JPS6341929B2 - - Google Patents

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JPS6341929B2
JPS6341929B2 JP54021451A JP2145179A JPS6341929B2 JP S6341929 B2 JPS6341929 B2 JP S6341929B2 JP 54021451 A JP54021451 A JP 54021451A JP 2145179 A JP2145179 A JP 2145179A JP S6341929 B2 JPS6341929 B2 JP S6341929B2
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JP
Japan
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propylene
polymerization
ethylene
stage
compounds
Prior art date
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Application number
JP54021451A
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English (en)
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JPS55115417A (en
Inventor
Kiwamu Hirota
Hideki Tamano
Shintaro Inasawa
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Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Publication date
Application filed by Showa Denko KK filed Critical Showa Denko KK
Priority to JP2145179A priority Critical patent/JPS55115417A/ja
Publication of JPS55115417A publication Critical patent/JPS55115417A/ja
Publication of JPS6341929B2 publication Critical patent/JPS6341929B2/ja
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  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Graft Or Block Polymers (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
〔〕 発明の目的 本発明はプロピレン共重合䜓の補造方法に関す
る。さらにくわしくは、䞉塩化チタンを䞻成分ず
する固䜓觊媒成分ず有機アルミニりム化合物ずか
ら埗られる觊媒系を甚いお第䞀段階においおプロ
ピレンを䞻成分ずするプロピレン系重合䜓を補造
し、第二段階においお゚チレンずプロピレンずを
共重合させ、プロピレンを䞻成分ずするプロピレ
ン−゚チレンブロツク共重合䜓を連続的に補造す
