JPS6335827B2 - - Google Patents

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JPS6335827B2
JPS6335827B2 JP52032749A JP3274977A JPS6335827B2 JP S6335827 B2 JPS6335827 B2 JP S6335827B2 JP 52032749 A JP52032749 A JP 52032749A JP 3274977 A JP3274977 A JP 3274977A JP S6335827 B2 JPS6335827 B2 JP S6335827B2
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fuel injection
injection valve
control device
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JP52032749A
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Shurutsuke Peeteru
Arunorudo Heruberuto
Harushu Kurausu
Ueruneru Peeteru
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Robert Bosch GmbH
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Robert Bosch GmbH
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Publication of JPS6335827B2 publication Critical patent/JPS6335827B2/ja
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    • F02D41/20Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
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  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、内燃機関の電磁式燃料噴射弁の電流
制御式制御装置に関する。この制御装置では、燃
料噴射装置から燃料噴射弁へ噴射制御パルスが供
給され、燃料噴射弁のコイルの巻線が出力段と直
列に制御され、該出力段を制御することによつて
各噴射制御パルスの開始時に、前記コイルの巻線
を流れる電流が一時的に大きくなるようにし、ま
たコイルの巻線を流れる電流の実際値を検出する
装置が設けられ、検出された電流実際値が、出力
段を制御するために帰還される。
内燃機関の電磁式燃料噴射弁は、制御信号が所
定レベルに達しない限り切り換わらない。従つ
て、比較的大きい動作電流を燃料噴射弁のコイル
に流し、動作遅延時間をできる限り低減する必要
がある。しかし大きい動作電流を流すとなると、
切換動作時や切換後の定常位置にある間、燃料噴
射弁や制御段に相当な負荷が加わる。従つて損失
電力が増大する。それだけでなく、燃料噴射弁の
励磁巻線は相当量のエネルギを蓄積するので、噴
射弁を遮断する際、蓄積されたエネルギがしばし
ば障害を発生させる。大きい動作電流を加えて燃
料噴射弁を動作させる場合には更に、制御弁等を
遮断する際、復旧に著しい遅延が生ずる。
このような場合、内燃機関に供給される燃料量
を精確に調量できなくなる。
従つて本発明の課題は、損失電力をできるだけ
小さくして燃料噴射弁の動作特性、切換特性を精
確かつ迅速に制御するために、燃料噴射弁のコイ
ル巻線を流れる電流を精確に制御し、それによつ
て内燃機関に供給される燃料量を最適に調量する
ことである。
本発明によれば、この課題は次のようにして解
決される。すなわち、 (a) 出力段が、噴射制御パルスの他にON・OFF
閉ループ動作制御装置の出力によつても制御さ
れ、 (b) ON・OFF閉ループ動作制御装置の出力で出
力段を制御することによつて、燃料噴射弁のコ
イル巻線を流れる電流が噴射制御パルスの開始
時に一時的に大きくなつた後で、前記電流に対
して制御期間が設定され、噴射制御パルスの持
続期間中の該制御期間内にON・OFF閉ループ
動作制御装置は、出力段を流れる電流を繰返し
て衝撃的に投入・遮断し、 (c) ON・OFF閉ループ動作制御装置の一方の入
力側に検出された電流実際値が供給され、もう
1つの入力側には該電流実際値と比較すべき切
換可能な電流目標値が供給され、 (d) ON・OFF閉ループ動作制御装置に供給され
る電流目標値を発生するために目標値切換回路
が設けられ、該目標値切換回路は各噴射制御パ
ルスの開始時にそのつど大きな目標値をON・
OFF閉ループ動作制御装置に供給し、 (e) 目標値切換回路に、出力段と並列に噴射制御
パルスを供給され、かつON・OFF閉ループ動
作制御回路の出力信号も供給する、のである。
本発明では、少くとも1つのコイルを有する燃
料噴射弁の作動特性および切換特性が、閉ループ
方式による電流制御によつて制御される。この閉
ループ制御は次のようにして行なわれる。まず、
コイルを制御するために出力段を設け、この出力
段を、それを流れる電流、従つて噴射弁を流れる
電流によつて制御する。そのために出力段は、完
全に導通した状態から完全に遮断した状態へ迅速
に切換えられる。従つて、コイルを流れる電流が
上側の限界値に達すると、出力段はすぐに切換え
られて遮断状態になり、出力段を介する電流は流
れなくなる。
出力段の切換は、帰還路に配置されたON・
OFF動作制御装置によつて行なわれ、その出力
電圧が少くとも間接的に、出力段の断続制御のた
めに用いられる。
コイル巻線に加わる電流を閉ループ制御するた
めに、ON・OFF動作制御装置の1つの入力側に
電流実際値が供給される。この電流実際値は、コ
イル電流の瞬時値を検出した時に得られる値であ
る。
ON・OFF動作制御装置のもう1つの入力側に
