JPS6231229B2 - - Google Patents

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JPS6231229B2
JPS6231229B2 JP54017317A JP1731779A JPS6231229B2 JP S6231229 B2 JPS6231229 B2 JP S6231229B2 JP 54017317 A JP54017317 A JP 54017317A JP 1731779 A JP1731779 A JP 1731779A JP S6231229 B2 JPS6231229 B2 JP S6231229B2
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transistor
valve
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Taiji Hasegawa
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電磁弁駆動回路に係り、内燃機関の燃
料噴射装置において使用される電磁弁を高速駆動
する電磁弁駆動回路の改良に関する。
〔発明の背景〕
従来、電磁弁駆動回路において、電磁弁の開弁
を早くするために電磁弁の駆動電流の立上り時を
急峻にするなど種々の方法が採られており、例え
ば特開昭48−88320号、特公昭47−40219号記載さ
れているような方法もある。第1図にはかかる従
来技術等の採用する一般的な回路が示されてい
る。図において、電磁弁の電磁コイル1には電流
制限抵抗器2、駆動トランジスタ3を介して電源
4が給電されている。電流制限抵抗器2の両端に
は両端をシヨートするトランジスタ5が接続さ
れ、各トランジスタ3,5には、関数発生器6の
端子A,Bから第2図A,Bに示す波形を有する
信号が与えられるようになつている。
このような回路構成で、必要なパルス幅t1に対
し、電流制限抵抗器2をパルス幅t2の間トランジ
スタ5によつてシヨートし立上りの急峻な電流波
形を得ている。
このように電磁弁の開弁において、急峻な波形
が必要な理由は、電磁弁を動作させる為の保持電
流があるためで、動作前にある電流が流れ保持電
流を超えるまで開弁しないからである。この保持
電流は機械的な閉弁状態の保持力に打ち勝つて開
弁することのできない最大電流で、電磁弁は一度
開弁してしまうと逆に開弁状態を維持するには少
ない励磁状態を保つ保持電流でよく、これは第3
図の様に開弁直前の保持電流と開弁状態を続ける
保持電流にはヒステリシスが存在しているからで
ある。従つて、電磁弁を高速で駆動するために第
2図Icに示す駆動電流において、開弁直前の保持
電流Ic1を流して開弁直前の状態にしておき、こ
の状態から急峻な波形の電流Ic2を流すことと
し、開弁を早めている。しかし、この保持電流
Ic1は第1図に示すバツテリ4の電源電圧と電流
制限抵抗2によつて決まつてしまうため例えば
12Vで開弁直前になる様に電源制限抵抗2の抵抗
値をセツトすると、電源電圧が上昇した時に開弁
し、制御不可能となる欠点がある。
また、第3図に示すヒステリシスより明らかな
ように、電磁弁の開弁状態を維持するための保持
電流は小さくてよく、従つて、トランジスタ5を
オフして第2図のIcに示す保持電流Ic3のように
電流制限をしている。しかし、このような電流制
限を行なうと、トランジスタ4は非飽和状態とな
るので大きな電力を消費することになる。この状
態が第2図Bの波形のあと開弁が終了するまで続
くと、開弁時間が長い時に発熱が大きくなるの
で、この区間も第2図Bの区間と同様、電流制限
機能を停止すれば発熱は低減される。ところが、
停止すると開弁している時の保持電流が高くトラ
ンジスタ4の電流遮断時の特性が悪くなる欠点が
ある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、電源電圧などの電圧変動に関
係なく保持電流を電磁弁の電磁コイルを流れる動