る方法においお、第二段階に特定の電子䟛䞎性有
機化合物をあらたに添加するこずを特城ずする耐
衝撃性の改善されたプロピレン共重合䜓の補造方
法に関する。 〔〕 発明の背景 プロピレン単独重合䜓の耐衝撃性、特に䜎枩脆
性を改善するために゚チレンをコモノマヌずしお
倚段重合を行ない、比范的に少量の゚チレンを含
有するブロツク共重合䜓を補造する方法はよく知
られおいる。通垞、䞍掻性炭化氎玠たたは単量䜓
ずしお䜿われるプロピレンを媒䜓ずしお䞉塩化チ
タンず有機アルミニりム化合物などを觊媒ずしお
第䞀段階ずしおプロピレン単独重合䜓を補造し、
匕き぀づいお第二段階ずしお觊媒掻性を倱なわし
めるこずなく、゚チレンたたぱチレンずプロピ
レンずを䟛絊しお゚チレン−プロピレン共重合䜓
を補造する方法が甚いられおいる。重合䜓は回分
匏でも補造するこずができるが、䞀般的には、二
個以䞊の反応噚重合噚を䜿甚しお連続匏で補
造され、各反応噚内は完党混合状態ず考えられ
る。したが぀お、各反応噚内の觊媒を含む粒子の
滞留時間は党く確率的に分垃し、第䞀段階を第䞀
槜および第二段階を第二槜ずしお盎列に぀ないで
重合した堎合、第䞀槜のあらゆる確率的滞留時間
の觊媒を含む重合䜓の粒子が第二槜に連続的に流
入するこずになる。 このような条件で第二段階に移行しお゚チレン
ずプロピレンずの共重合を行な぀た堎合、回分匏
に比范しお生成するブロツク共重合䜓は、耐衝撃
性および匕匵り䌞びが悪化し、さらにその成圢物
に斑点やフむツシナアむが発生する。 以䞊の欠点を改良するために、ブロツク共重合
䜓の補造は、 倚段重合皮以䞊の重合噚を䜿甚によ぀お
さらに回分匏に近づけ、第二段での共重合䜓の組
成や分子量の分垃がより均䞀になる努力が詊みら
れおいる。たた、第䞀段階においお埗られるプロ
ピレン単重合䜓ず第二段階においお埗られる゚チ
レン−プロピレン共重合䜓の盞溶性を高めるため
に第二段階においお埗られる共重合䜓の分子量を
䜎く抑える方法が提案されおいる。 以䞊のごずく、連続重合によ぀おブロツク共重
合䜓を補造する堎合、回分匏ず異なり、䞊蚘のよ
うな問題点が発生する。これらの真の原因は明ら
かでないが、䞋蚘のごずき原因が考えられる。 䞉塩化チタンを䞻成分ずする固䜓觊媒たずえ
ば、AA型TiCl3ず有機アルミニりム化合物か
ら埗られる觊媒系を䜿぀たプロピレンの単独重合
を行な぀た堎合、䞀般に䞉塩化チタンの二次粒子
は觊媒圓りの生成するポリマヌの量以䞋「プロ
ダクテむブむテむヌ」ず云うずずもに䞀次粒子
に壊われながらポリマヌに成長する。これに続く
第二段階においお生成する゚チレンずプロピレン
ずの共重合䜓は固䜓觊媒衚面、すなわち第䞀段階
で埗られたプロピレン単独重合䜓の粒子の内郚で
成長するものず考えられる。したが぀お、第䞀段
階においおプロピレンの単独重合で十分高いプロ
ダクテむブむテむヌに成長し、固䜓觊媒が十分现
かい䞀次粒子にたで壊われた状態で第二段階に移
行する。この第二段階においお゚チレン−プロピ
レン共重合䜓が成長する堎合、埗られる共重合䜓
の粒子は十分小さく、第䞀段階においお生成した
プロピレン単独重合䜓に分散した状態で生成する
こずずなる。この状態は回分匏のモデルず考えら
れる。 しかし、連続重合においおは、プロダクテむブ
むテむヌが確率的に分垃する。このこずを極端に
考えれば、党くプロピレンが重合しおいない二次
粒子のたたの裞の䞉塩化チタン粒子も第二段階に
流入するこずずなる。このような第䞀段階におけ
る䜎いプロダクテむブむテむヌの觊媒を含む粒子
から成長する第二段階における゚チレン−プロピ
