JPS63242780A - 自動車の車体構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車の車体構造に関する。

従来の技術 自動車のルーフ、ボディサイドは、自動軍工学全書第１
９巻自動車の製造法；昭和５５年４月２０日山海堂発行
の１７８Ｐ〜１７９Ｐの項目７・４「車体組立工程」に
記載の内容から明かなように、フロア、二／ジンコンハ
ートメント等ト共ニ、閉断面構造の各種強度部材を骨格
として、順次に各種パネル材を接合してホワイトボディ
を構成し、これを塗装工程、補装工程に順次移送して最
終的に各種の機能部品、内装部品を組付けるようにして
いる。

発明が解決しようとする問題点 ホワイトボディの組立ておよび補装工程では、それぞれ
のメイ゛ンラインにおいて前述の要領で順次に組立て作
業が行われるため、メインライ〉・が長大化してそれだ
け設備も大型化、膨大化してコスト的に不利となってし
まう。また、ルーフ、ボディサイドが予め構成されてし
１つと、！ｉ装工程でルーフ内側、ボディサイド内側お
よびフロアに各種部品を組付ける場合に、作業者がキャ
ビン内に入り込んで、あるいはボディサイドの車体開口
部より手作業で行わなければならず、多大な労力と時間
とを要してし筐う。そこで、本発明は車体の組立てはも
とより内装部品の組付けの作業性、およびこれらの組立
て９組付けの自由度を高めることができる自動車の車体
構造を提供するものである。

問題点を解決するための手段 内部機能部品を備えたルーフアッセンブリと、ルー７レ
ールのうち少くともルーフサイドレールを備えると共に
、ボディサイドガーニッシュ、内部機能部品を備えたボ
ディサイドアッセンブリとを上下方向で結合する構造で
あって、前記ルーフサイドレールの上縁フランジ部の複
数ケ所に位置決めｒｔ−形成する一方、ルーフトリムの
側縁に前記位置決め溝に係合する複数個の舌片を突設し
、ルーフトリムをボディサイドアッセンブリに対して上
方より落し込んで舌片を位置決め溝に係合すると共に、
側締部をボディサイドガーニッシュのルーフサイドレー
ルに沿って配設される部分の上縁部に衝接し、前記舌片
をルーフアッセンブリと共に前記フランジ部上に締結固
定しである。

作用 ルーフトリムは、ルーフアッセンブリをボディサイドア
ッセンブリに突合わせ結合するのに先立って、該ボディ
サイドアッセンブリに対して上方より落し込み、舌片を
ルーフサイドレールの上縁フランジの位置決め溝に係合
すると共に、側締部をボディサイドガーニッシュの上縁
に衝接させて定置される。そして、ルーフアッセンブリ
全前記上縁フランジ部上に突合わせ結合することによっ
て、核ルーフアッセンブリと共に締結される。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面と共に詳述する。

第１〜４図において、１は車体を示し、本実施例ではこ
の車体１は大きくは、ルーフアッセンブリ２と、ボディ
サイドアッセンブリ３と、フロアアッセンブリ４および
エンジンコンパートメント５とに分割し九各構成体から
なっている。ルーフアッセンブリ２はルーフパネル６に
ルーフ骨格部材のルーフボウ７を予め接合して仕上げ塗
装しであると共に、ルームランプ８等の内部機能部品を
サブアッセンブリしである。ルームランプ８のＩ・−ネ
ス９は、ルーフボウ７内に挿通してその端部よりコネク
タ９ａを引出しである。

