JPS6345043A - 非晶質合金薄帯積層板およびその製造方法 - Google Patents
非晶質合金薄帯積層板およびその製造方法Info
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- JPS6345043A JPS6345043A JP61188545A JP18854586A JPS6345043A JP S6345043 A JPS6345043 A JP S6345043A JP 61188545 A JP61188545 A JP 61188545A JP 18854586 A JP18854586 A JP 18854586A JP S6345043 A JPS6345043 A JP S6345043A
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Soft Magnetic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は、電力用変圧器やモーターなどの鉄心として
使用するのに適合した積層非晶質合金薄帯およびそれを
製造する方法に関するものである。
使用するのに適合した積層非晶質合金薄帯およびそれを
製造する方法に関するものである。
〈従来の技術〉
Fe−B−Si系、 Co−Fe−B−5i系などの溶
融合金を単ロール法や双ロール法により、105〜10
”C/秒程度の冷却速度で急速凝固させると、無秩序な
原子配列を有する板厚20〜50μ−程度の非晶質合金
薄帯(以下リボンと称す。)が得られる。このような非
晶質合金薄帯は軟磁性に優れ、殊にFe−B−Si系で
は比較的高い飽和磁束密度と極めて低い鉄…を有するこ
とから、トランスやモーターの鉄心材料として現在使用
されている珪素鋼板の有力な代替材料として注目されて
いる。
融合金を単ロール法や双ロール法により、105〜10
”C/秒程度の冷却速度で急速凝固させると、無秩序な
原子配列を有する板厚20〜50μ−程度の非晶質合金
薄帯(以下リボンと称す。)が得られる。このような非
晶質合金薄帯は軟磁性に優れ、殊にFe−B−Si系で
は比較的高い飽和磁束密度と極めて低い鉄…を有するこ
とから、トランスやモーターの鉄心材料として現在使用
されている珪素鋼板の有力な代替材料として注目されて
いる。
このような非晶質合金薄帯は1通常単板のままで1巻コ
アや積みコアを作り、変圧器を組み上げるが、一般的に
云えば、リボン厚は従来使用してきた珪素鋼板などに比
較して薄いため、積層加工に要する工数の多(なる欠点
があった。
アや積みコアを作り、変圧器を組み上げるが、一般的に
云えば、リボン厚は従来使用してきた珪素鋼板などに比
較して薄いため、積層加工に要する工数の多(なる欠点
があった。
この欠点を除くのに、リボン厚を厚くする等の工夫も行
われているが、鉄損の劣化することが報告されている。
われているが、鉄損の劣化することが報告されている。
複数枚のリボンを貼り合わせることができれば積層工数
の削減の他、渦流損が特に増大しないので、鉄損の面で
も有利になる利点がある。
の削減の他、渦流損が特に増大しないので、鉄損の面で
も有利になる利点がある。
近年この目的のために、リボンを接着することか試みら
れはじめ1例えば特開昭56−36336号や特開昭5
8−175654号に提案されているように、リボンに
接着剤を均一に塗布した後、貼り合わせ、乾燥して、固
化接着させた後1せん断して積層したり、あるいは巻回
してコアを製作するのが一般的である。
れはじめ1例えば特開昭56−36336号や特開昭5
8−175654号に提案されているように、リボンに
接着剤を均一に塗布した後、貼り合わせ、乾燥して、固
化接着させた後1せん断して積層したり、あるいは巻回
してコアを製作するのが一般的である。
〈発明が解決しようとする問題点〉
従来の方法により、高耐熱性接着剤をリボン表面に均一