作直前の保持電流に維持し、電圧変動に伴う誤動
作の防止を図つた電磁弁駆動回路の提供にある。
また、本発明の他の目的は電磁弁の作動状態維
持のための保持電流を遮断時直前のある区間だけ
電流制限して電磁弁の動作を高速化した電磁弁駆
動回路の提供にある。
〔発明の概要〕
本発明は、電磁弁の電磁コイルに流れる保持電
流を検出し動作前の保持電流を超える電流の通流
を制限することを特徴とする。
また、他の発明は、電磁弁動作のための保持電
流において、遮断動作直前の一定区間において電
磁コイルに流れる電流を制限することを特徴とす
る。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示した実施例に基づき詳
細に説明する。
第4図には本発明の電磁弁駆動回路の好適な実
施例であるエンジンの制御系統が示されている。
図において、吸入空気は、エアクリーナ2、スロ
ツトルチヤンバ4、吸気管6を通り、シリンダ8
へ供給される。シリンダ8で燃焼したガスは、シ
リンダ8から排気管10を通り、大気中へ排出さ
れる。
スロツトルチヤンバ4には、燃料を噴射するた
めのインジエクタ12が設けられており、このイ
ンジエクタ12から噴出した燃料はスロツトルチ
ヤンバ4の空気通路内で霧化され、吸入空気と混
合して混合気を形成し、この混合気は吸気管6を
通つて、吸気弁20の開弁により、シリンダ8の
燃焼室へ供給される。本発明はこのインジエクタ
12を構成する電磁弁の駆動に利用されるもので
ある。
インジエクタ12の出口近傍には絞り弁14,
16が設けられている。絞り弁14は、アクセル
ペダルと機械的に連動するように構成され、運転
者により駆動される。一方絞り弁16はダイヤフ
ラム18により駆動されるように配置され、空気
流量が小の領域で全閉状態となり、空気流量が増
大するにつれてダイヤフラム18への負圧が増大
することにより絞り弁16は開き始め、吸入抵抗
の増大を抑止する。
スロツトルチヤンバ4の絞り弁14,16の上
流に空気通路22が設けられ、この空気通路22
には熱式空気流量計を構成する電気的発熱体24
が配設され、空気流速と発熱体の伝熱量の関係か
ら定まる空気流速に応じて変化する電気信号が取
り出される。発熱体24は台気通路22内に設け
られているので、シリンダ8のバツクフアイア時
に生じる高温ガスから保護されると共に、吸入空
気中のごみなどによつて汚染されることからも保
護される。この空気通路22の出口はベンチユリ
の最狭部近傍に開口され、その入口はベンチユリ
の上流側に開口されている。
インジエクタ12に供給される燃料は、燃料タ
ンク30から、フユーエルポンプ32、フユーエ
ルダンパ34及びフイルタ36を介して燃圧レギ
ユレータ38へ供給される。一方、燃圧レギユレ
ータ38からはインジエクタ12へパイプ40を
介して加圧燃料が供給され、そのインジエクタか
ら燃料が噴射される吸気管6の圧力と上記インジ
エクタ12への燃料圧の差が常に一定になるよう
に、燃圧レギユレータ38から燃料タンク30へ
リターンパイプ42を介して燃料が戻されるよう
になつている。
吸気弁20かから吸入された混合気はピストン
50により圧縮され、点火プラグ52よるスパー
クにより燃焼し、この燃焼は運動エネルギに変換
される。シリンダ8は冷却水54により冷却さ
れ、この冷却水の温度は水温センサ56により計
測される。点火プラグ52へは点火コイル58よ
り点火タイミングに合せて高電圧が供給される。
また、図示しないクランク軸エンジンの回転に
応じて基準クランク角毎におよび一定角度(例え
ば0.5度)毎に基準角信号およびポジシヨン信号
を出すクランク角センサが設けられている。
このクランク角センサの出力、水温センサ56
の出力及び発熱体24からの電気信号は、マイク
ロコンピユータなどからなる制御回路70に入力
され、この制御回路70で演算処理された後制御
出力から出力され、この演算出力でインジエクタ
12及び点火コイル58が駆動される。
第5図Aは4気筒エンジンにおけるインジエク
タからの燃料の噴射タイミングを示したものであ
る。横軸はエンジンのクランク軸の回転角度であ
