JPS63253949A - 湿し水不要感光性平版印刷原板 - Google Patents

湿し水不要感光性平版印刷原板

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JPS63253949A
JPS63253949A JP8798287A JP8798287A JPS63253949A JP S63253949 A JPS63253949 A JP S63253949A JP 8798287 A JP8798287 A JP 8798287A JP 8798287 A JP8798287 A JP 8798287A JP S63253949 A JPS63253949 A JP S63253949A
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silicone rubber
photosensitive layer
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Yoshihiko Urabe
占部 良彦
Norimasa Aotani
青谷 能昌
Hiroshi Takahashi
弘 高橋
Nobuyuki Kita
喜多 信行
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Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は湿し水を用いないで印刷が可能な湿し水不要平
版印刷版用感光性印刷原板に関する。
〔従来技術〕
湿し水を用いないで印刷が可能な平版印刷版用感光性印
刷原板(以下、「ドラ428版」と称す。)については
過去いくつかの発明がなされている(例えば特公昭<t
<t−2JO4t2号、特公昭4t≦−/104tli
t号、特公昭!−/−/7θ//号、特公昭!q−コ6
り、23号、特開昭ja−zoo<tぶ号、特公昭!J
’−、2.27J’/号各公報参照)。
なかでもポジ型12428版としては、特公昭!4t−
2ごタコ3号、特公昭!ご一23/!0号等に開示され
ている光重合型感光材料を用いるタイプと特公昭j!−
、2.27r/号に開示されている光二量化型感光材料
を用いるタイプが一般的である。
光重合型感光層を用いるタイプでは光照射によつて、シ
リコーンゴム層と感光層間との接着力が上昇する、いわ
ゆる光接着によって画像形成せしめている。即ち、非画
像部(画像露光時の露光部分)のシリコーンゴム層を感
光層上に光接着させ、画像部(未露光部)のシリコ−/
ゴム層のみ選択的に除去する方法によシ製版が行なわれ
るため非常にマイルドな現像液で十分現像が可能であシ
、比較的現像のされにくいハイライト部の画像再現性に
於てすぐれている。しかし光によシリコーンゴム層を感
光層上に接着させるため、光量が不足しがちなシャド一
部の画像形成に対しては不利で、十分な光接着が得られ
ない。そのためシャド一部の画像がくずれやすいという
欠点を有している。
また画像露光時の温度あるいは露光後から現像までの放
置時間によシ焼き度(グレースケール焼付は段数)が大
きく変動するという欠点を有しており、このことは特に
殖版機による多面付けや焼きだめをするなどの場合に問
題である。
他方光二量化型感光層を用いるタイプは光重合型感光層
の場合と異なり、十分な光接着が得られないためシリコ
ーンゴム層中に接着助剤として感光層、シリコーンゴム
層と反応性を示すシランカップリング剤等をあらかじめ
添加しておきシリコーンゴム層、感光層間の接着が強め
られている。
このため、通常感光層の溶解性の差を利用した製版法、
即ち非画像部(露光部)感光層およびその層上のシリコ
ーンゴム層をインキ反抗層として残し画像部(非露光部
)感光層を溶解しその上のシリコーンゴム層をも同時に
除去し画像部とする製版法が実施されている。このよう
にして得られた印刷版は、ハイライト部からシャド一部
まで優れた画像再現性を有している。しかも、このタイ
プの12428版は画像露光時の温度や、画像露光露光
から現像までの経過時間による焼度の変動がなく安定し
た製版ができるという特徴を有している。しかしながら
光二量化型感光層だ用いられる光二量化量感光性樹脂は
感光基である芳香族環と共役する二重結合を有するため
一般に分子間力の強い硬いポリマーであシ溶剤に対する
溶解性が低く、これを溶解することによって現像する製
版法を実現するためには溶剤作用の強い有機溶剤を多量
に含有する強い現像液を使用しなければならないという