に塗布して、積層リボンを作成した場合には1巻廻の如
き成形を行うときに、接着層による拘束のために不均一
な応力がリボンに加わって磁気特性を劣化させる不利が
あるばかりでなく。
に塗布して、積層リボンを作成した場合には1巻廻の如
き成形を行うときに、接着層による拘束のために不均一
な応力がリボンに加わって磁気特性を劣化させる不利が
あるばかりでなく。
高耐熱性接着剤の種類あるいは焼鈍条件によっては1巻
廻成形等の変形を加えない場合でも、鉄損の劣化するこ
とが見出された。
廻成形等の変形を加えない場合でも、鉄損の劣化するこ
とが見出された。
従って、この発明は、リボンに及ぼず不均一応力の:U
念のない、すなわち接着による鉄損劣化のない積層非晶
質合金薄帯及び積層接着の有利な方法を与えることを目
的とする。
念のない、すなわち接着による鉄損劣化のない積層非晶
質合金薄帯及び積層接着の有利な方法を与えることを目
的とする。
く問題点を解決するための手段〉
発明者は、接着による特性劣化のない非晶質合金薄帯積
層板およびその有利な製造方法について。
層板およびその有利な製造方法について。
鋭意研究を重ねた結果、接着剤を点状に介在させること
や、その塗布方法によって特性劣化の少ない非晶質合金
薄帯積層板かえられるとの知見をえ。
や、その塗布方法によって特性劣化の少ない非晶質合金
薄帯積層板かえられるとの知見をえ。
この知見にもとづいてこの発見をなすに至った。
この発明はつぎのとおりである。すなわち。
■ 耐熱性高分子化合物(ボロシロキサン樹脂を除く。
)を主成分とする耐熱性接着剤を複数枚の非晶質合金薄
帯間に点状に介在させ、相互に接着させた非晶質合金薄
帯積層板。
帯間に点状に介在させ、相互に接着させた非晶質合金薄
帯積層板。
■ 前記点状に介在させる耐熱性接着剤が、その塗布面
積率を0.1〜50%とし、また層間の平均塗布量が0
.05〜3g/lri’である■に記載の非晶質合金薄
帯積層板。
積率を0.1〜50%とし、また層間の平均塗布量が0
.05〜3g/lri’である■に記載の非晶質合金薄
帯積層板。
■ 複数枚の非晶質合金薄帯を接着して積層板を製造す
るに際し、1枚またはそれより多数の非晶質合金薄帯の
表面に耐熱性高分子化合物(ボロシロキサン樹脂を除く
。)を主成分とする接着剤を点状に塗布した後、他の非
晶質合金薄帯を重ね合わせ1次いで加圧することにより
、相互に接着させる非晶質合金薄帯積層板の製造方法。
るに際し、1枚またはそれより多数の非晶質合金薄帯の
表面に耐熱性高分子化合物(ボロシロキサン樹脂を除く
。)を主成分とする接着剤を点状に塗布した後、他の非
晶質合金薄帯を重ね合わせ1次いで加圧することにより
、相互に接着させる非晶質合金薄帯積層板の製造方法。
複数の金属箔を積層接着させる場合、−船釣には接着剤
を金属表面全体に極力均一に塗布した後。
を金属表面全体に極力均一に塗布した後。
重ね合わせ、加圧プレスや圧着ロールで軽く加圧して接
着させることが行われている。
着させることが行われている。
接着によってリボンに不均一な応力が発生する場合、そ
の原因は接着剤層と金属リボンとの熱膨張係数の違い、
あるいは接着剤層の厚みの不均一等が考えられる。した
がって鉄損劣化の原因となるリボンでの不均一応力の発
生を抑えるには、前記の違いを解消するのも一方法であ
る。しかし本発明の目的とする非晶質合金薄帯と高耐熱
性樹脂の岨み合ね一仕の場合、高分子化合物の熱膨張係
数の方が格段に大きく、熱膨張係数を同一・にする自由
度はない。
の原因は接着剤層と金属リボンとの熱膨張係数の違い、
あるいは接着剤層の厚みの不均一等が考えられる。した
がって鉄損劣化の原因となるリボンでの不均一応力の発
生を抑えるには、前記の違いを解消するのも一方法であ
る。しかし本発明の目的とする非晶質合金薄帯と高耐熱
性樹脂の岨み合ね一仕の場合、高分子化合物の熱膨張係
数の方が格段に大きく、熱膨張係数を同一・にする自由
度はない。
