JPS5851233A - 燃料噴射弁駆動回路 - Google Patents

燃料噴射弁駆動回路

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JPS5851233A
JPS5851233A JP56147852A JP14785281A JPS5851233A JP S5851233 A JPS5851233 A JP S5851233A JP 56147852 A JP56147852 A JP 56147852A JP 14785281 A JP14785281 A JP 14785281A JP S5851233 A JPS5851233 A JP S5851233A
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JP
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current
valve
fuel injection
signal
injection valve
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JP56147852A
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Takao Sasayama
隆生 笹山
Kazuo Kato
和男 加藤
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Hitachi Ltd
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    • F02D41/20Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は燃料噴射弁駆動回路に係り、特にエンジンの燃
料噴射装置において使用される電磁弁の高速駆動に好適
な燃料噴射弁駆動回路の改良に関する。
一般に原理的には燃料噴射弁に第1図図示Aの如きパル
スを与えるとこの与えられたパルスの時間だけ燃料噴射
弁が開くようになっている。このような燃料噴射弁は模
式的に示すと第2図の如き構成を有している。すなわち
テーパー状に形成された燃料噴射口1にプランジャー2
が当接するように構成されている。このプランジャー2
の後端にはバネ3が設けられておりこのバネ3によって
常時プランジャー2が前記燃料噴射口1に当接されてい
るように構成されている。このプランジャー2の回りに
はコイル4が設けられておりこのコイル4に電流を流し
てバネ3のバネ力に抗して弁を開くようになっている。
弁が開いた際燃料はプランジャー2と燃料噴射口1との
隙間を通って排出される。このコイル4に第1図Aに示
す如きパルス時間だけ電流を流しプランジャー2を矢印
aの如き方向に移動して燃料を噴射させるわけである。
こういう構造を有しているため前記第11図図Aの如き
パルスを与えても実際に開くのはバネ3のバネ力に抗す
る力がコイル2に発生してプランジャー2を押上けられ
たときであるためある時間遅れが生じてしまう。また前
記パルスがオフになってもコイル4に残留磁束があるた
めすぐにはプランジャー2が元に戻らずある時間持続し
てから燃料噴射口1に当接する。またこの際バネ3のバ
ネ圧があ捷り強すぎるとプランジャー2が燃料噴射口1
に当接される際バウンドしてしまい完全に弁を閉じるこ
とができず、また、プランジャー2を第2図図示矢印a
の如く引張る際に強引に引張るとバネ3側に設けられて
いる図示されていないストッパーに衝突してバウンドを
起こしてしまう。
このため第1図Aに示す如きパルス信号が入力されても
第1図Bに示す如くプランジャー2の開弁は一定時間遅
れて作動し全開状態において第1図Bのす、に示す如き
バウンド状態を示し、捷た、第1図Aに示す如くパルス
がオフしてもプランジャー2は直ちに閉弁することはな
く一定の時間遅れをもって閉弁しかつ第1図Bのb2に
示す如きバウンド現象を生じてしまう。
従ってこのような燃料噴射装置においてはALP一定と
して所定時間開弁するためパルス信号を供給しても該パ
ルス信号に即応した燃料の制御をすることが困難である
。そこでこのような電磁弁駆動回路の電磁弁の開弁を早
くする、すなわちプランジャー2の1駆動を早くするた
めには電磁弁を構成するプランジャー2の駆動電流の立
上りを早くすればよい。そのために従来は第3図に示す
ような回路・調成がとられていた。図において電磁弁の
コイル11には電流制限抵抗12、駆動トランジスタ1