欠点があった。
〔本発明が解決しようとしている問題点〕従って本発明
の目的は、感度変動が少なく画像再現性にすぐれ、且つ
比較的マイルドな現像液で処理可能な12428版を提
供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者等は、上記のような技術の現状に鑑み鋭意研究
の結果、支持体上に感光層、シリコーンゴム層の順に積
層して々る湿し水不要感光性平版印刷原板の感光層に少
くとも下記一般式〔l〕で表わされるモノマーを構成成
分とするホモポリマーあるいはコポリマーを含有させる
ことにより焼付時の環境による感度変動が少く比較的マ
イルドな現像液で処理可能なしかも画像再現性のすぐれ
た12428版が得られるととを見出した。
CH2=CR 奮 (式中のRは水素原子又はメチル基を表わしRls R
2、R3、R4及びR5はそれぞれ水素原子、ハロゲン
原子、アルキル基、アルコキシ基、シアン基、カルボキ
シル基から選ばれた基であシ、ZI/i酸素、硫黄、−
NH−又は−NR/−(R’はアルキル基を表わす)か
ら選ばれる。)すなわち本発明は、支持体上に、感光層
、シリコーンゴム層の順に積層してなる湿し水不要平版
印刷原板に於て、該感光層が少なくとも下記一般式〔I
〕で表わされるモノマーを構成成分とするホモポリマー
あるいはコポリマー、および増感剤を含有することを特
徴とする湿し水不要感光性平版印刷原板である。
以下、本発明の12428版について、詳しく説明する
〔支持体〕
本発明のドラ428版に使用される支持体は通常の印刷
機にセット出来る程度のたわみ性と、印刷時にかかる荷
重に耐えうるものでなければならない。従って、代表的
な支持体としては、コート紙、アルミニウム板のような
金属板あるいはポリエチレンテレフタレートのようなプ
ラスチックフィルム、ゴムあるいはそれ等の複合基板な
どをあげることが出来る。これ等の支持体の表面には、
後述の感光層を均一に塗布できるようにするため、及び
その他の目的でさらにプライマ一層などを必要に応じて
設けることができる。
プライマ一層としては、特開昭tO−22り037号に
記載されるような、種々の感光性ポリマーを塗布し、暴
光して硬化せしめたもの、特公昭d/−Jlコ/り号、
特開昭62−!0760号r開示されるようなエポキシ
樹脂を熱硬化せしめたもの、更に特願昭67−λ♂//
りなに開示されているようなゼラチン層を硬膜せしめた
もの等が使用される。またこれらのプライマ一層にはハ
レーション防止及びその他の目的で染料等の添加剤を含
有させることもできる。
〔感光層〕
本発明において使用する感光層は、 (A)  下記一般式(1)で表わされるモノマーを構
成成分とするホモポリマーあるいはコポリマー CH2=CH 式5 (式中のRは水素原子又はメチル基を表わし81% R
2、R3、R4及びR5はそれぞれ水素原子、ハロゲン
原子、アルキル基、アルコキシ基、シアン基、カルボキ
シル基から選ばれた基であり、zは酸素、硫黄、−NH
−41d−NR’−(R/はアルキル基を表わす)から
選ばれる。)及び (B)  増感剤から成ることを特徴とするもので、必
要に応じて (C)  少なくとも2個の光重合可能なエチレン性不
飽和二重結合を有するモノマーまたはオリゴマーを含ま
せても良い。
本発明で使用される(A)のポリマーは、上記一般式C
I)で表わされるモノマーのホモポリマーあるいは種々
のエチレン性不飽和基を有するモノマーとの共重合体で
、一般式〔I〕で表わされるモノマー中のR1からR4
及びR5の置換基は下記のようなものが挙げられる。
ハロゲン原子の具体例としては、α、Br、Iなどが挙
げられる。アルキル基は、直鎖、分岐、又は環状であっ
てもよく、メチル基、n−プロピル基、1so−プロピ
ル基、jert−ブチル基などが挙げられ、炭素数/〜
7のものが好ましい。
アルコキシ基としてはメトキシ基、エトキシ基、プロポ
キシ基などが挙げられ炭素数/〜7のものが好ましい。
〔I〕で示されるモノマーけ、下記一般式〔I−a)で
示される不飽和基を有するアルコール、アミン、チオー
ルと不飽和カルボン酸、好ましくはアクリル酸又はメタ
クリル酸との縮合反応にょシ合成される。
(式中、R1−R4及びR5は一般式〔■〕の場合と同
義であシ、Yは一0H1−8H1−NH2、−NHR(
R’はアルキル基)又はハロゲン原子を示す。) 前記一般式[1−JL)で示される代表的な化合物ti
、71フルアルコール、λ−メチルアリルアルコール、
クロチルアルコール、3−クロル−2−プロはンー/−