り、改気筒の吸入行程をハツチングで示してい
る。図から明らかなようにクランク角の180度毎
に吸入行程が存在し、0度〜180度の間は第1気
筒、180度〜360度の間は第3気筒、360度〜540度
の間は第4気筒、540度〜720度の間は第2気筒で
ある。
第5図Bに示す如く、クランク角の180度毎に
基準クランク角パルスを発生させ、このパルスに
基づいてインジエクタ12を開弁させ、既に計測
されたデータに基づき制御回路70で処理された
演算結果に基づきインジエクタ12の開弁時間が
決定される。このインジエクタ12の開弁時間で
ある燃料噴射時間を第5図Cに示す。
第6図には第4図に示す制御回路70の詳細ブ
ロツクが示され、図において、入力信号としては
大別すると3種類に分類できる。即ち、第1に吸
入空気量を検出するセンサ24の出力、エンジン
冷却水を検出するセンサ56の出力などから送ら
れてくるアナログ入力である。これらアナログ入
力はマルチプレクサ(以下MPXと記す)100に入
力され、時々分割的に各センサの出力がセレクト
され、アナログデイジタル変換器(ADCと記
す)102に送られる。このADC102とデイ
ジタル値に変換される。第2に、オン、オフ信号
として入力される情報であつて、これは例えば絞
り弁の全閉状態等を表わす信号θTHで、絞り弁
と連動して動作するスイツチ104から送られて
くる信号がある。これらの信号は1ビツトのデイ
ジタル信号として取り扱うことができる。
さらに第3に考えられる入力信号はパルス列と
して入力される信号で、例えば基準クランク角信
号(以下CRPと記す。)やポジシヨンパルス信号
(以下CPPと記す)があり、クランク角センサ1
06よりこれらの信号が送られてくる。CRPは
4気筒の場合、クランク角180度毎に出力され、
6気筒の場合120度毎、8気筒の場合90度毎に出
力される。CPPは例えばクランク角の0.5度毎に
出力される。
CPU108はデイジタル演算処理を行うプロ
セツシングセントラルユニツトであり、ROM1
10は制御プログラムおよび固定データを格納す
るための記憶素子であり、RAM112は読み出
しおよび書込み可能な記憶素子である。入出力イ
ンターフエイス回路114は入力信号をADC1
02およびセンサ104,106から信号を受
け、CPU108へ信号を送る。またCPU108
からの信号を信号INJやIGNとしてインジエクタ
12や点火コイル58へ送る。なお上記制御回路
70を構成する各回路および素子へ電源端子11
6より電圧が印加されているが、図面上その記載
は省略する。さらに、インジエクタ12および点
火コイル58にはそれぞれに弁を駆動するための
電磁コイルおよび電磁エネルギを蓄積するための
1次コイルが設けられ、これらコイルの一端は電
源端子116に接続され、他端に入出力インター
フエイス回路114に接続され、インジエクタ1
2や点火コイル58へ流れ込む電流が制御され
る。
本発明の電磁弁駆動回路は、以上説明したエン
ジン系統において燃料噴射装置であるインジエク
タ12を構成する電磁弁を駆動するための回路で
ある。以下、その具体的実施例について説明す
る。
第7図には、本発明の電磁弁駆動回路の好適な
実施例が示されている。図において、電源120
には電磁弁の電磁コイル122を駆動する励磁回
路124及び電流制限回路126が接続され、励
磁回路124及び電流制限回路126には前記制
御回路70の一部を構成する入出力インターフエ
イス回路114の関数発生数128が接続され、
各回路124,126は駆動制御されるようにな
つている。
励磁回路124は電磁コイル122を励磁する
ための回路で、電磁コイル122に駆動用トラン
ジスタ130及び電流制限抵抗132を直列に接
続するとともに、電流制限抵抗132の両端には
両端をシヨートするトランジスタ134を接続し
て構成されている。電流制限抵抗132は電磁コ
イル122に電磁弁駆動前の保持電流を流すため
に、その保持電流の値を設定するために挿入され
ている。従つて、トランジスタ134はこの抵抗
132による電流制限を解除して電磁コイル12