レン共重合䜓は巚倧な粒子ずなり、プロピレン単
独重合䜓に十分分散しなくなり、耐衝撃性および
匕匵り䌞びが䜎䞋するものず思われる。 このような問題点を解決するために、前述した
ごずく重合反応槜の数を増加する方法や、第二段
階においお埗られる共重合䜓の分子量を䞋げる方
法が提案されおいる。しかしながら、前者の方法
では、建蚭費の高隰および各段階のコントロヌル
の耇雑化を招き、たた埌者の方法では、埗られる
重合䜓の分子量の䜎䞋に䌎ない、重合溶媒および
掗浄溶媒ぞの可溶郚分が増加する。 本発明者らは、以䞊のような問題点を解決する
ために皮々怜蚎した結果、プロピレン−゚チレン
ブロツク共重合䜓の補造における第二段階におい
お、この反応槜に電子䟛䞎性化合物を添加するこ
ずにより、前蚘の問題点を倧幅に改善するこずが
できるこずを芋出し、本発明に到達した。 〔〕 発明の構成 すなわち、本発明は䞋蚘の通りである。 䞉塩化チタンを䞻成分ずする固䜓觊媒ず有機ア
ルミニりム化合物ずから埗られる觊媒系を甚いお 第䞀段階においおプロピレン単独たたぱチレ
ンずプロピレンずを液局の単量䜓組成に぀いお少
なくずも99.5モルがプロピレンである条件䞋、
重合枩床40〜100℃で重合するこずによりプロピ
レン単独重合䜓たたプロピレン−゚チレン共重合
䜓を補造し、 第二段階においお該觊媒系および䞊蚘重合䜓の
存圚䞋で゚チレンずプロピレンずを液局の単量䜓
組成に぀いお少なくずもモルが゚チレンであ
る条件䞋、重合枩床40〜100℃で共重合させ、 䞡段階によ぀お埗られる共重合䜓䞭の゚チレン
の含有量が〜30重量であるプロピレン−゚チ
レン共重合䜓を連続的に補造する重合プロセスに
おいお、該第二段階の重合系にモルの前蚘有機
アルミニりム化合物に察しお0.02〜1.0モルの
「第䞉玚アミン系化合物、ケトン系化合物、゚ス
テル系化合物、゚ヌテル系化合物、酞アミド系化
合物およびりん酞アミド系化合物からなる矀から
えらばれた少なくずも䞀皮の電子䟛䞎性有機化合
物、以䞋「電子䟛䞎性有機化合物」ず云うを
あらたに添加するこずを特城ずするプロピレン共
重合䜓の補造方法。 〔〕 発明の効果 本発明においお、前蚘のごずき第二段階におい
お電子䟛䞎性有機化合物を添加するこずにより、
その効果が発珟する原因は明らかではないが、連
続重合プロセスにおいお確率的に第二段階に流入
する䜎プロダクテむブむテむヌの觊媒が電子䟛䞎
性有機化合物によ぀お遞択的に被毒されるこずに
より、第二段階においお゚チレン−プロピレン共
重合䜓の巚倧粒子の生成が抑えられるためず考え
られる。このような掚定は䞋蚘の参考䟋においお
裏付けられる。 参考䟋 完党に窒玠眮換した1.5のオヌトクレヌブに
0.20の䞉塩化チタン東掋ストヌフアヌ瀟補
AA型ず1.6ミリモルのゞ゚チルアルミニりムモ
ノクロラむドおよび370のプロピレンモノマヌ
を仕蟌み、重合を開始した。重合開始埌、重合系
は玄分で70℃に達する。 次に第二段階ずしお重合系に゚チレンを液局の
゚チレン濃床が20モルになるように圧入するず
同時に、電子䟛䞎性有機化合物ずしおアセトプ
ノン0.2モルのトル゚ン溶液ずしおを圧
入するが、この第二段階ぞの移行時期およびアセ
トプノンの添加量を第衚に瀺すようにかえ
お、第二段階の重合を70℃の枩床で60分間行な
い、添加前に生成しおいるポリプロピレンの予想
収量〔重合開始埌の時間ずプロダクテむブむテむ
ヌ〔䞉塩化チタン圓りのポリプロピレンの生
成量の関係はあらかじめ枬定した〕を差し
匕いたアセトプノン添加埌の重合掻性を算出し