オール、/−シクロヘキシル−2−プロペン−/−オー
ル、/−カルボキシ−2−プロはンー/−オール、/−
シアノーコーフロはンー/−オール、コーエトキシー2
−プロペンー/−オール、/−メチル−3−カルボキシ
−コープロイン−/−オール、3−カルボキシ−λ−プ
ロインー/−オール、3−クロム−3−カルボキシーー
ープロはンー/−オール、/−カルボキシ−3−クロル
−3−メチル−一−プロはンー7−オール、/−カルボ
キシ−3−メチルーコープロベンー/−オール、/−シ
アノ−3−メチルーコープロにンー/−オール、3−プ
トキシーコープロハ/−/−オール、3−シクロベンチ
ルー2−プロはンー/−オール、3−クロローコーフロ
はンー7−オール、3−プロモー2−プロペン−/−オ
ール、コーメチルー3−プロムーコープロベン−/−オ
ール、コークコル−2−プロはンー/−オール、コーブ
ロム−コーフロベンー/−オール、コー力ルボキシー2
−プロはンー/−オール、コープロム−3,3−ジフル
オローコープロはンー/−オール等が挙げられる。また
上記具体例に於いて、7位のアルコールをチオアルコー
ルやアミン、ハロゲンで置き換えた化合物ももちろん使
用できる。
ポリマー(A)I/i少なくとも〔I〕で示される不飽
和基を有するモノマーよりなるホモポリマーあるいは種
々のモノマーとのコポリマーである。
共重合するモノマーとしては例えば、(メタ)アクリル
酸、(メタ)アクリル酸アルキル、(メタ)アクリル酸
ベンジル、(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキシエチル
、アクリロニトリル、スチレン、酢酸ビニル、塩化ビニ
リデン、塩化ビニル、ブタジェン、エチレン、ビニルエ
ーテル、N−メチロールアクリルアミド、アクロレイン
などが挙げられる。
ポリマー(A)中の共重合成分の好ましい範囲は共重合
モル比で3〜30%で、またポリマー(A)の分子量は
/万〜!O万の範囲が好ましい。
あまり共重合成分が多く々ると感光物の感度低下をもた
らす。また(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキシエチル
のような水酸基を持つモノマーを共重合させることによ
りシリコーンゴム層との接着を向上させることができる
成分(B)の増感剤は米国特許第2.jt7゜6g1号
、米国特許第コ、3ご7.ご70号各側細書に記載され
ているα−カルボニル化合物、米国特許第2,44t♂
、?2♂号明細書に記載されているアシロインエーテル
、米国特許第コ、2.22.612号明細書に記載され
ているα−炭化水素で置換された芳香族アシロイン化合
物、米国特許第3.04を乙、727号、米国特許第2
.9よ/、767号明細書に記載されている多核キノン
化合物、米国特許第3.!eり、362号明細書に記載
されているトリアリールイミダゾールダイマー/p−ア
ミノフェニルケトンの組合せ米国特許第9.λ3り、♂
−10号明細書に記載されているトリハロメチル−5−
)リアジン系化合物、米国特許第3,76/、、2!り
号明細書に記載されでいるアクリジン及びフェナジン化
合物、米国特許第1.t、2/2,920号明細書に記
載されているオキサジアゾール化合物等があげられる。
成分(B)の使用量は全組成に対して約0.j〜ノ!重
i−チ、より好ましくは2〜/θ重量%が適当である。
必要に応じて使用される成分(C)の不飽和モノマーは
、少なくとも7つの付加重合性不飽和基を有する化合物
が有用であるが、特に望ましいものけ多価アルコールの
ジー又はポリ(メタ)アクリレートであり、エチレング
リコールジメタアクリレート、ポリエチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、トリメチロールエタントリ(
メタ)アクリレート、トリメチロールプロノにントリ(
メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メ
タ)アクリレート、ジはメタエリスリトールインタ(メ
タ)アクリレート、ジはメタエリスリトールヘキサ(メ
タ)アクリレート等が挙げられる。以上の他に更に熱重
合防止剤を加えておくことが好ましい。また場合によっ
ては感光層の着色を目的として染料もしくは顔料、ある
いは焼き出し剤としてpH指示薬等を添加することもで
きる。
以上説明したような感光層の厚さは、画像露光後の現像
工程で画像部の感光層およびシリコーンゴム層を除く製
版法の場合には可能な限り薄いことが好ましいが一般的
な目安としては/、!μ以下、特に0./〜/μの範囲