2に電磁弁駆動のための電流を流すために付加さ
れている。
電流制限回路126は、電磁コイル122の保
持電流を一定に保持するための電流制限機能と、
電磁弁遮断前即ち開弁後閉弁直前において一定区
間保持電流を制限するための電流制限機能とを併
有している。即ち、トランジスタ130のエミツ
タとアースとの間には電圧検出用の抵抗142が
挿入され、この抵抗142の高電位側には抵抗1
44を介してトランジスタ146,148が接続
されている。抵抗142は電磁コイル122の保
持電流を超える電流を検出するために挿入され、
トランジスタ146はこの検出に基づきトランジ
スタ130のコレクタ電流即ち保持電流を一定値
以下に制限するために設けられている。トランジ
スタ148は閉弁前において保持電流を一定区間
制限するために設けられている。
以上の構成において、第8図Aに示すパルスが
関数発生器128の端子Aよりトランジスタ13
0のベースに付与されると、第8図Icに示すよう
に保持電流Ic1が電磁コイル122に流れる。こ
の場合、トランジスタ134はオンしていないの
で、抵抗132によつて電流値は制限されてい
る。
この場合において、抵抗142に保持電流が流
れると電圧降下V1が発生する。この電圧降下V1
が即ち保持電流を超える電流値に相当する電圧
V2(V2>V1)に達すると、トランジスタ146の
ベース電流が抵抗144を通して流れトランジス
タ130のベース電流を分流する。この結果、ト
ランジスタ130はベース電流が不足となり、コ
レクタ電流はある値で制限され、このため、保持
電流Ic1は一定に保持される。従つて、電源12
0の電圧が変動しても電磁コイル122の保持電
流は開弁即ち駆動直前の電流値に維持することが
できる。
つぎに、関数発生器128の端子Bから第8図
Bに示すパルスBがトランジスタ134のベース
に付与されると、トランジスタ134はオンし、
電磁コイル122には第8図Icに示すIc2の急峻
な駆動電流が流れ、電磁弁は駆動される。このと
き、関数発生器128の端子Cから第8図Cに示
すパルスC1がトランジスタ148のベースに付
与され、トランジスタ148がオンされるが、こ
れは電流制限を解除して電流値を大きくするため
である。
電磁弁は一旦駆動されると、その駆動状態即ち
開弁状態を維持するためには、駆動に要する電流
より小さい電流でよいことから、トランジスタ1
34は再びオフされ、電磁コイル122には抵抗
器132を通して第8図Icに示す電流Ic3が流れ
る。そして、電磁弁の駆動遮断前即ち開弁前にお
いて、関数発生器128から第8図Cに示すパル
スC2を停止させると、トランジスタ148がオ
フし、電磁コイル122には抵抗器132、トラ
ンジスタ130、抵抗器142を介して電流が流
れるその時抵抗器144、トランジスタ146,
144を介して電流が流れる為、その電流値は第
8図Icに示す電流Ic4となり、制限されたものと
なる。従つて、このようにすれば、電磁弁の遮断
時、早い遮断特性が得られる。
つぎに、電流制限回路126の変形例を第9図
ないし第16図に基づき説明する。各図におい
て、第7図に示す回路と同一部分には同一符号を
付しその説明を省略する。
第9図に示す回路は、トランジスタ146のベ
ースに、ベースエミツタ間電圧VBEの温度補償用
のダイオード151を抵抗152を介して挿入し
たものである。このようにすれば、全温度範囲で
所定の電流値を安定できる。
第10図に示す回路は、トランジスタ130の
ベースとアース間にダイオード154,155及
びアナログスイツチ156を挿入して構成されて
いる。即ち、保持電流による抵抗142の電圧降
下V1とトランジスタ130のベースエミツタ間
の電圧VBEを加えた電圧とダイオード154,1
55の電圧が等しくなるとベース電流はダイオー
ド154,155の方へ流れ所定のコレクタ電流
に制限できる。この場合においてアナログスイツ
チ156は関数発生器128の出力信号で動作さ
れる。
この回路は電流制限について特にトランジスタ
を必要としないので安価になる利点がある。な