は切換可能な目標値が加わる。
本発明の有利な実施例では、目標値切換回路か
ら切換可能な目標値が供給される。目標値切換回
路はON・OFF動作制御装置に後置され、その出
力がON・OFF動作制御装置に帰還される。従つ
て、燃料噴射パルスの開始時にはON・OFF動作
制御回路に大きな目標値が加わり、この時コイル
を流れる電流も極めて大きくなる。
つまり、ON・OFF動作制御装置の入力側には
切換可能な目標値が加わる。それによつて、噴射
パルスの開始時には大きな電流が噴射弁のコイル
に流れ、噴射弁が作動した後は保持電流を下回ら
ない程度の小さな電流がコイルを流れる。
また本発明では、閉ループ制御すべき変数がコ
イルを流れる電流だけなので、ただ1つの帰還路
を設ければよい。
本発明では、大きな電流パルスがピーク値に達
したかどうかは、巻線を流れる電流の実際値と設
定値との比較によつて検出され、それに続く小さ
な反復電流パルスでも、実際に流れる電流と設定
値との比較に基づいて出力段のオン・オフ制御が
行なわれるので噴射弁の制御が極めて精確であ
り、時間遅れもない。
本発明では、上に述べたような電流制御により
電磁式燃料噴射弁を制御するので、単に適当な値
の励磁電流を加えて制御する場合より有利であ
る。例えば極めて大きい電流で電磁式燃料噴射弁
をまず励磁し、次いで電磁式燃料噴射弁の動作後
励磁電流を保持電流まで減少させることができ
る。
電磁式燃料噴射弁の電流を初期に極めて大きい
値に増大させれば、電磁式燃料噴射弁の動作時間
(始動時間)を短かくすることができる。そして
電磁式燃料噴射弁が動作を完了した後、保持電流
を下回らない値まで電流を低下させることができ
る。動作が完了した電磁式燃料噴射弁の電流を保
持電流を下回らない値まで低下させておけば、復
旧時間を短縮することができる。磁界に蓄積され
るエネルギがそれだけ少ないからである。また動
作完了後の電磁式燃料噴射弁の電流が小さいの
で、制御入力パルスの終了と共に素早く減衰させ
ることができる。
具体的に言えば、本発明の装置では、出力段が
迅速にオン・オフ制御され、またコイル電流の実
際値を検出する回路素子、および目標値に応じて
出力段を制御するオン・オフ動作制御装置が正確
に応動するので、燃料噴射弁の巻線を流れる電流
を精確に制御できる。従つて、噴射弁の動作時間
および遮断時間を短縮することができ、内燃機関
に供給される燃料量を極めて精確に調量できる。
本発明の実施例によれば、電磁式燃料噴射弁の
電流が増大相における上限目標値に達する際出力
段が遮断され、電磁式燃料噴射弁の電流は該上限
目標値から素早く保持電流まで減衰する。電磁式
燃料噴射弁の蓄積エネルギ量が少なく、従つてパ
ルス負荷を軽減することができる。電磁式燃料噴
射弁の一方の端子は電源電圧に接続される。他方
出力段を制御するON・OFF制御装置には、ほぼ
アース電位に等しく従つて評価の容易な実際値信
号が加わる。
本発明の他の実施例によれば、フライホイール
制御回路に遅延回路が配属される。この遅延回路
は目標値切換段の出力信号の一方の縁のみ遅延さ
せる。そして増大相の上限目標値に達した電磁式
燃料噴射弁の電流を保持電流まで減衰させる間、
フライホイール回路を遮断する。このようにし
て、制御入力パルスが細い場合でも出力段を充分
正確に制御できるように構成する。
本発明の更に他の実施例によれば、消去素子に
コンデンサが設けられ、消去素子を作用させる間
のパルス電力ピーク値が制限される。このように
しても、フライホイール回路の投入接続による電
磁式燃料噴射弁の電流制御が消去素子の影響を受
けないようにすることができる。
次に本発明を実施例について図面により詳細に
説明する。
第1図は、本発明による電磁式燃料噴射弁の電
流制御式制御装置の実施例を示している。ここで
電磁式燃料噴射弁である電磁弁1は、燃料噴射制
御パルスが加わつた時に動作する。
第1図において、燃料噴射制御パルスは図示さ
れていない燃料噴射装置から第1図の出力段3に
加わる。燃料噴射装置の構成については説明を省
略する。個々の燃料噴射制御パルスのパルス幅
は、内燃機関の吸気量及び内燃機関の瞬時回転数
に依存する。第1図において、燃料噴射制御パル
スtiは点Piを介して出力段3に加わる。即ち燃料
噴射制御パルスtiは駆動・論理結合段2を介して
出力段3に加わる。出力段3は出力トランジスタ
等から成る。出力段3には電磁弁1が後置接続さ
れる。電磁弁1を励磁する際、電磁弁1には出力
段3から電源電圧が加わる。電磁弁1に出力段3
から電源電圧が加わると、電磁弁1は動作遅延時
間の経過後動作する。
駆動・論理結合段2と出力段3とから成る励磁
回路には、帰還路としてON・OFF動作制御装置
4が設けられる。ON・OFF動作制御装置4にヒ
ステリシス特性を設ければ有利である。第1図の
実施例ではON・OFF動作制御装置4は駆動・論
理結合段2に帰還作用する。ON・OFF動作制御
装置4には実際値信号SIと目標値信号SSが加わ
る。実際値信号SIは電流変換回路5を介して
ON・OFF動作制御装置4に加わる。電流変換回
路5は電磁弁1の電流の実際値Ivを検出し、実際
値Ivに比例する実際値信号SIを電圧としてON・
OFF動作制御装置4に加える。電磁弁1の電流
の実際値Ivが設定された目標値より小さければ、
ON・OFF動作制御装置4の出力は駆動・論理結
合段2の動作状態に作用しない。従つてその際駆
動・論理結合段2に燃料噴射制御パルスtiが加わ
つていれば、出力段3は動作状態に維持される。
他方実際値Ivが目標値を越えると、ON・OFF
動作制御装置4の出力が駆動・論理結合段2の動
作状態に作用する。これにより出力段3、即ち出
力トランジスタが遮断される。出力段3が遮断さ
れると、電磁弁1の電流は減少する。ON・OFF
動作制御装置4のヒステリシス特性により定まる
下限目標値を下回るまで、電磁弁1の電流は減少
を続ける。電磁弁1の電流が下限目標値を下回る
と、ON・OFF動作制御装置4が切り換わり、駆
動・論理結合段2を介して出力段3の出力トラン
ジスタを導通制御する。出力段3の出力トランジ
スタが導通制御されれば、電磁弁1に電源電圧が
加わり、電磁弁1の電流は増大する。以上のよう
にヒステリシス特性を有するON・OFF動作制御