から選ばれることが望ましい。
〔シリコーンゴム層〕
本発明に用いるシリコーンゴム層は、次のようなくり返
し単位を有する分子量数千〜数十刃の線状有機ポリシロ
キサンを主成分とする。
ここでRは炭素数/〜10のアルキル基あるいはフェニ
ル基であるが、Rの10%以上がメチル基であるものが
好ましい。このような線状有機ポリシロキサンは、反応
性の架橋剤を添加して架橋シリコーンゴムとするのが一
般的である。いわゆる室温(低温)硬化型シリコーンゴ
ムに使われる架橋剤としては、珪素原子に結合した一価
の有機基を有するかまたは有しないアセトキシシラン、
ケトオキシムシラン、アミノキシシラン、アミドシラン
、アルコキシシラン、ヒドロキシシラy等のシランや、
これ等の低重合度縮合物であるシロキサン類、オルガノ
ーノ・イドロジエンボリシロキサン等がある。また感光
層/シリコーンゴム層の接着力を向上させ、長期間経時
後も層間接着力の低下を防ぐべくアリルイソシアヌレー
ト基を有する反応性シラン化合物、アミノアルキル基を
有する反応性シラン化合物、等をシリコーンゴム組成物
中に添加する場合もある。
シリコーンゴム層中に含まれる上記反応性架橋剤および
/または反応性シラン化合物の添加量は、好ましくはθ
、OS〜70%、より好ましくは0゜7〜j%が選ばれ
る。またこれら接着成分同志を混合して用いることも出
来る。
またシリコーンゴム層には、更に触媒として少量の有機
スズ化合物等が添加されるのが一般的である。
シリコーンゴム層の厚さは調子再現性の点からはできる
限シ薄い方がよくまた耐刷性、印刷汚れの点からはある
程度の厚さを必要とするので通常0、!〜10μ程度が
適当であり、/、0〜3゜Qμが望ましい。
〔保護層〕
更に本発明のドラ428版のシリコーンゴム層の上には
必要に応じてプラスチックのフィルム等を保護膜として
設けてよい。適当なプラスチックフィルムにはポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニ
リデン、ポリビニルアルコール、ポリエチレンテレフタ
レート、セロファンなどが含まれる。
〔製版方法〕
本発明によるドラ428版は透明原画を通して活性光線
により露光されたのち画像部の感光層を溶解あるいは膨
潤しうる現像液、あるいはシリコーンラバ一層を膨潤し
うる現像液で現像される。
この場合、画像部の感光層およびその上のシリコーンゴ
ム層が除去される場合と画像部のシリコーンゴム層のみ
が除去される場合がちシこれは現像液の強さ又は種類に
よって制御することができる。
〔現像液〕
本発明において用いられる現像液としては、ドラ428
版の現像液として公知のものが使用できる。たとえば脂
肪族炭化水素類(ヘキサン、ヘプタン、“アイソ/l!
E、H,G”(エッソ化学製脂肪族炭化水素類の商標名
)あるいはガソリン、灯油など)、芳香族炭化水素類(
トルエン、キシレンなど)、あるいはノ・ロゲン化炭化
水素(トリクレンなど)に下記の極性溶媒を添加したも
のが好適である。
アルコール類(メタノール、エタノールなど)エーテル
類(メチルセロソルブ、エチルセロンルプ、ブチルセロ
ソルブ、メチルカルピトール、エチルカルピトール、ブ
チルカルピトール、ジオキサンなど) ケトン類(アセトン、メチルエチルケトンなど)エステ
ル類(酢酸エチル、メチルセロソルブアセテート、セロ
ソルブアセテート、カルピトールアセテートなど) また上記有機溶剤系現像液に水を添加したり、上記有機
溶剤を活性剤等を用いて水に可溶化したものを現像液と
して使用することが出来る。
またクリスタルバイオレット、アストラゾンレッドなど
の染料を現像液に加えて現像と同時に画像部の染色化を
行危うことが出来る。
現像は、例えば上記のような現像液を含む現像用ノミラ
ドでこすったシ、現像液を版面に注いだ後に現像ブラシ
でこするなど、公知の方法で行なうことが出来る。これ
により画像部のシリコーンゴ 。
ム層と感光層が除かれ、支持体またはプライマ一層の表
面が露出し、その部分がインク受容部となるか、あるい
は画像部のシリコーンゴム層のみが除かれ感光層が露出
しその部分がインク受容部となる。
〔発明の効果〕
本発明による湿し水不要感光性平版印刷原板は、支持体
上に感光層、シリコーンゴム層の順に積層してなる層構
成を有し該感光層中に少くとも上記一般式〔l)で表わ
されるモノマーを構成成分とするホモポリマーあるいは
コポリマーを含有させることにより焼付時の環境による
感度変動が少なく比較的マイルドな現像液で処理が可能
であり、しかも画像再現性のすぐれた湿し水不要平版印