3を介して電源14が供給されている。電流制限抵17
C12の両端には両端をショートするためのトランジス
タ15が接続され各トランジスタ13.15には関数発
生器16の端子A、Bから第4図A、Bに示す如き波形
を有する信号が与えられるようになっている。
このような回路構成で、電磁弁の開弁すべき必要なパル
ス幅t1に対し、電流制限抵抗12をパルス幅t2の間
トランジスタ15によってショートし、立上りの急峻な
電流波形を得ている。このように電流制限抵抗12を瞬
時ショートすることにより電流を゛厄磁コイル11に多
く流してやることができる。この電磁弁の電磁コイル1
1はインダクタンスであるから電流は一次遅れになシ、
い′1酸流訓限砥抗12とアース間の威圧Eoとし、ト
ランジスタ15をオンした時の電磁コイル11に現われ
る電圧とを比較すなわち電#、fft!I限抵抗12を
接続した場合とトランジスタ15をオンして電流制限抵
抗12をショートした場合とを比較すると第5図に示す
如くトランジスタ15をショートして電磁コイル11に
現われる酸比Eに0から向って立上るのに対し、電流制
限抵抗12が接続されている。1易曾には電流制限抵抗
12の分だけ電圧降Fが生ずるため一峰コイル11に印
加される電圧は0よりEoに向って前記0よシEに向っ
て立上る時定数と同じ時定数で立上る。このようにして
前述した如く立上シの急峻な電流波形を得ることが可能
なのである。
このように電磁弁の開弁において急峻な波形をコイルに
与えなげ扛ばならない理由は電磁弁を駆動させるにはあ
る一定の保持型R,に必要とし、動作に当って電流が流
れても保持電流を越えるまで開弁しないからである。こ
の保持電流は機械的な閉弁状態の保持力すなわち前記プ
ランジャー2をバネ3によって燃料噴射口1に当接rる
力に打勝って開弁することのできない最大電流である。
このように電流制限抵抗12をショートして電磁コイル
11に多くの電流を流す方法は、開弁電圧Eoまでアッ
プさせる時間が短縮できるが、pull−up点Eまで
電圧アップが完了したならばこれを開弁電圧Eo点まで
戻してやる操作が必要である。
!!た、電磁弁であるプランジャー2を駆動するには前
述の如く一定の電流が必要であり、その電流を超えない
限り開弁しない。したがって、電磁コイル11に電磁弁
が駆動しない程度の電流を予め流しておくことによシ立
上りを早くすることができる。すなわち第6図に示す如
<Etなる電圧を予め印加しておきある程度バイアス岨
流勿流しておいて、電圧81時点から必要電圧E。捷で
立上らせる。これによって第6図図示の如く時間toだ
け短縮することができる。以上の如く開弁時にあっては
2つの方法が考えられている。
また電磁弁の閉弁時にも時間遅れがあること前述のクロ
<である。そして、この電磁弁の遅れは残留磁束の影響
によるものであること前述の如くである。との電磁弁す
なわち燃料噴射弁を早く閉じるには前記残留磁束を少な
くすることで解決することができる。
この残留磁束を少なくするという方法には2つの方法が
ある。1つの方法として、電磁弁は一度開弁してし寸つ
と逆に開弁状態を維持するには第7図に示す如く開弁直
前の電流と開弁状態を続ける電流にはヒステリスが存在
して開弁に当り自己保持しているため、励磁状態を保つ
少ない開弁電流でよいことからこの励磁状態を保つため
のぎりぎシの電流を流して置く方法である。このように
開弁状態を保持するに必要な最少電流を流しているため
前記開弁のだめのパルスがオフすると電磁コイル11に
流れているtfiがもともと小さいからそれによって生
じていた残留磁気も小さくこの残留磁束に抗して早くプ
ランジャー2が燃料貨射口1に当接し、それだけ時間も
小さくすることができそのため遅れ時間も小さくするこ
とができる。
前記残留磁束を少なくする方法として電磁コイル11に
4.Aが切れた際に逆方向に電流を流す方法がもう1つ
の方法である。しかし電磁コイルはインダクタンスであ
るから同じ電流を流しつづけようとする所謂一種の定電
流源であるためこの定電流源に打勝つために電圧源を接
続して打消そうとしてもすぐには打消すことができず電
流はあく寸で当初流れていた方向に流れこの電磁コイル
の発生起電力が電圧源の電圧と等しくなった時に逆に電
流が流れるため打消すまでに時間がかかる。
従って逆方向に電流を流すという方法にあっては通常逆
方向に流れる定電流源を接続して行うのが通常である。
しかしこの方法にあっては大きなエネルギー源を必要と
するので実用性に乏しい。このように開弁時に電磁コイ
ル11に多くの電流を流し急峻な立上シを得ると同時に