装置4を用いれば、上限・下限の定まつた所定領
域内に電磁弁1の電流の実際値Ivを制限すること
ができる。これは第3図bに図示した場合と同様
である。第3図bでは、定常動作状態において電
磁弁1の電流の実際値Ivが上限値I3と下限値I2
の間で変動し、上限値I3と下限値I2により囲まれ
た領域内にとどまる。
燃料噴射制御パルスtiが加わらない場合には、
出力段3の出力トランジスタはON・OFF動作制
御装置4のON・OFF動作とは無関係に不導通で
ある。
以上のように電磁弁1の電流の実際値Ivはスイ
ツチングにより制御される。本発明の他の実施例
によれば、電磁弁1の電流の実際値Ivをスイツチ
ングにより制御する一方で、ON・OFF動作制御
装置4に加える目標値SSを可調節とし、電磁弁1
を励磁する際の適当な時間領域の間だけ、異なる
目標値をセツトする。このようにすれば、電磁弁
1に加わる電流の実際値Ivの増大相を形成するこ
とができる。そこで目標値SSを可調節とする目的
で、目標値調節回路又は目標値切換回路6を設け
る。目標値信号SSは線7を介してON・OFF動作
制御装置4の入力側P3に加わる。目標値切換回
路6は所望の関数に従つて目標値信号SSを可調節
とする。更に線8を介して端子P3に制御信号が
加わる。目標値切換回路6の働きとこの制御信号
の作用により目標値信号SSの調節が行なわれる。
このようにすれば、出力段3から加わる電磁弁1
の電流の実際値Ivを充分精密に制御することがで
き、しかも時間経過に対し所望の関数に従つて実
際値Ivを制御することができる。
目標値切換回路6は例えばマルチバイブレータ
から成る。目標値切換回路6を構成するマルチバ
イブレータは、ON・OFF動作制御装置4に加わ
る目標値信号SSを切り換える。この目標値信号SS
の切換により、燃料噴射制御パルスtiが加わるた
びに、電磁弁1の電流の実際値Ivはまず値I1まで
増大する。この実際値Ivの最初の極大振幅値に応
じて電磁弁1の動作遅延時間が定まる。電磁弁1
が応動したら(実施例では開く)、電磁弁1の電
流の実際値Ivを第2の値I2に低下させる(第3図
bを参照)。但し第2の値I2は第3図bに示すよ
うに電磁弁1の保持電流より大きくなければなら
ないのはもとよりである。保持電流を下回ると電
磁弁1は復旧してしまうからである。第1図に図
示したように目標値切換回路6を構成するマルチ
バイブレータには線9を介して燃料噴射制御パル
スtiが加わる。そして燃料噴射制御パルスtiの最
初の部分で、第1目標値信号がON・OFF動作制
御装置4に加わる。これにより電磁弁1の電流の
実際値Ivの増大相が生じた後、ON・OFF動作制
御装置4は制御路10を介して目標値切換回路6
の目標値信号を第2目標値信号に切り換える。
制御論理回路11及びブロツク12の動作状態
は燃料噴射制御パルスtiに依存する。燃料噴射制
御パルスtiは制御回路13を介して制御論理回路
11に加わる。制御論理回路11とブロツク12
は所謂フライホイール回路と消去素子を構成す
る。フライホイール回路の構成の詳細については
後述する。消去素子は電磁弁1の電流の実際値Iv
の遮断後作用し、電流Ivの遮断にともない消去さ
れる電磁弁1の巻線の磁界により誘導される電圧
による電流を吸収する。フライホイール回路は制
御論理回路11により選択的に投入される。フラ
イホイール回路は、ON・OFF動作制御装置4に
より出力段3が遮断される際に生ずる電流を吸収
する。このようにすれば、制御頻度を低減し、し
かも電力消費を減少させることができる。燃料噴
射制御パルスtiが終る際、フライホイール回路を
消去素子に切り換える。
以上のように第1図の実施例を用いれば、電磁
弁1の電流の時間経過を任意の関数に形成するこ
とができる。例えば電磁弁1の電流の実際値Iv
増大相を任意の関数に従つて形成することができ
る。
第2図は第1図の実施例の具体的な回路構成を
示す。第1図に図示した構成部分を第2図では破
線により囲つて示し、同じ番号で示す。
次にまず第2図の実施例の回路構成について説
明する。第2図の個々の構成部分の動作について
は回路構成の説明の後で説明するか、又は第3図
〜第7図のダイヤグラムに関連して説明する。
出力段3を駆動する駆動・論理結合回路2はト
ランジスタT1,T2から成る2つの反転段を有
する。トランジスタT1,T2は縦続接続され
る。燃料噴射制御パルスtiは抵抗R1を介してト
ランジスタT1に加わる。燃料噴射制御パルスti
はトランジスタT1及びトランジスタT1に後置
接続されたトランジスタT2により2度反転さ
れ、トランジスタT2のコレクタから出力トラン
ジスタT3のベースに加わる。出力トランジスタ
T3はダーリントン接続のトランジスタから成
る。駆動・論理結合回路2のトランジスタT1,
T2のエミツタは直接に負電位線15に接続され
る。トランジスタT2のコレクタは抵抗R35を
介して正電位線16に接続される。トランジスタ
T1のコレクタはダイオードD1と抵抗R3の直
列接続を介して正電位線16に接続される。ダイ
オードD1と抵抗R3の接続点は抵抗R5を介し
てトランジスタT2のベースに接続される。トラ
ンジスタT2のベースは更に抵抗R6を介して負
電位線15に接続される。トランジスタT2のベ
ースは更に抵抗R4と線17を介してON・OFF
動作制御装置4の出力側P5に接続される。フラ
イホイール回路12はトランジスタT4,T5か
ら成る。フライホイール回路12の制御入力側は
抵抗R2を介してトランジスタT1のコレクタに
接続される。
出力段3の出力トランジスタT3のエミツタは
負電位線15に接続される。出力トランジスタT
3のコレクタには電磁弁1の巻線18が接続され
る。電磁弁1の巻線18の励磁電流は出力トラン
ジスタT3のコレクタを介して制御される。巻線
18は互いに並列に接続され、更に電磁弁1の電
流を検出する装置例えば変流器又は検出抵抗R1
0を介して正電位線16に接続される。検出抵抗
R10は電流変換回路5として働く。巻線18と
の接続点には電磁弁1の電流の実際値Ivに正確に
比例する電圧降下が生ずる。この電圧降下は線1
9を介して実際値としてON・OFF動作制御装置
4に加わる。
巻線18と検出抵抗R10の直列接続に並列