刷版が得られるドラ428版が得られる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例によシ詳しく説明する。
実施例/ 通常の方法で脱脂したスムースアルミニウム板上に乾燥
重量で/、Og/rn2となるように下記のプライマ一
層用組成物を塗布し、/θ0°C,2分間加熱し、乾燥
硬膜させた。
写真用ゼラチン6/θ (新田ゼラチン■)      9を重量部グリオキザ
ール溶液(4t0チ 水溶液、和光紬薬工業■)    2重量部酢酸   
        0.003重量部純水       
     <tooo重量部上記プライマ一層を塗設し
たアルミニウム板を下記組成の染色液/分間浸漬し染色
後水洗し室温で乾燥させた。
7重量部 純水            2000重量部上記染色
したプライマ一層を塗設したアルミニウム板上に下記感
光性組成物を乾燥重量で/g/m2になるよう塗布し乾
燥した。
アリルメタクリレートとβ−ヒ ドロキシエチルメタクリレ− トとのり二1モル比共重合体 (平均分子量:約<to 、 o。
θ)             デq重量部コー(q−
スチリルフェニル) −Q、乙−ビスートリクc7er メチル−8−トリアジン     乙重量部プロピレン
グリコールモノメチ ルエーテルアセテート   1100重量部メチルエチ
ルケトン     //θo重’部次に上記感光層上に
下記のシリコーンゴム組成物を乾燥重量でコ、θg/ 
m2になるよう塗布し、乾燥し、シリコーンゴム硬化層
を得た。
両末端に水酸基を有するジメチ ルポリシロキサン(平均分子 量600,000)     100重量部両末端にト
リメチルシリル基を 有するメチルハイドロジエン ポリシロキサン(平均分子量 一9j0θ)         3.1重量部トリメト
キシシリルプロピル− 3、!−ジアリルイソシアヌ レート             3.3重量部ジブチ
ル錫ジオクタノエート  3.3重量部アイソパーG (EXXON化学社製)    5ooo重量部上記の
ようにして得られたシリコーンゴム層の表面に厚さ7.
2μの片面マット化ポリプロピレンフィルムをラミネー
トシ、ドラ428版を得た。
このドラ428版にポジフィルムを重ね真空密着させヌ
アーク社製FT、z、<VUDNS  ウルトラ プラ
ス フリップ トップ プレート ター・カー(ULT
RA−PLUS  FLIP−TOP  PLATEM
AKER)により30カウント露光したのちラミネート
フィルムを剥離し、アイソパーH(EXXON化学社製
)90重量部、ジエチレングリコールモツプチルエーテ
ル7重量部、ジエチレングリコールモノエチルエーテル
3重量部およびこはく酸ジエチルfit部よりなる現像
液に7分間浸漬し、現像パッドで軽くこすったところ、
未露光部分の感光層およびシリコーンゴム層が除去され
た。このようにして印刷版全面にわたってポジフィルム
の画像を忠実に再現した湿し水不要平版印刷版が得られ
た。
この版を用いて湿し水供給装置をはずしたハイデルベル
グGTO印刷機にて東洋インキ製トーヨー キング ウ
ルトラ(TOYOKING ULTRA、)TUKアク
ヮレスG黒インキにょシ印刷した所忠実な画像再現性を
示す印刷物が得られた。
実施例コ 実施例/で用いた染色後のプライマ一層を塗設したスム
ースアルミニウム板上に下記感光性組成物を乾燥重量で
/g/m2になるよう塗布し乾燥した。
アリルメタクリレートとβ−ヒ ドロキシエチルメタクリレ− トおよびメタクリル酸の7: 2:1モル比共重合体(平均 分子量:約qθ、ooo)   99重量部コー(ター
スチリルフェニル) −<1.に−ビス−トリクロロ メチル−s−トリアジン     6重量部オリエント
オイルブルー+t03 〔オリエント化学工業■〕    コ重量部プロピレン
グリコールモノメチ ルエーテルアセテート//θO置部部 メチルエチルケトン     1100重量部次に上記
感光層上に下記のシリコーンゴム組成物を乾燥重量で2
.0g/m2になるよう塗布し、乾燥し、シリコーンゴ
ム硬化層を得た。
両末端に水酸基を有するジメチ ルポリシロキサン(平均分子 量≦00.θθ0)     700重量部メチルトリ
アセトキシシラン  3.5重量部トリメトキシシリル
プロピル− 31j−ジアリルイソシアヌ レート           3.3重量部ジプチル錫
ジオクタノエート  0.3重量部アイソパーG (E
XXON化学社 製)            2000重量部上記のよ