燃料噴射弁である電磁弁の電磁コイル11に発生する残
留磁束の影響を少なくするため従来第8図に示す如き回
路構成がとられている。すなわち、入力端子20にはコ
ンデンサ21を介して抵抗22とフリップフロップ23
0セツト端子Sが接続されている。この抵抗21の他端
は接地されている。このフリップフロップ23の出力端
子Qには、NPN)ランジスタ24のベースが接続され
ている。このNPN トランジスタ24のエミッタは接
地されており、コレクタには抵抗26を介して抵抗25
と抵抗27とコンパレータ28の正入力端子がそれぞれ
接続されている。この抵抗25には電圧Vnが入力する
ように構成されており、抵抗27の他(9) 端は接地されている。また、コンパレータ28の負入力
端子には、抵抗34を介して接地されている。また、こ
のコンパレータ28の出力端子にはNPN )ランラス
タ230ベースと、NPNトランジスタ31のコレクタ
がそれぞれ接続されている。このNPN)ランジスタ3
3のコレクタには、燃料噴射弁の電磁弁コイル32と、
PNPトランジスタ36のエミッタが接続されている。
この電磁弁コイル32にはバッテリ電圧Vnが印加され
るように構成されている。また、このPNPトランジス
タ36のコレクタには、抵抗37を介してバッテリ電圧
VBが入力するように構成されている。捷た、このPN
Pトランジスタ360ベースには抵抗38を介して抵抗
35とインバータ30の出力端子が接続されている。こ
の抵抗35の他端にはNPN トランジスタ31のベー
スが接続されており、このNPN トランジスタ31の
エミッタは接地されている。また、NPNトランジスタ
31のコレクタには、コンパレータ28の出力端子と、
インバータ29を介してフリップフロップ(10) 23のリセット端子Rが接続されている。−i!た、イ
ンバータ30の入力端子には、入力端子20が接続され
ている。
このように構成されるものであるから第9図(A)に示
す如き入力信号があると、第9図03)に示す如き信号
が7リツプフロツプ230セツト端子Sに入力され、こ
のフリップフロップ23はセット状態となり、フリップ
フロップ23の出力端子Qから出力される信号は第9図
(C)の反転信号であるからLOWとなるので、NPN
トランジスタ24がOFFする。このNPN)ランジメ
タ24がOFFするとコンパレータ28の正入力には第
9図(D)に示す如き電圧VRの高い電圧V R2が入
力される。したがってコンパレータ28の基準電圧は高
い方VR2に設定される。一方、入力がHIGHノトキ
、インバータ30によって反転してLOWのは号がNP
N)ランジス、・グ31のベースに印加され、NPI’
1ランジスタ31はオフする。したがって、コンパレー
タ28の出力のショートが解除される。しかし、フンパ
レータ28の負入力の(11) 方には電流が流れないのでNPN トランジスタ33に
はHIGHが入力されONする。すると電流が電磁弁コ
イル32に第9図(E)に示す如く流れ出し、−次遅れ
でだんだん醒流が増えて、やがてコンパレータ28の負
入力端子に入力される電圧の方が大きくなりコンパレー
タ28の出力が第9図(C)の反転であるからHIGH
からLOWに変化する。するとNPN)ランジメタ33
がOFFとなる。NPN)ランジメタ33がOFFする
とコンパレータ28の出力がLOWとなりインバータ2
9で反転して第9図(F)の如きリセット信号が入りフ
リップフロップ23をリセットする。このリセット信号
が入るとフリップフロップ23の出力端子QがHIGH
となりNPNトランジスタ24がONし、コンパレータ
28の正入力端子に低い設定電圧が入力される。すると
低い設定電圧値と負入力端子に入力される値との比較に
なる。
そして、負入力端子が正入力端子が正入力端子よシ低く
なると再びコンパレータ28の出力端子からはHIGH
が出力される。このHI GH出力によつ(12) てNPN)ランジメタ33がONして同様の動作のくり
返しを入力信号がHIGHの間荷なう。入力端子がLO
Wの間はNPN)ランジメタ31がONしており、NP
N)ランジメタ33をONすることがない。
一方、入力信号が入力されている間(HI GHの間)
PNP)ランジメタ36がONL、ておりNPNトラン
ジスタ33がON・OFFをくり返して生じる電磁弁コ
イル32に発生する起電力は抵抗37で消費される。
このような従来の燃料噴射弁駆動回路にあっては、電磁
弁コイル32において生じる起電力が。
この電磁弁コイル32を流れ、NPN)ランジメタ33
を流れる耐流と同じ大きさの電流であるためNPN)ラ