に、消去素子とフライホイール回路とから成る回
路が接続される。消去素子は抵抗R9から成る。
抵抗R9はダイオードD2に直列に、出力トラン
ジスタT3と巻線18の接続点に接続される。ダ
イオードD2は次のように接続される;即ち出力
トランジスタT3と巻線18の接続点の電圧が電
源電圧より高い場合にダイオードD2が導通する
ように接続するのである。出力トランジスタT3
と巻線18の接続点の電圧が電源電圧より高いの
は、トランジスタT3が遮断され巻線18に逆起
電力が生ずる場合に限る。
フライホイール回路12のトランジスタT5の
エミツタは正電位線16に接続される。トランジ
スタT5のコレクタはトランジスタT4のエミツ
タ及び消去素子である抵抗R9とダイオードD2
の接続点に接続される。トランジスタT4のコレ
クタはトランジスタT5のベースに接続される。
抵抗R2を介してトランジスタT1のコレクタか
らトランジスタT4のベースに加わる電位が低
く、トランジスタT4のベース電流が抵抗R2を
介して流れれば、トランジスタT4は導通する。
他方抵抗R2を介してトランジスタT1のコレク
タからトランジスタT4のベースに加わる電位が
低く、トランジスタT4のベース電流が流れるの
は、駆動・論理結合回路2のトランジスタT1の
入力側に正電位の燃料噴射制御パルスtiが加わる
場合である。それ故燃料噴射制御パルスtiが加わ
る間、フライホイール回路に切り換わる。トラン
ジスタT4に後置接続されたトランジスタT5
は、燃料噴射制御パルスtiが加わる間、トランジ
スタT4により導通制御され、ダイオードD2の
アノードに加わり正電位線16の電位より高い正
電位は導通のトランジスタT5を介して正電位線
16にリークするからである。従つて第2図の実
施例では、出力トランジスタT3の不導通の際、
ダイオードD2のアノード電位は電源電圧ないし
正電位線16の正電圧よりほぼ2V大きい電圧に
維持される。燃料噴射制御パルスtiが終ると、ト
ランジスタT1は不導通になる。トランジスタT
4のベースには抵抗R2を介して最早電流は流れ
ない。第2図の実施例では、ダイオードD1を介
してトランジスタT1のコレクタ電圧をトランジ
スタT2のベース電圧に維持することにより、ト
ランジスタT4のベース電圧が流れないようにす
る。トランジスタT1が不導通ならば、ダイオー
ドD1の働きによりトランジスタT4のベース電
流が阻止される。従つて電磁弁1を復旧せしめる
際巻線18にピーク電圧が生じダイオードD2の
アノードに正電圧が加わる場合、フライホイール
回路を構成するトランジスタT4,T5は不導通
である。それ故電磁弁1の電流は消去抵抗R9を
介して流れる。燃料噴射制御パルスtiの終了によ
りフライホイール回路のトランジスタT4,T5
が確実に不導通になるように、トランジスタT4
のエミツタを抵抗R8を介してそのベースに接続
し、トランジスタT5のエミツタを抵抗R31を
介してそのベースに接続する。
既述のようにトランジスタT2のベースに抵抗
R4を介して制御信号を加えることにより、駆
動・論理結合回路2と出力段3から成る電磁弁1
の励磁系を、燃料噴射制御パルスtiが加わる間
に、ON・OFF動作制御装置4により遮断状態に
切り換えることができる(即ち電磁弁1の励磁系
を出力トランジスタT3の遮断状態に切り換える
ことができる)。燃料噴射制御パルスtiが加わつ
ていなければ、ON・OFF動作制御装置4の出力
側P5の電位を用いて抵抗R4を介して制御する
ことができない。駆動・論理結合回路2はこのよ
うに構成してある。
ON・OFF動作制御装置4は差動増幅器B1を
有する。差動増幅器B1は演算増幅器又はコンパ
レータから成る。差動増幅器B1の第1入力側に
は、設定される目標値と比較すべき実際値が検出
抵抗R10から加わる。検出抵抗R10の電圧信
号(実際値信号)は点P2に加わる。検出抵抗R
10の電圧信号の電位は電源電圧UBとUB
200mVとの間にある。検出抵抗R10の電圧信
号を良好に評価できるように、抵抗R19,R2
0から成る分圧回路を負電位線15に接続し、検
出抵抗R10の電圧信号を分圧する。従つて検出
抵抗R10の電圧信号は分圧回路R19;R20
により分圧され、差動増幅器B1の反転入力側
(−)に加わる。目標値信号は点P3に加わり、
抵抗R17,R18から成る分圧器により分圧さ
れる。目標値信号の形成については後述する。分
圧器R17;R18により分圧された目標値信号
は、抵抗R17と抵抗R18の接続点から差動増
幅器B1の非反転入力側(+)に加わる。実際値
信号が目標値信号に比しより正であれば即ち電磁
弁1の電流の実際値Ivが瞬時目標値より小さけれ
ば、ON・OFF動作制御装置4の出力側P5には
負電位の信号が生ずる。実際値信号が目標値信号
に比しより負であれば即ち電磁弁1の電流の実際
値Ivが瞬時目標値より大きければ、ON・OFF動
作制御装置4の出力側P5には正電位の信号が生
ずる。電磁弁1の電流の実際値Ivが瞬時目標値よ
り大きければ、点P2の電位従つて差動増幅器B
1の反転入力側(−)の電位は、点P3の電位従
つて非反転入力側(+)の電位より低い。この場
合差動増幅器B1の出力側P5には正電位の信号
が生ずる。この正電位信号は抵抗R4を介して駆
動・論理結合回路2のトランジスタT2のベース
に加わる。従つてトランジスタT2は導通し、出
力トランジスタT3は不導通になる。それ故電磁
弁1の電流は、点P2従つて差動増幅器B1の反
転入力側(−)の電位が点P3従つて差動増幅器
B1の非反転入力側(+)の電位に比しより正に
なるまで減少する。差動増幅器B1の反転入力側
(−)の電位が非反転入力側(+)の電位に比し
より正になれば、ON・OFF動作制御装置4の出
力側P5には負電位の信号を生ずる。出力側P5
に負電位の信号が生ずれば、トランジスタT2は
抵抗R4を介して不導通に制御される。これによ
り出力トランジスタT3は導通し、電磁弁1の電
流の実際値Ivは増大する。以上の制御動作が燃料
噴射制御パルスtiの加わる間に行なわれる。出力
トランジスタT3が燃料噴射制御パルスtiの加わ
る間に導通する場合、飽和状態にまで達する。
以上のように、ON・OFF動作制御装置4の出
力電位に応じて、電磁弁1の励磁巻線を流れる電
