  (A)䞻成分が゚チレンたたは炭玠数〜のα
    ―オレフむンずαβ―゚チレン型䞍飜和カルボ
    ン酞ずの共重合䜓、たたは該カルボン酞基が金属
    むオンによりむオン架橋された共重合䜓60〜95重
    量郚ず、(B)αβ―䞍飜和ゞカルボン酞のむミド
    化合物を含むスチレン系共重合䜓、たたぱチレ
    ンず酢酞ビニルずの共重合䜓のケン化物〜40重
    量郚ずからなるポリオレフむン系暹脂組成物60〜
    95重量郚ず無機質〜40重量郚ずからなるポリオ
    レフむン系暹脂組成物。
JP5705581A 1981-04-17 1981-04-17 Polyolefin resin composition Granted JPS57172939A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5705581A JPS57172939A (en) 1981-04-17 1981-04-17 Polyolefin resin composition

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5705581A JPS57172939A (en) 1981-04-17 1981-04-17 Polyolefin resin composition

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57172939A JPS57172939A (en) 1982-10-25
JPS6359418B2 true JPS6359418B2 (ja) 1988-11-18

Family

ID=13044752

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5705581A Granted JPS57172939A (en) 1981-04-17 1981-04-17 Polyolefin resin composition

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS57172939A (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60212444A (ja) * 1984-04-05 1985-10-24 Mitsubishi Petrochem Co Ltd 透明な暹脂組成物
JPS61272266A (ja) * 1985-05-28 1986-12-02 Showa Denko Kk 熱可塑性暹脂組成物
JPH0629354B2 (ja) * 1985-12-27 1994-04-20 株匏䌚瀟クラレ 耐衝撃性を有する暹脂組成物
JPH04233963A (ja) * 1990-07-31 1992-08-21 E I Du Pont De Nemours & Co 粘り匷くした゚チレンビニルアルコヌル共重合䜓暹脂
US5648143A (en) * 1991-10-28 1997-07-15 The Standard Register Company Heat resistant adhesives for adhering mailer windows
JP2006249173A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Kaneka Corp 熱可塑性゚ラストマヌ組成物およびそれを甚いた成圢品
JP2006249172A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Kaneka Corp 熱可塑性゚ラストマヌ組成物

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4939678A (ja) * 1972-08-20 1974-04-13
JPS4957086A (ja) * 1972-10-04 1974-06-03
JPS50128792A (ja) * 1974-04-01 1975-10-11
JPS535521U (ja) * 1976-07-01 1978-01-18

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5264653U (ja) * 1975-11-05 1977-05-13

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4939678A (ja) * 1972-08-20 1974-04-13
JPS4957086A (ja) * 1972-10-04 1974-06-03
JPS50128792A (ja) * 1974-04-01 1975-10-11
JPS535521U (ja) * 1976-07-01 1978-01-18

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57172939A (en) 1982-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62263241A (ja) 熱可塑性゚ラストマ−組成物
JPH066654B2 (ja) 充填剀含有ポリプロピレン暹脂組成物
JPS5871952A (ja) 新芏なる熱可塑性暹脂組成物
JPS6359418B2 (ja)
JPS61272217A (ja) ポリオレフむン暹脂組成物
JPH0258543A (ja) 耐衝撃性ポリアミド暹脂組成物の補造法
JPH0618940B2 (ja) 熱可塑性組成物ず、それを甚いお䜜られた物品
JPS6015409A (ja) ポリりレタンずポリオレフィンの接着方法
JPS5933348A (ja) 新しい熱可塑性重合䜓組成物
JPS629135B2 (ja)
JPS58118809A (ja) プロピレン系暹脂甚プラむマ−の補造方法
JP3155304B2 (ja) 熱可塑性゚ラストマヌ組成物
JPH05170988A (ja) ポリプロピレン系暹脂組成物
JPH09291192A (ja) 垯電防止暹脂組成物およびその成圢品
JPH0156101B2 (ja)
JPS61272255A (ja) プロピレン系重合䜓組成物
JPS6264848A (ja) プロピレン単独重合䜓組成物
JPH051816B2 (ja)
JPS5867736A (ja) ポリオレフむン組成物
JP3193430B2 (ja) プロピレン系重合䜓組成物成圢䜓の塗装方法
JPH0678454B2 (ja) 充填剀含有ポリプロピレン暹脂組成物の補造方法
JPS60158235A (ja) ポリオレフむン暹脂組成物
JPS59226050A (ja) 熱可塑性暹脂組成物
JPH05140382A (ja) 熱可塑性暹脂組成物
JPH03292360A (ja) 暹脂組成物