ボディサイドアッセンブリ３は、サイドシル１０゜ルー
フサイドレール１１．フロントピラー１２゜センターピ
ラー１３．リヤビラ−１４等の骨格部材に、リヤフェン
ダ１５等の各種パネル材を予め接合して仕上げ塗装しで
ある。また、このボディサイドアッセンブリ３の内側に
はボディサイドガーニッシュ１６ｆ、予め取付けである
と共に、サンバイザー１７その他の内部機能部品をサブ
アッセンブリしである。このボディサイドガーニッシュ
乙の背部には、例えばフロントピラー１２の内側面から
ルーフサイドレール１１の内側面に沿ってハーネス１８
を予め配索してあって、その端末のコネクタ１８ａは、
前記ルーフアッセンブリ２側のハーネス９端のコネクタ
９ａに近くなる部位に配置しである。また、前記ルーフ
サイドレール１１の上縁フランジ部１１ａには、前後方
向に複数ケ所に位置決め溝１１　ｂｔ−凹設しである。

一方、前記ルーフアッセンブリ２の内側に配置されるル
ーフトリム１９の側縁には、前記位置決め溝１１ｂに係
合する複数個の舌片１１ｔ−突設しである。この舌片１
９ａにはシールラバー２０を付設してあって、前記位置
決め溝１１ｂの深さ寸法よりも厚みが大きくなるように
しである。

フロアアッセンブリ４．エンジンコンパートメント５は
、ルーフアッセンブリ２．ボディサイドアッセンブリ６
と同様に別々のラインで溶接４合して構成され、塗装工
程に移送して塗装が完了すると別々の繊装ラインに移送
される。前記フロアアッセンブリ４のフロアには各種シ
ート２１．シフトレバ−２２，リヤサスペンション２３
等のフロア機能部品がサブアッセンブリされる。また、
ＩＪ　ヤバンパー２６．リヤコンビネーションランプ２
７等は、リヤパネル２５をベースとしてサブアラセンブ
リして、フロアアッセンブリ４と別のリヤエンドアッセ
ンブリ２４として構成している。

エンジンコンパートメント５は、パワートレーンを始め
としてその補機類、ｍ製部品等のエンジンルー　ム内ｍ
能部品２８　ヤフロントサスペンション２９等が組付け
られると共に、ダッシュパネル３０にステアリングを始
めとして各種計器類、ペダル類等の内部機能部品６１が
組付けられる。本実施例では、フロントバンパー３４．
ヘッドランフ’３５゜フロントグリル３６をラジェータ
コアサポート３３をベースとしてサブアッセンブリして
、エンジンコンパートメント５と別のフロントエンドア
ッセンブリ３２として構成している。

フロントフェンダ３７．エンジンフード３８゜サイドド
ア６９．バックドア４０．フロントウィンドウパネルお
よびフロント、リヤの各オーバーヘッドガーニッシュ４
４．４５１’！、前記各アッセンブリの結合完了後に組
付けられる。

７０アアツセンブリ４とエンジンコンパートメント５は
、車体前後方向で突合わせてボルト・ナツト結合される
。ボディサイドアッセンブリ３は、フロアアッセンブリ
４．エンジンコンパートメント５に対して車幅方向で突
合わせてボルト・ナツト結合サレる。ルーフアッセンブ
リ２は、フロントルーフレーＩＬ／４２．　　リヤルー
フレール４３と共にボディサイドアッセンブリ３の上方
より突合わせてボルト・ナット４６結合されるが、この
突合わせ結合に先立って、ルーフトリム１９ｔ−ボディ
サイドアッセンブリ６に対して上方より落し込んで、舌
片１９ａｋルーフサイドレール１１の上縁フランジ部１
１ａの位置決め溝１１ｂに係合すると共に、側締部をボ
ディサイドガーニッシュ１６のルーフサイドレー／ｌ／
１１に沿って配設される部分の上縁に衝接させて定置さ
せておく。そして、ルーフアッセンブリ２をボディサイ
ドアッセンブリδ上に降下させて突合わせるが、この突
合わせの直前において、ルーフアッセンブリ２側のハー
ネス９端のコネクタ９ａと、ボディサイドアッセンブリ
６側のハーネス１８端のコネクタ１８ａとを、ルー７ト
リム１９側縁と前記上縁フランジ部１１との間の間隙を
通して接続し、その後、ルーフパネル６１ｆ：上縁フラ
ンジ部１１＆上に突合わせてボルト・ナット４６結合す
る。この結合により、ルーフトリム１９の舌片１９ａに
付設したシールラバー２０が圧縮変形して、ルーフパネ
ル６側縁と上縁フランジ部１１ａとの間に密に充填して
シール性を確保すると共に、これらルーフパネル６側縁
と上縁フランジ１１ａとの間にしっかりと固定され、か
つ、ルーフトリム１９側縁とボディサイドガーニッシュ
１６とが整合してパーティング間隙が生じるのを回避す
る。