流を、所定領域内で正確に制御することができ
る。更にON・OFF動作制御装置4に加わる目標
値を調節することにより、該電流を許容ピーク値
まで調節することができる。電磁弁1の電流の実
際値Ivをこのように制御することができるのは、
電磁弁1の励磁巻線を流れる電流の増大・減少が
励磁回路の時定数L/Rにより定まるからであ
る。即ち電磁弁1の励磁巻線を流れる電流は、電
圧印加及び遮断の際、それぞれ指数関数の経過を
辿るからである。所定下限値及び上限値に達する
際、既述のように時間に対し制御を行なうのであ
る。
点P3ないし差動増幅器B1の非反転入力側
(+)に加えるべき目標値電圧は、抵抗R13の
電圧降下から形成する。第2図の実施例では、3
つの制御入力を目標値の調節に使用する。無論他
の方法により、点P3に目標値を加え、目標値の
調節を行ない、制御入力に依存して制御すること
もできる。目標値を定める抵抗R13の電圧降下
を得る目的で、抵抗R13を流れる電流を定電流
化する。そしてこの定電流化を実現するために、
ツエナダイオードD3とダイオードD4と抵抗R
11の直列接続から成る分圧回路を設け、正電位
線16と負電位線15との間に接続する。ダイオ
ードD4は、正電位線16と負電位線15との間
において順方向にバイアスされるように接続され
る。ダイオードD4と抵抗R11の接続点の電圧
は、温度及び電圧変動があつても、ほとんどドリ
フトしない。抵抗R12はダイオードD4のカソ
ードに接続される。抵抗R12の働きにより抵抗
R13の端子電圧は定電圧になる。この定電圧
が、電磁弁1の電流の実際値Ivの第1目標値であ
る。
電磁弁1の電流の実際値Ivの増大相の詳細につ
いては後述する。第3図bに関連して既述したよ
うに、電磁弁1の電流の実際値Ivの増大相の後電
磁弁1の電流の実際値Ivは下限値I2と上限値I3
により定まる領域内に維持される。ツエナダイオ
ードD3とダイオードD4と抵抗R11,R1
2,R13から成る目標値形成回路は、電磁弁1
の電流の実際値Ivの下限値I2に相当する目標値を
形成する。下限値I2に相当する目標値は、ON・
OFF動作制御装置4の出力側P5及びON・OFF
動作制御装置4に後置接続され目標値切換回路6
を構成するマルチバイブレータの出力側P6に高
い電位が生ずる場合にセツトされる。目標値切換
回路6については後述する。他方燃料噴射制御パ
ルスtiが加わる間に電磁弁1の電流の実際値Iv
目標値I2を下回ると、差動増幅器B1の出力側P
5には負電位又は零電位に低下する。差動増幅器
B1の出力側P5に負電位又は零電位に低下する
と、目標値電圧が切り換わる。ON・OFF動作制
御装置4の出力側P5は、抵抗R21とダイオー
ドD7の直列接続を介して接続点P4に接続され
る。ダイオードD7は、出力側P5に負電位が加
わる際に順方向にバイアスされるように接続され
る。接続点P4は、抵抗R16を介して、目標値
の加わる接続点P3に接続される。出力側P5に
負電位が生ずると、接続点P3の電位は負性方向
に変化する。但し接続点P3の電位の変化は、ダ
イオードD6により、ほぼ電圧ドリフト及び温度
ドリフトのない値に制限される。ダイオードD6
はダイオードD3とダイオードD4の接続点に接
続される。接続点P3の電位の変化の制限値は、
ダイオードD3とダイオードD6の端子電圧の和
即ちUD3+UD6′である。以上のようにON・OFF
動作制御装置4の出力側P5の出力電位の正負に
応じて目標値電圧を相異る値に切り換える場合、
目標値電圧の差に応じてON・OFF動作制御装置
4のヒステリシス特性の幅が定まり、従つて電磁
弁1の電流の実際値Ivの変動幅IH=I3−I2が定ま
る。
既述のようにON・OFF動作制御装置4の出力
側P5の出力電位の変動は、駆動・論理結合回路
2を介して出力トランジスタT3の動作状態を制
御する。電磁弁1の電流の実際値Ivが目標値を上
回れば、電磁弁1の電流の実際値Ivは減少する。
そしてON・OFF動作制御装置4のヒステリシス
特性により定まる下限目標値を実際値Ivが下回る
まで、実際値Ivは減少を続ける。実際値Ivが下限
目標値を下回ると、ON・OFF動作制御装置4の
出力側P5には負電位の出力が生ずる。従つて出
力トランジスタT3は駆動・論理結合回路2を介
して導通制御される。電磁弁1には電源電圧が加
わり、電磁弁1の電流は第3図bに示すように増
大する。
以上のように電磁弁1の電流をスイツチング制
御する場合には、電磁弁1の電流の増大特性が重
要な意味を持つ。電磁弁1を含む装置全体の応動
時間がこの電流の増大特性により定まるからであ
る。
そこで燃料噴射制御パルスtiの前縁において、
目標値切換回路6を構成するマルチバイブレータ
を、線20を介してトリガする。目標値切換回路
6を構成するマルチバイブレータの構成の詳細に
ついては後述する。目標値切換回路6を構成する
マルチバイブレータがトリガされると、接続点P
3の目標値電位が影響を受ける。これにより電磁
弁1の電流は、燃料噴射制御パルスtiが加わる
際、まず目標値I1まで増大する。既述のように電
磁弁1の動作遅延時間を短縮するには、目標値I1
を充分大きい値に設定する必要がある。電磁弁1
が完全に動作すれば、電磁弁1の電流を減少させ
ることができる。そこで電磁弁1を復旧させない
ように、電磁弁1の電流を目標値I2まで減少させ
る。このように電磁弁1の電流を電源電圧に依存
しない小さい値に調節することにより、電力消費
を低減し、電磁弁1の復旧時間を電源電圧とは無
関係な小さい値にすることができる。
目標値切換回路6を構成するマルチバイブレー
タの出力側P6の電位は、燃料噴射制御パルスti
の前縁において負極性又は零である。ダイオード
D10は、出力側P6に負電位が生ずる際導通す
るように接続される。ダイオードD10と抵抗R
15と抵抗R14は互いに直列に接続される。電
磁弁1の電流の増大相において出力側P6に生ず
る負電位は、ダイオードD10と抵抗R15と抵
抗R14の直列接続を介して接続点P3に加わ
る。これにより接続点P3の目標値電位が影響を
受ける。ダイオードD10と抵抗R15,R14
の直列接続が作用する際、ヒステリシス特性に関
連して既に説明したように、電磁弁1の電流の最
初の増大相における目標値電圧が生ずる。抵抗R