た。その結果を第衚に瀺す。 以䞊の参考䟋は回分匏重合で電子䟛䞎性有機化
合物を重合途䞭で添加したずき、第段階でのプロ
ダクテむブむテむヌの倧小によ぀お次の第二段階
の重合掻性がどのように倉化するかを怜蚎したも
のである。以䞊の結果より明らかなごずく、電子
䟛䞎性有機化合物を添加しお第二段階に移行する
ずきの第䞀段階のプロダクテむブむテむヌが䜎け
れば䜎いほど、第二段階の重合掻性が䜎いこずが
わかる。すなわち、䜎プロダクテむブむテむヌの
觊媒粒子ほど電子䟛䞎性有機化合物による被毒を
受けやすいず考えられる。このこずが連続重合に
おいお第二段階ぞ流入する成長途䞭のポリマヌ粒
子のうち、第䞀段階の滞留時間の短かい觊媒粒子
からの共重合䜓の成長が抑えられ、その結果゚チ
レン−プロピレン共重合䜓の巚倧粒子の生長が枛
少し、第䞀段階のプロピレン単独重合䜓ぞの分散
性が向䞊するず考えられる。 以䞊の理由により、本発明によ぀お埗られるプ
【衚】
【衚】 ロピレン共重合䜓の䜎枩耐衝撃性が改善され、そ
の成圢物の斑点およびフむシナアむが倧幅に枛少
するものず考えられる。 〔〕 発明の具䜓的説明 (A) 觊媒系 本発明の第段階および第二段階においお䜿
われる觊媒系は䞉塩化チタンを䞻成分ずする固
䜓觊媒成分ず有機アルミニりム化合物ずから埗
られる。 (1) 固䜓觊媒成分 該觊媒系を埗るために䜿甚される固䜓觊媒
成分は䞉塩化チタンを䞻成分ずするものであ
り、四塩化チタンを金属アルミニりム、氎玠
たたは有機アルミニりム化合物で還元したも
のおよび以䞊のようにしお埗られたものを摩
砕するこずによ぀お埗られるものもあげるこ
ずができる。さらに、これらの方法によ぀お
埗られたものず電子䟛䞎性化合物ず接觊凊理
たたは粉砕凊理したものも䜿甚するこずがで
きる。たずえば、第䞉玚アミン系化合物、
ケトン系化合物、ホスフむン系化合物、−
結合を有する有機化合物、ラクトン系化合
物、゚ステル系化合物、アルコヌル系化合
物、゚ヌテル系化合物、アルキレンオキサむ
ド系化合物たたは金属のハロゲン化物。な
お、これらの固䜓觊媒成分の補造方法はよく
知られおいるものである。 (2) 有機アルミニりム化合物 さらに、該觊媒系を埗るたわめに䜿われる
有機アルミニりム化合物は、䞀般にプロピレ
ンの立䜓芏則重合においお甚いられおいるも
のであり、その代衚䟋の䞀般匏は䞋匏によ぀
お瀺される。 Rn Al X3-o 匏においお、は炭玠数が倚くずも12個の
炭化氎玠基であり、はハロゲン原子であ
り、である。 該有機アルミニりム化合物の代衚的なもの
ずしお、ゞ゚チルアルミニりムモノクロラむ
ド、ゞ゚チルアルミニりムモノペヌダむド、
ゞむ゜ブチルアルミニりムモノクロラむド、
゚チルアルミニりムセスキクロラむド、゚チ
ルアルミニりムゞクロラむドがあげられる。
ずりわけ、前蚘䞀般匏においお、が個以
䞋の炭化氎玠基であり、がであり、か぀
がハロゲン原子である有機アルミニりム化
合物たずえば、ゞ゚チルアルミニりムモノ
クロラむドが奜適である。 さらに、前蚘固䜓觊媒分および有機アルミ
ニりム化合物ずずもに立䜓芏則性を改善する
目的で公知の電子䟛䞎性化合物を䜿぀おもよ
い。 (3) 固䜓觊媒成分および有機アルミニりム化合
物の䜿甚割合 本発明においお䜿甚される觊媒系を埗るに
あたり、前蚘固䜓觊媒成分および有機アルミ
ニりム化合物の䜿甚割合は、プロピレン系重
合䜓を補造するさいに䞀般に行なわれおいる
䜿甚割合を適甚すればよい。䞀般には、固䜓
觊媒成分䞭に含たれるチタン原子グラム原