うにして得られたシリコーンゴム層の表面に厚さ72μ
の片面マット化ポリプロピレンフィルムをラミネートし
、ドラ428版を得た。
このドラ428版に実施例/と同様にして画像露光及び
現像処理を施したところ、印刷版全面にわたってポジフ
ィルムの画像を忠実に再現した湿し水不要平版印刷版が
得られた。この印刷版を用いて、実施例/の場合と同様
に印刷したところ、忠実に画像を再現した印刷物が得ら
れた。
実施例3 実施例/で使用したスムースアルミ板上に塗布重量で4
t、Og/m2にするように下記プライマ一層組成物を
塗布し、720°Cで!分間加熱し、乾燥硬膜させた。
エピコート10θ/(シェル化 学製のビスフェノールA系エ ポキシ樹脂 エポキシ当量q !θ〜!00)        100重量部メチルテ
トラヒドロ無水フタル 酸              36重量部、2.<7
.4−)リス(ジメチル アミノメチル)フェノール   70重置部ベンズアン
トロン         6重量部チタンホワイトCT
 I PAQUE R−タ30(5原産業)〕!重量部 メチルセロソルブアセテート  ご00重量部トルエン
           ご。0重量部−メチルエチルケ
トン      ご00重量部上記プライマ一層を塗設
したスムースアルミニウム板上に下記感光性組成物を乾
燥重量で/g/m2になるよう塗布し乾燥した。
ポリアリルメタクリレート    20重量部ジペンタ
エリスリトールヘキサ (メタ)アクリレート     30重量部コー(q−
スチリルフェニル) 一タ、乙−ビスートリクロロ メチル−S−トリアジン     6重量部プロピレン
グリコールモノメチ ルエーテルアセテート//θQ重量部 メチルエチルケトン      500重量部キシレン
           6θθ重量部次に上記感光層上
に下記のシリコーンゴム組成物を乾燥重量で2.Og/
m2になるよう塗布し、乾燥し、シリコーンゴム硬化層
を得た。
両末端に水酸基を有するジメチ ルポリシロキサン      100重量部ビニルトリ
アセトキシシラン  3.5重量部とニルトリ(メチル
エチルケト オキシム)シラン      3.!重量部ジプチル錫
ジオクタノエート  0.3重量部アイソパーG(エク
ソン化学社製) 2000重量部 上記のようにして得られたシリコーンゴム層の表面に厚
さ/コμの片面マット化ポリプロピレンフィルムをラミ
ネートし、ドラ428版を得た。
このドラ428版に実施例/と同様の画像露光及び現像
処理を施したところ印刷版全面にわたってポジフィルム
の画像を忠実に再現した湿し水不要平版印刷版が得られ
た。この印刷版を用いて実施例/の場合と同様に印刷し
たところ、画像再現性のすぐれた印刷物が得られた。
実施例q 実施例/と同様にして、但し、画像露光後ラミネー1フ
イルムヲ剥11L、ベンジルアルコール10重量部、は
レックスNBL(花王アトラス)70重量部、純水20
重量部よりなる現像液に7分間浸漬し、現像パッドで軽
くこすったところ、未露光部分の感光層およびシリコー
ンゴム層が除去された。このようにして印刷版全面にわ
たってポジフィルムΩ画像を忠実に再現した湿し水不要
平版印刷版が得られた。この印刷版を用いて実施例/の
場合と同様に印刷したところ、画像再現性にすぐれた印
刷物が得られた。
実施例! 実施例3と同様にして、但し、画像露光後ラミネートフ
ィルムを剥離し、アイソパーG(エクソン化学)に7分
間浸漬し、現像パッドで軽くこすったところ、未露光部
分のシリコーンゴム層のみが除去された。この印刷版を
用いて実施例/と同様に印刷したところ、良質の印刷物
が得られた。
比較例/ 実施例/で用いた染色後のプライマ一層を塗設したアル
ミ板上に下記感光性組成物を乾燥重量で/g/m2にな
るよう塗布し乾燥した。
p−フェニレンジアクリル酸エ ステルと/、4t−ジヒドロキ シオキシシクロヘキサンとの /:/重縮金物による感光性 不飽和ポリエステル(平均分 子量:約100.000)   10重量部/−メチル
ーコーペンゾイルメ チレンーβナフトチアゾリン 0.6重量部N−(βア
ミノエチル)アミン メチルフェネチルトリメトキ シシラン          0.<1重量部ジブチル
錫ジオクタノエー)   0.7重量部 ・メチルセロ
ソルブアセテ−)Jθθ重量部トルエン       
    ioo重量重量部上記感光層上に実施例/と同
様のシリコーンゴム硬化層を塗設した。また実施例/と
同様に画像露光したもののうち一方を実施例/と同様の
現像処理をほどこし他方を実施側修と同様の現像処理を
ほどこしたところ、前者では印刷版全面にわたってポジ