14と抵抗R15の接続点は、ダイオードD5を
介して、ダイオードD4とツエナダイオードD3
の接続点に接続される。従つて出力側P6に負電
位が生じても、抵抗R14と抵抗R15の接続点
の電位はツエナダイオードD3の端子電圧とダイ
オードD5の端子電圧との和より低下しない。以
上のようにして第2図の実施例では、電磁弁1の
電流の実際値Ivの増大相における上限値I1に対
し、3つのパラメータが重畳的に作用する。但し
上限値I1は主としてダイオードD10と抵抗R1
4,R15とダイオードD5の回路部分により定
まる。
第3図a〜eは、第1図及び第2図の電流制御
式励磁装置の特性曲線を示す。
第3図aは、第1図及び第2図の電流制御式励
磁装置に加わる燃料噴射制御パルスtiを示す。第
3図cは出力トランジスタT3のコレクタ電圧を
示す。第3図dは、目標値切換回路6を構成する
マルチバイブレータの出力側P6の電圧を示す。
第3図eはON・OFF動作制御装置4の出力側P
5の電圧を示す。第3図bは電磁弁1の電流の実
際値Ivを示す。第3図bに示す電流の実際値Iv
経過は第3図a、第3図c〜eの電圧経過により
定まる。燃料噴射制御パルスtiの前縁において出
力トランジスタT3は導通する。その際出力トラ
ンジスタT3は飽和し、電磁弁1の一方の端子と
検出抵抗R10の一方の端子との間には電源電圧
U0が加わる。他方燃料噴射制御パルスtiの前縁に
おいて、マルチバイブレータ6の出力側P6の出
力電圧が第3図dに示すように負電圧に切り換わ
る。これにより電磁弁1の電流の実際値Ivの増大
相において目標値が所望の値に切り換わる。
ON・OFF動作制御装置4の出力側P5には、燃
料噴射制御パルスtiの最初の部分では零電位又は
負電位が生ずる。第3図bに示すように、電流Iv
は指数関数に従つて増大し、上限値であるピーク
値I1に接近する。電流の実際値Ivが時間t1に上限
目標値I1に達すると、ON・OFF動作制御装置4
の出力は、第3図eに示すように切り換わる。こ
れにより出力トランジスタT3は不導通になる。
出力トランジスタT3が不導通になると、電磁弁
1の電流の実際値Ivは励磁回路の時定数に応じて
減少する。そして時間t2には実際値Ivは下限目標
値I2に達する。実際値Ivが下限目標値I2を下回る
と、ON・OFF動作制御装置4の出力は切り換わ
る。以後出力トランジスタT3はON・OFF動作
制御装置4によつてのみ制御され、実際値Ivは目
標値I3と目標値I2とにより定まる領域IH内で変動
する。
時間t3に燃料噴射制御パルスtiは終る。出力ト
ランジスタT3は駆動・論理結合回路2により最
終的に不導通にされる。これにより電磁弁1の電
流の実際値Ivは零に復旧する。ON・OFF動作制
御装置4の出力側P5の電圧は負電圧に戻る。電
磁弁1の電流の実際値Ivが下限値I2を下回るから
である。他方出力トランジスタT3のコレクタに
は、第3図cに示すように、電磁弁1の励磁巻線
により形成される磁界の消滅により生ずるピーク
電圧Pxが生ずる。ピーク電圧PxはダイオードD
2を介して消去素子R9により吸収される。従つ
てピーク電圧Pxが過大な値をとり障害をもたら
すことはない。
次に電磁弁1の電流の実際値Ivの増大相におい
て目標値の切換を行なうマルチバイブレータ6の
回路構成について説明する。マルチバイブレータ
6は双安定マルチバイブレータである。マルチバ
イブレータ6は演算ないしコンパレータ系と差動
増幅器B1とを有する。差動増幅器B2の反転入
力側(−)には固定電位が加わる。該固定電位は
平均電位であつて、正電位線16と負電位線15
との間に接続された抵抗R27,R28から成る
分圧回路により設定される。該固定電位は例えば
電源電圧Upの半分Up/2の大きさに設定される。差 動増幅器B2の定常状態に関連する回路部分は次
の通りである;即ち差動増幅器B2の出力側P6
は抵抗R29を介して差動増幅器B2の非反転入
力側(+)に接続される。この接続路は正帰還路
である。差動増幅器B2の非反転入力側(+)
は、正電位線16と負電位線15との間に接続さ
れた抵抗R24,R25から成る分圧回路に接続
される。抵抗R24,R25の抵抗値は、完全な
正帰還が得られ従つて非反転入力側(+)に反転
入力側(−)より著しく高い電圧が絶えず加わる
ように設定される。他方反転入力側(−)の電圧
より非反転入力側(+)の入力電圧を短時間だけ
低下させることにより、マルチバイブレータ6の
出力側P6の電圧は負電圧に切り換わる。マルチ
バイブレータ6の出力側P6の電圧を正電圧に切
り換えるには、負電圧に切り換える場合とは逆の
方法を用いればよい。
燃料噴射制御パルスtiは、線20とコンデンサ
C2とダイオードD9を介して差動増幅器B2の
非反転入力側(+)に加わる。ダイオードD9
は、線20を介して加わる正電圧の燃料噴射制御
パルスtiにより順方向にバイアスされる。燃料噴
射制御パルスtiは、コンデンサC2と負電位線1
5に接続された抵抗R26により微分される。こ
れにより正極性のスパイク状パルスがダイオード
D9を介して差動増幅器B2の反転入力側(−)
に加わる。正極性のスパイク状パルスが加わる
間、差動増幅器の反転入力側(−)には短時間だ
け正電圧が加わる。これによりマルチバイブレー
タ6の出力側P6の電圧は負電圧に切り換わる。
このようにしてダイオードD10を介して、既述
のように、目標値の切換が行なわれるのである。
電磁弁1の電流の実際値Ivが上限目標値I1に達
すると、ON・OFF動作制御装置4の出力側P5
の電圧は正電圧に切り換わる。この正電圧は、ダ
イオードD8と抵抗R23の直列接続を介して差
動増幅器B2の非反転入力側(+)に加わる。こ
れによりマルチバイブレータ6の出力は正電圧に
切り換わる。マルチバイブレータ6の出力が正電
圧に切り換われば、ダイオードD10を介する目
標値の切換が終る。
第4図〜第6図は、電磁弁1の電流の実際値Iv
の増大相の時間経過を示す。第4図〜第6図で
は、上限目標値I1への目標値の切換の種々の例が
図示されている。
まず第4図の例について説明する。第4図で
は、種々の電圧値に対する実際値Ivの初期増大相
の時間経過が図示されている。電源電圧Upが充
分大きい場合には、主としてダイオードD10と