子に察する有機アルミニりム化合物の割合
は、該化合物䞭に含たれるアルミニりム原子
の割合は、0.5〜50グラム原子であり、1.0〜
10グラム原子が奜たしい。 (B) 第䞀段階の重合 以䞊の固䜓觊媒成分ず有機アルミニりム化合
物ずから本発明の第䞀段階の重合においお䜿甚
される觊媒系が埗られるが、重合系に該觊媒系
を仕蟌むにあたり、これらをあらかじめ混合し
お仕蟌んでもよく、同時に仕蟌んでもよい。た
た、別々に仕蟌んでもよい。 第䞀段階の重合はプロピレンを単独重合たた
ぱチレンずプロピレンずを液局の単量䜓組成
に぀いお少なくずも99.5モルがプロピレンで
ある条件䞋で共重合するこずによ぀お達成する
こずができる。この堎合䞍掻性の炭化氎玠を溶
媒ずしお䜿甚しおもよいが、たたモノマヌ単
量䜓であるプロピレンを溶媒ずしお重合させ
おもよい。 たた、重合枩床は、䞀般には40〜100℃であ
る。 (C) 第二段階の共重合 以䞊のようにしお埗られるプロピレン重合䜓
および觊媒系を含む溶媒を第二段階の重合系に
䟛絊し、゚チレンずプロピレンずを液局の単量
䜓組成に぀いお少なくずもモルが゚チレン
である条件䞋で共重合させ、〜30重量の゚
チレンを含有する゚チレン−プロピレン共重合
䜓を補造するこずによ぀お本発明を達成するこ
ずができる。本発明においお第二段階の共重合
を実斜するさいに、埌蚘する電子䟛䞎性有機化
合物を添加する。 (1) 電子䟛䞎性有機化合物 この第二段階においお添加される電子䟛䞎
性有機化合物は、第䞉玚アミン系化合物、ゲ
トン系化合物、゚ステル系化合物、゚ヌテル
系化合物、酞アミド系化合物およびりん酞ア
ミド系化合物からえらばれる。 電子䟛䞎性有機化合物ずしお甚いられる第
䞉玚アミン系化合物のうち、代衚的なものは
炭玠数が倚くずも12個の炭化氎玠基の第䞉玚
アミン類であり、トリ゚チルアミン、トリブ
チルアミンおよびトリヘキシルアミンがあげ
られる。 たた、ケトン系化合物のうち、奜たしいも
のは党炭玠数が倚くずも20個のケトン類であ
る。奜たしいものの代衚的なものずしおは、
メチル゚チルケトン、シクロヘキサノン、ア
セトプノン、ゞブチルケトンなどがあげら
れる。 さらに、゚ステル系化合物のうち、望たし
いものは党炭玠数が倚くずも30個の゚ステル
類である。望たしいものの代衚的なものずし
お、酢酞゚チル、ラク酞ブチル、安息銙酞゚
チル、フタヌル酞ゞ゚チル、σ−ブチロラク
トンなどがあげられる。 たた、電子䟛䞎性有機化合物ずしお䜿われ
る゚ヌテル系化合物のうち、奜たしいものは
党炭玠数が倚くずも20個の゚ヌテル類であ
る。奜たしいものの代衚的なものずしお、ゞ
゚チル゚ヌテル、ゞブチル゚ヌテル、ゞむ゜
アミル゚ヌテル、アニ゜ヌル、ゞプニル゚
ヌテルなどをあげるこずができる。 さらに、酞アミド系化合物のうち、望たし
いものは党炭玠数が倚くずも20個の−
ゞアルキルアミド系化合物である。望たしい
ものの代衚䟋ずしお、−ゞメチルアセ
トアミド、−ゞ゚チルアセトアミド、
−ゞメチルベンズアミド、−ゞ
メチルアクリルアミドなどをあげるこずがで
きる。 その䞊、りん酞アミド系化合物のうち、奜
たしいものは党炭玠数が倚くずも30個の
−ゞアルキルりん酞アミド系化合物であ
る。奜たしいものの代衚䟋ずしお、ヘキサメ
チルりん酞トリアミド、ヘキサ゚チルりん酞
トリアミド、などをあげるこずができる。 この第二段階においお添加される電子䟛䞎
性有機化合物の割合は觊媒系を埗るために䜿
甚した有機アルミニりム化合物モルに察
し、0.02〜1.0モルであり0.03〜0.5モルが望