ンジメタ33と同様の電流容量をもつPNP)ランジメ
タを用いなければならず、大電流容量のトランジスタを
2個用いなければならないという欠点を有している。
本発明の目的は、1個のパワトランジメタを用いるのみ
で適確な駆動制御を行なうことのできる(13) 燃料噴射弁1・駆動回路を提供することにある。
本発明は、パワトランジスタの0N−OFF周期を決定
するため発振手段を設けることによ!l11個のパワト
ランジスタを用いるのみで適確な駆動制御を行なおうと
いうものである。
以下、本発明の実施例について説明する。
第10図には本発明の燃料噴射弁駆動回路を適用するエ
ンジンの制御系統が示されている。
図において、吸入空気は、エアクリーナ202、スロッ
トルチャンバ204、吸気管206を通り、シリンダ2
08へ供給される。シリンダ208で燃焼したガスは、
シリンダ208から排気管210を通り、大気中へ排出
される。
スロットルチャンバ204には、燃料を噴射するための
インジェクタ212が設けられておシ、このインジェク
タ212から噴出した燃料はスロットルチャンバ204
の空気通路内で霧化され、吸入空気と混合して混合気を
形成し、この混合気は吸気管206を通シ、吸気弁22
0の開弁により、シリンダ208の燃焼室へ供給される
。不発(14) 明はこのインジェクタ212を構成する電磁弁を駆動す
るのに利用されるものである。
インジェクタ212の出口近傍には絞シ弁214゜21
6が設けられている。絞シ弁214は、アクセルペタル
と機械的に連動するように構成され、運転者により駆動
される。一方絞り弁216はダイヤフラム218により
1駆動されるように配置され、空気流量が小の・頭載で
全閉状態となり、空気流量が増大するにつれてダイヤフ
ラム218への負圧が増大することによシ絞シ弁216
は開き始め、吸入抵抗の増大を抑止する。
スロットルチャンバ204の絞り弁214゜216の上
流には空気通路222が設けられ、この空気通路222
に熱式空気流量計を構成する電気的発熱体224が配設
され、空気流速と発熱体の伝熱量の関係から定まる空気
流速に応じて変化する電気信号が取り出される。発熱体
224は空、1 気通路222内に設けられているので、シリンダ208
のバツクファイア時に生じる高温ガスから保護されると
共に、吸入空気中のごみなどによつ(15) て汚染されることからも保護される。この空気通路22
2の出口はベンチュリの最狭部近傍に開口され、その入
口はベンチュリの上流側に開口されている。
インジェクタ212に供給される燃料は、燃料タンク2
30かう、フエーエルポンプ232、フエーエルダンパ
234及びフィルタ236を介して燃圧レギュレータ2
38へ供給される。一方、燃圧レギュレータ238から
はインジェクタ212ヘパイブ240を介して加圧燃料
が供給され、そのインジェクタから燃料が噴射される吸
気管206の圧力と上記インジェクタ212への燃料圧
の差が常に一定になるように、燃圧レギュレータ238
から燃料タンク230ヘリターンパイプ242を介して
燃料が戻るようになっている。
吸気管220から吸入された混合気はピストン250に
より圧縮さ、れ、点火プラグ252で発生するスパーク
により燃焼し、運動エネルギに変換される。シリンダ2
08は冷却水254により冷却され、この冷却水の温度
は水温センサ256に(16) より計測される。点火プラグ252へは点火コイル25
8より点火タイミングに合わせて高電圧が供給される。
また図示しないエンジンのクランク軸の回転に応じて基
準クランク角毎におよび一定角度(例えば0.5度)毎
に基準角信号およびポジション信号を出すクランク角セ
ンサが設けられている。
このクランク角センサの出力、水温センサ255の出力
及び発熱体224からの電気信号はマイクロコンピュー
タ等からなる制御回路270に入力され、この制御回路
270で演算処理された後、制御出力端より出力され、
この演算出力でインジェクタ12及び点火コイル258
が駆動される。
第11図は4気筒エンジンにおけるインジェクタからの
燃料の噴射タイミングを示したものである。横軸はエン
ジンのクランク軸の回転角度であり、各気筒の吸入行程
をハツチングで示している。
図から明らかなようにクランク角の180度毎に吸入行
程が存在し、0度〜180度の間は第1気筒、180度
〜360度の間は第3気筒、360(17) 度〜540度の間は第4気筒、540度〜720度の間
は第2気筒である。
第11図(b)に示す如く、クランク角の180度毎に
基準クランク角パルスを発生させ、このパルスに基づい
てインジェクタ212を開弁させ、既に計測されたデー
