JPS6065502A - 電磁鉄心 - Google Patents
電磁鉄心Info
- Publication number
- JPS6065502A JPS6065502A JP17495583A JP17495583A JPS6065502A JP S6065502 A JPS6065502 A JP S6065502A JP 17495583 A JP17495583 A JP 17495583A JP 17495583 A JP17495583 A JP 17495583A JP S6065502 A JPS6065502 A JP S6065502A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- inorganic layer
- thin band
- magnetic thin
- iron core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/24—Magnetic cores
- H01F27/25—Magnetic cores made from strips or ribbons
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、磁性薄帯により電磁鉄心を製造する場合磁気
特性の劣化を極力小さくし、製造作業性を良好にした電
磁鉄心に関するものである。
特性の劣化を極力小さくし、製造作業性を良好にした電
磁鉄心に関するものである。
従来例の構成とその問題点
従来の電磁鉄心は磁性薄帯として非晶質合金を巻心に巻
付けた後、アニールを行い、巻心を取外した後、磁心の
形が変形しないように金具で支持するかコイルケースに
収納していた。その電磁鉄心の斜視図および半裁断面図
を第１図（Ａ）、（Ｂ、ｌに示のが広く使用さｆる。２
はコイルケースである。
付けた後、アニールを行い、巻心を取外した後、磁心の
形が変形しないように金具で支持するかコイルケースに
収納していた。その電磁鉄心の斜視図および半裁断面図
を第１図（Ａ）、（Ｂ、ｌに示のが広く使用さｆる。２
はコイルケースである。
ところが前記の磁性薄帯１は板厚が約２０〜３０μで磁
歪定数が２７〜３０Ｘ１０ のきわめて大きな値である
。したがって作業中の微少な応力により著しい特性劣化
がある。特に板厚が薄くなると一定応力に対する歪量が
増大するために作業時の特性劣化に深刻な問題点ヲ有し
ていた。
歪定数が２７〜３０Ｘ１０ のきわめて大きな値である
。したがって作業中の微少な応力により著しい特性劣化
がある。特に板厚が薄くなると一定応力に対する歪量が
増大するために作業時の特性劣化に深刻な問題点ヲ有し
ていた。
発明の目的
本発明は、前記従来の電磁鉄心の欠点を除去するもので
磁性薄帯の巻付、樹脂含浸、切断等の加工による磁気特
性劣化を極力小さくし、さらに磁心の製造作業性の良好
な電磁鉄心を提供することを目的とするものである。
磁性薄帯の巻付、樹脂含浸、切断等の加工による磁気特
性劣化を極力小さくし、さらに磁心の製造作業性の良好
な電磁鉄心を提供することを目的とするものである。
発明の構成
そのための構成として本発明は、磁性薄帯により形成し
た磁心の積層端面を電気絶縁性の無機質層で被覆し、前
記磁性薄帯の磁歪が正の場合には前記無機質層の熱膨張
係数を前記磁性薄帯のそれより小さくシ、磁性薄帯の磁
歪が負の場合は前記無機質層の熱膨張係数を前記磁性薄
帯のそれより太きくし、さらに絶縁性の合成樹脂を含浸
したものである。
た磁心の積層端面を電気絶縁性の無機質層で被覆し、前
記磁性薄帯の磁歪が正の場合には前記無機質層の熱膨張
係数を前記磁性薄帯のそれより小さくシ、磁性薄帯の磁
歪が負の場合は前記無機質層の熱膨張係数を前記磁性薄
帯のそれより太きくし、さらに絶縁性の合成樹脂を含浸
したものである。
実施例の説明
以下本発明の一実施例につき図面の第２図Ｎ。
（りおよび第３図、第４図に沿って詳細に説明する。
１は従来と同様の磁性薄帯で、超急冷法等で作製される
優位的に非晶質の合金薄帯寸た（は同じように超急冷法
等で作製される珪素鉄合金肋帯才たは機械的な方法等で
作製され板厚が比較的薄いものである。この板厚は薄い
程、磁心端面に形成する無機質層３の厚さを薄くしても
効果を得ることができる。
優位的に非晶質の合金薄帯寸た（は同じように超急冷法
等で作製される珪素鉄合金肋帯才たは機械的な方法等で
作製され板厚が比較的薄いものである。この板厚は薄い
程、磁心端面に形成する無機質層３の厚さを薄くしても
効果を得ることができる。
捷た前記磁性薄帯１としてＦｅ、Ｂ、Ｓｉ系の非晶質合
金例えばＦｅ７９Ｂ１６Ｓ１６ の組成を有するものを
用いると、この材料の磁歪は２７×１０−６で熱膨張係
数が約１ｏ ｘ １ｏ−６／’Ｃである。
金例えばＦｅ７９Ｂ１６Ｓ１６ の組成を有するものを
用いると、この材料の磁歪は２７×１０−６で熱膨張係
数が約１ｏ ｘ １ｏ−６／’Ｃである。
磁心端面に形成する無機質層３として熱膨張係数８×１