本発明は従来技術における以上のような問題点を解消す
べく、接着部を点状とし、接合点の周囲に無接合の部分
を隣接させることで、接合部で発生した不均一な応力を
緩和させることを指向したものである。
べく、接着部を点状とし、接合点の周囲に無接合の部分
を隣接させることで、接合部で発生した不均一な応力を
緩和させることを指向したものである。
さらに非晶質磁性合金薄帯の磁気特性を十分に発揮させ
るには、300ないし350℃での磁場中焼鈍が必須と
されているので、使用する接着剤は耐熱性のものでなけ
ればらない。
るには、300ないし350℃での磁場中焼鈍が必須と
されているので、使用する接着剤は耐熱性のものでなけ
ればらない。
なお9本発明者は先に、非晶質合金薄帯積層板とその製
造方法として300〜450℃の高温の磁場中焼鈍に耐
えうるボロシロキサン樹脂を主成分とする接着剤を使用
する場合についての特許出願をしているが1本発明は、
先願発明でのボロシロキサン樹脂はどは耐熱性を要求さ
れない、比較的よく通用される300〜350℃の焼鈍
温度条件での。
造方法として300〜450℃の高温の磁場中焼鈍に耐
えうるボロシロキサン樹脂を主成分とする接着剤を使用
する場合についての特許出願をしているが1本発明は、
先願発明でのボロシロキサン樹脂はどは耐熱性を要求さ
れない、比較的よく通用される300〜350℃の焼鈍
温度条件での。
先願発明でのボロシロキサン樹脂を除いた耐熱性高分子
化合物を主成分とする接着剤を使用しての積層板とその
効果的な製造方法とを提供するものである。
化合物を主成分とする接着剤を使用しての積層板とその
効果的な製造方法とを提供するものである。
面積率0.1〜50χ、また平均塗布量を0,05〜3
g/dとなるように点状に塗布した後、予備乾燥して、
他の非晶質合金薄帯を重ね合わせ、圧着することにより
、相互に接着させる。さらにこのリボン表面に再度接着
剤を点状に塗布し、以降の工程を繰り返すことによって
、積層非晶質合金薄帯を製造する。
g/dとなるように点状に塗布した後、予備乾燥して、
他の非晶質合金薄帯を重ね合わせ、圧着することにより
、相互に接着させる。さらにこのリボン表面に再度接着
剤を点状に塗布し、以降の工程を繰り返すことによって
、積層非晶質合金薄帯を製造する。
ここで、接着剤の点状塗布を複数のリボンに対して同時
に行い、加圧接着を一回で済ませることも可能である。
に行い、加圧接着を一回で済ませることも可能である。
また点状接着における接着剤の好適な塗布形態例は、第
1図a w dに示したとおりである。
1図a w dに示したとおりである。
実験データに基づいて1本発明を説明する。
板厚28μs、機中5CIllのpe?1alOs1)
!組成の非晶質合金薄帯の片面にポリエステルイミド樹
脂を点状に分散して塗布し1面積率を約5%、平均塗布
量を0.05−3g/ rr:とした。風乾後、他のリ
ボンを重ね合わせ、さらに接着剤を一層目とほぼ同量塗
布して、3枚目のリボンを重ね、圧着ロール間で圧下し
て貼り合わせた。次いで250℃で5分間加熱し接着し
た。以上の工程で作製した積層リボンを20OA/mの
磁場下で350℃2時間の焼鈍を行ない。
!組成の非晶質合金薄帯の片面にポリエステルイミド樹
脂を点状に分散して塗布し1面積率を約5%、平均塗布
量を0.05−3g/ rr:とした。風乾後、他のリ
ボンを重ね合わせ、さらに接着剤を一層目とほぼ同量塗
布して、3枚目のリボンを重ね、圧着ロール間で圧下し
て貼り合わせた。次いで250℃で5分間加熱し接着し
た。以上の工程で作製した積層リボンを20OA/mの
磁場下で350℃2時間の焼鈍を行ない。
そのまま冷却した。
平均塗布量の違いによる鉄損の変化を第2図に示す。図
から明らかなように、接着剤0.5〜2g/m′の塗布
により鉄1員の改善されることが判る。層間の平均塗布
量を0.05〜3g/ =に限定するのは。
から明らかなように、接着剤0.5〜2g/m′の塗布
により鉄1員の改善されることが判る。層間の平均塗布