タに基づき制御回路270で処理された演算結果に基づ
きインジェクタ212の開弁時間が決足される。このイ
ンジェクタ212の開弁時間である燃料噴射時間を第1
1図(C)に示す。
第12図には第10図に示す制御回路270の詳細ブロ
ック図が示され、同図において入力信号としては大別す
ると3種類に分類できる。即ち、第一に吸入空気量を検
出するセンサ224の出力、エンジン冷却水を検出する
センサ256の出力などから送られてくるアナログ入力
である。これらアナログ入力はマルチプレクサ(以下M
PXと記す)100に入力され、時々分割的に各センサ
の出力がセレクトされ、アナログディジタル変換器(A
 )) Cと記す)102に送られる。このADC(1
8) 102でディジタル値に変換される。第二にオン、オフ
信号として入力される情報がある。これは例えば絞り弁
の全閉状態等を表わす信号θTHで、絞り弁と連動して
動作するスイッチ104から送られてくる信号がある。
これらの信号は■ピットのディジタル信号として取り扱
うことができる。
さらに弔三に考えられる入力信号はパルス列として入力
される信号で、例えば基準クランク角信号(以下CRP
と記す)やポジションパルス信号(以下CPPと記す)
があり、クランク角七ンサ106よりこれらの信号が送
られてくる。CR,Pは4気尚の1易合、クランク角1
80度毎に出力され、6気筒の場合120度毎、8気筒
の場合90度毎に出力される。CPPは例えばクランク
角の0.5度毎に出力される。
CPU108はディジタル演算処理を行うプロセツシン
グセントラルユニッ□トで、pす、ROM110は制御
プログラムおよび固定データを格納するための記憶素子
であシ、RAM112は読み出しおよび書込み可能な記
憶素子である。入出力(19) インターフェイス回路]14は入力信号をADC102
およびセンサ104,106から信号を受け、CPU1
08へ信号を送る。またCPU108からの信号を信号
INJやIGNとしてインジェクタ212や点火コイル
258へ送る。尚、上記制御回路270を1%成する各
回路および素子へ電源端子116より電圧が印加されて
いるが、図面上にはその記載を省略する。さらに、イン
ジェクタ212および点火コイル258にはそれぞれに
弁を駆動するための電磁コイルおよび電磁エネルギを蓄
積するだめの1次コイルが設けられ、これらコイルの一
端は電源端子116に接続され、他端は入出力インター
フェイス回路114に接続され、インジェクタ212や
点火コイル258へ流れ込む電流が制御される。
本発明の電磁弁駆動回路は、以上に説明したエンジン系
統にお□いて燃料噴射装置であるインジェクタ212を
構成する燃料噴射を駆動する為の回路である。
以下、本発明に係る燃料噴射弁駆動回路の実施(20) 例について説明する。
第13図には本発明に係る燃料噴射弁駆動回路の一実施
例が示されている。
図において、第8図図示従来例と同一の符号の付されて
いるものは同一の部品・同一の機能を有するものである
。本実施例が第8図図示従来例と異なる点は、従来例が
自励発振であるのに対し、本実施例が他側発振である点
である。すなわち、抵抗25と抵抗26の接続点にはエ
ラアンプ50の正入力端子が接続されており、このエラ
アンプ50の負入力端子には、NPN)ランジメタ33
と抵抗34との接続点が接続されている。このエラアン
プ50は差動アンプであり、出力端子には差の電圧が出
力される。このエラアンプ50の出力端子には、コンパ
レータ28の正入力端子が接続すれており、このコンパ
レータ28の負入力端子には、のこぎり波発生器52が
接続されている3こののこぎり波発生器52には、クロ
ック発生器51が接続されている。また、NPN)ラン
ジメタ33のコレクタにはダイオード53のアノード(
21) と、抵抗54が接続されておシ、このダイオード53の
カソードと抵抗54の他端にはコンデンサ55が接続さ
れている。このコンデンサ55の他端にはNPN トラ
ンジスタ33のエミッタが接続されている。また、第8
図のPNPトランジスタ36と、抵抗37と、抵抗38
の回路が取除かれており、他は、第8図図示従来例と異
なる点はない。
また、クロック発生器51、のこぎり波発生器52は、
第14図に示す如き構成を有している。
このように構成されるものであるから、クロック発生器
51から第15図(4)に示す如きクロックパルスが出
力されると、のこぎシ波発生器52においては第15図
G3Wに示す如きのこぎり波を出力する。一方、第9図
(D)に示す如き信号と、エラアンプ50において、負
入力端子に入力される信号との差電圧から、このエラア