たしく、ずりわけ0.05〜0.4モルが奜適であ
る。モルの有機アルミニりム化合物に察し
お1.0モル以䞊の電子䟛䞎性有機化合物を添
加するず、重合掻性が倧幅に䜎䞋するため奜
たしくない。 (2) 重合条件 第二段階においお電子䟛䞎性有機化合物を
重合系に添加する方法に぀いおは、そのたた
添加しおもよく、たた䞍掻性有機溶媒の溶液
ずしお添加しおもよい。 この段階においお觊媒系の䜿甚割合、重合
枩床および溶媒に぀いおは第䞀段階ず同様に
すればよい。 たた、党重合量に占めるこの段階においお
生成する共重合䜓の割合は、通垞、〜35重
量である。 以䞊の第䞀段階および第二段階の重合は、
それぞれ䞀槜のみを䜿甚しおもよく、たた二
槜以䞊を甚いおもよい。 たた、觊媒系を埗るために䜿われる固䜓觊
媒成分および有機アルミニりム化合物ならび
に第二段階においお添加される電子䟛䞎性有
機化合物は、それぞれ䞀皮のみを䜿甚しおも
よく、二皮以䞊を䜵甚しおもよい。 本発明はプロピレン−゚チレンブロツク共
重合䜓の補造にける連続重合プロセスの欠点
を改善したものであるが、ここで云う“連続
重合プロセス”ずは、各重合段階が完党混合
槜ず仮定される条件で、か぀実質的に滞留時
間分垃を有した条件で重合が実斜されるプロ
セスをいう。 (D) プロピレン共重合䜓 以䞊のようにしお埗られるプロピレン共重合
䜓䞭に占める゚チレンの割合は、〜30重量
であり、特に〜20重量が奜適である。 以䞊のようにしお埗られるプロピレン共重合䜓
は、耐衝撃性特に䜎枩脆性および匕匵り䌞び
がすぐれおおり、さらに曲げ剛性匷床も良奜であ
る。その䞊、該共重合䜓を成圢した堎合、成圢物
の衚面に斑点がほずんど認められない。 〔〕 実斜䟋および比范䟋 以䞋、実斜䟋によ぀お本発明をさらにくわしく
説明する。 なお、実斜䟋および比范䟋においお、メルトフ
ロヌむンデツクス以䞋「MFI」ず云うは
ASTM −1238−65Tによ぀お枬定した。た
た、切断䌞びはASTM −638−58Tによ぀お
枬定し、曲げ剛性率はASTM −747−61Tに
したが぀お枬定した。さらに、脆化枩床は
ASTM −746−57Tにしたが぀お枬定した。
デナポン衝撃匷床は埗られた各共重合䜓を射出成
圢するこずによ぀お埗られた厚さがmmの平板に
重合がKg、盎埄が12.7mmの錘を75cmの高さから
萜䞋させた。枩床を倉え、℃毎に10枚の平板の
テストを行ない、50砎壊する枩床を求めた。さ
らに、斑点評䟡は埗られた共重合䜓を、それぞれ
枩床が230℃においお10分間プレス成圢するこず
によ぀お埗られたプレス板厚さ 0.5mmの埮
小斑点を定性的に次のランクに瀺した。 ランク 埮小斑点 ◎ ほずんど認められない。 〇 ごくわずかに認められる。 △ 明らかに認められるが量は少ない。 × 倚数認められる。 実斜䟋  内容積が100の撹拌機付リアクタヌに液化プ
ロピレンモノマヌを32.7Kg時間、䞉塩化チタン
東掋ストフアヌ瀟補、AA型を6.7時間、
ゞ゚チルアルミニりムクロラむドを40時間お
よび氎玠を反応系の液局の氎玠濃床が0.15モル
になるように䟛絊した。この第䞀段階の重合にお
ける重合枩床は70℃であり、平均滞留時間は1.5
時間である。この第䞀段階のリアクタヌの出口か
らは、液化プロピレンモノマヌが22.9Kg時間お
よびポリプロピレンが9.8Kg時間で排出される
が、これをそのたた内容積が40の第二段リアク
タヌに䟛絊した。このずき第二段リアクタヌには
゚チレンを3.3Kg時間およびアセトプノン
電子䟛䞎性有機化合物ずしおを6.0時間
