JPS6347457A - アルミ笠木の熱膨張変形防止取付装置 - Google Patents

アルミ笠木の熱膨張変形防止取付装置

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JPS6347457A
JPS6347457A JP19018086A JP19018086A JPS6347457A JP S6347457 A JPS6347457 A JP S6347457A JP 19018086 A JP19018086 A JP 19018086A JP 19018086 A JP19018086 A JP 19018086A JP S6347457 A JPS6347457 A JP S6347457A
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JP
Japan
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kasagi
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fixed
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fitting
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JP19018086A
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寿麿 中谷
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Swan Shoji Co Ltd
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Swan Shoji Co Ltd
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Publication date
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  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
  • Prostheses (AREA)
  • Finger-Pressure Massage (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は建物の屋上パラペット部や手摺立上り壁等に笠
木を取付ける笠木取付装置に関する。
(背景技術) 従来、この種笠木の固定には鋼製一体の取付金具が用い
られる。即ち、例えば逆T字状の立ち上り片に笠木内側
形状に沿う笠木ホルダ一部を溶接或いはボルト締めした
ものが建物躯体に固定され、これに笠木を被覆嵌着して
いる。このとき取付金具は建物躯体と一体化されており
、且つ、笠木は一般に肉厚が薄いものを用いて、これに
弾発的に係止した状態に嵌着されるため。
例えば、屋上バラペットとしてこの笠木を用いた場合直
射日光を受けて、建物躯体、笠木とも極めて高温となり
、100 ’Cを容易に超えることになる。
しかし、このとき、笠4木をアルミニウム合金とすれば
その熱膨張係数は2.35 X 10   であるのに
対し、一般に建物躯体に用いら九るコツクリートは1×
10  であるため、4m長さの笠木を想定すれば、1
00’CICおいて、笠木4器、コンクリート9.4M
の伸びにより、5器以上の差を生じる。この伸縮が昼夜
繰り返されることにより、躯体に比して弱い笠木側に無
理が生じて、変形を来すことがある。また、コンクリー
トは強アルカリ性を呈するため一体の取付金具の腐食が
進行し、ひいては、笠木取付の安定性を損うこととなら
ざるを得ない。
(発明の目的) 本発明は、従来の笠木取付装置のこれら欠点に鑑みてな
されたもので、建物躯体と笠木との熱膨張係数の差異を
構造的に解決して、直射日光下での笠木変形を防止する
とともに腐食に対して構造的に対応して耐久性を向上さ
せることを目的とする。
(発明の構成) 本発明は、この目的に添い鋭意研究した結果。
取付金具を固定ベースとこれに嵌合取付けした分離ベー
スとし、この分離ベースにおいて、熱膨張係数の差を吸
収するとともに、腐食進行を固定ベースと分離すること
により波及することを防止せんとするものであって、即
ち、本発明は、建物躯体に固定金具により固定した固定
ベースにその笠木長手方向上向き嵌合部と、これに対応
して設けた笠木長手方向下向き嵌合部とを嵌合せしめて
笠木内側形状に沿う形状とした分離ベースを取付け、且
つ該分離ベース上に笠木を被覆嵌着してなることを特徴
とする笠木取付装置を要旨として完成したものである。
以下図面に従って実施例を説明すれば、第1図及び第2
図において1は本発明に係る笠木取付装置であり、この
取付装置1は固定ベース2、分離ベース3、笠木4と固
定金具5とを備えてなる。
固定ベース2は、建物躯体6の上面に沿うように平板状
の基板21とこの基板21に立設された笠木4の長手方
向上向き嵌合部22を備え、且つ、前後に固定金具5用
の長孔25を備えてアルミニウム合金製押出型材を切断
、加工して構成されている。この嵌合部22は、一対の
内向き係止突条23,23を基板21の両端部に立設し
、且つ、その各内側に小突条24.24を設けて形成さ
れている。なお、このとき各内向き係止突条23と小突
条24は後述の分離ベース3の下向き係止突条34が各
嵌合係止した状態で僅かな間隙を持つように位置設定さ
れるのがよい。
一方、分離ベース3は、笠木4の内側形状に沿うよう天
板部31と両側の傾斜脚部32と、天板部31に垂設さ
れた上記固定ベース2の上向き嵌合部22に対応して設
けられた長手方向下向き嵌合部33とを備えて、同様に
アルミニウム合金製押出型材を切断したものが用いられ
ている。そして、この嵌合部33は、固定ベース2の上
向き嵌合部22に対応して、天板部31下面所定位置か
ら、一対の外向き係止突条34を垂下して構成されてい
る。
また、笠木4は傾斜天板部41と両側の垂下壁42.4
2とその先端を内方に折曲した係止突条43.43とを
備えて、薄肉アルミニウム合金板を折曲成型して構成さ
れている。
このように構成された各部材は、先ず固定ベース2をそ
の透孔25,25を貫通してアンカーボルト等の固定金
具5,5により建物躯体6たるコンクリート上壁に強固
に固定される。そして、この固定ベース2の笠木長手方
向上向き嵌合部22と、分離ベース3の笠木長手方向下
向き嵌合部33とが嵌合されて、固定ベース2上に分離