リヤエンドアッセンブリ２４は、ボディサイドアッセン
ブリ３１．フロアアッセンブリ４に対して後方よシ突合
わせてボルト・ナツト結合される。

マタ、フロントエンドアッセンブリ３２Ｈ、エンジンコ
ンパートメント５に前方より突合わせてボルト・ナツト
結合される。

発明の効果 以上のように本発明によれば、ルーフアッセンブリとボ
ディサイドアッセンブリとを上下方向で突合わせて結合
するようにしであるため、これらルーフアッセンブリ、
ボディサイドアッセンブリを別々のラインで接合、塗装
、織製組立てでき、特にそれぞれのアッセンブリの機能
部品の組付けを自由空間で行えて作業性を一段と向上す
ることができ、ロボットによる自動組立ての完全実施化
を含めて組立ての自由度を拡大できて、大幅なコストダ
ウンに寄与することができる。また、前述のようにルー
フアッセンブリ、ボディサイドアッセンブリをサプライ
ンで構成することができるので、メインラインの短縮化
およびそれに伴う設備の小型、縮少化を実現することも
できる。そして、特にルーフ内側に配設されるルーフト
リムはルーフアッセンブリと分離して、ルーフアッセン
ブリをボディサイドアッセンブリに突合わせ結合する前
段階で、このボディサイドアッセンブリに対して上方か
ら落し込んで位置決めすると共に、ルーフサイドレール
に沿うボディサイドガーニッシュの上縁に衝接させ、そ
して、ルーフアッセンブリと共に締結固定しであるため
、ルーファッセンプリ、ボディサイドアッセンブリにそ
れぞれ多少の組付は誤差があったとしても、ルーフトリ
ムはボディサイドアッセンブリを基準にして組付けられ
るので、該ルーフトリムとボディサイドガーニッシュと
の整合性を高められ、特に目立ち易いルーフサイドレー
ル周りでこれらルーフトリムとボディサイドガーニッシ
ュとの間にパーティング間隙が生じるのを回避できて、
車室内観１品質感を損なうこともないという実用上多大
な効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の略示的説明図、第２図は第
１図の■−■線に沿う断面図、第３図はルーフ）　ＩＪ
ムの位置決め状態を示す斜視図、第４図は車体の全体的
な斜視図である。 ２・・・ルーフアッセンブリ、３・・・ボディサイドア
ッセンブリ、８．１７・・・内部機能部品、１１・・・
ルーフサイドレール、１１ａ・・・上縁フランジ部、１
１ｂ・・・位置決め溝、１６・・・ボディサイドガーニ
ッシュ、１９・・・ルーフトリム、１９ａ・・・舌片。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）内部機能部品を備えたルーフアッセンブリと、ル
   ーフレールのうち少くともルーフサイドレールを備える
   と共に、ボディサイドガーニッシュ、内部機能部品を備
   えたボディサイドアッセンブリとを上下方向で結合する
   構造であつて、前記ルーフサイドレールの上縁フランジ
   部の複数ケ所に位置決め溝を形成する一方、ルーフトリ
   ムの側縁に前記位置決め溝に係合する複数個の舌片を突
   設し、ルーフトリムをボディサイドアッセンブリに対し
   て上方より落し込んで舌片を位置決め溝に係合すると共
   に、側締部をボディサイドガーニッシュのルーフサイド
   レールに沿つて配設される部分の上縁部に衝接し、前記
   舌片をルーフアッセンブリと共に前記フランジ部上に締
   結固定したことを特徴とする自動車の車体構造。