ゞ゚チルアルミニりムクロラむドに察するモル
比は0.15远加した。第二段階の重合における重
合枩床は65℃であり、平均滞留時間は23分であ
る。この第二段階のリアクタヌの出口から重合䜓
混合物を11.8Kg時間で小型フラツシナホツパヌ
に排出した埌、90℃の枩床においお−ブチルア
ルコヌルを甚いお回掗浄し、也燥した。党重合
量に察する第二段階の重合量は16.9重量であ
り、䞡段階によ぀お埗られた重合䜓䞭の゚チレン
の含有量は10.5重量であ぀た。 以䞊のようにしお埗られた重合䜓に添加剀ずし
お0.1重量のラりリル・ステアリルチオゞプロ
ピオネヌト、0.1重量のテトラキス〔メチレン
−−3′5′−ゞ−第䞉玚−ブチル−4′−ヒドロ
キシプニルプロピオネヌト〕メタンおよび
0.2重量のステアリン酞カルシりムをあらかじ
めブレンダヌを甚いお混合した。埗られた混合物
を枩床が210℃においお゚クストル−ダ−盎埄
30mmを甚いお回通過させおペレツトを぀く぀
た。埗られたペレツトを枩床が230℃においお10
分間プレス成圢し、詊隓片を䜜成した。埗られた
詊隓片の脆化枩床は−24.7℃であり、曲げ剛性率
は9.3×103Kgcm2であ぀た。たた、MFIは12.6
10分であり、切断䌞びは620であ぀た。さ
らに、デナポン衝撃F50は−43℃であ぀た。
その䞊、厚さが0.5mmの詊隓片には埮小の斑点も
ほずんど認めるこずができなか぀た。 比范䟋  実斜䟋ず党く同じ条件で第䞀段階の重合を行
な぀た。匕き぀づいお第二段階をアセトプノン
を添加せず、゚チレンを3.3Kg時間远加した。
なお、重合枩床は62℃であり、平均滞留時間は21
分である。第二段階のリアクタヌの出口からは、
重合䜓混合物が11.9Kg時間でフラツシナホツパ
ヌに排出された。埗られた重合䜓混合物を実斜䟋
ず同様に掗浄および也燥を行な぀た。党重合量
に察する第二段階の重合量は16.2重量であり、
䞡段階によ぀お埗られた重合䜓䞭の゚チレンの含
有量は10.1重量であ぀た。 埗られた重合䜓を実斜䟋ず同䞀の条件で添加
剀ず混合しながらペレツトを぀くり、プレス成圢
するこずによ぀お詊隓片を䜜成した。埗られた詊
隓片の脆化枩床は−16.2℃であり、曲げ剛性率は
9.4×103Kgcm2であ぀た。たた、MFIは12.8
10分であり、切断䌞びは280であ぀た。さらに、
デナポン衝撃F50は−16℃であ぀た。その䞊、
厚さが0.5mmの詊隓片には盎埄が100〜500ミクロ
ンの埮小の斑点が数倚く認められた。 実斜䟋〜10、比范䟋 それぞれを実斜䟋ず党く同䞀の条件で第䞀段
階のプロピレンの重合を行な぀た。匕き぀づいお
それぞれの第二段階のプロピレンず゚チレンずの
共重合を行なうさい、電子䟛䞎性有機化合物ずし
おアセトプノン〔以䞋「化合物(a)」ず云う〕、
トリブチルアミン〔以䞋「化合物(b)」ず云う〕、
ヘキサメチルリン酞トリアミド〔以䞋「化合物
(c)」ず云う〕、σ−ブチロラクトン〔以䞋「化合
物(d)」ず云う、−ゞメチルベンズアミド
〔以䞋「化合物(e)」ず云う〕、トリ゚チルアミン
〔以䞋「化合物(f)」ず云う〕、む゜ブチルアルコヌ
ル〔以䞋「化合物(g)」ず云う〕およびヘキサメチ
ルゞシロキサン〔以䞋「化合物(h)」ず云う〕をそ
れぞれ第−衚に瀺す量を添加し、か぀第二段
階における重合量を合わせる目的でこの段階にお
ける各重合枩床を第−衚に瀺すようにかえた
ほかは、実斜䟋ず同様に重合を行な぀た。第二
段階終了埌、各重合䜓混合物を小型フラシナホツ
パヌに排出した。぀いで、実斜䟋ず同様に掗浄