量を0.05〜3g/ =に限定するのは。
0.05g/ m以下では充分な接着強度をfi’i保
できないためであり+3g/m以上になると非(荘性物
質の存在による占積率の低下に伴う磁気特性の劣化を無
視できなくなるためである。
できないためであり+3g/m以上になると非(荘性物
質の存在による占積率の低下に伴う磁気特性の劣化を無
視できなくなるためである。
つぎに本発明の要旨とする点状塗布の有利性に関して代
表的な実験データを示す。前述と同様な実験を行い、接
着剤の塗布面積率を変えた結果について第1表に示した
。
表的な実験データを示す。前述と同様な実験を行い、接
着剤の塗布面積率を変えた結果について第1表に示した
。
第1表 接着剤の塗布面積率による鉄損の変化ここでは
磁場焼鈍条件を350℃、2時間とした。
磁場焼鈍条件を350℃、2時間とした。
第1表に示すように、塗布面積率1〜10χはどで、鉄
損は改善されるが1面積率の増大とともに。
損は改善されるが1面積率の増大とともに。
鉄損も増加し、全面接着(面積率100%)になると。
鉄を員は無接合のものに比較してかえって劣化すること
が判る。本発明において接着剤の塗布面積率を0.1〜
50χに限定するのは、0.1%以下では充分な接着強
度を確保できないからであり、また50%以上になると
接着部分で発生した不均一な応力を緩和することが不充
分になり、鉄損が劣化するためである。
が判る。本発明において接着剤の塗布面積率を0.1〜
50χに限定するのは、0.1%以下では充分な接着強
度を確保できないからであり、また50%以上になると
接着部分で発生した不均一な応力を緩和することが不充
分になり、鉄損が劣化するためである。
本発明に好適に使用できる接着剤は、ポリアミドイミド
、ポリエステルイミド、ポリ−イミド、フェノキシ、フ
ェニルメチルシリコーン樹脂等の耐熱性高分子化合物の
1種または2種以1〕の混合物を主成分とするものであ
る。
、ポリエステルイミド、ポリ−イミド、フェノキシ、フ
ェニルメチルシリコーン樹脂等の耐熱性高分子化合物の
1種または2種以1〕の混合物を主成分とするものであ
る。
本発明に提案する点状塗布によって、全面塗布に比較し
て使用する接着剤の量は激減するから。
て使用する接着剤の量は激減するから。
これに伴うコスト低減も無視することはできない。
〈実施例〉
(実施例1)
巾5cm、板厚25μ涌のFe7aB+oSi+z非晶
質磁性合金薄帯に9面積率5%1層間の平均塗布量が0
.8g/ mとなるようにポリ・イミド樹脂系接着剤を
点状に塗布し、100℃で1分間風乾させた後、5枚を
ロールにて圧着した。次いで250℃で3分間連続加熱
を行い、積層非晶質合金薄帯を作成した。
質磁性合金薄帯に9面積率5%1層間の平均塗布量が0
.8g/ mとなるようにポリ・イミド樹脂系接着剤を
点状に塗布し、100℃で1分間風乾させた後、5枚を
ロールにて圧着した。次いで250℃で3分間連続加熱
を行い、積層非晶質合金薄帯を作成した。
この積層リボンに2000の磁場下で、350℃、2時
間の焼鈍を施し、そのまま冷却した。1.3Tでの鉄損
W1./S。はO,liWハgであった。接着層の剥離
は皆無であり、焼鈍後でも積層リボンとして取り汲えた
。
間の焼鈍を施し、そのまま冷却した。1.3Tでの鉄損
W1./S。はO,liWハgであった。接着層の剥離
は皆無であり、焼鈍後でも積層リボンとして取り汲えた
。
(実施例2)
面積率を10χ、 平均塗布量を1.5g/ to’と
する他は、実施例1と同様に処理した。1.3Tでの鉄
を員W1コ/Soは0.12W/kgであった。
する他は、実施例1と同様に処理した。1.3Tでの鉄
を員W1コ/Soは0.12W/kgであった。
(比較例1)
接着剤の塗布による薄帯の貼り合わせなしに。
実施例1と同様に処理した。磁場焼鈍後のW13/S。
は0.14W/kgであった。積層が無いので、薄(、
取扱いに不便であった。