抵抗R14,R15とダイオードD5により定ま
る上限目標値I1は、電源電圧Upに無関係で一定で
ある。第4図では電磁弁1の電流の増大相の3つ
の相異なる特性曲線が図示されている。それぞれ
電源電圧がUp=16V、Up=12V、Up=8Vの場合
の特性曲線である。電源電圧Upが低電圧の場合
には、第4図から明らかなように、電磁弁1の電
流は増大相において時間に対し比較的緩慢に増大
する。電源電圧Upが低ければ、電磁弁1の電流
の増大相における勾配はそれだけ緩慢である。励
磁回路の回路定数から固定的に定まる時定数を固
定すれば、電源電圧Upが低い場合それだけ電磁
弁1の電流の最終値は小さいからである。従つて
所定の電圧値より小さい電圧を加えれば、上限目
標値I1に達する前に電磁弁1は動作する。第4図
において太線によりI1=f(Up)を示す。
それ故次のように上限目標値I1を選定すれば有
利である;即ち常態の電源電圧(例えばUp
14V)が加わる場合に電磁弁1が動作する際の電
流値を、一定の上限目標値I1に設定するのであ
る。このようにすれば、電源電圧が常態の電源電
圧より大きい場合、電流Ivは前記上限目標値I1
制限される。他方電源電圧が常態の電源電圧より
小さい場合には、一定の上限目標値I1より小さい
上限目標値に制限する。但しこの場合電磁弁1が
動作した後の電流値で制限が行なわれるように
し、最小動作所要時間taを確保しなければならな
い。第4図では、電源電圧Up=16V、12V、8V
の場合の最小動作所要時間ta16V、ta12V、ta8V
が横軸にプロツトしてある。
本発明の他の実施例によれば、電源電圧Up
どの値に変動しても常に、電磁弁1が動作した後
に電磁弁1の電流を制限するように装置が構成さ
れる。この実施例を第2図において破線により示
す。即ちダイオードD5に直列に抵抗Rxを接続
するのである。このようにすれば、ダイオードD
5の端子電圧とツエナダイオードD3の端子電圧
に抵抗Rxの電圧降下が加算される。従つてマル
チバイブレータ6が目標値の切換を行なう際、出
力側P6の負電圧はそれほど制限されない。それ
故増大相の上限目標値I1として大きい値が加わ
る。このようにすれば電源電圧Upが大きい場合
にも電磁弁1の電流は一定の上限目標値I1に制限
されない。それ故電源電圧Upが大きい場合にも
最小動作所要時間taを実現することができる。ダ
イオードD5に直列に抵抗Rxを接続した実施例
における電磁弁1の電流の増大相を、電源電圧
Up=16V、12V、8Vをパラメータとして第5図
に示す。
本発明の更に他の実施例によれば、第2図の回
路の接続点P3の電圧即ち増大相における目標値
が、時間の連続関数に従つて制御される。このよ
うにすれば、電磁弁1の電流を増大相の間、最小
電源電圧の際の正常の増大特性に相当する曲線に
沿つて制御することができる。そこで前述のよう
に第2図の接続点P3の電圧即ち増大相における
目標値を、制限された指数関数に従つて制御す
る。これを第6図に示す。第6図には、増大相の
目標値を制御する指数関数以外に、電磁弁1の電
流を制限しない場合の増大特性曲線Iv1,Iv2を鎖
線により示す。太線により示す曲線I1=f(t)はすべ
ての電源電圧に共通である。しかも曲線I1=f(t)
電源電圧に依存しない電磁弁1の動作時間を表示
する。目標値を曲線I1=f(t)に従つて制御すれば、
電源電圧に依存しない電磁弁1の動作時間を実現
することができ、必要に応じて補償することがで
きる。第7図aは燃料噴射制御パルスtiを示す。
第7図bは、増大相において目標値を制御した場
合の電磁弁1の電流の経過を示す。第7図bの場
合には、ON・OFF動作制御装置4に加わる目標
値を連続関数に従つて制御するので、出力トラン
ジスタT3は既に初期増大相の段階でON・OFF
動作制御装置4により制御される。第7図cはフ
ライホイール回路12の動作状態を示すダイヤグ
ラムである。フライホイール回路12は時間t0
動作を始める。
目標値を連続関数に従つて制御する前記実施例
では、電磁弁1の復旧時間ばかりでなく動作時間
taも電圧値に依存しない。それ故電磁弁1の遅延
時間を補償する目的でわざわざ電圧値を修正する
必要がない。動作時間taと復旧時間とが一致しな
い場合にだけ、電圧値に依存しない付加時間又は
加算時間を付加しさえすればよい。消去素子R9
の回路定数を適当に選定すれば、動作時間taと一
定な復旧時間tabとを一致させることができる。
従つてこの場合には電圧値の修正及び加算時間の
付加の双方が不要である。
出力トランジスタT3の端圧には限度があるか
ら、電磁弁1を完全に遮断してその際に生ずる誘
起電圧を出力トランジスタT3に加える訳にはい
かない。従つて消去素子が必要である。フライホ
イール回路12は燃料噴射制御パルスtiが加わる
間動作する。フライホイール回路12を流れる電
流は、フライホイール回路12の小さい抵抗値
Rフライホイ哀覯麩

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内燃機関の電磁式燃料噴射弁の電流制御式制
    御装置であつて、燃料噴射装置から燃料噴射弁へ
    噴射制御パルスが供給され、燃料噴射弁のコイル
    の巻線が出力段と直列に制御され、該出力段を制
    御することによつて、各噴射制御パルスの開始時
    に、前記コイルの巻線を流れる電流が一時的に大
    きくなるようにし、またコイルの巻線を流れる電
    流の実際値を検出する装置が設けられ、検出され
    た電流実際値が、出力段を制御するために帰還さ
    れる、内燃機関の電磁式燃料噴射弁の電流制御式
    制御装置において、 (a) 出力段が、噴射制御パルスの他にON・OFF
    閉ループ動作制御装置4,35の出力によつて
    も制御され、 (b) ON・OFF閉ループ動作制御装置の出力で出
    力段を制御することによつて、燃料噴射弁のコ
    イル巻線を流れる電流が噴射制御パルスの開始
    時に一時的に大きくなつた後で、前記電流に対
    して制御期間が設定され、噴射制御パルスの持
    続期間中の該制御期間内にON・OFF閉ループ
    動作制御装置4,35は、出力段を流れる電流