および也燥を行な぀た。党重合量に察する各第二
段階の重合量および埗られたそれぞれの重合䜓䞭
の゚チレンの含有量を第−衚に瀺す。実斜
䟋〜、比范䟋 実斜䟋の第䞀段階の重合においお䜿甚した䞉
塩化チタンのかわりに、トリブチルアミンず共粉
砕した䞉塩化チタン実斜䟋においお䜿぀た䞉
塩化チタン20ずのトリブチルアミンずを振
動ボヌルミルにお16時間共粉砕したものを5.0
時間になるように䟛絊したほかは、実斜䟋
ず同様に第䞀段階の重合を行な぀た。匕き぀づい
お第二段階のプロピレンず゚チレンずの共重合を
行なうさい、実斜䟋ず同様に化合物(a)を添加
し、実斜䟋ず同じ条件で第二段階の重合を行な
぀た埌、重合䜓混合物の排出、掗浄および也燥を
行な぀た。党重合量に察する第二段階の重合量お
よび埗られた重合䜓䞭の゚チレンの含有量を第
−衚に瀺す実斜䟋 10。 以䞊のようにしお埗られた各重合䜓を実斜䟋
ず同䞀の条件で添加剀ず混合し、ペレツトを぀く
぀た。埗られた各ペレツトを実斜䟋ず同様にプ
レス成圢し、詊隓片を䜜成した。厚さがmmのそ
れぞれの詊隓片の物性脆化枩床、曲げ剛性、
MFI、切断䌞びおよびデナポン衝撃の枬定お
よび厚さが0.5mmの詊隓片の埮小斑点の評䟡を行
な぀た。それらの結果を第−衚に瀺す。
【衚】 ル比
【衚】 以䞊の実斜䟋および比范䟋から、第䞀段階の重
合から第䞀段階に移行するさいに電子䟛䞎性有機
化合物を添加しなか぀た堎合、あるいは本発明に
おいお䜿われる電子䟛䞎性有機化合物以倖の電子
䟛䞎性有機化合物を添加した堎合に比べ、本発明
によ぀お埗られるプロピレン共重合䜓は、皮々の
物性がすぐれおいるばかりでなく、その成圢物の
斑点およびフむゞナアむが倧幅に枛少するこず
成圢物の衚面が良奜なこずは明らかである。 本発明のプロピレン共重合䜓の補造方法で甚い
る觊媒の調補工皋を第図に瀺す。
【図面の簡単な説明】
第図は本発明のプロピレン共重合䜓の補造方
法で甚いる觊媒の調補工皋のフロヌチダヌト図で
ある。

Claims (1)

    【特蚱請求の範囲】
  1.  䞉塩化チタンを䞻成分ずする固䜓觊媒成分ず
    有機アルミニりム化合物から埗られる觊媒系を甚
    いお第䞀段階においおプロピレン単独たたぱチ
    レンずプロピレンずを液局の単量䜓組成に぀いお
    少なくずも99.5モルがプロピレンである条件
    䞋、重合枩床40〜100℃で重合するこずによ぀お
    プロピレン単独重合䜓たたはプロピレン−゚チレ
    ン共重合䜓を補造し、第二段階においお該觊媒系
    および䞊蚘重合䜓の存圚䞋で゚チレンずプロピレ
    ンずを液局の単量䜓組成に぀いお少なくずもモ
    ルが゚チレンである条件䞋、重合枩床40〜100
    ℃で共重合させ、䞡段階によ぀お埗られる共重合
    䜓䞭の゚チレンの含有量が〜30重量であるプ
    ロピレン−゚チレン共重合䜓を連続的に補造する
    重合プロセスにおいお、該第二段階の重合系に
    モルの前蚘有機アルミニりム化合物に察しお0.02
    〜1.0モルの第䞉玚アミン系化合物、ケトン系化
    合物、゚ステル系化合物、゚ヌテル系化合物、酞
    アミド系化合物およびリン酞アミド系化合物から
    なる矀からえらばれた少なくずも䞀皮の電子䟛䞎
    性有機化合物をあらたに添加するこずを特城ずす
    るプロピレン共重合䜓の補造方法。
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