お、トランジスタ130がダーリントントランジ
スタの場合、ダイオードは3個必要となる。トラ
ンジスタ131はトランジスタ130の制御用ト
ランジスタであつて、この場合の回路は第7図に
示す回路とは形式が異なつており、トランジスタ
130はトランジスタ131で駆動が制御される
ようになつている。
第11図に示す回路は、第7図に示す回路のト
ランジスタ146の代用としてトランジスタ13
0の制御用トランジスタ131を代用したもの
で、抵抗142の高電位側と、トランジスタ13
1のベース間には抵抗157を介してアナログス
イツチ158が挿入されている。抵抗142の電
圧が前記した電圧降下V1に達すると、制御用ト
ランジスタ131のベースに抵抗157を通して
電流が流れトランジスタ130のベース電流を分
流するため電流制限がかかる。アナログスイツチ
158のオン、オフは関数発生器128の出力信
号を用いて行うものである。
この回路の場合には別の電流制限用のトランジ
スタをもちいることなく、制御利得の高い回路で
構成することができ安価にできる。
なお、トランジスタ131のベースに接続され
たサーシスタ159は温度補償のためのものであ
る。
第12図に示す回路は、トランジスタ130の
制御用トランジスタ131を利用し、このトラン
ジスタ131のベースコレクタ間に温度補償用の
ダイオード160抵抗161及びアナログスイツ
チ162からなる直列回路を挿入して構成したも
ので、温度補償も兼ねた簡単でかつ精度の良い回
路である。このような構成によれば、抵抗142
の電圧V1とトランジスタ130のベースエミツ
タ間の電圧VBEの和がダイオード160の順方向
電圧V1と制御用トランジスタ131のベースエ
ミツタ間VBEの和と抵抗161の電圧降下を超え
ると、制御用トランジスタ131にベース電流が
分流し電流制御ができる。この電流制限の機能は
アナログスイツチ162のオンにより行い、その
動作指令は関数発生器126からの第8図Cに示
すC2の信号波形により行うことができる。
なお、トランジスタ130がシングルトランジ
スタの場合はダイオード160は不要となる。
第13図に示す電磁弁駆動回路は、電流制限回
路126の電流検出用の抵抗142に、抵抗14
2の電圧を分割する複数の抵抗を並列に付加した
ものである。即ち、図3に示す様に電磁弁の特性
は、開弁状態の保持電流は開弁前の保持電流に比
べてヒステリシスがあり低いので、電流遮断直前
の保持電流を閉弁直前まで下げる様にすればさら
に早い閉弁状態が得られる。これを達成したの
が、第13図に示す回路である。図のように、電
流検出用の小抵抗14に並列にこの電位V1を分
割する抵抗器171,172,173を設け、電
流制限用トランジスタ146を動作させる電圧を
アナログスイツチ174,175で切り換え、そ
の信号には関数発生器128の端子D1,D2から
発生される第14図のD1,D2に示す信号を使う
様にすれば、開弁前の電流値は抵抗171,17
2の電圧Vaで決まる電流値で、また閉弁前の電
流値は抵抗171の電圧Vbで決まる電流にで
き、Va>Vbのため開弁前の電流値を大きくでき
る。従つて、この回路によればさらに早い遮断が
得られ、高速化が可能となる効果が得られる。
なお、その他の動作は第7図に示す回路と同様
であるので省略する。第14図A,B,C,Icは
第8図A,B,C,Icに対応する。
第15図はトランジスタ192〜198により
電磁弁200を制御する回路であり、I/Oイン
ターフエイス114内のA1〜H1よりなるレジス
タにCPUよりデータがセツトされるそのレジス
タA1〜D1の出力が各トランジスタを駆動する。
第16図の1に電磁弁200へ流れる電流を示
し、2〜5にレジスタA1〜D1の設定値を示す。
時間t1でレジスタのA1〜D1に0100がセツトされ
る。これによりトランジスタ196がONし、電
源より抵抗202,204、電流弁200、ト
ランジスタ196を介してバイアス電流が流れ
る。これにより電磁弁は開弁の少し手前まで励磁
される。次に時刻t2でレジスタA1〜D1に0110をセ
ツトする。これによりB1とC1のハイレベルがア