フィルムの画像を忠実に再現したが、後者では画像部と
なるべき部分のシリコーンゴム層が一部残存し、画像は
不完全にしか再現されなかった。
実施例g 実施例/で得られたドラ428版を2000と3o 0
cのプリンターの焼枠温度で画像露光し実施例/1と同
様にして現像したところ、いずれの場合も鯖刷版全面に
わたってポジフィルムの画像を。
忠実に再現した湿し水不要平版印刷版が得られた。
ま゛た双方の焼き度(グレースケール焼付は段数)を比
較すると焼枠温度コθ0Cのプレートに比べて3(70
Cのプレートの感度上昇は7段未満であった。
実施例7 実施例/で得られたドラ428版を実施例/と同様に画
像露光し、7つは直後に、もう7つは7時間後にラミネ
ートフィルムを剥離し実施例/と同様に現像したところ
いずれの場合も印刷版全面にわたってポジフィルムの画
像を忠実に再現した湿し水不要平版印刷版が得られた。
また双方の焼き度を比較すると、露光直後に現像したプ
レートに比べて露光/時間後に現像したプレートの感度
上昇は7段未満であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 支持体上に、感光層、シリコーンゴム層の順に積層して
    なる湿し水不要感光性平版印刷原板に於て、該感光層が
    少なくとも下記一般式〔 I 〕で表わされるモノマーを
    構成成分とするホモポリマーあるいはコポリマーおよび
    増感剤を含有することを特徴とする湿し水不要感光性平
    版印刷原板。 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中のRは水素原子又はメチル基を表わしR_1、R
    _2、R_3、R_4及びR_5はそれぞれ水素原子、
    ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、シアノ基、
    カルボキシル基から選ばれた基であり、Zは酸素、硫黄
    、−NH−又は−NR′−(R′はアルキル基を表わす
    )から選ばれる。)
JP8798287A 1987-04-10 1987-04-10 湿し水不要感光性平版印刷原板 Granted JPS63253949A (ja)

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DE19883811832 DE3811832C2 (de) 1987-04-10 1988-04-08 Trockene, vorsensibilisierte Platte und Verfahren zur Herstellung einer lithographischen Druckplatte

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02282257A (ja) * 1989-04-24 1990-11-19 Mitsubishi Kasei Corp 湿し水不要感光性平版印刷版
US5571658A (en) * 1994-09-07 1996-11-05 Fuji Photo Film Co., Ltd. Photosensitive plate having a photopolymerizable photosensitive layer and a silicone rubber layer for preparing a lithographic printing plate requiring no fountain solution

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02282257A (ja) * 1989-04-24 1990-11-19 Mitsubishi Kasei Corp 湿し水不要感光性平版印刷版
US5571658A (en) * 1994-09-07 1996-11-05 Fuji Photo Film Co., Ltd. Photosensitive plate having a photopolymerizable photosensitive layer and a silicone rubber layer for preparing a lithographic printing plate requiring no fountain solution

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