０−６／°ＣのアロンセラミックＤ（アルミナ系）を用
い、その後樹脂含浸を行う。
０−６／°ＣのアロンセラミックＤ（アルミナ系）を用
い、その後樹脂含浸を行う。
４は巻芯であり、用いても用いなくても端面の無機質層
３の効果は得らｎるが、特に巻芯４の材料として無機質
層３の要件を満す特性のものを用いるとその効果も大き
くなる。前記のような磁性薄帯１を用いる場合に、適し
た巻芯４の材料として、窒化珪素、炭火珪素、アルミナ
磁器、コープ張係数より小さい値である。
３の効果は得らｎるが、特に巻芯４の材料として無機質
層３の要件を満す特性のものを用いるとその効果も大き
くなる。前記のような磁性薄帯１を用いる場合に、適し
た巻芯４の材料として、窒化珪素、炭火珪素、アルミナ
磁器、コープ張係数より小さい値である。
含浸樹脂としてはエポキシ樹脂やポリエステル樹脂等が
適している。
適している。
第４図に含浸樹脂の違いによる電磁鉄心の磁気特性ｔＢ
１．）の温度変化を示す。図中、特性曲線Ｉは含浸樹脂
としてエピコート８２８に硬化剤としてジエチレントリ
アミンを用い常温で硬化させたもの。
１．）の温度変化を示す。図中、特性曲線Ｉは含浸樹脂
としてエピコート８２８に硬化剤としてジエチレントリ
アミンを用い常温で硬化させたもの。
特性曲線■はエピコート８２８に硬化剤としてＭ、Ｈ−
７００（酸無水物系）、反応触媒としてＢＤＭＡ（ベン
ゾイルジメチルアミン）を用い、１２０〜１３０°Ｃで
硬化したものである。特性曲線Ｉは電磁鉄心への硬化収
縮の影響が小さく、特性曲線■ばそれが著しい。ところ
がいずれも合成樹脂のガラス転移温度（Ｔｑ）以上では
ほぼ同じ値を示す。
７００（酸無水物系）、反応触媒としてＢＤＭＡ（ベン
ゾイルジメチルアミン）を用い、１２０〜１３０°Ｃで
硬化したものである。特性曲線Ｉは電磁鉄心への硬化収
縮の影響が小さく、特性曲線■ばそれが著しい。ところ
がいずれも合成樹脂のガラス転移温度（Ｔｑ）以上では
ほぼ同じ値を示す。
したがって機器の運転時の電磁鉄心の温度が含浸した合
成樹脂のガラス箋移温度（Ｔｑ）より高い場合にはあま
９問題にならない。
成樹脂のガラス箋移温度（Ｔｑ）より高い場合にはあま
９問題にならない。
なお前記の電磁鉄心の２０ｋＨｚにおける鉄損値は、従
来のものに託し約％になり、加工劣化が極めて小さい。
来のものに託し約％になり、加工劣化が極めて小さい。
捷た前記磁性薄帯１の端面に熱膨張係数が１１ｘ１ｏ／
’Ｃの低融点ガラスを用いた場合、Ｂ１゜が１ＫＧ以下
となり、磁心として実用に供することは不可能となるこ
とから、本実施例の効果は著しく太きい。
’Ｃの低融点ガラスを用いた場合、Ｂ１゜が１ＫＧ以下
となり、磁心として実用に供することは不可能となるこ
とから、本実施例の効果は著しく太きい。
さらに磁性薄帯１として、６．５〜６．７％珪素鉄合金
薄帯を用いる場合、この材料は磁歪が負であるために前
記熱膨張係数が磁性薄帯１のそれより大きい低融点ガラ
スを用いることにより磁気特性を向上させることができ
る。
薄帯を用いる場合、この材料は磁歪が負であるために前
記熱膨張係数が磁性薄帯１のそれより大きい低融点ガラ
スを用いることにより磁気特性を向上させることができ
る。
第２図（Ａ）、＃ノは巻鉄心について示したものである
が、第３図に示すような打抜型の積層鉄心にも同様に前
記の原理は適用さ扛るものである。ただし、この場合、
電磁鉄心の突合せ部分には無機質層３を形成しない。
が、第３図に示すような打抜型の積層鉄心にも同様に前
記の原理は適用さ扛るものである。ただし、この場合、
電磁鉄心の突合せ部分には無機質層３を形成しない。
なお、積層端面に形成する無機質層３の厚さは磁性薄帯
１の板厚より厚くすることにより優れた特性を得ること
ができる。捷た前記の無機質層３は磁界による短絡回路
を構成しないように電気絶縁材である。
１の板厚より厚くすることにより優れた特性を得ること
ができる。捷た前記の無機質層３は磁界による短絡回路
を構成しないように電気絶縁材である。
捷た無機質層３を磁心の端面に形成することについて記
載したが、磁心の全面に形成しても本実施例の効果は失
なわれない。
載したが、磁心の全面に形成しても本実施例の効果は失
なわれない。
発明の効果
本発明によれば、磁性薄帯による磁心製造時の磁気特性
の低下を防止し、かつ磁性薄帯相互間のイルケース等の
補助相ネ４ 、部品が不要となシ、製作のための作業性
が向上する優れた効果を奏するものである。
の低下を防止し、かつ磁性薄帯相互間のイルケース等の
補助相ネ４ 、部品が不要となシ、製作のための作業性
が向上する優れた効果を奏するものである。
第１図（Ａ）、（Ｂ）はそれぞれ従来の巻鉄心の斜視図
および半裁断面図、第２図（Ａ）、 ＣＢ）は本発明の
実施例による電磁鉄心の斜視図および半裁断面図、第３
図は他の実施例を示す電磁磁心の一部斜視図、第４図は
同電磁鉄心の磁気特性の温度依存性分示特開昭ＧＯ−６
５５０２（３） 第１図 （Ａ） （Ｂ） 第２図 図 温友（イ干愈単伯す
および半裁断面図、第２図（Ａ）、 ＣＢ）は本発明の