    を繰返して衝撃的に投入・遮断し、 (c) ON・OFF閉ループ動作制御装置4,35の
    一方の入力側に検出された電流実際値が供給さ
    れ、もう1つの入力側には該電流実際値と比較
    すべき切換可能な電流目標値が供給され、 (d) ON・OFF閉ループ動作制御装置4,35に
    供給される電流目標値を発生するために目標値
    切換回路6,34が設けられ、該目標値切換回
    路は各噴射制御パルスの開始時にそのつど大き
    な目標値をON・OFF閉ループ動作制御装置
    4,35に供給し、 (e) 目標値切換回路には、出力段と並列に噴射制
    御パルスが供給され、かつON・OFF閉ループ
    動作制御回路の出力信号も供給される、 ことを特徴とする内燃機関の電磁式燃料噴射弁の
    電流制御式制御装置。 2 ON・OFF動作制御装置4,35が、前置段
    2,39,T12を介して出力段3,T11を制
    御する特許請求の範囲第1項記載の電磁式燃料噴
    射弁の電流制御式制御装置。 3 前置段が駆動回路2,39であり、該駆動回
    路に燃料噴射パルスも供給される特許請求の範囲
    第2項記載の電磁式燃料噴射弁の電流制御式制御
    装置。 4 前置段が、出力段T11の入力側と直接接続
    された不導通制御段T12であり該不導通制御段
    がON・OFF動作制御装置35の出力に応じて出
    力段T11を阻止し、または制御をそのまま続行
    する特許請求の範囲第2項記載の電磁式燃料噴射
    弁の電流制御式制御装置。 5 駆動段2が直列接続された2つの増幅段T
    1,T2から成り、ON・OFF動作制御装置4の
    出力側P5が駆動段の第2の増幅段T2と接続さ
    れている特許請求の範囲第3項記載の電磁式燃料
    噴射弁の電流制御式制御装置。 6 電磁式燃料噴射弁1,36の励磁巻線18に
    並列に、被制御フライホイール回路12,31と
    消去素子とを接続した特許請求の範囲第1項記載
    の電磁式燃料噴射弁の電流制御式制御装置。 7 ダイオードD2と抵抗R9から消去素子を構
    成し、所定値を越える過電圧が加わる際にダイオ
    ードD2が順方向にバイアスされるようにし、フ
    ライホイール回路12を駆動段2の第1の増幅段
    T1の出力側に接続し、制御入力パルスtiが加わ
    る際フライホイール回路12が投入されるように
    した特許請求の範囲第6項記載の電磁式燃料噴射
    弁の電流制御式制御装置。 8 少なくとも1つの半導体スイツチ素子T4,
    T5からフライホイール回路12,31を構成
    し、該半導体素子T4,T5のコレクタ・エミツ
    タ間を、電磁式燃料噴射弁1,36の励磁巻線1
    8に並列に接続した特許請求の範囲第7項記載の
    電磁式燃料噴射弁の電流制御式制御装置。 9 電磁式燃料噴射弁1の電流の実際値Ivを実際
    値Ivに比例する電圧に変換する検出抵抗R10か
    ら、実際値Ivの瞬時値を検出する検出装置を構成
    し、検出抵抗R10を電磁式燃料噴射弁1の励磁
    巻線18に直列に接続し、ON・OFF動作制御装
    置4を差動増幅器B1として構成し、検出抵抗R
    10を差動増幅器B1の第1入力側に接続した特
    許請求の範囲第1項記載の電磁式燃料噴射弁の電
    流制御式制御装置。 10 単安定又は双安定マルチバイブレータを設
    け、個々の制御入力パルスtiの前縁で該単安定又
    は双安定マルチバイブレータをセツトし、該単安
    定又は双安定マルチバイブレータの出力側P6と
    点P3とを接続する回路が、演算増幅器B1の第
    2の帰還回路を構成するようにし、電磁式燃料噴
    射弁1の電流の実際値Ivの初期増大における目標
    値の切換を、該単安定又は双安定マルチバイブレ
    ータにより行なう特許請求の範囲第1項記載の電
    磁式燃料噴射弁の電流制御式制御装置。 11 目標値切を指数関数に従つて調節可能と
    し、増大相における電磁式燃料噴射弁1の電流の
    実際値Ivの増大を制御する特許請求の範囲第10
    項記載の電磁式燃料噴射弁の電流制御式制御装
    置。 12 2つのツエナダイオードD24,D25の
    直列接続から消去素子D24,D25を構成し、
    ツエナダイオードD24,D25の直列接続を出
    力トランジスタT11のコレクタベース間に接続
    し、2つのツエナダイオードD24,D25のう
    ちの一方のツエナダイオードD24に並列にコン
    デンサC10を接続し、出力トランジスタT11
    の不導通制御の際に電磁式燃料噴射弁36の励磁
    巻線の蓄積磁気エネルギにより生ずるコレクタ電
    圧がまず中間電圧UK1まで上昇し、次いでコンデ
    ンサC10の充電後最終電圧値UK2まで上昇する
    ようにし、前記コレクタ電圧が最終電圧値UK2
    達する際には電磁式燃料噴射弁36の電流の実際
    値Ivが既に比較的小さい値まで減衰し、出力トラ
    ンジスタT11のパルス電圧ピークを低減した特
    許請求の範囲第1項記載の電磁式燃料噴射弁の電
    流制御式制御装置。 13 電磁式燃料噴射弁36の電流の実際値Iv
    実際値信号に変換する変換器として、出力トラン
    ジスタT11のエミツタと負電位又は零電位線L
    11との間に接続された検出抵抗R41を設け、
    電磁式燃料噴射弁36の励磁巻線を出力トランジ
    スタT11のコレクタに接続した特許請求の範囲
    第1項記載の電磁式燃料噴射弁の電流制御式制御
    装置。 14 ON・OFF動作制御装置35に演算増幅器
    B7を設け、演算増幅器B7の第1入力側(+)
    に抵抗R50を介して検出抵抗R41からの信号
    を加え、演算増幅器B7の第2入力側(−)に目
    標値信号を加える特許請求の範囲第13項記載の
    電磁式燃料噴射弁の電流制御式制御装置。
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