ベース3が重合状に取付けられている。この取付けは、
各嵌合部を嵌合させればよいので、定位置において分離
ベースに押圧力を加えればよい。そしてこの分離ベース
3上には、笠木を被覆嵌着している。即ち、この笠木の
嵌着は、笠木4における一端の係止突条43を分離ベー
ス3の脚部32下端に掛止めした状態で、他の係止突条
43を他の脚部32の下端に係止せしめればよい。
なお、実際の笠木取付に当っては固定ベース2、分離ベ
ース3は、例えば1m程度の適宜間隔で建物躯体6に設
置し、これらに長尺笠木、例えば4mの笠木を渡して同
時又は個別に取付を行う。
第3図、第4図に示すものは、30Cm弱程度の幅を有
するように、第1図、第2図のものに部分的修正を加え
たものであるので同一番号を付して異るところ以外の段
切を省略する。即ち。
第3図、第4図においては、幅を大きくしだので、その
固定ペース2の固定を更に確実にするため、固定金具5
を4ケ所用いることとし、これに伴い、固定ペース2の
透孔25は4ケ所とされている。そして固定ペース2の
小突条24は一側の上向き係止突条23側のみとされ、
その嵌合の容易性を高めている。なお、35は、分離ベ
ース3の補強脚である。
ところで、固定ベースの笠木長手方向上向き嵌合部は、
笠木の長手方向に沿って嵌合可能であれば、これを、中
央部1ケ所として側部は分離ベースに補強脚を設けてこ
れを支えることも可能であり、また、嵌合形態も上記図
示例のもの以外に蟻溝状のものとして、分離ベースをス
ライド嵌合するものでもよい。もとより、上記図示例の
ものとする場合でもこれを外方又は内方にや又傾斜して
設けたり、位置をより内方とする等の変更は任意に行い
うる。また、固定ペースをm製(スチール、ステンレス
等)として、長手方向上向き嵌合部を断続的複数の切り
起し状としたり、別途溶接固定したりすることも出来、
また特に材質については硬質且つ剛性の高いものであれ
ば金属製に限らず、合成樹脂製、又はその複合材料とす
ることも可能である。
一方、分離ベースも固定ペースと同様に材質、構造を任
意に変更できるが、その嵌合部はもとより固定ペースの
それと対応しなければならない。なお分離ベースは笠木
の嵌着保持上必要であれば、と九をより幅広とすること
ができ、このとき固定ペースの透孔上に貫通孔を設けて
おけば、固定ペースと分離ベースを嵌合した状態で固定
ペースの建物躯体への固定が行い得る。
なお、笠木の形状も任意に変更できることは当然であり
、また、固定金具としてはアンカーボルトの他各種公知
のものを広く用いられる。
本発明はこのよう丸、発明の要旨に反しない限りその具
体的構成については、様々な材質、構造、形状に変える
ことが可能で、上記実施例に限るものではない。
(発明の効果) 本発明は、笠木の取付けに当って、固定ベースト分離ベ
ースの2つのペースヲ用い、固定ヘースは建物躯体に固
定金具で固定されるが、分離ベースはこの固定ペースと
嵌合取付さh、且つその嵌合は笠木長手方向の嵌合とさ
れるので、直射日光下において建物躯体、笠木に熱膨張
係数の差異が出ても、双方間の差異を嵌合部分で吸収す
ることができて、笠木が変形したりすることを効果的に
防止できる。また、一般にアルカリ性を示すコンクリー
ト躯体に金属製の固定ペースを取付けた場合でも、これ
に長期間経過後に腐食がでても、嵌合部を介してこの腐
食が直ちに分離ベースに移行することは防止できるので
、従来のように一体型の金属製取付金具によるものと比
較して腐食による笠木取付の不安定さを大きく改善でき
る。
また、本発明は構造が簡単にしてその取付は作業は容易
で、且つ確実である。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例を示すもので、第1図は、本発明笠木取付
装置の取付状態を示す断面図、第2図は固定ペースと分
離ベースとの関係を示す平面図、第3図、第4図は他の
実施例を示すもので第3図は同じく取付状態を示す断面
図、第4図は同じく固定ペース、分離ベースの関係を示
す平面図。 1・・・笠木取付装置    22・・・笠木長手方向
上向き嵌合部2・・・固定ペース    33・・・笠
木長手方向下向き嵌合部3・・・分離ベース 4・・・笠   木 5・・・固定金具 6・・・建物躯体 特許田麩 スワン商事株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 建物躯体に固定金具により固定される固定ベースに、そ
    の笠木長手方向上向き嵌合部と、これに対応して設けた
    笠木長手方向下向き嵌合部とを嵌合せしめて、笠木内側
    形状に沿う形状とした分離ベースを重合状に取付け、且
    つ、該分離ベース上に笠木を被覆嵌着してなることを特
    徴とする笠木取付装置。
JP61190180A 1986-08-12 1986-08-12 アルミ笠木の熱膨張変形防止取付装置 Expired - Lifetime JPH0718213B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61190180A JPH0718213B2 (ja) 1986-08-12 1986-08-12 アルミ笠木の熱膨張変形防止取付装置

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Publication Number Publication Date
JPS6347457A true JPS6347457A (ja) 1988-02-29
JPH0718213B2 JPH0718213B2 (ja) 1995-03-01

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ID=16253778

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04108725U (ja) * 1991-03-05 1992-09-21 源一 大江 笠 木
JPH06220969A (ja) * 1993-01-26 1994-08-09 Swan Shoji Co Ltd アルミ笠木取付金具

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5893122U (ja) * 1982-08-28 1983-06-24 理研軽金属工業株式会社 笠木の取付調整装置
JPS6312543U (ja) * 1986-07-11 1988-01-27

Patent Citations (2)

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