取扱いに不便であった。
(比較例2)
リボン層間の塗布量を1.4g/ triとし、全面に
均一に塗布した他は、実施例1と同様に処理した。
均一に塗布した他は、実施例1と同様に処理した。
350℃での磁場焼鈍後の鉄損W、7.。は0.19W
/kgであった。
/kgであった。
(比較例3)
ホルマール樹脂を接着剤として、他は実施例1と同様に
処理した。350℃での磁場焼鈍により。
処理した。350℃での磁場焼鈍により。
接着強度は失われ、積層リボンとして取扱うことは不可
能になった。
能になった。
〈発明の効果〉
本発明によれば、接着による鉄損劣化のない非晶質合金
薄帯積層板をうろことができ、また積層接着の有利な方
法が提供される。
薄帯積層板をうろことができ、また積層接着の有利な方
法が提供される。
第1図は9本発明の点状接着の好適な塗布形態例を示す
説明図、第2図は塗布面積率5%での目付量と鉄1員と
の関係を示すグラフである。 l・・・耐熱性接着剤 2・・・非晶質合金薄帯 第1.a図 第1・5図 第1・0図 第1・d図
説明図、第2図は塗布面積率5%での目付量と鉄1員と
の関係を示すグラフである。 l・・・耐熱性接着剤 2・・・非晶質合金薄帯 第1.a図 第1・5図 第1・0図 第1・d図
Claims (3)
- (1)耐熱性高分子化合物(ボロシロキサン樹脂を除く
。)を主成分とする耐熱性接着剤を複数枚の非晶質合金
薄帯間に点状に介在させ、相互に接着させたことを特徴
とする非晶質合金薄帯積層板。 - (2)前記点状に介在させる耐熱性接着剤が、その塗布
面積率を0.1〜50%とし、また層間の平均塗布量が
0.05〜3g/m^2である特許請求範囲第1項記載
の非晶質合金薄帯積層板。 - (3)複数枚の非晶質合金薄帯を接着して積層板を製造
するに際し、1枚またはそれより多数の非晶質合金薄帯
の表面に耐熱性高分子化合物(ボロシロキサン樹脂を除
く。)を主成分とする接着剤を点状に塗布した後、他の
非晶質合金薄帯を重ね合わせ、次いで加圧することによ
り、相互に接着させることを特徴とする非晶質合金薄帯
積層板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61188545A JPS6345043A (ja) | 1986-08-13 | 1986-08-13 | 非晶質合金薄帯積層板およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61188545A JPS6345043A (ja) | 1986-08-13 | 1986-08-13 | 非晶質合金薄帯積層板およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6345043A true JPS6345043A (ja) | 1988-02-26 |
JPH0554423B2 JPH0554423B2 (ja) | 1993-08-12 |
Family
ID=16225576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61188545A Granted JPS6345043A (ja) | 1986-08-13 | 1986-08-13 | 非晶質合金薄帯積層板およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6345043A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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- 1986-08-13 JP JP61188545A patent/JPS6345043A/ja active Granted
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