実施例による電磁鉄心の斜視図および半裁断面図、第３
図は他の実施例を示す電磁磁心の一部斜視図、第４図は
同電磁鉄心の磁気特性の温度依存性分示特開昭ＧＯ−６
５５０２（３） 第１図 （Ａ） （Ｂ） 第２図 図 温友（イ干愈単伯す
Claims (2)
- （１）磁性薄帯により形成した磁心の積層端面を電気絶
縁性の無機質層で被覆し、前記無機質層の熱膨張係数を
前記磁性薄帯の磁歪が正のものについては前記磁性薄帯
の熱膨張係数より小さく、前記磁性薄帯の磁歪が負のも
のについては前記磁性薄帯の熱膨張係数より大きくし、
さらに絶縁性の合成樹脂を含浸した電磁鉄心。 - （２）絶縁性の合成樹脂はそのガラス転移温度が実用時
の電磁鉄心の温度より低い特許請求の範囲第（１）項記
載の電磁鉄心。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17495583A JPS6065502A (ja) | 1983-09-20 | 1983-09-20 | 電磁鉄心 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17495583A JPS6065502A (ja) | 1983-09-20 | 1983-09-20 | 電磁鉄心 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6065502A true JPS6065502A (ja) | 1985-04-15 |
Family
ID=15987657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17495583A Pending JPS6065502A (ja) | 1983-09-20 | 1983-09-20 | 電磁鉄心 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6065502A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4707678A (en) * | 1985-02-07 | 1987-11-17 | Westinghouse Electric Corp. | Consolidated magnetic core containing amorphous metal |
| CN101937757A (zh) * | 2009-06-29 | 2011-01-05 | Tdk株式会社 | 铁氧体磁芯以及电子零件 |
| JP2017092077A (ja) * | 2015-11-02 | 2017-05-25 | 新日鐵住金株式会社 | アモルファス積層コアおよびアモルファス積層コアの製造方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5325807A (en) * | 1977-06-20 | 1978-03-10 | Toshiba Corp | Laminate d core |
| JPS5791503A (en) * | 1980-11-28 | 1982-06-07 | Fujitsu Ltd | Thin metallic plate laminate |
-
1983
- 1983-09-20 JP JP17495583A patent/JPS6065502A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5325807A (en) * | 1977-06-20 | 1978-03-10 | Toshiba Corp | Laminate d core |
| JPS5791503A (en) * | 1980-11-28 | 1982-06-07 | Fujitsu Ltd | Thin metallic plate laminate |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4707678A (en) * | 1985-02-07 | 1987-11-17 | Westinghouse Electric Corp. | Consolidated magnetic core containing amorphous metal |
| CN101937757A (zh) * | 2009-06-29 | 2011-01-05 | Tdk株式会社 | 铁氧体磁芯以及电子零件 |
| JP2011009644A (ja) * | 2009-06-29 | 2011-01-13 | Tdk Corp | フェライトコアおよび電子部品 |
| JP2017092077A (ja) * | 2015-11-02 | 2017-05-25 | 新日鐵住金株式会社 | アモルファス積層コアおよびアモルファス積層コアの製造方法 |
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