ンプ50の出力端子には第15図G3)の■、に示す如
き信号が出力され、コンパレータ28の負入力端子に入
力される。このコンパレータ28の出力端子には、第(
22) 15(B)の如く比較がなされ、■。かのこぎり波SW
より太きいときのみ、コンパレータ28の出力端子には
、第15図(C)に示す如き矩形波が出力され、このパ
ルス信号に基づきNPN)ランジメタ33がON、OF
Fをくり返すため、電磁弁コイル32には、第15図C
D)に示す如き電流Iが流れる。
ところで電磁弁コイルの電流を断続するとき、電磁弁コ
イルに発生する逆起電力は吸収されねばならない。従来
の自励式チョッパ制御においては第8図図示PNPI−
ランジメタ36と抵抗37とから成るフライホイル回路
に電流を流して制御していた。このフライホイル回路に
は、電磁弁コイル32に流れる電流に等しい電流が流れ
るため、抵抗37で消費する電力は大きく、その熱損失
が大きい。捷た。PNP)ランジメタ36も電流容量の
大きなトランジスタが要求される。本実施例では他励方
式とし1回のチョッパ制御で変化する電流量を小さく抑
えた結果、そのフライホイル電流も小さく、小容量のコ
ンデンサ55を介して抵抗34にバイパスさせることが
できる。このコンデンサ55に蓄積される電荷はNPN
)ランジメタ33がONする度に抵抗54を介し放電す
る。
この結果、制御用パワートランジスタは1個に低減でき
しかも剰余エネルギーの吸収体としての抵抗37を排す
ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、1個のパワトラ
ンジスタを用いるのみで適確な駆動制御を行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は燃料噴射弁に与えられるパルスと燃料噴射弁の
応答を示す図、第2図は燃料噴射弁であるプランジャー
の模式図、第3図は従来の電磁弁駆動回路の構成を示す
ブロック図、第4図は第3図図示電磁弁駆動回路の動作
説明のための波形図、第5図はpull−up雷電圧保
持電圧に向う燃料噴射弁コイルに流れる電流の波形図、
第6図はアイドル電流E、から保持電圧に向って立上る
電流波形図、第7図は第3図図示電磁弁駆動回路の電磁
コイルにおける駆動電流と保持電流の1関係を示す図、
第8図は従来の改良された電磁弁駆動回路の回路図、第
9図は第8図図示従来例の動作状況を説明する波形図、
第10図は本発明に・糸る電磁弁、駆動回路が適用され
るエンジンの全体の制御系統を示す説明図、第11図は
第4図図示エンジンの動作を示すタイムチャート、第1
2図は第4図図示エンジンの制御回路のブロック図、第
13図は本発明の実施例を示す回路図、第14図は第1
3図図示クロック発生回路とのこぎり波発生回路の詳細
回路図、第15図は第15図CD回路のタイムチャート
である。 50・・・エラアンプ、51・・・クロック発生回路、
52・・・のこぎり波発生回路、53・・・ダイオード
、(25) ¥ 1 図 第2I2] 第3 閃 第4 図 竿5図 YL 図 閉子 閉41− 閉弁 第8 図 竿 9 図 芋 70 図 第 ノ15と1 一一一一一一 クラレク回転角A 竿75 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、燃料噴射弁の開弁時に供給する電源電流である開弁
    電流と、前記燃料噴射弁が開弁後閉弁されるまでのml
    弁継続時に供給する開弁維持に必要な最低の電流である
    保持電流とを切換えて前記燃料噴射弁の燃料噴射弁コイ
    ルに供給する燃料噴射弁駆動回路において、上記開弁電
    流と保持電流をほぼ一定の周期を持つパルスの時比率制
    御によってXMすることを特徴とする燃料噴射弁駆動回
    路。 2、燃料噴射弁の開弁時に燃料噴射弁の開弁時に供給す
    る電源電流である開弁電流と、前記燃料噴射弁が開弁後
    閉弁されるまでの開弁継続時に供給する開弁維持に必要
    な最低の電流である保持電流とを切換えて前記燃料噴射
    弁の燃料噴射弁コイルに区給し、しかも定周期パルス時
    比率制御によって供給する燃料噴射弁駆動回路において
    、閉弁時に燃料噴射弁コイルに生じる起電力の放出を定
    周期パルスをスイッチするスイッチング素子に並列に設
    けたコンデンサを含む回路によって側流したことを特徴
    とする燃料噴射弁駆動回路。
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