ンプ206で増幅され、トランジスタ194と1
96がONする。これにより電源よりトランジ
スタ194、電磁弁200、トランジスタ196
を介して電流が流れ、電磁弁は開弁する。時刻t3
でレジスタA1〜D1に0100の値がそれぞれセツト
され、B1のみがハイレベルとなりトランジスタ
196のみがONとなる。これにより抵抗20
2,204、トランジスタ194、電磁弁20
0、トランジスタ196を介して電流が流れる。
この値は時刻t1〜t2までの値とほとんど等しくな
るが、1度開弁すると電磁関の電気抵抗が減少
し、この値の電流でも開弁状態に保持できる。時
刻t4でレジスタA1〜D1に1001の値をセツトする。
これによりA1とD1のハイレベルの値がアンプ2
06を介してトランジスタ192と198のベー
スに加えられ、トランジスタ192,198が
ONとなり、電流はトランジスタ192、電磁弁
198を介して流れる。これにより電磁弁の電磁
エネルギが消滅し、弁に閉じる。従つて第16図
のt3の少し前より、t4の少し後まで電磁弁は開弁
する。時刻t5でレジスタA1〜D1に総て0000をセツ
トし、トランジスタ192〜198を総てOFF
にする。尚トランジスタ192と194はベース
レベルをローレベルにするとトランジスタはON
するのでレジスタA1〜D1の内A1とC1のアンプは
インバータ型のアンプを用いる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、電源電圧
の変動などにより異常電圧が付加されても常に電
磁弁の電磁コイルの保持電流が一定に維持される
ので、電磁弁の異常電圧の付加による誤動作が未
然に防止できる。
また、他の発明によれば、電磁弁の遮断動作直
前の一定区間において電磁コイルの保持電流をそ
の区間以前の保持電流より小さくを制限するの
で、励磁回路の電力消電を少なくできるととも
に、電磁弁の遮断動作が迅速化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電磁弁駆動回路を示す回路図、
第2図はその動作を示すタイムチヤート、第3図
は電磁弁のヒステリシスを示す説明図、第4図は
本発明が実施されるエンジン系統の説明図、第5
図はエンジンの動作を示すタイムチヤート、第6
図はエンジンの制御回路のブロツク図、第7図は
本発明の電磁弁駆動回路の実施例を示す回路図、
第8図はその動作を示すタイムチヤート、第9図
ないし第16図は電磁弁駆動回路の電流制限回路
の変形例を示す回路図である。 114……制御回路、122……電磁コイル、
124……励磁回路、126……電流制限回路、
128……関数発生器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 励磁によつて電磁弁を駆動する電磁コイル
    と、この電磁コイルに接続され電磁弁の作動のた
    めの急峻な励磁電流を流すとともに電磁弁の動作
    前に動作直前の保持電流を流す励磁回路とを具備
    する電磁弁駆動回路において、前記励磁回路に付
    加され前記電磁弁の動作前に電磁コイルに流れる
    保持電流を検出し、前記検出保持電流が一定値を
    超えないように制限する電流制限回路を設けたこ
    とを特徴とする電磁弁駆動回路。 2 励磁によつて電磁弁を駆動する電磁コイル
    と、この電磁コイルに接続され電磁弁の作動のた
    めの急峻な励磁電流を流すとともに電磁弁の動作
    後その動作を保持するため保持電流を流す励磁回
    路とを具備する電磁弁駆動回路において、前記励
    磁回路に接続され前記電磁弁の遮断動作の直前の
    区間までは電磁コイルにその動作を保持するに充
    分な所定の保持電流を流し、この区間以降は電磁
    コイルに流れる保持電流を前記区間以前の保持電
    流より小さく制限する電流制限回路を設けたこと
    を特徴とする電磁弁駆動回路。
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